JPH0766888B2 - 付属するコイル装置を持つ永久磁石装置 - Google Patents

付属するコイル装置を持つ永久磁石装置

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JPH0766888B2
JPH0766888B2 JP3258251A JP25825191A JPH0766888B2 JP H0766888 B2 JPH0766888 B2 JP H0766888B2 JP 3258251 A JP3258251 A JP 3258251A JP 25825191 A JP25825191 A JP 25825191A JP H0766888 B2 JPH0766888 B2 JP H0766888B2
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coil
soft magnetic
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magnet ring
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アルフレート・ツイーゲンベルク
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,永久磁石装置が軸線方
向に順次に設けられて軸線方向に有極化される2つの永
久磁石環から成り,永久磁石環の同名の磁極が互いに対
向し,両方の永久磁石環が軟磁性中間環状板により互い
に離れており,永久磁石環がコイルにより外側を包囲さ
れて,コイル中心軸線が永久磁石環の中心軸線に一致し
ており,コイルの基準位置でコイルの中心が軟磁性中間
環状板の高さにある,付属するコイル装置を持つ永久磁
石装置に関する。
【0002】
【従来の技術】付属するコイル装置を持つ永久磁石装置
は既に公知であり(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3
730305号明細書),永久磁石装置が軸線方向に順
次設けられて軸線方向に有極化される2つの永久磁石環
から成り,これらの永久磁石環の同名の磁極が互いに対
向している。永久磁石環は軟磁性中間環状板により離さ
れている。この永久磁石装置はコイル装置により包囲さ
れて,コイルの中心軸線が永久磁石環の中心軸線に一致
し,コイルが永久磁石環の外側を同心的に包囲し,コイ
ルの中心が軟磁性中間環状板の高さにある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,機械
的運動を電気的量に変換する際又は電気的量を機械的運
動に変換する際できるだけ高い効率が得られると共に,
付属するコイル装置を持つ永久磁石装置のできるだけ小
さい全容積及びできるだけ少ない重量が得られるよう
に,付属するコイル装置を持つ永久磁石装置を構成する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,永久磁石環の内径内に少なくとも1つ
のコイルがあつて,このコイルのコイル中心軸線が永久
磁石環の中心軸線に一致しており,このコイルの基準位
置でその中心が軟磁性中間環状板の高さにある。
【0005】
【作用】2つの永久磁石環の中間環状板側端面にある磁
極から出る磁束は,これらの永久磁石環の間にある中間
環状板を通つて半径方向内外へ分れ,永久磁石環の内径
内にある内側コイル及び永久磁石環の外側にある外側コ
イルの長さ方向半分をそれぞれ通り,永久磁石環の反対
側端面にある磁極へ戻る。内側及び外側の両方のコイル
が永久磁石環に対して軸線方向に相対的に動かされる
と,これらのコイル中に電圧が誘起する。逆に,これら
のコイルへ電圧が印加されると,両方のコイルが永久磁
石環に対して軸線方向に相対運動する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば,永久磁石環の外側を包
囲するコイルのほかに,永久磁石の内径内に内側コイル
が同心的に設けられているので,永久磁石環の一方の磁
極からこの永久磁石環の外側を通つて他方の磁極へ戻る
磁束のみならず,永久磁石環の内側を通つて他方の磁極
へ戻る磁束も,電圧の誘起又は軸線方向相対運動の発生
のために利用され,従つて高い効率の永久磁石装置が得
られる。また永久磁石環の外側にのみコイルを持つ永久
磁石装置に比較して,全体の大きさ及び重量を小さくす
ることができる。本発明は請求項2ないし17に示す種
々の構成で実施される。請求項2及び3の構成により,
永久磁石装置の反応感度が高められ,全容積が小さくさ
れる。請求項4ないし6の構成は,磁束の案内を改善す
る。請求項7による構成は,磁束の集中を改善する。請
求項8の構成により,永久磁石の制御における大きい融
通性が与えられる。請求項9は,アナログ動作する拡声
器への本発明の有利な適用を示している。請求項10よ
り,アナログ動作する拡声器の大きい感度が得られ,イ
ンピーダンスの差が補償される。請求項11により,2
つの異なる膜を持つ拡声器が得られる。請求項12の構
成によりデイジタル動作する拡声器の良好な分解度が得
られる。請求項13の構成により,周彼数応答における
歪みが回避される。最後に請求項14ないし17の構成
により,効率がよく小さい全容積の永久磁石装置が得ら
れる。
【0007】
【実施例】図1からわかるように永久磁石装置1.1
は,軸線方向に有極化される第1の永久磁石環1.1.
1と,軸線方向においてこの第1の永久磁石環1.1.
1の後に設けられる第2の永久磁石環1.1.2とから
成り,両方の永久磁石環1.1.1及び1.1.2の同
名の磁極が互いに対向している。図1の実施例では,永
久磁石環1.1.1及び1.1.2の北極が互いに対回
している。両方の永久磁石環1.1.1及び1.1.2
は軟磁性中間環状板1.1.3により触されており,特
に有利な実施例ではこの中間環状板は,永久磁石環1.
