JPH0767157A - 音声蓄積装置付きボタン電話装置 - Google Patents

音声蓄積装置付きボタン電話装置

Info

Publication number
JPH0767157A
JPH0767157A JP22967193A JP22967193A JPH0767157A JP H0767157 A JPH0767157 A JP H0767157A JP 22967193 A JP22967193 A JP 22967193A JP 22967193 A JP22967193 A JP 22967193A JP H0767157 A JPH0767157 A JP H0767157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
voice
storage device
extension
voice storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22967193A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3100273B2 (ja
Inventor
Kenji Konoike
健志 鴻池
Minoru Senda
実 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP05229671A priority Critical patent/JP3100273B2/ja
Publication of JPH0767157A publication Critical patent/JPH0767157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3100273B2 publication Critical patent/JP3100273B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外線を音声蓄積装置から内線電話機へ転送す
るときに、どの内線電話機からも応答できる音声蓄積装
置付きボタン電話装置を提供する。 【構成】 通話路の接続・交換の制御手段10aを具備す
るボタン電話主装置10と、ボタン電話接続手段10eを介
してボタン電話主装置10に接続する音声蓄積装置20と、
内線接続手段10dを介してボタン電話主装置10に接続す
る複数の内線電話機30、31とを備える音声蓄積装置付き
ボタン電話装置において、この制御手段10aが、音声蓄
積装置20に接続する外線の内線電話機30、31への転送指
令をボタン電話接続手段10eを通して受けたとき、外線
からの着信として、内線電話機30、31との接続を制御す
る。そのため、事務所内の内線電話機の全てが鳴動し、
いずれの内線電話機からも応答することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声蓄積装置付きボタ
ン電話装置に関し、特に、音声蓄積装置に接続する外線
が内線電話に支障なく転送できるように構成したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の音声蓄積装置付きボタン電話装置
は、図9に示すように、ボタン電話主装置10と、電話回
線から入力したメッセージを記憶する音声蓄積装置20
と、ボタン電話主装置10に接続する複数の内線電話機30
とから成り、ボタン電話主装置10は、ボタン電話装置全
体を制御する制御装置10aと、音声および制御データを
交換する交換装置10bと、外線とボタン電話装置とを接
続する局線インターフェース10cと、内線電話機30とボ
タン電話主装置10とを接続する電話機インターフェース
10dと、音声蓄積装置20とボタン電話主装置10とを接続
する接続インターフェース10eと、内線の呼出し中に着
信外線に呼出し音を送出する呼出し中音送出装置10f
と、他の電話機から着信のあった内線電話機30に鳴動音
を送出する内線鳴動音送出装置10lとを備えている。
【0003】音声蓄積装置20は、音声蓄積装置20全体を
制御する制御装置20aと、外線または内線電話機のキー
操作により送出されるプッシュ信号を受信するプッシュ
信号受信装置20bと、ボタン電話主装置10に接続する接
続インターフェース20cとを備えている。
【0004】この音声蓄積装置付きボタン電話装置で
は、顧客が外線電話を使って事務所に電話を掛けてきた
ときに、担当者が不在の場合には、音声蓄積装置にメッ
セージを残してもらったり、外出中の担当者が、外線電
話から音声蓄積装置にアクセスして、録音されているメ
ッセージを聞取ったりする利用の仕方が可能である。ま
た、こうして音声蓄積装置と接続している途中で、事務
