JPH0768416B2 - ゴム加硫剤の製造法 - Google Patents

ゴム加硫剤の製造法

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JPH0768416B2
JPH0768416B2 JP62194271A JP19427187A JPH0768416B2 JP H0768416 B2 JPH0768416 B2 JP H0768416B2 JP 62194271 A JP62194271 A JP 62194271A JP 19427187 A JP19427187 A JP 19427187A JP H0768416 B2 JPH0768416 B2 JP H0768416B2
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rubber
olefin
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vulcanizing agent
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ザ・グッドイヤ−・タイヤ・アンド・ラバ−・カンパニ−
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はゴム用の加硫剤及びその新規な製造法に関す
る。本発明はまた過半部のゴム及び少割合の本発明の方
法に従つて製造した物質から成る加硫物に関する。更に
詳しくは、本発明は改良された物性を有するゴムを与え
る有用なゴム硬化剤の新規な製造法に関する。
背景技術 ゴムストツク中に元素状硫黄を均一に分散させることは
ゴム工業にとつて重大な問題で、ずつと大きな注意がは
らわれてきた問題である。ゴム中の硫黄の分散不良が原
因となる問題に、“ブルーム”と一般に称される硫黄が
ゴムストツクの表面へマイグレーシヨンする問題、ゴム
ストツクの表面において粘着性が低下する問題、バツチ
毎に加硫物の物性が変化する問題、その他がある。
硫黄の含有レベルが高いコンパウンドの場合、未加硫ゴ
ムの表面における硫黄のブルームによる問題が起こる可
能性がある。この硫黄表面層は結晶化し、粘着性の発現
を失わせる。これはタイヤの製造に問題を引き起こす可
能性がある。
硫黄のブルーム傾向を最少限に抑えるのに標準的なゴム
加工技術を修正した多数の方法が用いられてきた。これ
ら従来技術の方法論はコンパウンド中で不溶性硫黄を使
用する;硫黄の添加段階中はコンパウンドの混合温度を
制限するようにする;及びコンパウンドが加工中に暴露
される熱履歴を最少限に抑えるようにするというもので
ある。
不溶性硫黄は159℃より高い温度(好ましくは200〜250
℃)にある溶融硫黄を急冷することによつて形成され
る。この生成物は主として長鎖硫黄分子とそれより少量
の可溶性S8リング化合物とから成る。長鎖分子はより高
温、長い貯蔵時間及び/又は悪い(hostile)貯蔵環境
にさらされるとより安定な可溶性形態に戻る傾向があ
る。
市販の不溶性硫黄製品はこの傾向を低下させる安定剤を
含有している。不溶性硫黄がゴムコンパウンドに混入さ
れると、それはゴム相の中で多少は色々なサイズを持つ
ばらばらの粒子として存在する。約118℃より高い温度
で可溶性形態への実質的な転換が起こり、これには硫黄
のブルームが伴う。
多年にわたつて取られてきた1つのアプローチは硫黄を
非共役ジエンと結合させようと言うもので、これによつ
てゴムとの相容性が高められると考えられている。この
高分子構造はまた硫黄鎖の安定性を改良し、加硫温度で
架橋を起こすために硫黄を容易に放出させるようにする
通常の貯蔵、加工温度における可溶性S8単位への分割に
抗するようになる。
英国特許第1,232,056号明細書は3〜50重量部の硫黄と
1重量部の共役ジオレフインとを触媒量のアミン、例え
ばジメチル−置換三級アミンの存在下で100〜250℃の温
度において一諸に加熱することから成る天然ゴム及び合
成ゴム用の加硫剤の製造法を開示する。
米国特許第2,989,513号は天然エラストマー又は合成エ
ラストマー、及びスチレン、α−メチルスチレン、ブテ
ン、イソブチレン、ジイソブチレン、トリイソブチレ
ン、エチレン及びプロピレンから選ばれるオレフイン系
炭化水素と硫黄とのインターポリマー少なくとも1種か
ら成る、前記ゴムの重量を基準として約1〜12重量%の
硬化剤から成るゴム組成物を開示する。
米国特許第3,544,492号明細書は1種又は2種以上のオ
レフイン系物質と、活性化された末端不飽和及び硫黄を
含有する3個の基で置換されたS−トリアジンとの反応
で形成された樹脂状組成物である改良された硬化剤を開
示する。
米国特許第3,264,239号明細書は硫黄、アマニ油及びジ
シクロペンタジエンの混合物を調製し、得られた混合物
を125〜135℃で少なくとも5時間加熱してインターポリ
マーを形成し、そしてそのインターポリマー生成物を冷
却、単離することから成る方法及び加硫剤を開示する。
米国特許第3,523,926号明細書は共役ジオレフインを硫
黄と一諸に触媒量のアミンの存在下で加熱することによ
つて製造されるゴム用加硫剤を開示する。
米国特許第4,564,670号明細書は粒状硫黄を液状のポリ
(シス−イソプレン)分散剤に分散することによつて形
成した分散硫黄生成物について記載している。この生成
物は液状のポリ(シス−イソプレン)分散剤と過半量の
硫黄とを目的の生成物が得られるまで単に混合するだけ
で形成させることができる。
カナダ特許第965,231号明細書は可溶性硫黄を約70重量
%以下含有する不溶性硫黄を硫黄の全重量基準で約0.3
〜5重量%の、特定の群のアルキル−フエノキシポリ
(エチレンオキシ)−エタノール化合物から選ばれる分
散助剤を混合することから成る不溶性硫黄のゴム中分散
能を改良する方法を特許請求している。
特公昭57−133135号公報はトリイソプロパノールアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、モノイソプロパノール
アミン又はそれらのブレンドを、天然ゴム、合成ゴム又
は両者の配合ゴムから選ばれるゴム100部にブレンドさ
れた加硫剤としての硫黄2〜10重量部から構成されるゴ
ム組成物に添加することを特徴とする改良された硫黄ブ
ルーム性を持つゴム組成物を開示している。
硫黄−オレフイン付加物を製造する従来技術の方法論の
検討から、硫黄とオレフインとの反応生成物は粘稠な液
体又は固体の物質をもたらし、あるいはもたらし得るこ
とは極めて明白である。例えば、米国特許第3,259,598
号明細書は硫黄、アマニ油、スチレンの反応生成物はゴ
ムを可硫するのに用いることができることを教示する。
この反応混合物から得られる生成物は硫黄−オレフイン
付加物の物性に基因して粉砕しなければならず粉砕後に
初めてエラストマーに配合可能となる。
硫黄をゴム中に均一分散させることは均一な加硫と最適
の機械的性質を持つ加硫物にとつての前提条件である一
方、従来法の多くの硫黄−オレフイン加硫用組成物は、
硫黄−オレフイン付加物をゴムの中で使用する前にその
付加物について粉砕又はミリング工程を実施することを
必要とする。この問題は硫黄−オレフイン付加物を、硫
黄とオレフインとを、所望によつて触媒としての塩基及
び分散剤を含有する水中で撹拌しながら140〜160℃で反
応させることによつて製造する本発明により克服され
た。従来法は、硫黄、オレフイン、水、塩基及び任意成
分としての分散剤を撹拌しながら120〜200℃に加熱し、
その反応混合物を冷却し、そして硫黄/オレフイン付加
物のビーズを過することを特徴とする硫黄−オレフイ
ン付加物の製造法を開示も、示唆もしていない。
水は、硫黄が溶融し、オレフィンと反応して粒状形態の
付加物を形成することができる媒体として役立つ。反応
混合物を冷却すると、硫黄−オレフイン付加物は凍結さ
れてビーズ形態になる。水はまた発熱反応のヒートシン
クとしても作用する。
発明の開示 本出願は天然及び合成ゴム用の新規な加硫剤を開示する
ものである。この加硫剤は1〜50重量部の硫黄と1重量
部のオレフイン又はオレフイン類とを水性反応媒体中で
塩基性触媒及び分散剤の存在下において120〜200℃の温
度で撹拌しながら一諸に加熱することによつて製造され
る。
本出願は更に、i)水とオレフインとそのオレフイン1
重量部当り1〜50重量部の硫黄との混合物であつて、オ
レフイン及び硫黄対水の重量比が1:2.5〜1:60の範囲で
ある前記混合物を調製し、ii)その混合物を撹拌しなが
ら120〜200℃に加熱して加硫剤を形成し、iii)反応混
合物を冷却し、そして粒状加硫剤を単離することから成
る加硫剤の製造法を開示する。
本出願はまた、i)硫黄硬化性ゴムと、このゴムに対し
て0.5〜12重量%の硬化剤であつて水、硫黄及びオレフ
インの混合物を任意に塩基性触媒及ば分散剤の存在下で
撹拌しながら120〜200℃に加熱することによつて製造し
たその硬化剤とを混合し;次いでii)このゴム/硬化剤
混合物を加硫させることから成る耐ブルーム性の加硫物
の製造法を開示する。
本出願はまた更に、(イ)過半割合の、天然及び合成の
ポリイソプレン類、ポリブタジエン類、ポリクロロプレ
ン類、イソブチレンとイソプレンとのコポリマー類、ブ