1.1及び1.1.2より小さい内径と,永久磁石環
1.1.1及び1.1.2より大きい外径とを持つてい
る。それにより磁界を表わす磁力線が半径方向に永久磁
石環1.1.1及び1.1.2から出るのを大幅に防止
されるので,磁界の特に高度の集中を行うことができ
る。
【0008】この永久磁石環1.1に付属して,コイル
1.2.1及び1.2.2から成るコイル装置1.2が
設けられている。コイル1.2.1は,永久磁石環1.
1.1及び1.1.2と軟磁性中間環状板1.1.3と
から成る環状永久磁石装置1.1の内径内に同心的に存
在し,基準位置でコイル1.2.1の中心は軟磁性中間
環状板1.1.3の高さにある。コイル1.2.2は環
状永久磁石環1.1を外側から同心的に包囲し,基準位
置でコイル1.2.2の中心は軟磁性中間環状板1.
1.3の高さにある。
【0009】コイル1.2.1の内周面及びコイル1.
2.2の外周面に,非晶質で高軟磁性の磁気歪みなし材
料特に金属箔から成る薄い環1.3.1及び1.3.2
をそれぞれ設けることができる。磁界を1つの磁極から
他の磁極へ漏れなく導くように構成される直角延長部
2.4.1,2.4.2,2.4.3及び2.4.4を
環2.3.1及び2.3.2に設けることによつて,磁
束の案内を更に有利に改善することができる。コイル装
置1.2が永久磁石装置1.1より小さい重量を持つて
いるため,永久磁石装置1.1が固定的に,コイル装置
1.2が可動的に設けられるので,拡声器又はセンサに
使用すると,付属するコイル装置1.2を持つ永久磁石
1.1の大きい感度が得られる。しかし原理的には,コ
イル装置1.2を固定的に,永久磁石1.1を可動的に
設けることも可能である。
【0010】図2による永久磁石装置は,図1による永
久磁石装置に対して,2つのコイルの代りに4つのコイ
ルを使用するため,2倍の感度を持つが,永久磁石環
2.1.2がコイル2.2.1及び2.2.3用磁界と
コイル2.2.2及び2.2.4用磁界との発生に使用
されるので,全高は2より小さい係数だけ増大する。図
1の実施例から図2の実施例への移行に応じて,付属す
るコイル装置を持つ永久磁石装置を軸線方向へ更に延長
することによつて,付属するコイル装置を持つ本発明の
永久磁石装置の反応感度を更に高めることも,原理的に
可能である。
【0011】コイル装置2.2が永久磁石装置2.1よ
り小さい重量を持つているため,永久磁石装置2.1が
固定的に,コイル装置2.2が可動的に設けられるの
で,拡声器又はセンサに使用すると,付属するコイル装
置2.2を持つ永久磁石装置2.1の大きい感度が得ら
れる。しかしコイル装置2.2を固定的に,永久磁石装
置2.1を可動的に設けることも,原理的に可能であ
る。
【0012】図3は付属するコイル装置3.2を持つ本
発明の永久磁石装置3.1を示し,図1に比較して半径
方向に拡大されている。この永久磁石装置3.1は,軸
線方向に有極化される第1の永久磁石環3.1.1と,
軸線方向においてこの第1の永久磁石環3.1.1の後
に設けられる第2の永久磁石環3.1.2と,第1の永
久磁石環3.1.1の外側を包囲するような直径を持つ
第3の永久磁石環3.1.3と,第2の永久磁石環3.
1.2の外側を包囲するような直径を持つ第4の永久磁
石環3.1.4とから成り,永久磁石環3.1.1及び
3.1.3の同名の磁極が隣接し合い,永久磁石環3.
1.2及び3.1.4の同名の磁極が隣接し合い,永久
磁石環3,1.1と3.1.2及び永久磁石環3.1.
3と3.1.4の同名の磁極即ち北極がそれぞれ互いに
対向している。
【0013】両方の永久磁石環3.1.1と3.1.2
及び両方の永久磁石環3.1.3と3.1.4はそれぞ
れ1つの軟磁性中間環状板3.1.5及び3.1.6に
より離され,特に有利な構成では,軟磁性中間環状板
3.1.5が永久磁石環3.1.1及び3.1.2より
小さい内径と永久磁石環5.1.1及び3.1.2より
大きい外径とを持つている。同様に図3によれば,軟磁
性中間環状板3.1.6も永久磁石環3.1.3及び
3.1.4より小さい内径と永久磁石環3.1.3及び
3.1.4より大きい外径とを持つている。それによ
り,磁界を表わす磁力線が永久磁石環3.1.1と3.
1.2及び3.1.3と3.1.4から半径方向に出る
のを大幅に防止されるので,磁界の特に高度の集中が行
われる。
【0014】この永久磁石装置3.1に付属して,コイ
ル3.2.1,3.2.2,3.2.3及び3.2.4
から成るコイル装置3.2が設けられている。コイル装
置3.2.1は,永久磁石環3.1.1及び3.1.2
と軟磁性中間環状板3.1.5とから成る永久磁石装置
3.1の内側部分3.1.7の内径内に同心的に存在す
る。コイル装置3.2のコイル3.2.2及び3.2.
