JPH077188Y2 - ボックスファイル - Google Patents
ボックスファイルInfo
- Publication number
- JPH077188Y2 JPH077188Y2 JP11579990U JP11579990U JPH077188Y2 JP H077188 Y2 JPH077188 Y2 JP H077188Y2 JP 11579990 U JP11579990 U JP 11579990U JP 11579990 U JP11579990 U JP 11579990U JP H077188 Y2 JPH077188 Y2 JP H077188Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- bottom wall
- rail
- slit
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この考案は、ボックスファイルに関する。
＜従来の技術＞ ボックスファイルは簡易に書類を挿し込んでおくのに便
利であるので、広く使用されているが、従来のボックス
ファイルは、例えば、第７図に示す如く、紙、合成樹脂
などの材料の側壁51,52を、前端および後端にある硬質
材料の端版56,57に挿し込んで構成されている。図にお
いて、53,54は側壁の前方傾斜部、55は底板であって、
また２点鎖線58は見出し紙を示している。
利であるので、広く使用されているが、従来のボックス
ファイルは、例えば、第７図に示す如く、紙、合成樹脂
などの材料の側壁51,52を、前端および後端にある硬質
材料の端版56,57に挿し込んで構成されている。図にお
いて、53,54は側壁の前方傾斜部、55は底板であって、
また２点鎖線58は見出し紙を示している。
従来のボックスファイルは、硬質材料の端版が上方に立
っているので、ボックス全体としての安定が悪く、前方
と後方で端版の形状、寸法が異なるので、製作に手間が
かるという不具合もあった。
っているので、ボックス全体としての安定が悪く、前方
と後方で端版の形状、寸法が異なるので、製作に手間が
かるという不具合もあった。
＜課題を解決するための手段＞ この考案では、前記の従来の不具合を解消するために、
レールに嵌め込まれた側壁部及び底壁部からなるボック
スファイルにおいて、側壁部は一体のシートを折り曲げ
て形成された両側の側壁及び背壁とからなり、側壁はそ
の下端を若干内方に折り曲げた折曲部を有し、上記の折
曲部を含む側壁の下部はレールの垂直部に設けられたＬ
字形スリットに嵌め込まれ、底壁部は一体のシートを折
り曲げて形成された前壁、両側の円弧側壁並びに底壁か
らなり、底壁はレールの水平部に設けられた水平方向ス
リットに嵌め込まれ、また左右の円弧側壁には側壁に取
り付けた鋲と係合し、前壁の回動のガイドとなる円弧状
のスリットが夫々形成されており、スリットの前端部分
には係止用突起部分、その反対側の膨らみ部並びに前端
からなる係止部が形成されていて、前壁を直立させたと
き、前壁の開放方向への回動が鋲によって係止されるよ
うに構成されているようなボックスファイルを得たもの
である。
レールに嵌め込まれた側壁部及び底壁部からなるボック
スファイルにおいて、側壁部は一体のシートを折り曲げ
て形成された両側の側壁及び背壁とからなり、側壁はそ
の下端を若干内方に折り曲げた折曲部を有し、上記の折
曲部を含む側壁の下部はレールの垂直部に設けられたＬ
字形スリットに嵌め込まれ、底壁部は一体のシートを折
り曲げて形成された前壁、両側の円弧側壁並びに底壁か
らなり、底壁はレールの水平部に設けられた水平方向ス
リットに嵌め込まれ、また左右の円弧側壁には側壁に取
り付けた鋲と係合し、前壁の回動のガイドとなる円弧状
のスリットが夫々形成されており、スリットの前端部分
には係止用突起部分、その反対側の膨らみ部並びに前端
からなる係止部が形成されていて、前壁を直立させたと
き、前壁の開放方向への回動が鋲によって係止されるよ
うに構成されているようなボックスファイルを得たもの
である。
＜実施例＞ 第１図はこの考案のボックスファイルの斜視図、第２図
は前壁と円弧側壁を前方に引き出したところを示す図、
第３図は側壁部の斜視図、第４図は底壁部の展開図、第
５図はレールの詳細図をそれぞれ示し、ボックスファイ
ル10は側壁部１、底壁部２、ならびに側壁部の下方にあ
るレール３とからなっている。
は前壁と円弧側壁を前方に引き出したところを示す図、
第３図は側壁部の斜視図、第４図は底壁部の展開図、第
５図はレールの詳細図をそれぞれ示し、ボックスファイ
ル10は側壁部１、底壁部２、ならびに側壁部の下方にあ
るレール３とからなっている。
側壁部１は、第３図に示すように、両側の側壁11,11お
よび背壁12が折曲線13,13でシートを折り曲げて形成さ
れている。14は前方斜辺部である。16,16は側壁下部を
若干内方へ折り曲げた折曲部である。
よび背壁12が折曲線13,13でシートを折り曲げて形成さ
れている。14は前方斜辺部である。16,16は側壁下部を
若干内方へ折り曲げた折曲部である。
次に、底壁部２は、第４図の展開図から判るように、前
壁21はその両側の円弧側壁22,22、底壁23からなり、前
壁21は折曲線26,26′により底壁23から直角に立ち、円
弧側壁22,22は折曲線27,27により前壁21から直角に内側
に曲げられている。また、円弧側壁22,22はガイド用の
円弧状スリット24を円弧側壁22の上縁の円弧に沿って有
している。なお、28,………は、後述するようにレール
の水平方向スリット34に底壁23を嵌め込んだ後両者を固
定するための鋲穴である。
壁21はその両側の円弧側壁22,22、底壁23からなり、前
壁21は折曲線26,26′により底壁23から直角に立ち、円
弧側壁22,22は折曲線27,27により前壁21から直角に内側
に曲げられている。また、円弧側壁22,22はガイド用の
円弧状スリット24を円弧側壁22の上縁の円弧に沿って有
している。なお、28,………は、後述するようにレール
の水平方向スリット34に底壁23を嵌め込んだ後両者を固
定するための鋲穴である。
第５図に示すように、レール３は垂直部31と水平部32を
有し、垂直部31は垂直方向にＬ字形スリット33が、ま
た、水平部32には水平方向スリット34が、それぞれ形成
されている。
有し、垂直部31は垂直方向にＬ字形スリット33が、ま
た、水平部32には水平方向スリット34が、それぞれ形成
されている。
組立てに当たっては、第５図に２点鎖線で示した如く、
レール３の垂直方向のＬ字形スリット33にその下部を内
方に折曲した折曲部16を有する側壁11を嵌め込み、水平
方向スリット34に底壁23を嵌め込めば、第１図に示す如
く、ボックスファイルが形成される。側壁11に例えば、
鋲15を取り付け、円弧側壁22の円弧状スリット24と係合
させれば、第２図に示すように、書類の出し入れの際、
前壁21を折曲線26を中心として回動するとき、スリット
24は鋲15と係合していて、ガイドとして作用する。
レール３の垂直方向のＬ字形スリット33にその下部を内
方に折曲した折曲部16を有する側壁11を嵌め込み、水平
方向スリット34に底壁23を嵌め込めば、第１図に示す如
く、ボックスファイルが形成される。側壁11に例えば、
鋲15を取り付け、円弧側壁22の円弧状スリット24と係合
させれば、第２図に示すように、書類の出し入れの際、
前壁21を折曲線26を中心として回動するとき、スリット
24は鋲15と係合していて、ガイドとして作用する。
スリット24の前端部分には係止部25があって、第１図に
示すように前壁21を引っ込めた場合、鋲15によって係止
されて簡単に前壁21が開かないようになっている。第６
図にスリット24を拡大して示すように、係止部25は、突
起状部分25a、その反対側の膨らみ部25b、スリット24の
前端25cとからなっていて、第２図の状態から第１図の
状態へ、前壁21を時計方向に回して側壁部１の前端を閉
じると、突起部分25aは鋲15を越え、スリットの前端25c
との間に鋲15が存在する状態となり、力を入れて引かな
いと、係止部25は再び鋲15を越えられないので、前壁21
は閉位置に係止される。
示すように前壁21を引っ込めた場合、鋲15によって係止
されて簡単に前壁21が開かないようになっている。第６
図にスリット24を拡大して示すように、係止部25は、突
起状部分25a、その反対側の膨らみ部25b、スリット24の
前端25cとからなっていて、第２図の状態から第１図の
状態へ、前壁21を時計方向に回して側壁部１の前端を閉
じると、突起部分25aは鋲15を越え、スリットの前端25c
との間に鋲15が存在する状態となり、力を入れて引かな
いと、係止部25は再び鋲15を越えられないので、前壁21
は閉位置に係止される。
＜効果＞ この考案のボックスファイルは前記のような構成であっ
て、レールが底部にのみ用いられているので、安定性が
よく、また、レールは両側に同じものが底壁を挾んでい
るので、任意の幅のものが容易に製作できる。
て、レールが底部にのみ用いられているので、安定性が
よく、また、レールは両側に同じものが底壁を挾んでい
るので、任意の幅のものが容易に製作できる。
第１図はこの考案のボックスファイルの斜視図、第２図
は前壁と円弧側壁を前方に引き出したところを示す図、
第３図は側壁部を取り出して示した斜視図、第４図は底
壁部の展開図、第５図はレールの詳細図、第６図は円弧
状スリットを示す図、第７図は従来のボックスファイル