タジエン−1,3とスチレンとのコポリマー類及びブタジ
エン−1,3−とアクリロニトリルとのコポリマー類より
成る群から選ばれる有効不飽和を有するゴム状物質、及
びこのゴム状物質の重量に基いて0.5〜12重量%の、硫
黄と、スチレン、α−メチルスチレン、ブテン−1、ブ
テン−2、イソブチレン、ジイソブチレン、シクロオク
タジエン、ジシクロペンタジエン、シクロペンタジエン
及びプロピレンより成る群から選ばれる少なくとも1種
のオレフイン系炭化水素との付加物であつて水、硫黄及
びオレフイン系炭化水素の混合物を撹拌しながら120〜2
00℃の温度で1〜3時間加熱することによつて製造した
その付加物を混合し、そして(ロ)そのゴム状物質−硫
黄付加物の混合物を加硫させることから成るゴムの加硫
物を製造する方法を開示する。
本発明の加硫物の成分として有用なゴムには、天然及び
合成の加硫可能のゴム及びジエン類、好ましくは炭素原
子数4〜8個の閉鎖共役ジエンのゴム状ポリマー等の有
効不飽和を有するゴム状ポリマーがある。本発明の硫黄
−オレフイン付加物から利益を受け得るゴム状物質の特
定の例を示すと、天然ゴム、ポリブタジエン−1,3、ポ
リイソプレン、ポリ−2,3−ジメチル−ブタジエン−1,
3、ポリ−2−クロロブタジエン−1,3等である。その他
の有用なゴムは1,3−ジエンから重合で得られたもの、
又はこれらの1,3−ジエン及び同様の共役ジエンの相互
の、又はこれらジエンと少なくとも1種の共重合可能の
モノマー、例えばイソブチレン、スチレン、アクリロニ
トリル、メチルアクリレート、エチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、4−ビニルピリジン等とのゴム状
コポリマー、同ターポリマー等の合成ゴムである。高分
子ジエンゴムは一般に少なくとも50重量%のジエン、好
ましくは約55〜85重量%のジエンを含有する。しかし、
35重量%以下程度の少量のジエンしか含有しないコポリ
マー、ターポリマー、その他の多成分系ポリマーも用い
ることができる。更に他のゴム状物質、例えば過半量の
共役ジエンとエチレン性不飽和カルボン酸との共重合で
得られる酸基含有不飽和ポリマーも本発明の実施におい
て用いることができる。更に他のゴム類、例えばジエン
とアルキルアクリレートとの共重合で、及びアルキルア
クリレートと少なくとも1種の他の不飽和モノマーとを
重合し、次いて加水分解して形成されるもののようなゴ
ムも用いることができる。硬化可能の二重結合、すなわ
ち有効不飽和を有するゴム状ポリエステルウレタン、ポ
リエーテルウレタン及びポリエステルアミドウレタン、
並びに前記ゴム類から再生したゴムもまた使用すること
ができる。前記ゴム類の2種又は3種以上の混合物も本
発明の加硫物における成分として用いることができる。
好ましいゴムは天然及び合成のポリイソプレン、ポリブ
タジエン、ポリクロロプレン、イソブチレンとイソプレ
ンとのコポリマー、ブタジエン−1,3とスチレンとのコ
ポリマー及びブタジエン−1,3とアクリロニトリルとの
コポリマーである。
本発明により製造される新規な硫黄−オレフイン付加物
は硫黄と1種又は2種以上のオレフイン系化合物とのア
ダクト(adduct)、すなわち付加物から成る。本発明に
おいて有用な特定のオレフイン系化合物を挙げると、エ
チレン、プロピレン、ブテン、イソブチレン、イソペン
テン、ジイソブチレン、トリイソブチレン、ヘキシル−
2−デセン−1及びヘプタデセン−7等のオレフイン系
炭化水素;シクロペンテン及びシクロヘキセン等のシク
ロアルケン;ピネン、カンフエン及びミルセン等の不飽
和テルペン;スチレン、ジヒドロナフタレン、インデ
ン、α−メチルスチレン等のアラルケン;及びブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン、シクロペンタジエン、
ジシクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、ビニルシ
クロヘキセン、1,7−オクタジエン、シクロオクタジエ
ン等のポリオレフイン、並びに同様のオレフイン系化合
物があるが、これらに限定される訳ではない。好ましい
オレフイン系化合物はスチレン、α−メチルスチレン、
シクロペンタジエン及びジシクロペンタジエンである。
本発明の硫黄−オレフイン付加物硬化剤の製造において
は元素状硫黄が用いられる。
硫黄−オレフイン付加物の形成を促進するために触媒を
用いてもよいが、触媒は必ずしも必要なものではない。
硫黄−オレフイン付加物の形成を触媒するのに用いるこ
とができる塩基性物質の代表例には炭酸カルシウム、炭
酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、テトラメチルエチレ
ンジアミン等が含まれる。
硫黄−オレフイン付加物の製造において用いることがで
きる分散剤の代表例にはポリエチレンオキシド、カルボ
キシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等が含ま
れる。
硫黄−オレフイン付加物を形成するための反応は本発明
の利点を達成するために水中で有利に、そして必然的に
行われる。
水対硫黄プラスオレフインの重量比は2.5:1から60:1ま
で変えることができる。7:1〜4:1の重量比が好ましく、
そして5:1が最も好ましい。硫黄対オレフインの重量比
は1:1から50:1まで変えることができるが、6:1が好まし
い。
本発明の硫黄−オレフイン付加物硬化剤は120〜200℃の
範囲、好ましくは140〜160℃の範囲の温度で製造され
る。最も好ましくは、反応は少なくとも150℃で行われ
る。145℃より低い温度では、もしジビニルベンゼンの
ような架橋性モノマーが反応混合物中でペルオキシドと
共に用いられていないならば単離後にビーズが凝集して
しまうだろう。反応は水の沸点より高い温度で行われる
から、必然的にオートクレーブのような密閉容器で行わ
れることになる。
本発明の加硫物は過半割合の単一ゴム状物質又は2種若
しくは3種以上のゴム状物質の混合物と少割合の単一硫
黄−オレフイン付加物硬化剤又はその硬化剤混合物とを
本質的成分として含む。他の適当な配合成分、例えば強
化剤、フイラー、促進剤、可塑剤、酸化防止剤、老化防
止剤、樹脂、染料、着色顔料等もゴム工業において普通
に用いられる量で本発明に開示されるゴム組成物と共に
用いてもよい。
本発明の硫黄−オレフイン硬化剤は加硫すべきゴム状物
質100重量部当り約0.5〜約12重量部の範囲で用いるのが
有効である。好ましい範囲はゴム状物質100部当り約1
〜約5重量部である。この硬化剤及び他の適当な配合成
分を含有するゴムストツクはミル又は他の適当な混合装
置、例えばバンバリーミキサーで混合することでき、ま
た得られるブレンドは約120〜約180℃の温度、好ましく
は約130〜160℃の温度で硬化させることができる。
本発明の加硫物はタイヤトレツド、タイヤ側壁、カーカ
ス用ストツク、V−ベルト、グローブ、靴のかかと、靴
底、印刷機用ローラー、着色ゴム物品において、及び硫
黄のブルームを示さない安定なエラストマーを提供する
ことが望まれるどんな場合にも有用である。
次の例示実施例において、成分の量は別に記載がなけれ
ば重量部で与えられるものとする。
従来法 比較例1:DCPDと硫黄との反応 温度コントローラー、窒素導入管及び機械的撹拌基を備
えた500mlのフラスコに225gの硫黄、75gのジシクロペン
タジエン(DCPD)及び3gのN,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミン(TMEDA)を入れた。フラスコを窒素
でフラツシユし、混合物を140℃に加熱した。硫黄が溶
融したとき撹拌を開始した。反応で発熱し、165℃まで
昇温し、混合物は25分で撹拌するには粘稠過ぎる状態に
なつた。生成物は165℃で固化し、冷却するとコンクリ
ート様になつた。
比較例2 温度コントローラー、窒素導入管及び機械的撹拌機を備
えた500mlのフラスコに、70gの硫黄、30gのDCPD及び0.6
gのTMEDAを入れた。フラスコを窒素でフラツシユし、混
合物を140℃に昇温し、45分間加熱した。熱い生成物を
アルミニウムのパンに注加したが、最後には固化した。
反応フラスコはその中の生成物を洗い出すことが困難な
ため捨てた。
本発明の方法 実施例1 1のオートクレーブに75gの硫黄、25gのDCPD、500ml
の水、10gの炭酸カルシウム(触媒)及び6.5gのカルボ
キシメチルセルロース(分散剤)を入れた。オートクレ
ーブを窒素でフラツシユし、撹拌しながら140℃に昇温
し、3時間加熱した。オートクレーブを13℃まで冷却
し、その水から小さい褐色のビーズ状生成物を過し
た。示差走査側熱法で調べると、硫黄とオレフインとの
間で反応が起きていたことが示された。
実施例2 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのDCPD、2500m
lの水、20gの炭酸カルシウム(触媒)及び32gのカルボ
キシメチルセルロース(分散剤)を入れた。オートクレ
ーブを窒素でフラツシユし、撹拌しながら150℃に昇温
し、3時間加熱した。室温まで冷却後、褐色生成物の小
さいビーズを水から過した。示差走査測熱法で調べる
と、反応が起つていたことが示された。
実施例3 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのα−メチル
スチレン、2500mlの水、20gの炭酸カルシウム(触媒)
及び32gのカルボキシメチルセルロース(分散剤)を入
れた。オートクレーブを窒素でフラツシユし、攪拌しな
がら150℃に昇温し、3時間加熱した。室温まで冷却
後、生成物を澄色粉末として単離した。
実施例4 1.0gのポリビニルアルコール(ビノール 〔Vinol 〕2
03、エア・プロダクツ社〔Air Products〕から市販)を
2500mlの水に溶解した。この溶液を425gの硫黄、75gのD
CPD及び20gの炭酸カルシウムが入つている4の反応器
に加えた。反応器をシールし、撹拌しながら150℃に昇
温し、3時間加熱した。室温まで冷却後、硫黄/DCPD付
加物の小ビーズを過した。
実施例5 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのDCPD、2500m
lの水、20gの炭酸カルシウム及び5.0gのイゲパール
(Igepal )−630(GAF)を入れた。反応器をシール
し、撹拌しながら150℃に昇温し、3時間加熱した。室
温まで冷却後、硫黄/DCPD付加物を小ないリボンとして
単離した。
実施例6:分散剤なし 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのDCPD、2500m
lの水及び20gの炭酸カルシウムを入れた。反応器を次に
シールし、撹拌しながら150℃に昇温し、3時間加熱し
た。外囲温度に冷却後、硫黄/DCPD付加物を小ビーズと
して単離した。
実施例7:過酸化物及びジビニルベンゼン 4のオートクレーブに425gの硫黄、50gのDCPD、20gの
スチレン、5gのジビニルベンゼン、2500mlの水、20gのC
aCO3、32gのカルボキシメチルセルロース及び7.1gのt
−ブチルヒドロペルオキシド70%水溶液を入れた。反応
器をシールし、140℃に昇温し、3時間加熱した。外囲
温度まで冷却後、硫黄/オレフイン付加物をビーズとし
て単離した。
実施例8:触媒なし 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのDCPD、2500m
lの水及び32gのカルボキシメチルセルロースを入れた。
オートクレーブをシールし、撹拌しながら150℃に昇温
し、3時間加熱した。外囲温度に冷却後、硫黄/オレフ
イン付加物をビーズとして単離した。
実施例9 4のオートクレーブに1800gの水、478gの硫黄、84gの
DCPD、36gのカルボキシメチルセルロース及び15gの炭酸
カルシウムを入れた。反応器をシールし、撹拌しながら
150℃に昇温し、3時間加熱した。室温に冷却後、硫黄
/オレフイン付加物のビーズを単離した。
実施例10 4のオートクレーブに425gの硫黄、75gのDCPD、2500m
lの水、20gの炭酸カルシウム及び32gのカルボキシメチ
ルセルロースを入れた。反応器をシールし、撹拌しなが
ら150℃に昇温し、3時間加熱した。外囲温度まで冷却
後、ビーズを過した。
実施例11 4のオートクレーブに425gの硫黄、60gのDCPD、15gの
スチレン、2500mlの水、20gの炭酸カルシウム及び32gの
カルボキシメチルセルロースを入れた。反応器をシール
し、撹拌しながら150℃に昇温し、3時間加熱した。外
囲温度に冷却後、ビーズを単離した。
実施例10及び11により製造した硫黄−オレフイン付加物
のゴムに対する硬化能を不溶性硫黄の硬化能と天然及び
合成のポリイソプレンゴムの調製された未加硫ブレンド
を用いて比較した。
第I表に記載の処方を用いて2種のゴムストツクを調製
した。部は全て重量部である。
成分をバンバリーミキサーで混合した。使用量と使用物
質は加硫ゴムを製造するのにこの技術分野で普通に用い
られたものであつた。硫黄−オレフイン付加物の使用量
はその有効硫黄が対照における硫黄の使用重量と実質的
に同等の重量となるような量であつた。硫黄−オレフイ
ン付加物を配合するバンバリーミキサーの所要混合時間
は不溶性硫黄を配合する所要混合時間と同様であつた。
追加の比較例として、ワイラフ・アンド・ローザー社
(Wyrough and Loser,Inc.)から得られるチオーキユア
ーBR(Thio−Cure−BR)として知られる市販の硫黄−オ
レフイン付加物を不溶性硫黄及び実施例10及び11の付加
物の代りに用いた。ただし、その量は2.83部の代りに3.
0部とした。
これらの加硫性組成物をゴムプレス機で150℃において
約40分間プレス成形及び硬化させて試験用の硬化したス
ラブを得た。対照試料及び実験試料の物性を第II表に示
す。
ゴム化学薬品を使用する場合の臨界的因子はそれらをい
かによくゴムの中に分散させ得るかということである。
明らかに、それらの薬品が十分に分散されない場合、そ
れらは硬化に十分にあずかることはできない。分散試験
で、本発明によつて調製した硫黄/DCPD/スチレン付加物
は硫黄/DCPD付加物より良好にゴムに分散されることが
見い出された。試験は物質をゴムにバンバリーミキサー
を用いて混入し、ゴムをミルでシートに形成し、そして
標準寸法領域内の未破壊ビーズを目視観察することから
成る。分散値は0〜5の範囲に分けられ、0は完全分散
を、5は最低の分散を表わす。第II表の対照及び実施例
10及び11についての分散値は、対照−0、硫黄/DCPD−
4、硫黄/DCPD/スチレン−0、チオ−キユア−BR−5で
あつた。この試験は本発明により製造された硫黄硬化剤
は、DCPD及びスチレンがオレフインとして用いられると
き、不溶性硫黄に比敵する分散能を有し、市販のチオ−
キユアよりははるかに良好な分散能を有することを証明
している。
データーは本発明により製造された硫黄−オレフイン付
加物は対照より良好なスコーチ遅延性を有するが、硬化
速度は遅いことを示している。更に、実施例10及び11の
硬化剤は市販のチオーキユア−BRよりははるかに高度の
硬化状態に達した。
更に、本発明によつて製造された硫黄−オレフイン付加
物を含有する加硫可能の組成物は不溶性硫黄を用いて製
造した組成物と同様の耐ブルーム性を有することが見い
出された。
本発明により製造された硫黄−オレフイン付加物につい
て行つた研究から、本発明の生成物により硬化されたエ
ラストマーは斜方晶系硫黄よりはブルーム性がはるかに
小さく、不溶性硫黄とは同等のブルーム性を示すことが
証明された。
産業上の利用可能性 上記の実施例は本発明の硫黄−オレフイン硬化剤の有用
性を明白に証明している。これらの硬化剤は広範囲のゴ
ムストツクに用いることができ、一方得られる加硫物は
従来の硫黄による硬化で達成される物性に匹敵する物性
を有するが、ブルームに関連する付隋の欠点は持たな
い。本発明の硫黄−オレフイン付加物の硬化剤は従つて
現在知られている市販の硫黄含有硬化剤よりも改良され
た結果を与える。
以上の実施例は単に例示説明するためのものに過ぎず、
前記特許請求の範囲に定義される本発明の精神から逸脱
しない範囲で本明細書に具体的に開示される成分、割合
及び条件には多数の変更を加え得ることは勿論理解され
るところであろう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の: (1)硫黄、少なくとも1種のオレフィン、水及び分散
    剤を硫黄対オレフィンの重量比として1:1〜50:1及び水
    対硫黄プラスオレフィンの重量比として2.5:1〜60:1に
    おいて混合し、 (2)得られた混合物を攪拌しながら120〜200℃の温度
    において粒状加硫剤を形成するのに十分な時間加熱し、
    そして (3)その反応混合物を冷却し、そして該粒状加硫剤を
    単離する 工程を含んで成る天然ゴム及び合成ゴム用の粒状加硫剤
    の製造法。
  2. 【請求項2】オレフィンがジシクロペンタジエン及びス
    チレンから選ばれたものである、特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
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