JPH0773483B2 - ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法 - Google Patents
ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法Info
- Publication number
- JPH0773483B2 JPH0773483B2 JP62226547A JP22654787A JPH0773483B2 JP H0773483 B2 JPH0773483 B2 JP H0773483B2 JP 62226547 A JP62226547 A JP 62226547A JP 22654787 A JP22654787 A JP 22654787A JP H0773483 B2 JPH0773483 B2 JP H0773483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg white
- gel strength
- dried egg
- dried
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 235000014103 egg white Nutrition 0.000 title claims description 61
- 210000000969 egg white Anatomy 0.000 title claims description 61
- QCVGEOXPDFCNHA-UHFFFAOYSA-N 5,5-dimethyl-2,4-dioxo-1,3-oxazolidine-3-carboxamide Chemical compound CC1(C)OC(=O)N(C(N)=O)C1=O QCVGEOXPDFCNHA-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 58
- 102000002322 Egg Proteins Human genes 0.000 title claims description 58
- 108010000912 Egg Proteins Proteins 0.000 title claims description 58
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 4
- 102000004882 Lipase Human genes 0.000 claims description 10
- 108090001060 Lipase Proteins 0.000 claims description 10
- 239000004367 Lipase Substances 0.000 claims description 10
- 235000019421 lipase Nutrition 0.000 claims description 10
- 108010019160 Pancreatin Proteins 0.000 claims description 9
- 229940055695 pancreatin Drugs 0.000 claims description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 7
- 108090000790 Enzymes Proteins 0.000 description 11
- 102000004190 Enzymes Human genes 0.000 description 11
- 229940088598 enzyme Drugs 0.000 description 11
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N citric acid Chemical compound OC(=O)CC(O)(C(O)=O)CC(O)=O KRKNYBCHXYNGOX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N Ascorbic acid Chemical compound OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1O CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N 0.000 description 4
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 238000001694 spray drying Methods 0.000 description 4
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 4
- 238000004108 freeze drying Methods 0.000 description 3
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 3
