JPH0774191A - マウンタ - Google Patents

マウンタ

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JPH0774191A
JPH0774191A JP21672693A JP21672693A JPH0774191A JP H0774191 A JPH0774191 A JP H0774191A JP 21672693 A JP21672693 A JP 21672693A JP 21672693 A JP21672693 A JP 21672693A JP H0774191 A JPH0774191 A JP H0774191A
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Eiji Yanagimori
栄治 柳森
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Nichiden Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップ9の外形寸法や外形形状の差に関係な
く、所定のチップ間隔で多数個のチップ9を基板8に整
列してマウントする。 【構成】 表面に認識マーク12を設けたチップ9を用
いる。第1ポジション14で中間ステージ24上に位置
決めされたチップ9の表面を第1のTVカメラ27で撮
像し、認識マーク12のエッジEからの位置を認識部2
8で認識する。第2ポジション15で吸着ヘッド29に
吸着されたチップ9の裏面および基板8上にマウントさ
れたチップ9aの表面を上下一対の第2のTVカメラ3
3で撮像し、両者の認識マーク12の位置を認識部28
で認識し、両者の認識マーク12を位置合わせし、所定
のチップ間隔だけXYテーブル30を移動させ、チップ
9のマウント予定位置を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は密着型イメージセンサ
などに好適な基板上に多数のチップを正確に位置決めし
てマウントするマウンタに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリや複写機などOA機器の画
像入力装置に用いられる密着型イメージセンサは、図6
に示すように、長尺の回路基板1上にCCDやバイポー
ラICなどのイメージセンサの素子2を多数個直線状に
配列してマウントし、回路基板1の導体層3にワイヤボ
ンディングした後、ガラスキャップ4で気密封止したも
のである。
【0003】かかる密着型イメージセンサにおいては、
各素子2を回路基板1上に正確な間隔を保って配列する
必要があり、従来より種々の工夫がなされている。
【0004】例えば、図7は特開昭62−230048
の公報で開示された密着型イメージセンサの組立方法を
示すものである。この組立法は多数個一列状に収納する
溝5を形成した配列治具6を用い、この配列治具6の溝
5に素子2をフェイスダウンの状態に整列させて配置さ
せておき、長尺状の回路基板1の所定位置に接着剤7を
塗布したものを上記フェイスダウンして溝5の中に直列
状に収納した素子2の裏面に押圧し、接着剤6を硬化し
て組立る方法である。
【0005】この組立法は配列治具6の溝5にフェイス
ダウンの状態で収納するのみで素子2が直列状に整列し
て配置できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配列治具6を用いて素子2を整列する組立法は、整
列時にフェイス面が配列治具6の溝5の底面でこすれ、
電極面や受光膜を損傷する危険性があった。また、半導
体ウエーハから高精度のダイシング技術で切削加工して
各片状に仕上げる時、外形寸法を完全に均一に形成する
ことが困難であり、回路基板1上に配列した素子2間の
位置精度は高々±0.1mm程度のものであった。この
ため、高精細、高解像度が得られる±数μm程度の位置
精度を得ることは望めないものであった。また、多数個
の素子2を整列するとき、個々の外形寸法のバラツキが
積算される上、素子2を自動で配列治具6に整列させる
ことが難しく、自動マウントが困難なものであった。
【0007】ここで、単一素子を基板上に位置決めして
自動マウントするものは、例えば、(イ)特開平2−9
4530、(ロ)特開平1−250004、(ハ)特開
平2−283042などに開示されている。
【0008】即ち、半導体部品の自動組立技術は、素子
を供給位置からマウント位置まで移動する吸着ヘッド
と、マウント対象を撮像して配置位置や基板位置を位置
検出するテレビカメラが用いられ、検出した位置情報に
基づいて吸着ヘッドの移動量あるいはマウント位置を補
正する。
【0009】そして、上記公報(イ)は、素子の供給位
置とマウント位置の間に画像認識手段を配設し、吸着し
た素子の裏面を撮像して搬送途中の素子のずれ量を検出
