JPH0771546B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH0771546B2
JPH0771546B2 JP62202542A JP20254287A JPH0771546B2 JP H0771546 B2 JPH0771546 B2 JP H0771546B2 JP 62202542 A JP62202542 A JP 62202542A JP 20254287 A JP20254287 A JP 20254287A JP H0771546 B2 JPH0771546 B2 JP H0771546B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、摺動操作自在のスライダーにクリック機能を
有し電動送風機の入力を制御する制御回路に入力制御信
号を出力する操作制御部を連通管の握り部に設けた電気
掃除機に関する。
(従来の技術) 従来の電気掃除機は、操作可能なスイッチにより、電気
送風機が単にオン・オフ制御される構造となっており、
電動送風機の入力を変化させることはできなかったが、
最近、じゅうたん、床、ソファーなどの掃除場所に合わ
せて吸込力を調整できるように、操作制御部から入力制
御信号を入力する制御回路により電動送風機の入力を制
御する構造としたいわゆるパワーコントロール方式の電
気掃除機が知られている。
そして、この種のパワーコントロール方式の電気掃除機
においては、操作性上、第12図および第13図に示すよう
に、掃除時に把持される吸込み用のホースの握り管1に
操作制御部2を設け、電動送風機の入力の大きさに対応
する複数の表示3を有する表示板4に沿って、入力制御
信号を変化させる可変抵抗器5の摺動操作子6に結合さ
れかつ表示3を指示するスライダー7を操作摺動自在に
支持して操作制御部2を形成している。
ところで、掃除時、握り管に延長管を介して接続された
吸込口体が床面に当たった際などの衝撃により、スライ
ダーが使用者の合わせた所定の位置から移動してしまう
おそれがあるので、スライダーが不用意に移動しないよ
うに、このスライダーを複数の所定位置に保持するクリ
ック機構が必要となる。そして、例えば、第12図および
第13図に示す従来の電気掃除機では、合成樹脂製の握り
管1と一体の壁体8にスライダー7の摺動方向に沿って
形成した複数の凹部9と、スライダー7と一体的に移動
する合成樹脂製のクリック部10に形成され凹部9に係脱
自在に係合される突部11を先端部に有する弾性変形可能
な突片12とによりクリック機構13を構成した構造が採ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の電気掃除機において、電動送
風機を起動または停止つせるためにスライダー7を摺動
させる場合と、電動送風機の作動中にその入力を変化さ
せるためにスライダー7を摺動させる場合とで、同じク
リック機構13により節度感が与えられる。ところで、掃
除作業上、電動送風機の起動または停止と電動送風機の
作動中の入力変化とを容易に区別可能な構造が望まれて
いるが、スライダー7の摺動に際して得られる節度感が
単調で、聴覚や触覚のみでは区別にしにくく、操作ごと
に視覚にて表示を確認する必要があり、操作性がよくな
い問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みて、電動送風機の起
動または停止と電動送風機の作動中における入力変化と
をスライダーの操作にて区別可能で操作性が向上する電
気掃除機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機は、集塵室を内部に有するとともに
この集塵室に臨んで吸込口を開口した掃除機本体と、こ
の掃除機本体に内蔵され前記集塵室に連通する電動送風
機およびこの電動送風機の入力を制御する制御回路と、
前記掃除機本体の吸込口に接続されかつ握り部を有する
連通管と、この連通管の握り部に設けられ前記制御回路
に入力制御信号を出力して前記電動送風機の入力を停止
状態を含めて変化させる操作制御部とを備えた電気掃除
機において、前記操作制御部は、操作子を有する可変抵
抗器と、この可変抵抗器の操作子に連結される摺動操作
自在のスライダーと、このスライダーを複数の所定位置
に保持しこのスライダーの摺動に際して節度感を与える
クリック機構とを備え、前記クリック機構は、前記電動
送風機の起動および停止操作に対応する前記スライダー
の摺動に際して節度感を与える第1クリック機構と、前
記電動送風機の作動時における入力の変化に対応する前
記スライダーの摺動に際して前記第1クリック機構の節
度感より弱い節度感を与える第2クリック機構とを具備
したものである。
(作用) 本発明の電気掃除機は、ホースの握り部の操作制御部の
可変抵抗器の操作子に摺動操作自在にスライダーを連結
し、このスライダーの電動送風機の起動および停止操作
に対応した摺動に際して節度感を与える第1クリック機
構と、スライダーの電動送風機の作動時における入力の
変化に対応した摺動に際して第1クリック機構の節度感
より弱い節度感を与える第2クリック機構とを設けたた
め、電動送風機の起動または停止と電動送風機の作動中
における入力変化とをスライダーの操作による節度感で
区別可能となり、電動送風機の入力の操作が容易とな
る。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を図面を参
照して説明する。
第8図において、21は掃除機本体で、のこの掃除機本体
21は、内部に電動送風機22およびこの電動送風機22の入
力を制御する第9図に示す回路構成の制御回路23を配設
しているとともに、電動送風機22の吸込側に連通し図示
しない集塵フィルターを内蔵した集塵室24を形成してい
る。また、この集塵室24に臨んで掃除機本体21の上面前
部には吸込口25が開口形成されている。さらに、掃除機
本体21内の後部には、電動送風機22への給電用の電源コ
ード26を巻き取る図示しないコードリールが設けられて
いる。
一方、27は連通管としてのホースで、このホース27は、
屈曲自在な蛇腹状のホース本体28と、このホース本体28
の一端部に設けられ掃除機本体21の吸込口25に着脱自在
に接続される接続管29と、ホース本体28の他端部に設け
られた屈曲した円筒形状の握り部としての握り管30とか
らなっている。そして、この握り管30には、制御回路23
に入力制御信号を出力する操作制御部31が設けられてい
る。なお、これら制御回路23と操作制御部31は、ホース
本体28に内蔵された導線および接続管29と掃除機本体21
の吸込口25の近傍とにそれぞれ設けられ互いに着脱自在
に接続されるコネクター32を介して電気的に接続される
ようになっている。
また、34は一対の延長管で、これら延長管34は、後端部
が握り管30の先端部または他の延長管34の前端部に着脱
自在に接続されるようになっている。
さらに、35は吸込口体で、この吸込口体35は、図示しな
い吸塵口を下面に有しているとともに、この吸塵口に連
通し延長管34の前端部に着脱自在に接続される連結管36
を後部に有している。
次に、ホース27の握り管30の操作制御部31の構成を第1
図ないし第7図を参照して説明する。
握り管30の外周面上側には、カバー体41がねじにより固
定され、これら握り管30とカバー体41との間に操作制御
部31を収納した収納空間部43が形成されている。また、
カバー体41には開口部44が形成され、この開口部44に下
方より臨んで、握り管30に形成された支持リブ45,48,51
に表示板46が固定されている。そして、この表示板46の
上面には、電動送風機22の入力の大きさに対応する
「切」、「カーテン」、「ソファー」、「たたみ・
床」、「じゅうたん」などの文字あるいは記号からなる
複数の表示47が前後に並んで形成されている。
また、表示板46の下方に位置して、握り管30に形成され
た支持リブ48に可変抵抗器49が固定され、この可変抵抗
器49はその抵抗値を変化させる握り管の軸方向である前
後方向へ摺動自在の操作子50を有している。さらに、こ
の可変抵抗器49の側方には、握り管30に形成された支持
リブ51に、操作制御部31を形成する他の電気部品を搭載
しかつ可変抵抗器49を接続した基板52が固定されてい
る。
そして、表示板46上には、合成樹脂からなるスライダー
53が前後方向へ摺動自在に支持されている。このスライ
ダー53には、表示板46の複数の表示47のいずれかに重合
してこの表示47を指示する窓孔54が前部に開口形成され
ているとともに、操作部55が後部上側に突出形成され、
この操作部55はカバー本体41の開口部44より外方へ突出
されている。
また、スライダー53の側部には、背面ほぼL字形状の抜
け止め片56が下方へ突出形成され、この抜け止め片56の
下部が表示板46の下方に位置して、スライダー53が抜け
止めされている。さらに、抜け止め片56の下面には平面
ほぼL字形状のガイド片57が突出形成され、このガイド
片57が握り管30に形成された前後方向へ延びるガイドリ
ブ58に前後摺動自在に係合されている。また、抜け止め
片56の下部内側には、先端部が下方へ屈曲した前後一対
の操作子係合片59,60が突出形成されている。そして、