3は,環状永久磁石装置3.1の内側部分を外側から同
心的に包囲すると共に,永久磁石環3.1.3及び3.
1.4と軟磁性中間環状板3.1.6とから成る永久磁
石装置3.1の外側部分3.1.8の内径内にある。コ
イル3.2.4は,永久磁石環3.1.3及び3.1.
4と軟磁性中間環状板3.1.6とから成る永久磁石装
置3.1の外側部分3.1.8を同心的に包囲してい
る。コイル3.2.2と3.2.3は,非晶質で高軟磁
性の磁気歪みなし材料特に金属箔から成る薄い環3.
3.1により隔離されている。基準位置でコイル3.
2.1及び3.2.2の中心は軟磁性中間環状板3.
1.5の高さにあり,コイル3.2.3及び3.2.4
の中心は軟磁性中間環状板3.1.6の高さにある。
【0015】磁束を改善するこのような薄肉の環3.
3.2及び3.3.3をコイル3.2.1の内周面及び
コイル3.2.4の外周面にも設けることができる。磁
界を漏れなく1つの磁極から他の磁極へ導くように構成
される直角延長部3.4.1,3.4.2,3.4.
3,3.4.4,3.4.5,3.4.6,3.4.7
及び3.4.8を環3.3.1,3.3.2及び3.
3.3に設けることによつて,磁束の案内を更に改善す
ることができる。図3による装置は,図1による装置に
比較して,2つのコイルの代りに4つのコイルを使用す
るため,2倍の感度を持ち,大きさの増大は半径方向に
行われるので,本発明による永久磁石装置の非常に小さ
い全高が有利に維持される。
【0016】永久磁石装置3.1に比較してコイル装置
3.2の小さい重量のため,永久磁石装置3.1が固定
的に,コイル装置3.2が可動的に設けられるので,拡
声器又はセンサに使用すると,付属するコイル装置3.
2を持つ永久磁石装置3.1の高い感度が得られる。し
かしコイル装置3.2を固定的に,永久磁石装置3.1
を可動的に設けることも,原理的に可能である。
【0017】図4に示すように,図1の実施例から図2
の実施例への移行に従つて,付属するコイル装置を持つ
永久磁石装置を軸線方向に延長して,付属するコイル装
置を持つ本発明の永久磁石装置により利用される取付け
空間の最適な利用を軸線方向にも半径方向にも可能にす
ることによつて,付属するコイル装置を持つ本発明の永
久磁石装置の反応感度を更に高めることも,原理的に可
能である。図4も,図1〜3による個々のコイルの代り
に,複数のコイルを内外に設けられることを示してい
る。それにより付属するコイル装置を持つ本発明の永久
磁石装置の制御における大きい融通性が与えられる。図
4からわかるように,コイル装置に1つのコイルでなく
それぞれ2つのコイルが挿入されている。図1〜3の個
々のコイルを異なる数のコイルにより代えるように,更
に変更することも考えられる。同様に図1〜3の個々の
コイルの1つだけを複数のコイルにより代えることがで
きる。
【0018】さて図4は付属するコイル装置4.2を持
つ本発明の永久磁石装置4.1を示し,この永久磁石装
置は図3のものより軸線方向に拡大され,更に多数のコ
イルを持つている。永久磁石装置4.1は内側部分4.
1.6及び外側部分4.1.7から成つている。
【0019】永久磁石装置4.1の内側部分4.1.6
は,軸線方向に有極化される第1の永久磁石環4.1.
1と,軸線方向にこの第1の永久磁石環4.1.1の後
に設けられる第2の永久磁石環4.1.2と,同様に軸
線方向に第1及び第2の永久磁石環4.1.1及び4.
1.2の後に設けられる第3の永久磁石環4.1.3と
から成り,永久磁石環4.1.1,4.1.2及び4.
1.3のそれぞれ同名の磁極が互いに対向している。図
4の実施例では,対向するのは永久磁石環4.1.1及
び4.1.2の北極,及び永久磁石環4.1.2及び
4.1.3の南極である。両方の永久磁石環4.1.1
と4.1.2及び両方の永久磁石環4.1.2と4.
1.3は,それぞれ軟磁性中間環状板4.1.4及び
4.1.5により離され,この中間環状板は永久磁石環
4.1.1,4.1.2及び4.1.3より小さい内径
と永久磁石環4.1.1,4,1.2及び4.1.3よ
り大きい外径とを持つている。それにより磁界を示す磁
力線が永久磁石環4.1.1,4.1.2及び4.1.
3から半径方向に出るのを大幅に防止されるので,磁界
の特に高度の集中を行うことができる。
【0020】永久磁石装置4.1の外側部分4.1.7
は,永久磁石環4.1.1の外側を包囲するような直径
を持つ第4の永久磁石環4.1.8と,永久磁石環4.
1.2の外側を包囲するような直径を持つ第5の永久磁
石環4.1.9と,永久磁石環4.1.3の外側を包囲
するような直径を持つ第6の永久磁石環4.1.10と
から成り,永久磁石環4.1.1及び4.1.8の同名
の磁極が隣接し,永久磁石環4.1.2及び4.1.9
の同名の磁極が隣接し,永久磁石環4.1.3及び4.
