JPH0771444A - 駆動軸およびロータ - Google Patents

駆動軸およびロータ

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JPH0771444A
JPH0771444A JP6065047A JP6504794A JPH0771444A JP H0771444 A JPH0771444 A JP H0771444A JP 6065047 A JP6065047 A JP 6065047A JP 6504794 A JP6504794 A JP 6504794A JP H0771444 A JPH0771444 A JP H0771444A
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rotor
drive shaft
disc
coil element
disk
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JP6065047A
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Karl-Heinz Knoerzer
クネルツァー カール−ハインツ
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率および耐摩耗性を改善する。 【構成】 ロータ2との形状接続的および/または摩擦
接続的な結合のための、軸線15に対して直角に位置す
る少なくとも1つの連行ディスク9が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクロータ型電気
機械のロータからの力伝達およびロータへの力伝達のた
めの駆動軸であって、ロータが、全周にわたって分配さ
れて配置された積層板状の複数のコイルエレメントから
成る自己支持性の構造体であり、前記コイルエレメント
が、それぞれ半径方向外側と半径方向内側とで互いに導
電結合されており、コンミテータが、ロータ端面の環状
の区分から成っており、ロータと駆動軸との間に絶縁層
が配置されている形式のものに関する。
【0002】さらに本発明は、ディスクロータ型電気機
械に用いられるロータであって、該ロータに、半径方向
の角度位置で互いに相対的に回転させられてかつ互いに
絶縁された通電性の複数のコイルエレメントが、ロータ
軸線に対して直角な1つまたは複数の異なる平面内で配
置されており、前記コイルエレメントが、それぞれ少な
くとも1つの半径方向の区分を有しており、該区分が、
外側のコイルエレメント区分と内側のコイルエレメント
区分とを結合しており、それぞれ少なくとも2つのコイ
ルエレメントが、ロータの全周にわたって分配された1
つのグループにまとめられて、各コイルエレメントが、
当該グループの隣接したコイルエレメントにそれぞれ半
径方向外側で、かつ場合によっては半径方向内側でも導
電結合されており、コンミテータが、半径方向内側のコ
イルエレメント区分の、両ロータ端面のうちの一方に位
置する表面によって形成されている形式のものに関す
る。
【0003】
【従来の技術】ディスクロータ型電気機械の原理は、た
とえば専門誌C.Clement著の「Constru
ction des Bobinages Elect
riques」、第13版、Dunod、Paris
在、1942年、第68頁に開示されているように、既
に久しく知られている。
【0004】このような形式の駆動軸を備えたディスク
ロータ型電気機械はフランス国特許第1232438号
明細書に基づき公知である。この公知のディスクロータ
型電気機械では、ディスク形のロータがロータ保持装置
に摩擦接続的に差し込まれている。このロータ保持装置
は駆動軸を外套状に取り囲んで、やはり摩擦接続的な結
合を形成している。上記フランス国特許第123243
8号明細書に記載されているようなディスクロータ型電
気機械のロータの特殊な構造に基づき、ロータ保持装置
は絶縁性の材料から成っていなければならない。すなわ
ち、ロータは全周にわたって分配されて配置された多数
のコイルエレメントから自己支持性に形成されている。
したがって当然ながら、駆動軸と、ロータを形成するコ
イルエレメントとの間の結合は導電性であってはならな
い。
【0005】これによって、2つの主問題が生じる。
【0006】すなわち、ロータと絶縁体との間の摩擦接
続と、絶縁体と軸との間の摩擦接続とは、とりわけ数n
mオーダのトルク作用時では永続的に実施することがで
きない。さらに、公知先行技術のこのような構成は、一
部は小さな接触面積に基づき、一部は汎用の絶縁体の材
料特性に基づきロータ保持装置の側方案内力が小さくな
ることにより、狭い許容範囲内で安定的であるロータ運
動特性を可能にしない。しかし、ディスクロータ型電気
機械では、ステータの磁極をできるだけロータの近くに
接近させる目的で、軸方向におけるロータディスクの揺
動運動に対する高い安定性が必要となる。すなわち、デ
ィスクロータ型電気機械の良好な効率を得るためには、
磁極とロータとの間のできるだけ小さな間隔が必要とな
る。
【0007】ディスクロータ型電気機械に用いられるロ
ータは特にフランス国特許第1426280号明細書に
基づき公知である。この公知のロータのコイルエレメン
トは、適宜に成形されて曲げ加工された帯状薄板によっ
