JPH0768836A - 光学偏向装置 - Google Patents

光学偏向装置

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JPH0768836A
JPH0768836A JP16849093A JP16849093A JPH0768836A JP H0768836 A JPH0768836 A JP H0768836A JP 16849093 A JP16849093 A JP 16849093A JP 16849093 A JP16849093 A JP 16849093A JP H0768836 A JPH0768836 A JP H0768836A
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JP
Japan
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optical
cover member
rib
optical box
deflector
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JP16849093A
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English (en)
Inventor
Yasuo Suzuki
康夫 鈴木
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学箱の内部と外部における空気の流通を低
く抑える。 【構成】 光学箱21及びカバー部材22には光学箱リ
ブ21a及びカバー部材リブ22aがそれぞれ形成され
ており、このカバー部材リブ22aを光学箱リブ21a
の片側に重なり合うように近接することにより、空気の
流通を低く抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タやレーザーファクシミリ等に使用される光学偏向装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の走査光学装置は図12に
示すように構成されており、半導体レーザー光源1の光
路上には、コリメータレンズ2、開口絞り3、シリンド
リカルレンズ4、スキャナモータ5上に回転可能に設け
られたポリゴンミラー6が順次に配列され、ポリゴンミ
ラー6の反射方向にはfθレンズ7、トーリックレンズ
8、感光体ドラム9が順次に配列されている。また、ポ
リゴンミラー6の反射方向の一端には固定ミラー10が
設けられ、固定ミラー10の反射方向には集光レンズ1
1を介してタイミング検知用センサ12が設けられてい
る。
【0003】半導体レーザー光源1から出射された光束
は、先ずコリメータレンズ2を透過して平行光束とな
り、開口絞り3によりその絞り形状に従うビーム形状と
された後に、シリンドリカルレンズ4によって集光され
て、ポリゴンミラー6により偏向走査される。更に、こ
の偏向光束はfθレンズ7、トーリックレンズ8を透過
して、感光体ドラム9上に微小なスポット像として結像
される。このとき、この光束はfθレンズ7を透過する
ことにより、スポット像が感光体ドラム9上で等速度で
走査される。
【0004】また、このスポット像は感光体ドラム9上
で図12の矢印に示す方向に繰り返し走査されるが、ポ
リゴンミラー6の反射面の分割誤差があると、繰り返し
走査して情報を書き込むタイミングがずれるために、各
反射面で偏向走査された先頭部の光束をタイミング検知
用センサ12により検知し、このタイミングに合わせて
光束を変調する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年は
高精細でより高速なプリンタが強く要求されており、こ
の要求を満たすためにポリゴンミラー6を高速に回転す
ると、空気中の塵埃が鏡面に付着し易くなるために、反
射率が低下して画像の濃度が薄くなるという問題点があ
る。
【0006】また、このような走査光学装置の筐体は、
図13に示すように光学箱15に形成された光学箱リブ
15aに、カバー部材16に形成されたカバー部材リブ
16aが当接されている。しかし、カバー部材16が光
学箱15に対して浮き上がることにより、光学箱リブ1
5aとカバー部材リブ16aとの間に隙間が生じ易いた
め、光学箱15の内部と外部の空気が流通可能となる。
特に、図13のような構成では直線的な空気の流通が可
能なために、光学箱15内の光学部品が汚れ易いという
問題がある。
【0007】更に、図14に示すようにfθレンズ7及
びトーリックレンズ8もカバー部材16に設けられたカ
バー部材リブ16bに当接される場合もあるが、ここに
も隙間が生じて空気の流通が可能となり、同様に光学箱
15内の光学部品が汚れ易くなる。
【0008】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
光学箱の内部と外部における空気の流通を低く抑えた光
学偏向装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1発明に係る光学偏向装置は、光源部からの光束
を偏向する偏向器と、該偏向器により偏向された光束を
所定面上に集光する光学系と、前記偏向器及び前記光学
系を内蔵する光学箱と、該光学箱のカバー部材とを備え
た光学偏向装置において、前記光学箱には光学箱リブを
形成し、前記カバー部材にはカバー部材リブを形成し、
前記光学箱リブと前記カバー部材リブとを互いに重なり
合うように近接して設けたことを特徴とする。
【0010】上述の目的を達成するための第2発明に係
る光学偏向装置は、光源部からの光束を偏向する偏向器
と、該偏向器により偏向された光束を所定面上に集光す
る光学系と、前記偏向器及び前記光学系を内蔵する光学
箱と、該光学箱のカバー部材とを備えた光学偏向装置に
おいて、前記カバー部材にはカバー部材リブを形成し、
該カバー部材リブを前記光学箱内の光学部材の片側又は
両側と重なり合うように近接して設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上述の構成を有する第1発明に係る光学偏向装
置は、カバー部材に形成したカバー部材リブと光学箱に
形成した光学箱リブとを互いに重なり合うように近接し
て設けることにより、空気の流通を低減させる。
【0012】また、第2発明に係る光学偏向装置は、カ
バー部材に形成したカバー部材リブを光学部材の片側又
は両側に近接して設けることにより、空気の流通を低減
する。
【0013】
【実施例】本発明を図1〜図11に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。なお、図12と同一の符号は同一
の部材を示している。
【0014】図1は第1の実施例の構成図であり、光学
箱21には、その光学箱リブ21aの外側に重なって当
接するように、カバー部材22のカバー部材リブ22a
が形成され、カバー部材22は複数の個所をねじ止めや
スナップフィット等の方法により固定することにより、
光学箱21に対して固定されている。
【0015】このような構成により、空気の流通沿部の
長さが延長され、空気の流通を低減することができる。
そして、光学箱リブ21aとカバー部材リブ22aとの
間に形成される隙間a、b、cを小さく設定することに
より、なお、これらの隙間a、b、cの値は通常は0.
5〜1.5mmとすれば、十分な効果が得られる。
【0016】図2は第2の実施例の構成図であり、光学
箱リブ21bの両側に2個のカバー部材リブ22bが形
成され、その間隙に形成される凹部に光学箱リブ21b
が嵌合されている。
【0017】図3はこの第2の実施例の応用例を示し、
カバー部材22の外周部には2個のカバー部材リブ22
bが二列に形成され、その間隙には光学箱21の外周部
に形成された光学箱リブ21bが図4に示すように嵌合
されている。この場合に、光学箱21内外の空気の流通
は大幅に妨げられることになる。
【0018】図5はこの他の応用例を示し、光学箱21
上のトーリックレンズ8の両端部にも光学箱リブ21b
が形成され、カバー部材22にはこれらの光学箱リブ2
1bにも嵌合するカバー部材リブ22bが形成され、光
学箱リブ21bがこれらの凹部に嵌合されている。この
ようにして、光学箱21内の光学系と感光部との間の空
気の流通を妨げることもできる。
【0019】図6に示す第3の実施例においては、光学
箱21には2個の光学箱リブ21cが形成され、その間
隙に形成される凹部にカバー部材リブ22cが嵌合され
ている。
【0020】更に図7に示す第4の実施例においては、
複数の光学箱リブ21d及び複数のカバー部材リブ22
dが互いに相手側に形成された凹部に嵌合されている。
【0021】このような構成によっても、隙間の個所が
増加され更に空気の流通を低減することができる。
【0022】図8は第5の実施例の構成図であり、カバ
ー部材22にはカバー部材リブ22eが光学箱21上の
fθレンズ7又はトーリックレンズ8の片側に近接する
ように形成されている。
【0023】このような構成において、形成される隙間
d、eを小さく設定することにより、空気の流通を低減
することができる。更に、カバー部材リブ22eの高さ
hと隙間eとの差であるオーバーハング量Xを例えば1
mm以上とすることにより、良好な効果が得られる。
【0024】また、図9は第6の実施例を示し、カバー
部材リブ22fはトーリックレンズ8の両側に形成され
ている。
【0025】更に図10は第7の実施例を示し、fθレ
ンズ7に凹部7gが形成され、カバー部材22にはカバ
ー部材リブ22gをこの凹部7gに嵌合するように形成
されている。
【0026】また、図11は第8の実施例を示し、カバ
ー部材リブ22hがfθレンズ7の両側にそれぞれ二重
に形成されることによって、更に良好な効果が得られ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る光学
偏向装置は、カバー部材に形成したカバー部材リブを、
光学箱に形成した光学箱リブの片側又は両側に重なり合
うように近接することにより、空気の流通が低減される
ために、ポリゴンミラー及びレンズに塵埃が付着するこ
とによる汚れを防止することができる。
【0028】また、第2発明に係る光学偏向装置は、カ
バー部材に形成したカバー部材リブを光学箱内の光学部
材の片側又は両側と重なり合うように近接することによ
り、空気の流通が低減されるために、ポリゴンミラー及
びレンズに塵埃が付着することによる汚れを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】第2の実施例の応用例の構成図である。
【図4】第2の実施例の応用例の拡大断面図である。
【図5】第2の実施例の他の応用例の構成図である。
【図6】第3の実施例の全体の構成図である。
【図7】第4の実施例の構成図である。
【図8】第5の実施例の構成図である。
【図9】第6の実施例の構成図である。
【図10】第7の実施例の構成図である。
【図11】第8の実施例の構成図である。
【図12】従来の光学偏向装置の構成図である。
【図13】従来のカバー部材の固定方法の説明図であ
る。
【図14】従来のカバー部材の固定方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
6 ポリゴンミラー 7 fθレンズ 8 トーリックレンズ 21 光学箱 21a〜21d 光学箱リブ 22 カバー部材 22a〜22h カバー部材リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部からの光束を偏向する偏向器と、
    該偏向器により偏向された光束を所定面上に集光する光
    学系と、前記偏向器及び前記光学系を内蔵する光学箱
    と、該光学箱のカバー部材とを備えた光学偏向装置にお
    いて、前記光学箱には光学箱リブを形成し、前記カバー
    部材にはカバー部材リブを形成し、前記光学箱リブと前
    記カバー部材リブとを互いに重なり合うように近接して
    設けたことを特徴とする光学偏向装置。
  2. 【請求項2】 前記光学箱リブ及び前記カバー部材リブ
    は凹凸形状の突出物とした請求項1に記載の光学偏向装
    置。
  3. 【請求項3】 前記光学箱リブは前記偏向器の周縁部に
    形成した請求項1に記載の光学偏向装置。
  4. 【請求項4】 前記光学箱リブは前記光学箱の外周部に
    形成した請求項1に記載の光学偏向装置。
  5. 【請求項5】 光源部からの光束を偏向する偏向器と、
    該偏向器により偏向された光束を所定面上に集光する光
    学系と、前記偏向器及び前記光学系を内蔵する光学箱
    と、該光学箱のカバー部材とを備えた光学偏向装置にお
    いて、前記カバー部材にはカバー部材リブを形成し、該
    カバー部材リブを前記光学箱内の光学部材の片側又は両
    側と重なり合うように近接して設けたことを特徴とする
    光学偏向装置。
  6. 【請求項6】 前記カバー部材リブは凹凸形状の突出物
    とした請求項5に記載の光学偏向装置。
JP16849093A 1993-06-15 1993-06-15 光学偏向装置 Pending JPH0768836A (ja)

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