JPH076938U - 回転ヘッド装置 - Google Patents
回転ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH076938U JPH076938U JP4089793U JP4089793U JPH076938U JP H076938 U JPH076938 U JP H076938U JP 4089793 U JP4089793 U JP 4089793U JP 4089793 U JP4089793 U JP 4089793U JP H076938 U JPH076938 U JP H076938U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- magnetic tape
- winding
- rotary head
- drum
- Prior art date
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- Pending
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気の脈流をなくして磁気ヘッドの位置に関
係なく記録再生時の出力信号波形がよくなり、加工コス
トを抑えることが可能な回転ヘッド装置を提供すること
である。 【構成】 回転ヘッド装置1は、固定ドラム3と回転ド
ラム5とを同軸上に配置した構成をもち、固定ドラム3
の上面3aと回転ドラム5の下面5aとの間に形成され
た隙間7から磁気テープ2の巻付入口側X1から巻付出
口側X2にかけて内部の空気をだんだん大きく吐出する
空気吐出機構8を備えている。空気吐出機構8は、固定
ドラム3の上面に形成した空間部10と、この空間部1
0内に設けられ、空間部10内の空気を隙間7に案内す
るために巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて隙
間7に漸次接近するよう傾斜した傾斜面11aとから構
成してある。
係なく記録再生時の出力信号波形がよくなり、加工コス
トを抑えることが可能な回転ヘッド装置を提供すること
である。 【構成】 回転ヘッド装置1は、固定ドラム3と回転ド
ラム5とを同軸上に配置した構成をもち、固定ドラム3
の上面3aと回転ドラム5の下面5aとの間に形成され
た隙間7から磁気テープ2の巻付入口側X1から巻付出
口側X2にかけて内部の空気をだんだん大きく吐出する
空気吐出機構8を備えている。空気吐出機構8は、固定
ドラム3の上面に形成した空間部10と、この空間部1
0内に設けられ、空間部10内の空気を隙間7に案内す
るために巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて隙
間7に漸次接近するよう傾斜した傾斜面11aとから構
成してある。
Description
【0001】
本考案はVTR装置などの磁気記録再生装置に適用される回転ヘッド装置に関 する。
【0002】
例えば、VTR装置などの磁気記録再生装置に適用される回転ヘッド装置は、 図6に示すように、磁気テープ2の巻付けを案内する螺旋状のリード3aを外周 面に形成して固定設置される固定ドラム3と、記録再生を担う複数の磁気ヘッド 4を下面外周面に所定の間隔を隔てて取り付けた回転自在な回転ドラムとを同軸 上に配置した構成をもつ。図示しないローディング部材により巻き付けられた磁 気テープ2は図中A方向に走行し、回転軸6を中心にB方向に回転する回転ドラ ム5の磁気ヘッド4により磁気記録再生がなされる。
【0003】 ところで、この種の回転ヘッド装置では、磁気テープ2の巻付入口側X1より も巻付出口側X2の方が、磁気ヘッド4に対する磁気テープ2の当たりが悪くな りやすいことがよく知られている。
【0004】 これは、巻付入口側X1では回転ドラム5と磁気テープ2との間で生じる動圧 の影響などで、図7(a)に示すように、磁気テープ2は回転ヘッド装置全体か ら幅方向全面に亘って浮上した状態にあるが、これに対して巻付出口側X2では 、磁気テープ2の長手方向に従って増加するテープテンションのために、上記し た動圧などによる磁気テープ2を浮上させる力はだんだん小さくなり、図7(b )に示すように、磁気テープ2の下端は固定ドラム3に接触したままとなるから である。
【0005】 この結果、巻付出口側X2では磁気ヘッド4と磁気テープ2との間に形成され るエアフィルムの量が巻付入口側X1よりも少なくなるので、磁気ヘッド4と磁 気テープ2との当たりが悪くなり、記録再生時の出力信号波形が悪くなるという 問題点がでてくる。
【0006】 そこで、このような課題を解決する方法として、従来、互いに対向する固定ド ラム3の上面3aと回転ドラム5の下面5aとの間に形成された微小な隙間7か ら、磁気テープ2の巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて内部の空気を外 周方向(磁気テープ2側)に向けて徐々に吐出量を増大しながら吐出させる空気 吐出機構を設け、巻付出口側X2においても磁気ヘッド4に対する磁気テープ2 の当たりをよくするという技術が現在ある。例えば、特公平4−56378号に おいては、固定ドラムの上面のテープ巻付範囲後半にスパイラルグルーブを形成 する方法が記載されている。そして、このようなスパイラルグルーブの形状を適 宜設定して磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけて空気を徐々に大きく 吐出する技術は、ここではあげないが様々な学会で発表されている。
【0007】
しかし、上記した従来例(特公平4−56378号)のように、固定ドラムに スパイラルグルーブを形成する方法だと、空気の脈流ができやすく磁気ヘッドの 位置が変わると磁気ヘッドと磁気テープとの間に形成されるエアフィルムの量が 変化しやすいという問題点があった。また、このようなスパイラルグルーブを形 成するにあたっては精密加工が要求されるので、加工コストが高くなりやすく回 転ヘッド装置全体のコストに響いてしまうという問題点もあった。
【0008】
本考案は上述した課題を解消するものであり、次にあげる回転ヘッド装置を提 供するものである。
【0009】 第1の考案は、 磁気テープの巻付けを案内する螺旋状のリードを外周面に形成して固定設置さ れる固定ドラムと、記録再生を担う複数の磁気ヘッドを下面外周面に所定の間隔 を隔てて取り付けた回転自在な回転ドラムとを同軸上に配置し、 相対向する前記固定ドラムの上面と前記回転ドラムの下面との間に形成された 微小な隙間から、前記磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけて内部の空 気を外周方向に漸次吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機構を備えた回転 ヘッド装置において、 前記空気吐出機構は、 前記固定ドラムの上面側から内側に形成した略環状の空間部と、 前記空間部内に設けられ、該空間部内の空気を前記隙間に案内するために前記 磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけて前記隙間に漸次接近するよう傾 斜した傾斜面とから構成したことを特徴とする回転ヘッド装置。
【0010】 第2の考案は、 磁気テープの巻付けを案内する螺旋状のリードを外周面に形成して固定設置さ れる固定ドラムと、記録再生を担う複数の磁気ヘッドを下面外周面に所定の間隔 を隔てて取り付けた回転自在な回転ドラムとを同軸上に配置し、 相対向する前記固定ドラムの上面と前記回転ドラムの下面との間に形成された 微小な隙間から、前記磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけて内部の空 気を外周方向に漸次吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機構を備えた回転 ヘッド装置において、 前記空気吐出機構は、 前記回転ヘッドの上面に所定の間隔を隔てて複数配設され、かつ、上面から下 面に貫通して該回転ヘッドの上面側の空気を内部の空気として前記隙間に案内す る空気孔と、 前記回転ドラムの上方に固定配置され、該回転ヘッドの上面側の空気を前記複 数の空気孔に案内するために前記磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけ て上面に漸次接近するよう傾斜した傾斜面を備えた空気整流板とから構成したこ とを特徴とする回転ヘッド装置。
【0011】
【実施例】 以下、本考案を図面に沿って説明していく。
【0012】 図1(a),(b)は本考案の回転ヘッド装置の第1実施例を示す斜視図、図 2は同回転ヘッド装置の空気吐出機構の動作説明図、図3は同回転ヘッド装置の 空気吐出量分布を示す説明図、図4は本考案の回転ヘッド装置の第2実施例を示 す斜視図、図5は同回転ヘッド装置の空気吐出機構の動作説明図である。なお、 従来例であげた一般的な回転ヘッド装置と同一構成部分には同一符号を付してお く。
【0013】 図1(a),(b)に示す第1実施例の回転ヘッド装置1は、磁気テープ2の 巻付けを案内する螺旋状のリード3aを外周面に形成して固定設置される固定ド ラム3と、記録再生を担う複数の磁気ヘッド4を下面外周面に所定の間隔を隔て て取り付けた回転自在な回転ドラム5とを同軸上に配置した構成をもつ。図示し ないローディング部材により巻き付けられた磁気テープ2は図中A方向に走行し 、回転軸6を中心にB方向に回転する回転ドラム5の磁気ヘッド4により磁気記 録再生がなされる。
【0014】 この回転ヘッド装置1においても、互いに対向する固定ドラム3の上面3aと 回転ドラム5の下面5aとの間に形成された微小な隙間7から、磁気テープ2の 巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて内部の空気を外周方向(磁気テープ 2側)に向けて徐々に吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機構8を備えて いる。この空気吐出機構8は、固定ドラム3の上面3a側から内側にもたせた円 周方向に延びた略環状の空間部10と、この空間部10内に設けられ、磁気テー プ2の巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて隙間7に徐々に接近するよう 傾斜した傾斜面11aをもった空気整流板11とから構成される。
【0015】 空間部10は、固定ドラム3の上面に円形の収納凹部3bを形成し、中心に図 示する円筒状のロータリトランス9を配置することで形成できる。なお、ロータ リトランス9は固定側と回転側とを備え、ここには回転ドラム5と一体に回転す る回転側だけが図示されている。
【0016】 空気整流板11は、くさび型半月形状に樹脂成形したもので、空間部10の底 面にて固定ドラム3にねじ止めされている。この空気整流板11を固定ドラム3 に設けることで、磁気テープ2の巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけた空 間部10では、空気整流板11の傾斜面11aと回転ドラム5の下面5aとの距 離は徐々に小さくなる。なお、空気整流板11の傾斜面11aは巻付入口側X1 から巻付入口側X2にかけて回転ドラム5の下面5aとの対向面積が徐々に大き くなっている。
【0017】 次に、回転ヘッド装置1の空気吐出機構8の動作説明を図2に沿って行う。
【0018】 図2は回転ヘッド装置1を円周方向に沿って展開した図である。回転ドラム5 がB方向に回転(移動)すると、空間部10内でB方向に矢印で示す空気流が発 生する。この空気流は空気整流板11の傾斜面11aにより上方の隙間7に案内 され、この隙間7から逃げ出そうとする。この空気流にはある程度外周方向への 遠心力もかかっている。この結果、隙間7から磁気テープ2の巻付入口側X1か ら巻付出口側X2にかけて内部の空気は外周方向(磁気テープ2側)に向けて徐 々に大きく吐出される。図3に空気の吐出強さを矢印Pで示しておく。図示する ように、巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて、脈流なく内部の空気の吐 出量が徐々に大きくなるのがわかる。この空気の吐出量を適切に設定することで 、巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて、磁気ヘッド4に対する磁気テー プ2の当たりをほぼ同等にすることが可能になる。
【0019】 この回転ヘッド装置1では、磁気テープ2の巻付出口側X2で磁気ヘッド4と 磁気テープ2との間に形成されるエアフィルムの量をテープ入口側X1と略同じ にして、磁気ヘッド4に対する磁気テープ2の当たりを良好に保って記録再生時 の出力信号波形を良好に保つことができるのは勿論のこと、また、従来例であげ たように固定ドラムにスパイラルグルーブを形成した方法とは違って空気の脈流 がなくなるので、磁気ヘッドの位置に関係なく記録再生時の出力信号波形がよく なるという大きな利点がある。さらに、スパイラルグルーブを形成するための精 密加工が要求されないので、加工コストを抑えることが可能になって回転ヘッド 装置全体のコストダウンを図ることが可能になる。
【0020】 なお、上述した第1実施例では、固定ドラム3に空気整流板11を設ける方法 であったが、別に空気整流板11を設ける手法によらなくても他の方法を考える ことができる。例えば、鋳造時の固定ドラムが磁気テープの巻付入口側から巻付 出口側にかけて固定ドラムの上面と回転ドラムの下面との間に形成される隙間に 徐々に接近する傾斜面をもつようにしてもよい。
【0021】 さて、次にあげる第2実施例では、固定ドラム3の中に空気整流板を設けずに 、同様な目的を達成している。
【0022】 図4に示す第2実施例の回転ヘッド装置100においても、磁気テープ2の巻 付けを案内する螺旋状のリード3aを外周面に形成して固定設置される固定ドラ ム3と、記録再生を担う複数の磁気ヘッド4を下面外周面に所定の間隔を隔てて 取り付けた回転自在な回転ドラム5とを同軸上に配置した構成をもつ。図示しな いローディング部材により巻き付けられた磁気テープ2は図中A方向に走行し、 回転軸6を中心にB方向に回転する回転ドラム5の磁気ヘッド4により磁気記録 再生がなされる。
【0023】 この回転ヘッド装置100においても、互いに対向する固定ドラム3の上面3 aと回転ドラム5の下面5aとの間に形成された微小な隙間7から、磁気テープ 2の巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて内部の空気を外周方向(磁気テ ープ2の裏面側)に向けて徐々に吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機構 8を備えている。空気吐出機構80は、回転ヘッド5の上面5bに所定の間隔を 隔てて複数配設され、かつ、上面5bから下面5aに貫通して回転ヘッド5の上 面5b側の空気を内部の空気として隙間7に案内する空気孔81と、回転ドラム 5の上方に固定配置され、回転ヘッド5の上面5b側の空気を複数の空気孔81 に案内する空気整流板82とから構成されている。
【0024】 空気整流板82は、例えばくさび型半月形状に樹脂成形したもので、これは脚 部83を介して固定ドラム3に取り付けてある。この空気整流板82を設けるこ とで、巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて、空気整流板82の傾斜面8 2aと回転ドラム5の上面5bとの距離は徐々に小さくなる。なお、巻付入口側 X1から巻付出口側X2にかけて、空気整流板82の傾斜面82aは回転ドラム 5の上面5bとの対向面積が徐々に大きくなっている。
【0025】 次に、回転ヘッド装置100の空気吐出機構80の動作説明を図5に沿って行 う。
【0026】 図5は回転ヘッド装置100を円周方向に沿って展開した図である。回転ドラ ム5がB方向に回転すると、回転ドラム5の上方にて同方向に矢印で示す空気流 が発生する。この空気流は空気整流板82の傾斜面82aにより下方に案内され て回転ドラム5の上方から空気孔81に進入しようとする。空気孔81に進入し ようとする空気の圧力は、空気孔81の位置が巻付入口側X1から巻付出口側X 2にかけて移動するに従って徐々に大きくなる。この結果、空気孔81を介して 回転ドラム5の下面5aに噴き出す空気量も徐々に大きくなる。この結果、隙間 7から、磁気テープ2の巻付入口側X1から巻付出口側X2にかけて内部の空気 は外周方向(磁気テープ2の裏面側)に向けて徐々に大きく吐出される。
【0027】 この回転ヘッド装置100においても、磁気テープ2の巻付出口側X2で磁気 ヘッド4と磁気テープ2との間に形成されるエアフィルムの量をテープ入口側X 1と略同じにして、磁気ヘッド4に対する磁気テープ2の当たりを良好に保って 記録再生時の出力信号波形を良好に保つことができるのは勿論のこと、また、従 来例であげたように固定ドラムにスパイラルグルーブを形成した方法とは違って 空気の脈流がなくなるので、磁気ヘッドの位置に関係なく記録再生時の出力信号 波形がよくなるという大きな利点がある。さらに、スパイラルグルーブを形成す るための精密加工が要求されないので、加工コストを抑えることが可能になって 回転ヘッド装置全体のコストダウンを図ることが可能になる。
【0028】
以上の説明から分かるように本考案の回転ヘッド装置では、次の効果を期待す ることができる。
【0029】 磁気テープの巻付出口側で磁気ヘッドと磁気テープとの間に形成されるエアフ ィルムの量をテープ入口側と略同じにして、磁気ヘッドに対する磁気テープの当 たりを良好に保って記録再生時の出力信号波形を良好に保つことができるのは勿 論のこと、また、例えば固定ドラムにスパイラルグルーブを形成した方法とは違 って空気の脈流がなくなるので、磁気ヘッドの位置に関係なく記録再生時の出力 信号波形がよくなるという大きな利点がある。さらに、スパイラルグルーブを形 成するための精密加工が要求されないので、加工コストを抑えることが可能にな って回転ヘッド装置全体のコストダウンを図ることが可能になる。
【図1】(a),(b)は本考案の回転ヘッド装置の第
1実施例を示す斜視図である。
1実施例を示す斜視図である。
【図2】同回転ヘッド装置の空気吐出機構の動作説明図
である。
である。
【図3】同回転ヘッド装置の空気吐出量分布を示す説明
図である。
図である。
【図4】本考案の回転ヘッド装置の第2実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】同回転ヘッド装置の空気吐出機構の動作説明図
である。
である。
【図6】一般的な回転ヘッド装置を示す外観斜視図であ
る。
る。
【図7】回転ヘッド装置で起こり易い問題点をあげた説
明図である。
明図である。
1 回転ヘッド装置 2 磁気テープ 3 固定ドラム 4 磁気ヘッド 5 回転ドラム 7 隙間 8 空気吐出機構 10 空間部 11a 傾斜面 100 回転ヘッド装置 80 空気吐出機構 81 空気孔 82 空気整流板
Claims (2)
- 【請求項1】磁気テープの巻付けを案内する螺旋状のリ
ードを外周面に形成して固定設置される固定ドラムと、
記録再生を担う複数の磁気ヘッドを下面外周面に所定の
間隔を隔てて取り付けた回転自在な回転ドラムとを同軸
上に配置し、 相対向する前記固定ドラムの上面と前記回転ドラムの下
面との間に形成された微小な隙間から、前記磁気テープ
の巻付入口側から巻付出口側にかけて内部の空気を外周
方向に漸次吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機
構を備えた回転ヘッド装置において、 前記空気吐出機構は、 前記固定ドラムの上面側から内側に形成した略環状の空
間部と、 前記空間部内に設けられ、該空間部内の空気を前記隙間
に案内するために前記磁気テープの巻付入口側から巻付
出口側にかけて前記隙間に漸次接近するよう傾斜した傾
斜面とから構成したことを特徴とする回転ヘッド装置。 - 【請求項2】磁気テープの巻付けを案内する螺旋状のリ
ードを外周面に形成して固定設置される固定ドラムと、
記録再生を担う複数の磁気ヘッドを下面外周面に所定の
間隔を隔てて取り付けた回転自在な回転ドラムとを同軸
上に配置し、 相対向する前記固定ドラムの上面と前記回転ドラムの下
面との間に形成された微小な隙間から、前記磁気テープ
の巻付入口側から巻付出口側にかけて内部の空気を外周
方向に漸次吐出量を増大しながら吐出させる空気吐出機
構を備えた回転ヘッド装置において、 前記空気吐出機構は、 前記回転ヘッドの上面に所定の間隔を隔てて複数配設さ
れ、かつ、上面から下面に貫通して該回転ヘッドの上面
側の空気を内部の空気として前記隙間に案内する空気孔
と、 前記回転ドラムの上方に固定配置され、該回転ヘッドの
上面側の空気を前記複数の空気孔に案内するために前記
磁気テープの巻付入口側から巻付出口側にかけて上面に
漸次接近するよう傾斜した傾斜面を備えた空気整流板と
から構成したことを特徴とする回転ヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089793U JPH076938U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 回転ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089793U JPH076938U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 回転ヘッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076938U true JPH076938U (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=12593306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089793U Pending JPH076938U (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 回転ヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076938U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075531A (ja) * | 1991-11-20 | 1995-01-10 | Gordon Williamson Stuart | 光反射装置 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP4089793U patent/JPH076938U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH075531A (ja) * | 1991-11-20 | 1995-01-10 | Gordon Williamson Stuart | 光反射装置 |
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