JPH076680Y2 - 電力供給装置 - Google Patents

電力供給装置

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JPH076680Y2
JPH076680Y2 JP1987127260U JP12726087U JPH076680Y2 JP H076680 Y2 JPH076680 Y2 JP H076680Y2 JP 1987127260 U JP1987127260 U JP 1987127260U JP 12726087 U JP12726087 U JP 12726087U JP H076680 Y2 JPH076680 Y2 JP H076680Y2
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JP
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iron core
primary
side iron
coil
power supply
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JP1987127260U
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良介 小椋
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Tamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可動体の負荷に商用電源から電力を供給する電
力供給装置に関するものである。
(従来技術およびその問題点) 一般に可動体の負荷に商用電源から電力を供給する場合
には接続器(コネクタ)が用いられるが、この場合には 接続,切断が迅速に行えない。
接続,切断の頻度が高い場合には操作が煩雑である。
接触不良により電力供給が行えない場合がある。
等の欠点があった。
また、電波による電力の供給も検討されているが、装置
が複雑となると共に効率が悪いという欠点があり、実用
化には適さないものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目
的とするところは、可動体の負荷と迅速,手軽で確実な
結合が行えると共に、簡単な構成で効率の高い電力供給
装置を提供することにある。
本考案は上記の目的を達成するため、1次側用鉄芯2に
巻回された1次コイル1と、前記1次側用鉄芯2と分離
して形成された2次側用鉄芯4に巻回された2次コイル
3と、前記1次コイル1と商用電源ACとの間に直列接続
されたインピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ
5と、前記2次コイル3の前記1次コイル1への接近を
1次コイル1のインピーダンス変化に伴う電圧、電流の
変化により検出する検出装置7と、この検出装置7の出
力に応じて前記インピーダンス素子と並列に接続された
スイッチ5を制御する制御装置8とを備え、前記商用電
源ACより前記2次コイル3に接続される負荷6に電力を
供給することを特徴とした電力供給装置を要旨としてい
る。
(作用) 本考案の電力供給装置では、1次側用鉄芯2に巻回され
た1次コイル1と、1次側用鉄芯2と分離して形成され
た2次側用鉄芯4に巻回された2次コイル3とで変圧器
を構成し、2次コイル3の接近を1次コイル1のインピ
ーダンス変化に伴う電圧,電流の変化により検出し、両
コイルが接近している時のみ商用電源ACから1次コイル
1を介して2次コイル3に接続された負荷6に電力を供
給するようにしているので、簡単な構成により、確実な
結合が迅速,手軽に行えると共に、効率の高い電力供給
が行えるものである。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に沿って本考案を詳述する。
第1図は本考案の電力供給装置の基本的な構成を示す図
である。図において、2は1次側用鉄芯、4は2次側用
鉄芯であり、1次側用鉄芯2には1次コイル1が巻回さ
れ、2次側用鉄芯4には2次コイル3が巻回され、両者
は分離して形成されており、接近して結合した状態で通
常の変圧器と同様になる。そして、1次コイル1は一端
にインピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ5を
介して商用電源ACに接続され、2次コイル3の両端には
負荷6が接続されている。一方、1次コイル1の両端に
は2次コイル3の1次コイル1への接近を検出する検出
装置7が接続され、この検出装置7より制御装置8を介
してインピーダンス素子と並列に接続されスイッチ5が
制御されるようになっている。
動作にあっては、2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2から
遠ざかっている場合は、1次コイル1のインピーダンス
が低く、検出装置7はその状態から2次側用鉄芯4すな
わち、2次コイル3が遠ざかっていることを検出し、制
御装置8によりインピーダンス素子と並列に接続された
スイッチ5が開いた状態となるように制御する。一方、
2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2に接近して変圧器とし
て充分な結合になると、1次コイル1のインピーダンス
が高くなり、検出装置7はこれにより2次側用鉄芯4す
なわち、2次コイル3の接近を検出し、制御装置8によ
りインピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ5を
閉じるように制御し、商用電源ACをほぼ直接に1次コイ
ル1に接続し、電磁誘導により2次コイル3を介して負
荷6に電力を供給する。
しかして、1次側用鉄芯2と2次側用鉄芯4とを接近さ
せるだけで電力の供給が行えるため、結合が迅速かつ簡
単に行え、更に電気的な接触部がないため、接触不良が
全く発生しないものである。また、1次側用鉄芯2と2
次側用鉄芯4とが接近した状態では通常の変圧器と同様
な状態となるため、電力のロスが少なく、効率が高い。
更に、2次側用鉄芯4すなわち、2次コイル3が接近し
ていない状態では1次コイル1に大きな磁界が発生しな
いため、外部機器に悪影響を与えることがなく、また、
無駄な電力消費がないものである。なお、図から明らか
なように構成も簡単である。
次に、第2図ないし第4図は本考案の電力供給装置の具
体的な回路構成の例を示す図である。
第2図において、抵抗R1とリレー接点SWとの並列回路が
インピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ5に相
当し、コンデンサC1とトランジスタQ1のベース回路とダ
イオードD1とが検出装置7に相当し、トランジスタQ1
コレクタ回路とリレーRLと直流電源(電池)Bとが制御
装置8に相当している。
動作としては、2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2に接近
して電磁的結合をしている時には1次コイル1の磁束は
1次側用鉄芯2と2次側用鉄芯4とで構成される閉磁回
路を通り、1次コイル1のインダクタンスは大きいが、
2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2から離れている時には
1次コイル1の磁束は1次側用鉄芯2の開磁回路から空
中を通り、1次コイル1のインダクタンスは数十分の一
に激減する。このため、2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯
2から離れている間は、1次コイル1のインピーダンス
が小さくR1が大きいので殆んど入力電圧に近い電圧がR1
に加わり、わずかな電圧がトランジスタQ1のベース回路
に加わり、そのためトランジスタQ1のベース電流が少な
く、トランジスタQ1のコレクタ回路のリレーRLを駆動す
るのに充分なコレクタ電流は得られない。
一方2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2に接近すると前述
のように1次コイル1のインダクタンスが大きくなり、
加わる電圧が高くなるので、トランジスタQ1のベース回
路に加わる電圧も高くなる。従って、コンデンサC1を通
してトランジスタQ1のエミッタに流れる電流が増えるの
で、コレクタ電流も増大してリレーRLを駆動しスイッチ
SWがオンし、商用電源ACが1次コイル1に直接接続され
る。これにより商用電源ACから負荷6に電力の供給が行
われる。そして、再び2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2
から遠ざかると、1次コイル1のインピーダンスが低下
し、トランジスタQ1のベース電流が減少してリレー接点
SWがオフとなる。なお、ダイオードD1はトランジスタQ1
のベース・エミッタ間の逆電圧破壊を防止すると共にコ
ンデンサC1の放電路を形成するためのものである。
次に、第3図はリレー接点の代わりにトライアックを用
いたものであり、抵抗R1とトライアックTRとの並列回路
が第1図のインピーダンス素子と並列に接続されたスイ
ッチ5に相当し、ダイオードD2と抵抗R2とコンデンサC2
とダイオードD3とが検出装置7に相当し、トライアック
TRのゲートが制御装置8に相当している。
動作としては、2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2から遠
ざかっている場合は、1次コイル1のインピーダンスが
低く、その両端電圧が低いため、トライアックTRのゲー
トにはトリガ信号が与えられず、トライアックTRはオフ
を維持し、抵抗R1が1次コイル1と商用電源ACとの間に
挿入された状態にある。一方、2次側用鉄芯4が1次側
用鉄芯2に接近して変圧器として充分な結合になると、