所内の人を呼出して通話する必要が生じることもしばし
ば発生する。
【0005】このような場合、外線の使用者は、外線電
話機のキーを操作して、音声蓄積装置から内線電話機へ
の転送指令と、その電話機の内線番号とを表わすプッシ
ュ信号を送出する。
【0006】このプッシュ信号は、プッシュ信号受信装
置20bで受信され、制御装置20aに送られる。
【0007】制御装置20aは、送られてきたデータを内
線電話機への転送と解釈し、接続インターフェース20c
を通して転送の命令をボタン電話主装置10に送る。
【0008】主装置側の制御装置10aは、接続インター
フェース10eを通して受けた命令を音声蓄積装置から内
線電話機30への内線転送と解釈し、音声蓄積装置20と接
続している外線を音声蓄積装置から切離し、切離した外
線と呼出し中音送出装置10fとを接続し、外線使用者に
選択された内線電話機30と内線鳴動音送出装置10lとを
繋ぐ命令を交換装置10bへ送出する。また、呼出し中音
送出装置10fおよび内線鳴動音送出装置10lには、それ
ぞれ呼出し中の音または内線鳴動音を送出する命令を送
る。
【0009】交換装置10bは、制御装置10aから命令さ
れた接続をそれぞれ実行する。その結果、外線には呼出
し中の音が送出され、内線電話機30は、内線からの着信
があったときと同じように鳴動する。
【0010】内線電話機30がこれに応答すると、制御装
置10aは、外線と呼出し音送出装置10fとを切離し、外
線と内線電話機30とを接続する命令を交換装置10bに送
出する。また、呼出し中音送出装置10fおよび内線鳴動
音送出装置10lには、音の送出を止める命令を送る。
【0011】命令を受けた交換装置10bは、命令通りの
切断と接続とを実行する。また、呼出し中音送出装置10
fおよび内線鳴動音送出装置10lは音の送出を止める。
こうして、外線と内線電話機30との通話が可能になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の音声蓄
積装置付きボタン電話装置では、この音声蓄積装置から
内線電話機への転送を内線着信としているため、ある特
定の内線電話機しか鳴動せず、他の電話機では着信に応
答することができない。そのため、内線電話機の設置台
数が比較的多い、ある程度の広さを備えた事務所では、
近くに電話機があるにもかかわらず、応答するために鳴
動した電話機の所まで行かなければならなかった。ま
た、その電話が誰からの電話であるかを事前に確認する
ことができなかった。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、音声蓄積装置から内線電話機への転送
を、すべての内線電話機が鳴動し、また、全ての内線電
話機で応答することができる外線着信として処理するこ
とができ、また、その電話が誰からの電話であるのかを
応答する人に分からせることができる音声蓄積装置付き
ボタン電話装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、通
話路の接続・交換の制御手段を具備するボタン電話主装
置と、ボタン電話接続手段を介してボタン電話主装置に
接続する音声蓄積装置と、内線接続手段を介してボタン
電話主装置に接続する複数の内線電話機とを備える音声
蓄積装置付きボタン電話装置において、前記制御手段
が、ボタン電話接続手段を通して音声蓄積装置に接続す
る外線の内線電話機への転送指令を受けたとき、外線か
らの着信として内線電話機との接続を制御している。
【0015】また、ボタン電話主装置に、通常の鳴動音
とは異なる鳴動音を送出する鳴動音送出手段を設け、制
御手段が、内線電話機との接続に当たって、内線電話機
にこの鳴動音送出手段の鳴動音を送出するように制御し
ている。
【0016】また、内線電話機に文字表示手段を設ける
と共に、ボタン電話主装置に、音声蓄積装置からの転送
を表わす文字データを記憶する記憶手段を設け、制御手
段が、内線電話機との接続に当たって、この記憶手段に
記憶された文字データを文字表示手段に表示するように
制御している。
【0017】また、音声蓄積装置に音声蓄積装置の利用
者番号を記憶する利用者番号記憶手段を設け、制御手段
が、内線電話機との接続に当たって、この利用者番号記
憶手段に記憶された利用者番号を前記文字表示手段に併
せて表示するように制御している。
【0018】また、音声蓄積装置に、この利用者番号と
利用者名との対応関係を記憶する利用者名記憶手段を設
け、制御手段が、内線電話機との接続に当たって、利用
者番号に代えて、この利用者名記憶手段から求めた利用
者名を文字表示手段に表示するように制御している。
【0019】また、ボタン電話主装置に内線電話機によ
る応答を監視する応答監視手段を設けると共に、音声蓄
積装置に、音声蓄積装置からの転送を知らせる音声ガイ
ダンスデータを記憶する第1のガイダンスデータ記憶手
段を設け、制御手段が、内線電話機との接続に当たっ
て、応答した内線電話機に、この第1のガイダンスデー
タ記憶手段に記憶された音声ガイダンスを流すように制
御している。
【0020】また、ボタン電話主装置に一定時間の経過
を知らせるタイマーを設けると共に、音声蓄積装置に、
内線電話機の応答が無い旨を知らせる音声ガイダンスデ
ータを記憶する第2のガイダンスデータ記憶手段を設
け、制御手段が、内線電話機との接続に当たって、タイ
マーの計測する一定時間にわたり内線電話機からの応答
が無いとき、外線にこの第2のガイダンスデータ記憶手
段に記憶された音声ガイダンスを流すように制御してい
る。
【0021】さらに、音声蓄積装置に、外線からの伝言
を記憶する伝言記憶手段と、伝言を残すことを促す音声
ガイダンスデータを記憶する第3のガイダンスデータ記
憶手段とを設け、制御手段が、内線電話機からの応答が
無いときに、外線にこの第3のガイダンスデータ記憶手
段に記憶された音声ガイダンスを流すように制御し、外
線からの伝言を伝言記憶手段で記憶するように制御して
いる。
【0022】
【作用】そのため、音声蓄積装置に接続している外線を
内線電話機に転送するときは、通話路の接続・交換を制
御する制御手段によって、外線の着信として処理される
ため、事務所内の内線電話機の全てが鳴動し、いずれの
内線電話機からも応答することができる。
【0023】また、その際に、通常と異なる着信音が鳴
ったり、音声蓄積装置からの転送であることが文字表示
されたり、音声で知らされたりするので、事務所内の人
や内線電話機で応答した人は、音声蓄積装置に接続して
いた外線の転送であることが分かる。
【0024】また、内線電話機の応答が無いときには、
その旨が外線に伝えられる。そのときには、外線使用者
は、音声蓄積装置に伝言を残すことができる。
【0025】
【実施例】(第1実施例)第1実施例の音声蓄積装置付
きボタン電話装置は、図1に示すように、ボタン電話主
装置10と、音声蓄積装置20と、複数の内線電話機30、31
とから成り、内線電話機30は、内線電話機全体を制御す
る制御装置30aと、外線の状態を表示するLED付きの
局線ボタン30cとを備えている。また、ボタン電話主装
置10は、外線接続の鳴動音を送出する外線鳴動音送出装
置10gを備え、また、ボタン電話主装置10の制御装置10
aは、接続インターフェース10eを通して受けた転送命
令を外線着信として処理する。ボタン電話主装置10およ
び音声蓄積装置20におけるその他の構成は、従来の装置
(図9)と変わりがない。
【0026】このボタン電話装置において、音声蓄積装
置と通話中の外線使用者が、事務所内の人を呼出して通
話したい場合には、外線電話機をキー操作して、音声蓄
積装置20に対して内線電話機への転送命令を表わすプッ
シュ信号を送出する。なお、外線が音声蓄積装置と接続
している間は、外線の状態を表わす内線電話機30、31‥
のLEDは使用中を表示する。
【0027】プッシュ信号受信装置20bは、受信したプ
ッシュ信号を制御装置20aに送る。制御装置20aは、送
られてきたデータを内線電話機への転送として解釈し、
接続インターフェース20cを通して転送の命令をボタン
電話主装置10へ送る。
【0028】主装置側の制御装置10aは、接続インター
フェース10eを通して受けた命令を音声蓄積装置と接続
していた外線からの着信と解釈し、音声蓄積装置に接続
されている外線と呼出し中音送出装置10fとを接続し、
事務所内の内線電話機全てと外線鳴動音送出装置10gと
を繋ぐ命令を交換装置10bへ送出する。同時に、外線の
状態を表わす全ての内線電話機のLEDを、使用中の表
示から着信の表示に変える命令を送出する。また、呼出
し中音送出装置10fおよび外線鳴動音送出装置10gに
は、それぞれ音を送出する命令を送る。
【0029】交換装置10bは、制御装置10aからの命令
によりそれぞれを接続する。また、呼出し中音送出装置
10fおよび外線鳴動音送出装置10gは、各々呼出し中の
音と鳴動する鳴動音を送出する。
【0030】この結果、外線には呼出し中の音が送出さ
れ、また、内線電話機30、31‥は外線着信の鳴動をし、
LEDは使用中の表示から、着信の表示に変わる。
【0031】いずれかの内線電話機30が、LED付き外
線ボタンを押して応答すると、制御装置10aは、外線と
呼出し音送出装置10fとを切離し、また、内線電話機3
0、31‥と外線鳴動音送出装置10gとを切離し、外線と
内線電話機30とを接続する命令を交換装置10bへ送出す
る。それと共に、内線電話機のLEDの表示を、応答し
た内線電話機30には、応答した状態を表わす表示に、ま
た、それ以外の電話機31には、使用中の表示に変える命
令を送り、また、呼出し中音送出装置10fおよび外線鳴
動音送出装置10gには、音の送出を止める命令を送る。
【0032】命令を受けた交換装置10bは、命令に従っ
てそれぞれを切断、接続する。また、応答した電話機30
のLEDの表示は、応答の表示に変わり、それ以外の電
話機31のLEDの表示は使用中の表示に変わる。呼出し
中音送出装置10fおよび外線鳴動音送出装置10gは、そ
れぞれ音の送出を止める。こうして、外線と内線電話機
30との通話が可能になる。
【0033】(第2実施例)第2実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図2に示すように、ボタン電話
主装置10が、音声蓄積装置から外線を転送する際に使用
する第2外線鳴動音送出装置10hを備えている。その他
の構成は、第1実施例の装置(図1)と変わりがない。
【0034】このボタン電話装置では、主装置側の制御
装置10aは、接続インターフェース10eを通して転送命
令を受けたときに、事務所内の内線電話機全てと第2外
線鳴動音送出装置10hとをつなぐ命令を交換装置10bへ
送出する。そのため、この場合には、各内線電話機30、
31‥が通常の外線着信の時とは異なる鳴動音を発するの
で、事務所員は、音声蓄積装置からの転送であることを
直ちに知ることができる。
【0035】(第3実施例)第3実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図3に示すように、内線電話機
30、31‥が、文字等を表示する表示装置30b、31b‥を
備えており、また、ボタン電話主装置10が、音声蓄積装
置からの転送を表わす文字データを記憶する文字データ
記憶装置10iを備えている。その他の構成は、第2実施
例の装置(図2)と変わりがない。
【0036】このボタン電話装置では、主装置側の制御
装置10aは、接続インターフェース10eを通して転送命
令を受けたときに、他の動作と併せて、文字データ記憶
装置10iより、音声蓄積装置からの転送であることを表
わす文字データを取出し、内線インターフェース10dを
通して全ての内線電話機30、31‥に送出する。
【0037】内線電話機制御装置30aは、内線インター
フェース10dを通して送られてきた表示データを受取
り、表示装置30bに表示する。そのため、事務所の人
は、それを見ることによって、音声蓄積装置からの転送
であることを直ちに知ることができる。
【0038】(第4実施例)第4実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図4に示すように、音声蓄積装
置20が、音声蓄積装置利用者の利用者番号を記憶する利
用者番号記憶装置20dを備えている。その他の構成は第
3実施例の装置(図3)と変わりがない。
【0039】このボタン電話装置では、プッシュ信号受
信装置20bは、外線使用者の送信したプッシュ信号を受
信すると、制御装置20aに送り、制御装置20aは、送ら
れてきたデータを解釈し、音声蓄積装置を利用する際に
必要になる利用者番号を利用者番号記憶装置20dから取
出す。そして、接続インターフェース20cを通して転送
命令と利用者番号データとをボタン電話主装置10へ送
る。
【0040】主装置側の制御装置10aは、接続インター
フェース10eを通して転送命令と利用者番号データとを
受取ると、所要の切離しや接続の命令を出すと共に、音
声蓄積装置からの転送であることを表わす内容の文字デ
ータを文字データ記憶装置10iより取出して、利用者番
号データと共に内線インターフェース10dを通して全て
の内線電話機30、31‥に送出する。
【0041】内線電話機制御装置30aは、内線インター
フェース10dを通して、表示データおよび利用者番号デ
ータを受取ると、それらを表示装置30bに表示する。そ
のため、事務所の人は、それを見ることによって、音声
蓄積装置からの転送であることと、その外線使用者の利
用者番号とを知ることができる。
【0042】(第5実施例)第5実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図5に示すように、音声蓄積装
置20が、音声蓄積装置利用者の利用者番号に対応した利
用者の名前データを記憶する利用者名前記憶装置20eを
備えている。その他の構成は、第4実施例の装置(図
4)と変わりがない。
【0043】このボタン電話装置では、制御装置20a
は、利用者番号記憶装置20dから利用者番号を取出した
際に、そのデータを基に利用者名前記憶装置20eから利
用者番号に対応した名前データを取出し、接続インター
フェース20cを通して転送命令と利用者名前データとを
ボタン電話主装置10へ送る。
【0044】その結果、内線電話機30、31‥の表示装置