て形成される。この帯状薄板は、それぞれロータ軸に対
して直角な異なる平面にわたって延びている。この場
合、コンミテータは半径方向のコイルエレメント区分の
半径方向内側に位置する部分によって形成される。すな
わち、ブラシは帯状薄板の扁平面に沿って擦過する。
【0008】しかし、上記公知先行技術による構成で
は、コンミテータ薄板の間の比較的大きくて、しかも不
均一に成形されたギャップに基づき、ブラシの高い摩耗
が生じてしまう。
【0009】したがって、公知先行技術によるディスク
ロータ型電気機械はブラシ摩耗の点でも、特に比較的大
きなトルクの場合の駆動軸の力伝達の点でも、ひいては
駆動軸によるロータ運動の側方案内の点でも、改善の余
地が認められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のディスクロータ型電気機械、つまり駆動
軸およびロータを改良して、効率および耐摩耗性を改善
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の駆動軸の構成では、ロータとの形状接続的お
よび/または摩擦接続的な結合のための、軸線に対して
直角に位置する少なくとも1つの連行ディスクが設けら
れているようにした。
【0012】さらに上記課題を解決するために本発明の
ロータの構成では、コンミテータの前記半径方向内側の
コイルエレメント区分が、円錐状に成形された表面を有
しており、各2つの隣接した前記半径方向内側のコイル
エレメント区分の間の絶縁ギャップの縁部が、少なくと
もブラシのコンタクト範囲全体で互いに平行に延びてい
るようにした。
【0013】
【発明の効果】本発明による、ディスクロータ型電気機
械のロータからの力伝達およびロータへの力伝達のため
の駆動軸は、ロータとの形状接続的および/または摩擦
接続的な結合のための、軸線に対して直角に位置する少
なくとも1つの連行ディスクを有しており、この場合、
ロータは周方向で分配されて配置された積層板状の複数
のコイルエレメントから成る自己支持性の構造体であ
る。前記コイルエレメントはそれぞれ半径方向外側と半
径方向内側とで互いに導電結合されており、この場合、
コンミテータは一方のロータ端面の環状の区分から成っ
ており、しかもロータと駆動軸との間には、絶縁層が配
置されている。
【0014】このような連行ディスクは一方のロータ端
面の比較的大きな範囲をカバーすることができる。した
がって、連行ディスクは運動するロータに対して高い側
方案内力を加えている。さらに、連行ディスクは特に数
Nmのトルクにおいて、ロータ/駆動軸結合の保持可能
性を大きく向上させる。
【0015】両ロータ端面に2つの連行ディスクがたと
えば互いに緊定されていることにより、絶縁層が介在し
ているにもかかわらず、ロータと駆動軸との間の耐久性
の良い摩擦接続的な結合を得ることができる。連行ディ
スクの充分に大きい寸法設定に基づき、連行ディスクと
ロータとの結合面には所定限界内の力しか生じない。
【0016】連行ディスクとロータとの間の形状接続的
な結合に基づき、さらに著しく改善された力伝達が生じ
る。こうして、比較的大きなトルクをも問題なく伝達す
ることができる。連行ディスクとロータとの形状接続的
に互いに内外に係合した部分を適当に寸法設定すること
に基づき、場合によってはあまり形状安定的であるとは
云えない前記絶縁層も不都合にならない。
【0017】本発明のさらに別の有利な構成では、絶縁
層のための材料としてプラスチック、特に熱硬化性樹脂
が使用される。熱硬化性樹脂は、連行ディスクとロータ
との形状接続的な歯列結合なしに連行ディスクとロータ
との間の形状接続的な結合を間接的に形成するために、
充分に形状安定的でかつ耐摩耗性である。
【0018】このような熱硬化性樹脂はガラス繊維強化
エポキシ樹脂混合物から成っていると有利である。ガラ
ス繊維強化エポキシ樹脂混合物はロッド状プレス成形材
として型で熱間プレス成形することができ、したがって
容易に加工可能である。
【0019】このような形状安定的な絶縁層の利点は、
特に絶縁層が一方では凸部と切欠きとによって連行ディ
スクに結合されていて、他方ではロータ端面に係合する
連行突起を有している場合に有効となる。すなわち、特
に熱間プレス成形可能なエポキシ樹脂混合物を使用する
場合には、連行ディスクとロータとの間の歯列結合が極
めて簡単なプロセスによって間接的に形成可能である。
【0020】前記連行突起が、ロータ端面の接触範囲に
おいてコイルエレメント区分の経過に相応して成形され
ていると、別の利点が得られる。すなわち、前記コイル
エレメントがたとえば成形薄板から成っていると、連行
突起を収容するために必要となる凹部は、成形薄板をロ
ータに組み立てる前に既に薄板形状に組み込むことがで
きる。したがって、駆動軸嵌込みの目的で、完成したロ
ータを後処理することは不要になる。
【0021】駆動軸の伝動装置接続区分の周面に、少な
くとも1つの溝が設けられていると有利である。この溝
を用いて、ディスクロータ型電気機械に接続された伝動
装置との単純な形状接続的結合を形成することができ
る。
【0022】駆動軸の伝動装置接続区分が前記溝の範囲
に横断面減小部を有していて、しかも有利には前記溝の
基底が横断面減小範囲の周面に整合して移行している
と、形状接続的な結合を形成しながら、ディスクロータ
型電気機械と伝動装置とを簡単に互いに内外に係合させ
