JPH077278U - 外部同期装置 - Google Patents

外部同期装置

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JPH077278U
JPH077278U JP4133393U JP4133393U JPH077278U JP H077278 U JPH077278 U JP H077278U JP 4133393 U JP4133393 U JP 4133393U JP 4133393 U JP4133393 U JP 4133393U JP H077278 U JPH077278 U JP H077278U
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JP
Japan
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signal
phase
delay
output
burst
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Pending
Application number
JP4133393U
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English (en)
Inventor
義明 中條
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH077278U publication Critical patent/JPH077278U/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価かつ部品点数の少ない構成により、外部
入力の映像信号のバースト信号に同期し、該信号と所定
の位相関係に設定された同期信号をPLL制御で形成
し、この同期信号に基づいて入力映像信号に同期した出
力映像信号を形成する。 【構成】 電圧制御発振器2のPLL制御により形成さ
れた同期信号を4分周する分周器9と、該分周器9の出
力信号をCR積分遅延により位相0゜〜90゜の範囲内
で設定量遅延する遅延回路8と、該遅延回路8の出力信
号を4逓倍する逓倍器10と、バースト信号と逓倍器1
0の出力信号との位相差比例した電圧信号を制御信号と
して発振器2に供給する位相比較器1とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外部入力の映像信号のバースト信号に基づくPLL制御により、バ ースト信号に同期した同期信号を発生し、この信号のタイミング制御に基づき外 部入力の映像信号に同期した出力映像信号を形成する外部同期装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、監視装置の分野においては、複数台のテレビカメラを1個所でモニタし て監視する際、各カメラをスイッチャで切換えて使用したり、1台のモニタテレ ビに各カメラの映像を分割表示したりする。 この場合、各カメラの映像信号のバースト信号及び水平,垂直の同期信号の位 相を合わせて各カメラの映像信号の同期をとることが要求される。
【0003】 そして、図2に示すように例えば2台のテレビカメラA,Bの映像信号をモニ タテレビ等のモニタ装置Cに供給する構成の場合、両カメラA,Bの映像信号の 同期をとるため、例えばカメラBの映像信号をカメラAに供給し、このカメラA の外部同期装置によりカメラAの出力映像信号をカメラBから供給された外部入 力の映像信号に同期させる。
【0004】 このとき、説明を簡単にするため、カメラA,Bとモニタ装置Cとの間のケー ブルa,bの特性,線長が等しく、ケーブルa,bに基づく映像信号の遅延量が 同じであるとすれば、カメラA,B間のケーブルcに基づく遅延量によりカメラ A,Bの映像信号のバースト信号等の位相がずれる。
【0005】 そして、このずれを補正して位相を合わせるため、カメラA,B等に設けられ る従来の外部同期装置は図3に示すように形成され、外部から供給された入力映 像信号に含まれた周波数Fscの色副搬送波のバースト信号Saがフィルタ等で 分離抽出され、このバースト信号Saが位相比較器1に供給される。
【0006】 この比較器1はバースト信号Saと参照信号Sbとの位相差に比例した電圧信 号Scを自走発振周波数4・Fscの電圧制御発振器2に供給し、電圧信号Sc により発振器2の発振周波数を制御する。 そして、発振器2の出力信号Sdがエンコーダ3に供給されて4分周され、こ の分周により同期信号Seが形成される。
【0007】 また、エンコーダ3により、撮影等で得られた輝度信号Y,色差信号R−Y, B−Yが同期信号Seのタイミング制御にしたがってエンコードされ、同期信号 Seに位相同期した出力映像信号Sfが形成される。 さらに、同期信号Seをバースト信号Saと所定の位相関係に設定し、前記の 位相のずれの補正等を行うため、同期信号Seは遅延器4に供給される。
【0008】 この遅延器4は遅延量が90゜に固定され遅延器からなり、同期信号Seを9 0゜遅延して位相する。 さらに、同期信号Seと遅延器4の出力信号Sgとがスイッチ5により択一的 に選択されて遅延器6に供給される。
【0009】 この遅延器6は遅延量が180゜に固定された遅延器からなり、スイッチ5の 出力信号Shを180゜遅延して位相し、同期信号Seを180゜又は270゜ 遅延した出力信号Siを形成する。 さらに、スイッチ5の出力信号Shと遅延器6の出力信号Siとがスイッチ7 により択一的に選択されて遅延器8に供給される。
【0010】 この遅延器8は極力安価かつ簡単な構成で位相を連続的に可変調整するため、 図4に示すように可変抵抗8a,コンデンサ8b及びCMOS構成のインバータ 8cを用いてCR積分遅延型に形成され、図5に示すように、例えば矩形波入力 信号S1 を可変抵抗8a,コンデンサ8bの時定数で積分遅延して波形の鈍った 信号S2 を形成し、この信号S2 をインバータ8cにより整形して出力信号S3 を発生する。
【0011】 このとき、入力信号S1 に対して出力信号S3 は可変抵抗8aの調整により定 まる遅延量τだけ位相がずれる。 なお、図5のTは1周期(360゜)を示す。
【0012】 そして、遅延量τは信号S2 の波形の鈍り方によって決まるが、可変抵抗8a をどのように調整しても90゜以上に遅延することはできない。
【0013】 したがって、遅延器8は可変抵抗8aの調整に基づき、入力信号の位相を0゜ 〜90゜の範囲で所定量(設定量)遅延して参照信号Sbを形成する。
【0014】 このとき、スイッチ5,7の切換えの組合せにより、スイッチ7の出力信号S jが同期信号Se,この信号Seを90゜,180゜,270゜遅延した信号の いずれかになるため、出力信号Sjを0゜〜90゜の範囲で遅延した参照信号S bは同期信号Seを0゜〜360゜の範囲で所定量遅延した信号になる。
【0015】 そして、参照信号Sbがバースト信号Saに位相同期するように発振器2がP LL制御されるため、同期信号Seがバースト信号Saに対して0゜〜360゜ の範囲内の所定量遅延した所定の位相関係に制御され、同期信号Seに位相同期 した出力映像信号Sfはそのバースト信号及び水平,垂直の同期信号等の位相ず れが補正される。
【0016】
【考案が解決しようとする課題】
前記図3の従来装置の場合、極力安価に形成すべく位相調整用の遅延器8を安 価かつ簡素なCR積分遅延型の遅延器により形成するため、遅延器8の位相調整 範囲が0゜〜90゜に限られる。
【0017】 したがって、同期信号Seをバースト信号Saに対して0゜〜360゜の範囲 の所定の位相関係に設定して出力映像信号Sfを入力映像信号に同期させるため 、遅延器8とともに複数の遅延器4,6及びスイッチ5,7を要し、部品点数が 多くなって複雑化する問題点がある。 本考案は、CR積分遅延型の安価な遅延器を使用し、しかも、従来より部品点 数を大幅に少なくして簡素に外部同期装置を形成することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案の外部同期装置においては、同期信号を 4分周する分周器と、この分周器の出力信号をCR積分により位相0゜〜90゜ の範囲内で設定量遅延する遅延回路と、この遅延回路の出力信号を4逓倍する逓 倍器と、バースト信号と逓倍器の出力信号との位相差に比例した電圧信号を制御 信号として電圧制御発振器に供給する位相比較器とを備える。
【0019】
【作用】
前記のように構成された本考案の外部同期装置の場合、電圧制御発振器のPL L制御により形成された同期信号が分周器により4分周され、このとき、同期信 号の位相をθとすると、分周器の出力信号の位相はθ/4になる。 そして、分周器の出力信号が遅延器により0゜〜90゜の範囲内で遅延される ため、遅延器の出力信号の位相範囲はθ/4〜{(θ/4)+90゜}になる。
【0020】 さらに、遅延器の出力信号が逓倍器により4逓倍されるため、逓倍器の出力信 号の位相範囲はθ〜(θ+360゜)になる。 したがって、遅延器の0゜〜90゜の範囲の遅延により、逓倍器から位相比較 器に供給される信号の位相は同期信号の位相に対して0゜〜360゜の範囲で変 化する。
【0021】 そして、逓倍器の出力信号がバースト信号に位相同期するように電圧制御発振 器の発振が制御される。 したがって、同期信号が入力映像信号のバースト信号に対して0゜〜360゜ の範囲の所定の位相関係に設定され、同期信号に基づいて従来装置と同様の位相 補正された出力映像信号が形成される。
【0022】 このとき、位相調整範囲が0゜〜90゜の遅延器及び4倍の分周器,逓倍器を 用いて装置が形成されるため、従来より部品点数が大幅に少なくなって簡素化す る。
【0023】
【実施例】
1実施例について、図1を参照して説明する。 同図において、図3と同一符号は同一もしくは相当するものを示し、図3と異 なる点は、同図の遅延器4,6及びスイッチ5,7を省き、遅延器8の前段,後 段に4分周用の分周器9,4逓倍用の逓倍器10を設けた点である。
【0024】 そして、図3のバースト信号Saに相当する周波数Fscのバースト信号SA が位相比較器1に供給され、この比較器1はバースト信号SAを基準にしてこの 信号SAと図3の参照信号Sbに相当する逓倍器10の出力信号SBとの位相差 に比例した電圧信号を形成する。
【0025】 さらに、位相比較器1の出力信号SCが電圧制御発振器2に供給され、この発 振器2の発振周波数が出力信号SCの電圧にしたがって自走発振周波数4・Fs cから可変制御される。
【0026】 そして、発振器2の出力信号SDがエンコーダ3に供給され、このエンコーダ 3により出力信号が4分周されて同期信号SEが形成されるとともに、この信号 SEを基準にして輝度信号Y,色差信号R−Y,B−Yがエンコードされ、図3 の信号Sfに相当する出力映像信号SFが形成される。
【0027】 さらに、同期信号SEをバースト信号SAと所定の位相関係に設定して図2の カメラA,Bの出力映像信号のケーブル特性に基づく位相のずれ等を補正するた め、同期信号SEは分周器9に供給されて4分周され、その出力信号SGが遅延 器8に供給される。 このとき、同期信号SEの位相をθとすると、出力信号SGの位相はθ/4に なる。
【0028】 そして、図4の構成の遅延器8は可変抵抗8aの調整により出力信号SGを0 ゜〜90゜の範囲内で所定量(設定量)遅延し、この遅延により形成された出力 信号SHを逓倍器10に供給する。 このとき、出力信号SHの位相範囲は(θ/4)〜{(θ/4)+90゜}に なる。
【0029】 そして、逓倍器10は出力信号SHを4逓倍して参照信号SBを形成する。 このとき、参照信号SBの位相範囲はθ〜(θ+360゜)になり、遅延器8 の0゜〜90゜の範囲内の遅延量の可変設定により参照信号SBの位相が0゜〜 360゜の範囲で可変設定される。
【0030】 そして、バースト信号SAを基準にしてこの信号SAと参照信号SBとが位相 同期するように発振器2の発振が制御されるため、同期信号SFは図3の同期信 号Sfと同様バースト信号SAに対して0゜〜360゜の範囲内で所定の位相関 係に設定される。
【0031】 したがって、従来の遅延器4,6及びスイッチ5,7の代わりに分周器9,逓 倍器10を設けた部品点数が少なく、安価かつ簡素な構成により、バースト信号 SAに同期した所定位相の同期信号SEを形成し、この信号SEに基づいて入力 映像信号SAに同期した出力映像信号SFを形成することができる。
【0032】 そして、同期信号SEの位相調整が遅延器8の1個の可変抵抗8aの調整のみ によって行え、従来のようなスイッチ5,7の切換え等が省けて簡素化する。 ところで、遅延器8等の構成は実施例に限定されるものではない。 また、種々の映像機器の外部同期装置に適用できるのは勿論である。
【0033】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているため、以下に記載する効果を奏 する。 安価なCR積分遅延型の遅延器8の前段,後段に4分周用の分周器9,4逓倍 用の逓倍器10を設け、電圧制御発振器2のPLL制御により形成された同期信 号を分周器9により4分周し、その位相を元の1/4にして遅延器8に供給し、 この遅延器8により入力信号の位相を0゜〜90゜の範囲内で所定量(設定量) 遅延し、遅延器8の出力信号を逓倍器により4逓倍して同期信号の位相を0゜〜 360゜の範囲内で所定量遅延した信号を形成し、この信号がバースト信号に位 相同期するように発振器2を制御したため、従来より部品点数を大幅に少なくし た安価かつ簡素な構成により、入力映像信号のバースト信号に同期した所定の位 相関係の同期信号を形成し、この同期信号にしたがって入力映像信号に同期する とともに位相調整された出力映像信号を形成することができる。 したがって、安価かつ簡素で調整操作の容易な外部同期装置を提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の外部同期装置の1実施例のブロック図
である。
【図2】本考案が適用される監視装置の1例のブロック
図である。
【図3】従来装置のブロック図である。
【図4】図3のCR積分遅延型の遅延器の詳細なブロッ
ク図である。
【図5】図4の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 位相比較器 2 電圧制御発振器 3 エンコーダ 8 遅延器 9 分周器 10 逓倍器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号のバースト信号に基づいて
    電圧制御発振器をPLL制御し、前記バースト信号と所
    定の位相関係に設定された前記バースト信号の周波数の
    同期信号を発生し、該同期信号に基づき前記入力映像信
    号に同期した出力映像信号を形成する外部同期装置にお
    いて、 前記同期信号を4分周する分周器と、 該分周器の出力信号をCR積分遅延により位相0゜〜9
    0゜の範囲内で設定量遅延する遅延回路と、 該遅延回路の出力信号を4逓倍する逓倍器と、 前記バースト信号と前記逓倍器の出力信号との位相差に
    比例した電圧信号を制御信号として前記発振器に供給す
    る位相比較器とを備えた外部同期装置。
JP4133393U 1993-06-29 1993-06-29 外部同期装置 Pending JPH077278U (ja)

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