JPH0773090B2 - 磁気ドラムの着磁方法 - Google Patents
磁気ドラムの着磁方法Info
- Publication number
- JPH0773090B2 JPH0773090B2 JP5206487A JP5206487A JPH0773090B2 JP H0773090 B2 JPH0773090 B2 JP H0773090B2 JP 5206487 A JP5206487 A JP 5206487A JP 5206487 A JP5206487 A JP 5206487A JP H0773090 B2 JPH0773090 B2 JP H0773090B2
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- JP
- Japan
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- magnetizing
- magnetic
- drum
- current
- magnetized
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気式ロータリーエンコーダーに用いる磁気ド
ラムの着磁方法に関する。
ラムの着磁方法に関する。
〔従来の技術〕 従来，磁気式ロータリーエンコーダーに用いる磁気ドラ
ムは多極のヨークを有する電磁石を用いて等間隔の磁極
長（Ｐ）で所定数量（Ｎ個）の着磁を行なっている。
ムは多極のヨークを有する電磁石を用いて等間隔の磁極
長（Ｐ）で所定数量（Ｎ個）の着磁を行なっている。
また多数量の微細着磁を行なうために，磁気ヘッドを用
いて磁気ドラムを回転しながら着磁する方法がとられる
こともある。
いて磁気ドラムを回転しながら着磁する方法がとられる
こともある。
しかしながら前者の方法では，電磁石の構造から，磁極
長が1mm以下の着磁を多数量同時に着磁することは，設
備的に困難である。
長が1mm以下の着磁を多数量同時に着磁することは，設
備的に困難である。
一方，後者の方法では、磁極長を一定長にするための管
理をすることと，着磁開始及び終了部分の磁極長の不連
続性をなくすこととが必要となり，面倒である。
理をすることと，着磁開始及び終了部分の磁極長の不連
続性をなくすこととが必要となり，面倒である。
本発明は，磁気ヘッドを用いて被着磁ドラムを着磁する
方法における前記の問題を解決することを目的とする。
方法における前記の問題を解決することを目的とする。
前記問題点を解決するため本発明は，被着磁ドラムをほ
ぼ一定角速度で回転しながら，着磁用磁気ヘッドで着磁
を行ない，しかも着磁電流は，回転角度に同期し，磁極
長相当角度で電流方向が反転し，また，電流の最大値は
０から始まり徐々に増加して規定電流量に達し，一定時
間又は一定回転数の経過後，徐々に減少して０で終了す
るような電流にしたことを特徴とする。
ぼ一定角速度で回転しながら，着磁用磁気ヘッドで着磁
を行ない，しかも着磁電流は，回転角度に同期し，磁極
長相当角度で電流方向が反転し，また，電流の最大値は
０から始まり徐々に増加して規定電流量に達し，一定時
間又は一定回転数の経過後，徐々に減少して０で終了す
るような電流にしたことを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第１図は本発明で得ようとする着磁された磁気ドラム１
のモデルである。外径φＡの磁気ドラム１の外周側面２
にＮ−Ｓ間の磁極長Ｐとなる等間隔の磁極列をＮ個形成
する場合について説明する。したがってＰ×Ｎ＝φＡ×
πなる関係が成立する。
のモデルである。外径φＡの磁気ドラム１の外周側面２
にＮ−Ｓ間の磁極長Ｐとなる等間隔の磁極列をＮ個形成
する場合について説明する。したがってＰ×Ｎ＝φＡ×
πなる関係が成立する。
磁極長Ｐを作成する装置を第２図に示す。１′は被着磁
ドラムであり,2は回転モータ,3は着磁信号の基準となる
角度に同期した信号を発生する基準信号発生器である。
基準信号発生器３としては，高分解能のロータリーエン
コーダーなどを使用する。被着磁ドラム１′及び基準信
号発生器３は同心上で回転モータ２に結合し，これによ
り回転する。４は基準信号発生器３の信号をもとに１回
転当りＮ個の着磁用信号を作成する信号作成装置であ
り，分周回路を基本要素として含んでいる。５は印加電
流を制御する要素を含む電流ドライバーである。６は着
磁用磁気ヘッドである。
ドラムであり,2は回転モータ,3は着磁信号の基準となる
角度に同期した信号を発生する基準信号発生器である。
基準信号発生器３としては，高分解能のロータリーエン
コーダーなどを使用する。被着磁ドラム１′及び基準信
号発生器３は同心上で回転モータ２に結合し，これによ
り回転する。４は基準信号発生器３の信号をもとに１回
転当りＮ個の着磁用信号を作成する信号作成装置であ
り，分周回路を基本要素として含んでいる。５は印加電
流を制御する要素を含む電流ドライバーである。６は着
磁用磁気ヘッドである。
第３図に本発明の着磁動作を示す。（ａ）は回転角度に
同期した基準信号発生器３の出力としての基準信号であ
る。この基準信号を信号作成装置４により（ｂ）に示す
所要磁極長Ｐに相当するパルス出力に変換する。（ｃ）
は着磁電流の最大値（絶対値）の時間変化を示す電流振
幅曲線である。（ｄ）は着磁用磁気ヘッド６に供給され
る電流のモデルである。
同期した基準信号発生器３の出力としての基準信号であ
る。この基準信号を信号作成装置４により（ｂ）に示す
所要磁極長Ｐに相当するパルス出力に変換する。（ｃ）
は着磁電流の最大値（絶対値）の時間変化を示す電流振
幅曲線である。（ｄ）は着磁用磁気ヘッド６に供給され
る電流のモデルである。
ほぼ一定回転数で回転する被着磁ドラム１′に，着磁用
磁気ヘッド６を接触させる。この状態で着磁用磁気ヘッ
ドに第３図（ｄ）に示した電流IDを流す。IDは０からス
タートし，磁極長相当時間で電流方向を交互に反転しな
がら，絶対量を増加していく。
磁気ヘッド６を接触させる。この状態で着磁用磁気ヘッ
ドに第３図（ｄ）に示した電流IDを流す。IDは０からス
タートし，磁極長相当時間で電流方向を交互に反転しな
がら，絶対量を増加していく。
電流IDをT1の時間経過後，時間T2だけ一定電流値に保持
する。この時間T2を経過後，徐々に電流を減少し，T3の
時間経過後ID＝０にする。こうして着磁を完了する。
する。この時間T2を経過後，徐々に電流を減少し，T3の
時間経過後ID＝０にする。こうして着磁を完了する。
具体例として，磁極長Ｐ＝80μm,着磁数Ｎ＝2000の磁気
ドラム１を作成する場合には，被着磁ドラム１′の回転
数60rpmとし，T10.5秒（約半回転相当時間），T2３
秒（約３回転相当時間）T3２〜４秒（２〜４回転相当
時間）付近で良好な結果が得られた。
ドラム１を作成する場合には，被着磁ドラム１′の回転
数60rpmとし，T10.5秒（約半回転相当時間），T2３
秒（約３回転相当時間）T3２〜４秒（２〜４回転相当
時間）付近で良好な結果が得られた。
以上実施例を用いて説明したように，本発明によれば，
回転角度をもとに磁極長信号を得るため，回転数変動要
因による磁極長バラツキが少なくなり，また，着磁用磁
気ヘッドに供給する電流IDを０で始め０で終了すること
で，着磁開始終了部分の磁極長変動が生じないため，精
度のよい磁気ドラムの作成が可能となる。
回転角度をもとに磁極長信号を得るため，回転数変動要
因による磁極長バラツキが少なくなり，また，着磁用磁
気ヘッドに供給する電流IDを０で始め０で終了すること
で，着磁開始終了部分の磁極長変動が生じないため，精
度のよい磁気ドラムの作成が可能となる。
第１図は本発明で得られる磁気ドラムの一例を示す説明
図，第２図は本発明の実施に使用された装置の構成説明
図，第３図は第２図の装置構成による各部の出力を示す
図である。 １……磁気ドラム,1′……被着磁ドラム,2……回転モー
タ,3……基準信号発生器,4……信号作成装置,5……電流
ドライバー,6……着磁用磁気ヘッド。
図，第２図は本発明の実施に使用された装置の構成説明
図，第３図は第２図の装置構成による各部の出力を示す
図である。 １……磁気ドラム,1′……被着磁ドラム,2……回転モー
タ,3……基準信号発生器,4……信号作成装置,5……電流
ドライバー,6……着磁用磁気ヘッド。
Claims (1)
- 【請求項１】被着磁ドラムに等間隔の磁極長で所定数量
の着磁を行なう方法において，被着磁ドラムをほぼ一定
角速度で回転しながら着磁用磁気ヘッドで着磁を行な
い，しかも，前記着磁用磁気ヘッドに流れる着磁用電流
は，回転角度に同期し，磁極長相当角度で電流方向が反
転し，また，電流の最大値は０から始まり徐々に規定量
に達し，一定時間又は一定回転数の経過後，徐々に減少
して０で終了するような電流にしたことを特徴とする磁
気ドラムの着磁方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5206487A JPH0773090B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 磁気ドラムの着磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5206487A JPH0773090B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 磁気ドラムの着磁方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63219108A JPS63219108A (ja) | 1988-09-12 |
| JPH0773090B2 true JPH0773090B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=12904381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5206487A Expired - Fee Related JPH0773090B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 磁気ドラムの着磁方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0773090B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP5206487A patent/JPH0773090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63219108A (ja) | 1988-09-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |