JPH0771052A - 脱水式スクリュウコンベヤ - Google Patents

脱水式スクリュウコンベヤ

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Publication number
JPH0771052A
JPH0771052A JP5287590A JP28759093A JPH0771052A JP H0771052 A JPH0771052 A JP H0771052A JP 5287590 A JP5287590 A JP 5287590A JP 28759093 A JP28759093 A JP 28759093A JP H0771052 A JPH0771052 A JP H0771052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
earth
sand
filter tube
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP5287590A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Nomura
昌司 埜村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyo Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Construction Co Ltd filed Critical Toyo Construction Co Ltd
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Publication of JPH0771052A publication Critical patent/JPH0771052A/ja
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型にもかかわらず大きな脱水処理能力を発
揮する脱水式スクリュウコンベヤを提供する。 【構成】 ケーシング1内にフィルタ管5を配設すると
共に、フィルタ管5内にモータ12により回転駆動され
るスクリュウ10を配設し、ケーシング1の一端部に設
けた土砂投入口18からフィルタ管5内に投入した土砂
をスクリュウ10の回転によりケーシング1の他端部に
設けた土砂排出口19に送り、この間にケーシング1と
フィルタ管5との間の空隙4内を真空ポンプ22により
真空引きして、土砂中に含まれる水分をフィルタ管5を
通じて空隙4内に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続脱水処理機能を有
するスクリュウコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば浚渫土砂の脱水処理は、輸
送管またはボックスバージにより浚渫土砂を陸地まで運
び、排泥池または沈殿池に投棄して自然乾燥を待つのが
一般であった。しかしながら、このような自然乾燥を待
つ方法では、脱水に数カ月を要するばかりか、浚渫土量
によっては広大なスペースを要し、近年の土地事情に鑑
みて、このような条件を受け入れる場所を確保すること
が極めて困難であるという問題があった。
【0003】そこで最近、浚渫土砂を機械的に脱水処理
することが種々検討され、例えばフィルタプレス装置、
ベルトプレス装置、スクリュウデカンタ形遠心分離機等
の利用が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
装置または機械によれば、グラブ浚渫された土砂のよう
にあまり含水率の高くないものを対象とした場合、所望
の脱水率を得るにはきわめて大きな加圧力または高速回
転を必要として、その大形化が避けられず、特に大規模
浚渫工事で大量の浚渫土砂が発生するような場合に、大
型化にも一定の限界があってその利用を断念せざるを得
ない状況にあった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、小型にもかかわらず大きな脱水処理能力を
発揮し、もって大規模浚渫工事にも有効に対処し得るス
クリュウコンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、ケーシング内に、該ケーシングの内
周面との間に空隙をあけてフィルタ管を配設し、該フィ
ルタ管内にモータにより回転駆動されるスクリュウを配
設し、前記ケーシングの両端部に前記フィルタ管内に通
じる土砂投入口と土砂排出口とを設け、かつ前記空隙内
を真空引き手段に接続するように構成したことを特徴と
する。
【0007】ケーシング内に、該ケーシングの内周面と
の間に空隙をあけてフィルタ管を配設し、該フィルタ管
内にモータにより回転駆動されるスクリュウを配設し、
前記ケーシングの両端部に前記フィルタ管内に通じる土
砂投入口と土砂排出口とを設け、かつ前記土砂投入口を
土砂圧送手段に接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成した脱水式スクリュウコンベ
ヤにおいては、土砂投入口からフィルタ管内に投入され
た含水土砂はスクリュウの回転によって土砂排出口へ向
けて搬送され、この間、真空引き手段によりケーシング
とフィルタ管との間の空隙内を真空引きし、またはケー
シング内に土砂を圧送することにより、土砂中に含まれ
る水分がフィルタ管を通じて効率的に空隙内に排出され
るようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0010】図1および2は、本発明の第1実施例を示
したものである。これらの図において、1はケーシング
で、管状のケーシング本体2とケーシング本体2の両端
開口を閉じる端板3,3とからなっている。ケーシング
1内には、ケーシング本体2の内周面との間に所定の空
隙4をあけてフィルタ管5が配設されている。フィルタ
管5は、こゝでは多数の細孔を有する多孔質体からな
り、その両端部が端板3に支持されている。また、フィ
ルタ管5は、その長手方向の複数箇所がこれに外嵌した
補強リング6により補強されると共に、この補強リング
6とケーシングケーシング本体2との間に周方向に等配
して設けた複数の補強部材7によりケーシング1に固定
されている。なお、ケーシング1は支柱8を介して基台
9上に支持されている。
【0011】10は、フィルタ管5内に配設されたスク
リュウである。スクリュウ10は、その両端の軸部10
a,10bが各端板3の外面に固設した軸受11,11
に支持されて回動自在となっている。スクリュウ10の
一方の軸部10bは前記軸受11を挿通して延ばされて
おり、その挿通端にはプーリ12が取付けられている。
一方、基台8上にはモータ13と減速機14とが一体的
に固設されており、減速機14から延ばした出力軸15
にはプーリ16が取付けられている。このプーリ16と
前記スクリュウ10のプーリ12とにはベルト17が掛
け回されており、モータ13の回転が減速機14、両プ
ーリ16,12およびベルト17を介してスクリュウ1
0に伝達されるようになっている。
【0012】また、ケーシング1の後端部(図1の右側
端部)の上側には土砂投入口18が、その先端部(図1
の左側端部)の下側には土砂排出口19がそれぞれ設け
られている。これら土砂投入口18および土砂排出口1
9は、ケーシング本体2とフィルタ管5とを貫通する管
体20によって形成されており、管体20とケーシング
本体2およびフィルタ管5との間は完全シールされて、
空隙4内の液密が維持されている。一方、ケーシング1
の後端部の下側には排水口21が設けられており、この
排水口21は、基台9上に配設した真空ポンプ(真空引
き手段)22と排水管23で接続されている。
【0013】上記のように構成したスクリュウコンベヤ
においては、予めモータ13の作動によりスクリュウ1
0を回転させると共に、真空ポンプ22の作動によりケ
ーシング本体2とフィルタ管5との間の空隙4内を真空
引きし、例えばグラブ浚渫した土砂を土砂投入口18か
らフィルタ管5内に連続投入する。すると、該土砂はス
クリュウ10によって土砂排出口19へ向けて搬送さ
れ、この間、土砂に軸方向および半径方向の圧力がかか
り、この土圧と前記空隙4内の負圧との相乗作用により
土砂中に含まれる水分がフィルタ管5の細孔を通じて空
隙4内に排出される。この空隙4内に排出された水分
は、排水口21および排水管23を通じて真空ポンプ2
2へ吸引され、さらに系外へと排出される。一方、スク
リュウ10によりフィルタ管5内を搬送される土砂は、
前記脱水により固形分を増し、土砂排出口19から連続
排出される。
【0014】図3は、上記スクリュウコンベヤをグラブ
浚渫工事に適用した態様を示したものである。この場
合、上記基台9として中空箱形の浮体を用い、かゝる浮
体(基台)9を備えた複数(こゝでは3基)のスクリュ
ウコンベヤ30a,30b,30cを複数用意して、排
泥地Aを区画する護岸31に隣接した海上Bに連続的に
浮かべる。複数のスクリュウコンベヤ30a〜30c
は、各スクリュウコンベヤの一方の土砂排出口19が他
方のスクリュウコンベヤの土砂投入口18に連続するよ
うにケーシング1を相互にラップさせて配置し、一方、
護岸31寄りの最前のスクリュウコンベヤ30aと排泥
地Aとの間にベルトコンベヤ32を配設する。
【0015】そして、最後部のスクリュウコンベヤ30
cに隣接してボックスバージ(図示略)を係留させ、例
えばバックホウ等の重機を用いて該最後部のスクリュウ
コンベヤ30cの土砂投入口18に浚渫土砂を投入す
る。すると、該土砂は最後部のスクリュウコンベヤ30
cから中央のスクリュウコンベヤ30bへ、中央のスク
リュウコンベヤ30bから最前のスクリュウコンベヤ3
0aへと連続に搬送され、この間に充分に脱水されてベ
ルトコンベヤ32上に落下し、排泥地Aへと連続搬送さ
れる。
【0016】こゝで、上記スクリュウコンベヤのケーシ
ング1は、一例として直径1M程度、長さ5〜7Mの大
きさに形成される。また、本スクリュウコンベヤの設置
場所は任意であり、例えば海上の沖合い、あるいは排泥
地Aの中に設置することができる。さらに、本スクリュ
ウコンベヤの数も任意であり、1基または4基以上とす
ることができる。
【0017】図4は、本発明の第2実施例を示したもの
である。本第2実施例の特徴とするところは、上記第1
実施例における真空ポンプ22を省略し、代わりに土砂
投入口18に圧送ポンプ40を接続した点にある。本第
2実施例においては、圧送ポンプ40の作動でケーシン
グ1内に土砂が圧送されることにより、スクリュウ10
による加圧作用と相まってケーシング1内の土砂に大き
な土圧が発生し、土砂中に含まれる水分がフィルタ管5
の細孔を通じて空隙4内に排出され、上記第1実施例と
同等の脱水性能が得られる。なお、図4中、前出図1に
示した部分と同一部分には同一符号を付している。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる脱水式スクリュウコンベヤによれば、フィルタ管
の外側の真空吸引またはフィルタ管内への土砂圧送によ
り土砂中に含まれる水分をフィルタ管を通じて効率的に
排除することができ、小型にもかかわらず脱水性能に優
れたものとなって、大規模浚渫工事にも有効に対処でき
るものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1のa−a矢視線に沿う断面図である。
【図3】本脱水式スクリュウコンベヤの使用態様を模式
的に示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 4 空隙 5 フィルタ管 9 スクリュウ 14 モータ 21 真空ポンプ 40 圧送ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に、該ケーシングの内周面
    との間に空隙をあけてフィルタ管を配設し、該フィルタ
    管内にモータにより回転駆動されるスクリュウを配設
    し、前記ケーシングの両端部に前記フィルタ管内に通じ
    る土砂投入口と土砂排出口とを設け、かつ前記空隙内を
    真空引き手段に接続したことを特徴とする脱水式スクリ
    ュウコンベヤ。
  2. 【請求項2】 ケーシング内に、該ケーシングの内周面
    との間に空隙をあけてフィルタ管を配設し、該フィルタ
    管内にモータにより回転駆動されるスクリュウを配設
    し、前記ケーシングの両端部に前記フィルタ管内に通じ
    る土砂投入口と土砂排出口とを設け、かつ前記土砂投入
    口を土砂圧送手段に接続したことを特徴とする脱水式ス
    クリュウコンベヤ。
JP5287590A 1993-06-25 1993-10-22 脱水式スクリュウコンベヤ Pending JPH0771052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5287590A JPH0771052A (ja) 1993-06-25 1993-10-22 脱水式スクリュウコンベヤ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-180877 1993-06-25
JP18087793 1993-06-25
JP5287590A JPH0771052A (ja) 1993-06-25 1993-10-22 脱水式スクリュウコンベヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771052A true JPH0771052A (ja) 1995-03-14

Family

ID=26500250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5287590A Pending JPH0771052A (ja) 1993-06-25 1993-10-22 脱水式スクリュウコンベヤ

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JP (1) JPH0771052A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100359436B1 (ko) * 2000-02-23 2002-11-07 김원태 슬러지탈수장치
JP2019130495A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 株式会社不動テトラ 含水土砂の脱水処理方法及び装置
JP2020097002A (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 株式会社Ihi スクリュウデカンタ型遠心分離装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100359436B1 (ko) * 2000-02-23 2002-11-07 김원태 슬러지탈수장치
JP2019130495A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 株式会社不動テトラ 含水土砂の脱水処理方法及び装置
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