JPH0766848B2 - 平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断方法 - Google Patents

平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断方法

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JPH0766848B2
JPH0766848B2 JP30659087A JP30659087A JPH0766848B2 JP H0766848 B2 JPH0766848 B2 JP H0766848B2 JP 30659087 A JP30659087 A JP 30659087A JP 30659087 A JP30659087 A JP 30659087A JP H0766848 B2 JPH0766848 B2 JP H0766848B2
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core wire
cutting
core
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哲也 廣瀬
司 笠原
哲郎 中川
英夫 松尾
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断方
法に関し、より詳細には、平型多芯ケーブルの端末芯線
をプリント基板やコネクタに接続する際に必要な芯線成
形加工を行う方法に関するものである。
[従来の技術] 一般的に、平型多芯ケーブルは、その端末芯線をプリン
ト基板やコネクタに接続する際に芯線の成形が必要であ
る。
即ち、第3図に示すように平型多芯ケーブル1の端末部
分の根元側ジャケット1aを固定した状態でその先端を剥
離して芯線2を露呈させて剥離したジャケット1bを形成
し、この露呈部分の芯線2に成形型を用いて成形加工
し、カッタにてその先端を切断して残余のジャケット1b
を除去することによって、第4図に示すように平型多芯
ケーブル1の根元側ジャケット1aの端末部分に、この例
では信号線を形成する芯線2aが直線状に切断加工され、
グランド線を形成する芯線2bが下方に折曲げられた後に
その先端が切断され、複数の信号線とグランド線が交互
に段差をもって位置されるようになる。
このような形成切断加工をする方法としては、(a)平
型多芯ケーブルの多数の芯線を一括して成形切断する方
法と、(b)多数の芯線で例えば信号線とグランド線の
1ユニットを構成させ、このユニット毎に分割して成形
切断する方法がある。
ここで(a)の方法の場合には、平型多芯ケーブルの中
心と成形型の中心を合致させて成形加工をする際に、芯
線間のピッチ誤差があるのでこの誤差が累積されると芯
線列の両端では必ずしも成形型の上に載らず、このまま
成形加工をしてしまうと芯線に傷が付いたり、加工不良
になったりしてしまう。
このような問題を解消するのが(b)の方法であり、そ
の成形型の一例を第5図に示す。成形型は、下型8と上
型9と切断型10で構成され、下型8には、信号線を形成
する芯線2aが載置される載置面8aを有し、この載置面8a
のエッジに芯線2aを切断するための切断部8bが形成され
ている。また、この載置面8aと切断部8bの形成された下
位には、芯線2bを成形加工するための成形面8cを有し、
この成形面8cのエッジに芯線2bを切断するための切断部
8dが形成されている。
一方、上型9は、上述の載置面8aと成形面8cのそれぞれ
に対応する成形面9aと成形面9bを有し、切断型10は、上
述の切断部8bと切断部8dに順次に係合して芯線2a,2bを
順次に切断するための切断面10aが形成されている。
従って、第6図に示すように平型多芯ケーブル1の根元
側ジャケット1aと剥離したジャケット1bのそれぞれをク
ランプ11,12の対と13,14の対で固定保持し、下型8の成
形面8aに芯線2aが載置されるように位置決めし、上型9
と切断型10を下降させる。すると、上型9の成形面9aの
先端でジャケット1bから芯線2bを引抜きながら押し下げ
られ、芯線2aのみが切断部8bと切断型10の切断面10aに
よって切断される。
これと同時に成形面9bによって芯線2bがさらに押し下げ
られ、芯線2bが成形面8cと成形面9bによって所定の寸法
に成形される。その後、切断型10がさらに下降すること
によって切断面10aと切断部8dによって芯線2bが切断さ
れるようになる。
このように成形切断を所定のユニット毎に順次繰り返し
て行うことによって全ての芯線に対して成形と切断を行
うことができるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断方法で
は、折曲げ加工をした後に切断される芯線が、折曲げ加
工の際に剥離したジャケットから芯線を引抜きながら成
形加工がなされるので当該芯線に傷が発生し、カッタに
よる切断の後に得られる製品が不良になってしまう虞が
ある。
また、当該芯線が剥離したジャケットから引抜かれる際
に座屈等により芯線が型部分からずれてしまい切断不良
が生じる虞がある。
そこで、この発明の目的は、上述した従来の問題点を解
消し、切断不良や製品となる芯線に傷が生じない平型多
芯ケーブルを得ることができる平型多芯ケーブル端末部
の芯線成形切断方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段および作用] この発明に係る平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断
方法は、予め、平型ケーブル端末部分の被覆をケーブル
芯線端末から脱落しないように剥離してケーブル芯線を
露呈させた状態で、複数の芯線を複数のユニット毎に所
定のピッチ寸法に分離して、それぞれのユニット毎に芯
線成形と切断をする平型多芯ケーブル端末部の芯線成形
切断方法において、(イ)平型ケーブル端末部分の基部
被覆部分と、芯線を一部露呈させた剥離被覆部分との両
者をクランプで固定支持する工程と、(ロ)上記剥離被
覆部分を芯線から押下げ治具で引抜く工程と、(ハ)露
呈された芯線の成形と切断を成形型とカッタを有する成
形切断型で行う工程との3つの工程を有することを特徴
とする。
[実 施 例] この発明に係る平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断
方法に用いられる成形切断型は、第1図に示すように、
従来同様の下型8上型9と切断型10に追加して押下げ治
具20を構成したものであり、押下げ治具20は、切断型10
の側面に支持され、その先端に剥離被覆部分を芯線から
引抜くためのV溝状の押下げ面20aを形成したものであ
る。
そして、先ず(イ)の工程がなされる。即ち、平型ケー
ブル1の根元側ジャケット1aの基部被覆部分と、芯線2
a,2bを一部露呈させた剥離したジャケット1bとの両者を
第2図に示すようにクランプ11,12の対と13,14の対で固
定支持する。
次に、下型8の載置面8aに芯線2aが載置されるように位
置決めし、上型9と切断型10を下降させる。すると、
(ロ)の工程に進み、押下げ治具20の押下げ面20aで芯
線2bがずれないように保持された状態で同芯線2bが既に
剥離されたジャケット1bから引抜かれながら押し下げら
れる。この動作と同時的に芯線2aが切断部8bと切断型10
の切断面10aによって切断される。
しかる後、(ハ)の工程に進む。即ち、成形面9bによっ
て芯線2bがさらに押し下げられ、芯線2bが成形面8cと成
形面9bによって所定の寸法に成形される。
そして、最後に芯線2bは、切断型10の切断面10aと、下
型8の切断部8dとによって切断される。
このようにしてなされる成形切断を所定のユニット毎に
順次繰り返して行うことによって全ての芯線に対して成
形と切断を行うことができるようになっている。
なお、この発明に係る平型多芯ケーブル端末部の芯線成
形切断方法は、上述の具体例に限定されることなくその
要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施をすることが
できることは勿論である。
例えば、(ロ)上記剥離被覆部分を芯線から押下げ治具
で引抜く工程で用いられる押下げ治具は、上述のような
切断型10と別体のものでなく、切断型10に一体化された
ものであってもよく、また、押下げ治具20に形成され
る、芯線引抜き用の押下げ面20aは、V溝状でなくても
よく、いかなる刑状であってもよい。
また、この発明の対象とする平型多芯ケーブルは、信号
線とグランド線に別けて用いられるもののみならず、複
数の芯線を信号線や電源線や制御線として適宜に用いる
態様の平型多芯ケーブルにも上述同様に適用できること
は勿論である。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、剥離被覆部分を芯線から
押下げ治具で引抜くという工程を有しているので、芯線
をジャケットから引抜く際に当該治具と当該芯線とが接
触することによって生じる芯線傷は、余剰な屑の部分と
して処理されるので製品としての芯線部分には何等の傷
が生じることがなく、製品の品質を向上できる。
また、押下げ治具の押下げ面で芯線が案内保持された状
態で切断されるので切断不良事故の発生がなくなる利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る平型多芯ケーブル端末部の芯
線成形切断方法に用いられる成形切断型の一例を示す斜
視図、 第2図は、同じくその方法を説明するための側面図、 第3図は、成形切断加工を行う前の状態を示す平型多芯
ケーブルの平面図、 第4図は、成形切断加工を行った後の状態を示す平型多
芯ケーブルの斜視図、 第5図は、従来の平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切
断方法に用いられる成形切断型の一例を示す斜視図、 第6図は、同じくその方法を説明するための側面図であ
る。 1……平型多芯ケーブル 1a……根元側ジャケット 1b……剥離したジャケット 2,2a,2b,……芯線 8……下型 8a……載置面 8b,8d……切断部 8c,9a,9b……成形面 9……上型 10……切断型 10a……切断面 11〜14……クランプ 20……押下げ治具 20a……押下げ面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め、平型ケーブル端末部分の被覆をケー
    ブル芯線端末から脱落しないように剥離してケーブル芯
    線を露呈させた状態で、複数の芯線を複数のユニット毎
    に所定のピッチ寸法に分離して、それぞれのユニット毎
    に芯線成形と切断をする平型多芯ケーブル端末部の芯線
    成形切断方法において、 (イ)平型ケーブル端末部分の基部被覆部分と、芯線を
    一部露呈させた剥離被覆部分との両者をクランプで固定
    支持する工程と、 (ロ)上記剥離被覆部分を芯線から押下げ治具で引抜く
    工程と、 (ハ)露呈された芯線の成形と切断を成形型とカッタを
    有する成形切断型で行う工程と を有することを特徴とする平型多芯ケーブル端末部の芯
    線成形切断方法。
JP30659087A 1987-12-02 1987-12-02 平型多芯ケーブル端末部の芯線成形切断方法 Expired - Lifetime JPH0766848B2 (ja)

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