ることができる。
【0023】本発明のさらに別の有利な構成では、単に
1つの連行ディスクが駆動軸に固く結合されている。前
記連行ディスクのロータ側の面に向い合って位置するよ
うに、止めディスクが軸方向摺動可能でかつ位置固定可
能に駆動軸に取り付けられている。このように摺動可能
な止めディスクを用いて、連行ディスクとロータとの
間、および止めディスクとロータとの間のプレス嵌めを
行うことができる。
【0024】このことは、当然ながら連行ディスクもし
くは止めディスクとロータとの間の摩擦接続的な結合に
おいて有利な作用を有しているが、しかし連行ディスク
とロータとの間の形状接続的な結合においても、特に連
行ディスクの側方案内特性の点でプレス嵌めによる利点
が得られる。
【0025】駆動軸における止めディスクの軸方向摺動
可能でかつ位置固定可能な取付は、止めディスクに設け
られた雌ねじ山と、駆動軸に設けられた対応する雄ねじ
山との螺合によって行うことができる。
【0026】これに対して択一的に、止めディスクを止
めプレートに結合することもできる。この止めプレート
は駆動軸の止めディスク側の端部をカバーしており、さ
らに前記止めプレートには、ねじがねじ込まれている。
このねじは駆動軸に設けられた中心孔に突入して、この
場所で雌ねじ山に螺合する。このことは、駆動軸に設け
られた雄ねじ山における止めディスクのナット状固定に
比べて、次のような利点を持っている。すなわち、プレ
ス嵌め目的で行われる止めディスクの軸方向摺動が、止
めディスクの回転とは結合されていない。
【0027】止めディスクは所属のロータ端面に向かっ
て絶縁層で被覆されていると有利である。したがって、
止めディスクは導電性材料、特に金属から成っていても
よい。
【0028】ディスクロータ型電気機械のステータハウ
ジングにおける駆動軸の支承は、ボールベアリングによ
って行われると有利である。この場合、駆動軸は各1つ
のボールベアリングを固定するための各1つの隆起部お
よび/または溝を有していると有利である。したがっ
て、軸方向摺動に対する駆動軸のガイド、ひいてはロー
ラのガイドも保証されている。
【0029】止めディスクと止めプレートとを備えた本
発明のよる駆動軸の構成では、ボールベアリングのうち
の1つが止めディスクと止めプレートとの間に設置され
ると特に有利である。なぜならば、止めプレートの中心
のねじを締め付けることにより、止めプレートがボール
ベアリングに押圧され、ボールベアリングが止めディス
クに押圧され、さらに止めディスクがロータに押圧され
るからである。したがって、駆動軸における隆起部と溝
とによるボールベアリングのための別個の固定装置は不
要になる。たとえば連行ディスクもしくは止めディスク
とロータとの間の絶縁層の老化現象に基づきプレス嵌め
が弱まる場合でも、駆動軸の支承による側方案内を危険
にさらすことなく、中心ねじの締付けによって後調節が
可能になる。
【0030】本発明による駆動軸と、ディスクロータ型
電気機械のステータとの結合は、一方のステータハウジ
ング半部への連行ディスク側のボールベアリングの嵌込
みと、ブラシホルダへの止めディスク側のボールベアリ
ングの嵌込みとによって行われると有利である。ブラシ
ホルダは他方のステータハウジング半部に結合されてい
る。すなわち、簡単な構造手段を用いて、ステータハウ
ジングにおけるロータの安定したガイドが形成される。
【0031】本発明によるロータによれば、ブラシとコ
ンミテータ・コイルエレメント区分との間の比較的大き
なコンタクト面が得られるだけでなく、これによって電
流伝達の改善、ひいては効率の改善も得られる。さら
に、ブラシのコンタクト範囲全体における絶縁ギャップ
の平行な延びにより、この絶縁ギャップを同じくコンタ
クト範囲全体においてできるだけ細く保持することが可
能になる。すなわち、ブラシ摩耗を著しく減少させるこ
とができる。
【0032】さらに、絶縁ギャップの平行な形成に基づ
き、本発明によるロータの製造において著しい単純化が
得られる。すなわち、絶縁ギャップは通常ではフライス
加工され、これによりブラシが専らコイルエレメントの
表面だけに接触することが保証される。この場合、平行
に延びる絶縁ギャップは当然ながら、別形状に形成され
る絶縁ギャップよりも簡単にフライス加工することがで
きる。
【0033】本発明による扁平型ロータの有利な構成で
は、コイルエレメントの半径方向区分の間に強磁性材料
が配置されている。この強磁性材料はその高い磁化率に
基づき、ステータハウジング内で互いに向い合って位置
するように設けられた磁極の間に磁界を生ぜしめ、こう
して本発明による扁平型ロータの組み込まれている電気
機械の効率を著しく高める。
【0034】この場合、強磁性材料としては、ダイナモ
薄板を使用することができる。
【0035】本発明による扁平型ロータのさらに別の有
利な構成では、コイルエレメントとして成形薄板が使用
されている。この成形薄板は銅から成っていてよい。成
形薄板の使用は、単純な製造方法を可能にし、薄板、つ
まりコイルエレメントの高い固有安定性に基づき、ロー
タの手間のかかる支持枠を不要にする。
【0036】1つまたは複数の緊定リングを用いる成形
薄板のセンタリングおよび位置固定は、ロータの安定性
を高めるので有利である。なぜならば、成形薄板が比較
的高い自重を有しており、したがってロータの回転時に
高い遠心力を受けるからである。
【0037】前記緊定リングを収容するためには、成形
薄板に1つまたは複数の溝が加工成形されていると有利
である。これによって、成形薄板の組付け後に、緊定リ
ングを挿入するための別の作業ステップが必要にならな
い。
【0038】成形薄板が流込み樹脂を用いた流込み成形
によって位置固定されると、再びロータの一層高い固有
安定性が得られる。
【0039】高い固有安定性に基づき、ロータ運動の形
状忠実な、振動の少ない特性が得られる。したがって、
ロータと両ステータ半部との間の各ギャップを小さく保
持して、効率を高めることができる。
【0040】緊定リングおよび/または流込み樹脂によ
る成形薄板の位置固定は、本発明による扁平型ロータを
自己支持性の成形薄板によって製造するために使用され
ると有利である。すなわち、ロータ本体は、付加的な支
持エレメントなしに互いに位置固定された成形薄板の全
体から形成される。このことは、材料の手間と構成の手
間を著しく減少させる。
【0041】コイルエレメントの半径方向区分の間に、
通常では高い比重を有している強磁性材料が存在してい
ると、このような自己支持性の扁平型ロータでは、安定
性をさらに高める目的で、それぞれコイルエレメントの
種々異なる半径方向平面の間のギャップ内で、ガラス繊
維ベルトが強磁性材料に載着するように1回または数回
ロータ全周にわたって巻き付けられて、流込み樹脂を用
いて流込み成形されることが有利である。流込み樹脂は
硬化後にガラス繊維ベルトと共に高強度の結合を生ぜし
める。このような結合は、回転を受けて強磁性材料に作
用する遠心力に耐える。
【0042】本発明による扁平型ロータは、有利には永
久励磁式の電動モータのディスクロータとして使用する
ことができる。しかし、本発明による扁平型ロータを永
久励磁式の発電機のディスクロータとして使用すること
も有利である。特に本発明による扁平型ロータが、自動
車用の駆動ユニットとして働くような電気機械において
使用される場合、電動モータとして、かつ必要に応じて
発電機としてのこのような電気機械の使用は極めて有利
になる。
【0043】コイルエレメントを扁平型ロータの全周に
わたって分配された個々のコイルエレメントグループに
グループ分けするためには、個々のコイルエレメントを
それぞれ隣接するコイルエレメントと半径方向外側でろ
う接するか、または溶接することが有利である。この場
合、各1つのU字形の成形薄板を各ろう接個所もしくは
各溶接個所に被せて、一緒にろう接することが有利であ
る。これによって、一層高い結合保持性が得られるが、
とりわけこれによって、成形薄板がコイルエレメントと
して使用される場合に、種々異なる半径方向平面のコイ
ルエレメントの結合が構成的に簡単に形成される。
【0044】このようなU字形の成形薄板結合部の遠心
力に対する保持可能性および安定性は、半径方向外側で
ガラス繊維ベルトがロータ全周にわたって巻き付けられ
て、流込み樹脂を用いて流込み成形されることによって
高められると有利である。
【0045】成形薄板を備えた本発明による扁平型ロー
タの特に単純で、ひいては特に有利な構成では、成形薄
板の幅がほぼその全長にわたって分割されているので、
同一のコイルエレメントグループに所属する各2つの隣
接するコイルエレメントが同一の成形薄板によって形成
されている。このような手段は、特に本発明による扁平
型ロータが、コイルエレメントを有する2つの半径方向
平面しか有していない場合には、ロータの構成的に極め
て単純な製造をもたらす。成形薄板の一方の半部はロー
タの一方の平面に所属しており、他方の半部は他方の平
面に所属している。これによって、ロータの半径方向内
側に位置する部分における別個の導電結合は不要とな
る。
【0046】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0047】図1には、本発明による駆動軸1を部分的
に断面した側面図が示されている。軸線15に対して垂
直に位置する連行ディスク9は、ロータ座部28と同様
に絶縁層8で被覆されている。この絶縁層8は連行ディ
スク9に設けられた切欠き12によって連行ディスク9
と形状接続的に結合されている。ボールベアリングを固
定するためには、隆起部21と溝22とが設けられてい
る。駆動軸1に設けられた伝動装置接続区分13には、
軸方向に延びている溝14が設けられている。
【0048】図2には、図1の方向Aで見た図が示され
ている。図面からは、ボールベアリングを固定するため
の隆起部21と、連行ディスク9と、絶縁層8に形状接
続的に結合するための前記連行ディスク9に設けられた
円形の切欠き12と、前記連行ディスク9を越えて突出
した連行突起10の端部とが認められる。この連行突起
10は絶縁材料から製造されている。
【0049】図3には、図1の方向Bで見た図が示され
ている。図3から認められるように、この実施例では連
行突起10が星形に配置されている。さらに、ロータ座
部28が認められる。このロータ座部には、絶縁層8が
示されている。また、中心孔19も示されている。
【0050】図4には、図1の方向Cで見た図が示され
ている。図4から認められるように、駆動軸1の伝動装
置接続区分13には溝14が設けられている。この溝1
4は伝動装置の形状接続的な結合部分5を収容するため
に働く。ボールベアリングを収容しようとする駆動軸区
分は隆起部21と溝22とによって制限されている。
【0051】図5には、図1のD−D線に沿った断面図
が示されている。溝14が別の角度で図示されている。
【0052】図6には、本発明による駆動軸の別の実施
例が図1と類似の図面で示されている。駆動軸1の伝動
装置接続区分13は溝14の範囲で横断面減小部を有し
ている。溝14の基底は横断面減小範囲の周面に整合し
て移行している。これによって、伝動装置を簡単に被せ
嵌めるだけで、この伝動装置に対する形状接続的な結合
を行なうことができる。ロータ座部28は少しだけ円錐
形に保持されている。このことは絶縁層8によって補償
される。連行ディスク9は絶縁層8と摩擦接続的に結合
されている。すなわち、この実施例では連行突起10が
歯車状に成形されている。
【0053】図7には、図6の方向Fで見た図が示され
ている。図7からは、溝14の座部と、伝動装置接続区
分13に設けられた横断面減小部と、隆起部21と溝2
2との間のボールベアリングの座部とが認められる。
【0054】図8には、図6の方向Eで見た図が示され
ている。図8からは、この実施例における連行突起10
の歯車状に加工成形された形状が認められる。この場合
にも、連行突起10は絶縁層8によって形成されてい
て、その先端は連行ディスク9を越えて延びている。さ
らに、中心孔19と、ロータ座部28の縁部と、ロータ
座部範囲に設けられた絶縁層8の縁部とが図示されてい
る。
【0055】図9には、本発明による駆動軸1のさらに
別の実施例の側面図が示されている。伝動装置接続区分
13およびロータ座部28は上記実施例の場合と同様に
形成されている。しかし、連行突起10の形状は異なっ
ている。同じく上記実施例とは異なり、絶縁層8に形状
接続的に結合するための前記連行ディスク9に設けられ
た切欠き12が示されている。
【0056】図10には、図9の方向Gで見た図が示さ
れていて、上記実施例との相違点が明らかとなる。すな
わち、連行突起10は、この連行突起10と係合状態に
あるロータのコイルエレメントの経過に相応して成形さ
れている。さらに、図10には連行ディスク9に対する
絶縁層8の係合輪郭29が示されている。係合輪郭29
はこの場合、歯車状に成形されている。したがって、絶
縁層8は連行ディスク9にも、ロータにも、連行突起1
0を介して形状接続的に結合されている。
【0057】ロータ2の、図10に示した連行突起10
に対して嵌合するコイルエレメント4の輪郭は、ロータ
端面7を概略的に示す図11に示されている。
【0058】図12には、ロータ2と結合した本発明に
よる駆動軸1が示されている。このロータから、かつこ
のロータへ駆動軸1はトルクを伝達するようになってい
る。ロータの軸線15に対して垂直に位置する連行ディ
スク9には、絶縁層8が設けられている。この絶縁層8
は一方では連行ディスク9に設けられた凸部11と切欠
き12とによって連行ディスク9に形状接続的に結合さ
れており、他方では連行突起10によってロータ2と形
状接続的に結合されている。したがって、連行ディスク
9はロータ2に間接的に形状接続的に結合されている
か、もしくはロータ2のコイルエレメント4に形状接続
的に結合されている。連行ディスク9とは反対の側に位
置するロータ端面7は絶縁層20を介して止めディスク
16と接触している。止めディスク16は止めプレート
17に結合されている。この止めプレートは、駆動軸1
の中心孔19に設けられた雌ねじ山に螺合するねじ18
を用いて、締付けによりロータ2に向かって移動させら
れる。こうして、止めディスク16はロータ2に押圧さ
れ、これによってロータ2の押圧力を連行ディスク9に
加えるので、駆動軸1はプレス嵌めによってロータ2と
形状接続的かつ摩擦接続的に結合されている。
【0059】図13に示した状態では、図12に示した
駆動軸1とロータ2とのユニットがボールベアリング2
3,24を介してディスクロータ型電気機械のステータ
30に結合される。ボールベアリング23は隆起部21
と固定ディスク31とによって固定される。この固定デ
ィスクは溝22に係合している。それに対して、ボール
ベアリング24は止めプレート17と止めディスク16
との間に締付け固定されている。図12につき説明した
構成の他に、図13にはさらにブラシホルダ27と、こ
のブラシホルダに内蔵されたブラシ32と、このブラシ
によって擦過されるコンミテータ5と、ステータハウジ
ング半部25,26と、このステータハウジング半部に
配置された磁極33とが示されている。
【0060】図14には、本発明によるロータ、特にコ
イルエレメント4の形状が概略的に示されている。コイ
ルエレメント4はこの場合、ロータ軸線34に対して垂
直な2つの異なる平面に配置されている。すなわち、第
1の平面はコイルエレメント4′によって規定され、第
2の平面は同形であるが、鏡像対称的に配置されたコイ
ルエレメント4′′によって規定される。これらのコイ
ルエレメントは半径方向のコイルエレメント区分4a
と、外側のコイルエレメント区分4bと、内側のコイル
エレメント区分4cとから成っている。特別に図示した
コイルエレメント4′,4′′は同一の成形薄板から成
っていて、半径方向内側で互いに導電結合されている。
半径方向内側のコイルエレメント区分4cは全体的にコ
ンミテータ5を形成している。半径方向のコイルエレメ
ント区分4aの間に位置する強磁性材料38はこの場合
例示的に、それぞれ異なる平面に位置するコイルエレメ
ント4′,4′′の間の5つの中間室に図示されてい
る。
【0061】図15には、互いに所属し合う2つのコイ
ルエレメント4′,4′′が示されている。これらのコ
イルエレメントは同一の成形薄板から製造されている。
図面はロータ軸線に対して平行な方向で見た図である。
したがって、コンミテータ5の範囲に位置するコイルエ
レメント区分の円錐状に成形された表面35が認められ
る。
【0062】図16には、コンミテータのコイルエレメ
ント区分の本発明により円錐状に加工成形された形状が
示されている。隣接し合うコイルエレメント4の円錐状
の表面35は絶縁ギャップ36を取り囲んでいる。この
絶縁ギャップの縁部37はブラシのコンタクト範囲全体
で平行に延びている。
【0063】図17には、図14と同様にロータ軸線3
4の方向で見た、本発明によるロータ2の図面が示され
ている。コイルエレメント4はこの場合、成形薄板39
から成っている。この成形薄板は半径方向の2つの平面
を介してロータ2の全周にわたって分配して、各1つの
グループ46にまとめることができる。各グループ46
のコイルエレメント4の間の半径方向内側に位置する導
電結合部は、互いに所属の各2つのコイルエレメントの
構成によって同一の成形薄板として製造されている。半
径方向外側に位置する結合はU字形の成形薄板44を用
いて前記両平面を跨ぐように行なわれる。遠心力を受け
る場合のこのような結合の安定性はガラス繊維ベルト4
5によって助成される。
【0064】図18には、それぞれ互いに所属の隣接し
た3つの成形エレメント対が示されており、この場合、
円錐状の表面35がコンミテータ5の範囲で介在する絶
縁ギャップ36とどのように協働するのかが判る。さら
に、成形薄板39を位置固定しようとする緊定リング4
0の装着位置も判る。
【0065】図19には、ロータ軸線34に対して垂直
に位置する方向で見た、互いに所属する2つの成形コイ
ルエレメント4′,4′′の図が示されている。すなわ
ち、図19は図15に対応している。図面から判るよう
に、互いに所属する2つのコイルエレメント4′,
4′′は同一の成形薄板39から加工成形されている。
この成形薄板はほぼ全長にわたってギャップにより分割
されている。このギャップ42は両ロータ平面を分割し
ている。それぞれ互いに所属のコイルエレメント4′,
4′′の間の半径方向内側に位置する結合は、既に説明
したように成形薄板39の特別な加工成形により確保さ
れる。半径方向外側に位置する結合はU字形の成形薄板
44を介して行なわれる。図19にはさらに、強磁性材
料38の位置と、ブラシ32の位置も認められる。ま
た、ギャップ42に巻き付けられた、強磁性材料38を
位置固定するために働くガラス繊維ベルト43と、U字
形の成形薄板44を位置固定するために働くガラス繊維
ベルト45も図示されている。成形薄板39は各ロータ
端面7に固定用の溝41を有している。しかし、コンミ
テータ5とは反対の側のロータ端面7にしか、緊定リン
グ40は埋め込まれていない。
【0066】図20には、曲げ加工後にコイルエレメン
トとして使用したい成形薄板39の出発形状が示されて
いる。この場合、ロータ端面に向かって配置したい表面
が見えている。また、ブラシ擦過範囲に位置させたい区
分の円錐状の表面35も認められる。さらに、成形薄板
39の間に位置してこれらの成形薄板39を電気的に互
いに絶縁する絶縁層47も示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動軸の側面図である。
【図2】図1の方向Aで見た図である。
【図3】図1の方向Bで見た図である。
【図4】図1の方向Cで見た図である。
【図5】図1のD−D線に沿った断面図である。
【図6】本発明による駆動軸の別の実施例を示す側面図
である。
【図7】図6の方向Fで見た図である。
【図8】図6の方向Eで見た図である。
【図9】本発明による駆動軸のさらに別の実施例を示す
側面図である。
【図10】図9の方向Gで見た図である。
【図11】ロータのロータ端面の平面図である。
【図12】ロータを固定された本発明による駆動軸の側
面図である。
【図13】本発明による駆動軸を備えたディスクロータ
型電気機械を部分的に断面して示す図である。
【図14】本発明によるロータのロータ端面の平面図で
ある。
【図15】互いに所属の2つのコイルエレメントの概略
図である。
【図16】2つの隣接したコイルエレメントのコンミテ
ータ範囲を示す概略図である。
【図17】本発明によるロータのロータ端面の平面図で
ある。
【図18】ロータ端面のさらに別の平面図である。
【図19】ロータ軸線に対して直角な方向から見た、2
つの互いに所属のコイルエレメントの図である。
【図20】成形薄板の基本形状を示す概略図である。
【符号の説明】
1 駆動軸、 2 ロータ、 3 ディスクロータ型電
気機械、 4,4′,4′′ コイルエレメント、 5
コンミテータ、 6 区分、 7 ロータ端面、 8
絶縁層、 9 連行ディスク、 10 連行突起、
11 凸部、12 切欠き、 13 伝動装置接続部
分、 14 溝、 15 軸線、 16止めディスク、
17 止めプレート、 18 ねじ、 19 中心
孔、 20 絶縁層、 21 隆起部、 22 溝、
23,24 ボールベアリング、25,26 ステータ
ハウジング半部、 27 ブラシホルダ、 28 ロー
タ座部、 29 係合輪郭、 30 ステータ、 31
固定ディスク、 32ブラシ、 33 磁極、 34
ロータ軸線、 35 表面、 36 絶縁ギャップ、
37 縁部、 38 強磁性材料、 39 成形薄
板、 40 緊定リング、 41 溝、 42 ギャッ
プ、 43 ガラス繊維ベルト、 44成形薄板、 4
5 ガラス繊維ベルト、 46 グループ、 47 絶
縁層

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクロータ型電気機械(3)のロー
    タ(2)からの力伝達およびロータ(2)への力伝達た
    めの駆動軸であって、ロータ(2)が、全周にわたって
    分配されて配置された積層板状の複数のコイルエレメン
    ト(4)から成る自己支持性の構造体であり、前記コイ
    ルエレメント(4)が、それぞれ半径方向外側と半径方
    向内側とで互いに導電結合されており、コンミテータ
    (5)が、ロータ端面(7)の環状の区分(6)から成
    っており、ロータ(2)と駆動軸(1)との間に絶縁層
    (8)が配置されている形式のものにおいて、ロータ
    (2)との形状接続的および/または摩擦接続的な結合
    のための、軸線(15)に対して直角に位置する少なく
    とも1つの連行ディスク(9)が設けられていることを
    特徴とする、駆動軸。
  2. 【請求項2】 ロータ(2)と駆動軸(1)もしくは連
    行ディスク(9)との間の絶縁層(8)が、プラスチック
    から成っている、請求項1記載の駆動軸。
  3. 【請求項3】 ロータ(2)と駆動軸(1)もしくは連
    行ディスク(9)との間の絶縁層(8)が、熱硬化性樹脂
    から成っている、請求項1記載の駆動軸。
  4. 【請求項4】 前記熱硬化性樹脂が、ガラス繊維強化エ
    ポキシ樹脂混合物から成っている、請求項3記載の駆動
    軸。
  5. 【請求項5】 前記絶縁層(8)が、凸部(11)と切
    欠き(12)とによって前記連行ディスク(9)に形状
    接続的に結合されている、請求項2から4までのいずれ
    か1項記載の駆動軸。
  6. 【請求項6】 前記連行ディスク(9)および/または
    該連行ディスク(9)の絶縁層(8)が、連行突起(1
    0)を有しており、該連行突起が、ロータ端面(7)に
    係合している、請求項1から5までのいずれか1項記載
    の駆動軸。
  7. 【請求項7】 前記連行突起(10)が、ロータ端面
    (7)の接触範囲でコイルエレメント区分の形状に対応し
    て成形されている、請求項6記載の駆動軸。
  8. 【請求項8】 駆動軸に設けられた伝動装置接続区分
    (13)が、その周面に少なくとも1つの溝(14)を
    有している、請求項1記載の駆動軸。
  9. 【請求項9】 前記伝動装置接続区分(13)が、前記
    溝(14)の範囲に横断面減小部を有している、請求項
    8記載の駆動軸。
  10. 【請求項10】 前記横断面減小部の周面が、少なくと
    も前記溝(14)の基底に相当している、請求項9記載
    の駆動軸。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの連行ディスク(9)
    が、駆動軸(1)に固く結合されており、前記連行ディ
    スク(9)のロータ側の面に向い合って位置するよう
    に、プレス嵌めを形成するための止めディスク(16)
    が軸方向摺動可能でかつ位置固定可能に駆動軸(1)に
    取り付けられている、請求項1記載の駆動軸。
  12. 【請求項12】 前記止めディスク(16)が雌ねじ山
    を有していて、駆動軸(1)に設けられた対応する雄ね
    じ山に螺合している、請求項11記載の駆動軸。
  13. 【請求項13】 前記止めディスク(16)が止めプレ
    ート(17)に結合されており、該止めプレート(1
    7)が、駆動軸(1)の止めディスク側の端部をカバー
    しており、さらに前記止めプレート(17)にねじ(1
    8)がねじ込まれており、該ねじが、駆動軸(1)に設
    けられた中心孔(19)に突入していて、この場所で対
    応する雌ねじ山に螺合している、請求項11記載の駆動
    軸。
  14. 【請求項14】 前記止めディスク(16)が、該止め
    ディスクに所属のロータ端面(7)に向かって絶縁層
    (20)で被覆されている、請求項11記載の駆動軸。
  15. 【請求項15】 駆動軸(1)が、少なくとも1つのボ
    ールベアリング(23)を固定する目的で、少なくとも
    それぞれ1つの隆起部(21)および/または溝(2
    2)を有している、請求項1記載の駆動軸。
  16. 【請求項16】 前記止めディスク(16)と前記止め
    プレート(17)との間に、ボールベアリング(24)
    が配置されている、請求項13から15までのいずれか
    1項記載の駆動軸。
  17. 【請求項17】 連行ディスク側のボールベアリング
    (23)がディスクロータ型電気機械(3)の一方のス
    テータハウジング半部(25)に結合されており、止め
    ディスク側のボールベアリング(24)がブラシホルダ
    (27)に結合されており、該ブラシホルダが他方のス
    テータハウジング半部(26)に結合されている、請求
    項16記載の駆動軸。
  18. 【請求項18】 ディスクロータ型電気機械に用いられ
    るロータであって、該ロータ(2)に、半径方向の角度
    位置で互いに相対的に回転させられかつ互いに絶縁され
    た通電性の複数のコイルエレメント(4)が、ロータ軸
    線(34)に対して直角な1つまたは複数の異なる平面
    内で配置されており、前記コイルエレメント(4)が、
    それぞれ少なくとも1つの半径方向の区分(4a)を有
    しており、該区分が、外側のコイルエレメント区分(4
    b)と内側のコイルエレメント区分(4c)とを結合し
    ており、それぞれ少なくとも2つのコイルエレメント
    (4)が、ロータ(2)の全周にわたって分配された1
    つのグループ(46)にまとめられて、各コイルエレメ
    ント(4)が、当該グループ(46)の隣接したコイル
    エレメント(4′,4′′)にそれぞれ半径方向外側
    で、かつ場合によっては半径方向内側でも導電結合され
    ており、コンミテータ(5)が、半径方向内側のコイル
    エレメント区分(4c)の、両ロータ端面(7)のうち
    の一方に位置する表面によって形成されている形式のも
    のにおいて、コンミテータ(5)の前記半径方向内側の
    コイルエレメント区分(4c)が、円錐状に成形された
    表面(35)を有しており、各2つの隣接した前記半径
    方向内側のコイルエレメント区分(4c)の間の絶縁ギ
    ャップ(36)の縁部(37)が、少なくともブラシ
    (32)のコンタクト範囲全体で互いに平行に延びてい
    ることを特徴とする、ディスクロータ型電気機械に用い
    られるロータ。
  19. 【請求項19】 コイルエレメント(4)の前記半径方
    向の区分(4a)の間に、強磁性材料が配置されてい
    る、請求項18記載のロータ。
  20. 【請求項20】 強磁性材料(38)がダイナモ薄板か
    ら成っている、請求項19記載のロータ。
  21. 【請求項21】 コイルエレメント(4)が成形薄板
    (39)である、請求項18から20までのいずれか1
    項記載のロータ。
  22. 【請求項22】 前記成形薄板(39)が銅から成って
    いる、請求項21記載のロータ。
  23. 【請求項23】 前記成形薄板(39)が、少なくとも
    1つの緊定リング(40)によって束ねられている、請
    求項21記載のロータ。
  24. 【請求項24】 前記成形薄板(39)が、前記半径方
    向内側のコイルエレメント区分(4c)に、前記緊定リ
    ング(40)を収容するための少なくとも1つの溝(4
    1)を有している、請求項23記載のロータ。
  25. 【請求項25】 前記成形薄板(39)が、流込み樹脂
    を用いて流込み成形されて、互いに位置固定されてい
    る、請求項21記載のロータ。
  26. 【請求項26】 ロータ(2)の本体が、互いに位置固
    定された成形薄板(39)全体から成っている、請求項
    21から25までのいずれか1項記載のロータ。
  27. 【請求項27】 コイルエレメント(4)の種々異なる
    半径方向平面の間のギャップ(42)に、それぞれガラ
    ス繊維ベルト(43)が、前記強磁性材料(38)に載
    着するようにロータ全周にわたって1回または数回巻き
    付けられて、流込み樹脂によって流込み成形されてい
    る、請求項19または26記載のロータ。
  28. 【請求項28】 ロータ(2)が、永久励磁式の電動モ
    ータのディスクロータである、請求項18記載のロー
    タ。
  29. 【請求項29】 ロータ(2)が、永久励磁式の発電機
    のディスクロータである、請求項18記載のロータ。
  30. 【請求項30】 コイルエレメント(4)が、当該コイ
    ルエレメントグループのそれぞれ隣接したコイルエレメ
    ント(4′,4′′)に半径方向外側でろう接されてい
    るか、または溶接されている、請求項18記載のロー
    タ。
  31. 【請求項31】 各1つのU字形の成形薄板が、各ろう
    接個所に被せられて、一緒にろう接されているか、もし
    くは一緒に溶接されている、請求項21または30記載
    のロータ。
  32. 【請求項32】 半径方向外側でロータ(2)の全周に
    わたってガラス繊維ベルト(45)が巻き付けられて、
    流込み樹脂を用いて流込み成形されている、請求項14
    記載のロータ。
  33. 【請求項33】 前記成形薄板(39)の幅が、ほぼそ
    の全長にわたって分割されており、半径方向内側で導電
    結合された、当該グループ(46)に所属のそれぞれ隣
    接した2つのコイルエレメント(4′,4′′)が、同
    一の成形薄板(39)によって形成されている、請求項
    21から32までのいずれか1項記載のロータ。
JP6065047A 1993-04-03 1994-04-01 駆動軸およびロータ Pending JPH0771444A (ja)

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