JPH0771303B2 - 映像記憶装置 - Google Patents
映像記憶装置Info
- Publication number
- JPH0771303B2 JPH0771303B2 JP61151258A JP15125886A JPH0771303B2 JP H0771303 B2 JPH0771303 B2 JP H0771303B2 JP 61151258 A JP61151258 A JP 61151258A JP 15125886 A JP15125886 A JP 15125886A JP H0771303 B2 JPH0771303 B2 JP H0771303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- status information
- signal
- encoder
- output
- overtaking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Synchronizing For Television (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばビデオテープレコーダやテレビジョ
ン受像機等において画像処理を行う場合等に用いて好適
な映像記憶装置に関する。
ン受像機等において画像処理を行う場合等に用いて好適
な映像記憶装置に関する。
この発明は、ビデオテープレコーダやテレビジョン受像
機等における画像処理を行う映像記憶装置において、入
力データ列とステータス情報をサンプリング変換し並び
変えてメモリ手段に書込み、このメモリ手段より読み出
された信号を再びサンプリング変換し連続したデータ列
を得ると同時にブロック単位でステータス情報を取り出
し、この取り出したステータス情報と入力時のステータ
ス情報を比較判別し、その判別結果に応じてメモリ手段
の出力の位相情報を補正することにより、追い越しによ
る色相エラーが生じないようにしたものである。
機等における画像処理を行う映像記憶装置において、入
力データ列とステータス情報をサンプリング変換し並び
変えてメモリ手段に書込み、このメモリ手段より読み出
された信号を再びサンプリング変換し連続したデータ列
を得ると同時にブロック単位でステータス情報を取り出
し、この取り出したステータス情報と入力時のステータ
ス情報を比較判別し、その判別結果に応じてメモリ手段
の出力の位相情報を補正することにより、追い越しによ
る色相エラーが生じないようにしたものである。
画像処理を行う従来の映像記憶装置として、例えば第4
図に示すように、1H分より少ない容量のシリアルアクセ
スメモリ(以下、SAMと称する)を複数個有する非同期F
IFO型メモリが提案されている。すなわち、第4図にお
いて、入力端子(1)からのデータは書き込み用クロッ
ク信号CKWに基づいて等容量例えばN1ビットの書き込み
用SAM(2)及び(3)の所定位置に書き込まれる。SAM
(2)及び(3)に書き込まれたデータはスイッチ回路
(4)で選択的に取り出されてダイナミックランダムア
クセスメモリ(以下、DRAMと称する)(5)に供給され
る。つまり、SAM(2)にデータを書き込んでいるとき
はSAM(3)のデータがDRAM(5)に転送され、逆にSAM
(3)にデータを書き込んでいるときはSAM(2)のデ
ータがDRAM(5)に転送される。
図に示すように、1H分より少ない容量のシリアルアクセ
スメモリ(以下、SAMと称する)を複数個有する非同期F
IFO型メモリが提案されている。すなわち、第4図にお
いて、入力端子(1)からのデータは書き込み用クロッ
ク信号CKWに基づいて等容量例えばN1ビットの書き込み
用SAM(2)及び(3)の所定位置に書き込まれる。SAM
(2)及び(3)に書き込まれたデータはスイッチ回路
(4)で選択的に取り出されてダイナミックランダムア
クセスメモリ(以下、DRAMと称する)(5)に供給され
る。つまり、SAM(2)にデータを書き込んでいるとき
はSAM(3)のデータがDRAM(5)に転送され、逆にSAM
(3)にデータを書き込んでいるときはSAM(2)のデ
ータがDRAM(5)に転送される。
DRAM(5)は例えば1ライン(1H相当であるが、必ずし
もこれに限定されない)をNビットとしてMライン(N
×M)の容量を有し、1ラインは例えばN2ブロック(1
ブロックはN1ビット)に分割されている。(6)は書き
込み用アドレス回路であって、先ずアドレス回路(6)
からの行アドレス信号によりDRAM(5)の行(ライン)
が提案され、次にアドレス回路(6)からの列アドレス
信号によりDRAM(5)の列(ブロック)が指定され、こ
れにより特定された所定位置にSAM(2)または(3)
からのN1ビットのデータが書き込まれる。