1.10の同名の磁極が隣接している。従つて図4の実
施例によれば,永久磁石装置4.1の外側部分4.1.
7では,永久磁石環4.1.8と4.1.9の北極が互
いに対向し,永久磁石環4.1.9と4.1.10の南
極が互いに対向している。永久磁石装置4.1の外側部
分4.1.7においても両方の永久磁石環4.1.8と
4.1.9及び両方の永久磁石環4.1.9と4.1.
10がそれぞれ軟磁性中間環状板4.1.11及び4.
1.12により離され,特に有利な実施例では,軟磁性
中間環状板4.1,11は永久磁石環4.1.8及び
4.1.9より小さい内径と永久磁石環4.1.8及び
4.1.9より大きい外径とを持つている。同様に図4
による特に有利な実施例では,軟磁牲中間環状板4.
1.12は永久磁石環4.1.9及び4.1.10より
小さい内径と永久磁石環4.1.9及び4.1.10よ
り大きい外径とを持つている。それにより磁界を示す磁
力線が永久磁石環4.1.8と4.1.9及び4.1.
9と4.1.10から半径方向へ出るのを大幅に防止さ
れるので,磁界の特に高度な集中が行われる。
【0021】この永久磁石装置4.1に付属して,コイ
ル4.2.1と4.2.2及び4.2.3と4.2.4
及び4.2.5と4.2.6及び4.2.7と4.2.
8及び4.2.9と4.2.10及び4.2.11と
4.2.12及び4.2.13と4.2.14及び4,
2.15と4.2.16から成るコイル装置4.2が設
けられている。コイル4.2.1〜4.2.4は永久磁
石装置4.1の内側部分4.1.6の内径内にある。コ
イル4.2.1はコイル4.2.2内にあり,コイル
4.2.1及び4.2.2の中心は軸線方向において軟
磁性中間環状板4.1.4の高さにある。コイル4.
2.3はコイル4.2.4内にあり,コイル4.2.3
及び4.2.4の中心は軸線方向において軟磁性中間環
状板4.1.5の高さにある。
【0022】コイル装置4.2のコイル4.2.5〜
4.2.12は永久磁石装置4.1の内側部分4.1.
6を外側から包囲すると共に,永久磁石装置4.1の外
側部分4.1.7の内径内にある。コイル4.2.5,
4.2.6,4.2.9及び4.2.10は互いに内外
にあり,コイル4.2.5,4.2.6,4.2.9及
び4.2.10の中心は軸線方向において軟磁性中間環
状板4.1.4及び4.1.11の高さにある。コイル
4.2.7,4.2.8,4.2.11及び4.2.1
2の中心は軸線方向において軟磁性中間環状板4.1.
5及び4.1.12の高さにある。
【0023】コイル装置4.2のコイル4.2.13〜
4.2.16は永久磁石装置4.1の外側部分4.1.
7を外側から包囲している。コイル4.2.13と4.
2.14は互いに内外にあり,コイル4.2.13及び
4.2.14の中心は軸線方向において軟磁性中間環状
板4.1.11の高さにある。同様にコイル4.2.1
5と4.2.16は互いに内外にあり,コイル4.2.
15及び4.2.16の中心は軸線方向において軟磁牲
中間環状板4.1.12の高さにある。
【0024】コイル4.2.6と4.2.9及びコイル
4.2.8と4,2.11は,非晶質で高軟磁性の磁気
歪みなし材料特に金属箔から成る薄い環4.3.1によ
り隔離されている。磁束を改善するこのような薄肉環
4.3.2及び4.3.3を同様にコイル4.2.1及
び4.2.3の内周面とコイル4.2.14及び4.
2.16の外周面とに設けることができる。磁束を漏れ
なく1つの磁極から他の磁極へ導くように構成される直
角延長部4.4.1,4.4.2,4.4.3,4.
4.4,4.4.5,4.4.6,4.4.7及び4.
4.8を環4.3.1及び4.3.2に設けることによ
つて,磁束の案内を更に改善することができる。
【0025】永久磁石装置4.1に比較してコイル装置
4.2の少ない重量のため,永久磁石装置4.1は固定
的に,コイル装置4.2は可動的に設けられるので,拡
声器又はセンサに使すると,付属するコイル装置4.2
を持つ永久磁石装置4.1の高い感度が得られる。しか
しコイル4.2を固定的に,永久磁石装置4.1を可動
的に設けることも原理的に可能である。
【0026】図5から,図1〜4についての説明に従つ
て付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をア
ナログで動作する拡声器5.1に使用する第1の可能性
がわかる。図5による拡声器5.1は,コイル装置5.
