JPH0769577B2 - 補助露光装置を有する画像形成装置 - Google Patents

補助露光装置を有する画像形成装置

Info

Publication number
JPH0769577B2
JPH0769577B2 JP62268792A JP26879287A JPH0769577B2 JP H0769577 B2 JPH0769577 B2 JP H0769577B2 JP 62268792 A JP62268792 A JP 62268792A JP 26879287 A JP26879287 A JP 26879287A JP H0769577 B2 JPH0769577 B2 JP H0769577B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
receiving sheet
image
exposure device
auxiliary exposure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62268792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109338A (ja
Inventor
邦夫 大橋
祥一 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP62268792A priority Critical patent/JPH0769577B2/ja
Priority to US07/224,937 priority patent/US4910550A/en
Publication of JPH01109338A publication Critical patent/JPH01109338A/ja
Publication of JPH0769577B2 publication Critical patent/JPH0769577B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、光受容シートを用いて画像形成を行う画像
形成装置に関し、光受容シートの光硬化特性を補正する
補助露光装置を備えたものに関する。
(b)従来の技術 無色染料および光硬化材料を樹脂殻に内包する感光性マ
イクロカプセルをコーティングした光受容シートを、原
稿反射光等により造像露光して選択的硬化像を形成し、
その光受容シートに前記無色染料を発色させる現像材料
をコーティングした受像シートを重ね合わせて加圧する
ことにより、受像シート上に画像形成を行う方法が特開
昭58−88739号公報に示されている。前記無色染料とし
てイエロー,マゼンタ,シアンに発色するもの、前記光
硬化材料として青,緑,赤に感光するもの、をそれぞれ
個別に樹脂殻に内包し、その3種の感光性マイクロカプ
セルを均一分散した光受容シートを、カラー情報を持つ
白色造像露光光で露光すれば、一度の露光でフルカラー
画像を形成することができ、電子写真方式によるフルカ
ラープロセスに比べプロセスを簡略化することができる
利点がある。
このような光受容シートを用いた画像形成装置におい
て、前記感光性マイクロカプセルが感応する波長域光を
照射する補助露光装置を設け、光受容シートを補助露光
することによりガンマ等の光硬化特性を補正していた
(特開昭62−198746号)。例えば、赤に感応する感光性
マイクロカプセルに赤の光を照射すれば、ガンマ特性等
が向上し、良好な画像を得ることができるようになる。
(c)発明が解決しようとする問題点 上述したような画像形成装置においては従来、光受容シ
ートの平均的な光硬化特性に合わせて補助露光装置の光
量を設定していた。しかしながら、光受容シートの光硬
化特性はその製造ロット毎に微妙に異なっており、実際
に画像形成を行うと形成画像の品質を高品質に維持する
ことが出来なかった。例えばフルカラー画像の場合、3
種の感光性マイクロカプセルそれぞれに補助露光の光量
が設定されていたが、製造ロットの違いにより光光硬化
特性が平均値からずれていると、形成画像は濃い濃度領
域や淡い濃度領域でイエロー,マゼンタ,シアン等の色
に色づいてしまうことがあり、良好な画像を形成するこ
とができなかった。
また、同一像を形成しても、光受容シートの製造ロット
の違いにより画像濃度が異なってしまうことがあった。
この発明は、光受容シートの光硬化特性を入力する手段
と、その入力データに応じて補助露光装置の光量を設定
する手段を設けることにより、光受容シートの光硬化特
性に応じた補正を行えるようにして、製造ロットの異な
る光受容シートを用いても画像品質が低下してしまうこ
とのない、補助露光装置を有する画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
(d)問題点を解決するための手段 この発明の補助露光装置を有する画像形成装置は、カラ
ー情報を持つ白色造像露光光で光受容シートを露光して
フルカラー画像を形成する画像形成手段と、光受容シー
トの感光性マイクロカプセルを硬化させる特定波長域光
を照射する補助露光装置と、を備えた補助露光装置を有
する画像形成装置において、 前記光受容シートの光硬化特性を入力する手段と、入力
された光硬化特性に基づいて前記補助露光装置の光量を
設定する手段と、前記光受容シートに画像を形成する前
にこの設定された光量で光受容シートを露光する手段
と、を設けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の補助露光装置を有する画像形成装置において
は、光受容シートの光硬化特性を入力することができ、
その光硬化特性に基づいて補助露光装置の光量が設定さ
れる。すなわち、製造ロットの違いに基づく光受容シー
ト毎の光硬化特性の違いを入力することができ、その特
性に応じて補助露光がされるため、正確に光硬化特性を
補正することができ、特にガンマ特性が向上し、良好な
画像形成を行うことができる。
(f)実施例 第2図はこの発明の補助露光装置を有する画像形成装置
の実施例である複写機の概略構成図である。
本体1の右下部には光受容シートを収納する光受容シー
トカセット2が設けられている。この光受容シートはフ
ルカラー対応のもので、B(青)に感応する光硬化材料
とY(イエロー)に発色する無色染料とを内包したYカ
プセル、G(緑)に感応する光硬化材料とM(マゼン
タ)に発色する無色染料とを内包したMカプセル、R
(赤)に感応する光硬化材料とC(シアン)に発色する
無色染料とを内包したCカプセル、の3種の感光性マイ
クロカプセルを、ポリエステル等の基体シート上に均一
分散コーティングしたものである。
光受容シートの端部はカッタ3、シート支持台4、加圧
ローラ5、搬送ローラ61,62,63を介して、本体1の左下
部に排出されている。本体1の左側部には受像シートを
収納する給紙カセット7が配設されている。受像シート
は給紙カセット7から前記加圧ローラ5へ給紙され、ヒ
ートローラ8を介して排紙トレイ9へ排出される。加圧
ローラ5により、選択的硬化像が形成された光受容シー
トと受像シートとが加圧され、発色像が形成される。
本体1の上面には原稿を載置する原稿台10が設けられ、
その下方に原稿走査光源11,ミラー12等を含む光学系が
配置されている。光学系は原稿台10上の原稿を走査し、
その反射光(造像露光光)をスリット41を介してシート
支持台4に導き、シート支持台4上の光受容シートを造
像露光する。
シート支持台4上部には、光受容シートの光硬化特性
(主にガンマ)を補正するための補助露光装置42が設け
られている。光受容シートのガンマ補正については特開
昭59−149343号公報に示されており、補助露光を行うこ
とによって感光性マイクロカプセル内の酸素量が少なく
なり、ガンマ特性が向上する。補助露光装置42はB光を
照射するB光源42a,G光を照射するG光源42b,R光を照射
するR光源42cを備えており、それぞれYカプセル,Mカ
プセル、Cカプセルのガンマを補正する。B,G,R各光源
は、例えばハロゲンタングステンランプにそれぞれB,G,
R各光を透過するフィルタを被せたものが用いられる。
またその他にLED,ELパネル等を用いても良い。
第5図は原稿走査光源11近傍の断面を表した図である。
原稿走査光源11の発光源としては、線光源型のハロゲン
タングステンランプ11aが用いられている。ハロゲンタ
ングステンランプ11aは、原稿走査を効率良く行うため
にリフレクタ11b内に設けられている。リフレクタ11bの
断面形状はほぼ放物線に従っているため、ハロゲンタン
グステンランプ11aの光はほぼ平行光となって原稿台10
上の原稿Aに照射される。原稿走査光源11は第1ミラー
12aとともに矢印F方向に移動して原稿走査を行う。
原稿走査光源11と原稿台10との間に3種のフィルタ13,1
4,15が設けられている。これらのフィルタは主として光
受容シートの光硬化特性(主に感度)を補正するための
もので、他には図示しない操作パネルからの入力に応じ
て形成画像にユーザの好みに応じた色づきを与えるため
にも用いられる。第6図はこれらのフィルタ13,14,15の
特性を表した図である。フィルタは、400〜500nmのB光
を反射するYフィルタ13、500〜600nmのG光を反射する
Mフィルタ14、600〜700nmのR光を反射するCフィルタ
15である。これらのフィルタとしては例えばガラス上に
多層コーティングを施したダイクロイックフィルタが用
いられる。これらのフィルタ13,14,15は、線光源型のハ
ロゲンタングステンランプ11aと平行に設けられてお
り、図中矢印BまたはC方向(スリット41と垂直な方
向)に微小移動可能に設けられている。フィルタの移動
は例えばステッピングモータによって行われる。例えば
フィルタ15の奥端部にはラックが設けられ、そのラック
と係合するピニオンがステッピングモータ15aに設けら
れている。
ステッピングモータ15aが回転することにより、フィル
タ15が矢印BまたはC方向に微小移動する。なお図示し
ていないが、フィルタ13,14にも同様にステッピングモ
ータによる駆動系が接続されている。
ステッピングモータによりフィルタ13,14,15を矢印Bま
たはC方向に移動させると、それぞれのフィルタが光源
光(造像露光光)を遮る面積比が変わる。すなわち、矢
印B方向に移動させれば面積比が小さくなり、矢印C方
向に移動させれば面積比は大きくなる。第7図はCフィ
ルタ15が光源光を遮つ面積比と、光量との関係を表した
図である。は光源光中にフィルタを挿入しない場合、
は50%の面積比でCフィルタ15を光源光中に挿入した
場合、は100%の面積比でCフィルタ15を光源光中に
挿入した場合をそれぞれ表している。Cフィルタ15の光
源光中への挿入面積比にほぼ比例して600〜700nmのR光
が吸収されて、R光量が少ない光源光が原稿を走査す
る。従って、このような光で原稿Aを走査すると原稿反
射光はR光の少ないものとなり、感光性マイクロカプセ
ルのR光に感光するものは硬化しにくくなって、形成さ
れる画像はシアンがかったものになる。
フィルタが光源光中に挿入される面積比を変えることに
よりそのフィルタが反射する光(特定波長域光)の光量
を無段階的に調整することができる。すなわち、B,G,R
各光の造像露光の光量を無段階的に変えることができ、
その組み合わせによってY,M,Cカプセルの硬化率を調整
し、光硬化特性の補正の段階を無段階に変えることがで
きる。また、フィルタ13,14,15によって光源光が遮られ
ていない部分では光反射されないため、光量損失を最低
限に押さえることができる。さらに、フィルタ13,14,15
がスリット41と垂直な方向(第5図矢印B,C方向)に移
動するため、複写画像の奥ゆき方向に部分的な色ムラが
発生することはない。
なお、この実施例ではB,G,R各光を反射するY,M,Cフィル
タを用いているが、B,G,R各光を吸収するものを用いて
も良い。またY,M,C各光を吸収または反射するB,G,Rフィ
ルタを用いても良い。ただしこの場合には光量損失が大
きい欠点がある。またダイクロイックフィルタの他にカ
ラーPET(ポリエチレンテレフタレート)、ゼラチンフ
ィルタ等を用いても良い。なお本実施例においては、原
稿に照射する前の光にフィルタを挿入するため、フィル
タ自身の均一性は比較的ラフなもので良く、安価なもの
を用いることができる。
また、11cは0.8〜2.5μmの波長域の近赤外線を吸収す
るフィルタであり、リン酸塩ガラス等によりなる。この
フィルタ11cを設けることにより、原稿台10や原稿A等
が昇温してしまうのを防止している。
第1図は同複写機の制御部のブロック図である。
全体の制御はCPU21によってなされる。その制御プログ
ラムは予めROM22に記憶されており、プログラムの実行
に際してはRAM23がワーキングエリアとして使用され
る。
複写機本体1にはディップスイッチ31,32,33が設けられ
ている。ディップスイッチ31,32,33はそれぞれY,M,C各
カプセルの光硬化特性に対応し、それぞれ3個のスイッ
チからなる。すなわち、Y,M,C各カプセルに対し、それ
ぞれ8種類の特性状態の設定を行うことができる。各ス
イッチのオン,オフ指示は光受容シートに記載されてお
り、光受容シートの交換時にオペレータがその記載に従
って各スイッチのオン,オフを設定することにより、そ
の光受容シートにあった特性データが入力される。その
特性データはI/O24を介してCPU21に入力される。CPU21
ではその特性データに応じて、フィルタ13,14,15のステ
ッピングモータの回転量に対応するパルス数が面積比デ
ータとして、補助露光装置のB,G,R各光源42a,42b,42cの
光量が補助露光量データとしてそれぞれ設定される。そ
れらを設定するための変換係数は予めROM2に記憶されて
いる。
CPU21からはI/O25を介してフィルタ制御部26へは前記面
積比データが、補助露光装置制御部27へは前記補助露光
量データが出力される。フィルタ制御部26は面積比デー
タに基づいてステッピングモータ(13a,14a),15aを駆
動し、フィルタ13,14,15が矢印BまたはC方向に移動す
る。また補助露光装置制御部27は、B,G,R各光源42a,42
b,42cの光量制御回路27a,27b,27cを制御して光受容シー
トが所定の光量で補助露光されるようにする。この光量
の設定は例えばB,G,R各光源の電圧やデューティ等によ
り制御される。なおこの実施例では電圧を変えることに
より制御している。
以上のような構成でなる複写機により、光受容シートの
感度,ガンマに応じた、フィルタの移動量,補助露光量
の設定の説明をする。
まず感度補正の説明をする。例えばここに用意されたフ
ルカラー対応の光受容シートは第8図に示すような光硬
化特性を有している。この図はフィルタ13,14,15も補助
露光装置42も用いずに、0.1濃度ピッチの0.05〜1.85濃
度のグレースケールの複写を行って形成された画像のY,
M,C各色の濃度を測定し、横軸にグレースケール濃度に
対応する露光量を表したものである。この光受容シート
の光硬化特性としては、Y,M,C各カプセルのガンマ(傾
き)はほぼ同じであるがMカプセルの感度がほぼ0.6濃
度分だけ低く、形成画像は赤,青っぽいものになる。
そこでこの光受容シートの感度を補正するには、B,Rの
光量に対しGの光量が0.6濃度分だけ相対的に多くなる
ようにする。各フィルタが光源光を覆う面積比をYフィ
ルタ−30%、Mフィルタ−0%、Cフィルタ25%とする
ことにより、第8図におけるY,Cの特性曲線をMの特性
曲線に一致させることができ、特定の色づきのない良好
な画像を得ることができた。このようにして感度補正を
行うことができる。光受容シートの製造ロット毎にY,M,
C各カプセルの感度が検査され光受容シートに記載され
る。ユーザはその記載に基づいてディップスイッチを操
作することにより、ROM22に記憶されている変換係数に
基づいてフィルタ13、14,15の位置が設定されて、光受
容シートにあった感度補正がされる。
次にガンマ補正の説明をする。例えばここに用意された
フルカラー対応の他の光受容シートは第3図に示すよう
な光硬化特性を有している。この図は上記の場合と同様
に、フィルタ13,14,15も補助露光装置42も用いずに、0.
1濃度ピッチの0.05〜1.85濃度のグレースケールの複写
を行って形成された画像のY,M,C各色の濃度を測定し、
横軸にグレースケール濃度に対応する露光量を表したも
のである。この光受容シートの光硬化特性としては、Y,
M,C各カプセルの感度はほぼ同じであるが、いずれのカ
プセルのガンマも大きく、グレースケールの階調段階は
4段階であった。したがってこのような光受容シートで
画像形成を行えば硬調の画像になってしまい、写真等の
中間調を有するものの複写には不適切である。
そこで、補助露光装置42のB,G,R各光源の電圧を、 B光源:10.3V、 G光源: 3.0V、 R光源: 7.0V、 に設定して補助露光を行いながら前述と同じグレースケ
ールの複写を行えば階調段階が6段階となり中間調の再
現も行えるようになる。さらに、 B光源:12.0V、 G光源: 6.0V、 R光源: 8.2V、 に設定して補助露光を行いながら前述と同じグレースケ
ールの複写を行えば階調段階が9段階となり、良好な複
写画像を得ることができた。なお、第4図はこの場合の
露光量(グレースケールの濃度)と形成画像の濃度との
関係を表した図であり、第3図に比べてガンマ(傾き)
が改善されていることがわかる。
このように、補助露光装置のB,G,R各光源の電圧を設定
することにより光受容シートのガンマを改善して良好な
画像を形成することができる。光受容シート毎のガンマ
特性は前述の感度特性と同様に、光受容シートの製造ロ
ット毎に検査され光受容シートに記載される。ユーザは
その記載に基づいてディップスイッチを操作することに
より、ROM22に記憶されている変換係数に基づいてB,G,R
各光源の電圧(光量)が設定されて光受容シートにあっ
たガンマ補正がされる。
なお、この実施例ではフィルタ13,14,15により感度を、
補正露光装置42によりガンマを補正しているが、フィル
タ13,14,15を用いてガンマを補正してもよいし、補助露
光装置42により感度を補正してもよい。
また、この実施例では光硬化特性を入力する手段として
Y,M,C各色に対しそれぞれ8種類の光硬化特性を入力で
きるディップスイッチを設けたが、その数は幾つであっ
ても良い。またディップスイッチの他に、例えばダイヤ
ル入力,キー入力等により光硬化特性を入力できるよう
にしても良い。また、磁気テープ,バーコード等により
光受容シートカセット2に光硬化特性を記録しておき、
本体1にそのデータの読取装置を設け、光受容シートカ
セット2を本体1に装着することによりそれらのデータ
が直接読み取られるようにしてもよい。そうすれば、ユ
ーザのデータ入力の負担を軽減し、また入力ミス等を防
止することができる。
さらに、この実施例ではフィルタ13,14,15の移動にステ
ッピングモータを用いているが、例えば光受容シートの
記載に基づいてフィルタを手動で機械的に移動させるよ
うにすれば装置を簡略化し、コストダウンをはかること
ができる。また、フィルタ13,14,15の設置位置は、造像
露光光の光路中であればどこでも良く、例えば光学系レ
ンズの前または後位置に設けても良い。その場合でもス
リット41に垂直方向にフィルタ13,14,15が微小移動可能
にすれば、形成画像に色ムラが生じることはない。
また、この実施例ではフルカラー用の光受容シート用
い、Y,M,C各カプセルに対応してY,M,C各フィルタ13,14,
15およびB,G,R各光源42a,42b,42cを設けたが、光受容シ
ートの種類に応じてフィルタおよび補助露光装置の数,
種類は選択される。例えば、光受容シートが紫外線に感
応する感光性マイクロカプセルをコーティングしたもの
であれば、フィルタには紫外線を吸収または反射するも
のが用いられ、補助露光装置には紫外線を照射するもの
が用いられる。
(g)発明の効果 この発明の補助露光装置を有する画像形成装置によれ
ば、光受容シートのガンマ等の光硬化特性が入力され、
それに応じて補助露光の光量が設定される。したがっ
て、製造ロットの違いにより光硬化特性が違ってもそれ
に応じた補助露光が行われ、形成画像の品質がばらつい
てしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の補助露光装置を有する画像形成装置
の実施例である複写機のブロック図、第2図は同複写機
の概略構成図、第3図はフルカラー対応の光受容シート
の光硬化特性を表した図、第4図は第3図の光受容シー
トのガンマを補正した後の特性を表した図である。ま
た、第5図は同複写機の造像露光量補正用のフィルタ機
構部の断面図、第6図はそのフィルタ(3種類)の分光
透過率を表した図、第7図はフィルタの移動量(面積
比)と光量との関係を表した図、第8図はフルカラー対
応の光受容シートの光硬化特性(感度が異なる)を表し
た図である。 31,32,33……ディップスイッチ、42……補助露光装置、
42a……青光源、42b……緑光源、42c……赤光源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー情報を持つ白色造像露光光で光受容
    シートを露光してフルカラー画像を形成する画像形成手
    段と、光受容シートの感光性マイクロカプセルを硬化さ
    せる特定波長域光を照射する補助露光装置と、を備えた
    補助露光装置を有する画像形成装置において、 前記光受容シートの光硬化特性を入力する手段と、入力
    された光硬化特性に基づいて前記補助露光装置の光量を
    設定する手段と、前記光受容シートに画像を形成する前
    にこの設定された光量で光受容シートを露光する手段
    と、を設けたことを特徴とする補助露光装置を有する画
    像形成装置。
JP62268792A 1987-08-07 1987-10-23 補助露光装置を有する画像形成装置 Expired - Fee Related JPH0769577B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268792A JPH0769577B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 補助露光装置を有する画像形成装置
US07/224,937 US4910550A (en) 1987-08-07 1988-07-27 Image formation apparatus with supplemental light source

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268792A JPH0769577B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 補助露光装置を有する画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109338A JPH01109338A (ja) 1989-04-26
JPH0769577B2 true JPH0769577B2 (ja) 1995-07-31

Family

ID=17463335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62268792A Expired - Fee Related JPH0769577B2 (ja) 1987-08-07 1987-10-23 補助露光装置を有する画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0769577B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI718022B (zh) * 2020-03-06 2021-02-01 金全益股份有限公司 螺絲打頭機料件篩檢結構

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6396650A (ja) * 1986-10-13 1988-04-27 Seiko Instr & Electronics Ltd 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109338A (ja) 1989-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0278599A2 (en) Photographic transfer type image forming apparatus
US5216438A (en) Direct color thermal printing method for optically and thermally recording a full-color image on a thermosensitive recording medium
EP0255138B1 (en) Image recording apparatus provided with plural types of recording sheets
US5055886A (en) Image forming apparatus capable of forming copied images edited from an original image
US5008700A (en) Color image recording apparatus using intermediate image sheet
US4875073A (en) Color picture image recording apparatus capable of adjusting color tone in the copy sheet
JPH0769577B2 (ja) 補助露光装置を有する画像形成装置
US5028963A (en) Image forming apparatus
JPS60501280A (ja) 多色電子写真画像を形成する装置および方法
US5019873A (en) Color tone adjustable image recording apparatus
US4998131A (en) Method and apparatus for recording image data in multiplexed manner
JPH0617978B2 (ja) 補助露光装置を有する画像形成装置
JPH0719035B2 (ja) 造像露光装置を有する画像形成装置
US5001511A (en) Image recording apparatus having exposure control unit
US6696229B1 (en) Dry photographic printing process
JPH01109339A (ja) 造像露光装置を有する画像形成装置
JPH03280032A (ja) 画像形成装置
JPH01167835A (ja) 造像露光装置を有する画像形成装置
JPH01109340A (ja) 補助露光装置を有する画像形成装置
JPH07113737B2 (ja) 造像露光方法
JPH01109337A (ja) 造像露光装置を有する複写機
JPH01109341A (ja) 造像露光装置を有する画像形成装置
JPH01300244A (ja) 複写機
JPH01102447A (ja) 画像形成装置
JPH01191845A (ja) 静止露光型画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees