JP2641302B2 - 平形多芯ケーブルの接続構造 - Google Patents

平形多芯ケーブルの接続構造

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JP2641302B2 JP1239304A JP23930489A JP2641302B2 JP 2641302 B2 JP2641302 B2 JP 2641302B2 JP 1239304 A JP1239304 A JP 1239304A JP 23930489 A JP23930489 A JP 23930489A JP 2641302 B2 JP2641302 B2 JP 2641302B2
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子計算機等に用いられる平形多芯ケーブ
ルの接続構造に関する。
〔従来の技術〕
信号伝播速度及びインピーダンス特性の良好なケーブ
ルとして、第7図に示す如き断面構造を持つ平形多芯ケ
ーブルがある。これは、内部絶縁層(高発泡絶縁体)1
で被覆した信号用芯線2とグランド用芯線3のペアに、
アルミニウムのシールドテープ等を巻き付けてシールド
層4とし、これを多数並列して熱硬化性樹脂の外被5で
被覆したものである。
従来、かかる平形多芯ケーブルとプリント基板のエッ
ジコネクタとの接続構造は、第8図に簡略化した示す如
くである。すなわち、グランド用芯線3を下側へ折り曲
げ、信号用芯線2の全部とグランド用芯線3の全部をそ
れぞれ上下1列に並べるように端末処理を行い、プリン
ト基板6のエッジ部分の上面側の端子7に信号用芯線2
を接続し、また下面側の端子8にグランド用芯線3を接
続している。
なお、このような平形多芯ケーブルの端末処理に関連
するものとしては、特開昭60−46710号、同61−293108
号、同62−58809号等が挙げられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記接続構造によれば、ケーブルの芯線ピッ
チが狭くなるにつれ、信号のクロストークが問題となっ
てきた。
すなわち、ケーブル端末部分ではシールド層が剥離さ
れ信号用芯線が露出しているため、相互間で信号のクロ
ストークが起こりやすい環境にある。しかるに従来は、
信号用芯線は1列に並ぶので、その間隔はケーブル上で
の芯線ピッチと等しく、この芯線が接続される端子も同
様であるため、ケーブルの芯線ピッチが狭くなると、隣
合う信号用芯線及び端子の間隔が不足し、これがクロス
トーク増加の一因となっている。
さらに、グランド用芯線が信号用芯線の間に位置して
いると、クロストークを減らす効果を期待できるが、従
来はグランド用芯線を信号用芯線から逃しているため、
そのような効果は期待できない。グランド用芯線が接続
される端子についても同様である。これもクロストーク
増加の原因となっている。
よって本発明の目的は、信号クロストークの減少に有
利な平形多芯ケーブルの接続構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、平形多芯ケー
ブルの端末部分において、芯線をペア毎に交互に上下に
振り分けて成形し、これを上下に分けて配列した信号用
端子及びグランド用端子の対応したものに接続する。
〔作 用〕
隣合う信号用芯線は互いに上下に振り分けられ、ま
た、それぞれが接続される端子も上下に分けて配列され
るため、隣合う信号用芯線の距離及びそれが接続される
端子の距離はケーブル上の芯線ピッチよりも増大する。
また、信号用芯線とペアをなすグランド用芯線及び、
それぞれが接続される端子は、相互に隣接した位置関係
となる。換言すれば、上下のいずれに振り分けられた信
号用芯線についても、グランド用芯線と交互に配列され
ることになる。これは端子側でも同様である。
かくして、芯線ピッチが狭い高密度の平形多芯ケーブ
ルにおいても、接続部分での信号クロストークを減らす
ことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図において、11は端末処理が施された平形多芯ケ
ーブルであり、その断面構造は第7図に示した通りであ
る。12はケーブル11が接続されたコネクタであり、信号
用端子13Sとグランド用端子13Gのペアが上下に交互に分
けて配列されている。
ケーブル11の端末処理について、第3A図から第3G図に
より説明する。
まずケーブル11の端末部分を、上下両側より切断刃を
ケーブル幅方向に移動させながら所定の深さだけ切るこ
とにより、第3A図に示す如く、切断線14にて外被5及び
シールド層4の大部分を同時に切断する。このときに用
いる切断刃としては、鋭利な刃先を持つものがよく、望
ましくは超音波振動を与えて切断性を高める。
次に、切断線12より先の部分を適当な手段によって挟
み付けて引くことにより、第3B図に示すように、切断線
14から先の外被層5およびシールド層4を剥離する。こ
れで、グランド用芯線3と内部絶縁層1が露出する。
