JPS62132935A - オルガノホスフアゼン重合体 - Google Patents

オルガノホスフアゼン重合体

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JPS62132935A
JPS62132935A JP60271595A JP27159585A JPS62132935A JP S62132935 A JPS62132935 A JP S62132935A JP 60271595 A JP60271595 A JP 60271595A JP 27159585 A JP27159585 A JP 27159585A JP S62132935 A JPS62132935 A JP S62132935A
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JP
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formula
polymer
group
mol
general formula
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Application number
JP60271595A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Katsuta
勝田 匡俊
Isao Maruyama
功 丸山
Zenji Ito
伊藤 善治
Masayuki Furukawa
古川 正之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruzen Petrochemical Co Ltd
Shin Nisson Kako Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Petrochemical Co Ltd
Shin Nisson Kako Co Ltd
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は新規なオルガノホスファゼン重合体に関し、さ
らに詳しくは組成式NP (G)a(J)b(L)。
〔式中GはC1〜C1oの直鎖または分岐鎖アルコキシ
基またはCmF2mQCH20−で示される直鎖または
分岐鎖フルオロアルコキシ基(mは1〜4の整数、Qは
水素または弗素)、Jはあるいはジ置換アルキルフェノ
キシ基(R”およびR2は水素、ハロゲンまたはC1〜
C4の直鎖まRo、。
示されるアルケニルフェノキシ基(R3はビニル基また
はインプロペニル基、a lt、 O〜1.99、bは
O〜1.99.cは0.01〜0.40. aとbの、
和は1.6以上であり、そしてa、bおよびCの和は2
である〕で示される重合度10〜50.000のオルガ
ノホスファゼン重合体であり構造を具体的に示せば、一
般式(A)G  ” −P=N− が0〜9.9モル%、一般式(B) 隊 −P=N− が0〜50モル%、一般式(C) ? −P=N− 直 り が0〜32モル%、一般式CD) −P=N− が0〜99モル%、一般式(E) −P=N− が0〜32モル%そして一般式CF) −P=N− り が0〜4モル%を主たる構成単位としてなりかつ一般式
(A)と一般式CD)の構成単位の和が32モル%以上
で、一般式(C)と一般式(E)の構成単位の和が1.
0モル%以上であり、上記各構成単位が頭尾結合でラン
ダムに重合した構造を有する重合度10〜so、ooo
のオルガノホスファゼン重合体(式中G、J、Lは前記
に同じである。)に関するものである。本発明の重合体
は優れた硬化性を有する。
(従来の技術) 種々のエラストマー状のアルコキシ基、フルオロアルコ
キシ基、アリールオキシ基を含むホスファゼン重合体は
、耐熱性、耐炎性、耐油性等に極めて優れた重合体であ
るが、一般にはそのままでは架橋硬化を起こさせること
ができない。このために架橋硬化が可能なホスファゼン
重合体とするために、上記の了り−ルオキシ基としてア
リルフェノキシ基を導入したものが知られている(特公
昭54−8520号公報、特公昭54−26280号公
報)。しかしこれらに報告されている重合体の性質も慣
用のエラストマーに比べて硬化速度1強度、伸び等の点
で充分満足の行くものではない。
(解決しようとする問題点) 本発明者らは、硬化性を含めて優れた特性を有す′るホ
スファゼン重合体を得るべく鋭意研究を行った結果、架
橋あるいは硬化部位として働く不飽和基としてビニルフ
ェノキシ基またはイソプロペニルフェノキシ基をホスフ
ァゼン重合体中に導入することによって優れたホスファ
ゼン重合体が得られることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明の目的は一硬化性、強度、伸び等の物性
に優れた新規なホスファゼン重合体を与えることにある
(問題点を解決するための手段) 本発明では上記の目的を達成するために、重合体中にビ
ニルフェノキシ基またはイソプロペニルフェノキシ基を
架橋または硬化都立として導入することを主たる特徴と
している。架橋可能なホスファゼン重合体として従来公
知のものは架橋部位としてアリルフェノキシ基ヲ有して
いるが、アリル基の二重結合は、フェノール核の二重結
合と共役糸を構成しておらず、本発明で用いられている
共役糸を構成しているビニルフェノキシ基またはイソプ
ロペニルフェノキシ基とは反応性、安定性において顕著
に相違している。従来ビニルフェノールおよびインプロ
ペニルフェノールをホスファゼン重合体の変性剤として
用いた報告がなされていないのは、これらの物質が非常
に不安定で取扱いが困難であったためと考えられ、それ
だけに逆にこれらの化合物で変性されたホスファゼン重
合体の性質は、安定なアリルフェノキシ基で変性された
重合体の性質からは容易に予測しえないものである。
本発明の重合体の構造はさきに詳述した通りである。ビ
ニルフェノキシ基またはイソプロペニルフェノキシ基を
含む本発明の重合体は、従来公知のアリルフェノキシ基
を含むホスファゼン重合体に比べ非常に反応性に冨んで
いるため非常に硬化速度が速(、フリーラジカル開始剤
、紫外線、硫黄等の存在下、あるいは場合によってはそ
れらの不存在下においても従来の硬化条件よりも温和な
条件で硬化させることができる。
ビニルフェノキシ基またはインプロペニルフェノキシ基
の存在割合、すなわち前記組成式のCの値は0.01〜
0.40、好ましくは0.014〜0,30の範囲であ
る。すなわちこの好ましい範囲を構成単位の割合で表示
するならば、一般式(C)が0〜255モル%、一般式
(E)がO〜25.5モル%、一般式CF)がO〜2.
25モル%でかつ一般式(C)および(E)の構成単位
の和が1.4モル%以上となり、一般式(A) 、 C
B)および(D)の値は変らない。組成式のCの値が0
.01以下であると重合体の硬化速度が遅くかつ硬化の
程度も不充分となり−また0、40以上であると重合体
がゲル化を起こしやすくなり好ましくない。
およびRは前記に同じ)のR,RおよびRの導入位置は
特に規制されず、酸素原子に対しオルト位、メタ位およ
びバラ位のいずれをも取りつる。
本発明の重合体は、成形用組成物、シーラント、コーテ
ィング、フオーム等に用いることができる。
本発明のオルガノホスファゼン重合体の基本骨格となる
線状の重合度10〜50,000のジクロロホスファゼ
ン重合体は、ジクロロホスファゼンの3量体であるヘキ
サクロロシクロトリホスファゼンの熱重合または触媒を
用いる重合により容易に得られる。この重合体は、−P
CJ2=N−の構成単位が頭尾結合した構造を有する。
本発明の重合体は、所定量のC1〜C1oの直鎖または
分岐鎖脂肪族アルコールまたはCmF2mQCH20H
(ここでmは1〜4の整数、Qは水素または弗素)で示
される直鎖または分岐鎖フルR2は前記に同じ)で示さ
れるフェノールまたはモノあるいはジ置換フェノールお
よび/Q−OH(、、でRは前記に同じ)で示されるア
ルケニルフェノールを溶媒に溶解し、これに脱塩酸剤と
して第3級アミンを加え、つぎにジクロロホスファゼン
重合体を滴下し、攪拌下、室温〜200℃、好ましくは
40〜170℃の温度で20〜200時間、好ましくは
40〜100時間反応させることにより得られる。
上記反応の適当な溶媒の例として、テトラヒドロフラン
、1,4−ジオキサン、ジグライム、トルエン、キシレ
ン等を挙げることができる。
溶媒の使用量は、上記反応体を溶解するに充分な量、例
えば反応体に対して1〜20容量倍が適当である。
脱塩酸剤である第3級アミンとしては、トリエチルアミ
ン、トリイソプロピルアミン、ピリジン、 N、 N、
