JP2001006440A - コア付きケーブル - Google Patents
コア付きケーブルInfo
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- JP2001006440A JP2001006440A JP11173782A JP17378299A JP2001006440A JP 2001006440 A JP2001006440 A JP 2001006440A JP 11173782 A JP11173782 A JP 11173782A JP 17378299 A JP17378299 A JP 17378299A JP 2001006440 A JP2001006440 A JP 2001006440A
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- Japan
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- cable
- core
- present
- stress
- dispersing means
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- Pending
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Abstract
可能なコア付きケーブルを提供すること。 【解決手段】コア付きケーブルにおいて、ケーブル21
が挿入されたコア20を樹脂あるいはゴムなどの弾力性
のある絶縁材によってモールドする際に、コア20の両
端部のケーブル21の周囲に応力分散手段22を同時に
成形する。本発明によれば、コア20のモールド時にコ
ア20の両端部分のケーブル21の周囲に応力分散手段
22を設けたので、簡単な構成で、ケーブル21の破損
が防止でき、金型を加工するのみで、従来と同一のケー
ブル作成工程で製造できる。
Description
関し、特に、ケーブルが破損し難いコア付きケーブルに
関するものである。
レイ装置を接続するケーブルなどの電子機器間を接続す
るケーブルには、電磁波によるノイズ防止のためにケー
ブル両端のコネクタの近傍にドーナツ状のコアが装着さ
れていた。図3は、従来のコアの装着状態を示す正面図
である。コアは例えば円筒形状で中心部に孔があり、ケ
ーブルをこの孔に通して全体を樹脂等によってモールド
していた。なお、関連する公知文献としては、例えば特
開平9−115589号公報、特開平11−7836号
公報等がある。
のケーブルを使用する場合に、例えばディスプレイ装置
の後方にスペースが無い場合には、コネクタとコアの間
において急激にケーブルが曲がって、例えばコアの端部
の部分においてケーブルに大きなストレス(応力)がか
かり、ケーブル内の電線が断線するという問題点があっ
た。本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を
解決し、簡単な構成でケーブルの破損を防止することが
可能なコア付きケーブルを提供することにある。
ブルにおいて、ケーブルが挿入されたコアを樹脂あるい
はゴムによってモールドする際に、コアの両端部のケー
ブルの周囲に応力分散手段を成形したことを特徴とす
る。本発明によれば、コアのモールド時にコアの両端部
分のケーブルの周囲に応力分散手段を設けたので、簡単
な構成で、ケーブルの破損が防止できる。
に説明する。図1は、本発明を適用したコア付きケーブ
ルの構成を示す平面図である。ケーブル21の両端には
コネクタ23が接続されており、それぞれのコネクタ2
3の近傍に例えばフェライトコアからなるノイズ防止手
段20が装着されている。2つのノイズ防止手段20の
それぞれの両端には、本発明に関する応力分散手段22
が設けられている。
図である。コア30は例えばフェライト等の磁性体から
なるノイズ防止手段20であり、このコア30をケーブ
ル21の周囲に装着することによって、ケーブル21に
コイル(インダクタンス)を挿入したものと等価な効果
を有する。従って、ケーブル21の電線に生起したパル
ス性ノイズが電子機器に侵入することを防止できる。コ
ア30はなるべく電子機器(コネクタ23)の近傍に設
けた方が効果があり、またコア30の形状はケーブル2
1になるべく接近、密着していた方が良い。
まずコア30にケーブル21を通し、その状態でプラス
ティックや合成ゴムなどの弾力性のある絶縁材の成形装
置の金型に装着する。そして、コア30の周囲のカバー
と本発明の応力分散手段22とを同時に成形する。この
ケーブル21の製造工程は従来と同一であり、工程の増
加や変更はない。使用する金型に応力分散手段22のた
めの加工を施すのみで本発明を実施可能である。
部材を間隔を置いて連結した構造を有し内側の円周はケ
ーブルと密着している。ドーナツ状部材同士は円周上の
180度異なる2カ所において連結部材によって間隔を
おいて連結され、かつ1つのドーナツ状部材の一方の側
面の連結位置と他方の側面の連結位置とは90度ずれて
いる。
所でケーブル21を曲げた場合には、応力分散手段22
の各ドーナツ状部材の側面同士が接触するまでは容易に
屈曲することができる。しかし、ある程度屈曲して、各
ドーナツ状部材の側面同士が接触すると、それ以上は屈
曲しなくなる。よって、ケーブル21内の電線31は所
定の半径以下には屈曲しなくなるので、ケーブル内の電
線の断線等の破損を防止できる。
明には下記のような変形例も考えられる。実施例におい
ては、コアのカバーと応力分散手段とを一体に成形する
例を開示したが、一体成形ではなく、例えば別に成形し
た応力分散手段22をケーブルに取り付けてもよい。応
力分散手段22の構造としては、ドーナツ状の部材を多
数連結する構成を開示したが、本発明においては公知の
任意の構造を有する応力分散手段を採用可能である。ケ
ーブルについては、電源ケーブルを始め、ディスプレイ
装置用、プリンタ用、その他の入出力装置接続用など任
意の用途のケーブルに本発明を採用可能である。また実
施例においてはケーブルの両側にコアが装着されている
が、一方のみであってもかまわない。
コア付きケーブルにおいて、ケーブルが挿入されたコア
を樹脂あるいはゴムによってモールドする際に、コアの
両端部のケーブルの周囲に応力分散手段を成形したの
で、簡単な構成でケーブルの破損が防止できるという効
果がある。また、本発明は、応力分散手段の分だけ金型
を加工すれば、ケーブルの製造工程においては、従来と
同一の工程で実施可能であるという効果もある。
す平面図である。
22…応力分散手段、23…コネクタ、30…コア、3
1…電線、
Claims (2)
- 【請求項1】ケーブルが貫通しているコアの両端部のケ
ーブルの周囲に応力分散手段を設けたことを特徴とする
コア付きケーブル。 - 【請求項2】ケーブルが挿入されたコアを樹脂あるいは
ゴムによってモールドする際に、コアの両端部のケーブ
ルの周囲に蛇腹形状の応力分散手段を一体成形したこと
を特徴とする請求項1に記載のコア付きケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173782A JP2001006440A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | コア付きケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173782A JP2001006440A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | コア付きケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001006440A true JP2001006440A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15967061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11173782A Pending JP2001006440A (ja) | 1999-06-21 | 1999-06-21 | コア付きケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001006440A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014130886A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Hitachi Metals Ltd | ワイヤハーネス |
JP2017188494A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 日立金属株式会社 | 配電部材及び磁性体コアの固定構造 |
JP2020156122A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 矢崎総業株式会社 | サージ低減装置及びワイヤハーネス |
-
1999
- 1999-06-21 JP JP11173782A patent/JP2001006440A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014130886A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Hitachi Metals Ltd | ワイヤハーネス |
JP2017188494A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 日立金属株式会社 | 配電部材及び磁性体コアの固定構造 |
JP2020156122A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 矢崎総業株式会社 | サージ低減装置及びワイヤハーネス |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20051206 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060202 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070221 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070710 |