30b、31b‥には、音声蓄積装置からの転送であること
を示す表示と利用者の名前とが表示される。
【0045】(第6実施例)第6実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図6に示すように、ボタン電話
主装置10が、内線による応答を監視する応答監視装置10
jを備えており、音声蓄積装置20が、音声蓄積装置から
の転送であることを表わす音声データを蓄積するガイダ
ンスデータ記憶装置20fと、内線電話機が応答した場合
にガイダンスデータを送出するガイダンス送出装置20g
とを備えている。その他の構成は、第1実施例の装置
(図1)と変わりがない。
【0046】このボタン電話装置では、外線を音声蓄積
装置20から内線電話に転送するために、内線電話機30、
31‥から鳴動音を送出している時、内線が応答したかど
うかを応答監視装置10jが監視する。事務所内のいずれ
かの内線電話機30が応答した場合には、応答監視装置10
jは、制御装置10aに対して内線電話機30が応答したこ
とを表わす命令を送出する。
【0047】制御装置10aは、監視装置10jより受けた
命令により、内線電話機30と外線とを接続する前に、内
線電話機30と音声蓄積装置20とを接続するよう交換装置
10bに命令を送り、また、音声蓄積装置20に対して、内
線電話機30へ音声蓄積装置20からの転送であることを表
わすガイダンスを送出するよう命令を送出する。
【0048】交換装置10bは、受けた命令により、応答
した内線電話機30を鳴動音送出装置10gから切離し、音
声蓄積装置20に接続する。
【0049】音声蓄積装置20の制御装置20aは、主装置
側制御装置10aの命令を受けて、ガイダンスデータ記憶
装置20fから、音声蓄積装置20からの転送である旨を表
わす音声データを取出し、それをガイダンス送出装置20
gへ送り、応答した内線電話機30へ送出する。
【0050】ガイダンスを送出した制御装置20aは、ガ
イダンスを送出し終わったことを表わす命令をボタン電
話主装置の制御装置10aへ送出する。
【0051】制御装置10aは、応答した内線電話機30と
外線とを接続する命令を交換装置10bへ送出し、交換装
置10bは、外線と呼出し中音送出装置10fとの接続を切
離して、外線と応答した内線電話機30とを接続する。
【0052】このように、このボタン電話装置では、内
線電話機30による応答者は、外線と通話する前に、音声
蓄積装置20からの転送である旨を知らせるガイダンスを
聞いてから、外線と通話することになる。
【0053】(第7実施例)第7実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図7に示すように、ボタン電話
主装置10が、一定時間を計測するタイマー10kを備えて
おり、また、音声蓄積装置20が、いずれの内線電話機も
応答しなかったことを表わす音声データを蓄積するガイ
ダンスデータ記憶装置20hを備えている。その他の構成
は、第6実施例の装置(図6)と変わりがない。
【0054】このボタン電話装置では、外線を音声蓄積
装置20から内線電話に転送するために、内線電話機30、
31‥から鳴動音を送出している間、一定時間内に内線が
応答するかどうかを応答監視装置10jとタイマー10kと
が監視する。
【0055】事務所内のいずれかの内線電話機30が一定
時間内に応答した場合には、応答監視装置10jは、制御
装置10aに対して内線電話機30が応答したことを表わす
命令を送出し、制御装置10aは、第6実施例に示した動
作を実行する。
【0056】逆に、一定時間経過しても、いずれの内線
電話機も応答しない場合には、タイマー10kが、一定時
間の過ぎたことを表わす命令を制御装置10aに送出す
る。制御装置10aは、タイマー10kから命令を受ける前
に、応答監視装置10jから命令が無かったどうかを判定
し、命令が無かった場合には、外線を呼出し中音送出装
置10fから切離して、音声蓄積装置20に接続し、また、
内線電話機を鳴動音送出装置10gから切離す命令を交換
装置10bに送出する。
【0057】音声蓄積装置20の制御装置20aは、外線が
接続されると、ガイダンスデータ記憶装置20fから、い
ずれの内線電話機も応答しないことを表わす音声データ
を取出し、それをガイダンス送出装置20gへ送り、外線
へ送出する。
【0058】ガイダンスの送出が終わると、制御装置20
aは、ガイダンス送出終了の命令をボタン電話主装置の
制御装置10aヘ送出し、制御装置10aは、外線を切離す
命令を交換装置10bへ送出する。こうして、内線電話の
応答が無いことがガイダンスされた後、外線は切離され
る。
【0059】(第8実施例)第8実施例の音声蓄積装置
付きボタン電話装置は、図8に示すように、音声蓄積装
