JPH0774532B2 - トタン葺き屋根のはぜ構造 - Google Patents

トタン葺き屋根のはぜ構造

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JPH0774532B2
JPH0774532B2 JP3224400A JP22440091A JPH0774532B2 JP H0774532 B2 JPH0774532 B2 JP H0774532B2 JP 3224400 A JP3224400 A JP 3224400A JP 22440091 A JP22440091 A JP 22440091A JP H0774532 B2 JPH0774532 B2 JP H0774532B2
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義啓 平岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトタン葺き屋根のはぜ
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるトタン葺き屋根のはぜ構造
には、実公昭57−41295号、実公昭57−412
96号等のものがある。これらのトタン葺き屋根のはぜ
の構造は、図9の(A)乃至(C)にて示すように、屋
根面上にて隣合う長尺トタン板101,及び102にお
ける一方の接合辺に沿って先端を直角に折り曲げた起立
片101aを起立形成すると共に、他方の接合辺部には
先端をコ形に折り返した返し片102aを折曲形成し、
上記返し片102a先端のコ形部の内側にコーキング材
103を盛り付けてから両片101a、102aを付き
合わせて起立片101aの先端に返し片102a先端の
コ形部を被嵌する(図8−A)。そして、上記した返し
片102の先端は(図8−B)のように内側に折り曲げ
て起立片101の先端部を挟持し、さらに(図8−C)
にて示す状態まで巻き込む様に折り曲げて構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に構成されるはぜ構造にあっては、折り返しの開口部か
ら浸透した雨水が折り返しの内部にて凍結してしまう場
合がある。この場合、折り返しの内部に浸入した雨水が
凍結して体積膨張を生じ、この為、折り返し部が開かれ
て上記コーキング材103の接着が剥されて、はぜの水
密性が破られてしまうことがある。また、上記したよう
に両片102a,102aとの間に充填されるコーキン
グ材103に限らず、はぜの接合部をシールするコーキ
ング材にあっては凹溝や複雑に屈曲する隙間など多面間
(3面以上)にわたって接着されることが多い。この場
合、トタン板が熱膨張、熱収縮して接合部に負荷力が加
わった場合などに上記したコーキング材が各接着面に固
定された状態で引き伸ばされることになり、こうなると
上記コーキング材はその変形に追従できなくなって端に
位置する接着面から剥離することがあり、これによりは
ぜの水密性が破られることもある。
【0004】本発明は、従来のトタン葺き屋根のはぜ構
造において、コーキング材による接合部のシール性接着
性を合理的に高めることにより同接合部の水密を確実に
確保することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
為に請求項1のはぜ構造は、屋根面上において隣り合っ
て葺かれる各長尺トタン板の両接合辺に沿って各々折り
曲げ片を折曲形成し、隣合う長尺トタン板同士の一方の
折り曲げ片を他方の折り曲げ片と係合させてさらに折り
曲げることにより折り曲げ片同士を被嵌状に接合し、こ
の接合部を上記長尺トタン板の接合辺同士を付き合わせ
て構成する縦凹溝内に配置し、上記両折り曲げ片による
接合部の隙間を第1コーキング材にて接着し、且つ、縦
凹溝内に第2コーキング材を充填して上記両折り曲げ片
の接合部をその第2コーキング材に埋没させたものであ
る。また、請求項2のはぜ構造は、屋根面上において隣
り合って葺かれる各長尺トタン板の両接合辺に沿って各
々折り曲げ片を折曲形成し、隣合う長尺トタン板同士の
一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片を係合することに
より両長尺トタン板の接合辺に沿う縦凹溝と該縦凹溝内
の一側面に沿う横凹溝とを構成し、且つ、一方の折り曲
げ片先端縁部を上記横凹溝内に沿わせて配置して該横凹
溝内に第1コーキング材を充填し、縦凹溝内に第2コー
キング材を充填させてなるものである。そして、上記し
たはぜ構造にあっては、縦凹溝内に充填される第2コー
キング材の底面に非接着層を設けると効果的である。
【0006】
【作用】請求項1の手段によれば、隣合う長尺トタン板
は、両接合辺に沿って折曲形成される折り曲げ片同士を
係合させてさらに折り曲げることにより相互に接合さ
れ、また、上記折り曲げ片同士による接合部は被嵌状に
呈し、隣合う長尺トタン板の接合辺に沿って構成される
縦凹溝内に配置される。そして、上記した折り曲げ片同
士による接合部の隙間は第1コーキング材により接着さ
れてシールされ、さらに、この接合部は縦凹溝内に充填
される第2コーキング材に埋没し、外部に対して二重の
シールがなされる。請求項2の手段によれば、隣合う長
尺トタン板は、両接合辺に沿って折曲形成される折り曲
げ片同士を係合させることにより、両接合辺に沿う縦凹
溝と、該縦凹溝内の一側面に沿う横凹溝が構成され、上
記した一方の折り曲げ片の先端縁部はその横凹溝内に配
置される。そして、上記横凹溝内に充填される第1コー
キング材により一方の折り曲げ片と他方の折り曲げ片と
の間に形成される隙間の開口部が埋没状にシールされ、
さらに、上記した横凹溝が縦凹溝に充填される第2コー
キング材により全面的に塞がれることにより、上記した
開口部は外部に対して二重にシールされる。また、上記
した縦凹溝内に充填される第2コーキング材の底面に非
接着層を設けることによれば、第2コーキング材は縦凹
溝において底面の接着面が剥離して対向する両側面間に
わたって接着する形となり、トタン板の伸縮等により接
合部に変形力が加わった場合、上記した第2コーキング
材は凹溝内において両側面の接着面に引かれて対向方向
にのみ引き伸ばされる。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したも
のであるから以下に記する如き効果を奏する。請求項1
のはぜ構造においては、折り曲げ片同士による接合部の
隙間を第1コーキング材により接着させると共に、該接
合部を縦凹溝に充填した第2コーキング材に埋没させた
ものであるから、雨水の浸入口となる上記接合部の隙間
を第1及び第2両コーキング材により二重にシールする
ことが出来ると同時に、特に第2のシールは接合部を縦
凹溝内に充填される第2コーキング材に埋没させて維持
するものであるからそのシール性は極めて強く確実なも
のとなる。また、上記したように第2コーキング材によ
るシールが強く且つ確実なものとなるので、両折り曲げ
片を被嵌状に接合する為に行う折り曲げ加工を簡単なも
のにしても十分なシール性を維持することが出来るよう
になり、これによりトタン葺き作業にかかる手間を低減
することができる。請求項2のはぜ構造においては、折
り曲げ片同士による接合部の隙間を横凹溝に充填した第
1コーキング材に埋没する形でシールすると共に、該横
凹溝自体を縦凹溝に充填する第2コーキング材で埋める
ことによりシールしたものであるから、雨水の浸入口と
なる上記接合部の隙間を第1及び第2両コーキング材に
より二重にシールすることができ、しかも第1及び第2
シールは共に凹溝の内部に充填したコーキング材に埋没
させる形で維持するものであるから、そのシール性は極
めて強く且つ確実なものである。また、上記したように
第1、第2両コーキング材によるシールが強く且つ確実
なものとなるので、雨水の浸入を抑止する為に折り曲げ
片同士を被嵌状に接合させなくとも十分なシール性を維
持することが出来るようになり、これにより折り曲げ片
の折り曲げ加工を低減させ、トタン葺き作業にかかる手
間を減少させることができる。さらに、請求項1又は2
のはぜ構造において縦凹溝内に充填される第2コーキン
グ材の底面に非接着層を設けることによれば、トタン板
の伸縮等により接合部に変形力が加わった場合に、上記
した第2コーキング材が凹溝内において両側面の接着面
に引かれて単純に対向方向へのみ引き伸ばされるように
なるので、接合部に加わる変形力によって生じる第2コ
ーキング材の剥離を有効に防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施を図面に基づいて説明
する。図1乃至図4は本願発明を実施したトタン葺き屋
根のはぜ構造を示しており、屋根の野地板b上に長尺ト
タン板aを隣合わせに並べて配置すると共に、それら長
尺トタン板aの両接合辺に沿って折曲形成した折り曲げ
片1及び2を係合させ、さらに折り曲げ加工を施して上
記両片1,2を被嵌状に結合することにより各長尺トタ
ン板a同士を接合部、即ち、はぜ部にて順次接合してい
る。長尺トタン板aは、図2にて示すように一方の接合
辺に沿って断面逆L字形に折曲する折り曲げ片1と、該
折り曲げ片1の外側に延出する吊り片4とを形成すると
共に、他方の接合辺に沿って上記した折り曲げ片1に上
方から被嵌するように係合させる折り曲げ片2を断面略
コ形に折曲げ形成して構成してある。また、上記した長
尺トタン板aの両折り曲げ片1,2は両接合辺に沿って
形成した段差部3a,3bの下段部分に形成し、これに
より両折り曲げ辺1,2を図3にて示すように係合させ
た状態において、これらの折り曲げ片1,2が上記段差
部3a,3bのつき合わせにより形成される縦凹溝3の
底部に配置されるように構成してある。
【0009】上記したように構成されるトタン板aを野
地板b上に順次葺く際には、一方の接合辺に延出した吊
り片4の先端部を野地板bに対して釘5止めし、次いで
折り曲げ片1の上面に第1コーキング材6となるブチル
ゴムを盛り付ける(図2)。その後、隣に葺くトタン板
aの他方の接合片に形成される折り曲げ片2を上記折り
曲げ片1の上に嵌合させる形で係合し、さらに、重なり
合った両片1,2の先端を内側に折込んで被嵌状に接合
する(図3、図4)。上記した状態において両折り曲げ
片1,2による接合部は両トタン板aの接合部に沿って
形成される縦凹溝3内における底面部にある。そして、
上記縦凹溝3内に第2コーキング材7となるシリコン樹
脂を充填し、これにより縦凹溝3内にある両折り曲げ片
1,2の接合部を第2コーキング材7に埋没させる形で
シールし、該シール面をトタン板aの表面と面一とす
る。
【0010】上記したように構成したはぜ構造によれ
ば、雨水の浸入口となる両折り曲げ片1,2間の隙間を
第1及び第2両コーキング材6,7により二重にシール
して水密性を維持するものであるが、特に第2コーキン
グ材7によるシールは両片1,2による接合部を縦凹溝
3内に充填した第2コーキング材7に埋没させる形で維
持するものであるからそのシール性は極めて強く確実な
ものにすることができる。また、上記したように第2コ
ーキング材7によるシールが強く且つ確実なものとなる
ので、両折り曲げ片1,2を被嵌状に接合する為に行う
折り曲げ加工を上記実施例のように簡単なものにしても
十分なシール性を維持することが出来るようになり、こ
れによりトタン葺き作業にかかる手間を低減することが
できる。
【0011】また、上記した第2コーキング材7を縦凹
溝3内に充填する際には、同縦凹溝3の底面部にスポン
ジシート等の弾性材か若しくは非接着材からなる剥離層
8を介在させてから第2コーキング材7を充填する。こ
れにより第2コーキング材7は縦凹溝3の底面に対して
接着されずに同縦凹溝3の両側面間にわたって接着され
ることになる。上記したように第2コーキング材7の底
面に非接着層を設けて第2コーキング材7を縦凹溝3の
両側面間に接着させることによれば、隣合うトタン板a
の熱収縮等により接合部に引っ張り負荷が加わった際
に、上記した第2コーキング材7が対向する両接着面全
面を均等に引かれて対向方向にのみ単純に引き伸ばされ
るようになるので、コーキング材を多面間(3面以上)
にわたって接着した場合のような剥離を防止でき、これ
により第2コーキング材7によるシールをより一層確実
なものにすることができる。
【0012】図5にて示したはぜ構造は、本発明はぜ構
造の別の実施例を示すもであり、垂直に起立させた一方
の折り曲げ片11に対して逆L字形に折曲形成した他方
の折り曲げ片12を係合させ、他方の折り曲げ片12の
内面に第1コーキング材16を盛り付けた後に、該折り
曲げ片12を屈曲部から内側に折り返すことにより両片
11,12を被嵌状に結合し、縦凹溝13内に第2コー
キング材17を充填して構成したものである。上記した
はぜ構造によれば、両折り曲げ片11,12を折曲形成
する行程を大幅に低減させ、トタン葺きの作業の能率を
向上することができる。図6にて示す実施例は、吊り片
24を他方の折り曲げ片22より延出させると共に、同
折り曲げ片22の先端をく形に折り曲げ、その先端部を
一方の折り曲げ片11に対して弾性的に掛着することに
より、折り曲げ片21,22の折曲行程を低減させると
同時に、両片21,22間に充填される第1コーキング
材26による密着性を向上させたものである。
【0013】図7にて示すはぜ構造は、隣合う長尺トタ
ン板aの両接合辺に折曲形成した折り曲げ片101,1
02同士を係合することにより、両トタン板aの接合辺
に沿う縦凹溝103と、該縦凹溝103内の一方の側面
に沿って横凹溝105とを構成し、上記横凹溝105と
縦凹溝103とに各々第1コーキング材106及び第2
コーキング材107を各々充填させることにより隣合う
トタン板a同士を接合するものである。トタン板aの一
方の接合辺に沿って折曲形成する折り曲げ片101は、
同トタン板aの一側辺部を裏側へ向けて断面L字形に折
り曲げると共に、その先端を垂直に立ち上げて形成して
ある。また、トタン板aの他方の接合辺に沿って形成す
る折り曲げ片102は、同トタン板aの他側辺部を折曲
げて横凹溝105の上面部を構成する折り返し部102
aを形成すると共に、その折り返し部102aの裏側を
