JPH0768428B2 - 重合体組成物 - Google Patents

重合体組成物

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JPH0768428B2
JPH0768428B2 JP61168171A JP16817186A JPH0768428B2 JP H0768428 B2 JPH0768428 B2 JP H0768428B2 JP 61168171 A JP61168171 A JP 61168171A JP 16817186 A JP16817186 A JP 16817186A JP H0768428 B2 JPH0768428 B2 JP H0768428B2
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aryl
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alkyl
nickel
polymer
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ケイ・エイチ・アレクザンダー・オストヤ・スタルゼウスキー
ヨゼフ・ビツテ
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バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F38/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more carbon-to-carbon triple bonds
    • C08F38/02Acetylene

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリアセチレンを含有する新規な重合体組成
物及び他の重合体の存在下におけるアセチレンの重合に
よるその製造法に関する。
ポリアセチレンは有機起源の電気伝導体及び半導体の製
造に対する適当な原料である。参考総説及び文献は、ゲ
ルハルト・ウェグナー(Gerhard Wegner)、アンゲブ、
ヘム(Angew.Chem.)93、352〜372(1981)、特に354〜
359頁の論文「ポリメーレ・ミット・メタルエーリヒャ
・ライトフェーヒッヒカイト(Polymere mit metallh
nlicher Leitfhigkeit)−アイン・ユーバーブリッ
ク・ユーバー・シンテーゼ・ストルクツール・ウント・
アイゲンシャフテン(Ein berblick ber Synthes
e,Struktur und Eigenschaften)」に示されている。
しかしながら純粋なポリアセチレンは、それが空気中で
不安定であり且つ加工が困難であるから重大な欠点をも
っている。またそれは不溶性であり且つ溶融しないか
ら、例えば押出しによる糸又はフイルムの製造に対して
使用できない。
今回これらの欠点を有さず且つ依然必要とされる電気伝
導性を有するポリアセチレンを含む重合体組成物が他の
重合体の存在下に適当な触媒を用いてアセチレンを重合
させることによって製造しうることが発見された。
この方法では、ポリアセチレンが重合体溶液中で、膨潤
した重合体中又は上で、或いは重合体表面で製造でき
る。
アセチレンは好ましくは重合体溶液中で重合せしめう
る。この目的に対してはいずれかの可溶性の重合体例え
ばポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、
ポリクロルプレン、ポリエーテル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリビニルピロリドン、ポリイソプレン、ポリビニ
ルアルコール、セルロース誘導体例えばメチルセルロー
ス又は共重合体例えばアクリロニトリル−スチレン共重
合体、水素化されていてもよいブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、或いはアクリロニトリル−(メト)ア
クリレート共重合体が使用できる。使用される溶媒は上
述の重合体を溶解しうるものである。
極性基例えばハロゲン原子、ニトリル基、ヒドロキシル
基又はカルボン酸エステル基を含む重合体、例えばポリ
塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリアクリロニト
リル、アルリロニトリルを含む共重合体及びポリビニル
ピロリドンが好適である。
本重合体組成物はポリアセチレン0.1〜99重量%及び1
種又はそれ以上のその他の重合体99.9〜1重量%、好ま
しくはポリアセチレン1〜50重量%及び1種又はそれ以
上の重合体99〜50重量%からなる。
用いる触媒は、それが重合体溶液によって不活性化され
ない限りポリアセチレンの製造に適当ないずれかのニッ
ケル触媒であってよい。ここにニッケル−(O)化合物
或いはニッケル−(O)化合物にその場で転化されうる
化合物の、式(I)及び(II) [式中、R1、R2及びR3は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリール
又はC3〜C8シクロアルキルを示し、或いはそれらC6〜C
12アリール−C1〜C20アルキル、C1〜C20アルキル−C6
C12アリール、C1〜C20アルキル−C3〜C8シクロアルキ
ル、C6〜C12アリール−C3〜C8シクロアルキル、C2〜C6
アルケニル、C6〜C12アリール−C2〜C6アルケニル、ジ
−C1〜C4アルキルアミノ或いは随時置換されたフエノキ
