JPH0769849A - 染毛料 - Google Patents
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- JPH0769849A JPH0769849A JP21751493A JP21751493A JPH0769849A JP H0769849 A JPH0769849 A JP H0769849A JP 21751493 A JP21751493 A JP 21751493A JP 21751493 A JP21751493 A JP 21751493A JP H0769849 A JPH0769849 A JP H0769849A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アクリル酸系樹脂、酢酸ビニル・クロトン酸
共重合体樹脂、セラックの単独又は混合樹脂をエタノー
ルに溶解し、酸化鉄顔料を分散させ、キレート剤水溶液
を添加して分離、ゲル化を防止した染毛料。 【効果】 人体に安全性の高い酸化鉄顔料を安定的に分
散させることにより長期保存においても、樹脂が凝集、
析出することがない。
共重合体樹脂、セラックの単独又は混合樹脂をエタノー
ルに溶解し、酸化鉄顔料を分散させ、キレート剤水溶液
を添加して分離、ゲル化を防止した染毛料。 【効果】 人体に安全性の高い酸化鉄顔料を安定的に分
散させることにより長期保存においても、樹脂が凝集、
析出することがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は白髪染め(永久染毛)後
の髪の生え際の白髪や、散在する白髪等を一時的に染毛
する一時染毛料に関する。
の髪の生え際の白髪や、散在する白髪等を一時的に染毛
する一時染毛料に関する。
【0002】
【従来の技術】一時染毛料の溶剤には、主溶剤としてエ
タノールが用いられている。これは一時染毛料の塗布後
の乾燥性、使用する樹脂の溶解性等において優れている
ことと、人体に対する安全性による。
タノールが用いられている。これは一時染毛料の塗布後
の乾燥性、使用する樹脂の溶解性等において優れている
ことと、人体に対する安全性による。
【0003】樹脂はアクリル系アニオン樹脂、アクリル
系両性樹脂が主に用いられている。樹脂は柔軟性、耐フ
レーキング性、耐水性等を考慮して選定されている。
系両性樹脂が主に用いられている。樹脂は柔軟性、耐フ
レーキング性、耐水性等を考慮して選定されている。
【0004】顔料としては、カーボンブラック、タール
系色素等が用いられている。これらの顔料は、粒子が小
さく、樹脂との相性もよく、分散が安定なため広く用い
られる。しかしカーボンブラックは発ガン性の可能性等
の点から米国では化粧品に配合することが許されていな
い。また、タール系色素の中には、白髪、皮膚に染着し
易いものがあり、一時染毛料を使用した時、白髪の赤
変、黄変等の不都合があるものがある。
系色素等が用いられている。これらの顔料は、粒子が小
さく、樹脂との相性もよく、分散が安定なため広く用い
られる。しかしカーボンブラックは発ガン性の可能性等
の点から米国では化粧品に配合することが許されていな
い。また、タール系色素の中には、白髪、皮膚に染着し
易いものがあり、一時染毛料を使用した時、白髪の赤
変、黄変等の不都合があるものがある。
【0005】安全性の高い黒、茶系顔料として、酸化鉄
が挙げられるが、酸化鉄顔料を、一時染毛料に好適なア
クリル系樹脂等でエタノール中に分散した場合、遊離鉄
イオンによって樹脂のアニオンサイトがエタノール不溶
性となり、分散安定性が得られず、沈降したり、ゲル化
する場合等があった。
が挙げられるが、酸化鉄顔料を、一時染毛料に好適なア
クリル系樹脂等でエタノール中に分散した場合、遊離鉄
イオンによって樹脂のアニオンサイトがエタノール不溶
性となり、分散安定性が得られず、沈降したり、ゲル化
する場合等があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
性の高い酸化鉄顔料と、一時染毛料用として好適な樹脂
を用いた顔料分散安定性のよい一時染毛料を提供するこ
とにより、従来より安全性の高い染毛料とすることであ
る。
性の高い酸化鉄顔料と、一時染毛料用として好適な樹脂
を用いた顔料分散安定性のよい一時染毛料を提供するこ
とにより、従来より安全性の高い染毛料とすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、顔料として
安全性の高い酸化鉄顔料を用いて、染毛料を製造した場
合に、顔料の分離、ゲル化の発生のない染毛料について
鋭意研究した結果、キレート剤水溶液を添加することに
よって、分離、ゲル化を防止し得ることを見いだし本発
明を完成した。
安全性の高い酸化鉄顔料を用いて、染毛料を製造した場
合に、顔料の分離、ゲル化の発生のない染毛料について
鋭意研究した結果、キレート剤水溶液を添加することに
よって、分離、ゲル化を防止し得ることを見いだし本発
明を完成した。
【0008】即ち本発明は次の通りである。 (1) 水0.01〜15重量%、エタノール54〜9
8.48重量%、樹脂0.5〜20重量%、顔料1〜2
0重量%、キレート剤0.01〜1.0重量%を必須成
分として含む染毛料。
8.48重量%、樹脂0.5〜20重量%、顔料1〜2
0重量%、キレート剤0.01〜1.0重量%を必須成
分として含む染毛料。
【0009】(2) 樹脂が
【化3】 で示される構造部分を含む樹脂である前項(1)記載の
染毛料。
染毛料。
【0010】(3) 樹脂のアクリル酸基がトリエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールによりアクリル酸基中
50〜100重量%が中和された樹脂である前項(2)
記載の染毛料。
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールによりアクリル酸基中
50〜100重量%が中和された樹脂である前項(2)
記載の染毛料。
【0011】(4) 樹脂が
【化4】 で示される構造部分を含む樹脂である前項(1)記載の
染毛料。
染毛料。
【0012】(5) 樹脂のカルボン酸基がトリエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールによりカルボン酸基中
50〜100重量%が中和された樹脂である前項(4)
記載の染毛料。
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールによりカルボン酸基中
50〜100重量%が中和された樹脂である前項(4)
記載の染毛料。
【0013】(6) 樹脂が平均分子量10,000〜
1,000,000の酢酸ビニル・クロトン酸共重合体
である前項(1)記載の染毛料。
1,000,000の酢酸ビニル・クロトン酸共重合体
である前項(1)記載の染毛料。
【0014】(7) 樹脂のクロトン酸基がトリエタノ
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールにより酸基中50〜1
00重量%が中和された樹脂である前項(6)記載の染
毛料。
ールアミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ
−2−メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2
−メチル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ば
れた少なくとも1種のアルコールにより酸基中50〜1
00重量%が中和された樹脂である前項(6)記載の染
毛料。
【0015】(8) 樹脂がセラックである前項(1)
記載の染毛料。
記載の染毛料。
【0016】(9) 顔料が黒酸化鉄、ベンガラ(赤酸
化鉄)、黄酸化鉄よりなる群より選ばれた少なくとも1
種からなる前項(1)記載の染毛料。
化鉄)、黄酸化鉄よりなる群より選ばれた少なくとも1
種からなる前項(1)記載の染毛料。
【0017】(10) キレート剤がエチレンジアミン
テトラアセティックアシッドおよび/またはそのNa
塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセティッ
クアシッドおよび/またはそのNa塩、ジエチレントリ
アミンペンタアセティックアシッドおよび/またはその
Na塩、トリエチレンテトラミンヘキサアセティックア
シッドおよび/またはそのNa塩よりなる群より選んだ
少なくとも1種からなる前項(1)記載の染毛料。
テトラアセティックアシッドおよび/またはそのNa
塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセティッ
クアシッドおよび/またはそのNa塩、ジエチレントリ
アミンペンタアセティックアシッドおよび/またはその
Na塩、トリエチレンテトラミンヘキサアセティックア
シッドおよび/またはそのNa塩よりなる群より選んだ
少なくとも1種からなる前項(1)記載の染毛料。
【0018】樹脂は化3で示される構造部分を含む樹
脂、化4で示される構造部分を含む樹脂、平均分子量1
0,000〜1,000,000の酢酸ビニル、クロト
ン酸共重合体、セラックの夫々単独でもよく、また混合
しても用いられる。
脂、化4で示される構造部分を含む樹脂、平均分子量1
0,000〜1,000,000の酢酸ビニル、クロト
ン酸共重合体、セラックの夫々単独でもよく、また混合
しても用いられる。
【0019】また前記、水、エタノール、樹脂、顔料、
キレート剤の他に酸化防止剤、シリコン類、ポリペプタ
イド等の毛髪保護剤などを任意に配合できる。
キレート剤の他に酸化防止剤、シリコン類、ポリペプタ
イド等の毛髪保護剤などを任意に配合できる。
【0020】顔料の酸化鉄は、通常硫酸鉄(II)FeSO
4・7H2Oを100℃位に加熱して一水塩とし、これを
粘土製の容器に入れ、650〜700℃に焼いて製造す
る。焼く温度が低い程黄色みを帯び(黄酸化鉄)、適温
で最も赤に近く、通常この赤色酸化鉄をベンガラとい
う。温度が高すぎるとFe3O4を生じ黒色となる(黒酸
化鉄)。
4・7H2Oを100℃位に加熱して一水塩とし、これを
粘土製の容器に入れ、650〜700℃に焼いて製造す
る。焼く温度が低い程黄色みを帯び(黄酸化鉄)、適温
で最も赤に近く、通常この赤色酸化鉄をベンガラとい
う。温度が高すぎるとFe3O4を生じ黒色となる(黒酸
化鉄)。
【0021】キレート剤はエタノール単体には溶解しな
いので、水溶液で添加するが、エタノール/水溶液で溶
解して、他の顔料等を分散後に添加するのが望ましい。
いので、水溶液で添加するが、エタノール/水溶液で溶
解して、他の顔料等を分散後に添加するのが望ましい。
【0022】一時染毛料の製造方法としては、水、エタ
ノールに樹脂を溶解した後、顔料を加え、ホモミキサ
ー、ボールミル、サンドミル等の分散機により顔料を分
散した後、水に溶解したキレート剤を加え撹拌し、さら
に必要な添加剤等を加えて、一時染毛料液とする。
ノールに樹脂を溶解した後、顔料を加え、ホモミキサ
ー、ボールミル、サンドミル等の分散機により顔料を分
散した後、水に溶解したキレート剤を加え撹拌し、さら
に必要な添加剤等を加えて、一時染毛料液とする。
【0023】
【作用】キレート剤水溶液の添加により、酸化鉄顔料か
ら発生する遊離鉄イオンがキレートされて、樹脂が凝
集、析出することなく、安定な顔料分散安定性が得ら
れ、安全性の高い酸化鉄顔料と一時染毛料に好適な樹脂
の組合わせによる一時染毛料が得られる。
ら発生する遊離鉄イオンがキレートされて、樹脂が凝
集、析出することなく、安定な顔料分散安定性が得ら
れ、安全性の高い酸化鉄顔料と一時染毛料に好適な樹脂
の組合わせによる一時染毛料が得られる。
【0024】
【実施例】以下に実施例によって、本発明を更に具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。 (実施例1) (重量%) (a) 黒酸化鉄{チタン工業(株)製、商品名タロックス BL-100} 10 (b) アクリル樹脂 20 {互応化学(株)製、商品名プラスサイズ L-53D 50%エタノール溶液、平均重合度 500 2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール によりほぼ100%中和} (c) エタノール 64.5 (c)に(b)を溶解し、さらに(a)を加えたものをボールミ
ルにて3日間分散した。 (d) エチレンジアミンテトラアセティックアシッド 2Na塩 0.5 {第一化学薬品(株)製、商品名 ゾノンD} (e) 精製水 5.0 (e)に(d)を溶解し、(a)〜(c)の分散液に加えて撹拌混合
して、一時染毛料を得た。
に説明するが、本発明はこの実施例によって何等限定さ
れるものではない。 (実施例1) (重量%) (a) 黒酸化鉄{チタン工業(株)製、商品名タロックス BL-100} 10 (b) アクリル樹脂 20 {互応化学(株)製、商品名プラスサイズ L-53D 50%エタノール溶液、平均重合度 500 2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール によりほぼ100%中和} (c) エタノール 64.5 (c)に(b)を溶解し、さらに(a)を加えたものをボールミ
ルにて3日間分散した。 (d) エチレンジアミンテトラアセティックアシッド 2Na塩 0.5 {第一化学薬品(株)製、商品名 ゾノンD} (e) 精製水 5.0 (e)に(d)を溶解し、(a)〜(c)の分散液に加えて撹拌混合
して、一時染毛料を得た。
【0025】(実施例2) (重量%) (a) 黒酸化鉄(実施例1で使用したのと同じ商品) 5.0 (b) ベンガラ{大東化成(株)製、No.217} 1.0 (c) メチルビニルエーテル・マレイン酸共重合体 10.0 {大阪有機化学工業(株)製、商品名 BEM-42S 50%エタノール溶液} (d) ヒドロキシエチルエチレンジアミン 0.3 トリアセティックアシッド 3Na塩 {第一化学薬品(株)製、商品名 ゾノンOH} (e) ジエチレントリアミンペンタアセティックアシッド 0.05 {第一化学薬品(株)製、商品名 ゾノン DTPA} (f) エタノール 79.65 (g) 精製水 4.0 (c)を(f)に溶解し、さらに(a)(b)の顔料を加えて、実施
例1と同様に分散し、(g)に(d)(e)を溶解したものを加
えて、更に撹拌、混合し一時染毛料を得た。
例1と同様に分散し、(g)に(d)(e)を溶解したものを加
えて、更に撹拌、混合し一時染毛料を得た。
【0026】(実施例3) (重量%) (a) 黒酸化鉄 8 (b) 黄酸化鉄{大東化成(株)製、商品名 エローオーカーNo.601} 2 (c) 酢酸ビニル・クロトン酸共重合体 7 {カネボウ NSC(株)製、商品名 RESIN 28-1310} (d) 2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 0.65 (中和度90%当量を添加) (e) エチレンジアミンテトラアセティックアシッド 2Na塩 0.2 (f) トリエチレンテトラミンヘキサアセティックアシッド 0.3 {第一化学薬品(株)製、商品名 ゾノン TTHA} (g) エタノール 74.85 (h) 精製水 7.0 (g)のエタノールに(d)のアルコールを溶解し、更に(c)
を加えて中和溶解し、更に(a)(b)の顔料を加えて、実施
例1と同様に顔料を分散し、(h)の水に(e)(f)のキレー
ト剤を溶解したものを加えて、更に撹拌、混合して、一
時染毛料を得た。
を加えて中和溶解し、更に(a)(b)の顔料を加えて、実施
例1と同様に顔料を分散し、(h)の水に(e)(f)のキレー
ト剤を溶解したものを加えて、更に撹拌、混合して、一
時染毛料を得た。
【0027】(実施例4) (重量%) (a) 黒酸化鉄 5 (b) セラック 3.5 {岐阜セラック(株)製、商品名 精製セラック GSN 医薬用} (c) エチレンジアミントリアセティックアシッド 2Na塩 0.1 (d) ヒドロキシエチルエチレンジアミン トリアセティックアシッド 3Na塩 0.07 (e) エタノール 89.33 (f) 精製水 2.0 (e)のエタノールに(b)のセラックを溶解し、更に(a)の
顔料を加えて実施例1と同様に分散し、(f)の水に(c)
(d)のキレート剤を溶解したものを加えて、更に撹拌、
混合し、一時染毛料を得た。
顔料を加えて実施例1と同様に分散し、(f)の水に(c)
(d)のキレート剤を溶解したものを加えて、更に撹拌、
混合し、一時染毛料を得た。
【0028】(比較例1)実施例1で(d)のキレート剤
の代りに精製水を加え、実施例1と同様にして一時染毛
料を得た。。
の代りに精製水を加え、実施例1と同様にして一時染毛
料を得た。。
【0029】(比較例2)実施例1で(d)(e)のキレート
剤水溶液の代りにエタノールを加え実施例1と同様にし
て一時染毛料を得た。
剤水溶液の代りにエタノールを加え実施例1と同様にし
て一時染毛料を得た。
【0030】(比較例3)実施例1で(d)のキレート剤
を(e)の水に溶解せず、(e)の代りにエタノールを加え、
(d)(e)を分散液に加えて撹拌し、一時染毛料を得た。
を(e)の水に溶解せず、(e)の代りにエタノールを加え、
(d)(e)を分散液に加えて撹拌し、一時染毛料を得た。
【0031】(比較例4,5,6)実施例2について、
比較例4ではキレート剤の代りに精製水を加え、比較例
5では、キレート剤水溶液の代りにエタノールを加え、
比較例6では、キレート剤を水に溶解せず同量のエタノ
ールを加え、他は実施例2と同様にして、一時染毛料を
得た。
比較例4ではキレート剤の代りに精製水を加え、比較例
5では、キレート剤水溶液の代りにエタノールを加え、
比較例6では、キレート剤を水に溶解せず同量のエタノ
ールを加え、他は実施例2と同様にして、一時染毛料を
得た。
【0032】(比較例7,8,9)実施例3について、
比較例7ではキレート剤の代りに精製水を加え、比較例
8では、キレート剤水溶液の代りにエタノールを加え、
比較例9では、キレート剤を水に溶解せず、同量のエタ
ノールを加え、他は実施例3と同様にして、一時染毛料
を得た。
比較例7ではキレート剤の代りに精製水を加え、比較例
8では、キレート剤水溶液の代りにエタノールを加え、
比較例9では、キレート剤を水に溶解せず、同量のエタ
ノールを加え、他は実施例3と同様にして、一時染毛料
を得た。
【0033】(比較例10,11,12)実施例4につ
いて、比較例10では、キレート剤(c)(d)の代りに同量
の精製水を加え、比較例11では、キレート剤水溶液
(f)(c)(d)の代りに同量のエタノールを加え、比較例1
2では、(c)(d)のキレート剤を水に溶解せず水と同量の
エタノールを加え、他は実施例4と同様にして、一時染
毛料を得た。
いて、比較例10では、キレート剤(c)(d)の代りに同量
の精製水を加え、比較例11では、キレート剤水溶液
(f)(c)(d)の代りに同量のエタノールを加え、比較例1
2では、(c)(d)のキレート剤を水に溶解せず水と同量の
エタノールを加え、他は実施例4と同様にして、一時染
毛料を得た。
【0034】これらの実施例、比較例につき、製造直後
と、50℃で1ケ月放置後とに下記の評価を行なった。 粘度測定 沈降分離の目視観察 実用性評価 ブラシを用いて、白髪に塗布した時の塗布性、フレーキ
ング性、ツヤ等を総合的に官能検査した。その結果を表
1に示す。
と、50℃で1ケ月放置後とに下記の評価を行なった。 粘度測定 沈降分離の目視観察 実用性評価 ブラシを用いて、白髪に塗布した時の塗布性、フレーキ
ング性、ツヤ等を総合的に官能検査した。その結果を表
1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】キレート剤水溶液を添加したことによ
り、人体に安全性の高い酸化鉄顔料を長期安定的に分散
させることができて、保存においても樹脂が凝集、析出
することなく、一時染毛料に好適な樹脂と安全な顔料の
組合わせによる優れた一時染毛料が得られる。
り、人体に安全性の高い酸化鉄顔料を長期安定的に分散
させることができて、保存においても樹脂が凝集、析出
することなく、一時染毛料に好適な樹脂と安全な顔料の
組合わせによる優れた一時染毛料が得られる。
Claims (10)
- 【請求項1】 水0.01〜15重量%、エタノール5
4〜98.48重量%、樹脂0.5〜20重量%、顔料
1〜20重量%、キレート剤0.01〜1.0重量%を
必須成分として含む染毛料。 - 【請求項2】 樹脂が 【化1】 で示される構造部分を含む樹脂である請求項1記載の染
毛料。 - 【請求項3】 樹脂のアクリル酸基がトリエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−
メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2−メチ
ル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ばれた少
なくとも1種のアルコールによりアクリル酸基中50〜
100重量%が中和された樹脂である請求項2記載の染
毛料。 - 【請求項4】 樹脂が 【化2】 で示される構造部分を含む樹脂である請求項1記載の染
毛料。 - 【請求項5】 樹脂のカルボン酸基がトリエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−
メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2−メチ
ル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ばれた少
なくとも1種のアルコールによりカルボン酸基中50〜
100重量%が中和された樹脂である請求項4記載の染
毛料。 - 【請求項6】 樹脂が平均分子量10,000〜1,0
00,000の酢酸ビニル・クロトン酸共重合体である
請求項1記載の染毛料。 - 【請求項7】 樹脂のクロトン酸基がトリエタノールア
ミン、トリイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−
メチル−1−プロパノールおよび2−アミノ−2−メチ
ル−1,3プロパンジオールよりなる群より選ばれた少
なくとも1種のアルコールにより酸基中50〜100重
量%が中和された樹脂である請求項6記載の染毛料。 - 【請求項8】 樹脂がセラックである請求項1記載の染
毛料。 - 【請求項9】 顔料が黒酸化鉄、ベンガラ(赤酸化
鉄)、黄酸化鉄よりなる群より選ばれた少なくとも1種
からなる請求項1記載の染毛料。 - 【請求項10】 キレート剤がエチレンジアミンテトラ
アセティックアシッドおよび/またはそのNa塩、ヒド
ロキシエチルエチレンジアミントリアセティックアシッ
ドおよび/またはそのNa塩、ジエチレントリアミンペ
ンタアセティックアシッドおよび/またはそのNa塩、
トリエチレンテトラミンヘキサアセティックアシッドお
よび/またはそのNa塩よりなる群より選んだ少なくと
も1種からなる請求項1記載の染毛料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21751493A JPH0769849A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 染毛料 |
FR9410478A FR2709418B1 (fr) | 1993-09-01 | 1994-08-31 | Teinture capillaire. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21751493A JPH0769849A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 染毛料 |
Publications (1)
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JPH0769849A true JPH0769849A (ja) | 1995-03-14 |
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ID=16705430
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21751493A Withdrawn JPH0769849A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 染毛料 |
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FR (1) | FR2709418B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009067706A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Tokiwa Corp | 一時染毛料 |
JP2020513035A (ja) * | 2017-05-12 | 2020-04-30 | ロレアル | 少なくとも1種のクロトン酸モノマー又はクロトン酸誘導体と(メタ)アクリル酸単位を有する少なくとも1種の増粘性ポリマーとの重合により得られるコポリマーをベースとする染料組成物及びそれを使用してケラチン繊維を染色するための方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2932378B1 (fr) * | 2008-06-11 | 2010-12-17 | Oreal | Procede de coloration des cheveux a partir d'une composition comprenant un polymere filmogene, une terre colorante et un solvant volatil |
DE102014221535A1 (de) * | 2014-10-23 | 2016-04-28 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Temporäre Farbveränderung von Haaren mit Pigmenten, Alkoholen und zwitterionischen Polymeren |
FR3066112B1 (fr) * | 2017-05-12 | 2020-06-12 | L'oreal | Utilisation d’une composition de coloration a base de copolymeres issu de la polymerisation d’au moins un monomere acide crotonique ou derive d’acide crotonique pour limiter le transfert |
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JPS63307809A (ja) * | 1987-06-08 | 1988-12-15 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | アイメイクアツプ化粧料 |
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- 1993-09-01 JP JP21751493A patent/JPH0769849A/ja not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-08-31 FR FR9410478A patent/FR2709418B1/fr not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009067706A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Tokiwa Corp | 一時染毛料 |
JP2020513035A (ja) * | 2017-05-12 | 2020-04-30 | ロレアル | 少なくとも1種のクロトン酸モノマー又はクロトン酸誘導体と(メタ)アクリル酸単位を有する少なくとも1種の増粘性ポリマーとの重合により得られるコポリマーをベースとする染料組成物及びそれを使用してケラチン繊維を染色するための方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
FR2709418A1 (fr) | 1995-03-10 |
FR2709418B1 (fr) | 1996-04-12 |
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