するものであり、また、公報(ロ)は、マウント位置上
で吸着された素子とマウントされる基板間に両者を撮像
する画像認識手段を配設し、両者間の相対的な位置ずれ
量を検出する。また、公報(ハ)のは、素子の供給位置
とマウント位置の間に中間ステージを配置させ、この中
間ステージ上に配置した画像認識手段で位置ずれ量を検
出し、供給位置における吸着時の素子の位置ずれに対処
する。
【0010】しかしながら、上記自動組立技術は吸着ヘ
ッドやテレビカメラを含む画像認識手段を用いてマウン
ト位置の位置ずれを補正するものであり、単一素子を高
速かつ正確に位置決めして自動マウントが出来るもの
の、長尺の回路基板上に多数個の素子を所定間隔を保っ
て整列するものではなく、また、個々の外形寸法の補正
などはなし得ないものであった。
【0011】従って、本発明は上記問題点に鑑みなされ
たものであり、チップ搬送用の吸着ヘッドとテレビカメ
ラを含む画像認識手段を用いて、チップを高速に自動マ
ウントし、かつ外形寸法が異なるチップや外形形状が微
細に異なるチップを多数個配列しても個々のチップの外
形寸法のバラツキが積算されず、チップ間が正確な間隔
を保ってマウントできるマウンタを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマウンタは表面に認識マークを設けたチッ
プが用いられる。そして、回路基板上にチップを整列し
てマウントする時、マウント位置上において吸着ヘッド
に吸着されたチップと基板上にマウントされたマウント
済みのチップがテレビカメラを含む画像認識手段により
撮像されて、両チップの認識マークの位置が検出され、
これらの認識マークの位置を基準にして、吸着されたチ
ップの基板上へのマウント予定位置が設定される。即
ち、本発明のマウンタは、表面に認識マークを設けたチ
ップを吸着し、連動して水平動並びに上下動し、第1ポ
ジションから第2ポジションにチップを移動させる吸着
ヘッドと、第1ポジションのテーブル上のチップを撮像
し、チップのエッジ位置と認識マークの位置を検出する
第1のTVカメラを含む第1の画像認識手段と、第2ポ
ジションでチップがマウントされる基板を支持し、XY
方向に位置補正可能に移動するXYテーブルと、第2ポ
ジションで上方位置にある吸着ヘッドに吸着されたチッ
プの裏面からそのエッジの位置と、下方位置にあるXY
テーブル上の基板に先にマウントされたチップのエッジ
位置とその認識マークの位置とを同時に検出する第2の
TVカメラを含む第2の画像認識手段とを含み、前記第
1および第2の画像認識手段にて得られた位置情報に基
づいて、吸着されたチップの認識マークと先にマウント
されたチップの認識マークの位置を位置合わせしてXY
テーブルを制御し、吸着されたチップの基板上のマウン
ト位置を設定することを特徴としている。また、本発明
のマウンタは、前記チップはチップ表面の前記配列方向
に沿う両側に一対の認識マークが離間して配設され、前
記第1の画像認識手段でチップの一側のエッジ位置と一
側の認識マーク位置が検出され、前記第2の画像認識手
段で、吸着されたチップの一側のエッジ位置と、基板上
にマウントされたチップの他側のエッジ位置と他側の位
置を認識するマーク位置とを同時に検出し、前記第1お
よび第2の画像認識手段にて得られた位置情報に基づい
て、吸着されたチップの一側の認識マークと基板上にマ
ウントされたチップの他側の認識マークの位置を位置合
わせしてXYテーブルを制御し、吸着されたチップの基
板上のマウント位置を設定することを特徴としている。
また、本発明のマウンタは、第1ポジションのテーブル
は他のチップ供給ポジションより個別チップが位置決め
供給された中間ステージであることを特徴としている。
【0013】
【作用】マウントされたチップおよびマウント予定のチ
ップはそれぞれチップ表面に配設した認識マークの位置
が画像認識手段で検出され、検出された両チップの認識
マーク位置がマウント位置上で位置合わせされ、この位
置合わせした位置を基準としてマウント予定位置が設定
される。従って、基板上に整列してマウントされるチッ
プはそれぞれ各チップの認識マーク間が上記設定値で設
定された間隔でマウントされ、チップの外形寸法や外形
形状の差に関係なく所定間隔に設定してマウントされ
る。
【0014】また、チップ表面に認識マークを配列方向
に沿う両側に一対形成したチップはマウント時、マウン
トされるチップは一側の認識マーク位置が検出され、基
板側にマウントされたチップは他側の認識マーク位置が
検出されて両者が位置合わせされる。従って、マウント
されるチップの外形寸法が基板側にマウントされたチッ
プの外形寸法と異なるパターンのチップの場合に於いて
も、各チップの認識マーク間が所定の設定された間隔で
マウントされる。
【0015】また、第1ポジションのテーブルを他のチ
ップ供給ポジションから個々のチップが位置決めされて
供給される中間ステージに設定すると、チップ供給ポジ