- ZZZCUOFIHGPKAK-UHFFFAOYSA-N D-erythro-ascorbic acid Natural products OCC1OC(=O)C(O)=C1O ZZZCUOFIHGPKAK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 240000004808 Saccharomyces cerevisiae Species 0.000 description 2
- 235000014680 Saccharomyces cerevisiae Nutrition 0.000 description 2
- 229930003268 Vitamin C Natural products 0.000 description 2
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 2
- CVSVTCORWBXHQV-UHFFFAOYSA-N creatine Chemical compound NC(=[NH2+])N(C)CC([O-])=O CVSVTCORWBXHQV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 235000019154 vitamin C Nutrition 0.000 description 2
- 239000011718 vitamin C Substances 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 241000235003 Saccharomycopsis Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229960003624 creatine Drugs 0.000 description 1
- 239000006046 creatine Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 230000002366 lipolytic effect Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 235000013580 sausages Nutrition 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000001291 vacuum drying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法に関す
る。
る。
従来より乾燥卵白は、卵白液をスプレードライ・フリー
ズドライなどの種々の方法で乾燥して得られるものであ
り、各種食品の原料として広く使用されている。
ズドライなどの種々の方法で乾燥して得られるものであ
り、各種食品の原料として広く使用されている。
ところで、乾燥卵白は、これを水に溶解して加熱すると
ゲル化する性質を有するため、薄鉾やソーセージ等の練
製品のゲル強化材として使用されている。そして、この
ゲル強化材としての作用は、乾燥卵白のゲル強度が強け
れば強い程著じるしい傾向にある。
ゲル化する性質を有するため、薄鉾やソーセージ等の練
製品のゲル強化材として使用されている。そして、この
ゲル強化材としての作用は、乾燥卵白のゲル強度が強け
れば強い程著じるしい傾向にある。
そのため、特公昭59−53804号公報にみられるように、
8〜12%の水分量とした乾燥淡白を熱蔵したり、また、
特開昭61−152264号公報にみられるように、卵白液にビ
タミンCを添加混合し、この混合物を乾燥後熱蔵して、
ゲル強度の強い乾燥卵白を提供することが提案されてい
る。
8〜12%の水分量とした乾燥淡白を熱蔵したり、また、
特開昭61−152264号公報にみられるように、卵白液にビ
タミンCを添加混合し、この混合物を乾燥後熱蔵して、
ゲル強度の強い乾燥卵白を提供することが提案されてい
る。
しかし、上記従来法によって得られる乾燥卵白は、確か
にゲル強度は強化されているものの、ゲル強度はせいぜ
い500乃至600が限度であり、それ以上のゲル強度のもの
を得ることができなかった。
にゲル強度は強化されているものの、ゲル強度はせいぜ
い500乃至600が限度であり、それ以上のゲル強度のもの
を得ることができなかった。
ところで、練製品業界では、製品の品質向上やコストダ
ウンをはかるために、原料として用いる乾燥卵白には60
0よりさらにゲル強度の強いものを望んでいるが、未だ
そのような乾燥卵白は開発されていないのが現状であ
る。
ウンをはかるために、原料として用いる乾燥卵白には60
0よりさらにゲル強度の強いものを望んでいるが、未だ
そのような乾燥卵白は開発されていないのが現状であ
る。
本発明は、このような要望を満たすためになされたもの
であり、ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法を提供す
ることを目的とするものである。
であり、ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法を提供す
ることを目的とするものである。
本発明のゲル強度の強い乾燥卵白は、パンクレアチン及
び/又はリパーゼで処理した乾燥卵白であって、ゲル強
度が600以上であることを特徴とするものであり、その
製法は、卵白液をパンクレアチン及び/又はリパーゼで
処理した後乾燥し、而る後、得られた乾燥卵白を熱蔵す
ることを特徴とするものである。
び/又はリパーゼで処理した乾燥卵白であって、ゲル強
度が600以上であることを特徴とするものであり、その
製法は、卵白液をパンクレアチン及び/又はリパーゼで
処理した後乾燥し、而る後、得られた乾燥卵白を熱蔵す
ることを特徴とするものである。
本発明においてゲル強度とは、乾燥卵白1重量部を清水
7重量部に溶解し、これを折径57mのポリエチレン製ケ
ーシングに充填・密封したものを80℃で40分間加熱して
凝固させ、得られた凝固卵をプランシャー径8mm、上昇6
cm/分のレオメータにて測定した値(単位g)をいう。
7重量部に溶解し、これを折径57mのポリエチレン製ケ
ーシングに充填・密封したものを80℃で40分間加熱して
凝固させ、得られた凝固卵をプランシャー径8mm、上昇6
cm/分のレオメータにて測定した値(単位g)をいう。
本発明のゲル強度の強い乾燥卵白を得るには、まず、原
料の卵白液を用意する。
料の卵白液を用意する。
卵白液としては、殻付卵を割卵分離して得た生卵白のほ
か、凍結卵白を解凍したもの、乾燥卵白を水戻ししたも
の等を用いればよい。尚、後の熱蔵工程においてメイラ
ード反応が生ずるのを防止するため、予め卵白液を脱糖
処理しておくことが望ましい。
か、凍結卵白を解凍したもの、乾燥卵白を水戻ししたも
の等を用いればよい。尚、後の熱蔵工程においてメイラ
ード反応が生ずるのを防止するため、予め卵白液を脱糖
処理しておくことが望ましい。
次に、卵白液にパンクレアチン及び/又はリパーゼを添
加して酵素処理を行なう。これは、後の試験例にも示す
ようにパンクレアチンやリパーゼが他の酵素に比べゲル
強化力が高いからである。ここで用いるリパーゼとは、
動・植物、カビ類、細菌などから抽出・精製したもの脂
肪分解酵素をいう。尚酵素処理に先立ち、添加する酵素
の至適PHに卵白液を調整しておくことが望ましい。酵素
の添加量は卵白液に対して0.001〜1.0%(重量%をい
う、以下同じ)がよく、また、酵素処理は20〜50℃で1
〜48時間行うとよい。
加して酵素処理を行なう。これは、後の試験例にも示す
ようにパンクレアチンやリパーゼが他の酵素に比べゲル
強化力が高いからである。ここで用いるリパーゼとは、
動・植物、カビ類、細菌などから抽出・精製したもの脂
肪分解酵素をいう。尚酵素処理に先立ち、添加する酵素
の至適PHに卵白液を調整しておくことが望ましい。酵素
の添加量は卵白液に対して0.001〜1.0%(重量%をい
う、以下同じ)がよく、また、酵素処理は20〜50℃で1
〜48時間行うとよい。
次に、このようにして得られた酵素処理卵白を乾燥して
乾燥卵白を得る。
乾燥卵白を得る。
乾燥には、スプレードライ(噴霧乾燥)、フリーズドラ
イ(凍結乾燥)、真空乾燥等のいずれかの乾燥手段を用
いればよく、また乾燥の程度は水分含量15%以下とすれ
ばよい。最後に、この乾燥卵白を熱蔵した後常温に冷却
すると、600以上のゲル強度を有する製品を得ることが
できる。熱蔵は、後の試験例にも示すように、75〜100
℃で4日間以上行うことが望ましい。尚、この熱蔵は、
乾燥卵白をポリエチレン等のプラスティック製の袋に収
容し、必要に応じて密封し、これを熱蔵庫中に保持すれ
ば容易に行うことができる。
イ(凍結乾燥)、真空乾燥等のいずれかの乾燥手段を用
いればよく、また乾燥の程度は水分含量15%以下とすれ
ばよい。最後に、この乾燥卵白を熱蔵した後常温に冷却
すると、600以上のゲル強度を有する製品を得ることが
できる。熱蔵は、後の試験例にも示すように、75〜100
℃で4日間以上行うことが望ましい。尚、この熱蔵は、
乾燥卵白をポリエチレン等のプラスティック製の袋に収
容し、必要に応じて密封し、これを熱蔵庫中に保持すれ
ば容易に行うことができる。
実施例1 生卵白1トンを熱交換装置に通して品温を40℃にした
後、翼型撹拌機付タンク内で撹拌しつつ10%クエン酸水
溶液6,800mlを添加して、卵白のPHを8.0に調整した。
後、翼型撹拌機付タンク内で撹拌しつつ10%クエン酸水
溶液6,800mlを添加して、卵白のPHを8.0に調整した。
次に、この卵白にパンクレアチン(ミクニ化学産業株式
会社製)1Kgを加え、5分間撹拌後、卵白の品温を40℃
に保持して3時間30分の間静置した。
会社製)1Kgを加え、5分間撹拌後、卵白の品温を40℃
に保持して3時間30分の間静置した。
次に、この卵白を再び撹拌して、10%クエン酸水溶液6,
000mlを添加して卵白のPHを6.5に調整した後、パン酵母
2Kgを加え、35℃に保持して4時間静置して卵白から脱
糖を行った。
000mlを添加して卵白のPHを6.5に調整した後、パン酵母
2Kgを加え、35℃に保持して4時間静置して卵白から脱
糖を行った。
次に、脱糖した卵白をスプレードライして乾燥卵白とし
た後、この乾燥卵白約10Kgずつをポリエチレン製の袋に
充填・密封した。
た後、この乾燥卵白約10Kgずつをポリエチレン製の袋に
充填・密封した。
最後に、この袋詰乾燥卵白を75℃の熱蔵庫に5日間保持
した後、取り出し、本発明の乾燥卵白127Kgを製造し
た。
した後、取り出し、本発明の乾燥卵白127Kgを製造し
た。
実施例2 実施例1のパンクレアチンの代わりリパーゼ(天野製薬
株式会社製、「Mアマノ10」)600gを使用し、また得ら
れた乾燥卵白の熱蔵を80℃で4日間行ったほかは実施例
1と同じ方法で、本発明の乾燥卵白125Kgを製造した。
株式会社製、「Mアマノ10」)600gを使用し、また得ら
れた乾燥卵白の熱蔵を80℃で4日間行ったほかは実施例
1と同じ方法で、本発明の乾燥卵白125Kgを製造した。
実施例3 実施例1のパンクレアチンの代りにリパーゼ(サッカロ
ミコプシス・リボリティカに属する酵母菌から精製した
耐熱性の低い酵素)600gを使用し、また得られた乾燥卵
白の熱蔵を80℃で4日間行ったほかは実施例1と同じ方
法で、本発明の乾燥卵白126Kgを製造した。
ミコプシス・リボリティカに属する酵母菌から精製した
耐熱性の低い酵素)600gを使用し、また得られた乾燥卵
白の熱蔵を80℃で4日間行ったほかは実施例1と同じ方
法で、本発明の乾燥卵白126Kgを製造した。
試験例1 次の6種のサンプルを用意した。
テスト区1:実施例1で得られたサンプル テスト区2:実施例2で得られたサンプル テスト区3:実施例3で得られたサンプル 対照区1:実施例2で得られた乾燥卵白であって熱蔵しな
かったもの 対照区2:市販の乾燥卵白(キューピー株式会社製)の水
分を11%に調整した後、この乾燥卵白を75℃で5日間熱
蔵したもの(特公昭59−53804号公報の方法) 対照区3:卵白液にビタミンCを0.5%加えた後、卵白液
をスプレードライして乾燥卵白を得、この乾燥卵白を75
℃で5日間熱蔵したもの(特開昭61−152264号公報の方
法) 次に、上記サンプル1重量部に対し、各別に水7重量部
を加えて水戻しし、それを折径57mmのポリエチレン製の
ケーシングに充填したものを6本作り80℃で40分間加熱
して凝固させ、それぞれのサンプルのゲル強度を測定し
たところ、表−1の結果が得られた。ゲル強度は、各凝
固卵白を3cmの厚さに切りレオメータ(プランジャー径8
mm、上昇6cm/分)を用いて測定した。
かったもの 対照区2:市販の乾燥卵白(キューピー株式会社製)の水
分を11%に調整した後、この乾燥卵白を75℃で5日間熱
蔵したもの(特公昭59−53804号公報の方法) 対照区3:卵白液にビタミンCを0.5%加えた後、卵白液
をスプレードライして乾燥卵白を得、この乾燥卵白を75
℃で5日間熱蔵したもの(特開昭61−152264号公報の方
法) 次に、上記サンプル1重量部に対し、各別に水7重量部
を加えて水戻しし、それを折径57mmのポリエチレン製の
ケーシングに充填したものを6本作り80℃で40分間加熱
して凝固させ、それぞれのサンプルのゲル強度を測定し
たところ、表−1の結果が得られた。ゲル強度は、各凝
固卵白を3cmの厚さに切りレオメータ(プランジャー径8
mm、上昇6cm/分)を用いて測定した。
試験例2 実施例1において、酵素を表−2のものを用い、他の条
件は実施例1と同じ方法で酵素処理、乾燥、熱蔵して7
種類の乾燥卵白のサンプルを得た。
件は実施例1と同じ方法で酵素処理、乾燥、熱蔵して7
種類の乾燥卵白のサンプルを得た。
得られたサンプルについて、それぞれ試験例1と同じ方
法でゲル強度を測定したところ、表−2の結果が得られ
た。
法でゲル強度を測定したところ、表−2の結果が得られ
た。
試験例3 実施例1において得られた乾燥卵白を表−3に示すとお
りの各種の温度の下で所定期間(日数)熱蔵し、それぞ
れのサンプルについて、試験例1と同じ方法でゲル強度
を測定したところ、表−3の結果が得られた。
りの各種の温度の下で所定期間(日数)熱蔵し、それぞ
れのサンプルについて、試験例1と同じ方法でゲル強度
を測定したところ、表−3の結果が得られた。
尚、表中の記号−は、乾燥卵白が熱変性し、水に溶かし
たとき不溶解物が発生することを示す。
たとき不溶解物が発生することを示す。
以上に述べたように、本発明の乾燥卵白は、卵白をパン
クレアチン及び/又はリパーゼで処理しこれを乾燥した
後熱蔵するという簡単な方法で製造できる。そして、本
発明の乾燥卵白は、従来製品にはみられない600以上と
いうゲル強度を有するので、練製品用等のゲル強化材と
して特に適している。
クレアチン及び/又はリパーゼで処理しこれを乾燥した
後熱蔵するという簡単な方法で製造できる。そして、本
発明の乾燥卵白は、従来製品にはみられない600以上と
いうゲル強度を有するので、練製品用等のゲル強化材と
して特に適している。
Claims (2)
- 【請求項1】パンクレアチン及び/又はリパーゼで処理
した乾燥淡白であって、ゲル強度が600以上であること
を特徴とするゲル強度の強い乾燥淡白。 - 【請求項2】卵白液をパンクレアチン及び/又はリパー
ゼで処理した後乾燥し、而る後、得られた乾燥卵白を熱
蔵することを特徴とするゲル強度の強い乾燥卵白の製
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62226547A JPH0773483B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62226547A JPH0773483B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6471456A JPS6471456A (en) | 1989-03-16 |
JPH0773483B2 true JPH0773483B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=16846862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62226547A Expired - Fee Related JPH0773483B2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773483B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6334014B1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-05-30 | キユーピー株式会社 | 乾燥卵白の製造方法及び乾燥卵白 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61132157A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-19 | Q P Tamago Kk | 耐熱性卵白の製造方法 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP62226547A patent/JPH0773483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6471456A (en) | 1989-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69533188T2 (de) | Stabilisierte transglutaminase und diese enthaltende enzymatische zubereitung | |
US4276311A (en) | Food product and process | |
EP0782825A1 (en) | Modified whey protein and process for producing the same | |
DK146552B (da) | Fremgangsmaade til fremstilling af et sammenhaengende koedlignende dyrefoder | |
EP3373742B1 (en) | Pet food | |
US4145455A (en) | Modified protein compositions and preparation thereof | |
CN106942459A (zh) | 一种超高胶凝度高胶蛋白粉的制备和应用 | |
GB2142031A (en) | A process for the preparation of protein concentrate from blood | |
JPS5941695B2 (ja) | 人工飼料及びその製造方法 | |
JP2820385B2 (ja) | ゲル強度の強い乾燥卵白の製造方法 | |
JPH0150381B2 (ja) | ||
JPH0773483B2 (ja) | ゲル強度の強い乾燥卵白及びその製法 | |
US4738855A (en) | Strengthened gelling material and manufacturing methods thereof | |
JP2833069B2 (ja) | 改質乳タンパク質含有素材 | |
JP2613837B2 (ja) | ゲル食品及びその製造方法 | |
CA1232200A (en) | Method of transformation of animal blood and its fraction | |
JP3469374B2 (ja) | 蛋白複合体 | |
GB2060644A (en) | Meat protein powder | |
JPH0514543B2 (ja) | ||
RU2350090C1 (ru) | Способ производства концентрата блочной молочной сыворотки | |
JP3318048B2 (ja) | 蛋白質水溶液の処理方法 | |
JP2628320B2 (ja) | まぐろ缶詰の製造法 | |
JP3011881B2 (ja) | ゲル強度の強い乾燥卵白の製法 | |
JPS6314681A (ja) | 卵白酵素分解物の製造方法 | |
JP3648993B2 (ja) | 卵黄液の製造方法及び卵黄含有食品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |