JPH0772914A - 工具経路表示装置 - Google Patents

工具経路表示装置

Info

Publication number
JPH0772914A
JPH0772914A JP5221139A JP22113993A JPH0772914A JP H0772914 A JPH0772914 A JP H0772914A JP 5221139 A JP5221139 A JP 5221139A JP 22113993 A JP22113993 A JP 22113993A JP H0772914 A JPH0772914 A JP H0772914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tool path
feed speed
locus
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5221139A
Other languages
English (en)
Inventor
Noburo Sakurai
信朗 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Sharp Manufacturing Systems Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Sharp Manufacturing Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp, Sharp Manufacturing Systems Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5221139A priority Critical patent/JPH0772914A/ja
Publication of JPH0772914A publication Critical patent/JPH0772914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Numerical Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】工具経路の確認を短時間で行え、送り速度の変
化や削り残しを容易に確認でき、また、重なり表示のよ
うな見にくさを解消し、工具や工作物の破損を防止でき
る工具経路表示装置を提供する。 【構成】工具経路表示方法設定部40において予め工具
の送り速度に応じた線の種類・色・幅を指定し、また、
表示させたい座標領域503の最小座標501と最大座
標502を指定する。上限送り速度も指定する。工具経
路表示制御部50は、指定に従って、工具の送り速度に
応じた線の種類・色・幅で各工具経路軌跡302,30
3,304,305を表示装置60に表示させる。ま
た、指定された座標領域503内においてのみ工具経路
軌跡401を表示する。また、指定された座標領域60
3内で送り速度が上限送り速度を超えたとき該当する位
置に注意喚起マーク605を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD/CAM装置に
おいて、工具経路の状態を確認するための工具経路表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、作成された工具経路デ
ータの確認は、被切削材を取り付けずに工作機械を実際
に動かして、工具経路や送り速度の確認を行う方法が採
用されていた。
【0003】また、CAD/CAM装置においては、工
具の中心の経路軌跡を表した線を表示して確認を行って
いる。すなわち、図6に示すように、工作物形状701
の内側を切削するための工具経路軌跡702を工具形状
703とともにディスプレイ装置に表示していた。ま
た、図7に示すように、工具経路軌跡801を表示させ
るモードもあった。図7の(A)はX−Y平面に投影し
た軌跡、(B)はY−Z平面に投影した軌跡、(C)は
Z−X平面に投影した軌跡、(D)は斜めから見た立体
感を出した軌跡である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した工作機械を実
際に動かして確認する方法にあっては、確認するために
は加工するのと同じ時間を要し、また、確認の間はその
工作機械で加工をすることができず、効率が大変に悪い
という問題があった。
【0005】また、CAD/CAM装置の場合、図6に
示すような工具経路軌跡702と工具形状703の表示
だけでは、送り速度の変化や削り残しの確認などが不充
分であった。図7に示すような表示方法では、見る方向
によって重なり合って見にくい部分が生じるという問題
があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、工具経路の確認を短時間で行え、送
り速度の変化や削り残しを容易に確認でき、また、重な
り表示のような見にくさを解消し、工具や工作物の破損
を防止できる工具経路表示装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る工具経路表
示装置は、CAD/CAM装置の工具経路軌跡の表示を
行う装置であって、工具が切削送り速度で移動した領域
を塗り潰して表示する手段と、工具の送り速度に応じて
工具経路軌跡として表示する線の種類または線の幅また
は線の色を変化させて表示する手段と、指定した座標領
域内の工具経路軌跡のみを表示させる手段と、指定した
座標領域内の工具経路の送り速度が上限送り速度を超え
たときに注意喚起マークを表示する手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】工具の移動領域を塗り潰して表示すると、塗り
潰されていない領域が削り残しの領域であり、削り残し
を容易に確認できる。工具の送り速度に応じて軌跡の表
示状態を変えると、送り速度の変化を容易に確認でき
る。指定した座標領域内の工具経路軌跡のみに限定する
と、重なり表示を解消して工具経路軌跡を見やすい状態
にすることができる。送り速度が上限送り速度を超えた
とき注意喚起マークを表示することで、工具や工作物の
破損を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る工具経路表示装置の一実
施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は実施例に係るCAD/CAM装置に
適用された工具経路表示装置の概略構成を示すブロック
図である。図1において、10は工作物形状データファ
イル、20は工具経路計算部、30は工具経路データフ
ァイル、40は工具経路表示方法設定部、50は工具経
路表示制御部、60は表示装置である。
【0011】工具経路データファイル30は、CADに
よって入力された工作物形状データファイル10から工
具経路計算部20を介して予め作成されているものとす
る。
【0012】工具経路表示制御部50では、この工具経
路データファイル30を工具経路表示方法設定部40で
事前に設定されている内容に従ってグラフィックディス
プレイ装置などの表示装置60に表示する。
【0013】工具が切削送り速度で移動した領域の塗り
潰しは、工具経路表示方法設定部40において塗り潰し
を設定すると、工具経路表示制御部50の処理によっ
て、図2に示すように、工具移動領域を塗り潰し領域表
示202となして表示装置60に表示する。
【0014】これにより、従来の図6では分かりにくか
った削り残し部分が、工作物形状201の内側で塗り潰
されていない部分によって明瞭に確認できる状態に表示
されることになる。
【0015】図3の(A)は工具の送り速度によって工
具経路軌跡の線の状態を変化させた表示例を示し、
(B)は加工位置と送り速度の関係を示すダイアグラム
である。
【0016】工作物形状301に沿って切削するための
工具経路軌跡302,303,304,305を送り速
度の変化によってその線の状態を変え、工具形状306
とともに表示装置60に表示している。送り速度による
線の種類・色・幅は工具経路表示方法設定部40におい
て事前に設定され、そのような表示の処理は工具経路表
示制御部50によって行われる。
【0017】例えば、送り速度がf2 以上の工具経路軌
跡(302,305)は、実線・水色・幅0.1mmと
設定し、送り速度がf1 未満の工具経路軌跡(303)
は短破線・赤色・幅0.3mmと設定し、送り速度がf
1 以上でf2 未満の工具経路軌跡(304)は長破線・
緑色・幅0.2mmと設定したとする。
【0018】以上の設定内容に基づいて、工具経路表示
制御部50は、図3の(A)に示すように、送り速度F
1 の工具経路軌跡302,305は実線で表示し、送り
速度F2 の工具経路軌跡304は長破線で表示し、送り
速度F3 の工具経路軌跡303は短破線で表示する(図
3の(A)を参照)。
【0019】このように、工具の送り速度に応じて軌跡
の表示状態を変えると、送り速度の変化の様子をきわめ
て明瞭に確認することができる。
【0020】なお、ここでの表示例は図示の制約上、線
の種類の変化のみを表しているが、線の色および線の幅
も、線の種類と同様に送り速度に応じて変化させて表示
することはいうまでもない。また、工具の送り速度に応
じた線の変化は、線の種類と線の色と線の幅のうちいず
れか1つまたは2つであってもよい。
【0021】図4は指定した座標領域内の工具経路軌跡
のみを表示させた例を示す。図4の(A)はX−Y平面
に投影した軌跡、(B)はY−Z平面に投影した軌跡、
(C)はZ−X平面に投影した軌跡、(D)は斜めから
見た立体感を出した軌跡である。
【0022】工具経路表示方法設定部40により、最小
座標501(X1 ,Y1 ,Z1 )と最大座標502(X
2 ,Y2 ,Z2 )とを指定する。工具経路表示制御部5
0は、工具経路表示方法設定部40で指定された最小座
標501と最大座標502から直方体の座標領域503
を求め、この座標領域503内の工具経路軌跡401の
みを表示し、この座標領域503以外の工具経路軌跡を
表示しないように処理する。
【0023】これによれば、従来例の図7に見られた工
具経路軌跡の重なり表示が解消され、非常に見やすい状
態となる。
【0024】図5は送り速度が上限送り速度を超えるか
否かを検査している状態を示す。図5の(A)はX−Y
平面に投影した軌跡、(B)はY−Z平面に投影した軌
跡、(C)はZ−X平面に投影した軌跡、(D)は斜め
から見た立体感を出した軌跡である。工具経路軌跡60
4は、上限送り速度以下のときは実線で表示しており、
上限送り速度を超えたときは破線で表示している。
【0025】工具経路表示方法設定部40において切削
に適する送り速度の限界値である上限送り速度と、検査
する領域を決定する最小座標601(X3 ,Y3
3 )と最大座標602(X4 ,Y4 ,Z4 )を指定す
る。工具経路表示制御部50は、工具経路表示方法設定
部40で指定された最小座標601と最大座標602か
ら工作物の形状に相当する直方体の座標領域603を求
め、この座標領域603内において工具経路軌跡604
の送り速度が上限送り速度を超えていないかどうかを検
査する。もし、超えている場合には、その部分で工具や
工作物が破損するおそれがあるので、注意を促すために
注意喚起マーク605を該当する位置に表示する。これ
により、工具や工作物の破損を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CAD
/CAM装置において適用するから工具経路の確認を短
時間で行うことができ、また、削り残しや送り速度の変
化を容易に確認することができ、また、重なり表示の見
にくさの欠点を解消して見やすくでき、また、上限送り
速度を超えたときの注意喚起マークの表示により工具や
工作物の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCAD/CAM装置に
適用された工具経路表示装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】実施例の工具経路表示装置における工具経路軌
跡の塗り潰しの表示状態図である。
【図3】実施例の工具経路表示装置において工具の送り
速度によって工具経路軌跡の線の状態を変化させた表示
状態図と、加工位置と送り速度の関係を示すダイアグラ
ムである。
【図4】実施例において指定した座標領域内の工具経路
軌跡のみを4方向から見たときの表示状態図である。
【図5】実施例において送り速度が上限送り速度を超え
たときの表示状態図である。
【図6】従来例の工具経路表示装置における工具経路軌
跡の表示状態図である。
【図7】従来例の工具経路表示装置において工具経路軌
跡を4方向から見たときの表示状態図である。
【符号の説明】
10……工作物形状データファイル 20……工具経路計算部 30……工具経路データファイル 40……工具経路表示方法設定部 50……工具経路表示制御部 60……表示装置 201……工作物形状 202……塗り潰し領域表示 301……工作物形状 302……送り速度が速い部分の工具経路軌跡 303……送り速度が遅い部分の工具経路軌跡 304……送り速度が中程度の部分の工具経路軌跡 305……送り速度が速い部分の工具経路軌跡 306……工具形状 401……工具経路軌跡 501……最小座標 502……最大座標 503……直方体の座標領域 601……最小座標 602……最大座標 603……工作物に相当する直方体の座標領域 604……工具経路軌跡 605……注意喚起マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CAD/CAM装置の工具経路軌跡の表
    示を行う装置であって、 工具が切削送り速度で移動した領域を塗り潰して表示す
    る手段と、 工具の送り速度に応じて工具経路軌跡として表示する線
    の種類または線の幅または線の色を変化させて表示する
    手段と、 指定した座標領域内の工具経路軌跡のみを表示させる手
    段と、 指定した座標領域内の工具経路の送り速度が上限送り速
    度を超えたときに注意喚起マークを表示する手段とを備
    えたことを特徴とする工具経路表示装置。
JP5221139A 1993-09-06 1993-09-06 工具経路表示装置 Pending JPH0772914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5221139A JPH0772914A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 工具経路表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5221139A JPH0772914A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 工具経路表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0772914A true JPH0772914A (ja) 1995-03-17

Family

ID=16762078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5221139A Pending JPH0772914A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 工具経路表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0772914A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009637A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Okuma Corp Ncプログラムの表示方法
JP2009098982A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sodick Co Ltd 加工シミュレーション装置およびそのプログラム
DE102010036499A1 (de) 2009-08-19 2011-02-24 Fanuc Ltd. Werkzeugvektor-Anzeigevorrichtung für eine Werkzeugmaschine mit Drehachse
JP2018180780A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 ファナック株式会社 加工経路表示装置
JP2020204908A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 ファナック株式会社 加工経路表示装置
EP4332701A1 (de) * 2022-08-30 2024-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Systeme und verfahren zur unterstützung eines bearbeitungsprozesses
WO2024171262A1 (ja) 2023-02-13 2024-08-22 住友電工ハードメタル株式会社 加工条件決定支援装置、加工条件決定支援システム、表示装置、加工条件決定支援方法、及び加工条件決定支援プログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009637A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Okuma Corp Ncプログラムの表示方法
JP2009098982A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Sodick Co Ltd 加工シミュレーション装置およびそのプログラム
DE102010036499A1 (de) 2009-08-19 2011-02-24 Fanuc Ltd. Werkzeugvektor-Anzeigevorrichtung für eine Werkzeugmaschine mit Drehachse
US8190287B2 (en) 2009-08-19 2012-05-29 Fanuc Ltd. Tool vector display apparatus for a machine tool with rotational axes
DE102010036499B4 (de) * 2009-08-19 2015-01-08 Fanuc Ltd. Werkzeugvektor-Anzeigevorrichtung für eine Werkzeugmaschine mit Drehachse
JP2018180780A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 ファナック株式会社 加工経路表示装置
US10449639B2 (en) 2017-04-07 2019-10-22 Fanuc Corporation Machining route display device
JP2020204908A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 ファナック株式会社 加工経路表示装置
US11720077B2 (en) 2019-06-17 2023-08-08 Fanuc Corporation Machining route display device
EP4332701A1 (de) * 2022-08-30 2024-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Systeme und verfahren zur unterstützung eines bearbeitungsprozesses
WO2024171262A1 (ja) 2023-02-13 2024-08-22 住友電工ハードメタル株式会社 加工条件決定支援装置、加工条件決定支援システム、表示装置、加工条件決定支援方法、及び加工条件決定支援プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62208104A (ja) 数値制御装置
EP2584419A2 (en) CNC machine for cutting with plasma, oxygen and water jet used as a cutting tool with automatic setting up a precise position of a cutting tool in a cutting head by autocalibration and method thereof
JPH0772914A (ja) 工具経路表示装置
KR930010590B1 (ko) 공구 형상의 자동 그래픽 표시 방식
JPH0421209B2 (ja)
JP3069176B2 (ja) レーザ加工におけるスクラップ線の形成方法及び装置
JPS59127108A (ja) 数値制御装置
JPH028322B2 (ja)
WO1994029777A1 (fr) Procede de designation de region
US5107436A (en) Method for generating a tool course for a cutting tool
JPS58165111A (ja) 数値制御加工方式
JPH05324043A (ja) 加工シミュレーション表示機能を有する数値制御装置
JPH09164483A (ja) 溶接経路の自動決定システム
JP2847548B2 (ja) レーザ加工データ作成装置
JP2810417B2 (ja) 自動溶接装置
US5357445A (en) Taper angle setting and displaying method for programming unit
JP3291705B2 (ja) 切断ロボットの切断動作制御装置
JPH09292913A (ja) Ncデータ作成装置
JP4778610B2 (ja) 剪断機用ワーク掴み装置の掴み位置制御方法およびその装置
JP3343826B2 (ja) 数値制御情報作成装置
KR100246885B1 (ko) 수치제어 면취가공장치 및 그 가공방법
JPH10222217A (ja) ワイヤカット放電加工におけるコアレス加工用ncデータ作成方法
JPH0496111A (ja) 工具軌跡描画方法
JPH07129214A (ja) ソフトウェアケージ機能を備えたロボット制御方法
JP3471644B2 (ja) 領域加工運転用の制御装置