これら係合片59,60間に可変抵抗器49の操作子50に形成
された突出片50aが嵌合され、この操作子50とスライダ
ー53とが一体に摺動するようになっている。
一方、操作制御部31には、電動送風機22の起動および停
止操作に対応するスライダー53の摺動に際して節度感を
与える第1クリック機構61が設けられている。そして、
この第1クリック機構61は、合成樹脂からなるカバー体
41の内側面に形成された突起62と、スライダー53のガイ
ド片57の外側面に形成されカバー体41の突起62を弾性的
にのりこえる突起63とからなっている。
さらに、操作制御部31には、電動送風機22の作動時にお
ける電動送風機22の入力を変化させる操作に対応するス
ライダー53の摺動に際して、第1クリック機構61の節度
感より弱い節度感を与える第2クリック機構66が設けら
れている。
次に、第2クリック機構66の構成を説明する。
表示板46の下面には、複数の凹部67がスライダー53の摺
動方向である前後方向へ並んで形成されている。なお、
これら凹部67間の凸部68の頂面すなわち下面は、それぞ
れ凸部68の上方に曲率中心を有する側面円弧状の円弧状
面69となっている。
また、70は金属製の板ばねで、この板ばね70は、基端部
に側面ほぼ凹字形状の固定部71が形成され、この固定部
71がスライダー53の後側の操作子係合片60に下方より嵌
合され、操作子係合片60の前方の切溝60aに挿通されて
取り付けられている。さらに、板ばね70の基端部の固定
部71の前側に隣接する部分は、スライダー53の係合片60
の前方に位置する部分と可変抵抗器49の操作子50の突起
50aとに下方より押えられて、板ばね70の基端部がスラ
イダー53に前後方向および上下方向において保持および
位置決めされている。
そして、固定部71の下部は係合片60の下面に形成された
前後に抜ける溝部60bに嵌合され、板ばね70はスライダ
ー53に左右方向において保持かつ位置決めされている。
また、板ばね70の先端部すなわち前端部には、表示板46
の各凹部67に係脱自在に係合される上方へ膨出した側面
円弧状の弧状突部72が形成されている。
次に、制御回路23について第9図を参照して説明する。
商用交流電源81に、電源コード26を介して、ヒューズ82
と、抵抗83およびコンデンサ84からなる保護回路として
のスナバ回路が接続されたトライアック85と、電動送風
機22とが直列に接続され、この電動送風機22にはコンデ
ンサからなる雑音防止用回路86が接続されている。
また、商用交流電源81には降圧用の変圧器87の一次巻線
が接続され、この変圧器87の二次巻線にはダイオードブ
リッジよりなる整流回路88が接続され、この整流回路88
の出力側には抵抗89および、ツェナダイオード90からな
る定電圧回路が接続されている。このツェナダイオード
90と並列に直列に接続された抵抗91および抵抗92が接続
され、これら抵抗91と抵抗92との接続点にはプログラマ
ブル・ユニジャンクション・トランジスタ(PUT)93の
ゲートが接続され、このPUT93のカソードは変圧器94の
一次巻線の一端に接続されている。また、PUT93のアノ
ードと変圧器94の一次巻線の他端との間には充電用のコ
ンデンサ95が接続されている。さらに、変圧器94の二次
巻線には抵抗96、ダイオード97が接続されて、トライア
ック85のゲートに接続されている。
そして、抵抗89,91の接続点と、PUT93のアノードに接続
された抵抗98とが、コネクター32を介して、操作制御部
31の可変抵抗器49に接続される。また、この可変抵抗器
49には、抵抗99が並列に接続されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
掃除に際して、まず、掃除機本体21の吸込口25にホース
27の接続管29を接続し、このホース27の握り管30に一方
の延長管34の後端部を接続し、さらにこの延長管34の前
端部に他方の延長管34の後端部を接続し、この延長管34
の前端部に吸込口体35の連結管36を接続しておく。
そして、ホース27の握り管30のスライダー53が後限位置
にあるとき、すなわちこのスライダー53の窓孔54が
「切」の表示に重なる位置にあるとき、電動送風機22は
停止状態にあるが、スライダー53を操作して前進させる
と電動送風機22が起動する。このとき、スライダー53の
突起63が握り管30のカバー体41の突起62を前方へのりこ
えることにより第1クリック機構61の節度感が得られ
る。
また、スライダー53をさせに前進ないし後退させること
により、じゅうたん、たたみ、床、ソファー、カーテン