次に第3C図に示すように、露出した内部絶縁層4を、
切断線15の如く、上下両側より切断刃によって所定の深
さだけ切断する。
次に、ケーブル先端側の外被層を適当な手段で挟み付
けて引くことにより、第3D図に示すように、切断線15を
境に内部絶縁層1を剥離し、信号用芯線2を露出させ
る。
次に、第3E図に示すように、芯線2,3を一定の長さに
揃え切断する。
そして、信号用芯線2及びグランド用芯線3を、その
ペア毎に、交互に上下に振り分け、第3F図に示すように
成形する。
このような垂直方向の成形に続いて水平方向の成形を
行い、第3G図に示すように、芯線2,3の先端の水平方向
の間隔をコネクタ12の端子ピッチに合わせる。
このような端末処理を施したケーブル11を、第1図に
示す如くコネクタ12と接続するが、芯線2,3と端子13S,1
3Gとの接続関係は第2図に示す通りである。すなわち、
一つおきに下側に振り分けられた芯線2,3のペアは対応
した下側の端子13S,13Gのペアとそれぞれ接続され、ま
た、一つおきに上側に振り分けられた芯線2,3のペアは
対応した上側の端子13S,13Gのペアとそれぞれ接続され
る。
このように、隣合う信号用芯線2と信号用端子13Sは
それぞれ上下に分けられ、相互の間隔がケーブル上の芯
線ピッチより大きくなる。また、隣合う信号用芯線2の
間にグランド用芯線3が介在し、同様に隣合う信号用端
子13Sの間にグランド用端子13Gが介在する。かくして、
従来よりも信号用芯線2間もしくは信号用端子13S間の
クロストークを減少させることができる。
第4図は、第3G図に示した如きケーブル芯線の水平成
形を行うための装置の概略構成を示す分解斜視図であ
る。ここに示す例は、第3F図に示した如き垂直成形を施
した後の芯線2,3の二つのペアについて、同時に水平成
形を行うもので、芯線2,3の根元の位置決めをするため
の受け型21と二組の押さえ型22、ペアをなす芯線2,3を
所要のピッチに広げるための二組の矢型23,芯線2,3の先
端の広がりを規制するための成形ガイド24により構成さ
れている。
成形動作は次の通りである。第4図に示す如く所要の
芯線2,3の根元が受け型21に凹部に入るように、この装
置を移動させる。次に、芯線2,3の径に応じたテーパ面
を先端に有する押さえ型22を、スプリング25を介して受
け型21へ押し、第5図に拡大して示すように、押さえ型
22のテーパ面により芯線2,3を受け型21の凹部のコーナ
に押し付け、芯線2,3の回転と移動を防止する。
この状態のまま、矢型23をスプリング26を介して受け
型21へ向けて押し、第6図に拡大して示すように、矢型
23のテーパ面で対応した芯線2,3を押し広げる。このよ
うにして、芯線2,3を塑性変形させて水平方向のピッチ
を出すが、矢型23を引くと、スプリングバックにより変
形が幾分戻るので、矢型23による押し広げ量にスプリン
グバック量を見込んでおく必要がある。
また、矢型23による押し広げの際に、芯線2,3の先端
は回転力が加わって広がろうとするが、これは成形ガイ
ド24の壁面との係合によって阻止される。
なお、芯線2,3の垂直成形は適当な成形型を用いて行
えばよい。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、隣合う信号用芯
線及び信号用端子の間隔をそれぞれ増加させ、かつ信号
用芯線及び信号用端子の間にグランド用芯線及びグラン
ド用端子をそれぞれ位置させることにより、芯線ピッチ
が小さい高密度の平形多芯ケーブルの場合でも、接続部
分での信号クロストークを減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は芯線
の端子と接続関係の説明図、第3A図ないし第3G図はケー
ブルの端末処理の説明図、第4図はケーブル芯線の水平
成形のための装置の一例を示す分解斜視図、第5図及び
第6図はそれぞれ同装置の作用説明図、第7図及び第8
図は従来の平形多芯ケーブルの接続構造の説明図であ
る。 1……内部絶縁層、2……信号用芯線、 3……グランド用芯線、4……シールド層、 5……外被層、11……平形多芯ケーブル、 12……コネクタ、13S……信号用端子、 13G……グランド用端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号用芯線とグランド用芯線のペア毎にシ
    ールドを施したものを複数個、並列してなる平形多芯ケ
    ーブルの端末部分において、芯線はペア毎に交互に上下
    に振り分けて成形され、上下に分けて配列された信号用
    端子及びグランド用端子の対応したものに接続されるこ
    とを特徴とする平形多芯ケーブルの接続構造。
JP1239304A 1989-09-14 1989-09-14 平形多芯ケーブルの接続構造 Expired - Fee Related JP2641302B2 (ja)

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