断面L字形に折り曲げ、さらに先端部を外側に延出させ
て吊り片104を形成してある。よって、隣合うトタン
板a同士で上記したように形成した折り曲げ片101,
102をつき合わせて係合させると、両トタン板aの接
合部に沿って縦凹溝103が形成されると共に、該縦凹
溝103内の一側面に沿って横凹溝105が構成され、
さらに、上記した一方の折り曲げ片101の先端部が横
凹溝105内の起立面に沿った状態となる。即ち、両折
り曲げ片101,102間に生じる隙間の開口部が横凹
溝105内に位置することになり、このはぜ構造にあっ
ては上記横凹溝105を第1コーキング材106となる
ブチルゴムをトタン板aの表面と面一になるまで充填す
ることにより上記開口部をその第1コーキング材106
内に埋没させてシールする。次いで、縦凹溝103内に
第2コーキング材107となるシリコン樹脂を充填す
る。この際、縦凹溝103の底面部に前記したと同様に
スポンジシートや非接着材からなる非接着層108を介
在する。
【0014】上記したように接合されるはぜ構造によれ
ば、雨水の浸入口となる接合部の隙間を第1及び第2両
コーキング材106,107により二重にシールするこ
とができ、しかも各々のシールは共に凹溝103,10
5の内部に充填したコーキング材106,107に埋没
させる形で維持するものであるから、そのシール性は極
めて強く且つ確実なものとなる。また、上記したように
第1、第2両コーキング材106,107によるシール
が強く且つ確実なものとなるので、雨水の浸入を抑止す
る為に折り曲げ片同士101,102を被嵌状に接合さ
せなくとも十分なシール性を維持することが出来るよう
になり、これにより折り曲げ片101,102の折り曲
げ加工の行程を低減することができる。図8にて示すは
ぜ構造は上記したはぜ構造と基本的な構成を同じくする
が、縦凹溝203の一側面を傾斜させると共に、吊り片
204に形成した立ち上げ部の上面と一方の折り曲げ片
201の基端部裏面との間に第3コーキング材209を
充填して野地板bに対する雨水の浸入防止機能をさらに
強化したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したトタン葺き屋根の縦断面
図。
【図2】 接合前の両折り曲げ片を示す縦断面図。
【図3】 係合状態の両折り曲げ片を示す縦断面図。
【図4】 接合状態のはぜ部を示す縦断面図。
【図5】 折り曲げ形態を簡素化した折り曲げ片を示
す縦断面図。
【図6】 第1コーキング材の密着性を向上させた折
り曲げ片を示す縦断面図。
【図7】 本発明を実施したはぜ構造を示す縦断面
図。
【図8】 第3コーキング材を設けたはぜ構造を示す
縦断面図。
【図9】 従来のはぜ構造を示す縦断面図。
【符号の説明】
a・・・長尺トタン板 1・・・折り曲げ片 2・・・折り曲げ片 3・・・縦凹溝 6・・・第1コーキング材 7・・・第2コーキング材 8・・・非接着層 101・・・折り曲げ片 102・・・折り曲げ片 103・・・縦凹溝 105・・・横凹溝 106・・・第1コーキング材 107・・・第2コーキング材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根面上において隣り合って葺かれ
    る各長尺トタン板の両接合辺に沿って各々折り曲げ片を
    折曲形成し、隣合う長尺トタン板同士の一方の折り曲げ
    片を他方の折り曲げ片と係合させてさらに折り曲げるこ
    とにより折り曲げ片同士を被嵌状に接合し、この接合部
    を上記長尺トタン板の接合辺同士を付き合わせて構成す
    る縦凹溝内に配置し、上記両折り曲げ片による接合部の
    隙間を第1コーキング材にて接着し、且つ、縦凹溝内に
    第2コーキング材を充填して上記両折り曲げ片の接合部
    をその第2コーキング材に埋没させたトタン葺き屋根の
    はぜ構造。
  2. 【請求項2】 屋根面上において隣り合って葺かれ
    る各長尺トタン板の両接合辺に沿って各々折り曲げ片を
    折曲形成し、隣合う長尺トタン板同士の一方の折り曲げ
    片と他方の折り曲げ片を係合することにより両長尺トタ
    ン板の接合辺に沿う縦凹溝と該縦凹溝内の一側面に沿う
    横凹溝とを構成し、且つ、一方の折り曲げ片先端縁部を
    上記横凹溝内に沿わせて配置して該横凹溝内に第1コー
    キング材を充填し、縦凹溝内に第2コーキング材を充填
    させてなるトタン葺き屋根のはぜ構造。
  3. 【請求項3】 縦凹溝内に充填される第2コーキン
    グ材の底面に非接着層を設けた請求項1又は2記載のト
    タン葺き屋根のはぜ構造。
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