置20が、伝言を残すことを促す音声データを記憶するガ
イダンスデータ記憶装置20iと、外線からの伝言を記憶
する伝言記憶装置20jとを備えている。その他の構成
は、第7実施例の装置(図7)と変わりがない。
【0060】このボタン電話装置では、内線電話機30、
31‥が鳴動し、いずれの内線電話機からも一定時間内に
応答が行なわれないときには、第7実施例で説明した手
順により、音声蓄積装置20の制御装置20aは、ガイダン
スデータ記憶装置20hから、いずれの内線電話機も応答
しないことを表わす音声データを取出してガイダンス送
出装置20gに送る。このとき、制御装置20aは、同時
に、ガイダンスデータ記憶装置20iから、伝言を残すこ
とを促す音声データを取出してガイダンス送出装置20g
に送る。これらのガイダンスは、ガイダンス送出装置20
gを通して外線に送出される。
【0061】ガイダンスに応えて外線から伝言があった
ときは、音声蓄積装置20の伝言記憶装置20jに記憶す
る。
【0062】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の音声蓄積装置付きボタン電話装置では、音
声蓄積装置利用者が音声蓄積装置利用中に事務所内の人
を呼び出す場合に、ボタン電話装置に電話をかけ直す必
要がないし、また、事務所内の人は、この音声蓄積装置
からの転送に対して、事務所内のどの内線電話機からで
も応答することができる。
【0063】また、このとき、着信の際の電話機の鳴動
音を変えたり、内線電話機に表示装置を設けて音声蓄積
装置利用者番号や利用者氏名を表示させたり、応答した
内線電話機に音声のガイダンスを送ることにより、事務
所内の人に、その電話が音声蓄積装置からの転送である
ことを知らせることができる。
【0064】また、音声蓄積装置からの転送にいずれの
内線電話機も応答しない場合には、外線に対して、その
旨がガイダンスされるので、外線使用者は、状況を容易
に把握することができる。また、このとき、外線使用者
は伝言を残すこともできるので、電話を掛け直す必要が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図2】本発明の第2実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図3】本発明の第3実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図4】本発明の第4実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図5】本発明の第5実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図6】本発明の第6実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図7】本発明の第7実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図8】本発明の第8実施例における音声蓄積装置付き
ボタン電話装置の構成図、
【図9】従来の音声蓄積装置付きボタン電話装置の構成
図である。
【符号の説明】
10 ボタン電話主装置 10a 制御装置 10b 交換装置 10c 局線インターフェース 10d 内線インターフェース 10e 接続インターフェース 10f 呼出し中音送出装置 10g 外線鳴動音送出装置 10h 第2外線鳴動音送出装置 10i 文字データ記憶装置 10j 応答監視装置 10k タイマー 10l 内線鳴動音送出装置 20 音声蓄積装置 20a 制御装置 20b PB受信装置 20c 接続インターフェース 20d 利用者番号記憶装置 20e 利用者名前記憶装置 20f ガイダンスデータ記憶装置 20g ガイダンス送出装置 20h ガイダンスデータ記憶装置 20i ガイダンスデータ記憶装置 20j 伝言記憶装置 30 内線電話機 30a 制御装置 30b 文字表示装置 30c 局線ボタン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通話路の接続・交換の制御手段を具備す
    るボタン電話主装置と、ボタン電話接続手段を介して前
    記ボタン電話主装置に接続する音声蓄積装置と、内線接
    続手段を介して前記ボタン電話主装置に接続する複数の
    内線電話機とを備える音声蓄積装置付きボタン電話装置
    において、 前記制御手段が、前記ボタン電話接続手段を通して、前
    記音声蓄積装置に接続する外線の前記内線電話機への転
    送指令を受けたとき、前記外線からの着信として前記内
    線電話機との接続を制御することを特徴とする音声蓄積