などの掃除場所に合わせて、電動送風機22の入力を変化
させ、吸込力を調整することができる。このように電動
送風機22の作動中にその入力を変化させるためにスライ
ダー53を摺動させるときは、スライダー53に保持された
板ばね70の弧状突部72が表示板46の複数の凹部67に弾性
的に係脱することにより、第1クリック機構61の節度感
より弱い第2クリック機構66の節度感が得られる。
ここで、制御回路23の動作について説明する。
可変抵抗器49の抵抗値を大きくすると、コンデンサ95の
充電時間が長くなるので、抵抗91および抵抗92で設定さ
れているゲートの電圧よりアノードの電位が越えたとき
PUT93のオンする時間が遅れ、トライアック85のトリガ
の位相制御角が大きくなり、電動送風機22へ供給される
電力が低下し、電動送風機22の入力が低下する。反対
に、可変抵抗器49の抵抗値が小さくなると、コンデンサ
95の充電時間が短くなるので、トライアック85のトリガ
位相制御角が小さくなり電動送風機22の入力が増大す
る。なお、可変抵抗器49の操作子50がパターン49aから
外れた状態で、電動送風機22が停止状態となる。
そして、塵埃は、電動送風機22の駆動により吸込口体35
の吸塵口から吸込まれ、延長管34およびホース27を介し
て掃除機本体21内の集塵室24に導かれ、この集塵室24内
に貯溜される。
また、スライダー53を後限位置まで後退させると、作動
していた電動送風機22が停止する。このとき、スライダ
ー53の突起63がカバー体41の突起62を後方へのこりえる
ことにより第1クリック機構61の節度感が得られる。
そして、使用者は、スライダー53の窓孔54にどの表示47
が重なっているかを見ることによって、電動送風機22の
入力の大きさを視覚的に確認することができる。これと
ともに、第1クリック機構61および第2クリック機構66
により与えられる節度感によって、使用者は聴覚と触覚
との双方にて、電動送風機22の入力の切り換えを容易に
認知することができ、電動送風機の入力状態を設定する
操作性が向上して使い勝手がよい。
また、第1クリック機構61および第2クリック機構66に
よって、スライダー53が使用者の選択した位置に保持さ
れることにより、掃除中に衝撃を受けても、スライダー
53が遊動することはない。
そして、電動送風機22を起動および停止させる際の第1
クリック機構61の節度感と、電動送風機22の作動中にそ
の入力を変化させる際の第2クリック機構66の節度感と
は、第1クリック機構61の節度感が第2クリック機構66
の節度感より強調性があるため、使用者は、起動および
停止操作と入力を変化させる操作とを明確に区別するこ
とができる。特に、操作上特別の意味をもつ起動および
停止操作を1つのスライダー53の操作において節度感に
より明確に認識することができ、使用者は、掃除終了後
などに、電動送風機22を停止させたことを確実に認識す
ることができる。したがって、スライダー53の操作性を
向上できる。
また、第2クリック機構66においては、板ばね70の弧状
突部72が係合する凹部67間の凸部68の下面が下方に膨出
し前後方向へ彎曲した円弧状面69となっていることによ
り、板ばね70の弧状突起72が凹部67間の中途半端な位置
で止まってしまうことがなく、使い勝手が一層向上でき
る。
そして、第2クリック機構66は金属製の板ばね70が用い
られているので、摩耗による劣化を抑制できる。さら
に、電動送風機22の起動および停止操作より電動送風機
22の入力を変化させる操作のほうが頻繁であり、比較的
強い節度感を与える第1クリック機構61のクリックより
比較的弱い節度感を与える第2クリック機構66のクリッ
クの方が弱いので、第2クリック機構66の摩耗による劣
化がさらに抑制できる。
また、板ばね70の固定部71をスライダー53の操作子係合
片60と、この係合片60に係合された可変抵抗器49の操作
子50とにより保持したので、スライダー53の成形のため
の型構造が簡単になるばかりでなく、板ばね70をスライ
ダー53に容易に組込むことができ、工数を削減できる。
これとともに、板ばね70の構造も簡単にでき、より一層
安価にすることができる。
さらに、板ばね70の固定部71は、スライダー53の係合片
60と可変抵抗器49の操作子50とにより確実に位置決めさ
れているので、スライダー53の摺動時における板ばね70
の傾きやずれが防止される。したがって、板ばね70の動
作が確実なものとなり、スライダー53の操作荷重が安定
したものになる。
第10図および第11図は、本発明の他の実施例を示すもの
で、この実施例では、第2クリック機構66を構成する表
示板46の凹部67および凸部68の幅W1すなわちスライダー
53の摺動方向と直交する左右方向の長さW1を、板ばね70
の先端部の弧状突部72の幅W2より小さくしてある(W1
W2)。
この構造によれば、板ばね70の左右両側縁の摺動による
合成樹脂製の表示板46の凹部67および凸部68の摩耗を防
止できる。したがってまた、摩耗粉による可変抵抗器49
などの操作制御部31の電気系統への悪影響もなくすこと
ができる。
(発明の効果) 本発明によれば、電動送風機の入力を制御するためのス
ライダーの摺動に際し、第1クリック機構が電動送風機
の起動および停止操作にあたって節度感を与え、第1ク
リック機構とは別の第2クリック機構が電動送風機の作
動時におけるその入力を変化させる操作にあたって節度
感を与えるので、使用者が節度感から入力を変化させる
操作と起動および停止操作とを明確に区別することがで
き、スライダーの操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示すホースの
握り部付近の水平方向断面図、第2図は同上握り部付近
の左右方向断面図、第3図は同上表示板およびスライダ
ーの前後方向断面図、第4図は同上スライダーの斜視
図、第5図は同上スライダーの正面図、第6図は同上ス
ライダーの下面図、第7図は同上握り部付近の平面図、
第8図は同上全体の斜視図、第9図は同上回路図、第10
図は本発明の他の実施例を示す表示板およびスライダー
の下面図、第11図は同上板ばねの平面図、第12図は従来
の電気掃除機の一例を示す握り部付近の平面図、第13図
は同上握り部付近の水平方向断面図である。 21……掃除機本体、22……電動送風機、23……制御回
路、24……集塵室、25……吸込口、27……連通管として
のホース、30……握り部としての握り管、31……操作制
御部、46……表示板、47……表示、49……可変抵抗器、
50……操作子、53……スライダー、61……第1クリック
機構、66……第2クリック機構、67……凹部、68……凸
部、69……円弧状面、70……板ばね、72……弧状突部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵室を内部に有するとともにこの集塵室
    に臨んで吸込口を開口した掃除機本体と、この掃除機本
    体に内蔵され前記集塵室に連通する電動送風機およびこ
    の電動送風機の入力を制御する制御回路と、前記掃除機
    本体の吸込口に接続されかつ握り部を有する連通管と、
    この連通管の握り部に設けられ前記制御回路に入力制御
    信号を出力して前記電動送風機の入力を停止状態を含め
    て変化させる操作制御部とを備えた電気掃除機におい
    て、 前記操作制御部は、操作子を有する可変抵抗器と、この
    可変抵抗器の操作子に連結される摺動操作自在のスライ
    ダーと、このスライダーを複数の所定位置に保持しこの
    スライダーの摺動に際して節度感を与えるクリック機構
    とを備え、 前記クリック機構は、前記電動送風機の起動および停止
    操作に対応する前記スライダーの摺動に際して節度感を
    与える第1クリック機構と、前記電動送風機の作動時に
    おける入力の変化に対応する前記スライダーの摺動に際
    して前記第1クリック機構の節度感より弱い節度感を与
    える第2クリック機構と を具備したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】第2クリック機構は、スライダーの摺動方
    向に沿って複数形成された凹部と、前記スライダーに基
    端部が保持され先端部に前記凹部に係脱自在に係合され
    る弧状突部を有する板ばねとを備え、 前記板ばねは、基端部が前記スライダーおよび可変抵抗
    器の操作子により保持された ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】第2クリック機構の複数の凹部間の凸部の
    頂面は、この凸部の突出方向へ膨出しかつ弧状突部の摺
    動方向と略同方向へ彎曲した円弧状面である ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電気掃除
    機。
JP62202542A 1987-08-13 1987-08-13 電気掃除機 Expired - Lifetime JPH0771546B2 (ja)

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