JPH076858Y2 - カーテン吊り用フック - Google Patents

カーテン吊り用フック

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Publication number
JPH076858Y2
JPH076858Y2 JP1988074213U JP7421388U JPH076858Y2 JP H076858 Y2 JPH076858 Y2 JP H076858Y2 JP 1988074213 U JP1988074213 U JP 1988074213U JP 7421388 U JP7421388 U JP 7421388U JP H076858 Y2 JPH076858 Y2 JP H076858Y2
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JP
Japan
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curtain
hook
hanging
vertical rod
main body
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Application number
JP1988074213U
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English (en)
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JPH01178778U (ja
Inventor
家次 高沢
Original Assignee
装研株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (従来の技術) 従来、カーテンの吊り位置を上下2段に変更できるよう
に、高さの異なった2つのフック部を備えたカーテン吊
り用のフックとして、例えば第5図に示すものが知られ
ている(実公昭46−24108号)。このフックは、金属線
材を略ひ字状に屈曲して、両端部に高さの違う2つのフ
ック部11,12を形成したもので、2つのフック部11,12の
何れか一方をカーテンのひだ部へ挿入し、他方をランナ
に吊り止めることにより、カーテンの吊り位置を上下に
変更できるようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のフックの基本的構成を踏襲して、第5図
(B)に示すように、フック部11,12の位置を大きく上
下にずらした場合には、カーテンCを挟持する部分13の
長さが短くなり、従って十分な挟持力を持ってカーテン
Cに取付けることができない。これに対して、両フック
部の間にカーテンの襞部へ差し込むための複数の係止棒
を別途結合したもの(実公昭51−18090号公報)がある
が、形状が複雑で製作が容易でなく、カーテンへの取付
けも容易でない。また、上記従来のフックでは下方のフ
ック部12をランナBに掛けた場合に、カーテンCの上縁
部の面がレールAに接触するため、この部分が擦り切れ
やすいという問題点がある。
従って、本考案は、カーテンの吊り位置を上下2段に変
更できるカーテン吊り用のフックにおいて、カーテンを
挟持する部分を可及的に長くして、十分な挟持力を持っ
てカーテンに取付けることができるようにし、またカー
テンの上縁部の面を直接レールに接触させないように
し、さらにその製作及びカーテンへの取付けを容易にし
て、上記問題点を解決することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、弾性合成
樹脂で一体成型により、略U字状の本体1と、2つのフ
ック部2,3とを形成し、本体1には、両者間にカーテン
を挟持できるように互いに接近して略平行に上方へ伸び
る一対の縦杆1a,1bを設け、一方のフック部2は、一方
の縦杆1aの上部に外向きに設け、他方のフック部3は、
一方のフック部2より下方に位置して、他方の縦杆1bの
中間部に外向きに設け、かつ縦杆1bの上部は、フック部
3の上方へ伸長させて、カーテンCのひだ部へ差し込む
ための挿入杆部1cとして、カーテン吊り用のフックを構
成した。
(作用) 本考案のカーテン吊り用フックは、カーテンCの吊り位
置を考慮して、何れのフック部2,3をランナに吊るかを
決定したら、その反対側のフック部3,2をカーテンCの
ひだ部へ挿入して取付ける。何れのフック部2,3側をカ
ーテンCのひだ部へ挿入した場合でも、カーテンCは、
比較的長い距離において一対の縦杆1a,1bにより確実に
挟持される。また、下部のフック部3をランナBに吊る
場合には、縦杆1bの挿入杆部1cの側面が、レールAの側
面に当接して、カーテンCを直接レールAに接触させな
いようにし、カーテンCの擦り切れを防止する。
(実施例) 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。第1図
は、カーテン吊り用フックの正面図、第2図、第3図は
カーテン吊り用フックの側面図、第4図(A),(B)
は夫々取付け状態のカーテン吊り用フックの側面図であ
る。
この実施例のカーテン吊り用フック10は、全体を弾性合
成樹脂で一体成型して成る。
しかして、フック10は、略U字状の本体1と、本体1の
両側に形成されたフック部2,3とから構成されている。
本体1は、両者間にカーテンを挟持できるように互いに
接近して略平行に上方へ伸びる一対の縦杆1a,1bを備え
ている。
一方のフック部2は、一方の縦杆1aの上部に外向きに設
けられ、また、他方のフック部3は、一方のフック部2
よりも下方に位置して、他方の縦杆1bの中間部に外向き
に設けられている。
縦杆1bの上部は、フック部3の上方へ伸長して、挿入杆
部1cを構成している。この挿入杆部1cは、カーテンCの
ひだ部へ差し込む際には導入部となり、またフック部2
側をひだ部へ差し込む際にはカーテン保護部材となる。
この実施例のカーテン吊り用フック10は、第4図に示す
ように、カーテンCの吊り位置を考慮して、何れのフッ
ク部2,3をランナBに吊るかを決定したら、その反対側
のフック部3,2をカーテンCのひだ部へ挿入して取付け
る。即ち、第4図(A)に示すように、フック部2側を
カーテンCのひだ部へ挿入して、フック部3をランナB
へ掛ける場合には、カーテンCをより高い位置で吊るこ
とができ、第4図(B)に示すように、反対にフック部
2をランナBへ掛ける場合には、カーテンCをより低い
位置で吊ることができる。何れのフック部2,3側をカー
テンCのひだ部へ挿入した場合でも、カーテンCは、比
較的長い距離において一対の縦杆1a,1bにより確実に挟
持される。また、下部のフック部3をランナBに吊る場
合には、縦杆1bの挿入杆部1cの側面が、レールAの側面
に当接して、カーテンCを直接レールAに接触させない
ようにし、カーテンCの擦り切れを防止する。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、弾性合成樹脂で一体
成型により、略U字状の本体1と、2つのフック部2,3
とを形成し、本体1には、両者間にカーテンを挟持でき
ように互いに接近して略平行に上方へ伸びる一対の縦杆
1a,1bを設け、一方のフック部2は、一方の縦杆1aの上
部に外向きに設け、他方のフック部3は、一方のフック
2より下方に位置して、他方の縦杆1bの中間部に外向き
に設け、かつ両縦杆1a,1bを選択的にカーテンCのひだ
部へ差込み可能にしてカーテン吊り用フックを構成した
ため、カーテンCを挟持する部分が可及的に長くなり、
十分な挟持力を持ってカーテンに取付けることができ、
また下部のフック部3をランナBに吊る場合には、外側
にある挿入杆部1cの側面がレールAの側面に当接して、
カーテンCを直接レールAに接触させないので、カーテ
ンCの擦り切れを有効に防止することができるし、さら
に合成樹脂で比較的簡単な形状に一体成型されるので製
作が容易で、安価で大量に提供することができ、しかも
カーテンへの取付けも容易であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は、カーテン吊り用フックの正面図、第2図、第3図
はカーテン吊り用フックの側面図、第4図は取付け状態
のカーテン吊り用フックの側面図であり、第5図は従来
のカーテン吊り用フックの正面図である。 1…本体、1a,1b…縦杆、1c…挿入杆、2,3…フック部、
A…レール、B…ランナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性合成樹脂で一体成型された略U字状の
    本体と、2つのフック部とを備え、 前記本体は、両者間にカーテンを挟持できるように互い
    に接近して略平行に上方へ伸びる一対の縦杆を備え、 前記フック部の一方は、一方の縦杆の上部に外向きに設
    けられ、 前記フック部の他方は、前記一方のフック部より下方に
    位置して、他方の縦杆の中間部に外向きに設けられ、 かつ前記一対の縦杆は、選択的にカーテンのひだ部へ差
    込み可能に構成されていることを特徴とするカーテン吊
    り用フック。
JP1988074213U 1988-06-06 1988-06-06 カーテン吊り用フック Expired - Lifetime JPH076858Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074213U JPH076858Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 カーテン吊り用フック

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JP1988074213U JPH076858Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 カーテン吊り用フック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01178778U JPH01178778U (ja) 1989-12-21
JPH076858Y2 true JPH076858Y2 (ja) 1995-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563324Y2 (ja) * 1991-01-29 1998-02-18 高沢 みち カーテン吊り具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118090U (ja) * 1974-07-27 1976-02-09

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JPH01178778U (ja) 1989-12-21

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