シ又はアルコキシを示し、 XはO、NR9又は を示し、 nは0又は1を示し、 R4、R5、R6、R7及びR8は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリー
ル、C2〜C30アルケニル或いはC3〜C8シクロアルキルを
示し、或いはそれらC6〜C12アリール−C1〜C20アルキ
ル、C1〜C20アルキル−C6〜C12アリール、ハロゲン、ヒ
ドロキシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキ
シを示し、そして更に R7は水素を示してよく、 R8は水素又はスルホネートを示してよく、そして R9、R10及びR11は互いに独立に水素、ニトロフエニル、
シリル、ハロゲン、シアノ又はR1を示す] に相当する化合物との反応によつて製造されるニツケル
化合物を用いることは好適である。
更に使用されるニッケル触媒は、ニッケル−(O)化合
物又はニツケル−(O)化合物にその場で転化されうる
化合物の、無水マレイン酸、n=0の式(II)に相当す
る化合物及びn=0又は1、R1、R2及びR3が上述の意味
を有する化合物の式(II)に相当する化合物の付加物又
は混合物との反応によつて製造されるニツケル化合物で
あてよい。
基R1、R2及びR3は、好ましくはC1〜C6アルキル、シクロ
アルキル、フェニル、トリル、ベンジル、ジ−C1〜C4
アルキルアミノ、フェノキシ及びC1〜C4アルコキシを示
し、 R4はC6〜C12アリールを示し、 R5、R6、R7及びR8はシクロヘキシル、フェニル、トリ
ル、ベンジル、ビニル及びC1〜C4アルキルを示し、そし
て R7は水素又はC1〜C4アルコキシを示してもよく、 R8は水素又はスルホネートを示してもよく、そして R9、R10及びR11は水素、C1〜C6アルキル、フェニル、ク
ロルフェニル、ニトロフェニル、C1〜C6アルキルフェニ
ル、トリメチルシリル、クロル、シアノ、C2〜C6アルケ
ニル及びフェニル−C2〜C6アルケニルを示す。
本ニッケル化合物は式(III) [式中、X、n及びR1〜R8は上述の意味を有し、或いは
無水マレイン酸付加物の場合、X、n及びR1〜R6は上述
の意味を有し且つR7及びR8は一緒になって基−O−CO−
CH2−を形成する] に相当すると思われる。
式(I)及び式(II)の化合物は、好ましくはニッケル
−(O)化合物1モル当り式(I)の化合物1〜4モル
及び式(II)の化合物1〜4モルの量で、最も好ましく
はニッケル−(O)化合物1モル当り式(I)の化合物
1モル及び式(II)の化合物1モルの量で使用される。
反応温度は0〜100℃、特に20〜70℃である。
反応は酸素を排除して、好ましくは反応物に対して不活
性でなければならない溶媒、例えばベンゼン、トルエ
ン、シクロヘキサン又はn−ヘキサンのような溶媒中で
行なわれる。
反応の終了後、触媒は普通過によって固体として分離
することができる。この時溶液を予じめ蒸発によって濃
縮し及び/又は必要に応じて冷却しておいてもよい。
しかしながら、触媒を最初に分離しないで、これをアセ
チレンの重合に直接使用してもよい。
Ni(シクロオクタジエン)及びNi(アリル)はニッ
ケル−(O)化合物の例である。
次のものはその場でニッケル−(O)化合物に転化しう
るニッケル化合物の例である:普通の還元剤例えばボラ
ネート、アラネート、アルミニウムアルキル又は有機リ
チウムを用いて還元しうるNi−アセチルアセトネート、
Ni−オクタノエート及びNi−ステアレート。
用いるニッケル化合物の量は厳密でない。典型的な触媒
濃度は10〜10-6モル/l、好ましくは10-2〜10-4モル/lの
範囲にある。使用される触媒の量は、アセチレンの量に
基づいて0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重量%の範
囲である。
重合は連続式又はバッチ式のいずれかで行ないうる。
重合温度は好ましくは−20〜120℃、特に0〜100℃の範
囲である。低温を用いる場合には、触媒を有機アルミニ
ウム化合物例えばアルコキシアルミニウムジアルキル又
はアルミニウムトリアルキルで活性化させることが得策
である。
重合反応は常圧で又は昇圧に行なうことができる。アセ
チレンは耐圧フラスコから更に精製することなしに用い
ることができる。触媒がアセトンに敏感である場合に
は、アセチレン中に存在するいずれかのアセトンを最初
に冷却トラップ中で凍結することによって除去すべきで
ある。
肉眼で見ると、本発明によるポリアセチレン含有重合体
組成物はポリアセチレンが重合体マトリックス中に不均
一に又は均一に分布していることがわかる。不均一な分
布は、高分散分布しているにも拘らず、重合体マトリッ
クス中に存在するポリアセチレンの分離した黒色の粒子
で確認できる。均一な分布は、重合体組成物を通して表
面に延びる帯黄褐色ないし深青色によって認めることが
できる。
ポリアセチレンを含むすべての重合体組成物は普通の方
法で成形品例えば電気的性質を失なわずに糸又はフィル
ムに加工することができる。
この電気的性質は長期間貯蔵しても変化を受けない。
ポリアセチレンは例えばヨウ素を用いる普通の方法でド
ープしてもよい。電気伝導性は所望により、そのような
ドープで10倍まで増大させることができる。この結果生
成物は非伝導体から半導体を経て電気伝導体に至る広い
適用範囲にわたって有用となる。ドープの程度はヨウ素
化による重量増加から形式的に決定することができる。
触媒の製造 窒素を飽和した無水トルエン100ml中ビス−シクロオク
タジエン−ニッケル(O)5ミリモルを、ベンゾイル−
メチレン−トリフェニルホスホラン5ミリモル及びメチ
レン−トリメチルホスホラン5ミリモルと窒素下に混合
した。次いで反応混合物を激しく撹拌しながら約2時
間、40〜60℃に加熱した。得られた暗黄褐色の溶解を
過した。この溶液又はその一部を続くアセチレンの重合
に使用した。
実施例 1 一般的合成法 重合体10重量%の溶液(脱気、窒素下)200gを、1lの反
応フラスコ(ガス導入管、窒素の供給を含む圧力平衡化
のない滴下斗、撹拌機、内部温度計、バブル計数機つ
きの還流凝縮器)中に導入し、60℃に加熱した。次いで
DMSO20mlを注入した。そしてトルエン10ml中の上述の触
媒0.5ミリモルを窒素下に滴々に添加し、アセチレンガ
ス(ドライアイス/アセトン)の均一流を2時間にわた
って導入した。この溶液の一部分をロータリー・エバポ
レーターで蒸発乾固し、エタノールで洗浄し、油ポンプ
の真空下に脱水した。重量増加はマトリックス重合体中
に生成したポリアセチレン(PAC)に基づき、一般に10
〜20重量%に相当した。反応溶液の他の部分には、重合
したアセチレン1モル当りI21モルを与えるのに必要と
される量のヨウ素を添加し、混合物を夜通し撹拌した。
これをロータリー・エバポレーターで再び蒸発乾固し、
過剰量のヨウ素をアルコールで洗い出し、ドープしたマ
トリックス−ポリアセチレンを油ポンプの真空下に脱水
した。ドープの形式的な程度は式CHの単位当りヨウ素原
子0.1〜0.3の範囲であった。この物質は例えば帯電防止
の目的に必要とされる種類の電気的性質を有した。
実施例 2 脱気し且つ窒素で飽和したDMF中10重量%のポリアクリ
ロニトリル(PAN)溶液50ml中に、DMF5ml中の実施例1
による触媒0.25モルを撹拌しながら60℃で注入した。そ
してドライアイス/アセトンで冷却したコイル中を通過
したアセチレンを1時間導入した。
均一な反応溶液は褐色になった。溶媒の除去後、IRによ
ると18モル%のPACを含有する重合体を得た。
実施例 3 触媒の量を0.5ミリモルに増加させる以外実施例2同一
の方法に従った。得られた均一な反応溶液は深青色であ
った。このUVスペクトルは17.4kkに最大吸収を示した。
この重合体は47モル%のPACを含有した。
溶媒を除去することによって分離する代りに、トルエン
で沈殿させ、次いでトルエン/ヘキサンで洗浄し、真空
下に乾燥することによってPAC−PAN重合体を得ることが
できた。このようにして得たマトリックス−ポリアセチ
レンはDMF、DMSO及び他の高極性溶媒に再び溶解した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 39/06 LJY 101/00 LSZ (56)参考文献 特開 昭59−215348(JP,A) 特開 昭59−172539(JP,A) 特開 昭58−225154(JP,A) 特開 昭58−52337(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアセチレン0.1〜99重量%及び1種又
    はそれ以上のその他の重合体99.9〜1重量%からなるポ
    リアセチレンを含有する重合体組成物であつて、該ポリ
    アセチレンは高度に分散されて不均一に分布されている
    か或いは均一に分布されており、該その他の重合体は極
    性基を有しており、また該ポリアセチレンは重合体溶液
    によつて不活性化されないニツケル触媒の存在下に重合
    体溶液中で製造されたものである、ことを特徴とする重
    合体組成物。
  2. 【請求項2】ポリアセチレン1〜50重量%及び他の重合
    体99〜50重量%からなる、特許請求の範囲第1項記載の
    重合体組成物。
  3. 【請求項3】他の重合体がポリ塩化ビニル、ポリビニル
    アルコール、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリル
    を含む共重合体又はポリビニルピロリドンである、特許
    請求の範囲第1項記載の重合体組成物。
  4. 【請求項4】該重合体組成物が、アセチレンをポリアセ
    チレン以外の重合体の存在下に及び得られる重合体溶液
    によつて不活性化されないニツケル触媒の存在下に重合
    させることによつて製造されたものであり、該触媒が、
    ニツケル−(O)化合物又はニツケル−(O)化合物に
    その場で転化されうる化合物の、式(I)及び(II) [式中、R1、R2及びR3は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
    キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
    置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリール
    又はC3〜C8シクロアルキルを示し、或いはそれらC6〜C
    12アリール−C1〜C20アルキル、C1〜C20アルキル−C6
    C12アリール、C1〜C20アルキル−C3〜C8シクロアルキ
    ル、C6〜C12アリール−C3〜C8シクロアルキル、C2〜C6
    アルケニル、C6〜C12アリール−C2〜C6アルケニル、ジ
    −C1〜C4アルキルアミノ或いは随時置換されたフエノキ
    シ又はアルコキシを示し、 XはO、NR9又は を示し、 nは0又は1を示し、 R4、R5、R6、R7及びR8は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
    キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
    置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリー
    ル、C2〜C30アルケニル或いはC3〜C8シクロアルキルを
    示し、或いはそれらはC6〜C12アリール−C1〜C20アルキ
    ル、C1〜C20アルキル−C6〜C12アリール、ハロゲン、ヒ
    ドロキシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキ
    シを示し、そして更に R7は水素を示してよく、 R8は水素又はスルホネートを示してよく、そして R9、R10及びR11は互いに独立に水素、ニトロフエニル、
    シリル、ハロゲン、シアノ又はR1を示す] に相当する化合物との反応によつて製造されるニツケル
    化合物であるか、或いはニツケル−(O)化合物又はニ
    ツケル−(O)化合物にその場で転化されうる化合物
    の、無水マレイン酸、n=0の式(II)に相当する化合
    物及びn=0又は1、R1、R2及びR3が上述の意味を有す
    る式(II)に相当する化合物の付加物又は混合物との反
    応によつて製造されるニツケル化合物である、特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
  5. 【請求項5】ポリアセチレン0.1〜99重量%及び1種又
    はそれ以上のその他の重合体99.9〜1重量%からなり、
    該ポリアセチレンが高度に分散されて不均一に分布され
    ているか或いは均一に分布されており、該その他の重合
    体が極性基を有している、ポリアセチレンを含有する重
    合体組成物の製造方法であつて、アセチレンをポリアセ
    チレン以外の重合体の溶液の存在下に及びアセチレンの
    重合に有効な量の、重合体溶液によつて不活性化されな
    いニツケル触媒の存在下に重合させることからなり、該
    ニツケル触媒が、ニツケル−(O)化合物又はニツケル
    −(O)化合物にその場で転化されうる化合物の、式
    (I)及び(II) [式中、R1、R2及びR3は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
    キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
    置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリール
    又はC3〜C8シクロアルキルを示し、或いはそれらC6〜C
    12アリール−C1〜C20アルキル、C1〜C20アルキル−C6
    C12アリール、C1〜C20アルキル−C3〜C8シクロアルキ
    ル、C6〜C12アリール−C3〜C8シクロアルキル、C2〜C6
    アルケニル、C6〜C12アリール−C2〜C6アルケニル、ジ
    −C1〜C4アルキルアミノ或いは随時置換されたフエノキ
    シ又はアルコキシを示し、 XはO、NR9又は を示し、 nは0又は1を示し、 R4、R5、R6、R7及びR8は互いに独立にハロゲン、ヒドロ
    キシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキシで
    置換されていてよいC1〜C20アルキル、C6〜C12アリー
    ル、C2〜C30アルケニル或いはC3〜C8シクロアルキルを
    示し、或いはそれらはC6〜C12アリール−C1〜C20アルキ
    ル、C1〜C20アルキル−C6〜C12アリール、ハロゲン、ヒ
    ドロキシル、C1〜C20アルコキシ又はC6〜C12アリーロキ
    シを示し、そして更に R7は水素を示してよく、 R8は水素又はスルホネートを示してよく、そして R9、R10及びR11は互いに独立に水素、ニトロフエニル、
    シリル、ハロゲン、シアノ又はR1を示す] に相当する化合物との反応によつて製造されるニツケル
    化合物であるか、或いはニツケル−(O)化合物又はニ
    ツケル−(O)化合物にその場で転化されうる化合物
    の、無水マレイン酸、n=0の式(II)に相当する化合
    物及びn=0又は1、R1、R2及びR3が上述の意味を有す
    る式(II)に相当する化合物の付加物又は混合物との反
    応によつて製造されるニツケル化合物である、ことを特
    徴とする方法。
  6. 【請求項6】重合を−20〜120℃の温度で行なう特許請
    求の範囲第5項記載の方法。
JP61168171A 1985-07-23 1986-07-18 重合体組成物 Expired - Lifetime JPH0768428B2 (ja)

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DE19853526234 DE3526234A1 (de) 1985-07-23 1985-07-23 Verfahren zur polymerisation von acetylen in gegenwart von polymeren und polyacetylenhaltige polymerprodukte

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JPS6222856A JPS6222856A (ja) 1987-01-31
JPH0768428B2 true JPH0768428B2 (ja) 1995-07-26

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JP61168171A Expired - Lifetime JPH0768428B2 (ja) 1985-07-23 1986-07-18 重合体組成物

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