JPH0769053A - 車両用モール結合構造 - Google Patents

車両用モール結合構造

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JPH0769053A
JPH0769053A JP21637693A JP21637693A JPH0769053A JP H0769053 A JPH0769053 A JP H0769053A JP 21637693 A JP21637693 A JP 21637693A JP 21637693 A JP21637693 A JP 21637693A JP H0769053 A JPH0769053 A JP H0769053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
vehicle
window panel
end cap
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP21637693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kubota
豊 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0769053A publication Critical patent/JPH0769053A/ja
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  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、部品点数を増大させることな
く、ウインドウパネルを車体に固定出来、しかも、製造
コストのかからない車両用モール結合構造を提供する。 【構成】 車両11の窓開口部周縁2に配設され、リヤ
ウインドウパネル3の下縁部3aを支持するロアモール
14と、このリヤウインドウパネル3の側縁部3bに配
設されるサイドモール15と、ロアモール14及びサイ
ドモール15の接合する位置で、ロアモール14及びサ
イドモール15の端部14c,15dを窓開口部周縁2
に固定するエンドキャップ9とを有し、このエンドキャ
ップ9内には、前記リヤウインドウパネル3の車幅方向
の位置決めを行う補強リブ16dが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に自動車のリヤウ
インドウパネル等のウインドウパネルの周縁部に配設さ
れるモールの結合構造を改良した車両用モール結合構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7及び図8に示すように車両1
の後部の窓開口部周縁2には、ウインドウパネルとして
のリヤウインドウパネル3の下縁部3aを支持するロア
モール4が配設されている。また、このリヤウインドウ
パネル3の側縁部3bには、高剛性材料(例えば、SU
S430M等)で構成されるサイドモール5が配設され
ている。このサイドモール5は、前記リヤウインドウパ
ネル3を窓開口周縁2に配設した後、接着テープ6を介
して車体1に装着されるファスナー7に、クリップ8に
よって取り付けられて、前記側縁部3bを覆うように配
設される。
【0003】そして、前記ロアモール4の端部4aの上
方からこのサイドモール5の端部5aが被って、ロアモ
ール4を車体1に固定するようにしている。
【0004】更に、このサイドモール5の端部5aに
は、外観品質を向上させるため、エンドキャップ9が、
装着されている。
【0005】なお、この種のものとしては、山海堂出版
発行自動車工学全書13自動車の車体第142頁等に記
載されているようなものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の車両用モール結合構造では、ロアモール4及びサイ
ドモール5を車体1に固定するため、ファスナー7及び
クリップ8等の部品が必要となり、部品点数の増大を招
いていた。
【0007】また、前記ロアモール4の端部4aの上方
からサイドモール5の端部5aが被って、ロアモール4
を車体1に固定する様にしているので、高剛性を有する
材料でサイドモール5を構成しなければならない。高剛
性を有する材料は、高価であり、このため、製造コスト
が高くなるといった問題もあった。
【0008】そこで、この発明は、部品点数を増大させ
ることなく、ウインドウパネルを車体に固定出来、しか
も、製造コストのかからない車両用モール結合構造を提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、車両の窓開口部の下周縁に
配設されてウインドウパネルの下縁部を支持するロアモ
ールと、該ウインドウパネルの側縁部に配設されるサイ
ドモールと、前記ロアモール及びサイドモールの接合す
る位置で、前記ロアモール及びサイドモールの端部を前
記窓開口部周縁に固定するエンドキャップとを有し、該
エンドキャップ内には前記ウインドウパネルの車幅方向
の位置決めを行う補強リブを形成した車両用モール結合
構造を特徴としている。
【0010】
【作 用】かかる手段によれば、エンドキャップ内に形
成された補強リブが、ウインドウパネルの車幅方向の位
置決めを行う。そして、ロアモール及びサイドモール
は、ロアモール及びサイドモールの接合する位置で、前
記窓開口部周縁にエンドキャップによって固定される。
【0011】このため、従来、必要とされていたファス
ナー及びクリップ等の部品が不要となり、部品点数を削
減することが出来る。また、前記ロアモールは、前記エ
ンドキャップによって車体に固定されるので、従来のよ
うにサイドモールを高剛性を有する材料で構成する必要
もない。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0013】図1乃至図4は、この発明の第1実施例を
示すものである。なお、従来と同一乃至均等な部分につ
いては同一符号を付して説明する。
【0014】まず構成を説明すると、この第1実施例の
車両用モール結合構造では、車両11の後部の窓開口部
周縁2には、ウインドウパネルとしてのリヤウインドウ
パネル3の下縁部3aを支持するロアモール14が配設
されている。このロアモール14は、前記下縁部3aを
挟持する挟持凹部14aと、前記下縁部3aを覆い外観
品質を向上させるモール本体14bとから主に構成され
ている。また、前記リヤウインドウパネル3の下縁部3
aと車体パネル12との間には、シール材である接着剤
13a、ダムラバー13bが介在されて水密性を向上さ
せている。
【0015】また、このリヤウインドウパネル3の側縁
部3bには、柔軟性を有する材料(例えば、PVC等)
で構成されるサイドモール15が配設されている。この
サイドモール15は、前記側縁部3bを挟持する挟持凹
部15aと、前記側縁部3bを覆い外観品質を向上させ
るモール本体15bと、前記車両11の窓開口周縁2に
先端を当接させる外側リップ部15cとから主に構成さ
れている。
【0016】そして、前記ロアモール14及びサイドモ
ール15の接合する位置には、エンドキャップ16が配
設されている。このエンドキャップ16には、前記ロア
モール14及びサイドモール15を前記窓開口部周縁2
に固定する取付ビス17を挿入するビス挿入孔16aが
形成されると共に、このエンドキャップ16内には、前
記リヤウインドウパネル3の車幅方向の位置決めを行う
補強リブ16bが形成されている。
【0017】また、このエンドキャップ16には、前記
ロアモール14の端部14cを押圧して、前記窓開口部
周縁2にこのロアモール14を固定するロアモール固定
部16cと、前記サイドモール15の端部15dを押圧
して、前記窓開口部周縁2にこのサイドモール15を固
定するサイドモール固定部16dとが、形成されてい
る。
【0018】そして、前記車体パネル12のうち、トラ
ンクリッド18によって、外部から見えない位置に、取
付孔19が形成され、グロメット20が配設される。こ
のグロメット20に前記ビス挿入孔16aから挿入され
る取付ビス17が、螺合することにより、前記エンドキ
ャップ16を車体パネル12に固定するように構成され
ている。
【0019】次に、この第1実施例の車両用モール結合
構造の作用について説明する。
【0020】このように構成されたリヤウインドウパネ
ル3に、前記ロアモール14及びサイドモール15を装
着後、窓開口部周縁2にこのリヤウインドウパネル3を
載置し、このロアモール14及びサイドモール15の接
合する位置に、エンドキャップ16を取付ビス17によ
って固定する。この取付ビス17の締結により、ロアモ
ール14及びサイドモール15の端部14c及び15d
が、エンドキャップ16のロアモール固定部16c及び
サイドモール固定部16dに押圧されて、前記窓開口部
周縁2にロアモール14及びサイドモール15が固定さ
れる。
【0021】このとき、エンドキャップ16内に形成さ
れた前記補強リブ16bが、リヤウインドウパネル3の
車幅方向の位置決めが行なわれる。このため、リヤウイ
ンドウパネル3の建付け精度を良好とすることが出来
る。
【0022】そして、前記リヤウインドウパネル3の側
縁部3bと窓開口部周縁2との間隙は、前記サイドモー
ル15の外側リップ部によって水密性が保持される。
【0023】また、従来、取付に必要とされていた前記
ファスナー7及びクリップ8等の部品が不要となり、部
品点数を削減することが出来る。そして、前記ロアモー
ル14は、前記エンドキャップ16によって車体パネル
12に固定されるので、従来のようにサイドモール15
を高価な高剛性を有する材料で構成する必要もない。し
たがって、製造コストの削減を行うことが出来る。
【0024】更に、この第1実施例の車両用モール結合
構造では、前記車体パネル12のうち、トランクリッド
18によって外部から見えない位置に形成された取付孔
19に、取付ビス17が螺合されて、エンドキャップ1
6を固定するようにしているので、取付ビス17の頭部
17aも外部から見えず、外観品質が良好である。
【0025】図5及び図6は、第2実施例の車両用モー
ル結合構造を示すものである。前記第1実施例と同一乃
至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0026】この第2実施例の車両用モール結合構造で
は、エンドキャップ26のビス挿入孔26が前記トラン
クリッド18配設位置の外側となるように形成されてい
る。また、車体パネル12の取付孔19も、このビス挿
入孔26の形成位置に対応して前記トランクリッド18
配設位置の外側となるように形成されている。他の構成
については、前記第1実施例と略同一なので、説明を省
略する。
【0027】このように構成された第2実施例の車両用
モール結合構造では、前記第1実施例の作用と共に、取
付ビス17の配設位置が、前記トランクリッド18の外
側となるので、トランクリッド18の状態に拘らず、こ
のエンドキャップ26によって、ロアモール14及びサ
イドモール15を固定することが出来る。このため、更
に取付作業性が良好である。
【0028】前記各実施例の車両用モール結合構造で
は、ウインドウパネルとして車両11の後部に配設され
るリヤウインドウパネル3を用いて説明したが、特にこ
れに限らず、例えば、サイドウインドウパネル等の他の
車両の開口部周縁に固定されるものであっても、この車
両用モール結合構造を用いて配設されるウインドウパネ
ルであるならばどのようなウインドウパネルに用いても
良いことは当然である。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、エンドキャップ内に形成された補強リブが、ウイ
ンドウパネルの車幅方向の位置決めを行う。そして、ロ
アモール及びサイドモールの端部は、ロアモール及びサ
イドモールの接合する位置で、前記窓開口部周縁にエン
ドキャップによって固定される。
【0030】このため、従来、必要とされていたファス
ナー及びクリップ等の部品が不要となり、部品点数を削
減することが出来る。また、前記ロアモールは、前記エ
ンドキャップによって車体に固定されるので、従来のよ
うにサイドモールを高剛性を有する材料で構成する必要
もない。
【0031】したがって、製造コストの削減を行うこと
が出来る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の車両用モール結合構造
を示し、要部の構成を表わす斜視図である。
【図2】第1実施例の車両用モール結合構造を示し、図
1のA−A線に沿った部分に対応する断面図である。
【図3】第1実施例の車両用モール結合構造を示し、図
1のB−B線に沿った断面図である。
【図4】第1実施例の車両用モール結合構造を示し、図
2のC−C線に沿った断面図である。
【図5】第2実施例の車両用モール結合構造を示し、要
部の構成を表わす斜視図である。
【図6】第2実施例の車両用モール結合構造を示し、図
5のD−D線に沿った断面図である。
【図7】従来例の車両用モール結合構造を示し、構成部
品を説明する斜視図である。
【図8】従来例の車両用モール結合構造を示し、要部の
構成を表わす斜視図である。
【符号の説明】
2 窓開口部周縁 3 リヤウインドウパネル(ウインドウパネル) 3a 下縁部 3b 側縁部 11 車両 14 ロアモール 15 サイドモール 16,26 エンドキャップ 16b 補強リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の窓開口部の下周縁に配設されてウイ
    ンドウパネルの下縁部を支持するロアモールと、該ウイ
    ンドウパネルの側縁部に配設されるサイドモールと、前
    記ロアモール及びサイドモールの接合する位置で、前記
    ロアモール及びサイドモールの端部を前記窓開口部周縁
    に固定するエンドキャップとを有し、該エンドキャップ
    内には前記ウインドウパネルの車幅方向の位置決めを行
    う補強リブを形成したことを特徴とする車両用モール結
    合構造。
JP21637693A 1993-08-31 1993-08-31 車両用モール結合構造 Pending JPH0769053A (ja)

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