JPH0773373B2 - 交流信号受信装置 - Google Patents
交流信号受信装置Info
- Publication number
- JPH0773373B2 JPH0773373B2 JP29899987A JP29899987A JPH0773373B2 JP H0773373 B2 JPH0773373 B2 JP H0773373B2 JP 29899987 A JP29899987 A JP 29899987A JP 29899987 A JP29899987 A JP 29899987A JP H0773373 B2 JPH0773373 B2 JP H0773373B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- constant voltage
- cathode
- diode
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PCM端局装置の通話路盤に利用される。
本発明は、通話線路を通過する交流信号を検出する検出
手段において、 音声信号のレベルでは導通せずに交流信号のレベルで導
通する定電圧ダイオードで検出手段を有効にすることに
より、 この検出手段の挿入に伴う損失を防止する手段を小型に
することができるようにしたものである。
手段において、 音声信号のレベルでは導通せずに交流信号のレベルで導
通する定電圧ダイオードで検出手段を有効にすることに
より、 この検出手段の挿入に伴う損失を防止する手段を小型に
することができるようにしたものである。
従来の交流信号受信回路は、第２図に示すように、塞流
線輪19を介し、４つのダイオード５ないし８で全波整流
のブリッヂを組み、その中に交流信号受信電流を制限す
る抵抗13と抵抗10、ツェナダイオード11およびフォトカ
プラ12で構成され、あらかじめ設定した電流以上で交流
信号を検出する電流検出回路とを直列に接続し、直流電
圧をカットするコンデンサ14を有し、塞流線輪19で回路
の音声帯域での損失を防止していた。
線輪19を介し、４つのダイオード５ないし８で全波整流
のブリッヂを組み、その中に交流信号受信電流を制限す
る抵抗13と抵抗10、ツェナダイオード11およびフォトカ
プラ12で構成され、あらかじめ設定した電流以上で交流
信号を検出する電流検出回路とを直列に接続し、直流電
圧をカットするコンデンサ14を有し、塞流線輪19で回路
の音声帯域での損失を防止していた。
このような従来の交流信号受信回路は通話路盤を構成す
る回路の一部であり、給電回路および極性反転回路との
組合せで使用される。ところで、給電回路および極性反
転回路が電子塞流線輪化されて塞流線輪を削除できる回
路になっていても塞流線輪で音声帯域での挿入損失を防
ぐ構成であるので、塞流線輪を削除できず装置の小型化
が実現できない欠点があった。
る回路の一部であり、給電回路および極性反転回路との
組合せで使用される。ところで、給電回路および極性反
転回路が電子塞流線輪化されて塞流線輪を削除できる回
路になっていても塞流線輪で音声帯域での挿入損失を防
ぐ構成であるので、塞流線輪を削除できず装置の小型化
が実現できない欠点があった。
本発明はこのような欠点を除去するもので、挿入損失を
防止する手段の小型化が実現された交流信号受信装置を
提供すること目的とする。
防止する手段の小型化が実現された交流信号受信装置を
提供すること目的とする。
本発明は、音声信号よりその電圧が大きい交流信号が制
御信号として通過する平衡２線式交換機通話路の線間に
挿入され一定方向の線間電圧を出力する整流ブリッヂ回
路の正の出力端に第１のブレーク電圧を有する定電圧ダ
イオード（11）のカソードが接続され、前記定電圧ダイ
オード（11）のアノードに該定電圧ダイオード（11）の
導通状態を示す信号を生成するフォトカプラ（12）のア
ノードが接続され、前記フォトカプラ（12）のカソード
に抵抗器（13）の一端が接続され、この抵抗器（13）の
他端に前記整流ブリッヂ回路の負の出力端が接続され、
前記定電圧ダイオード（11）のカソードと前記フォトカ
プラ（12）のカソードとに並列に抵抗器（10）が接続さ
れた交流信号受信装置において、前記定電圧ダイオード
（11）のカソードに第２のブレーク電圧を有する定電圧
ダイオード（９）のアノードが接続され、前記整流ブリ
ッジ回路の正の出力端に前記定電圧ダイオード（９）の
カソードが接続されたことを特徴とする。
御信号として通過する平衡２線式交換機通話路の線間に
挿入され一定方向の線間電圧を出力する整流ブリッヂ回
路の正の出力端に第１のブレーク電圧を有する定電圧ダ
イオード（11）のカソードが接続され、前記定電圧ダイ
オード（11）のアノードに該定電圧ダイオード（11）の
導通状態を示す信号を生成するフォトカプラ（12）のア
ノードが接続され、前記フォトカプラ（12）のカソード
に抵抗器（13）の一端が接続され、この抵抗器（13）の
他端に前記整流ブリッヂ回路の負の出力端が接続され、
前記定電圧ダイオード（11）のカソードと前記フォトカ
プラ（12）のカソードとに並列に抵抗器（10）が接続さ
れた交流信号受信装置において、前記定電圧ダイオード
（11）のカソードに第２のブレーク電圧を有する定電圧
ダイオード（９）のアノードが接続され、前記整流ブリ
ッジ回路の正の出力端に前記定電圧ダイオード（９）の
カソードが接続されたことを特徴とする。
音声信号のレベル範囲では新たな定電圧ダイオードは導
通せず、したがって挿入損失は生じない。しかし、通話
線路を通過する交流信号のレベルでは導通状態になり、
インピーダンスに交流信号に相当の電流が通過すると交
流信号を検出する定電圧ダイオードは導通してこの交流
信号を検出するとともに、インピーダンスを短絡して挿
入損失の発生を防止する。
通せず、したがって挿入損失は生じない。しかし、通話
線路を通過する交流信号のレベルでは導通状態になり、
インピーダンスに交流信号に相当の電流が通過すると交
流信号を検出する定電圧ダイオードは導通してこの交流
信号を検出するとともに、インピーダンスを短絡して挿
入損失の発生を防止する。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第１
図は、この実施例の構成を示す回路接続図である。
図は、この実施例の構成を示す回路接続図である。
この実施例は、第１図に示すように、通話線路の線間に
挿入され、電流方向が一方向である枝路を有する整流ブ
リッヂ回路を構成するダイオード５、６、７および８
と、この枝路を通過する枝路電流の電流値が上記通話線
路を通過する交流信号を示すレベルに相当する値に達し
たときにこの枝路電流による電圧降下が所望電圧値にな
るインピーダンス値を有するインピーダンス素子である
抵抗10と、印加電圧がこの所望電圧値に達したときに導
通状態にあるツェナダイオード11と、このツェナダイオ
ード11の導通状態を示す信号を生成する手段であるフォ
トカプラ12、波形整形回路16および誤りパルス除去回路
17と、上記枝路に挿入され、上記通話線路を通過する音
声信号のレベルと交流信号のレベルとの間のレベルが両
端に印加されたときに導通状態になる新たなツェナダイ
オード９とを備える。
挿入され、電流方向が一方向である枝路を有する整流ブ
リッヂ回路を構成するダイオード５、６、７および８
と、この枝路を通過する枝路電流の電流値が上記通話線
路を通過する交流信号を示すレベルに相当する値に達し
たときにこの枝路電流による電圧降下が所望電圧値にな
るインピーダンス値を有するインピーダンス素子である
抵抗10と、印加電圧がこの所望電圧値に達したときに導
通状態にあるツェナダイオード11と、このツェナダイオ
ード11の導通状態を示す信号を生成する手段であるフォ
トカプラ12、波形整形回路16および誤りパルス除去回路
17と、上記枝路に挿入され、上記通話線路を通過する音
声信号のレベルと交流信号のレベルとの間のレベルが両
端に印加されたときに導通状態になる新たなツェナダイ
オード９とを備える。
さて、通話路ａ線入力端子１と通話路ｂ線入力端子３と
の間に到来した交流信号はダイオード５、６、７および
８で構成されるダイオードブリッヂで全波整流され、抵
抗10、ツェナダイオード11、フォトカプラ12の発光素子
で構成される電流検出回路に一定方向の電流が流れる。
この電流の電流値は交流信号の電圧から電流検出回路の
電圧降下分とツェナダイオード９の電圧降下分を差し引
いた電圧値を抵抗13の抵抗値とコンデンサ14のその周波
数に対するインピーダンスとの合成インピーダンスで割
った値である。電流検出回路のツェナー電圧と抵抗値で
定まる電流値以下に検出感度を設定すれば、フォトカプ
ラ12の発光素子に電流が流れてフォトカプラ12の二次側
のフォトトランジスタがオン状態になり、抵抗15に電流
が流れてこのフォトトランジスタのエミッタ電圧は＋5V
になる。このエミッタ電圧の波形は一定周期でオン状態
とオフ状態とを繰り返すが、このような波形の電圧を波
形整形回路16を経由して＋5V電位にほぼ保ち、さらに誤
りパルス除去回路１を経由してサージなどで誤検出した
単発パルスを除去する。交流信号検出端子18には、交流
信号が到来すると＋5V電位の出力が出現する。一方、通
話路ａ線入力端子１と通話路ｂ線入力端子３と間に交流
信号がなく通話状態または通話可能状態である場合はダ
イオードブリッヂを形成するダイオード５および８また
はダイオード６および７の順方向電圧1.4Vとダイオード
ブリッジ内のツェナダイオード９および11の電圧との和
の電位までフォトカプラ12の発光素子に電流が流れな
い。したがって、音声レベルより高い値にこの和を設定
することで交流信号受信回路の挿入に伴う音声信号の損
失は生じない。
の間に到来した交流信号はダイオード５、６、７および
８で構成されるダイオードブリッヂで全波整流され、抵
抗10、ツェナダイオード11、フォトカプラ12の発光素子
で構成される電流検出回路に一定方向の電流が流れる。
この電流の電流値は交流信号の電圧から電流検出回路の
電圧降下分とツェナダイオード９の電圧降下分を差し引
いた電圧値を抵抗13の抵抗値とコンデンサ14のその周波
数に対するインピーダンスとの合成インピーダンスで割
った値である。電流検出回路のツェナー電圧と抵抗値で
定まる電流値以下に検出感度を設定すれば、フォトカプ
ラ12の発光素子に電流が流れてフォトカプラ12の二次側
のフォトトランジスタがオン状態になり、抵抗15に電流
が流れてこのフォトトランジスタのエミッタ電圧は＋5V
になる。このエミッタ電圧の波形は一定周期でオン状態
とオフ状態とを繰り返すが、このような波形の電圧を波
形整形回路16を経由して＋5V電位にほぼ保ち、さらに誤
りパルス除去回路１を経由してサージなどで誤検出した
単発パルスを除去する。交流信号検出端子18には、交流
信号が到来すると＋5V電位の出力が出現する。一方、通
話路ａ線入力端子１と通話路ｂ線入力端子３と間に交流
信号がなく通話状態または通話可能状態である場合はダ
イオードブリッヂを形成するダイオード５および８また
はダイオード６および７の順方向電圧1.4Vとダイオード
ブリッジ内のツェナダイオード９および11の電圧との和
の電位までフォトカプラ12の発光素子に電流が流れな
い。したがって、音声レベルより高い値にこの和を設定
することで交流信号受信回路の挿入に伴う音声信号の損
失は生じない。
本発明は、以上説明したように、塞流線輪に代わりダイ
オードブリッヂ内にツェナダイオードを設けてダイオー
ドブリッヂを組んでいる２ケのダイオードの順方向電圧
とツェナダイオードの電圧とにより音声レベルの損失を
防止するので、電子塞流線輪化された給電回路および極
性反転回路に交流信号受信回路を設ける場合に塞流線輪
を削除でき、装置の小型化および低価格化が図れる効果
がある。
オードブリッヂ内にツェナダイオードを設けてダイオー
ドブリッヂを組んでいる２ケのダイオードの順方向電圧
とツェナダイオードの電圧とにより音声レベルの損失を
防止するので、電子塞流線輪化された給電回路および極
性反転回路に交流信号受信回路を設ける場合に塞流線輪
を削除でき、装置の小型化および低価格化が図れる効果
がある。
第１図は本発明実施例の構成を示す回路ブロック図。 第２図は従来例の構成を示す回路ブロック図。 １……通話路ａ線入力端子、２、４……通話路出力端
子、３……通話路ｂ線入力端子、５、６、７、８……ダ
イオード、９、11……ツェナダイオード、12……フォト
カプラ、10、13、15……抵抗、14……コンデンサ、16…
…波形整形回路、17……誤りパルス除去回路、18……交
流信号検出端子、19……塞流線輪。
子、３……通話路ｂ線入力端子、５、６、７、８……ダ
イオード、９、11……ツェナダイオード、12……フォト
カプラ、10、13、15……抵抗、14……コンデンサ、16…
…波形整形回路、17……誤りパルス除去回路、18……交
流信号検出端子、19……塞流線輪。
Claims (1)
- 【請求項１】音声信号よりその電圧が大きい交流信号が
制御信号として通過する平衡２線式交換機通話路の線間
に挿入され一定方向の線間電圧を出力する整流ブリッヂ
回路の正の出力端に第１のブレーク電圧を有する定電圧
ダイオード（11）のカソードが接続され、 前記定電圧ダイオード（11）のアノードに該定電圧ダイ
オード（11）の導通状態を示す信号を生成するフォトカ
プラ（12）のアノードが接続され、 前記フォトカプラ（12）のカソードに抵抗器（13）の一
端が接続され、 この抵抗器（13）の他端に前記整流ブリッヂ回路の負の
出力端が接続され、 前記定電圧ダイオード（11）のカソードと前記フォトカ
プラ（12）のカソードとに並列に抵抗器（10）が接続さ
れた 交流信号受信装置において、 前記定電圧ダイオード（11）のカソードに第２のブレー
ク電圧を有する定電圧ダイオード（９）のアノードが接
続され、前記整流ブリッジ回路の正の出力端に前記定電
圧ダイオード（９）のカソードが接続された ことを特徴とする交流信号受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29899987A JPH0773373B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 交流信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29899987A JPH0773373B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 交流信号受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01140848A JPH01140848A (ja) | 1989-06-02 |
| JPH0773373B2 true JPH0773373B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17866921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29899987A Expired - Lifetime JPH0773373B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 交流信号受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773373B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8877524B2 (en) | 2008-03-31 | 2014-11-04 | Cree, Inc. | Emission tuning methods and devices fabricated utilizing methods |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP29899987A patent/JPH0773373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01140848A (ja) | 1989-06-02 |
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