JPH076886A - インバータ形放電灯点灯装置 - Google Patents

インバータ形放電灯点灯装置

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JPH076886A
JPH076886A JP18181293A JP18181293A JPH076886A JP H076886 A JPH076886 A JP H076886A JP 18181293 A JP18181293 A JP 18181293A JP 18181293 A JP18181293 A JP 18181293A JP H076886 A JPH076886 A JP H076886A
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JP
Japan
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service life
discharge lamps
transistor
life
power supply
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Pending
Application number
JP18181293A
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English (en)
Inventor
Haruki Komatsu
春樹 小松
Yukio Furuya
幸生 古矢
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Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1灯が寿命で消灯したときに、残りの蛍光ラン
プを増光し明るさを補償する。 【構成】多数の放電灯60〜63に給電するインバータ
形点灯回路を備える。10と11はその構成部品となる
トランジスタである。各放電灯60〜63の寿命を検知
する寿命検知手段を備える。32は寿命時にオフとなる
トランジスタである。また寿命となった放電灯に対する
給電を停止させる給電停止手段を備える。コンデンサ8
0〜83は給電停止用の部品である。さらに前記寿命検
知手段の検知出力に応答して残りの各放電灯への供給電
力を加増する電力加増手段を備える。前記トランジスタ
32がオフとなると、それと直列の抵抗212がR端子
から切り離されR端子の抵抗が増加する。これに伴いイ
ンバータ周波数が低下し増光する。この増光は放電灯寿
命に伴う減光を緩和するように作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一のインバータから多
数の負荷をとるインバータ形放電灯点灯装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置において、放電灯の寿
命を検知することは周知である。寿命となった場合は放
電灯への給電を停止する。これは寿命(寿命末期を含
む)になった放電灯に整流特性があらわれ、チラツキの
要因となりまた回路に悪影響を及ぼすためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、回路
保護ないしはチラツキ防止の点では良いが、明るさが不
足するので、不便である。本発明はかかる光束低下の、
少なくもなにがしかの補償を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、各放
電灯の寿命を検知する既存の寿命検知手段を利用する。
そして、その寿命検知手段の検知出力に応答して残りの
各放電灯への供給電力を加増する電力加増手段を備え
る。
【0005】
【作用】いずれかの放電灯が寿命(寿命末期を含む)に
なると、寿命検知手段および給電停止手段が作動する。
まず、寿命になった1灯が消える。一方、電力加増手段
も作動する。この結果、前者の減光要因が後者の増光要
因によって相殺され、悪影響が緩和する。共通なインバ
ータ形点灯回路にて多灯が給電されている状況下では、
1灯の消灯(給電停止)は軽負荷要因となる。よって、
その軽負荷の分だけ残りの各放電灯に増電する電力容量
上の余地が生ずる。実用上は上記電力余力の範囲内で増
電し、明るさを補償する。それによる増光の程度は元の
明るさ越えない範囲である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1、2を使って
説明する。図2は蛍光ランプ60〜63の寿命働程を示
したものである。蛍光ランプ60〜63を長時間使用す
ると、ランプ製造バラツキ等により、いずれか一方のフ
ィラメントのオキサイドが先に消耗する。これが寿命
(完全消灯状態を寿命とする観点に立てば寿命末期ない
しは寿命末期の始まり)あるが、この状態は一般に片側
フィラメントエミッションレスと言われ、蛍光ランプ6
0〜63が半波点灯状態(整流作用)となる。この状態
における点灯装置の問題は、整流作用により、バラスト
インダクタ90〜93が直流励磁され、入力電流が増大
し、スイッチング素子10、11を破損させる場合があ
ることである。片側フィラメントエミッションレス状態
のまま使用していると、そのフィラメントが弱り、フィ
ラメント断線に至るのが、稀に反対側のフィラメントも
エミッションレスとなる両側フィラメントエミッション
レスの状態を経由することがある。この両側フィラメン
トエミッションレスの状態における点灯装置の問題は、
蛍光ランプ60〜63の放電が継持できず、たとえば、
LCの直列共振(バラストインダクタ90〜93と予熱
用コンデンサ70〜73との間の共振)を用いた方式で
は、共振作用による入力電流の増大あるいは、スイッチ
ング素子10、11のスイッチングロス増大により、ス
イッチング素子10、11破損の可能性をさらに高め
る。なお、両側フィラメントエミッションレスになるこ
とは稀で、一般的には片側フィラメントエミッションレ
スの点灯状態における蛍光ランプ60〜63の熱あるい
は、点滅にともなう始動時の予熱電流により、フィラメ
ントは短時間で溶断する。蛍光ランプ60〜63寿命時
に以上の動作となるため、点灯装置を設計する上では、
蛍光ランプ60〜63寿命でも破損しないように配慮す
る必要がある。このため、蛍光ランプ60〜63の寿命
を検知して、点灯装置の動作を停止したり、あるいは、
入力電流が増大しないようにそれを絞ったりしている。
本発明はかかる状態でも、点灯装置の動作を止めず、1
灯寿命後であっても残りの蛍光ランプで出力を補うよう
にするものである。図1装置は他励式ハーフブリッジ回
路の例であり、発振器19により、ドライブトランス1
4に高周波信号を与え、カスケード接続されたトランジ
スタ(スイッチング素子)10、11を交互にON/O