1次コイル1のインピーダンスが高くなり、その両端電
圧が高くなってトライアックTRはトリガ信号が与えられ
たオンに転じ、商用電源ACが1次コイル1に直接接続さ
れる。これにより商用電源ACから負荷6に電力の供給が
行われる。そして、再び2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯
2から遠ざかると、1次コイル1のインピーダンスが低
下し、トライアックTRがオフに転じる。
次に、第4図は第2図を変形して電流を検出するように
したものであり、抵抗R1とリレー接点SWとの並列回路が
インピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ5に相
当し、抵抗R3,R4とダイオードD4とトランジスタQ2のベ
ース回路とが検出装置7に相当し、トランジスタQ2のコ
レクタ回路とリレーRLと直流電源Bとが制御装置8に相
当している。
動作としては、2次側用鉄芯4が1次側用鉄芯2から遠
ざかっている場合は、1次コイル1に流入する電流が小
さく、抵抗R3の両端に発生する電圧が低いため、ダイオ
ードD4を介してトランジスタQ2に流れるベース電流が少
なく、トランジスタQ2はオフを維持し、リレーRLは励磁
されず、抵抗R1が1次コイル1と商用電源ACとの間に挿
入された状態にある。一方、2次側用鉄芯4が1次側用
鉄芯2に接近して変圧器として充分な結合になると、1
次コイル1に流入する電流が大きくなり、抵抗R3の両端
電圧が高くなってトランジスタQ2のベースに流れる電流
が増大し、トランジスタQ2はオンに転じ、リレーRLが励
磁されてリレー接点SWがオンし、商用電源ACが1次コイ
ル1に直接接続される。これにより商用電源ACから負荷
6に電力の供給が行われる。そして、再び2次側用鉄芯
4が1次側用鉄芯2から遠ざかると、1次コイル1に流
入する電流が減少し、トランジスタQ2がオフに転じてリ
レー接点SWがオフとなる。
(考案の効果) 以上のように本考案の電力供給装置にあっては、1次側
用鉄芯2に巻回された1次コイル1と、前記1次側用鉄
芯2と分離して形成された2次側用鉄芯4に巻回された
2次コイル3と、前記1次コイル1と商用電源ACとの間
に直列接続されたインピーダンス素子と並列に接続され
たスイッチ5と、前記2次コイル3の前記1次コイル1
への接近を1次コイル1のインピーダンス変化に伴う電
圧、電流の変化により検出する検出装置7と、この検出
装置7の出力に応じて前記インピーダンス素子と並列に
接続されたスイッチ5を制御する制御装置8とを備え、
前記商用電源ACより前記2次コイル3に接続される負荷
6に電力を供給するようにしたので、 (イ)1次側用鉄芯2と2次側用鉄芯4とを接近させる
だけで電力の供給が行えるため、結合が迅速かつ簡単に
行える。
(ロ)電気的な接触部がないため、接触不良が全く発生
しない。
(ハ)1次側用鉄芯2と2次側用鉄芯4とが接近した状
態では通常の変圧器と同様な状態となるため、電力のロ
スが少なく、効率が高い。
(ニ)2次側用鉄芯4すなわち、2次コイル3が接近し
ていない状態では1次コイル1に大きな磁界が発生しな
いため、外部機器に悪影響を与えることがなく、また、
無駄な電力消費がない。
(ホ)構成が簡単である。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電力供給装置の基本的な構成を示す
図、第2図ないし第4図は具体的な回路構成の例を示す
図である。 1……1次コイル、2……1次側用鉄芯、3……2次コ
イル、4……2次側用鉄芯、5……インピーダンス素子
と並列に接続されたスイッチ、6……負荷、7……検出
装置、8……制御装置、AC……商用電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次側用鉄芯(2)に巻回された1次コイ
    ル(1)と、前記1次側用鉄芯(2)と分離して形成さ
    れた2次側用鉄芯(4)に巻回された2次コイル(3)
    と、前記1次コイル(1)と商用電源(AC)との間に直
    列接続されたインピーダンス素子と並列に接続されたス
    イッチ(5)と、前記2次コイル(3)の前記1次コイ
    ル(1)への接近を1次コイル(1)のインピーダンス
    変化に伴う電圧、電流の変化により検出する検出装置
    (7)と、この検出装置(7)の出力に応じて前記イン
    ピーダンス素子と並列に接続されたスイッチ(5)を制
    御する制御装置(8)とを備え、前記商用電源(AC)よ
    り前記2次コイル(3)に接続される負荷(6)に電力
    を供給することを特徴とした電力供給装置。
JP1987127260U 1987-08-21 1987-08-21 電力供給装置 Expired - Lifetime JPH076680Y2 (ja)

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