JPH0769742B2 - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JPH0769742B2
JPH0769742B2 JP3026411A JP2641191A JPH0769742B2 JP H0769742 B2 JPH0769742 B2 JP H0769742B2 JP 3026411 A JP3026411 A JP 3026411A JP 2641191 A JP2641191 A JP 2641191A JP H0769742 B2 JPH0769742 B2 JP H0769742B2
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JP
Japan
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sensor
shaft
steering
guided vehicle
backward
Prior art date
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Application number
JP3026411A
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English (en)
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JPH04264903A (ja
Inventor
明之 伊藤
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場や倉庫等におい
て、床面に敷設されたガイドラインを車体に備えたセン
サで検知し、センサの信号により操舵されて走行する無
人搬送車に関し、特に前進,後進可能な3輪の無人搬送
車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無人搬送車のうち、走行装置の最
も簡単な3輪のものは、構造が簡単でコストがかからな
いため、小型の無人搬送車に多く採用されている。この
方式の3輪の無人搬送車は後進可能とするとコストアッ
プにつながるため、前進のみで使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のもので
は、走行経路をループ状にしなければならないため、3
輪の無人搬送車を中型,大型の無人搬送車に採用しよう
とすると、小回りがきかないため、広いスペースが必要
になっていた。
【0004】また、3輪の無人搬送車を後進できるよう
にする方法としては、前進,後進可能な、菱形に車輪を
配置した3軸4輪の無人搬送車の、後輪1軸を取り除き
後進用センサを残せば、後進可能な3輪の無人搬送車が
できるが、これではリヤオーバーハングが大きくなり過
ぎて安全性の面等で実用にはならない。
【0005】そこで後進用のセンサを少し前に取付けて
リヤオーバーハンクを小さくすることが考えられるが、
このようにすると、図7に示すように前進用センサ40
と後進用センサ41が異なった旋回半径上を通過する。
このため、無人搬送車の曲線通過時の軌跡が前進する場
合と後進する場合とで異なり、曲線通過時の車両の占有
面積が大きくなる。
【0006】そのため本発明では、2軸3輪の簡単な構
造でも後進可能にでき、前進時,後進時の車輪の軌跡が
同一で車両の占有面積を小さくすることのできる無人搬
送車を提供することを目的とし、さらに軸間距離を大き
く取れて、安全性に優れた後進可能な無人搬送車を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の無人搬送車は、走行路に敷設されたガイドラ
インを、車体に備えたセンサで検知し、該センサの信号
により、前後いずれか一方の車軸で舵取りを行う2軸の
無人搬送車において、舵取りを行わない車軸の前後に、
前進用センサと後進用センサとを、車軸の中心線に対し
て対称にセンサ軸に取付け、かつ該中心線に対して対称
に首振りを行うように設定し、該センサ軸と、舵取りを
行う舵取軸とを連動ロッドで連結し、さらに円弧状のガ
イドラインを走行する際、前記前進用センサと前記後進
用センサの前後方向の中心線が、常に前記ガイドライン
上の円弧に接するように舵取軸とセンサ軸の回転比が決
められていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記の構成により、無人搬送車の軌跡は、前
進,後進でほぼ同一となる。また、曲線通過時も前進用
センサと後進用センサの前後方向の中心線がガイドライ
ンの接線になり、かつセンサの中心にて常に接するよう
に移動するので、コースアウトしずらく、センサの性能
上有利である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1乃至図4は本発明の第1実施例を示す
もので、無人搬送車1は、前輪2と後輪3,3とを備え
た2軸3輪のもので、駆動及び舵取りを行う前輪ユニッ
ト4の上部に舵取軸5、従動輪となる後輪3,3の車軸
の前後に前進用センサ軸6,後進用センサ軸7がそれぞ
れ設けられ、前進用センサ軸6と、舵取軸5とは連動ロ
ッド8で連結されている。前進用センサ軸6には、前進
用センサアーム9を介して前進用センサ10が設けら
れ、後進用センサ軸7には、後進用センサアーム11を
介して後進用センサ12が設けられ、前進用センサ10
と後進用センサ12とは、逆転ギヤボックス13によっ
て後輪3,3の車軸の中心線CLに対して対称に取付け
られ、かつ逆転ギヤボックス13の歯車によって中心線
CLに対して対称に首振りを行うように設定されてい
る。
【0011】前輪ユニット4は、軸受兼ステアリングモ
ータ減速機14,ステアリングモータ15,前輪駆動用
モータ16,前輪2により構成され、前輪2の真上に舵
取軸5が設けられている。舵取軸5は、軸受兼ステアリ
ングモータ減速機14の中空出力軸に嵌合され、ステア
リングモータ15によって駆動される。
【0012】連動ロッド8は、舵取軸5の回転を、連動
レバー17,18を介して前進用センサ軸6に伝えるも
ので、前進用センサ軸6の回転は、逆転ギヤボックス1
3によって反対向きの回転として後進用センサ軸7に伝
えられる。
【0013】前進用センサ10と後進用センサ12は、
進行方向を検知する一対のステアリング用コイルが進行
方向に対して左右位置に離間して対峙するように設置さ
れたもので、このステアリング用コイルの中央真下にガ
イドラインを常時検知して走行するようになっている。
【0014】さらに、図4に示すように、舵取軸5と前
進用センサ軸6は、円弧状のガイドラインを走行する
際、前進用センサ10と後進用センサ12の前後方向の
中心線10a,12aが、常に前記ガイドライン上の円
弧Gに接するように回転比が決められている。
【0015】上述のような無人搬送車1の走行時は、前
輪駆動用モータ16により前輪2が回転して前後進し、
センサの信号に従って作動するステアリングモータ15
によって舵取軸5が回転し、舵取りが行われる。この舵
取軸5の回転は直接前輪2の舵取りに利用されると同時
に、連動レバー17,連動ロッド8,連動レバー18を
介して前進用センサ軸6に伝わり、前進用センサアーム
9に取付けられた前進用センサ10の首振りを行う。ま
た、前進用センサ軸6の回転は、逆転ギヤボックス13
によって反対向きの回転となり、後進用センサ軸7に伝
わり、後進用センサアーム11の先端に取り付けられた
後進用センサ12の首振りを行う。
【0016】無人搬送車1を前進させるときは、前進用
センサ10の信号によって、その中心がガイドラインの
中心に一致する方向に動くようにステアリングモータ1
5の回転を制御し、後進させるときは後進用センサ12
の信号によって同様にステアリングモータ15の回転を
制御する。また、前進用センサ10と後進用センサ12
は、後輪3,3の車軸の中心線CLに対して対称に取付
けられており、かつ該中心線CLに対して対称に首振り
を行うことにより、無人搬送車1の軌跡は前進、後進で
ほぼ同一となり、曲線路を走行する際の車両占有面積を
最少にすることができる。
【0017】さらに、舵取軸5と前進用センサ軸6の回
転比が前述のように決められているので、図4に示すよ
うに曲線通過時でも前進用センサ10と後進用センサ1
2の一対のステアリング用コイルを結んだ直線が、直線
走行時と同様、ガイドラインと直交するため、センサの
性能の低下を起こさないので、曲線通過性能がよい。ま
た、作動していない方のセンサも常にガイドライン上に
あるため、直線上を走行するときのみではなく、曲線上
を走行するときでも進行方向をすぐに変えることができ
る。
【0018】図5は、本発明の第2実施例を示し、無人
搬送車20は、前輪21,21と、後輪22,22を備
えた2軸4輪のもので、前輪ユニット23は、駆動モー
タ,減速機,軸受,車軸24を介して設けられる前輪2
1,21等より構成され、車軸24の中央真上に舵取軸
25が設けられたものである。
【0019】図6は、本発明の第3実施例を示し、無人
搬送車30は同様に、2軸4輪のもので、舵取ユニット
31が、車体の側方に設けられた前輪32,32のほぼ
中央に設けられ、舵取ユニット31の中央部に舵取軸3
3が設けられ、その上部に連動レバー37が設けられて
いる。
【0020】前輪32,32と、舵取軸33とは前輪3
2,32に取付けられたレバー34,34とロッド3
5,35と舵取軸に取付けられたレバー36とを介して
連結されている。
【0021】尚、上述の実施例は、前輪を駆動輪とし、
後輪を従動輪としたものであるが、本発明は、後輪を駆
動輪とし、前輪を従動輪としたものにも適用できる。
【0022】
【発明の効果】本発明の無人搬送車は以上のように、セ
ンサ軸に前進用センサと後進用センサとを、車軸の中心
線に対して対称に取付け、該中心線に対して対称に首振
りを行うようにしたことにより、簡単な構造で前進,後
進可能な3輪の無人搬送車を提供できるようになり、ま
た、前進,後進の軌跡をほぼ同一にできるため、車両の
占有面積も最少になる。
【0023】さらに円弧状のガイドラインを走行する
際、前記前進用センサと前記後進用センサの前後方向の
中心線が、常に前記ガイドライン上の円弧に接するよう
に舵取軸とセンサ軸の回転比が決められているので、曲
線路を走行する際も車両占有面積を最少にすることがで
きるとともに容易に進行方向を変えることができる。
【0024】また、特に2軸3輪の無人搬送車の場合
は、ボディのリヤオーバーハングを大きくしなくても、
後進用のセンサを設けることができるようになり、車体
が安定し、転倒に対する安定性を確保することができ、
大型化することもできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す無人搬送車の平面
図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 同じく側面図である。
【図4】 同じく曲線路通過時の平面図である。
【図5】 本発明の第2実施例を示す無人搬送車の平面
図である。
【図6】 本発明の第3実施例を示す無人搬送車の平面
図である。
【図7】 従来の無人搬送車の曲線通過時の平面図であ
る。
【符号の説明】
1…無人搬送車 2…前輪 3…後輪 4…前輪
ユニット 5…舵取軸 6…前進用センサ軸 7…後進用センサ軸 8…連
動ロッド 10…前進用センサ 10a…中心線
12…後進用センサ 12a…中心線 13…逆転ギヤボックス CL…車軸の中心線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行路に敷設されたガイドラインを、車
    体に備えたセンサで検知し、該センサの信号により、前
    後いずれか一方の車軸で舵取りを行う2軸の無人搬送車
    において、舵取りを行わない車軸の前後に、前進用セン
    サと後進用センサとを、車軸の中心線に対して対称にセ
    ンサ軸に取付け、かつ該中心線に対して対称に首振りを
    行うように設定し、該センサ軸と、舵取りを行う舵取軸
    とを連動ロッドで連結したことを特徴とする無人搬送
    車。
  2. 【請求項2】 円弧状のガイドラインを走行する際、前
    記前進用センサと前記後進用センサの前後方向の中心線
    が、常に前記ガイドライン上の円弧に接するように舵取
    軸とセンサ軸の回転比が決められていることを特徴とす
    る請求項1記載の無人搬送車。
JP3026411A 1991-02-20 1991-02-20 無人搬送車 Expired - Lifetime JPH0769742B2 (ja)

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JP3026411A JPH0769742B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 無人搬送車

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JP3026411A JPH0769742B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 無人搬送車

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Publication Number Publication Date
JPH04264903A JPH04264903A (ja) 1992-09-21
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ID=12192812

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120096671A1 (en) 2010-10-26 2012-04-26 Karcher North America, Inc. Floor cleaning apparatus employing a combined sweeper and vaccum assembly
US7533435B2 (en) 2003-05-14 2009-05-19 Karcher North America, Inc. Floor treatment apparatus
EP1715783B1 (en) * 2004-02-16 2015-01-21 Kärcher North America, Inc. Apparatus for floor cleaning and treatment
USD907868S1 (en) 2019-01-24 2021-01-12 Karcher North America, Inc. Floor cleaner

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JPH04264903A (ja) 1992-09-21

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