ションにおける吸着時のずれの補正が出来、テレビカメ
ラによる位置認識が確実になされる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0017】図1は本発明に係るマウンタの一例を示す
概略図であり、長尺のセラミック回路基板などで構成さ
れる基板8上にCCDやバイポーラICなどのチップ9
を多数個所定間隔に位置決めしてマウントするマウンタ
10の構成を示す。
【0018】また、図2はこのマウンタ10でマウント
されるチップ9の外形を示す正面図であり、図示しない
が、多数のチップ9を縦横のパターン状に形成したウェ
ーハから前記パターンに沿って各片状にダイシングして
得られたものであり、チップ9表面のパターン11には
チップ間隔を設定する認識マーク12が配設されてい
る。
【0019】マウンタ10はチップ9を供給するチップ
供給ポジション13と、供給されたチップ9の表面を撮
像し、チップ表面の上記認識マーク12位置を検出する
第1ポジション14と、基板8上の所定位置にチップ9
をマウントする第2ポジション15とで構成されてい
る。
【0020】チップ供給ポジション13における16は
チップ供給機構であり、多数個縦横にダイシングされた
チップ9がウェーハシート17に貼られて支持されてい
る。また、18はウェーハシート17に貼られたチップ
9を位置決めするためのチップ位置決め機構であり、ウ
ェーハシート17の上方に配置されたTVカメラ19、
TVカメラ19から取込んだチップ9の位置情報を認識
する認識部20、認識部20で判断された制御信号によ
りチップ供給機構16のX−Y−θ駆動部16aを駆動
制御するモータコントロール部21とで構成されてい
る。
【0021】また、22はチップ供給ポジション13と
第1ポジション14間に配置され、ピックアップアーム
23の先端に取付けられた吸着ヘッドであり、連動して
水平動ならびに上下動して、ウェーハシート17上に位
置決めされたチップ9を吸着して第1ポジション14の
中間ステージ24上に移動する。
【0022】移動されたチップ9は中間ステージ24の
周辺四方に配置された爪25により所定位置に位置決め
される。これにより、チップ供給ポジション13におい
て、ウェーハシート17に貼られたチップ9を吸着ヘッ
ド22で吸着する際に生じるチップ9の位置ずれが修正
される。
【0023】26は中間ステージ24上に位置決めされ
たチップ9の表面画像を撮像し、チップ9のパターン1
1面に配設された認識マーク12の位置を検出するため
の第1の画像認識手段であり、中間ステージ24の上方
に配置された第1のTVカメラ27および第1のTVカ
メラ27から取込んだチップ9の位置情報を認識する認
識部28とで構成されている。即ち、認識部28は第1
のTVカメラ27により撮像さたチップ9の表面画像に
より、図2に示すように、チップ9のエッジEと認識マ
ーク12間の距離mが算出され、認識マーク12のエッ
ジEからの位置が検出される。
【0024】次に認識マーク12位置が検出されたチッ
プ9は、連動して水平動ならびに上下動する吸着ヘッド
29に吸着され、中間ステージ24から第2ポジション
15のXYテーブル30上に支持された基板8上へ移動
される。
【0025】31は吸着ヘッド29が第2ポジション1
5の上方位置にある時、吸着ヘッド29に吸着されたチ
ップ9の裏面側と、基板8上にマウントされたマウント
済みのチップ9aの表面側からその画像を取込んでチッ
プ9とチップ9aの認識マーク12と認識マーク12a
を検出するための第2の画像認識手段であり、吸着ヘッ
ド29とXYテーブル30間に移動自在に配設された上
下一対の反射手段32(32a、32b)と、これらの
反射手段32(32a、32b)で反射されたチップ9
とチップ9aの画像を撮像する上下一対の第2のTVカ
メラ33(33a、33b)及びそれらのチップ9およ
びチップ9aの位置情報を認識する認識部28とで構成
されている。
【0026】認識部28は前記第1のTVカメラ27に
より撮像さたチップ9の表面画像の位置情報と上記上下
一対の第2のTVカメラ33(33a、33b)により
撮像されたチップ9の裏面画像およびチップ9aの表面
画像の位置情報から、後述するように、チップ9の基板
8上へのマウント予定位置が算出され、その算出データ
をモータコントロール部34に与えてX−Y−θ駆動部
35を駆動制御し、XYテーブル30を所定量移動させ
て吸着ヘッド29に吸着されたチップ9を基板8上にマ
ウントする。
【0027】図3に上記認識部28における第1のTV
カメラ27および第2のTVカメラ33(33a、33
b)による位置情報からチップ9のマウント予定位置を
算出する過程を示す。
【0028】先ず、マウント予定のチップ9は第1ポジ
ション14において、第1のTVカメラ27によりその
チップ表面が撮像され、同図(イ)に示すように、チッ
プ9のエッジEと認識マーク12間の距離mが算出さ