6の異なる部分5.4及び5.5に結合される2つの膜
5.2及び5.3を持つている。コイル装置5.6の実
施例は,図1〜4によるコイル装置1.2,2.2,
3.2又は4.2の実施例に従つて得られる。コイル
5.6の部分5.4及び5.5のコイルの電気配線は,
電気信号によりコイルを励磁する際,コイルの磁界とそ
れぞれのコイルに付属する中間環状板により伝達される
磁界との相互作用により生ずる力が常に同じ符号を持つ
ように,行われる。コイル装置5.6のコイルの配線が
並列で,異なる直径により生ずるインピーダンスの差を
抵抗回路網の直列接続により特に簡単に補償できると有
利である。コイル装置5.6の部分5.4及び5.5
は,コイル装置5.6の半径方向内側にあるコイルが内
側にある膜5.2の振動コイルとして使用され,コイル
装置5.6の半径方向外側にあるコイルが外側にある膜
5.3の振動コイルとして使用されるように,なつてい
るのがよい。従つて異なる音放射スペクトルを持つ2つ
の膜5.2及び5.3が拡声器に収容され,内側にある
膜5.2は,外側膜5.3より小さい直径のため,主と
して高音範囲で動作し,外側にある膜5.3は,内側膜
5.2より大きい直径のため,主として低音範囲で動作
する。従つてコイル装置5.6のコイルを部分5.4及
び5.5に適当に分割することにより,ただ1つの永久
磁石装置5.7を使用して,小さい全高で拡声器の有利
な構成が実現される。図5はこのような拡声器の実施例
を示し,内側膜5.2がかご体5.8に設けられ,この
かご体5.8が永久磁石装置5.7により拡声器5.1
の基板5.9に支持されている。従つて膜5.2はコイ
ル装置5.6の内側部分5.4と共に振動可能な構造体
を形成し,この構造体により主として高音範囲の音が再
生される。外側膜5.3は,基板5.9と側壁5.10
とから成る拡声器ケース5.11の側壁5.10に振動
可能に結合されている。更にこの外側膜5.3はコイル
装置5.6の部分5.5に固定的に結合されている。
【0027】図6は,図1〜4についての説明に従つて
付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をアナ
ログで動作する拡声器6.1に使用する第2の可能性を
示し,図5による拡声器5.1とは異なり,膜6.2が
分割されていない。即ち膜6.2は1片から成り,従つ
てコイル装置6.3の分割も行われず,一片の膜6.2
はコイル装置6.3に取付けられている。図6による実
施例でも,電気信号によるコイルの励磁の際,コイルの
磁界とそれぞれのコイルに付属する中間環状板により伝
達される磁界との相互作用によつて生ずる力が常に同じ
符号を持つように,コイル装置6.3のコイルの電気配
線が行われている。コイル装置6.3の配線が並列なの
で,異なるコイル直径により生ずるインピーダンスの差
を抵抗回路網の直列接続により特に簡単に補償できる。
【0028】図7は,図1〜4についての説明に従つて
付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をデイ
ジタルで動作する拡声器7.1に使用する第3の使用可
能性を示している。拡声器7.1の膜7.2は分割され
ず,全体をコイル装置7.3に結合されている。拡声器
の周波数応答における歪みを回避するため,図7の実施
例に結合板7.4により示すように,まずコイル装置
7.3の振動コイルを互いに結合することができる。膜
7.2は結合板7.4に取付けることができる。図7に
よれば,コイル装置7.3は複数の振動コイルから成つ
ているので,振動コイル毎に1ビツトを対応させるた
め,デイジタル動作する拡声器7.1の充分良好な分解
度が得られる。その際特に図4により付属するコイル装
置を持つ永久磁石装置が使用され,16個の振動コイル
が存在する。即ち16ビツトの拡声器が実現可能であ
る。図7の実施例では,振動コイルは信号導線7.5.
1〜7.5.16を介して制御される。コイル装置7.
3が16個とは異なる数の振動コイルを持つていると,
信号導線の数もそれに応じて変る。
【0029】図8は,図1〜4についての説明に従つて
付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をセン
サ8.1に使用する第1の可能性を示している。図8の
実施例では,このセンサ8.1は加速度センサである。
センサ8.1の下側8.2を機械のハウジングに固定的
に結合することによつて,例えば機械の振動を検査する
ことができる。同様に加速度を測定しようとする装置に
センサ8.1を取付けて,コイル装置の偏位から加速度
を推論することができる。振動可能なコイル装置8.3
は,ばね8.4によりセンサ8.1の下側8.2に結合
されている。永久磁石装置8.5はセンサ8.1の下側
8.2に固定的に結合されている。コイル装置8.3に
誘導される電圧は加速度に直接比例している。コイル装
置8.3のコイルは電気的に直列接続されているので,
コイル装置8.3の運動のためそれぞれのコイルに付属
する軟磁性中間環状板により伝達される磁界によつてコ
イル装置8.3の個々のコイルに誘導される電圧が加算
される。コイルは,電圧の加算が正しい符号で行われる
ような巻き方向を持つていなけれはならない。
【0030】図9は,図1〜4についての説明に従つて
付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をセン
サ9.1に使用する第2の可能性を示している。永久磁
石装置9.3はセンサ9.1のケース9.2に固定的に
結合されている。棒9.4により振動運動がコイル装置
9.5へ伝達される。その際注意すべきことは,コイル
装置9.5がケース9.2に当るか又は永久磁石装置
9.3に対する位置を変化して,電圧がもはや誘導され
ないような値以下に振動の振幅がなるようにすることで
ある。コイル装置9.5に誘導される電圧は,振動運動
の速度に比例している。従つて微分により振動加速度を
求め,積分により振動運動の偏位を求めることができ
る。コイル装置9.5のコイルは電気的に直列接続され
ているので,コイル装置8の運動のためそれぞれコイル
に付属する軟磁性中間環状板により伝達される磁界によ
りコイル装置9.5の個々のコイルに誘導される電圧が
加算される。その際コイルは,電圧の加算が正しい符号
で行われるような巻き方向を持つていなければならな
い。
【0031】図10は,図1〜4についての説明に従つ
て付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装置をセ
ンサ10.1に使用する第2の可能性を示している。セ
ンサ10.1のケースの側面10.2は開口10.3を
持つているので,センサ10.1のケースの側面10.
2を,圧力を測定すべき容積の表面に設けると,容積1
0.4との圧力平衡が行われる。その際測定すべき圧力
は,コイル装置10.6に固定的に結合されている膜1
0.5に作用する。コイル装置10.6は更にばね1
0.7によりケース側滅10.8に支えられている。永
久磁石装置10.9はケース側面10.8に固定的に結
合されている。コイル装置10.6に誘導される電圧は
圧力の時間的変化に比例しているので,時間積分により
直ちに圧力を求めることができる。コイル装置10.6
のコイルは電気的に直列接続されているので,コイル装
置10.6の運動のためそれぞれのコイルに付属する軟
磁性中間環状板により伝達される磁界によりコイル装置
10.6の個々のコイルに誘導される電圧が加算され
る。その際コイルは,電圧の加算が正しい符号で行われ
るような巻き方向を持つていなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置の第1実施例の断面図である。
【図2】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置の第2実施例の断面図である。
【図3】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置の第3実施例の断面図である。
【図4】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置の第4実施例の断面図である。
【図5】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置を使用してアナログ動作する拡声器の第1実施例の断
面図である。
【図6】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置を使用してアナログ動作する拡声器の第2実施例の断
面図である。
【図7】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置を使用してデイジタル動作する拡声器の実施例の断面
図である。
【図8】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置を使用したセンサの第1実施例の断面図である。
【図9】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石装
置を使用したセンサの第2実施例の断面図である。
【図10】付属するコイル装置を持つ本発明の永久磁石
装置を使用したセンサの第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
1.1,2.1,3.1,4.1
永久磁石装置 1.1.1,1.1.2,2.1.1,2.1.2,
3.1.1,3.1.2,4.1.1,4.1.2
永久磁石環 1.1.3,2.1.4,3.1.5,4.1.4
軟磁性中間環状板 1.2,2.2,3.2,4.2
コイル装置 1.2.1,2.2.1,3.2.1,4.2.1
コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 1/00 310

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石装置が軸線方向に順次に設けら
    れて軸線方向に有極化される2つの永久磁石環から成
    り,永久磁石環の同名の磁極が互いに対向し,両方の永
    久磁石環が軟磁性中間環状板により互いに離されてお
    り,永久磁石環がコイルにより外側を包囲されて,コイ
    ル中心軸線が永久磁石環の中心軸線に一致しており,コ
    イルの基準位置でコイルの中心が軟磁性中間環状板の高
    さにあるものにおいて,永久磁石環(1.1.1,1.
    1.2,2.1.1,2.1.2,3.1.1,3.
    1.2,4.1.1,4.1.2)の内径内に少なくと
    も1つのコイル(1.2.1,2.2.1,3.2.
    1,4.2.1)があつて,このコイル(1.2.1,
    2.2.1,3.2.1,4.2.1)のコイル中心軸
    線が永久磁石環(1.1.1,1.1.2,2.1.
    1,2.1.2,3.1.1,3.1.2,4.1.
    1,4.1.2)の中心軸線に一致しており,このコイ
    ル(1.2.1,2.2.1,3.2.1,4.2.
    1)の基準位置でその中心が軟磁性中間環状板(1.
    1.3,211.4,3.1.5,3.1.4)の高さ
    にあることを特徴とする,付属するコイル装置を持つ永
    久磁石装置。
  2. 【請求項2】 付属するコイル装置を持つ永久磁石装置
    が軸線方向に延長されて,永久磁石装置の軸線方向に有
    極化される両方の永久磁石環(2.1.1,2.1.
    2,4.1.1,4.1.2)及び軟磁性中間環状板
    (2.1.4,4.1.4)に対して,軸線方向に有極
    化される別の永久磁石環(2.1.3,4.1.3)及
    び別の軟磁性中間環状板(2.1.5,4.1.5)が
    あり,軸線方向に有極化される別の永久磁石環(2.
    1.3,4.1.3)及び隣接する永久磁石環(2.
    1.2,4.1.2)の同名の磁極が対向し,軸線方向
    に有極化される別の永久磁石環(2.1.3,4.1.
    3)が別の軟磁性中間環状板(2.1.5,4.1.
    5)により隣接する永久磁石環(2.1.2,4.1.
    2)から離されており,永久磁石環(2.1.1,2.
    1.2,2.1.3,4,1.1,4.1.2,4.
    1.3)が少なくとも1つの別のコイル(2.2.4,
    4.2.7)により外側を包囲されて,コイル中心軸線
    が永久磁石環(2.1.1,2.1.2,2.1.3,
    4.1.1,4.1.2,4.1.3)の中心軸線に一
    致しており,別のコイル(2.2.4,4.2.7)の
    基準位置でその中心が別の軟磁性中間環状板(2.1.
    5,4.1.5)の高さにあり,永久磁石環(2.1.
    1,2.1.2,2.1.3,4.1.1,4.1.
    2,4.1.3)の内径内に少なくとも1つの付加的な
    コイル(2.2.2,4.2.3)があつて,この付加
    的なコイル(2.2.2,4.2.3)のコイル中心軸
    線が永久磁石環(2.1.1,2.1.2,2.1.
    3,4.1.1,4.1.2,4.1.3)の中心軸線
    に一致しており,付加的なコイル(2.2.2,4.
    2.3)の基準位置においてその中心が別の軟磁性中間
    環状板(2.1.5,4.1.5)の高さにあることを
    待徴とする,請求項1に記載の永久磁石装置。
  3. 【請求項3】 付属するコイル装置を持つ永久磁石装置
    が半径方向に延長されて,永久磁石装置の軸線方向に有
    極化される既存の永久磁石環(3.1.1,3.1.
    2,4.1.1,4.1.2,4,1.3)及び既存の
    軟磁性中間環状板(3.1.5,4.1.4,4.1.
    5)に対して軸線方向に有極化される別の永久磁石環
    (3.1.3,3.1.4,4.1.8,4.1.9,
    4.1.10)及び別の軟磁性中間環状板(3.1.
    6,4.1.11,4.1.12)があり,別の永久磁
    石環(3.1.3,3.1.4,4.1.8,4.1.
    9,4.1.10)及び別の軟磁性中間環状板(3.
    1.6,4.1.11,4.1.12)の中心軸線が既
    存の永久磁石環(3.1.1,3.1.2,4.1.
    1,4.1.2,4.1.3)の中心軸線に一致し,別
    の永久磁石環(3.1.3,3.1,4,4.1.8,
    4.1.9,4.1.10)の内径が既存の永久磁石環
    (3.1.1,3.1.2,4.1.1,4.1.2,
    4.1.3)及び既存の軟磁性中間環状板(3.1.
    5,4.1.4,4.1.5)の外径より大きい値をと
    つて,別の永久磁石環(3.1.3,3.1,4,4.
    1.8,4.1.9,4.1.10)と既存の永久磁石
    環(3.1.1,3.1.2,4.1.1,4.1.
    2,4.1.3)及び既存の軟磁性中間環状仮(3.
    1.5,4.1.4,4.1.5)との間へ別のコイル
    が挿入可能であり,別の軟磁性中間環状板(3.1.
    6,4.1.11,4.1.12)の内径が既存の永久
    磁石環(3.1.1,3.1.2,4.1.1,4.
    1.2,4.1.3)の外径より大きい値をとつて,別
    の軟磁性中間環状板(3.1.6,4.1.11,4.
    1.12)と既存の永久磁石環(3.1.1,3.1.
    2,4.1.1,4.1.2,4.1.3)及び既存の
    軟磁性中間環状板(3.1.5,4.1.4,4.1.
    5)との間へ別のコイルが挿入可能であり,別の永久磁
    石環(3.1.3,3.1.4,4.1.8,4.1.
    9,4.1.10)及び隣接する既存の永久磁石環
    (3.1.1,3.1.2,4.1.1,4.1.2,
    4.1.3)の同名の磁極が横に隣接しており,別の永
    久磁石環(3.1.3,3.1.4,4.1.8,4.
    1.9,4.1.10)が少なくとも1つの別の外側コ
    イル(3.2.4,4.2.13,4.2.15)によ
    り外側を包囲されて,コイル中心軸線が別の永久磁石環
    (3.1.3,3.1.4,4.1.8,4.1.9,
    4.1.10)の中心軸線に一致しており,別の外側コ
    イル(3.2.4,4.2.13,4.2.15)の基
    準位置でその中心が別の軟磁性中間環状板(3.1.
    6,4.1.11,4.1.12)の高さにあり,別の
    永久磁石環(3.1.3,3.1.4,4.1.8,
    4.1.9,4.1.10)の内径内に少なくとも1つ
    の別の内側コイル(3.2.3,4.2.10,4.
    2.12)があつて,この別の内側コイル(3.2.
    3,4.2.10,4.2.12)のコイル中心軸線が
    別の永久磁石環(3.1.3,3.1.4,4.1.
    8,4.1.9,4.1.10)の中心軸線に一致して
    おり,別の内側コイル(3.2.3,4.2.10,
    4.2.12)の基準位置でその中心が別の軟磁牲中間
    環状板(3.1.6,4.1.11,4.1.12)の
    高さにあり,別の内側コイル(3.2.3,4.2.1
    0,4.2.12)と既存の永久磁石環(3,1.1,
    3.1.2,4.1.1,4.1.2,4.1.3)の
    外側を包囲するコイル(3.2.2,4.2.5,4.
    2.7)との間に非晶質で高軟磁性の磁気歪みなし材料
    から成る層(3.3.1,4.3.1)があることを特
    徴とする,請求項1又は2に記載の永久磁石装置。
  4. 【請求項4】 内側にあるコイルの内周面又は外側にあ
    るコイルの外周面に,非晶質で高軟磁性の磁気歪みなし
    材料から成る層(1.3.1,1.3.2,2.3.
    1,2.3.2,3.3.2,3.3.3,4.3.
    2,4.3.3)があることを特徴とする,請求項1に
    記載の永久磁石装置。
  5. 【請求項5】 層(3.3.1,4.3.1,1.3.
    1,1.3.2,2.3.1,2.3.2,3.3.
    2,3.3.3,4.3.2,4.3.3)が薄肉の環
    を形成する金属箔であることを特徴とする,請求項3又
    は4に記載の永久磁石装置。
  6. 【請求項6】 層(3.3.1,4.3.1,1.3.
    1,1.3.2,2.3.1,2.3.2,3.3.
    2,3.3.3,4.3.2,4.3.3)がその終端
    点に対応する永久磁石環の磁極の方へ向く延長部(1.
    4.1,1.4.2,1.4.3,1.4.4,2.
    4.1,2.4.2,2.4.3,2.4.4,3.
    4.1,3.4.2,3.4.3,3.4.4,3.
    4.5,3.4,6,3.4.7,3.4.8,4.
    4.1,4.4.2,4.4.3,4.4.4,4.
    4.5,4.4.6,4.4.7,4.4.8)を持つ
    ていることを特徴とする,請求項3又は4又は5に記載
    の永久磁石装置。
  7. 【請求項7】 軟磁性中間環状板(1.1.3,2.
    1.4,2.1.5,3.1.5,3.1.6,4.
    1.4,4.1.5,4.1.11,4.1.12)
    が,これにより離される永久磁石環より小さい内径及び
    大きい外径を持つていることを特徴とする,請求項1な
    いし3の1つに記載の永久磁石装置。
  8. 【請求項8】 軟磁性中間環状板(1.1.3,2.
    1.4,2.1.5,3.1.5,3.1.6,4.
    1.4,4.1.5,4.1.11,4.1.12)に
    対して個々に設けられるコイルの1つ又は複数が,内側
    にある複数のコイル(4.2.1,4.2.2,4.
    2.3,4.2.4;4.2.5,4.2.6;4.
    2.7,4.2.8;4.2.9,4.2.10;4.
    2.11,4.2.12;4.2.13,4.2.1
    4;4.2.15,4.2,16)によつて代えられる
    ことを特徴とする,請求項1に記載の永久磁石装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし3の1つに記載のコイル
    装置を持つ永久磁石装置を使用する,アナログ制御され
    る拡声器。
  10. 【請求項10】 拡声器の膜(6.2)が1片から成
    り,コイル装置(6.3)に固定的に結合されて,コイ
    ル装置(6.3)が拡声器膜を振動コイル装置として駆
    動するようになつていることを特徴とする,請求項9に
    記載の拡声器。
  11. 【請求項11】 コイル装置(5.6)が半径方向内側
    にあるコイル(5.4)と外側にあるコイル(5.5)
    とに区分され,コイル装置(5.6)の区分に応して膜
    も複数の部分(5.2,5.3)に区分され,膜の各部
    分(5.2,5.3)がコイル装置(5.6)のコイル
    (5.4,5.5)に結合されていることを特徴とす
    る,請求項9に記載の拡声器。
  12. 【請求項12】 コイルの各制御信号が1ビツトに相当
    するようにコイル装置(7.3)が区分されている,請
    求項1ないし3に記載のコイル装置を持つ永久磁石装置
    を使用する,デイジタル制御される拡声器。
  13. 【請求項13】 コイル装置(6.3,7.3)のコイ
    ルが結合板(7.4)により互いに固定的に結合され,
    膜(6.2,7.2)が結合板(7.4)に固定的に結
    合されていることを特徴とする,請求項10に記載の拡
    声器。
  14. 【請求項14】 永久磁石装置に対するコイル装置の運
    動がコイル装置のコイルに電圧を誘導する,請求項1な
    いし3の1つに記載のコイル装置を持つ永久磁石装置を
    使用して運動に関係する量を検出するセンサ。
  15. 【請求項15】 コイル装置(9.5)が振動を及ぼす
    物体に固定的に結合可能であり,永久磁石環(9.3)
    が定置位置に設けられていることを特徴とする,請求項
    14に記載のセンサ。
  16. 【請求項16】 永久磁石装置(8.5)がケース下部
    (8.2)により運動を行う検出対象物に固定的に結合
    可能であり,コイル装置(8.3)がばね(8.4)に
    よりケース下部(8.2)に支持されて,コイル装置
    (8.3)が休止位置から偏位する際,この偏位に比例
    する戻し力が生ずるようにしていることを特徴とする,
    請求項14に記載のセンサ。
  17. 【請求項17】 コイル装置(10.6)が直接圧力を
    受け,この圧力が永久磁石装置(10.9)に対してコ
    イル装置(10.6)をこの圧力に比例して偏位させ,
    永久磁石装置(10.9)か定置位置に設けられている
    ことを特徴とする,請求項14に記載のセンサ。
JP3258251A 1990-07-07 1991-07-03 付属するコイル装置を持つ永久磁石装置 Expired - Lifetime JPH0766888B2 (ja)

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