FFさせることにより、蛍光ランプ60〜63に高周波
電力を供給する。発振器19、トランジスタ10、11
とドライブトランス14から成る回路は駆動回路で、発
振器19のC端子に接続されたコンデンサ22及びR端
子に接続された抵抗器(210、211、212)によ
り発振周波数fが決定される。発振周波数fはC端子の
コンデンサ22容量C、R端子の合成抵抗Rの関数とし
て表され、次式のごとくになる。 f≒1/(2RC) この様に構成された点灯装置において、コンデンサ70
〜73、バラストインダクタ90〜93はLC直列共振
回路を構成し、これにより蛍光ランプ60〜63の始動
電圧を確保し、点灯後はバラストインダクタ90〜93
により、ランプ電流が決定される。本実施例は蛍光ラン
プ60〜63を4灯用用いた4灯用回路あるが、2灯以
上であれば実用可能である。Aは蛍光ランプ60〜63
の寿命期制御回路であり、各蛍光ランプ60〜63の管
電圧を検出して、しかるべく措置する。以下、その動作
を時間の経過に沿って、説明する。 (1)蛍光ランプ60〜63が全て正常の時 この場合、寿命末期制御回路Aのトランジスタ36、サ
イリスタ31はOFFで、トランジスタ32はONとな
っている。従って、発振器19のR端子の抵抗は21
0、212で決定される。この時の点灯装置の発振周波
数f1は、 f1≒1/(2CR1) (R1=R210E[並列]
R212) となり、インバータ周波数f1状況下で各々の蛍光ラン
プ60〜63は正常に点灯する。記号:R210[並
列]R212はR210とR212の各逆数の和の逆数
を表す。 (2)蛍光ランプ63が片側フィラメントエミッション
レスになった時 この状態下では、該当の蛍光ランプ63が整流作用を起
こす。これを各々の蛍光ランプ60〜63に直列接続し
たコンデンサ80〜83により防止する。この場合は、
蛍光ランプ63に対応するコンデンサ83が作動し、コ
ンデンサ83が偏充電されることによって蛍光ランプ6
3をインバータ回路から実質的に切り離し強制消灯させ
る。よって、コンデンサ80〜83は給電停止手段に該
当する。この時の点灯装置の発振周波数f2は、 f2=f1=1/2CR1 (R1=R210[並列]
R212) となり、不変である。 (3)蛍光ランプ63のフィラメントが断線した時 実質的に蛍光ランプ63が無負荷になったことと同様で
あるが、この状態ではa点の電位が正常点灯時よりも上
昇する。この電圧を抵抗24、25、26で分圧し、こ
の時のb点の電位でサイリスタ31がONするようにツ
ェナーダイオード29のツェナー電圧を設定することに
より、トランジスタ32はONからOFFに変わる。こ
のため、この時の発振周波数f3は、 f3=1/2CR2 (R2=R210) となり、上記(1)、(2)の場合よりも下がり、残り
の蛍光ランプ60〜62は、蛍光ランプ63が正常であ
る場合よりも明るく点灯する。これはバラストインダク
タ90〜92のリアクタンスが低下することによる。こ
の状況下での発振周波数f3を蛍光ランプ63の明るさ
を補うほどの値になるように抵抗210、212の値を
設定すれば、上記(1)、(2)とほぼ同程度かそれを
若干下回る程度のの明るさにできる。 (4)蛍光ランプ63が片側フィラメントエミッション
レスから両側エミッションレスになった時 この状態は実用上、極めて稀なケースである。蛍光ラン
プ63は点灯できず、バラストインダクタ93、予熱用
のコンデンサ73によるLC直列共振が起こり、a点の
電位は(3)の場合よりも著しく上昇する。従って、
(3)と同様の動作をさせることが可能であるが、著し
く入力電流が増大するため、トランジスタ10、11、
バラストインダクタ90〜93を大形に設計する必要が
あり、好ましくない。そこで、この状態下では、コンデ
ンサ27の電位でトランジスタ36が導通するように、
ツェナーダイオード37を設ける。トランジスタ36が
導通した場合の発振周波数f4を f4=1/2CR3 (R3=R210[並列]R21
2[並列] R211) のごとく(1)、(2)の状態よりも高くし、蛍光ラン
プ60〜62の明るさを低下させる。その後のコンデン
サ73を介して流れるフィラメント電流で当該蛍光ラン
プ63のフィラメントが溶断したならば、上記(3)の
状態となるため、蛍光ランプ60〜62を明るくするこ
とが可能である。上記実施例においては、蛍光ランプ6
3が片側フィラメントエミッションレスになった(2)
の段階では、残りの蛍光ランプ60〜62を増光せず、
次の(3)段階への移行を待って増光する。従って、残
りの蛍光ランプ60〜63がその間に減少する。その減
少分は補償しない。本発明適用上は上記(2)の段階か
ら蛍光ランプ63を寿命と見なして強制消灯させると同
時に、強制消灯後ただちに残りの蛍光ランプ60〜62
を増光させるようにしてもよい。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、寿命となった蛍光ラン
プを除く残りの蛍光ランプで明るさを補うことができる
ので、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るインバータ形放電灯点灯装
置の回路図である。
【図2】図2は一般的な蛍光ランプの寿命働程図であ
る。
【符号の説明】
10と11…トランジスタ、60〜63…蛍光ランプ、
70〜73…コンデンサ、90〜93…バラストインダ
クタ、14…ドライブトランス、19…発振器、A…寿
命末期制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の放電灯に給電するインバータ形点灯
    回路を備え、各放電灯の寿命を検知する寿命検知手段を
    備え、また寿命となった放電灯に対する給電を停止させ
    る給電停止手段を備え、前記寿命検知手段の検知出力に
    応答して残りの各放電灯への供給電力を加増する電力加
    増手段を備えたことを特徴とするインバータ形放電灯点
    灯装置。
JP18181293A 1993-06-16 1993-06-16 インバータ形放電灯点灯装置 Pending JPH076886A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196370A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Harison Toshiba Lighting Corp 紫外光源点灯装置および紫外線照射装置
JP2007188785A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Seiwa Electric Mfg Co Ltd 多灯式照明装置

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