JPH077407Y2 - 洗面台に於ける混合水栓の取付構造 - Google Patents
洗面台に於ける混合水栓の取付構造Info
- Publication number
- JPH077407Y2 JPH077407Y2 JP4035391U JP4035391U JPH077407Y2 JP H077407 Y2 JPH077407 Y2 JP H077407Y2 JP 4035391 U JP4035391 U JP 4035391U JP 4035391 U JP4035391 U JP 4035391U JP H077407 Y2 JPH077407 Y2 JP H077407Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouthpiece
- faucet
- insertion opening
- male screw
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、混合水栓を洗面台の
天板に取付ける固定手段の改良に関するものである。
天板に取付ける固定手段の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、流し台の天板に、該天板の上から
混合水栓を取付けるようにしたものに、実開昭６０−１
７２０８７号公報の第１図（本願図面の図６）のものが
ある。上記図６に就いて簡単に説明すると、流し台の天
板３１に予じめ穿設した取付孔３２、３２に、鍔部３３
を中心に上下に雄ねじ部３４、３４ａ及び同３４ｂを有
した短管３５、３５を天板３１の上から挿入して置き、
次に天板３１の下（即ち収納庫内）から短管３５、３５
の雄ねじ部３４ａ、３４ａに、パッキング３６及びナッ
ト３７を螺挿してナット３７と鍔部３３とによって短管
３５、３５を天板３１に取付けたのち、天板３１の上部
に突き出している短管３５、３５の雄ねじ部３４、３４
にパッキング押え３８、３８を介して混合水栓３９を取
付けていた。
混合水栓を取付けるようにしたものに、実開昭６０−１
７２０８７号公報の第１図（本願図面の図６）のものが
ある。上記図６に就いて簡単に説明すると、流し台の天
板３１に予じめ穿設した取付孔３２、３２に、鍔部３３
を中心に上下に雄ねじ部３４、３４ａ及び同３４ｂを有
した短管３５、３５を天板３１の上から挿入して置き、
次に天板３１の下（即ち収納庫内）から短管３５、３５
の雄ねじ部３４ａ、３４ａに、パッキング３６及びナッ
ト３７を螺挿してナット３７と鍔部３３とによって短管
３５、３５を天板３１に取付けたのち、天板３１の上部
に突き出している短管３５、３５の雄ねじ部３４、３４
にパッキング押え３８、３８を介して混合水栓３９を取
付けていた。
【０００３】上記のものにあっては、短管を天板に取付
けるのに従来同様に天板の下へもぐり込んで作業しなけ
ればならないので何等従来の取付作業と変りがないばか
りでなく、部品点数の多さ及びその加工工数の多さに加
え、取付作業の手数の多さなどによって却ってコスト高
になるような不都合があった。
けるのに従来同様に天板の下へもぐり込んで作業しなけ
ればならないので何等従来の取付作業と変りがないばか
りでなく、部品点数の多さ及びその加工工数の多さに加
え、取付作業の手数の多さなどによって却ってコスト高
になるような不都合があった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、洗面台の天板に予じめ穿設されている取付
孔に、混合水栓を洗面台の上部から簡単に装着できるよ
うにすることである。
する課題は、洗面台の天板に予じめ穿設されている取付
孔に、混合水栓を洗面台の上部から簡単に装着できるよ
うにすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は洗面台の天板に
予じめ穿設された取付孔に、下端の雄ねじ部に螺合した
給湯管及び給水管を挿入する混合水栓と、下部周縁にフ
ランジ部を有すると共に立上らせた挿口に雌ねじ部を有
した環体と、下部外周に雄ねじ部を刻設すると共に中央
部に前記環体の外径と対応する内径の挿口を有した押え
環と、挿口の内側に座と雌ねじ部とを設け、該雌ねじ部
の上部外にフランジ部を有した口金との組合せによる固
定手段とにより構成し、前記雄ねじ部に押え環を嵌挿し
て環体を螺着した混合水栓と、前記取付孔に上方から挿
入して固定した口金を、押え環と口金の螺着により結合
したものである。
予じめ穿設された取付孔に、下端の雄ねじ部に螺合した
給湯管及び給水管を挿入する混合水栓と、下部周縁にフ
ランジ部を有すると共に立上らせた挿口に雌ねじ部を有
した環体と、下部外周に雄ねじ部を刻設すると共に中央
部に前記環体の外径と対応する内径の挿口を有した押え
環と、挿口の内側に座と雌ねじ部とを設け、該雌ねじ部
の上部外にフランジ部を有した口金との組合せによる固
定手段とにより構成し、前記雄ねじ部に押え環を嵌挿し
て環体を螺着した混合水栓と、前記取付孔に上方から挿
入して固定した口金を、押え環と口金の螺着により結合
したものである。
【０００６】
【作 用】まづ天板の取付孔に口金を挿入して固定
し、次に混合水栓の雄ねじ部の周囲に押え環を嵌挿して
から環体を螺着し、この環体を口金の上方から挿入して
押え環と口金を螺着することで混合水栓を天板に固定す
る。
し、次に混合水栓の雄ねじ部の周囲に押え環を嵌挿して
から環体を螺着し、この環体を口金の上方から挿入して
押え環と口金を螺着することで混合水栓を天板に固定す
る。
【０００７】
【実 施 例】以下、本考案の実施例を図に基づいて詳
細に説明する。この実施例は、図１及び図３に示すよう
に口金１は、ドーナツ形を呈し後記の取付孔１２に挿入
し得る外径の環状で、上部に外向きのフランジ部２を有
すると共に内部に、雌ねじ部８及び該雌ねじ部８の下部
に内向きの座４及び挿口５とを有し、前記フランジ部２
にはボルト１１を挿通する複数個の螺孔６を穿設して前
記取付孔１２周縁に予じめ穿設した螺孔６ａと連通する
ように対応させ、別に設けた押え環７は、図２に示すよ
うに同じくドーナツ形で内側に後述する環体９の外径よ
り僅かに大き目の挿口５ａを設けると共に、該挿口５ａ
の外周には雄ねじ部８を有して前記雌ねじ部３と螺合す
るように構成し、別に設けた環体９は、図４に示すよう
に下部周縁に前記座４に支持される幅の狭いフランジ部
２ａ及び雌ねじ部３ａと挿口５ｂとを有し、この環体９
と前記口金１及び押え環７との組合せにより固定手段１
０を構成する。
細に説明する。この実施例は、図１及び図３に示すよう
に口金１は、ドーナツ形を呈し後記の取付孔１２に挿入
し得る外径の環状で、上部に外向きのフランジ部２を有
すると共に内部に、雌ねじ部８及び該雌ねじ部８の下部
に内向きの座４及び挿口５とを有し、前記フランジ部２
にはボルト１１を挿通する複数個の螺孔６を穿設して前
記取付孔１２周縁に予じめ穿設した螺孔６ａと連通する
ように対応させ、別に設けた押え環７は、図２に示すよ
うに同じくドーナツ形で内側に後述する環体９の外径よ
り僅かに大き目の挿口５ａを設けると共に、該挿口５ａ
の外周には雄ねじ部８を有して前記雌ねじ部３と螺合す
るように構成し、別に設けた環体９は、図４に示すよう
に下部周縁に前記座４に支持される幅の狭いフランジ部
２ａ及び雌ねじ部３ａと挿口５ｂとを有し、この環体９
と前記口金１及び押え環７との組合せにより固定手段１
０を構成する。
【０００８】混合水栓Ａは、図１に示すように単一のレ
バーＢと吐出管Ｃとを有して前記レバーＢの操作によ
り、一対の板弁の互いの弁口（何れも図示省略）の同時
開放又は交互開閉の対応関係によって適温の混合水、湯
又は水を供給するようにしたもので、雄ねじ部Ｄの下部
には給湯源に通じる給湯管Ｅ及び給水源に通じる給水管
Ｆをそれぞれ接続してある。前記取付孔１２は、図５に
示すように洗面台１３の収納庫１４の上部に備えた洗面
ボール１５上縁の天板１６に予じめ穿設されており、前
記洗面台１３は、上部に鏡１７及び化粧品棚１８を設け
たものである。
バーＢと吐出管Ｃとを有して前記レバーＢの操作によ
り、一対の板弁の互いの弁口（何れも図示省略）の同時
開放又は交互開閉の対応関係によって適温の混合水、湯
又は水を供給するようにしたもので、雄ねじ部Ｄの下部
には給湯源に通じる給湯管Ｅ及び給水源に通じる給水管
Ｆをそれぞれ接続してある。前記取付孔１２は、図５に
示すように洗面台１３の収納庫１４の上部に備えた洗面
ボール１５上縁の天板１６に予じめ穿設されており、前
記洗面台１３は、上部に鏡１７及び化粧品棚１８を設け
たものである。
【０００９】いま、固定手段１０を介して洗面ボール１
５の天板１６に混合水栓Ａを取付ける手順を説明する
と、口金１を図１に示すように上方から挿入したのち、
螺孔６と取付孔１２周縁の螺孔６ａとを一致させて螺孔
６からボルト１１を螺挿することで口金１を天板１６に
固定する。引続き混合水栓Ａの雄ねじ雌Ｄの周囲に押え
環７を嵌挿してから雄ねじ部Ｄに環体９を螺着し、この
環体９を口金１に上方から挿入してフランジ部２ａを口
金１の座４に載せながら押え環７の雄ねじ部８を口金１
の雌ねじ部３に螺着して混合水栓Ａを天板１６に固定さ
せる。
５の天板１６に混合水栓Ａを取付ける手順を説明する
と、口金１を図１に示すように上方から挿入したのち、
螺孔６と取付孔１２周縁の螺孔６ａとを一致させて螺孔
６からボルト１１を螺挿することで口金１を天板１６に
固定する。引続き混合水栓Ａの雄ねじ雌Ｄの周囲に押え
環７を嵌挿してから雄ねじ部Ｄに環体９を螺着し、この
環体９を口金１に上方から挿入してフランジ部２ａを口
金１の座４に載せながら押え環７の雄ねじ部８を口金１
の雌ねじ部３に螺着して混合水栓Ａを天板１６に固定さ
せる。
【００１０】
【考案の効果】この考案は、上記の構成であるから、次
の利点を有する。（１）混合水栓の雄ねじ部に、フラン
ジ部を有した環体を取付けると共に、この環体のフラン
ジ部を天板に固定した口金の座に押え環を介して挾着す
るように結合したので、洗面台の上から簡単な作業工程
によって混合水栓を天板に取付けることができる。
（２）洗面台の天板に固定手段を介して混合水栓を取付
ける際に、従来のように収納庫に半身をもぐらせた窮屈
な姿勢で短管の取付作業をするものと異なり、洗面台の
上から立ち姿勢のまま混合水栓の取付けを行なうことが
できるので、作業性が極めて良く、かつ身体的にも少し
も疲労することがない。（３）従来のものと異なり、部
品点数の減少、部品各自の加工工数の減少と相俟ち、作
業性の向上に寄与する効果は極めて大きく、ひいては洗
面台のコスト引下げの大きい要因となるなど幅広い効果
がある。
の利点を有する。（１）混合水栓の雄ねじ部に、フラン
ジ部を有した環体を取付けると共に、この環体のフラン
ジ部を天板に固定した口金の座に押え環を介して挾着す
るように結合したので、洗面台の上から簡単な作業工程
によって混合水栓を天板に取付けることができる。
（２）洗面台の天板に固定手段を介して混合水栓を取付
ける際に、従来のように収納庫に半身をもぐらせた窮屈
な姿勢で短管の取付作業をするものと異なり、洗面台の
上から立ち姿勢のまま混合水栓の取付けを行なうことが
できるので、作業性が極めて良く、かつ身体的にも少し
も疲労することがない。（３）従来のものと異なり、部
品点数の減少、部品各自の加工工数の減少と相俟ち、作
業性の向上に寄与する効果は極めて大きく、ひいては洗
面台のコスト引下げの大きい要因となるなど幅広い効果
がある。
【図１】本案固定手段をもって天板に混合水栓を固定し
た一部破断した部分的説明図である。
た一部破断した部分的説明図である。
【図２】押え環の拡大平面図である。
【図３】口金の拡大平面図である。
【図４】環体の拡大平面図である。
【図５】本案を施した洗面台の正面図である。
【図６】従来技術の説明図である。
【符号の説明】 １ 口 金 ２、２ａ フランジ部 ３、３ａ 雌ねじ部 ４ 座 ５、５ａ、５ｂ 挿 口 ７ 押え環 ８ 雄ねじ部 ９ 環 体 １０ 固定手段 １２ 取付孔 １３ 洗面台 １６ 天 板 Ａ 混合水栓 Ｄ 雄ねじ部 Ｅ 給湯管 Ｆ 給水管
Claims (1)
- 【請求項１】洗面台１３の天板１６に予じめ穿設された
取付孔１２に、下端の雄ねじ部Ｄに螺合した給湯管Ｅ及
び給水管Ｆを挿入する混合水栓Ａと、下部周縁にフラン
ジ部２ａを有すると共に立上らせた挿口５ｂに雌ねじ部
３ａを有した環体９と、下部外周に雄ねじ部８を刻設す
ると共に中央部に前記環体９の外径と対応する内径の挿
口５ａを有した押え環７と、挿口５の内側に座４と雌ね
じ部３とを設け、該雌ねじ部３の上部外にフランジ部２
を有した口金１との組合せによる固定手段１０と、によ
り構成し、前記雄ねじ部Ｄに押え環７を嵌挿して環体９
を螺着した混合水栓Ａと、前記取付孔１２に上方から挿
入して固定した口金１を、押え環７と口金１の螺着によ
り結合したことを特徴とする洗面台に於ける混合水栓の
取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4035391U JPH077407Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 洗面台に於ける混合水栓の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4035391U JPH077407Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 洗面台に於ける混合水栓の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624064U JPH0624064U (ja) | 1994-03-29 |
| JPH077407Y2 true JPH077407Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=12578270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4035391U Expired - Lifetime JPH077407Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 洗面台に於ける混合水栓の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077407Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4686802B2 (ja) * | 1999-10-26 | 2011-05-25 | 株式会社ノーリツ | 洗面化粧台用洗面器 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP4035391U patent/JPH077407Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0624064U (ja) | 1994-03-29 |
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