JPH0772273A - 時間測定回路 - Google Patents

時間測定回路

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Publication number
JPH0772273A
JPH0772273A JP22081593A JP22081593A JPH0772273A JP H0772273 A JPH0772273 A JP H0772273A JP 22081593 A JP22081593 A JP 22081593A JP 22081593 A JP22081593 A JP 22081593A JP H0772273 A JPH0772273 A JP H0772273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
signal
clock signal
counter
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22081593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Asanuma
謙治 浅沼
Eiichi Nabeta
栄一 鍋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP22081593A priority Critical patent/JPH0772273A/ja
Publication of JPH0772273A publication Critical patent/JPH0772273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電流や測定時間を増大させることなく、
分解能を向上させる。 【構成】 測定値に比例するゲート信号GATEが有意
である間の基準クロック信号CLK(CLKG)をカウ
ンタC2によりカウントすることにより、ゲート時間を
測定する時間測定回路において、ゲート信号GATEの
前縁,後縁におけるクロックCLKの信号レベルをフリ
ップフロップFF3,FF4でそれぞれ保持しておき、
この保持値に応じてカウンタC2の出力に所定の加工を
施すことにより、クロックを高速化したりゲート時間を
長くしないで、分解能を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタル処
理装置を備えた発信器を含むプロセス機器において、計
測量(アナログ量)をディジタル値に変換するのに好適
な時間測定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの種の従来例を示す回路図、図
8はその動作を説明するための各部波形図である。な
お、図7において、C1,C2はカウンタ、FF1,F
F2はフリップフロップ回路、G1,G2はアンドゲー
ト、CLKは基準クロック信号をそれぞれ示している。
【0003】以下、図7の動作について図8も参照して
説明する。まず、図8(ロ)に示すクリア信号CLR
(−)(符号にバーを付してローレベルで意味ありの信
号を示す)をローレベル(L)として、各素子をリセッ
トする。この状態で図8(ハ)に示す測定入力パルスP
INがカウンタC1に入力されると、カウンタC1はこ
の測定入力パルスPINをカウントする。
【0004】その後、カウンタC1がパルスPINを8
個カウントすると、GA(−)が図8(ニ)のように
「L」となるが、このときGB(−)が図8(ホ)のよ
うに「L」であるので、アンドゲートG1が開いてその
出力GATEが、図8(ヘ)のようにハイレベル(H)
となる。このGATE信号はカウンタC1が8ビット
(27 =128)をカウントすると、GB(−)が図8
(ホ)のように「H」となり、GATE信号は「L」と
なる。このアンドゲートG1が開いている間、つまり信
号GATEがHの間に図8(イ)に示す基準クロック信
号CLKを、図8(ト)のように信号CLKGとして通
過させる。カウンタC2により、このCLKGをカウン
トすることで、測定入力パルスPINの周期に応じた値
を得るものである。
【0005】ところで、クロック信号CLKと上記GA
TE信号の立上り,立下りとは非同期のため、図9に
,,およびで示すような4つの典型的なケース
が出現する。つまり、これら4つの典型的なケースはい
ずれもカウント値は5であるが、ゲート幅が、では基
準クロック信号CLKの幅で4.5〜5.5、および
では4〜5、では3.5〜4.5であり、(4.5
±1)×CLKと表現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の回路
では同じカウント値でありながらゲート幅が(4.5±
1)×CLKとなっており、分解能が悪いという問題が
ある。なお、分解能を上げるにはクロック信号を高速化
する,ゲート時間を延ばす(カウンタのビット数を上げ
る)などの方法が考えられるが、前者では消費電流が増
大するという問題があり、後者には測定時間が増大する
という問題がある。したがって、この発明の課題は消費
電流や測定時間を増大させることなく、分解能を向上さ
せることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、入力信号の幅に応じて基準のク
ロック信号を通過させるゲート回路と、このゲート回路
を介して与えられるクロック信号を計数するカウンタと
を備え、このカウンタ出力によりゲート時間を測定する
時間測定回路において、前記ゲート信号の前縁,後縁に
おけるクロック信号のレベルをそれぞれ保持する第1,
第2の保持回路を設けるとともに、これらの保持回路出
力に応じて前記カウンタ出力に対し、分解能を向上させ
るための所定の加工を施すことを特徴としている。この
発明においては、前記クロック信号のレベルをそれぞれ
保持するときのみ、前記第1,第2の保持回路にクロッ
ク信号を印加するようにすることができる。
【0008】
【作用】ゲート信号の前縁,後縁における各クロック信
号のレベルを保持しておき、これにもとづきクロック信
号のカウント値に所定の加工を施すことにより、クロッ
ク信号の周波数を上げることなく分解能を上げられるよ
うにする。また、クロック信号のレベルをそれぞれ保持
するときのみ、クロック信号を印加することで、消費電
流を低減することができる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す回路図であ
る。この実施例は、図7の従来例と比較すれば明らかな
ように、FF3,FF4を付加した点が特徴である。な
お、INVはインバータである。FF3はGATE信号
が立ち上がったときのCLK信号の状態を保持し、FF
4はGATE信号が立ち下がったときのCLK信号の状
態を保持するものである。
【0010】図2はその動作を説明するための波形図で
ある。これは図9と対応するものであるが、FF3,F
F4の出力を示すBOA,BOBなどの信号が付加され
ている点で図9と異なっている。つまり、はGATE
信号によって、出力BOA,BOBがそれぞれ「1」,
「1」となるケース、同じくは「1」,「0」、は
「0」,「1」、そしては「0」,「0」となるケー
スをそれぞれ示している。
【0011】ところで、この発明は上記BOA,BOB
出力に応じて、カウンタ出力を加工するようにした点に
ある。図3はその方法を説明するためのフローチャート
である。すなわち、ステップS1で図1のカウンタC2
の値B7〜B0を読み取り(リード)、ステップS2で
その値を2倍した後、次のステップS3ではBOA,B
OB出力をリードする。
【0012】その結果、ステップS4ではBOAの値を
判断し、これが「1」ならばステップS5へ進んでBO
Bの値を判断し、その結果、BOBが「1」ならばステ
ップS6で、先にステップS2で得た結果を+2する。
一方、ステップS5でBOBが「1」でないときはステ
ップS7へ進み、先にステップS2で得た結果を+1
し、さらに、ステップS4でのBOA値の判断結果が
「1」でなければ、ステップS8へ進んでBOBの値が
「1」かどうかを判断し、「1」ならばステップS7へ
進み、「1」でなければ何もせずにステップS9へ進
む。ステップS9ではそれぞれの結果から2を引く。
【0013】図3の動作を、分かり易くまとめて図4に
示す。同図のケース,,およびは図2と対応し
ており、図3の最終結果がケースでは10、,で
は9、そしてでは8になるケースであり、その範囲は
それぞれ(5±0.5)CLK,(4.5±0.5)C
LK,(4±0.5)CLKとなることが分かり、1/
2CLKの分解能を持たせられることを示している。
【0014】図5はこの発明の他の実施例を示す回路
図、図6はその動作を説明するための波形図である。図
5からも明らかなように、これは図1に示すものに対し
遅延素子D、アンドゲートG3,G4およびFF5,F
F6を付加して構成される。また、図6(イ)〜(ヘ)
はGATE信号の立ち上がり時、(ト)〜(ヲ)はGA
TE信号の立ち下がり時を説明するための説明図であ
る。
【0015】図5におけるGATE信号の立ち上がり時
の動作につき、図6も参照して説明する。いま、アンド
ゲートG1の出力GATEBが図6(ロ)のように
「H」になると、CLK信号が「L」の場合はアンドゲ
ートG3が成立し、その出力DINAが(ホ)のように
「H」となる。一方、信号GATEBは遅延素子Dによ
り(ハ)のように遅延されてGATE信号となり、その
立ち上がりでFF3がセットされ、その出力BOAが
(ヘ)のように「H」になる。
【0016】さらに、このGATE信号の立ち上がりで
FF5もセットされ、図6(ニ)のようにINHA信号
が「H」となって、アンドゲートG3が閉じられる。こ
のように、GATE信号の立ち上がりの直前の期間のみ
FF3にクロック信号CLKが伝わるようにし、消費電
力が増大しないようにしたもので、その他の点は図1と
同様である。
【0017】以上は、GATE信号の立ち上がり時の動
作について説明したが、立ち下がりもアンドゲートG
4,フリップフロップFF6などによって上記と同様の
動作が行なわれ、その波形は図6(ト)〜(ヲ)に示す
ようになる。基本的に(イ)〜(ヘ)の場合と同様なの
で、説明は省略する。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、ゲート信号の前縁,
後縁における各クロック信号のレベルを保持しておき、
これにもとづきクロック信号のカウント値を加工するよ
うにしたので、クロック信号の周波数を上げることなく
分解能を上げることが可能となる利点が得られる。ま
た、クロック信号のレベルを保持するときのみ、クロッ
ク信号を通過させるようにすることで、消費電流を減少
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路図である。
【図2】図1の動作を説明するための波形図である。
【図3】カウント出力の加工方法を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図3を分かり易く説明するための説明図であ
る。
【図5】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図6】図5の動作を説明するための各部波形図であ
る。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】図7における各部の出力を示す波形図である。
【図9】クロック信号CLKとGATE信号の立上り,
立下りとの関係を説明するための波形図である。
【符号の説明】
C1,C2…カウンタ、FF1〜FF6…フリップフロ
ップ、G1〜G4…アンドゲート、D…遅延素子、IN
V…インバータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ゲート信号の幅に応じて基準のクロ
    ック信号を通過させるゲート回路と、このゲート回路を
    介して与えられるクロック信号を計数するカウンタとを
    備え、このカウンタ出力によりゲート時間を測定する時
    間測定回路において、 前記ゲート信号の前縁,後縁におけるクロック信号のレ
    ベルをそれぞれ保持する第1,第2の保持回路を設ける
    とともに、これらの保持回路出力に応じて前記カウンタ
    出力に対し、分解能を向上させるための所定の加工を施
    すことを特徴とする時間測定回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号のレベルをそれぞれ保
    持するときのみ、前記第1,第2の保持回路にクロック
    信号を印加することを特徴とする請求項1に記載の時間
    測定回路。
JP22081593A 1993-09-06 1993-09-06 時間測定回路 Pending JPH0772273A (ja)

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JP22081593A JPH0772273A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 時間測定回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2752945A1 (fr) * 1996-09-04 1998-03-06 Fuji Electric Co Ltd Dispositif et procede de mesure de temps d'un signal d'entree

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2752945A1 (fr) * 1996-09-04 1998-03-06 Fuji Electric Co Ltd Dispositif et procede de mesure de temps d'un signal d'entree
US5963510A (en) * 1996-09-04 1999-10-05 Fuji Electric Co., Ltd. Time measurement device

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