JPH0770290B2 - カラ−受像管 - Google Patents

カラ−受像管

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JPH0770290B2
JPH0770290B2 JP61151644A JP15164486A JPH0770290B2 JP H0770290 B2 JPH0770290 B2 JP H0770290B2 JP 61151644 A JP61151644 A JP 61151644A JP 15164486 A JP15164486 A JP 15164486A JP H0770290 B2 JPH0770290 B2 JP H0770290B2
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JP
Japan
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screen
picture tube
color picture
panel
mask frame
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JP61151644A
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清 時田
英俊 山崎
敏尚 曽根
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はカラー受像管に関し、特にシャドウマスクの支
持構造に関するものである。
(従来の技術) 一般のカラー受像管のシャドウマスク支持構造について
第6図に基づいて説明する。第6図は従来のシャドウマ
スク構体を示すもので、多数のスリット状開孔(31)を
有する略矩形状のシャドウマスク(25)がマスクフレー
ム(27)と溶接され、かかるマスクフレーム(27)の各
辺のほぼ中央のスプリング材(以下ホルダーと呼ぶ)
(32)があり、この先端には孔があけられており、この
孔がパネル(21)内面に固定されたスタッドピン(30)
に係止めされることにより、マスクおよびフレームをパ
ネル内に支持している。
また、最近は前記マスクフレームの対角部にホルダーを
固着したカラー受像管も提案されている。
このようにマスクフレームの四隅にホルダーを備えたカ
ラー受像管は、一般に第7図のような構成を有してい
る。すなわち、パネル(21)に溶着されたスタッドピン
(30)に、マスクフレーム(27)に固着されたホルダー
(42)が係止されている。このホルダー(42)のうち少
なくとも1個は、第8図に示すようにホルダー(42)の
係合部にスタッドピン(30)と圧接嵌合される孔(33
b)を有する係止部材(33)が固着されている。このよ
うな支持構体として例えば特公昭43−16353号公報に示
されたものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このような係止部材(33)は第9図に示すよう
に、ホルダー(42)を曲げてシャドウマスク(25)をマ
スク(21)内で着脱する際に、その板厚、特にスクリー
ン(24)側端部(33a)がスタッドピン(30)に接触し
てホルダーの変形やスタッドピンの損傷を生じたり、ス
タッドピン(30)とホルダー(42)の間隔dがマイナス
となるような極端な場合は、シャドウマスクの着脱が不
可能となり、製造そのものが不能となる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、ホルダーを改
良することにより、作業性の良好な量産性に富むカラー
受像管を提供するものである。
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明によるカラー受像管は、多数の透孔が配列された
シャドウマスクを、その周囲を保持するマスクフレーム
および複数個のホルダーを介して、パネルの側壁部に植
設されているスタッドピンに係止しており、ホルダーは
マスクフレームの側壁と固着される固着部と、スタッド
ピンと係合される係合部および固着部と係合部を連結す
る連結部とからなる。このホルダーのうち少なくとも1
個のホルダーの係合部には、スタドピンと圧接、嵌合さ
れる孔を有する係止部材が固着されている。そして、こ
の係止部材の板厚が、スクリーン側部分で、スクリーン
に近づくにつれて減少し、その減少面が前記パネルの側
壁と対向するものである。
(作用) このように、ホルダーの係止部材のスクリーン側程その
板厚を薄くすることにより、スタッドピン先端とホルダ
ーとの間隔を充分にとれるのでホルダーを曲げてもスタ
ッドピンとホルダーとが接触し、スタッドピンを損傷さ
せることがない。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例につき詳細に説
明する。第1図乃至第4図に示すようにまず第2図のよ
うにカラー受像管は観察側から見て実質的に矩形状をな
すガラスでできたパネル(1)と、このパネル(1)に
周辺で封着された漏斗状のファンネル(2)と、ファン
ネル(2)の先細端部分に連結されたネック(3)から
なる外囲器を有している。パネル内面には赤、緑、青の
3色に発光する各色蛍光体のストライプ状のパターンか
らなる蛍光体スクリーン(4)が形成され、このスクリ
ーンに対向して、蛍光体を励起発光する3本の電子ビー
ム(14)を射出する電子銃(6)がネック(3)内に配
設される。
スクリーン(4)と電子銃(6)間には、スクリーンに
近接して、3本の電子ビームを選択的にスクリーンに振
分ける多数のスリット状開孔が穿設された厚さが0.2mm
の鉄シートでなるシャドウマスク(5)が配置される。
シャドウマスクの周囲は、シャドウマスクの板厚より厚
い0.5mm厚の比較的薄い鉄のマスクフレーム(7)に固
定されている。スクリーン(4)、シャドウマスク
(5)ともにほゞ矩形状をなし、第3図に示すように、
矩形対角部の各対角軸に相当するマスクフレーム(7)
の四隅の外側部にホルダー(12)が溶接固着される。
ホルダー(12)は第1図,第3図に示すように、厚さ0.
4mmのステンレス(SUS631)材の折曲げ加工による一体
成形でなり、平板状の固着部(12a)がマスクフレーム
(7)の隅部の側壁に溶接固定されている。固着部(12
a)のスクリーン(4)側からマスクフレーム(7)と
は反対の方向に折曲げた連結部(12b)を延長させ、さ
らにその先端を折曲げて、パネル側壁に植設したスタッ
ドピン(10)との係合部(12c)とする。この係合部(1
2c)のスタッドピン(10)側には孔(13b)を有する厚
さ0.4mmのステンレス材からなる係止部材(13)が固着
され、スタッドピン(10)に孔(13b)を嵌合させるよ
うになっている。
マスクフレーム(7)に溶接されたホルダー(12)は、
スタッドピン(10)の頭部とほぼ当接する位置に延在
し、係合部(12c)の係止部材(13)は、スタッドピン
(10)の頭部よりやや大きな直径を持ち、スタッドピン
(10)に当接した場合にスタッドピン(10)の側壁に移
動自在に圧接、嵌合される孔(13b)を有し、連結部(1
2b)から延長された係合部(12c)は第1図に示すよう
に、スタッドピン(10)とは接しないような大きな開孔
(12d)を有している。係止部材(13)と係合部(12c)
は溶接により固着されている。そして、係止部材(13)
のスクリーン(4)側は、スクリーン(4)に近づくに
つれて徐々に減少し、その減少面(13a)がパネル
(1)の側壁に対向している。
このような構造を有するカラー受像管は、第4図に示す
ように、ホルダー(12)を曲げてシャドウマスク(5)
をパネル(1)内で着脱する際でも、スタッドピン(1
0)の先端とホルダー(12)の間隔dが充分にとること
が可能となり、スタッドピンを損傷させることもなく、
着脱が容易となるため、作業性が著しく向上する。
また、第5図は本発明の多の実施例を示すもので、スタ
ッドピン(10)と圧接、嵌合させる係止部材(53)の周
辺部(53a),(53b)の肉厚が、前周にわたり孔(53
c)近傍の肉厚より小さくしたもので、第1図の実施例
同様以上の効果が得られる。
ところで、上記実施例の如く、矩形状のパネルの四隅で
シャドウマスクを懸架すると、支持枠としてのマスクフ
レームの鋼性が高まり、逆にマスクフレームを従来より
薄くすることが可能となる。例えばマスクフレームの厚
さを0.5mmとすると、本実施例の21インチ型カラー受像
管1.6mmに比べ重量が約70%減少する。すなわち、従来
の1.6mmの重量が約1.6kgに対し、0.5mmのマスクフレー
ムは約0.5kgと非常に軽量化することができ、この軽量
化によりカラー受像管が衝撃を受けた時の電子ビームの
変位量を抑制することにもなる。
本発明の実施例は、シャドウマスクの隅部において、ホ
ルダーでシャドウマスクを懸架する構造で説明したが、
本発明の主旨は本実施例に限られるものではない。例え
ば第6図のような、矩形状のシャドウマスク(25)を各
辺中央で細長いスプリング材(32)で懸架する場合も適
用可能であることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明により、マスクフレームのパネル面への着脱が自
在で、カラー受像管の外部からの衝撃に対してもシャド
ウマスクの位置ずれを無くすことができ、画像特性の劣
化の少ないカラー受像管を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例を示す概略断面図、第2
図は本発明によるカラー受像管の一部断面図、第3図は
本発明による一実施例を示す概略斜視図、第4図は本発
明による一実施例の作用を説明する概略断面図、第5図
は本発明による他の実施例を示す概略断面図、第6図は
乃至第9図は従来のカラー受像管の一部を示す正面図お
よび断面図さらには、作用を説明する概略断面図であ
る。 (4)……スクリーン、(5)……シャドウマスク (7)……マスクフレーム (12),(32),(42),(52)……ホルダー (10),(30)……スタッドピン、(12a)……固着部 (12c)……係合部、(12b)……連結部 (13),(53)……係止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に矩形状のパネルのファンネルとネ
    ックからな外囲器と、前記パネル内面に形成された蛍光
    体スクリーンと、前記ネックに内設され前記スクリーン
    を励起発光せしめる複数の電子ビームを射出する電子銃
    と、前記スクリーンと前記電子銃の間にあって前記スク
    リーンに近接対向して配置され多数の透孔が配列されて
    なる実質的に矩形状のシャドウマスクと、前記シャドウ
    マスクをその周囲で保持するマスクフレームを有し、前
    記マスクフレームを複数個のホルダーを介して、前記パ
    ネルの側壁部に植設されたスタッドピンに係止するカラ
    ー受像管において、前記ホルダーのうち、少なくとも一
    個は前記マスクフレームの側壁と固着される固着部と、
    前記スタッドピンと係合される係合部とからなり、前記
    係合部には、前記スタッドピンと圧接、嵌合される孔を
    有する係止部材が溶接固着されており、この係止部材の
    板厚が、少なくともスクリーン側部分で、前記スクリー
    ンに近づくにつれて減少し、その減少面が前記パネルの
    側壁と対向することを特徴とするカラー受像管。
  2. 【請求項2】前記係止部材は、この係止部材のほぼ中心
    から周辺にかけて板厚が減少することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のカラー受像管。
  3. 【請求項3】前記ホルダーが、マスクフレームの隅部に
    固着されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のカラー受像管。
JP61151644A 1986-06-30 1986-06-30 カラ−受像管 Expired - Lifetime JPH0770290B2 (ja)

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JPS6310435A JPS6310435A (ja) 1988-01-18
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US4467242A (en) * 1982-10-18 1984-08-21 Rca Corporation Color selection electrode mounting structure having an off-set washer

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