もこれに限定されない)をNビットとしてMライン(N
×M)の容量を有し、1ラインは例えばN2ブロック(1
ブロックはN1ビット)に分割されている。(6)は書き
込み用アドレス回路であって、先ずアドレス回路(6)
からの行アドレス信号によりDRAM(5)の行(ライン)
が提案され、次にアドレス回路(6)からの列アドレス
信号によりDRAM(5)の列(ブロック)が指定され、こ
れにより特定された所定位置にSAM(2)または(3)
からのN1ビットのデータが書き込まれる。
(7)は読み出し用アドレス回路であって、先ずアドレ
ス回路(7)からの行アドレス信号によりDRAM(5)の
行(ライン)が指定され、次にアドレス回路(6)から
の列アドレス信号によりDRAM(5)の列(ブロック)が
指定され、これにより特定された所定位置に書き込まれ
ているN1ビットのデータが読み出される。
ス回路(7)からの行アドレス信号によりDRAM(5)の
行(ライン)が指定され、次にアドレス回路(6)から
の列アドレス信号によりDRAM(5)の列(ブロック)が
指定され、これにより特定された所定位置に書き込まれ
ているN1ビットのデータが読み出される。
(8)はスイッチ回路、(9)及び(10)はSAM(2)
及び(3)と等容量を有する読み出し用SAM、(11)は
出力端子であって、アドレス回路(7)からの行アドレ
ス信号及び列アドレス信号で指定されたDRAM(5)の所
定位置のN1ビットのデータが読み出され、スイッチ回路
(8)で取り出されてSAM(9)または(10)に選択的
に転送される。そして、DRAM(5)からのデータがSAM
(9)に転送されているときはSAM(10)に書き込まれ
るデータが読み出し用クロック信号CKRに基づいて読み
出されて出力端子(11)に出力され、逆にDRAM(5)か
らのデータがSAM(10)に転送されているときはSAM
(9)に書き込まれているデータが読み出し用クロック
信号CKRに基づいて読み出されて出力端子(11)に出力
される。
及び(3)と等容量を有する読み出し用SAM、(11)は
出力端子であって、アドレス回路(7)からの行アドレ
ス信号及び列アドレス信号で指定されたDRAM(5)の所
定位置のN1ビットのデータが読み出され、スイッチ回路
(8)で取り出されてSAM(9)または(10)に選択的
に転送される。そして、DRAM(5)からのデータがSAM
(9)に転送されているときはSAM(10)に書き込まれ
るデータが読み出し用クロック信号CKRに基づいて読み
出されて出力端子(11)に出力され、逆にDRAM(5)か
らのデータがSAM(10)に転送されているときはSAM
(9)に書き込まれているデータが読み出し用クロック
信号CKRに基づいて読み出されて出力端子(11)に出力
される。
なお、SAM(2)及び(3)よりDRAM(5)への転送
と、DRAM(5)よりSAM(9)及び(10)への転送がか
ち合うときは優先順位をつけて互いに転送のタイミング
をずらすようにしている。
と、DRAM(5)よりSAM(9)及び(10)への転送がか
ち合うときは優先順位をつけて互いに転送のタイミング
をずらすようにしている。
ところで、第4図に示すような構成において、入出力が
非同期のためアドレス回路(6)からの書き込み用アド
レス信号とアドレス回路(7)からの読み出し用アドレ
ス信号が何処かで追い越しを生じ、この追い越しする時
点でデータが現フィールドから前フイールドに入れ替え
る等の不都合を生じる。
非同期のためアドレス回路(6)からの書き込み用アド
レス信号とアドレス回路(7)からの読み出し用アドレ
ス信号が何処かで追い越しを生じ、この追い越しする時
点でデータが現フィールドから前フイールドに入れ替え
る等の不都合を生じる。
すなわち、例えば第5図において書き込み用アドレス信
号が読み出し用アドレスより先行し、しかも両者の周波
数が等しい場合は追い越しは生じないので、アドレス回
路(6)からの行アドレス信号でDRAM(5)のm1ライン
が指定され、列アドレス信号で0〜N2−1のN2ブロック
が順次指定されてデータが書き込まれ、アドレス回路
(7)からの行アドレス信号でDRAM(5)のm1ラインが
指定され、列アドレス信号で0〜N2−1のN2ブロックが
順次指定されて書き込まれているデータが読み出され
る。
号が読み出し用アドレスより先行し、しかも両者の周波
数が等しい場合は追い越しは生じないので、アドレス回
路(6)からの行アドレス信号でDRAM(5)のm1ライン
が指定され、列アドレス信号で0〜N2−1のN2ブロック
が順次指定されてデータが書き込まれ、アドレス回路
(7)からの行アドレス信号でDRAM(5)のm1ラインが
指定され、列アドレス信号で0〜N2−1のN2ブロックが
順次指定されて書き込まれているデータが読み出され
る。
ところが、書き込み用アドレス信号が読み出し用アドレ
ス信号より先行しているときに、読み出し用アドレス信
号の周波数が書き込み用アドレス信号の周波数より高い
と、例えばn番目とn+1番目のブロックの境界の所で
読み出し用アドレス信号が書き込み用アドレス信号に追
いつくようになり、ここに追い越しの現象が生じる。こ
のとき書き込み用行及び列アドレス信号と読み出し用行
及び列アドレス信号は夫々一致している。
ス信号より先行しているときに、読み出し用アドレス信
号の周波数が書き込み用アドレス信号の周波数より高い
と、例えばn番目とn+1番目のブロックの境界の所で
読み出し用アドレス信号が書き込み用アドレス信号に追
いつくようになり、ここに追い越しの現象が生じる。こ
のとき書き込み用行及び列アドレス信号と読み出し用行
及び列アドレス信号は夫々一致している。
すると、追い越しが生じる前の0〜n番目のブロックま
では現在のフィールドの情報が読み出されるが、追い越
しが生じた以降のn+1番目からN2−1番目のブロック
では前のフィールド情報が読み出されることになり、1
ライン中に現在のフィールド情報と前のフィールド情報
が混在し、画面上では色相エラーを生じることとなる。
では現在のフィールドの情報が読み出されるが、追い越
しが生じた以降のn+1番目からN2−1番目のブロック
では前のフィールド情報が読み出されることになり、1
ライン中に現在のフィールド情報と前のフィールド情報
が混在し、画面上では色相エラーを生じることとなる。
また、読み出し用アドレス信号が書き込み用アドレス信
号より先行しているときに、書き込み用アドレス信号の
周波数が読み出し用アドレス信号の周波数より高いと、
例えばn番目とn+1番目のブロックの境界の所で書き
込み用アドレス信号が読み出し用アドレス信号に追いつ
くようになり、ここに追い越し現象が生じる。このとき
も書き込み用行及び列アドレス信号と読み出し用行及び
列アドレス信号は夫々一致している。
号より先行しているときに、書き込み用アドレス信号の
周波数が読み出し用アドレス信号の周波数より高いと、
例えばn番目とn+1番目のブロックの境界の所で書き
込み用アドレス信号が読み出し用アドレス信号に追いつ
くようになり、ここに追い越し現象が生じる。このとき
も書き込み用行及び列アドレス信号と読み出し用行及び
列アドレス信号は夫々一致している。
すると、追い越しが生じる前の0〜n番目のブロックで
は前のフィールド情報が読み出されているが、追い越し
が生じた以降のn+1番目からN2−1番目のブロックで
は現在のフィールド情報が読み出されることになり、こ
の場合も1ライン中に前のフィールド情報と現在のフィ
ールド情報が混在し、画面上では色相エラーを生じるこ
とになる。
は前のフィールド情報が読み出されているが、追い越し
が生じた以降のn+1番目からN2−1番目のブロックで
は現在のフィールド情報が読み出されることになり、こ
の場合も1ライン中に前のフィールド情報と現在のフィ
ールド情報が混在し、画面上では色相エラーを生じるこ
とになる。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、追い越しに
よる色相エラーをなくすようにすることができる映像記
憶装置を提供するものである。
よる色相エラーをなくすようにすることができる映像記
憶装置を提供するものである。
この発明による映像記憶装置は、入力データ列とステー
タス情報をサンプリング変換し並び変えるエンコーダ
(20)と、このエンコーダにより並び変えられたブロッ
ク単位のビット数と同等の容量のバッファ(2A),(3
A),(9A),(10A)を複数個入出力部に有するメモリ
手段(5A)〜(7A)と、このメモリ手段の出力を再びサ
ンプリング変換し連続したデータ列を得ると同時にブロ
ック単位でステータス情報を取り出すデコーダ(21)
と、上記エンコーダにおけるステータス情報と上記デコ
ーダにおけるステータス情報を比較判別する判別回路
(22)とを備え、この判別回路の出力により上記メモリ
手段の出力の位相情報を補正(23)するように構成して
いる。
タス情報をサンプリング変換し並び変えるエンコーダ
(20)と、このエンコーダにより並び変えられたブロッ
ク単位のビット数と同等の容量のバッファ(2A),(3
A),(9A),(10A)を複数個入出力部に有するメモリ
手段(5A)〜(7A)と、このメモリ手段の出力を再びサ
ンプリング変換し連続したデータ列を得ると同時にブロ
ック単位でステータス情報を取り出すデコーダ(21)
と、上記エンコーダにおけるステータス情報と上記デコ
ーダにおけるステータス情報を比較判別する判別回路
(22)とを備え、この判別回路の出力により上記メモリ
手段の出力の位相情報を補正(23)するように構成して
いる。
エンコーダ(20)において入力データ列とステータス情
報をサンプリング変換し並び変える、つまり入力データ
列を時間軸圧縮してその生じた間隙の部分にステータス
情報を挿入してデータを形成する。このデータをSAM(2
A)及び(3A)を介してDRAM(5A)に転送し、更にSAM
(9A)及び(10A)に転送する。そして、デコーダ(2
1)においてSAM(9A)及び(10A)からのデータを再び
サンプリング変換し連続したデータ列を得る、つまり時
間軸伸長して元のデータ列に戻すと同時にブロック単位
でステータス情報を取り出す。取り出したステータス情
報を判別回路(22)でチェックしてエンコーダ側で挿入
したステータス情報と同じかどうかを見て、同じでなけ
れば追い越しが生じたものと看做し、それ以降の映像信
号(サブキャリア)の位相をクロマインバータ(23)で
反転してやる。これにより追い越しによる色相エラーを
なくすことができる。
報をサンプリング変換し並び変える、つまり入力データ
列を時間軸圧縮してその生じた間隙の部分にステータス
情報を挿入してデータを形成する。このデータをSAM(2
A)及び(3A)を介してDRAM(5A)に転送し、更にSAM
(9A)及び(10A)に転送する。そして、デコーダ(2
1)においてSAM(9A)及び(10A)からのデータを再び
サンプリング変換し連続したデータ列を得る、つまり時
間軸伸長して元のデータ列に戻すと同時にブロック単位
でステータス情報を取り出す。取り出したステータス情
報を判別回路(22)でチェックしてエンコーダ側で挿入
したステータス情報と同じかどうかを見て、同じでなけ
れば追い越しが生じたものと看做し、それ以降の映像信
号(サブキャリア)の位相をクロマインバータ(23)で
反転してやる。これにより追い越しによる色相エラーを
なくすことができる。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、第4図と対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
て、第4図と対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
本実施例では入力端子(1)とSAM(2A)及び(3A)の
間にエンコーダ(20)を設ける。エンコーダ(20)は第
2図Aに示すような1ビットのステータス情報と第2図
Bに示すような入力端子(1)からのN1ビットの入力デ
ータ列をサンプリング変換し、第2図Cに示すように並
び変える。つまり、エンコーダ(20)はN1ビットの入力
データ列をブロック単位で時間軸圧縮し、その生じた間
隙の所定位置例えば先頭位置に1ビットのステータス情
報を挿入して出力する。ステータス情報としてはサブキ
ャリア(バースト)の位相情報が1H毎に反転しているこ
とに着目し、これを“1",“0"の理論信号に対応させて
用いる。例えば、1ラインの最初においてサブキャリア
が正相より始まるものに対しては“0"、負相より始まる
ものに対しては“1"を対応させる。従って、1ラインの
各ブロックには同じ論理信号が割当てられることにな
る。なお、ステータス情報は必ずしも各ブロックの先頭
番地へ書き込むようにする必要はなく、後述のクロマイ
ンバータ(23)における反転タイミングを考慮すれば任
意の番地でよい。
間にエンコーダ(20)を設ける。エンコーダ(20)は第
2図Aに示すような1ビットのステータス情報と第2図
Bに示すような入力端子(1)からのN1ビットの入力デ
ータ列をサンプリング変換し、第2図Cに示すように並
び変える。つまり、エンコーダ(20)はN1ビットの入力
データ列をブロック単位で時間軸圧縮し、その生じた間
隙の所定位置例えば先頭位置に1ビットのステータス情
報を挿入して出力する。ステータス情報としてはサブキ
ャリア(バースト)の位相情報が1H毎に反転しているこ
とに着目し、これを“1",“0"の理論信号に対応させて
用いる。例えば、1ラインの最初においてサブキャリア
が正相より始まるものに対しては“0"、負相より始まる
ものに対しては“1"を対応させる。従って、1ラインの
各ブロックには同じ論理信号が割当てられることにな
る。なお、ステータス情報は必ずしも各ブロックの先頭
番地へ書き込むようにする必要はなく、後述のクロマイ
ンバータ(23)における反転タイミングを考慮すれば任
意の番地でよい。
N1ビットの入力データ列に1ビットのステータス情報が
付加されたことにより、1ブロックはN1+1ビットとな
り、従って、SAM(2A),(3A)及び(9A),(10A)の
容量はN1+1ビットとする。また、これに伴ってDNAM
(5A)は例えば1ラインをN′ビットとしてMライン
(N′×M)の容量を有し、1ラインはこの場合N2ブロ
ック(1ブロックはN1+1ビット)に分割されている。
付加されたことにより、1ブロックはN1+1ビットとな
り、従って、SAM(2A),(3A)及び(9A),(10A)の
容量はN1+1ビットとする。また、これに伴ってDNAM
(5A)は例えば1ラインをN′ビットとしてMライン
(N′×M)の容量を有し、1ラインはこの場合N2ブロ
ック(1ブロックはN1+1ビット)に分割されている。
また、SAM(9A)及び(10A)の出力側にデコーダ(21)
を設け、ここで映像信号とステータス情報を分離する。
すなわち、SAM(9A)及び(10A)からは第3図Aに示す
ような入力データ列にステータス情報の挿入されたデー
タがデコーダ(21)に供給されており、デコーダ(21)
ではこの入力情報より第3図Bに示すようなデータ(映
像信号)と第3図Cに示すようなステータス情報を分離
して出力する。分離されたステータス情報はステータス
順序判別回路(22)に供給され、映像信号はクロマイン
バータ(23)へ供給される。
を設け、ここで映像信号とステータス情報を分離する。
すなわち、SAM(9A)及び(10A)からは第3図Aに示す
ような入力データ列にステータス情報の挿入されたデー
タがデコーダ(21)に供給されており、デコーダ(21)
ではこの入力情報より第3図Bに示すようなデータ(映
像信号)と第3図Cに示すようなステータス情報を分離
して出力する。分離されたステータス情報はステータス
順序判別回路(22)に供給され、映像信号はクロマイン
バータ(23)へ供給される。
ステータス順序判別回路(22)ではデコーダ(21)から
のステータス情報がエンコーダ(20)で挿入された規則
通りに配列されているか否かをチェックする。例えば追
い越しがないときは判別回路(22)で検出されるステー
タス情報はエンコーダ(20)側で挿入されたような論理
信号にあるも、追い越しが生じるとサブキャリアの位相
情報は反転し、これに伴って判別回路(22)で検出され
るステータス情報はその追い越しが生じた時点で論理信
号が“0"から“1"また“1"から“0"と他の論理信号に変
化してしまう。この変化は、ステータス情報がブロック
単位で挿入されているので、ブロック単位で生じる。
のステータス情報がエンコーダ(20)で挿入された規則
通りに配列されているか否かをチェックする。例えば追
い越しがないときは判別回路(22)で検出されるステー
タス情報はエンコーダ(20)側で挿入されたような論理
信号にあるも、追い越しが生じるとサブキャリアの位相
情報は反転し、これに伴って判別回路(22)で検出され
るステータス情報はその追い越しが生じた時点で論理信
号が“0"から“1"また“1"から“0"と他の論理信号に変
化してしまう。この変化は、ステータス情報がブロック
単位で挿入されているので、ブロック単位で生じる。
そこで、判別回路(22)ではステータス情報が変化した
ことが判別されると、追い越しが発生したと看做し、制
御信号をクロマインバータ(23)に供給して、そのとき
から以降のサブキャリアの位相を反転してやる。これに
より追い越しによる色相エラーがなくなる。
ことが判別されると、追い越しが発生したと看做し、制
御信号をクロマインバータ(23)に供給して、そのとき
から以降のサブキャリアの位相を反転してやる。これに
より追い越しによる色相エラーがなくなる。
なお、エンコーダ(20)及びデコーダ(21)はピン数に
ゆとりがあるならば、メモリ内に内蔵させることも可能
である。
ゆとりがあるならば、メモリ内に内蔵させることも可能
である。
上述の如くこの発明によれば、入力側で映像信号(サブ
キャリア)の位相情報に対応してステータス情報をブロ
ック単位で挿入してこれを出力側で判別することにより
追い越しを検出し、追い越しが生じた時点より映像信号
の位相情報を反転するようにしたので、追い越しによる
色相エラーがなくなり、また、専用の追い越し検出回路
を設ける必要もなくなる。
キャリア)の位相情報に対応してステータス情報をブロ
ック単位で挿入してこれを出力側で判別することにより
追い越しを検出し、追い越しが生じた時点より映像信号
の位相情報を反転するようにしたので、追い越しによる
色相エラーがなくなり、また、専用の追い越し検出回路
を設ける必要もなくなる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
及び第3図はこの発明の動作説明に供するための線図、
第4図は従来装置の一例を示す回路構成図、第5図は追
い越し動作の説明に供するための線図である。 (2A),(3A),(9A),(10A)はシリアルアクセス
メモリ(SAM)、(5A)はダイナミックアクセスメモリ
(DRAM)、(6A),(7A)はアドレス回路、(20)はエ
ンコーダ、(21)はデコーダ、(22)はステータス順序
判別回路、(23)はクロマインバータである。
及び第3図はこの発明の動作説明に供するための線図、
第4図は従来装置の一例を示す回路構成図、第5図は追
い越し動作の説明に供するための線図である。 (2A),(3A),(9A),(10A)はシリアルアクセス
メモリ(SAM)、(5A)はダイナミックアクセスメモリ
(DRAM)、(6A),(7A)はアドレス回路、(20)はエ
ンコーダ、(21)はデコーダ、(22)はステータス順序
判別回路、(23)はクロマインバータである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 (56)参考文献 特開 昭60−79895(JP,A) 特開 昭58−14689(JP,A) 特開 昭55−80965(JP,A) 特開 昭59−154892(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】2進映像信号列と隣接するブロック間で異
なる値を有する1ビットのステータス情報を入力信号と
し、上記2進映像信号列を時間軸圧縮すると共に上記ス
テータス信号を上記時間軸圧縮により生じた間隙の部分
に挿入するエンコーダと、 該エンコーダにより並び変えられた、ブロック単位のビ
ット数と同等の容量のバッファを複数個入出力部に有す
る、上記2進映像信号を蓄積するメモリ手段と、 該メモリ手段の出力を時間軸伸長すると共に、上記2進
映像信号列の間隙に挿入されたステータス信号を取り出
すデコーダと、 該デコーダから取り出されたステータス情報の、隣接ブ
ロック間における変化の有無を判別し、該隣接ブロック
間でステータス情報が変化しない場合に、上記メモリ手
段の出力の位相情報を補正する制御信号を出力する判別
回路とを備えたことを特徴とする映像記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151258A JPH0771303B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 映像記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61151258A JPH0771303B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 映像記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS637092A JPS637092A (ja) | 1988-01-12 |
JPH0771303B2 true JPH0771303B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=15514729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61151258A Expired - Lifetime JPH0771303B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 映像記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0771303B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4814860A (en) * | 1988-01-19 | 1989-03-21 | Rca Licensing Corporation | Television picture zoom system having chroma phase restoration circuit |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814689A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-27 | Nippon Television Kogyo Kk | 映像信号処理装置 |
JPS6079895A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-07 | Nec Corp | デイジタルメモリカラ−フレ−ミング回路 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61151258A patent/JPH0771303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS637092A (ja) | 1988-01-12 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term |