JPH0771166A - 車輌の可動部材の駆動装置 - Google Patents
車輌の可動部材の駆動装置Info
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- JPH0771166A JPH0771166A JP6143549A JP14354994A JPH0771166A JP H0771166 A JPH0771166 A JP H0771166A JP 6143549 A JP6143549 A JP 6143549A JP 14354994 A JP14354994 A JP 14354994A JP H0771166 A JPH0771166 A JP H0771166A
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 6
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/057—Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs
- B60J7/0573—Driving or actuating arrangements e.g. manually operated levers or knobs power driven arrangements, e.g. electrical
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/60—Suspension or transmission members; Accessories therefor
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- E05Y2900/53—Type of wing
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に取付けられるようにした車両の可動部
材、特に、車両のルーフのカバーの駆動装置を提供す
る。 【構成】 駆動装置２１のスイッチ装置３５は、偏心器
・歯車伝動装置４３を介して３６０°未満の範囲に回転
される切換ホイル４２によって作動される。偏心器・歯
車伝動装置４３が、内歯列を有する外歯車４７と、内歯
列を有し、外歯車４７とかみ合い、内歯車４６と偏心器
４５との間の相対回転運動のため偏心器４５に軸支され
た内歯車４６とを有する。内歯車４６は、不動の案内ボ
ルト５０によって外歯車４７に対して回転運動しないよ
う阻止され、外歯車４７は、切換ホイル４２に空転しな
いよう結合されている。内歯車４６は、内歯車の歯数に
対応する数の開口を備えており、案内ボルト５０は、上
記開口の１つと選択的に係合される。
材、特に、車両のルーフのカバーの駆動装置を提供す
る。 【構成】 駆動装置２１のスイッチ装置３５は、偏心器
・歯車伝動装置４３を介して３６０°未満の範囲に回転
される切換ホイル４２によって作動される。偏心器・歯
車伝動装置４３が、内歯列を有する外歯車４７と、内歯
列を有し、外歯車４７とかみ合い、内歯車４６と偏心器
４５との間の相対回転運動のため偏心器４５に軸支され
た内歯車４６とを有する。内歯車４６は、不動の案内ボ
ルト５０によって外歯車４７に対して回転運動しないよ
う阻止され、外歯車４７は、切換ホイル４２に空転しな
いよう結合されている。内歯車４６は、内歯車の歯数に
対応する数の開口を備えており、案内ボルト５０は、上
記開口の１つと選択的に係合される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、終端位置の間を変位で
きる車輌部材、特に、車輌ルーフのカバーの駆動装置に
関する。
きる車輌部材、特に、車輌ルーフのカバーの駆動装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車輌ル
ーフのカバーの駆動装置として、従動シャフトに設置さ
れ可動部材と駆動結合される駆動ピニオンに減速装置を
介して結合された電動機と、電動機を制御し可動部材の
少なくとも１つの所定位置に電動機を停止するスイッチ
装置とを有し、スイッチ装置を作動するため、終端位置
の間で部材を変位する際に偏心器歯車伝動装置を介して
３６０°未満の範囲に回転運動される切換ホイルが設け
てあり、偏心器・歯車伝動装置が、偏心器・歯車伝動装
置のシャフトと同軸の内歯列を有する外歯車と、外歯列
を有し、外歯車とかみ合い、外歯車よりも少なくとも１
つ歯数が少なく、内歯車と偏心器との間の相対回転運動
のためシャフトに空転しないよう結合した偏心器に軸支
された内歯車とを有し、内歯車が、不動の案内ボルトに
よって外歯車に対して回転運動しないよう阻止され、外
歯車が、切換ホイルに空転しないよう結合されている形
式のものが知られている。
ーフのカバーの駆動装置として、従動シャフトに設置さ
れ可動部材と駆動結合される駆動ピニオンに減速装置を
介して結合された電動機と、電動機を制御し可動部材の
少なくとも１つの所定位置に電動機を停止するスイッチ
装置とを有し、スイッチ装置を作動するため、終端位置
の間で部材を変位する際に偏心器歯車伝動装置を介して
３６０°未満の範囲に回転運動される切換ホイルが設け
てあり、偏心器・歯車伝動装置が、偏心器・歯車伝動装
置のシャフトと同軸の内歯列を有する外歯車と、外歯列
を有し、外歯車とかみ合い、外歯車よりも少なくとも１
つ歯数が少なく、内歯車と偏心器との間の相対回転運動
のためシャフトに空転しないよう結合した偏心器に軸支
された内歯車とを有し、内歯車が、不動の案内ボルトに
よって外歯車に対して回転運動しないよう阻止され、外
歯車が、切換ホイルに空転しないよう結合されている形
式のものが知られている。
【０００３】この種の公知の駆動装置の場合（ヨーロッ
パ特許公開第０４６９２８６号）の場合、偏心器・歯車
伝動装置の内歯車の所定箇所には、内歯車の歯列内にま
たは上記歯列から半径方向外方へ突出する内歯車部分に
構成され、案内ボルトが摺動自在に係合する半径方向開
口が設けてある。公知の駆動装置を取付ける場合、案内
ボルトを半径方向開口に係合させるため案内ボルトに対
して内歯車を軸線方向へ移動する前に、案内ボルトが内
歯車の半径方向開口と合致するような回転位置に正確に
内歯車を設置しなければならない。
パ特許公開第０４６９２８６号）の場合、偏心器・歯車
伝動装置の内歯車の所定箇所には、内歯車の歯列内にま
たは上記歯列から半径方向外方へ突出する内歯車部分に
構成され、案内ボルトが摺動自在に係合する半径方向開
口が設けてある。公知の駆動装置を取付ける場合、案内
ボルトを半径方向開口に係合させるため案内ボルトに対
して内歯車を軸線方向へ移動する前に、案内ボルトが内
歯車の半径方向開口と合致するような回転位置に正確に
内歯車を設置しなければならない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、簡単に
取付けえる冒頭に述べた種類の駆動装置を創成すること
にある。この課題は、冒頭に述べた種類の駆動装置から
出発して、内歯車に、その歯数に対応する数の開口を設
け、案内ボルトを上記開口の１つに選択的に係合させる
ことによって、解決される。
取付けえる冒頭に述べた種類の駆動装置を創成すること
にある。この課題は、冒頭に述べた種類の駆動装置から
出発して、内歯車に、その歯数に対応する数の開口を設
け、案内ボルトを上記開口の１つに選択的に係合させる
ことによって、解決される。
【０００５】
【作用】本発明に係る駆動装置の場合、組立てのため、
案内ボルトおよび偏心器・歯車伝動装置の内歯車を角度
的に相互に合致させるだけでよく、更に、内歯車の外歯
数に対応する数の位置に任意に内歯車を取付けることが
できる。従って、組立て作業が、特に簡単化される。
案内ボルトおよび偏心器・歯車伝動装置の内歯車を角度
的に相互に合致させるだけでよく、更に、内歯車の外歯
数に対応する数の位置に任意に内歯車を取付けることが
できる。従って、組立て作業が、特に簡単化される。
【０００６】本発明の別の実施例の場合、不動の案内ボ
ルトと共働するための開口は、内歯車の歯ミゾから構成
する。従って、歯車に開口を補足して設ける必要はな
い。従って、内歯車の構造が、特に簡単となる。更に、
この実施例の場合、案内ボルトと内歯車との係合が正確
に内歯車の歯列の範囲に達成される。かくして、外歯車
および切換歯車は、内歯車の揺動に依存して周期的に停
止される。この運動特性によって、高い切換速度におい
てもまたは遅鈍な切換系においても、切換歯車によって
作動される切換装置が特に確実に応答する。
ルトと共働するための開口は、内歯車の歯ミゾから構成
する。従って、歯車に開口を補足して設ける必要はな
い。従って、内歯車の構造が、特に簡単となる。更に、
この実施例の場合、案内ボルトと内歯車との係合が正確
に内歯車の歯列の範囲に達成される。かくして、外歯車
および切換歯車は、内歯車の揺動に依存して周期的に停
止される。この運動特性によって、高い切換速度におい
てもまたは遅鈍な切換系においても、切換歯車によって
作動される切換装置が特に確実に応答する。
【０００７】本発明の別の実施例の場合、内歯車の歯の
角度間隔と一致する相互間隔を有する一連の補足の開口
を内歯車に設ける。この場合、上記開口は、周面方向へ
見て内歯車の歯先と合致する半径方向へ向く長穴として
構成するのが合目的的である。偏心器・歯車伝動装置の
シャフトに、減速装置の従動側と駆動結合される歯車を
空転しないよう結合できる。この歯車は、偏心器・歯車
伝動装置のシャフトに軸線方向へ可動に取付け、駆動装
置のハウジング内に歯車を正確に位置決めするために軸
線方向へ弾性的に支持するのが好ましい。この場合、本
発明の別の有利な実施例にもとづき、偏心器・歯車伝動
装置のシャフトの対向側に半径方向へ延びる少なくとも
２つの弾性アームを歯車に設置する。上記弾性アーム
は、歯車の対応するスタンピン加工によって簡単に構成
し、不動の案内路（例えば、駆動装置のハウジングの環
状ウエブ）に支持するのが好ましい。
角度間隔と一致する相互間隔を有する一連の補足の開口
を内歯車に設ける。この場合、上記開口は、周面方向へ
見て内歯車の歯先と合致する半径方向へ向く長穴として
構成するのが合目的的である。偏心器・歯車伝動装置の
シャフトに、減速装置の従動側と駆動結合される歯車を
空転しないよう結合できる。この歯車は、偏心器・歯車
伝動装置のシャフトに軸線方向へ可動に取付け、駆動装
置のハウジング内に歯車を正確に位置決めするために軸
線方向へ弾性的に支持するのが好ましい。この場合、本
発明の別の有利な実施例にもとづき、偏心器・歯車伝動
装置のシャフトの対向側に半径方向へ延びる少なくとも
２つの弾性アームを歯車に設置する。上記弾性アーム
は、歯車の対応するスタンピン加工によって簡単に構成
し、不動の案内路（例えば、駆動装置のハウジングの環
状ウエブ）に支持するのが好ましい。
【０００８】
【実施例】図面を参照して、以下に、本発明の好ましい
実施例を詳細に説明する。図１は、カバーが閉鎖位置に
ある状態の車輌スライドルーフの略縦断面図である。図
２は、カバーが開放位置にある状態の図１に対応する断
面図である。図３は、図１，２の車輌ルーフの駆動装置
の略分解斜視図である。図４は、図３の駆動装置のハウ
ジングの蓋の内面の平面図である。図５は、図３に示し
てない切換歯車の端面の平面図である。図６は、本発明
の別の実施例の駆動装置の略平面図である。図７は、偏
心器・歯車伝動装置のシャフトに空転しないよう配置さ
れ減速装置の従動側と駆動係合される歯車の拡大平面図
である。
実施例を詳細に説明する。図１は、カバーが閉鎖位置に
ある状態の車輌スライドルーフの略縦断面図である。図
２は、カバーが開放位置にある状態の図１に対応する断
面図である。図３は、図１，２の車輌ルーフの駆動装置
の略分解斜視図である。図４は、図３の駆動装置のハウ
ジングの蓋の内面の平面図である。図５は、図３に示し
てない切換歯車の端面の平面図である。図６は、本発明
の別の実施例の駆動装置の略平面図である。図７は、偏
心器・歯車伝動装置のシャフトに空転しないよう配置さ
れ減速装置の従動側と駆動係合される歯車の拡大平面図
である。
【０００９】図１，２に示した車輌スライドルーフは、
閉鎖位置（図１）において固定ルーフ面１２に構成され
たルーフ開口部１１を閉鎖するカバー１０を有する。カ
バー１０は、両側において、それぞれ、前部カバー支持
部材１３および後部カバー支持部材で支持されている。
カバー支持部材１３，１４は、それぞれ、いずれもルー
フに固定の縦ガイド１７に沿って車輌縦方向へ可動に案
内された前部スライダ１５および後部スライダ１６に枢
着されている。この場合、左右の後部スライダ１６に
は、駆動ケーブル１８（好ましくは、ネジケーブル）が
作用する。駆動ケーブル１８は、概ね２１で示した駆動
装置の駆動ピニオン２０（図３）と共働する。
閉鎖位置（図１）において固定ルーフ面１２に構成され
たルーフ開口部１１を閉鎖するカバー１０を有する。カ
バー１０は、両側において、それぞれ、前部カバー支持
部材１３および後部カバー支持部材で支持されている。
カバー支持部材１３，１４は、それぞれ、いずれもルー
フに固定の縦ガイド１７に沿って車輌縦方向へ可動に案
内された前部スライダ１５および後部スライダ１６に枢
着されている。この場合、左右の後部スライダ１６に
は、駆動ケーブル１８（好ましくは、ネジケーブル）が
作用する。駆動ケーブル１８は、概ね２１で示した駆動
装置の駆動ピニオン２０（図３）と共働する。
【００１０】駆動ピニオン２０は、減速装置２３を介し
て電動機２２によって駆動される。減速装置２３には、
電動機２２によって好ましくは直接に駆動されるウオー
ムシャフト２４およびウオームシャフト２４とかみ合う
ウオーム歯車２５が含まれる。図示の実施例の場合、ウ
オーム歯車２５は、シャフト２６に空転しないよう結合
されている。このシャフトは、同時に、駆動ピニオン２
０に空転しないよう結合され、従って、駆動装置２１の
従動シャフトをなす。
て電動機２２によって駆動される。減速装置２３には、
電動機２２によって好ましくは直接に駆動されるウオー
ムシャフト２４およびウオームシャフト２４とかみ合う
ウオーム歯車２５が含まれる。図示の実施例の場合、ウ
オーム歯車２５は、シャフト２６に空転しないよう結合
されている。このシャフトは、同時に、駆動ピニオン２
０に空転しないよう結合され、従って、駆動装置２１の
従動シャフトをなす。
【００１１】シャフト２６は、軸受ブシュ２７を介し
て、伝動装置ハウジング３０および電動機ハウジングを
含むハウジングに軸支されている。この場合、電動機ハ
ウジングは、ハウジング下部３２と、同時に駆動装置ハ
ウジング３０を覆う蓋３３とを有する。電動機ハウジン
グには、プリント導体板として構成されスイッチ装置３
５を担持するプレート３４が取付けてある。
て、伝動装置ハウジング３０および電動機ハウジングを
含むハウジングに軸支されている。この場合、電動機ハ
ウジングは、ハウジング下部３２と、同時に駆動装置ハ
ウジング３０を覆う蓋３３とを有する。電動機ハウジン
グには、プリント導体板として構成されスイッチ装置３
５を担持するプレート３４が取付けてある。
【００１２】スイッチ装置３５は、電動機２２の、例え
ば、公知の態様で設計された電気回路（図示してない）
に設けてあり、例えば、重畳する３つのスイッチを有す
る。上記スイッチの作動素子は、カムホイルとして構成
された切換ホイル４２の外周面に軸線方向へ相互にずら
して設けた３つのカム路３９，４０，４１と共働し、か
くして、カバー１０が所定位置（例えば、図１，２の何
れかの終端位置）に達した際にカバーを自動的に停止す
る。
ば、公知の態様で設計された電気回路（図示してない）
に設けてあり、例えば、重畳する３つのスイッチを有す
る。上記スイッチの作動素子は、カムホイルとして構成
された切換ホイル４２の外周面に軸線方向へ相互にずら
して設けた３つのカム路３９，４０，４１と共働し、か
くして、カバー１０が所定位置（例えば、図１，２の何
れかの終端位置）に達した際にカバーを自動的に停止す
る。
【００１３】カバー１０を１つの終端位置から別の終端
位置に移行する場合、ウオーム歯車２５は、複数回の回
転を行う。従って、ウオーム歯車の各回転位置は、カバ
ー位置の一義的把握には不適である。このような明確な
関連性を得るために、ウオーム歯車２５またはシャフト
２６と切換ホイル４２との間には、１つの終端位置から
別の終端位置へのカバー１０の移動中に切換ホイル４２
を３６０°未満の範囲に回転させるよう設計した偏心器
・歯車伝動装置４３が設けてある。
位置に移行する場合、ウオーム歯車２５は、複数回の回
転を行う。従って、ウオーム歯車の各回転位置は、カバ
ー位置の一義的把握には不適である。このような明確な
関連性を得るために、ウオーム歯車２５またはシャフト
２６と切換ホイル４２との間には、１つの終端位置から
別の終端位置へのカバー１０の移動中に切換ホイル４２
を３６０°未満の範囲に回転させるよう設計した偏心器
・歯車伝動装置４３が設けてある。
【００１４】偏心器・歯車伝動装置４３には、シャフト
４４と、偏心器４５と、内歯車４６と、外歯車４７とが
含まれている。偏心器４５およびシャフト４４は、空転
しないよう相互に結合されている。図示の実施例の場
合、偏心器４５は、シャフト４４に形成されている。偏
心器４５には、環状内歯車４６が回転自在に軸支してあ
る。外歯車４７は、切換ホイル４２に空転しないよう結
合されている。図示の実施例の場合、外歯車４７は、切
換ホイル４２と一体の部材をなす。外歯車４７は、シャ
フト４４に回転自在に軸支され、シャフト４４と同軸の
内歯列４８を備えている（図５）。内歯車４６は、歯数
が外歯車４７の内歯列４８の歯数よりも少なくとも１つ
だけ、好ましくは、正確に１つだけ少なく内歯列４８と
かみ合う外歯列４９を有する。
４４と、偏心器４５と、内歯車４６と、外歯車４７とが
含まれている。偏心器４５およびシャフト４４は、空転
しないよう相互に結合されている。図示の実施例の場
合、偏心器４５は、シャフト４４に形成されている。偏
心器４５には、環状内歯車４６が回転自在に軸支してあ
る。外歯車４７は、切換ホイル４２に空転しないよう結
合されている。図示の実施例の場合、外歯車４７は、切
換ホイル４２と一体の部材をなす。外歯車４７は、シャ
フト４４に回転自在に軸支され、シャフト４４と同軸の
内歯列４８を備えている（図５）。内歯車４６は、歯数
が外歯車４７の内歯列４８の歯数よりも少なくとも１つ
だけ、好ましくは、正確に１つだけ少なく内歯列４８と
かみ合う外歯列４９を有する。
【００１５】ハウジング下部３２の歯車伝動装置４３か
ら、案内ボルト５０がシャフト４４に平行に突出してい
る。案内ボルト５０は、内歯車４６の歯４９の１つの歯
ミゾ５１内に突出する。かくして、外歯車４７に対する
内歯車４６の回転運動が阻止される。しかしながら、内
歯車は、例えばシャフト４４の軸線と交差する変位軸線
に沿って往復運動できる。
ら、案内ボルト５０がシャフト４４に平行に突出してい
る。案内ボルト５０は、内歯車４６の歯４９の１つの歯
ミゾ５１内に突出する。かくして、外歯車４７に対する
内歯車４６の回転運動が阻止される。しかしながら、内
歯車は、例えばシャフト４４の軸線と交差する変位軸線
に沿って往復運動できる。
【００１６】シャフト４４には、シャフト４４にはめ込
んだ歯車５５の四角形開口５４に係合してシャフト４４
と歯車５５とを空転しないよう結合する四角形部分５３
が形成してある。歯車５５は、蓋３３の軸受ブシュ５８
に回転自在に軸支された環状突起５７を備えシャフト２
６に空転しないよう結合された歯車５６とかみ合う。
んだ歯車５５の四角形開口５４に係合してシャフト４４
と歯車５５とを空転しないよう結合する四角形部分５３
が形成してある。歯車５５は、蓋３３の軸受ブシュ５８
に回転自在に軸支された環状突起５７を備えシャフト２
６に空転しないよう結合された歯車５６とかみ合う。
【００１７】歯車５５は、図７に示した如く、相互に９
０°だけずれた４つの半環状スタンピング部分５９を備
えている。スタンピング部分（開口）５９によって、歯
車５５の材料からスタンピングされカバー３３に向く側
に突起６１を備えた弾性アーム６０が生ずる。突起６１
は、蓋３３の内面に突出ウエブとして構成された環状案
内路６２に歯車５５を軸線方向へ弾性的に支持するのに
役立つ（図４）。
０°だけずれた４つの半環状スタンピング部分５９を備
えている。スタンピング部分（開口）５９によって、歯
車５５の材料からスタンピングされカバー３３に向く側
に突起６１を備えた弾性アーム６０が生ずる。突起６１
は、蓋３３の内面に突出ウエブとして構成された環状案
内路６２に歯車５５を軸線方向へ弾性的に支持するのに
役立つ（図４）。
【００１８】運転時に電動機２２を始動し、かくして、
シャフト４４の軸線のまわりに偏心器４５を回転させる
と、内歯車４６は、案内ボルト５０のまわりの揺動運動
とともに案内ボルトに関して往復運動を行う。かくし
て、切換ホイル４２に一体に結合された外歯車４７は、
内歯車４６および外歯車４７の歯列４８，４９の歯数お
よび歯車５５，５６の歯数比に依存する比で駆動ピニオ
ン２０の回転運動に対して減速されてシャフト４４のま
わりに回転される。スイッチ装置３５のスイッチ（好ま
しくは、マイクロスイッチ）は、切換ホイル４２のカム
路３９，４０，４１を介して特に確実に且つ騒音なく作
動される。
シャフト４４の軸線のまわりに偏心器４５を回転させる
と、内歯車４６は、案内ボルト５０のまわりの揺動運動
とともに案内ボルトに関して往復運動を行う。かくし
て、切換ホイル４２に一体に結合された外歯車４７は、
内歯車４６および外歯車４７の歯列４８，４９の歯数お
よび歯車５５，５６の歯数比に依存する比で駆動ピニオ
ン２０の回転運動に対して減速されてシャフト４４のま
わりに回転される。スイッチ装置３５のスイッチ（好ま
しくは、マイクロスイッチ）は、切換ホイル４２のカム
路３９，４０，４１を介して特に確実に且つ騒音なく作
動される。
【００１９】図６の別の実施例の場合、内歯車４６’
は、内歯車の歯４９の角度間隔と一致する相互角度間隔
を有し、周面方向へ内歯車４６’の歯先と合致する半径
方向長穴６３として構成された一連の補足開口を備えて
いる。ハウジングに固定の案内ボルト５０’は、長穴６
３の１つに係合する。駆動装置の組込時、案内ボルト５
０’がどの長穴６３に係合するかは問題とはならない。
は、内歯車の歯４９の角度間隔と一致する相互角度間隔
を有し、周面方向へ内歯車４６’の歯先と合致する半径
方向長穴６３として構成された一連の補足開口を備えて
いる。ハウジングに固定の案内ボルト５０’は、長穴６
３の１つに係合する。駆動装置の組込時、案内ボルト５
０’がどの長穴６３に係合するかは問題とはならない。
【００２０】更に、図６の駆動装置の構造および作用
は、先行実施例のそれと同様である。
は、先行実施例のそれと同様である。
【００２１】
【発明の効果】本発明の車輌の可動部材の駆動装置は、
組立てのため、案内ボルトおよび偏心器・歯車伝動装置
の内歯車を角度的に相互に合致させるだけでよく、更
に、内歯車の外歯数に対応する数の位置に任意に内歯車
を取付けることができる。従って、組立て作業が、特に
簡単化される。
組立てのため、案内ボルトおよび偏心器・歯車伝動装置
の内歯車を角度的に相互に合致させるだけでよく、更
に、内歯車の外歯数に対応する数の位置に任意に内歯車
を取付けることができる。従って、組立て作業が、特に
簡単化される。
【図１】カバーが閉鎖位置にある状態の車輌スライドル
ーフの略縦断面図である。
ーフの略縦断面図である。
【図２】カバーが開放位置にある状態の図１に対応する
断面図である。
断面図である。
【図３】図１，２の車輌ルーフの駆動装置の略分解斜視
図である。
図である。
【図４】図３の駆動装置のハウジングの蓋の内面の平面
図である。
図である。
【図５】図３に示してない切換歯車の端面の平面図であ
る。
る。
【図６】本発明の別の実施例の駆動装置の略平面図であ
る。
る。
【図７】偏心器・歯車伝動装置のシャフトに空転しない
よう配置され減速装置の従動側と駆動係合される歯車の
拡大平面図である。
よう配置され減速装置の従動側と駆動係合される歯車の
拡大平面図である。
２０ 駆動ピニオン ２２ 電動機 ２３ 減速装置 ２５ ウオーム歯車 ３２ ハウジング ３５ スイッチ装置 ４２ 切換ホイル ４３ 偏心器・歯車伝動装置 ４４ シャフト ４５ 偏心器 ４６，４６’ 内歯車 ４７ 外歯車 ４８ 内歯車 ４９ 外歯車 ５０，５０’ 案内ボルト ５１ 歯ミゾ ５５，５６ 歯車 ６０ 弾性アーム ６２ 案内路 ６３ 長孔
Claims (14)
- 【請求項１】 終端位置の間を変位できる車輌部材、特
に、車輌ルーフのカバーの駆動装置であって、従動シャ
フトに設置され可動部材と駆動結合される駆動ピニオン
に減速装置を介して結合された電動機と、電動機を制御
し可動部材の少なくとも１つの所定位置に電動機を停止
するスイッチ装置とを有し、スイッチ装置を作動するた
め、終端位置の間で部材を変位する際に偏心器・歯車伝
動装置を介して３６０°未満の範囲に回動運動される切
換歯車が設けてあり、偏心器・歯車伝動装置が、偏心器
・歯車伝動装置のシャフトと同軸の内歯列を有する外歯
車と、外歯車とかみ合い、外歯車よりも少なくとも１つ
歯数が少なく、内歯車と偏心器との間の相対回転運動の
ためシャフトに空転しないよう結合した偏心器に軸支さ
れた外歯列歯車とを有し、内歯車が、不動の案内ボルト
によって外歯車に対して回転運動しないよう阻止され、
外歯車が、切換歯車に空転しないよう結合されている形
式のものにおいて、内歯車（４６，４６’）が、内歯車
の歯数に対応する数の開口（歯ミゾ５１，長穴６３）を
備えており、案内ボルト（５０，５０’）が、上記開口
の１つに選択的に係合されることを特徴とする車輌の可
動部材の駆動装置。 - 【請求項２】 該開口が、内歯車（４６）の歯の歯ミゾ
（５１）から構成されていることを特徴とする請求項１
の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項３】 内歯車（４６’）が、内歯車の歯の相互
角度間隔と一致する相互角度間隔を有する一連の補足開
口（長穴６３）を備えていることを特徴とする請求項１
の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項４】 該補足開口が、半径方向へ向く長穴（６
３）として構成されていることを特徴とする請求項３の
車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項５】 長穴（６３）が、周面方向へ見て内歯車
（４６’）の歯先と同列に配置されていることを特徴と
する請求項４の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項６】 案内ボルト（５０）が、駆動装置のハウ
ジング部材（３２）に設置（特に、形成）されているこ
とを特徴とする請求項１〜５の１つに記載の車輌の可動
部材の駆動装置。 - 【請求項７】 外歯車（４７）が、切換ホイル（４２）
と一体に結合されていることを特徴とする請求項１〜６
の１つに記載の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項８】 減速装置が、電動機（２２）によって駆
動されるウオームシャフト（２４）と、このウオームシ
ャフトとかみ合うウオーム歯車（２５）とを有すること
を特徴とする請求項１〜７の１つに記載の車輌の可動部
材の駆動装置。 - 【請求項９】 偏心器・歯車伝動装置（４３）のシャフ
ト（４４）には、減速装置の従動側（歯車５６）と駆動
結合する歯車（５５）が空転しないよう結合されている
ことを特徴とする請求項８の車輌の可動部材の駆動装
置。 - 【請求項１０】 歯車（５５）が、偏心器・歯車伝動装
置（４３）のシャフト（４４）に軸線方向へ可動に取付
けてあり、軸線方向へ弾性的に支持されていることを特
徴とする請求項９の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項１１】 歯車（５５）には、不動の案内路（６
２）に支持される少なくとも２つの弾性アーム（６０）
が、偏心器・歯車伝動装置（４３）のシャフト（４４）
の半径方向反対側に設けてあることを特徴とする請求項
１０の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項１２】 弾性アーム（６０）が、偏心器・歯車
伝動装置（４３）のシャフト（４４）と歯車（５５）の
歯列との間の歯車材料からスタンピング加工されている
ことを特徴とする請求項１１の車輌の可動部材の駆動装
置。 - 【請求項１３】 案内路（６２）が、環状に構成され、
駆動装置のハウジング部分（蓋３３）に設置（特に、形
成）されていることを特徴とする請求項１１または１２
の車輌の可動部材の駆動装置。 - 【請求項１４】 切換ホイル（４２）が、カムホイルと
して構成されていることを特徴とする請求項１〜１３の
１つに記載の車輌の可動部材の駆動装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4323945:5 | 1993-07-16 | ||
| DE4323945A DE4323945C1 (de) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | Antriebsvorrichtung für ein verstellbares Teil eines Fahrzeuges |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771166A true JPH0771166A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=6493030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6143549A Pending JPH0771166A (ja) | 1993-07-16 | 1994-06-24 | 車輌の可動部材の駆動装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5673590A (ja) |
| EP (1) | EP0707541B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0771166A (ja) |
| DE (1) | DE4323945C1 (ja) |
| ES (1) | ES2104411T3 (ja) |
| WO (1) | WO1995002518A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6162142A (en) * | 1997-07-23 | 2000-12-19 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Drive apparatus for sunroof |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6003397A (en) * | 1995-10-09 | 1999-12-21 | Asmo Co., Ltd. | Rotary output transmitting structure with a slidable washer |
| DE19712185C1 (de) * | 1997-03-22 | 1998-03-26 | Bosch Gmbh Robert | Antriebsvorrichtung für ein verstellbares Teil eines Fahrzeuges |
| CN107013122B (zh) * | 2017-06-09 | 2018-09-07 | 宁波合力伟业消防科技有限公司 | 电动开窗机及开窗机构 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1720422A (en) * | 1923-01-17 | 1929-07-09 | Int Motor Co | Shaft coupling |
| US2713971A (en) * | 1951-04-02 | 1955-07-26 | English Numbering Machines | Counting devices |
| GB1223684A (en) * | 1967-05-23 | 1971-03-03 | Halley & Sons Ltd James | Improvements in rotary drive couplings |
| DE7417259U (de) * | 1973-07-05 | 1976-01-29 | Bus Bodies (S.A.) Ltd., Port Elizabeth, Kapland (Suedafrika) | Drehvorrichtung zum regulieren der relativen winkelstellung zweier organe |
| JPS58214414A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 車体におけるサンル−フの安全装置 |
| GB2147432B (en) * | 1983-09-28 | 1987-01-14 | Aisin Seiki | Controlling movement |
| DE4021973C1 (ja) * | 1990-07-10 | 1992-01-02 | Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De | |
| JPH0526301A (ja) * | 1991-07-17 | 1993-02-02 | Ibaraki Seiki Kk | 減速装置 |
| DE9116261U1 (de) * | 1991-11-04 | 1992-10-01 | Cyclo-Getriebebau Lorenz Braren Gmbh, 8062 Markt Indersdorf | Antriebsmechanismus |
-
1993
- 1993-07-16 DE DE4323945A patent/DE4323945C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143549A patent/JPH0771166A/ja active Pending
- 1994-07-18 EP EP94924782A patent/EP0707541B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-18 ES ES94924782T patent/ES2104411T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-18 WO PCT/EP1994/002359 patent/WO1995002518A1/de active IP Right Grant
-
1996
- 1996-01-16 US US08/585,517 patent/US5673590A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6162142A (en) * | 1997-07-23 | 2000-12-19 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Drive apparatus for sunroof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5673590A (en) | 1997-10-07 |
| EP0707541B1 (de) | 1997-06-18 |
| ES2104411T3 (es) | 1997-10-01 |
| WO1995002518A1 (de) | 1995-01-26 |
| EP0707541A1 (de) | 1996-04-24 |
| DE4323945C1 (de) | 1994-09-01 |
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