    装置付きボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 前記ボタン電話主装置に、通常の鳴動音
    とは異なる鳴動音を送出する鳴動音送出手段を設け、前
    記制御手段が、前記内線電話機との接続に当たって、内
    線電話機に前記鳴動音送出手段の鳴動音を送出するよう
    に制御することを特徴とする請求項1に記載の音声蓄積
    装置付きボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 前記内線電話機に文字表示手段を設ける
    と共に、前記ボタン電話主装置に、前記音声蓄積装置か
    らの転送を表わす文字データを記憶する記憶手段を設
    け、前記制御手段が、前記内線電話機との接続に当たっ
    て、前記記憶手段に記憶された文字データを前記文字表
    示手段に表示するように制御することを特徴とする請求
    項1または2に記載の音声蓄積装置付きボタン電話装
    置。
  4. 【請求項4】 前記音声蓄積装置に音声蓄積装置の利用
    者番号を記憶する利用者番号記憶手段を設け、前記制御
    手段が、前記内線電話機との接続に当たって、前記利用
    者番号記憶手段に記憶された利用者番号を前記文字表示
    手段に併せて表示するように制御することを特徴とする
    請求項3に記載の音声蓄積装置付きボタン電話装置。
  5. 【請求項5】 前記音声蓄積装置に前記利用者番号と利
    用者名との対応関係を記憶する利用者名記憶手段を設
    け、前記制御手段が、前記内線電話機との接続に当たっ
    て、前記利用者番号に代えて、前記利用者名記憶手段か
    ら求めた利用者名を前記文字表示手段に表示するように
    制御することを特徴とする請求項4に記載の音声蓄積装
    置付きボタン電話装置。
  6. 【請求項6】 前記ボタン電話主装置に前記内線電話機
    による応答を監視する応答監視手段を設けると共に、前
    記音声蓄積装置に、前記音声蓄積装置からの転送を知ら
    せる音声ガイダンスデータを記憶する第1のガイダンス
    データ記憶手段を設け、前記制御手段が、前記内線電話
    機との接続に当たって、応答した前記内線電話機に、前
    記第1のガイダンスデータ記憶手段に記憶された音声ガ
    イダンスを流すように制御することを特徴とする請求項
    1に記載の音声蓄積装置付きボタン電話装置。
  7. 【請求項7】 前記ボタン電話主装置に一定時間の経過
    を知らせるタイマーを設けると共に、前記音声蓄積装置
    に、前記内線電話機の応答が無い旨を知らせる音声ガイ
    ダンスデータを記憶する第2のガイダンスデータ記憶手
    段を設け、前記制御手段が、前記内線電話機との接続に
    当たって、前記タイマーの計測する一定時間にわたり前
    記内線電話機からの応答が無いとき、前記外線に前記第
    2のガイダンスデータ記憶手段に記憶された音声ガイダ
    ンスを流すように制御することを特徴とする請求項6に
    記載の音声蓄積装置付きボタン電話装置。
  8. 【請求項8】 前記音声蓄積装置に、前記外線からの伝
    言を記憶する伝言記憶手段と、伝言を残すことを促す音
    声ガイダンスデータを記憶する第3のガイダンスデータ
    記憶手段とを設け、前記制御手段が、前記内線電話機か
    らの応答が無いときに、前記外線に前記第3のガイダン
    スデータ記憶手段に記憶された音声ガイダンスを流すよ
    うに制御すると共に、前記外線からの伝言を前記伝言記
    憶手段で記憶するように制御することを特徴とする請求
    項7に記載の音声蓄積装置付きボタン電話装置。
JP05229671A 1993-08-24 1993-08-24 音声蓄積装置付きボタン電話装置 Expired - Fee Related JP3100273B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05229671A JP3100273B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 音声蓄積装置付きボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05229671A JP3100273B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 音声蓄積装置付きボタン電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0767157A true JPH0767157A (ja) 1995-03-10
JP3100273B2 JP3100273B2 (ja) 2000-10-16

Family

ID=16895860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05229671A Expired - Fee Related JP3100273B2 (ja) 1993-08-24 1993-08-24 音声蓄積装置付きボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3100273B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306751B1 (ko) * 1999-08-31 2001-11-01 윤종용 교환기 시스템의 링그룹 착신방법
JP2012004848A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nakayo Telecommun Inc 複数の応答処理機能を有する電話制御装置
JP2013207331A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Oki Electric Ind Co Ltd ビデオ会議対応ip電話装置及びその呼接続方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306751B1 (ko) * 1999-08-31 2001-11-01 윤종용 교환기 시스템의 링그룹 착신방법
JP2012004848A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Nakayo Telecommun Inc 複数の応答処理機能を有する電話制御装置
JP2013207331A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Oki Electric Ind Co Ltd ビデオ会議対応ip電話装置及びその呼接続方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3100273B2 (ja) 2000-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2195899C (en) Video switching system, video communications system and method for automatically establishing video communications using a telephonic switch
JP3100273B2 (ja) 音声蓄積装置付きボタン電話装置
JP7275867B2 (ja) 緊急通報装置
JPS63211995A (ja) 選択着信制御方式
JPH07107167A (ja) ボタン電話装置
JP3058584B2 (ja) 広域ボタン電話システムおよびisdn電話機
JP2985134B2 (ja) メッセージ付転送方式
JP3533035B2 (ja) Fax着信の自動受信方法
JPH03157093A (ja) コードレス電話システム
JPH09135299A (ja) 呼処理制御方法及び呼処理制御装置、加入者端末装置
JPH0522450A (ja) 伝言録音装置の通話転送方式
JP2002044242A (ja) ボタン電話装置
JP2002111842A (ja) 電話装置
JPH0374996A (ja) 交換システム及びそれを利用した電話番号転送方法
JPS63252052A (ja) 電話装置
JPH0832655A (ja) Isdn網用電話機
JPS63144645A (ja) メモ通信方式
JPH02153662A (ja) Isdn電話端末
JPH02260741A (ja) 転送電話装置
JPH06217356A (ja) 構内自動交換システム
JPH0738660A (ja) ポケットベルの転送制御方法
JPH0583380A (ja) 電話交換システムにおけるサービス機能案内方式
JPH0323756A (ja) 多数共同加入回線のデータ伝送方法
JPH04258075A (ja) 加入者線の情報転送制御方式
JPH08265401A (ja) 話中着信制御方法及び話中着信制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070818

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080818

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees