JPH01109337A - 造像露光装置を有する複写機 - Google Patents

造像露光装置を有する複写機

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JPH01109337A
JPH01109337A JP26879187A JP26879187A JPH01109337A JP H01109337 A JPH01109337 A JP H01109337A JP 26879187 A JP26879187 A JP 26879187A JP 26879187 A JP26879187 A JP 26879187A JP H01109337 A JPH01109337 A JP H01109337A
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JP26879187A
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Kunio Ohashi
邦夫 大橋
Shoichi Nagata
永田 祥一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、スリット露光方式により感光体を造像露光
する複写機に関し、特に感光性マイクロカプセルをコー
ティングした光受容シート(感光体)により、選択的硬
化像を形成して画像形成を行う複写機に関する。
−)従来の技術 無色染料および光硬化材料を樹脂殻に内包する感光性マ
イクロカプセルをコーティングした光受容シートを、原
稿反射光等により造像露光して選択的硬化像を形成し、
その光受容シートに前記無色染料を発色させる現像材料
をコーティングした受像シートを重ね合わせて加圧する
ことにより、受像シート上に画像形成を行う方法が特開
昭58−88739号公報に示されている。前記無色染
料としてイエロー、マゼンタ、シアンに発色するもの、
前記光硬化材料として青、緑、赤に感光するもの、をそ
れぞれ個別の樹脂殻に内包し、その3種の感光性マイク
ロカプセルを均一分散した光受容シートを、カラー情報
を持つ白色造像露光光で露光すれば、−度の露光でフル
カラー画像を形成することができ、電子写真方式による
フルカラープロセスに比ベプロセスを簡略化することが
できる利点がある。
このような光受容シートを用いた画像形成装置において
は、感度等の光硬化特性を補正したり、原稿を良好に再
現するために造像露光光の光路中に、造像露光光の特定
波長域光の光量を変え、良好な複写画像を得るためのフ
ィルタを備えていた、例えば、フルカラー画像形成装置
において、赤っぽい原稿を複写する場合には、フィルタ
により赤の光量をアップさせることにより良好な複写画
像を得ることができる。
(C)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述したようなフィルタにより光硬化特
性を補正したり、原稿を良好に再現するために造像露光
の光量を変えるには、多くのフィルタを必要とした0例
えばフルカラーの画像形成装置において、光硬化特性の
補正や原稿を良好に再現するためには、その色および度
合に応じて少な(ともイエロー、マゼンタ、シアンの3
種類のフィルタをそれぞれ5段階濃度程度づつ用意しな
ければならず、計15枚程度のフィルタが必要となる。
これらのフィルタにはそれぞれ光路中への人出を行うた
めの駆動機構が必要で、装置が複雑化しコスト高になっ
てしまう欠点があった。
また光路中に挿入されるフィルタは、例えば青を吸収し
イエローを透過するイエローフィルタといえどもイエロ
ーの透過率が100%なわけではなく、せいぜい80〜
90%程度である。そのうえ、ユーザの希望に応じた色
づきの色や濃度に合わせるためには複数枚のフィルタを
光路中に挿入しなければならないこともあり、それによ
って造像露光量がフィルタ通過前の1/2〜1/3程度
になってしまうこともある。造像露光量が減ってしまう
と光受容シートの感光性マイクロカプセルの硬化性が悪
くなって画像品質が低下する。それを防止するためには
造像露光量の光源の光量をアップするか、造像露光のス
キャンスピードを遅くする必要があり、ランニングコス
トの増加、処理速度の低下につながる欠点があった。
さらに、原稿を良好に複写するためには原稿の特色に応
じたフィルタの設定を行わなければならず、その設定方
法はオペレータの経験と勘に基づくもので、だれでもが
簡単に行えるものではなく、またミスコピーの発生も多
かった。
この発明は、微小移動するフィルタを用いることにより
造像露光量低下を防止し、まただれでもが簡単に良好な
複写を行うことのできる、造像露光装置を存する複写機
を提供することを目的とする。
(d)問題点を解決するための手段 この発明の造像露光装置を有する複写機は、スリット露
光方式により感光体を造像露光することによって画像形
成を行う複写機において、造像露光光の光路中に、スリ
ットと垂直な方向に微小移動可能で、かつ造像露光光の
特定波長域光を吸収または反射するフィルタを設けると
ともに、原稿が反射する前記特定波長域光の光量を検出
する検出器と、その検出器により検出された光量に基づ
いて前記フィルタの微小移動量を設定する手段と、を設
けたことを特徴とする。
(e)作用 この発明の造像露光装置を有する複写機においては、造
像露光光を線状化するスリットと垂直な方向に、フィル
タが微小移動可能であり、フィルタの微小移動量に応じ
てフィルタが造像露光光の特定波長域光を反射または吸
収する面積が微小単位で変わり、それに応じて光量も微
小単位で変わる。
一方、原稿反射光の特定波長域光の光量が検出器によっ
て検出され(例えば赤、青等の特定の色づきはその色が
反射する波長域光の光量に対応する。)、検出された光
量に基づいて前記フィルタの微小移動量が設定される(
例えば原稿反射光の赤の波長域光に応じて、赤の光を吸
収または反射するフィルタの移動量が設定される。)、
多くのフィルタを備えた場合にはそれぞれのフィルタに
対応する波長域の原稿反射光が検出され、フィルタの移
動量が設定される。
検出器によって検出された原稿の情報に応じてフィルタ
の移動量が設定され、それにより造像露光光の光量が微
小単位で変わることにより、形成される画像は原稿に応
じて微妙に変わり、良好な複写像が形成される。
なお、フィルタはスリットと垂直な方向に移動するため
、造像露光光をスリット方向に均一に吸収または反射し
、形成画像に色ムラ(濃度ムラ)が発生することはない
(f)実施例 第3図はこの発明の造像露光装置を有する画像形成装置
の実施例である複写機の概略構成図である。
本体1の右下部には光受容シートを収納する光受容シー
トカセット2が設けられている。光受容シートはフルカ
ラ一対応のもので、B(青)に感応する光硬化材料とY
(イエロー)に発色する無色染料とを内包したYカプセ
ル、G(緑)に感応する光硬化材料とM(マゼンタ)に
発色する無色染料とを内包したMカプセル、R(赤)に
感応する光硬化材料とC(シアン)に発色する無色染料
とを内包したCカプセル、の3種の感光性マイクロカプ
セルを、ポリエステル等の基体シート上に均一分散コー
ティングしたものである。
光受容シートの端部はカッタ3、シート支持台4、加圧
ローラ5、搬送ローラ61.62.63を介して、本体
1の左下部に排出されている。本体1の左側部には受像
シートを収納する給紙カセット7が配設されている。受
像シートは給紙カセット7から前記加圧ローラ5へ給紙
され、ヒートローラ8を介して排紙トレイ9へ排出され
る。加圧ローラ5により、選択的硬化像が形成された光
受容シートと受像シートとが加圧され、発色像が形成さ
れる。
本体lの上面には原稿を載置する原稿台10が設けられ
、その下方に原稿走査光源11.ミラー12等を含む光
学系が配置されている。光学系は原稿台10上の原稿を
走査し、その反射光(造像露光光)をスリット41を介
してシート支持台4に導き、シート支持台4上の光受容
シートを造像露光する。シート支持台4上部には、光受
容シートの光硬化特性(主にガンマ)を補正するための
補助露光光源42が設けられている。
また、シート支持台4上部には原稿濃度センサ31.3
2.33も設けられている。原稿濃度センサ31.32
.33はシリコンフォトセンサ31 a、  32 a
、  33 aにそれぞれ、色分解フィルタ31b、3
2b、33bを被せたものである。
色分解フィルタ31b、32b、33bとしては例えば
色ガラスに多層コーティングを施したダイクロイックフ
ィルタが用いられる。第7図はその色分解フィルタ31
b、32b、33bそれぞれの分光透過率を表した図で
ある。フィルタはそれぞれ、B光を透過するBフィルタ
31b、G光を透過するGフィルタ32b、R光を透過
するRフィルタ33bである。したがって、原稿濃度セ
ンサ31.32.33はそれぞれB、G、Hの光量を検
出する。原稿濃度センサ31.32.33は図中矢印方
向に移動可能で、造像露光光の光路中または光路外へ移
動し、光路中へ移動した時に造像露光光のB、G、R各
党の光it(原稿の濃度)を検出する。なお色分解フィ
ルタ31b、32b、33bとしては、他にカラーPE
T(ポリエチレンテレフタレート)、ゼラチンフィルタ
(コダック:#25.#58.#47)等を用いても良
い。
第1図は原稿走査光源11近傍の断面を表した図である
原稿走査光源11の発光源としては、線光源型の”ハロ
ゲンタングステンランプllaが用いられている。ハロ
ゲンタングステンランプllaは、原稿走査を効率良く
行うためにリフレクタllb内に設けられている。リフ
レクタllbの断面形状はほぼ放物線に従っているため
、ハロゲンタングステンランプllaの光はほぼ平行光
となって原稿台10上の原稿Aに照射される。原稿走査
光源11は第1ミラー12aとともに矢印F方向に移動
して原稿走査を行う。
原稿走査光源11と原稿台10との間に3種のフィルタ
13.14.15が設けられている。フィルタ13.1
4.15は光硬化特性(主に感度)を補正するとともに
、原稿の特色に合わせた色づき等を与えるために用いら
れる。第4図はこれらのフィルタ13,14.15の特
性を表した図である。フィルタは、400〜500na
tのB光を反射するYフィルタ13.500〜600n
−のG光を反射するMフィルタ14’、 600〜70
0n+mのR光を反射するCフィルタ15である。これ
らのフィルタとしては例えばガラス上に多層コーティン
グを施したグイクロイックフィルタが用いられる。これ
らのフィルタ13,14.15は、線光源型のハロゲン
タングステンランプllaと平行に設けられており、図
中矢印BまたはC方向(スリット41と垂直な方向)に
微小移動可能に設けられている。フィルタの移動は例え
ばステッピングモータによって行われる0例えばフィル
タ15の奥端部にはラックが設けられ、そのラックと係
合するピニオンがステッピングモータ15aに設けられ
ている。ステッピングモータ15aが回転することによ
り、フィルタ15が矢印BまたはC方向に微小移動する
。なお図示していないが、フィルタ13.14にも同様
にステッピングモータによる駆動系が接続されている。
ステッピングモータによりフィルタ13.14.15を
矢印BまたはC方向に移動させると、それぞれのフィル
タが光源光(造像露光光)を遮る面積比が変わる。すな
わち、矢印B方向に移動させれば面積比が小さくなり、
矢印C方向に移動させれば面積比は大きくなる。第5図
はCフィルタ15が光源光を遮る面積比と、光量との関
係を表した図である。■は光源光中にフィルタを挿入し
ない場合、■は50%の面積比でCフィルタ15を光源
光中に挿入した場合、■は100%の面積比でCフィル
タ15を光源光中に挿入した場合をそれぞれ表している
。Cフィルタ15の光源光中への挿入面積比にほぼ比例
して600〜700nmのR光が吸収されて、R光量が
少ない光源光が原稿を走査する。従って、このような光
で原稿Aを走査すると原稿反射光はR光の少ないものと
なり、感光性マイクロカプセルのR光に感光するものは
硬化しに<<入つて、形成される画像はシアンがかった
ものになる。
フィルタが光源光中に挿入される面積比を変えることに
よりそのフィルタが反射する光(特定波長域光)の光量
を無段階的に調整することができる。すなわち、B、G
、R各光の造像露光の光量を無段階的に変えることがで
き、その組み合わせによってY、M、Cカプセルの硬化
率を調整し、形成画像の色づき色およびその濃度を多様
に変えることができる。また、フィルタ13.14.1
5によって光源光が遮られていない部分では光反射され
ないため、光量損失を最低限に押さえることができる。
さらに、フィルタ13..14.15がスリット41と
垂直な方向(第1図矢印B、 C方向)に移動するため
、複写画像の奥ゆき方向に部分的な色ムラが発生するこ
とはない。
なお、この実施例ではB、G、R各光を反射するY、M
、Cフィルタを用いているが、B、G。
R各光を吸収するものを用いても良い、またY。
M、 C各光を吸収または反射するB、G、Rフィルタ
を用いても良い、ただしこの場合には光量損失が大きい
欠点がある。またグイクロイックフィルタの代わりにカ
ラーPET(ポリエチレンテレフタL7−))、ゼラチ
ンフィルタ等を用いても良い、なお、本実施例において
は原稿に照射する前の光にフィルタ13.14.15を
挿入するため、フィル・り自身の均一性は比較的ラフな
もので良く、安価なものを用いることできる。
また、llcは0.8〜2.5μmの波長域の近赤外線
を吸収するフィルタであり、リン酸塩ガラス等によりな
る。このフィルタlieを設けることにより、原稿台1
0や原稿A等が昇温してしまうのを防止している。
第2図は同複写機の制御部のブロック図である全体の制
御はCPU21によってなされる。その制御プログラム
は予めROM22に記憶されており、プログラムの実行
に際してはRAM23がワーキングエリアとして使用さ
れる。
前記シリコンフォトセンサ31a、32a、33aによ
り検出されたB、G、Hの光量は、それぞれ増幅回路3
1 c、  32 c、  33 cにより増幅され、
A/D変換器31d、32d、33dによリデジタル化
されて、11024を介してCPU21に入力される。
CPU21ではその入力データに応じてフィルタ13,
14.15のステッピングモータの回転量に対応するパ
ルス数を面積比データとして演算する。その変換係数は
予めROM2に記憶されている。CPU21からはl1
025を介してフィルタ制御部26へは前記面積比デー
タが、プロセス制御部27へはプロセス制御のデータが
出力される。フィルタ制御部26では面積比データに基
づいてステッピングモータ(13a、14a)、tsa
が駆動し、フィルタ13.14.15が矢印BまたはC
方向に移動する。
例えば赤を検出するシリコンフォトセンサ33aからの
入力が他のものより比較的大きい場合には原稿が赤っぽ
いものであると判別し、Y、Mフィルタの面積比が大き
くなりCフィルタの面積比が小さくなるような演算がさ
れて、Y、Mフィルタが矢印B方向へ、Cフィルタが矢
印C方向へ移動する。これにより、R光の光量が多くな
ってCカプセルが硬化し易くなり、Cの色が弱くなって
赤っぽい画像が形成される。
なお、このような演算方法は一例であり、ROM22に
は多種の演算係数表を記憶し、他のキーからいずれの演
算係数表を選択するかを選択し、選択された演算表に基
づいて面積比データを演算しても良い0例えば、文字原
稿用、写真原稿用。
ビジネスグラフィックス用等の演算係数表を記憶し、そ
れぞれに応じた複写像が形成されるようにすることがで
きる。
以上のような構成でなる複写機により複写実験を行つた
まず光受容シートの光硬化特性を知る泥めにフィルタを
用いることなく、グレースケールの複写を行った。第6
図はその結果を表した図である。
0.1濃度ピッチの0.05〜1.85濃度のグレース
ケールの複写を行って形成された画像のY、M、C各色
の濃度を測定し、横軸にグレースケール濃度に対応する
露光量を表した。この光受容シートの光硬化特性として
は、Y、M、C各カプセルのガンマ(傾き)はほぼ同じ
であるがMカプセルの感度がほぼ0.6濃度分だけ低(
、形成画像は赤、青っぽいものになる。なお、このとき
のハロゲンタングステンランプllaの電力(以下、光
源電力という、)は600W、スキャンスピードは5゜
0誼/secであった・ 次に、この実施例の複写機を用いてグレースケールの複
写を行った。前述したように光受容シートはMカプセル
の感度が特に低いため、フィルタによりその感度を補正
するためにはGの光量がその分相射的に多くなるように
する。そこで各フィルタが光源光を覆う面積比をYフィ
ルター30%、Mフィルター〇%、Cフィルタ25%と
して、第6図におけるY、Cの特性曲線をMの特性曲線
に一致させるように光源電力およびスキャンスピードを
設定した。その結果、 スキャンスピード:5.0■/sec%であれば、光源
電カニ690W、で特定の色づきのない中性灰色の良好
な画像を得ることができた。また、光源電カニ600W
、にすれば、 スキャンスピード: 4 、 3 vm’/sec 、
で上記と同様の良好な画像を得ることができた。
この比較例として、従来の15枚のフィルタを用いる複
写機により複写実験を行った。0.6濃度分だけB光、
R光を吸収するYフィルタ、Cフィルタを光源光中に挿
入して前述と同じグレースケニルの複写を行い、第6図
におけるY、Cの特性曲線がMの特性−に一致するよう
に光源電力およびスキャンスピードを設定した。その結
果、スキャンスピード:5.0■/see sとすれば
、光源電カニ880W、を必要とした。
また、 光源電カニsoow、にすれば、 スキャンスピード: 3 、 4 m/sec sまで
低下させなければならなかった。
以上の結果から分かるように、スキャンスピードを5.
0■/secに固定した場合、この実施例の複写機では
従来の複写機に比べて、880−690−190W分の
光源電力を削減することができた。また、光源電力を6
00Wに固定した場合、4.3−3.4=0.9m/s
ecの時間短縮をはかることができた。これは、A4サ
イズの複写を行う場合に約19秒の時間短縮ができると
いうことである。
なお、本実施例の装置で従来の複写機と同じ1、光源電
カニ880W。
スキャンスピード: 5 、On+/sea 。
にて複写を行えば、明るい複写像を得ることができる。
このようにフィルタ13.14.15を用いることによ
り、光受容シートの光硬化特性(主に感度)を補正して
、良好な画像を得ることができる、この光受容シートの
光硬化特性に基づく各フィルタ13,14.15の面積
比は、予めROM22に記憶されている。なお、フィル
タを用いてガンマ等の光硬化特性を補正することもでき
る。
次に原稿の特色に応じたフィルタの設定の説明をする。
フィルタを設定するためには、まず原稿濃度センサ31
.32.33を移動させて造像露光光の光路中に位置さ
せる。その状態で予備原稿走査を行うと、シリコンフォ
トセンサ31a、32a、33aによりB、G、R各光
の光量が読み取られてCPU21に入力される。なおこ
の時には光学系部分のみが動作され、光受容シート、受
像シート等の他のプロセス装置は動作しない。シリコン
フォトセンサ31a、32a、33aにより読み取られ
たデータに応じてフィルタ13.14.15の面積比デ
ータがそれぞれ演算される。
その時、前述の光受容シートの光硬化特性に基づく面積
比も加算される。このようにして求められた各フィルタ
13.14.15の面積比がフィルタ制御部26に出力
されて、それぞれのステンピングモータが制御される。
このようにして予め予備原稿走査を行えば、原稿の特色
が読み取られて自動的にフィルタ13゜14.15が移
動する。そのため、経験や勘に基づ(フィルタ設定の面
倒さをなくすことができ、ミスコピーが発生するのも防
止することができるなお、フィルタ13,14.15の
設置位置は、造像露光光の光路中であればどこでも良く
、例えば光学系レンズの前または後位置に設けても良い
、その場合でもスリット41に垂直方向にフィルタ13
.14.15が微小移動可能にすれば、色ムラが発生す
ることはない。
また、この実施例ではフルカラー用の光受容シート用い
、Y、M、C各カプセルに対応するY。
M、C各フィルタ13.14.15を設けたが、光受容
シートの種類に応じてフィルタの数および種類は選択さ
れる0例えば、光受容シートが紫外線に悪心する感光性
マイクロカプセルをコーティングしたものであれば、フ
ィルタには紫外線を、吸収または反射するものが用いら
れる。
また、この実施例では光受容シートを用いた画像形成装
置を例に示したが、電子写真式複写機等にも利用できる
(荀発明の効果 この発明の造像露光装置を有する画像形成装置によれば
、特定波長域光を反射または吸収するフィルタの微小移
動量を変えることにより、フィルタによって反射または
吸収される特定波長域光の光量を無段階的に変えること
ができるため、その特定波長域光により形成される画像
の濃度を無段階的に変化させることができる。すなわち
、濃度に応じた多くのフィルタおよびそれらを移動させ
る機構を設ける必要がなくなり、装置を簡略化してコス
トダウンをはかることができる。
また原稿反射光の特定波長域光の光量が検出され、その
検出量に基づいてフィルタの微小移動量が設定されるた
め、従来のように経験や勘に基づいてフィルタを設定す
ることがなくなり、だれもが簡単に良好な複写画像を得
ることができ、またミスコピーの発生も少な(なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の造像露光装置を有する画像形成装置
の実施例である複写機におけるフィルタ機構部の断面図
、第2図は同複写機のブロック図、第3図は同複写機の
概略構成図、第4図は前記フィルタ(3種類)の分光透
過率を表した図、第5図はフィルタの移動量(面積比)
と光量との関係を表した図、第6図は同複写機に使用さ
れる光受容シートの光硬化特性を表した図、第7図は原
稿濃度センサの色分解フィルタの分光透過率を表した図
である。 11a−ハロゲンタングステンランプ、13−イエロー
フィルタ、 14−マゼンタフィルタ、 15−シアンフィルタ、 15a−ステッピングモータ、 31−(青用)原稿濃度センサ、 32−(縁周)原稿濃度センサ、 33−(赤用)原稿濃度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スリット露光方式により感光体を造像露光するこ
    とによって画像形成を行う複写機において造像露光光の
    光路中に、スリットと垂直な方向に微小移動可能で、か
    つ造像露光光の特定波長域光を吸収または反射するフィ
    ルタを設けるとともに、原稿が反射する前記特定波長域
    光の光量を検出する検出器と、その検出器により検出さ
    れた光量に基づいて前記フィルタの微小移動量を設定す
    る手段と、を設けたことを特徴とする、造像露光装置を
    有する複写機。
JP26879187A 1987-10-15 1987-10-23 造像露光装置を有する複写機 Pending JPH01109337A (ja)

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