JPH0774026A - 雑音防止部品 - Google Patents
雑音防止部品Info
- Publication number
- JPH0774026A JPH0774026A JP5240701A JP24070193A JPH0774026A JP H0774026 A JPH0774026 A JP H0774026A JP 5240701 A JP5240701 A JP 5240701A JP 24070193 A JP24070193 A JP 24070193A JP H0774026 A JPH0774026 A JP H0774026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- electric wire
- noise
- core electric
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2心電線に簡単に装着して固定でき、2心電
線だけの場合とほぼ同様に屈曲可能な雑音防止部品を供
する。 【構成】 複数個の円筒形フェライトコア2を軸方向に
間隔をおいて配列し、可撓性に富む絶縁樹脂で一体に覆
ってコア2と同心の円筒体1を成形し、さらに、この円
筒体1の内面に複数個を一組とする複数組の突起3を一
体に形成する。
線だけの場合とほぼ同様に屈曲可能な雑音防止部品を供
する。 【構成】 複数個の円筒形フェライトコア2を軸方向に
間隔をおいて配列し、可撓性に富む絶縁樹脂で一体に覆
ってコア2と同心の円筒体1を成形し、さらに、この円
筒体1の内面に複数個を一組とする複数組の突起3を一
体に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器における2心
電線用の雑音防止部品に関する。
電線用の雑音防止部品に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器において電源線、機器間接続線
などの2心電線への雑音の侵入を防ぐために、雑音強度
に対応して1個の円筒形フェライトコアに2心電線を数
回巻き回すこと、または、分割型筒形フェライトコアを
対の箱状樹脂容器に収納したものを所要個数、2心電線
に貫通させて装着することが、従来実施されている。
などの2心電線への雑音の侵入を防ぐために、雑音強度
に対応して1個の円筒形フェライトコアに2心電線を数
回巻き回すこと、または、分割型筒形フェライトコアを
対の箱状樹脂容器に収納したものを所要個数、2心電線
に貫通させて装着することが、従来実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒形フェライトコア
に2心電線を巻き回す雑音防止対策は、電線の途中に大
きな脹らみが形成され、コアが硬く脆いので、電線の配
置と取扱いとが厄介という欠点がある。一方、容器入り
の分割型コアを装着する雑音防止対策の場合は、電線に
コアを固定することが難しく、電線の途中を脹らみが移
動する欠点があり、電線の配置に合わせてコアを固定す
る必要があった。
に2心電線を巻き回す雑音防止対策は、電線の途中に大
きな脹らみが形成され、コアが硬く脆いので、電線の配
置と取扱いとが厄介という欠点がある。一方、容器入り
の分割型コアを装着する雑音防止対策の場合は、電線に
コアを固定することが難しく、電線の途中を脹らみが移
動する欠点があり、電線の配置に合わせてコアを固定す
る必要があった。
【0004】本発明の目的は、2心電線の途中に固定で
き、かつ2心電線に似た撓やかさをもつ雑音防止部品を
提供することにある。
き、かつ2心電線に似た撓やかさをもつ雑音防止部品を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る雑音防止部
品は、複数個の筒形フェライトコアを軸方向に間隔をお
いて配列して可撓性に富む絶縁樹脂で一体に覆ってコア
と同心の筒体を成形し、さらにこの筒体の内面に複数個
を一組とする複数組の突起を一体に形成したことを特徴
とする。
品は、複数個の筒形フェライトコアを軸方向に間隔をお
いて配列して可撓性に富む絶縁樹脂で一体に覆ってコア
と同心の筒体を成形し、さらにこの筒体の内面に複数個
を一組とする複数組の突起を一体に形成したことを特徴
とする。
【0006】
【作用】円筒形フェライトコアは、貫通させた2心電線
のインピーダンスを高めて電線への雑音の侵入を抑制す
る。筒体の内面の突起は、2心電線の絶縁被膜と弾接し
て2心電線に筒体を固定し、コアとコアとの間を埋める
絶縁樹脂の部分は、筒体に可撓性を与えて2心電線と筒
体との一体の撓みを実現する。
のインピーダンスを高めて電線への雑音の侵入を抑制す
る。筒体の内面の突起は、2心電線の絶縁被膜と弾接し
て2心電線に筒体を固定し、コアとコアとの間を埋める
絶縁樹脂の部分は、筒体に可撓性を与えて2心電線と筒
体との一体の撓みを実現する。
【0007】
【実施例】一実施例の透視外観図を図1に示す。
【0008】雑音防止部品は、円筒体1に4個の短い円
筒形フェライトコア2が互いに離れて同心に埋め込まれ
たものである。
筒形フェライトコア2が互いに離れて同心に埋め込まれ
たものである。
【0009】円筒体1は、弾性をもつ絶縁樹脂材であ
り、内周面の両端部と中央部に環状に配列した4個ずつ
の突起3が一体に設けられている。図では、突起3は円
錐形であり、同じ円周状に等間隔をおいて配置されてい
る。
り、内周面の両端部と中央部に環状に配列した4個ずつ
の突起3が一体に設けられている。図では、突起3は円
錐形であり、同じ円周状に等間隔をおいて配置されてい
る。
【0010】このような構造の雑音防止部品であるか
ら、円筒体1の内径よりも若干小さい外径の2心電線4
に強制的に貫通させることが出来る。この状態を図2に
縦断面図で示す。
ら、円筒体1の内径よりも若干小さい外径の2心電線4
に強制的に貫通させることが出来る。この状態を図2に
縦断面図で示す。
【0011】図2において、突起3の先端が2心電線4
の絶縁被覆に弾接して円筒体1が2心電線4に固定され
ることが示されている。円筒体1は、円筒形フェライト
コア2以外の部分に可撓性があるので、円筒体1の部分
で円筒体1と2心電線4が一体的に挙動できる。
の絶縁被覆に弾接して円筒体1が2心電線4に固定され
ることが示されている。円筒体1は、円筒形フェライト
コア2以外の部分に可撓性があるので、円筒体1の部分
で円筒体1と2心電線4が一体的に挙動できる。
【0012】図3に、この挙動の一例を模式的に縦断面
図で示す。図3において2心電線4をゆるやかに湾曲す
ると、円筒体1が同様に湾曲している。
図で示す。図3において2心電線4をゆるやかに湾曲す
ると、円筒体1が同様に湾曲している。
【0013】実施例では、突起3が円錐形であり、腰が
強く突起自体が屈曲しにくい場合を示したが、薄い鰭状
や鞭毛状などの突起であってもよい。
強く突起自体が屈曲しにくい場合を示したが、薄い鰭状
や鞭毛状などの突起であってもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、雑音防止部品を2心電
線に簡単に装着して固定でき、当部品自体にも可撓性が
あるので、電線の途中に脹らみがあっても、2心電線だ
けの場合とほぼ同様に取扱うことができる効果があり、
またフェライトコアが全く露出しないので、コアを損傷
する惧れがなく、雑音を所期の水準に確実に抑制できる
効果がある。
線に簡単に装着して固定でき、当部品自体にも可撓性が
あるので、電線の途中に脹らみがあっても、2心電線だ
けの場合とほぼ同様に取扱うことができる効果があり、
またフェライトコアが全く露出しないので、コアを損傷
する惧れがなく、雑音を所期の水準に確実に抑制できる
効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す透視外観図である。
【図2】図1に示した部品の使用状態を示す縦断面であ
る。
る。
【図3】図2と異なる使用状態を模式的に示す縦断面図
である。
である。
1 円筒体 2 円筒形フェライトコア 3 突起 4 2心電線
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個の筒形フェライトコアを軸方向に
間隔をおいて並べて可撓性に富む絶縁樹脂に同心に埋設
して筒体を成形し、該筒体の内面に複数個を一組とする
複数組の突起を一体に形成してなる雑音防止部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240701A JPH0774026A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 雑音防止部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240701A JPH0774026A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 雑音防止部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0774026A true JPH0774026A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=17063422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5240701A Pending JPH0774026A (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 雑音防止部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0774026A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005094152A1 (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-06 | Nakata Coating Co., Ltd. | 被覆フェライト成形品および被覆フェライト成形品の製造方法 |
KR100831530B1 (ko) * | 2006-09-21 | 2008-05-22 | 가부시키가이샤 나카타 코팅 | 피복 페라이트 성형품 및 피복 페라이트 성형품의 제조방법 |
JP2012104556A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Kitagawa Ind Co Ltd | ノイズ対策部品 |
JP2013146812A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0252313U (ja) * | 1989-09-01 | 1990-04-16 | ||
JPH0482814U (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-20 | ||
JPH04369808A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 信号弁別器 |
-
1993
- 1993-08-31 JP JP5240701A patent/JPH0774026A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0252313U (ja) * | 1989-09-01 | 1990-04-16 | ||
JPH0482814U (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-20 | ||
JPH04369808A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 信号弁別器 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005094152A1 (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-06 | Nakata Coating Co., Ltd. | 被覆フェライト成形品および被覆フェライト成形品の製造方法 |
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JP2013146812A (ja) * | 2012-01-18 | 2013-08-01 | Hitachi Koki Co Ltd | 電動工具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010523 |