 N’、 N−アトツメチルエチレンジアミンなどが用
いられ、その使用量はジクロロホスファゼン重合体中の
1素1グラム原子に対して1.1モル以上あればよく、
一般には1.1〜4モルであり、好ましくは1.1〜2
.0モルである。
ホスファゼン重合体に有機基を導入する手段としては、
アルコールまたはフェノールのナトリウム塩を用い脱N
aC1によるのが一般であるが、本発明で導入するアル
ケニルフェノールは、ナトリウム塩にする時金属ナトリ
ウムによって容易に重合を起こすので、この一般的な方
法では好ましい結果を得難い。
このようにして得られたオルガノホスファゼン重合体に
導入された有機基は、ランダムにジクロロホスファゼン
重合体の@素と置換しているものと考えられる。脱塩酸
により有機基を導入する反応においては、枠型合体の分
解および架橋は実質的に起こらず、従ってジクロロホス
ファゼン重合体の重合度は、実質的にそのまま本発明の
重合体にも保たれている。このようにして得られた本発
明の重合体は、置換した有機基に応じてゴム状またはプ
ラスチック状を示す。
本発明の重合体で実用上好ましいのは9重合度50〜1
0,000の重合体である。
(発明の効果) 本発明によれば、前記の構成を有する反応性に富み、容
易に硬化可能な新規なオルガノホスファゼン重合体が与
えられた。
(実施例) 以下実施例を示して本発明をさらに説明するが、本発明
はこれらによって限定されるものではない。
実、施例1 p−クレゾール30mmo!!、p−エチルフェノール
7mmo1.p−ビニルフェノール3 rnmolおよ
び脱水精製したジグライム40 ccをN2置換した攪
拌機および滴下漏戸を備えた1 00 ccの3つロフ
ラスコに添加した後、精製したトリエチルアミン40 
mmolを加えた。つぎにヘキサクロロシクロトリホス
ファゼンの熱重合により得られた推定重合度約4,50
0の線状ジクロロホスファゼン重合体18 mmolを
含むトルエン溶液20ccを滴下漏戸より滴下し、攪拌
しながら60℃で60時間反3させた。
反応終了後、灰石混合物を冷却し大量のメタノール中に
ゆつ(り注いで、生成した重合体を沈降分離した。
この重合体をメタノールで数回、ついで水で数回洗浄し
た後、再びメタノールで重合体中に含まれる水を置換し
てから、減圧乾燥しゴム状の重合体39を得た。この重
合体はうす茶色でGPCKよる重量平均分子量は約12
0万と計算され、ジグライム、クロロホルム、アセトン
ベンゼン、トルエンに可溶、メタノールおよび水に不溶
であった。
1HNMRの解析の結果、p−メチルフェノキシ基:p
−エチルフェノキシ基:p−ビニルフェノキシ基(モル
比)は、76:20.2:3.8であることが確認され
た。
”HNMR結果 I 田) −P =N −P =N − D 帰 属   ピーク面積 1.lppm      D       I62.1
 1       A       602・4 1 
      E       115.4 6.4 1      11 6.5〜6.9’   l’3.C,F、G、J、K 
  108CH3+0−  60/3=20 0.76
0CH3C112−@−0−16/3=5.3 0.2
02CH2=CH−@−0−2/2= 1 0.038
計26.3 IR結果 1250cTL−’       P −N  ストレ
ッチング1200.950cIrL   P−0−C’
1610.1515,820ぼ一1 芳香族 (820は1,4置換体) 得られた重合体の主な構成単位はっぎのとおりと計算さ
れ、これらがランダムに頭尾結合している。
p−メチルフェノキシ基をJl p−エチルフをLで示
せば−PζN−が57.6モル%;ある。
本実施例の重合体の”HNMRスペクトルを第1図に、
そしてそのIRスペクトルを第2図にそれぞれ示す。
実施例2 トリフロロエタノール32 mmol 、  p−エチ
ルフェノール6rrL@ol、p−ビニルフェノール2
mmolおよび脱水精製したジグライム20CCをN2
置換した攪拌機および滴下漏戸を備えた1 00 cc
の3つロフラスコに添加した後、精製したトリエチルア
ミン60rrL1rLolを加えた0′ぎにヘキサクロ
ロシクロトリホスファゼンの熱重合により得られた推定
重合度約480の線状ジクロロホスファゼン重合体18
 mmolを含むトルエン溶液20ccを滴下漏戸より
滴下し。
攪拌しながら60℃で60時間反応させた。
この溶液をエバポレーターを用いてa縮し。
大量のn−へキサン中に注ぎ、沈殿物を回収した後、こ
れをメタノールで数回、ついで水で数回洗浄した後、減
圧乾燥によりゴム状の重合体2.51を得た。この重合
体は白色でGPCによる平均分子量は約120,000
と計算され、ジグライム、アセトンおよびトルエンに可
溶、n−ヘキサン、メタノールおよび水に不溶であつた
’HNMRの解析の結果、トリフロロエトキシ基:p−
エチルフェノキシ基:p−ビニルフェノキシ基(モル比
)は76.9 : 20.5 : 2.6であることが
確認された。
’HNMR結果 A E 帰 属  ピーク面積 1.2ppm    A      122.6  ’
     BB 4.3〜4.6 1   I      30’b、7 6.7ppm     F       0.57.1
〜7.4 #   C,D、G、H22CF3CH2−
0−30/2 = 15 0.769CH3CH2壱〇
−12/3= 4 0.205CH2=CH−@−0−
1/2=0.5 0.026計19.5 得られた重合体の主な構成単位はつぎのとおりと求めら
れた。
トリフロロエトキシ基をGe  p−エチルフェノキシ
基&Jそしてp−ビニルフェノキシ基ヲLで示せば−P
=N−が59.1モル%;J            
L 1.0モル%そして−P=N−が0.1モル%である。
本実捲例の重合体のHNMRスペクトルを第3図に、そ
してそのIRスペクトルを第4図にそれぞれ示す。
実施例3 sec−ブチルフェノール22mmoJ、o−エチルフ
ェノール12TrLrrLol、0−ビニルフェノール
6mmol、トリエチルアミン50 mmolを使用し
た以外は実施例1と同一条件で反応を行い、ゴム状の重
合体2.5 II’?!’得た。この重合体の元素分析
値は068.5%、H7,5%、N5.0%、Plo、
1%であり、ジグライム、トルエンに可溶、メタノール
、水に不溶であった。
”HNMRの解析の結果、p−5ee−ブチルフェノキ
シ基CHa (C2H5) CH+ O−(2,1p 
pm ) :はモル比で60 :31 :9であること
が確認された。
この重合体の構成単位はつぎのとおりである。
5ec−ブチルフェノキシ基をJ、O−エチルフェノキ
シ基を!セしてO−ビニルフェノキシ基をLとすれば−
P=N−が36モル%;る。
実施例4 フェノール18 mmol、 m−エチルフェノール1
8 mmol、 m−ビニルフェノール4mmolを使
用した以外は実施例1と同一の条件で反応を行い、ゴム
状の重合体2.5/Iを得た。この重合体は茶色であり
ジグライム、トルエンに可溶、水、メタノールに不溶で
あった。
1HNMRの解析の結果、フェノキシ基:m−エチルフ
ェノキシ基:m−ビニルフェノキシ基(モル比)は50
:42:8であることが確認された。
”HNMR結果 エチルフェノール 2.・ippm    21   
 10.5   0.42ビニルフエノール 5.01
)りm     2      2     0.08
フエノール 6.6〜7.0ppm   112.5 
  12.5   0.50計25.0 この重合体の構成単位はつぎのとおりである。
フェノキシ基を5%m−エチルフェノキシ基をJそして
m−ビニルフェノキシ基をLとすれJ        
     J I 17.6モル%;−P=N−が6.8モル%そして−P
 =N−が0.6モル%である。
基 り 実施例5 フェノール14 mmo1%p−エチルフェノール22
TrL?FLol、p−インプロペニルフェノール4r
nmo1.トリエチルアミン50 mmolを使用し、
かつ推定重合度約2700のジクロロホスファゼン重合
体を原料として用いた以外は実施例1と同一条件で反応
を行い、ゴム状の重合体31を得た。この重合体は茶色
で、重量平均分子量は約700,000であった。
’HNMRの解析の結果、フェノキシ基:p−エチルフ
ェノキシ基:p−イソプロペニルフェノキシ基(舌ル比
)は40:53ニアであることが確認された。
’HNMR結果 面積  1ヶ当り エチルフェノール    2.4ppm   15  
  7.5   0.53インプロペニルフェノ−#5
.0ppm     1     1     0.0
7フエノーk   6.6〜7.0ppm  63  
 5.8  0.40計14.3 この重合体の構成単位は下記のとおりである。
フェノキシ基をJ、p−エチルフェノキシ基ヲJ′セし
てp−インプロペニルフェノキシ基をが42.4モル%
; −P=N−が5.6モル%;実施例6 エタノ−に22mmo1% p−エチルフェノール12
mmol−p−ビニルフェノール6 rrLmol。
トリエチルアミン60 mmolをジグライム40cc
に溶解し、推定重合度約2,500のジクロロホスファ
ゼン重合体を用いて実施例1と同様に反応を行ない反応
後エバポレーターを用いて濃縮し大量のn−ヘキサン中
に注ぎ沈殿物を回収した。さらに水で数回充分に洗浄し
た後減圧乾燥により茶色ゴム状の重合体3gを得た。ジ
グライム、エタノール、トルエンニ可溶でヘキサンに不
溶でGPCによる重量平均分子量は約50万であった。
1HNMRによる分析の結果工比は56:30:14で
あった。
この重合体の構成単位を求めれば下記のとおりである。
エトキシ基をG、p−エチルフェノキシ基をJそしてp
−ビニルフェノキシ基をLとすれば、−P=N−が31
.4モル%。
J              L 上記で得られた重合体を小型ロールを用いてシート状に
し、プレスで150℃で20分加熱すると、ジグライム
などこの重合体を溶解することのできた溶媒に不溶なゲ
ル化物が得られた。
このことは、本発明の重合体は硫黄などの加硫剤を用い
ることなく加熱、ラジカル開始剤などで架橋硬化が可能
であることを示している。
参考例1 実施例1で得られたと同じ重合体を下記の割合で配合し
、150℃で30分加硫した結果、引張り強さ75kg
/d!、  伸び90%の物性を有する硬化重合体が得
られた。
ボ リ マ −    100重量部 カーボンブラック    25 l 酸化亜鉛   5I・ 硫     黄       0.3Iステアリン酸 
    II CZ        1 1
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の重合体の’HNMRスペクトル、第
2図はそのIRスペクトル、第3図は実副例2の重合体
のHNMRスペクトルそして第4図はそのIRスペクト
ルである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(A) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜99モル%、一般式(B) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜50モル%、一般式(C) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜32モル%、一般式(D) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜99モル%、一般式(E) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜32モル%そして一般式(F) ▲数式、化学式、表等があります▼ が0〜4モル%を主たる構成単位としてなりかつ一般式
    (A)と一般式(D)の構成単位の和が32モル%以上
    で、一般式(C)と一般式(E)の構成単位の和が1.
    0モル%以上であり上記各構成単位が頭尾結合でランダ
    ムに重合した構造を有する重合度10〜50,000の
    オルガノホスフアゼン重合体〔式中GはC_1〜C_1
    _0の直鎖または分岐鎖アルコキシ基または C_mF_2_mQCH_2_O−で示される直鎖また
    は分岐鎖フルオロアルコキシ基(mは1〜4の整数、Q
    は水素または弗素)、Jは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼で示 されるフエノキシまたはモノあるいはジ置換フエノキシ
    基(R^1およびR^2は水素、ハロゲンまたはC_1
    〜C_4の直鎖または分岐鎖アルキル基)そしてLは▲
    数式、化学式、表等があります▼で示されるアルケニル
    フ エノキシ基(R^3はビニル基またはイソプロペニル基
    )である〕。
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