れ、認識マーク12のエッジEからの位置が検出され
る。このチップ9は吸着ヘッド29で吸着され、第2ポ
ジション15の上方位置にある時、上側の第2のTVカ
メラ33aによりそのチップ裏面が撮像され、同図
(ロ)に示すように、チップ9のエッジEの位置が検出
される。これに第1のTVカメラ27により検出された
認識マーク12のエッジEよりの位置検出データmを取
込んで、第2ポジション15におけるマウント予定のチ
ップ9の認識マーク12の位置が、点線図示するように
検出される。
【0029】同時に、下側の第2のTVカメラ33bに
より基板8上にマウントされたマウント済みのチップ9
aの表面が撮像され、同図(ハ)に示すように、チップ
9aのエッジEaと認識マーク12a間の距離nが算出
され、第2ポジション15におけるマウント済みのチッ
プ9aの認識マーク12aのエッジEaからの位置が検
出される。
【0030】認識部28は上記両認識マーク12、12
aの位置検出データm、nに基づいて、両チップ9、9
aの認識マーク12、12aの位置が位置合わせされ、
更に、所定のチップ間隔Wだけ位置をずらせ、XYテー
ブル30を移動させることにより、チップ9のマウント
予定位置を設定する。
【0031】すると、同図(ニ)に示すように、チップ
9の認識マーク12の位置がマウント済みチップ9aの
認識マーク12aがあった位置に位置合わせされるよう
基板8が移動される。
【0032】このように設定されるチップ9はマウント
済みチップ9aと認識マーク12、12a間が設定され
たチップ間隔Wでマウントされ、ダイシングで生じる外
形寸法にかかわりなく、チップ間が正確な間隔を保って
マウントされる。
【0033】図4は上記マウンタ10でマウントされる
他のチップ例を示す。
【0034】即ち、このチップ36はチップ表面のパタ
ーン37の基板8上への配列方向に沿う両側に一対の認
識マーク38、39が離間して配設されている。
【0035】上記チップ36はマウント時、マウント予
定のチップ36は一側の認識マーク38位置pが、また
基板8上にマウントされたマウント済みのチップ36a
は他側の認識マーク39位置qが、それぞれ上記実施例
のチップ9と同様に位置検出され、検出した位置情報に
基づいて、マウント予定のチップ36がマウント済みの
チップ36aと位置合わせされ、両チップ36、36a
の認識マーク38、39間が所定間隔になるようにXY
テーブル30が制御されて、マウント位置が設定され
る。
【0036】図5は認識部28における上記チップ36
のマウント位置を算出する過程を示す。
【0037】即ち、マウント予定のチップ36は第1ポ
ジション14において、第1のTVカメラ27によって
そのチップ表面が撮像され、同図(イ)に示すように、
チップ36の一側のエッジE1 と一側の認識マーク38
間の距離pが算出され、エッジE1 よりの認識マーク3
8の位置が検出される。次に、第2ポジション15の上
方位置において、上側の第2のTVカメラ33aによっ
てそのチップ裏面が撮像され、同図(ロ)に示すよう
に、チップ36の一側のエッジE1 の位置が認識され、
これに第1のTVカメラ27により検出された認識マー
ク38のエッジE1 よりの位置検出データpを取込ん
で、点線図示するように、一側の認識マーク38の位置
が検出される。
【0038】一方、基板8上にマウントされたマウント
済みのチップ36aは下側の第2のTVカメラ33bに
よってその表面が撮像され、同図(ハ)に示すように、
チップ36aの他側のエッジE2 と他側の認識マーク3
9a間の距離qが算出され、他側の認識マーク39aの
エッジE2 よりの位置が検出される。
【0039】認識部28は上記認識マーク38、39a
の位置検出データp、qに基づいて、両チップ36、3
6aの認識マーク38、39aの位置が位置合わせさ
れ、更に、所定のチップ間隔Wだけ位置をずらせ、XY
テーブル30を移動させることにより、チップ36のマ
ウント予定位置を算出する。
【0040】すると、同図(ニ)に示すように、チップ
36の一側の認識マーク38の位置がマウント済みチッ
プ36aの他側の認識マーク39aがあった位置に位置
合わせされるよう基板8が移動し、マウント予定のチッ
プ36の一側の認識マーク38がマウント済みのチップ
36aの他側の認識マーク39aから設定のチップ間隔
Wだけ離間して配置される。
【0041】この場合、マウント予定のチップ36はマ
ウント済みのチップ36aの他側の認識マーク39a位
置に一側の認識マーク38の位置を位置合わせしてチッ
プ間隔を設定するように構成したから、マウント済みの
チップ36aの外形寸法Lと異なる外形寸法Mのチップ
36を用いても、常にチップ間隔を一定に設定してマウ
ントすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明はチップに認識マ
ークを配設し、これらの認識マークを基準にチップ間隔
を設定し、多数個のチップを基板上に整列してマウント
するように構成したから、各チップ間がチップの外形寸
法や外形形状の差に関係なく所定間隔に設定してマウン
トすることできる。このため、チップを±数μm程度の
位置精度で組立することができ、高精細、高解像度の密
着型イメージセンサを高速自動で組立ることができる。
【0043】尚、本発明は上記実施例において、チップ
表面の認識マーク位置を検出するポジション1を個別チ
ップが位置決め供給される中間ステージ上としたが、チ
ップ供給ポジションのウエーハシート上で直接検出する
こともできる。この場合、中間ステージを省略すること
ができる。また、第2の画像認識手段のTVカメラは上
下別体のTVカメラを用いたが、光学通路の反射手段を
画像切換えタイプとすることで、一体化することも可能
である。また、チップを長尺の基板上に一列状に配列し
たが、XYの2方向の平面状に配列することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマウンタの実施例を示す概略図。
【図2】図1のマウンタに適用するチップの正面図。
【図3】図2のチップを適用した図1の動作説明図。
【図4】図1のマウンタに適用する他のチップの正面
図。
【図5】図4のチップを適用した図1の動作説明図。
【図6】図1のマウンタが適用される密着型イメージセ
ンサの分解斜視図。
【図7】従来のマウンタ例を示す分解斜視図。
【符号の説明】
8 基板 9,36 チップ 10 マウンタ 11 パターン 12 認識マーク 13 チップ供給ポジション 14 第1ポジション 15 第2ポジション 16 チップ供給機構 24 中間ステージ 26 第1の画像認識手段 27 第1のTVカメラ 28 認識部 29 吸着ヘッド 30 XYテーブル 31 第2の画像認識手段 33(33a,33b)第2のTVカメラ 37 パターン 38,39 認識マーク E エッジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平および上下動して第1ポジションか
    ら第2ポジションに表面に認識マークを有するチップを
    移動させる吸着ヘッドと、 第1ポジションで前記チップのエッジと認識マークの位
    置を検出する第1の画像認識手段と、 第2ポジションで前記チップがマウントされる基板をX
    Y方向に位置補正するXYテーブルと、 第2ポジションで上方位置にある吸着ヘッドに吸着され
    た前記チップの裏面からそのエッジの位置と、下方位置
    にあるXYテーブル上の基板に先にマウントされた別の
    チップのエッジとその認識マークの位置とを検出する第
    2の画像認識手段とを具備し、 前記第1および第2の画像認識手段で得られた位置情報
    に基づいて、吸着された前記チップの認識マークと先に
    マウントされた別のチップの認識マークの位置を位置合
    わせしてXYテーブルを制御し、吸着されたチップの基
    板上のマウント位置を設定することを特徴とするマウン
    タ。
  2. 【請求項2】 水平および上下動して第1ポジションか
    ら第2ポジションに表面に認識マークを有するチップを
    移動させる吸着ヘッドと、 第1ポジションで前記チップのエッジと認識マークの位
    置を検出する第1の画像認識手段と、 第2ポジションで前記チップがマウントされる基板をX
    Y方向に位置補正するXYテーブルと、 第2ポジションで上方位置にある吸着ヘッドに吸着され
    た前記チップの裏面からそのエッジの位置と、下方位置
    にあるXYテーブル上の基板に先にマウントされた別の
    チップのエッジとその認識マークの位置とを検出する第
    2の画像認識手段とを具備し、 前記チップはチップ表面の前記配列方向に沿う両側に一
    対の認識マークが離間して配設され、前記第1の画像認
    識手段でチップの一方側のエッジと一方側の認識マーク
    の位置が検出され、前記第2の画像認識手段で、吸着さ
    れたチップの一側のエッジと、基板上にマウントされた
    チップの他側のエッジと他側の認識マークの位置とを検
    出し、 前記第1および第2の画像認識手段で得られた位置情報
    に基づいて、吸着されたチップの一方側の認識マークと
    基板上にマウントされたチップの他方側の認識マークの
    位置を位置合わせしてXYテーブルを制御し、吸着され
    たチップの基板上のマウント位置を設定することを特徴
    とするマウンタ。
  3. 【請求項3】 第1ポジションはチップ供給ポジション
    より個別チップが位置決め供給された中間ステージであ
    ることを特徴とする請求項1および請求項2記載のマウ
    ンタ。
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