の一例を示す図である。 （符号の説明） １……側壁部 ２……底壁部 ３……レール 11……側壁 12……背壁 13……折曲線 14……斜辺部 21……前壁 22……円弧側壁 23……底壁 24……円弧状スリット 25……係止部 31……レールの垂直部 32……レールの水平部 33……レールのＬ字形スリット 34……レールの水平方向スリット
は前壁と円弧側壁を前方に引き出したところを示す図、
第３図は側壁部を取り出して示した斜視図、第４図は底
壁部の展開図、第５図はレールの詳細図、第６図は円弧
状スリットを示す図、第７図は従来のボックスファイル
の一例を示す図である。 （符号の説明） １……側壁部 ２……底壁部 ３……レール 11……側壁 12……背壁 13……折曲線 14……斜辺部 21……前壁 22……円弧側壁 23……底壁 24……円弧状スリット 25……係止部 31……レールの垂直部 32……レールの水平部 33……レールのＬ字形スリット 34……レールの水平方向スリット
Claims (1)
- 【請求項１】レールに嵌め込まれた側壁部及び底壁部か
らなるボックスファイルにおいて、 側壁部１は一体のシートを折り曲げて形成された両側の
側壁11,11及び背壁12とからなり、 側壁11はその下端を若干内方に折り曲げた折曲部16を有
し、 上記の折曲部16を含む側壁11の下部はレール３の垂直部
31に設けられたＬ字形スリット33に嵌め込まれ、 底壁部２は一体のシートを折り曲げて形成された前壁2
1、両側の円弧側壁22,22並びに底壁23からなり、 底壁23はレール３の水平部32に設けられた水平方向スリ
ット34に嵌め込まれ、 また左右の円弧側壁22には側壁11に取り付けた鋲15と係
合し、前壁21の回動のガイドとなる円弧状のスリット24
が夫々形成されており、 スリット24の前端部分には係止用突起部分25a、その反
対側の膨らみ部25b並びに前端25cからなる係止部25が形
成されていて、前壁21を直立させたとき、前壁の開放方
向への回動が鋲15によって係止されるように構成されて
いることを特徴とするボックスファイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11579990U JPH077188Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ボックスファイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11579990U JPH077188Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ボックスファイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471286U JPH0471286U (ja) | 1992-06-24 |
| JPH077188Y2 true JPH077188Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31863599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11579990U Expired - Fee Related JPH077188Y2 (ja) | 1990-11-02 | 1990-11-02 | ボックスファイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH077188Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174291A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | King Jim Co Ltd | ファイル収納箱 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004299237A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Kokuyo Co Ltd | ボックスファイル |
-
1990
- 1990-11-02 JP JP11579990U patent/JPH077188Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008174291A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | King Jim Co Ltd | ファイル収納箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0471286U (ja) | 1992-06-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |