JPH0766708B2 - 押ボタンスイッチ組立方法 - Google Patents

押ボタンスイッチ組立方法

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JPH0766708B2
JPH0766708B2 JP16043689A JP16043689A JPH0766708B2 JP H0766708 B2 JPH0766708 B2 JP H0766708B2 JP 16043689 A JP16043689 A JP 16043689A JP 16043689 A JP16043689 A JP 16043689A JP H0766708 B2 JPH0766708 B2 JP H0766708B2
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stopper ring
engaging
case
guide
groove
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達則 田中
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Kasuga Denki Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、オルタネイト、モメンタリ、プッシュロッ
クターンリセット、プッシュプル、キー付きプッシュロ
ックターンリセットスイッチを構成する押しボタンスイ
ッチの組立方法に関するものである。
「従来の技術」発明が解決せんとする問題点」 従来、押ボタンスイッチとして、操作ボタンを押して操
作軸を押込むことにより、操作軸の先端に取付けたスト
ッパーリングを押し下げ、その左右に設けたスライドピ
ンをスイッチケース内の左右に横移動自在に設置したカ
ム板のハート型カムに沿って下降させて下端において係
止することにより、操作軸の押込みによるスイッチON状
態を維持し、この状態で更に操作ボタンを押すことによ
り、スライドピンのハート型カムの下端における係止を
解除し、戻しバネによって操作軸と共にストッパーリン
グを上昇させてスイッチOFFとするようにしたオルタネ
イトスイッチ、或いは上記スライドピン及びこれが係合
するカム板がなく、単に操作ボタンを押し又は離すこと
によって随意スイッチを0N、OFFさせるようにしたモメ
ンタリスイッチが知られている。
また、ストッパーリングの周囲に周方向に凹凸をなす凹
凸部を設け、その凸部に対応する位置におけるスイッチ
ケース内に、押バネにより前進方向に押圧されて前後に
スライド自在に突出する係止爪を設け、操作ボタンを押
して操作軸を押込むことにより、操作軸の先端に取付け
たストッパーリングを押し下げ、これに伴って下降する
凸部により係止爪を後退させながら凸部を係止爪の下側
において係止することにより、操作軸の押込みによるス
イッチON状態を維持し、この状態から押ボタンを回転す
ることにより、凸部と係止爪の係合を離脱させ、戻しバ
ネによって操作軸と共にストッパーリングを上昇させて
スイッチOFFとすると共に、ストッパーリングの周囲に
設けたリターンバネにより操作軸の回転を元に復帰させ
るようにしたプッシュロックリターンリセットスイッ
チ、あるいは操作ボタンを操作軸に対して回転自在と
し、操作軸の中心に上端にキー穴を設けた支軸を回転自
在に設置し、この支軸下端にストッパーリングを取付
け、プッシュロックターンリセットと同様に操作ボタン
を押して操作軸を押込むことにより、操作軸の先端に取
付けたストッパーリングを押し下げ、これに伴って下降
する凸部により係止爪を後退させながら凸部を係止爪の
下側において係止する事により、操作軸の押込みによる
スイッチON状態を維持し、この状態からキー穴に差し込
んだキーにより支軸を回転することにより、上記凸部と
係止爪の係合を離脱させ、戻しバネによって操作軸と共
にストッパーリングを上昇させてスイッチOFFとすると
共に、ストッパーリングの周囲に設けたリターンバネに
より操作軸の回転を元に復帰させるようにしたキー付プ
ッシュロックターンリセットスイッチが知られている。
さらに、上記プッシュロックターンリセットスイッチに
おける係止爪をストッパーリングの凸部の上下動に追従
して押圧後退するように構成し、操作ボタンの押込み又
は引き上げ作動により随意スイッチをON、OFFさせるよ
うにしたプッシュプルスイッチが知られている。
「発明が解決せんとする問題点」 しかしながら、上記各種の押ボタンスイッチにおいて、
その製作はほとんど手作業で組立てられ、ストッパーリ
ング及びそのスライドピンやリターンバネの組込み、並
びにストッパーリングと操作軸の結合などの組立作業が
容易でないと共に、各種押ボタンスイッチ間においてほ
とんど共通部品を使用しておらず、生産性が悪く生産コ
スト上不経済であるなどの問題があった。
「問題点を解決するための手段」 この発明は前記従来の課題を解決するために、ストッパ
ーリングを保持してそのスライドピンやリターンバネを
係止する機構を備えた組込み治具を用い、この組込み治
具の組込み部の周辺にストッパーリングとの係止し、ま
たその解除を行うためのカム板や係止爪やストッパーな
どの関連機構を備えた保持ガイドを組込むことにより、
組込み治具にストッパーリングを位置決め保持し、かつ
このストッパーリングに装着するスライドピンやリター
ンバネを着実にセットした状態に維持してスイッチケー
スにストッパーリングを容易に組込むことができ、また
組込んだストッパーリングに操作軸を簡単に連結するこ
とができ、さらにストッパーリングに対してこれをスイ
ッチON状態に係止し、またその解除を行うためのカム板
や係止爪やストッパーなどの関連機構を備えた保持ガイ
ドを簡単に組込み可能とし、しかも各種スイッチにでき
るだけ共通部品を使用して経済的に製作することができ
るようにした組立方法を提案するものである。
「実施例」 以下この発明を図面に示す実施例について説明する。
第1発明 第1発明はオルタネイトスイッチの組立方法に関するも
ので、その構成部品及び組立治具の一例を第1図に示
し、その組立構造及び組立方法を第2〜11図に示す。
ケース1は底面が開放された四角形の箱体で、その上面
に内部と連通した円筒ネジ部1′が設けられ、また前後
の内壁面には下端から縦にガイド溝2が設けられてい
る。
円筒ネジ部1′には、その下部周囲に複数の環状板3が
装着され、上部外周には円筒のカバーリング4がねじ込
まれており、この円筒ネジ部1′内にはその上方から上
端に押ボタン5を取付けた操作軸6が戻しバネ7を介し
てスライド自在に挿通され、その先端にはケース1内に
設置したストッパーリング8が取付けられている。
ストッパーリング8は、中央に操作軸6の嵌合孔9を有
し、その両側には腕部10が水平対称に突設され、更に底
面の所要位置には2個の突起11が突設されている。
操作軸6はこのストッパーリング8の嵌合孔9に嵌合さ
れ、その下端部に設けた切欠溝12内に嵌合孔9の内面に
設けたガイドレール13を係合し、また操作軸6の下部外
周に設けた係合穴14に嵌合孔9の内面に設けた係止爪15
を係合することによりストッパーリング8と一体的に結
合し、これによって操作軸6の上方への抜け出しをケー
ス1の内面上端で係止するようになっている。
ストッパーリング8の左右の腕部10には、それぞれの先
端にピン保持穴16が水平対称に設けられ、このピン保持
穴16の先端部下面から腕部10の下端面にかけて切溝17が
設けられている。
ピン保持穴15内には、スライドピン18がその後端部に設
けた中空の拡径部18′においてスライド自在に挿嵌さ
れ、ピン保持穴16の底面と拡径部18′の内底面との間に
は押バネ19が装着されている。
ケース1の左右の内壁には、公知のハート型溝カム20a,
20b,20c,20dを前面に形成したカム板21を横方向にスラ
イド自在に保持した保持ガイト22が相互のカム板21の前
面を相対して設置され、操縦軸6が上昇位置にある状態
において溝カム20aの上端にストッパーリング8の腕部1
0から突出するスライドピン18が係合している。
カム板21は、保持ガイド22に設けたガイド開口23に着脱
自在に、かつその開口23の左右方向にスライド自在に嵌
合され、第7〜9図に示すようにその前面上端には溝カ
ム20aの上端との間にスライドピン17が通過できる狭い
間隙24を介して底縁が皿型状をなす凹溝25が形成されて
おり、この凹溝25上に位置するガイド開口23の上縁部の
前面には、上端から下端にかけて底面が下り勾配の傾斜
面をなすガイド溝26が形成されている。
なお、ケース1内底面には、押しボタン5の照光器具27
を装備し又は装備しないベース28を嵌合固定する。
このベース28には、ストッパーリング8の下面の突起11
に対応した位置に端子台の可動接触子を挿通する通孔29
が設けられている。
スイッチ操作に際しては、押ボタン5により操作軸6を
押し込む(スイッチON動作)と、これに伴ってストッパ
ーリング8が下降し、その左右のスライドピン18が溝カ
ム20aに沿って下降して下端のくびれ状の溝カム20bに移
行し、この状態で押ボタン5を離すと戻しバネ7により
操作軸6とストッパーリング8は上昇しようとするが、
スライドピン18は溝カム20aと20bの境界に設けたへこみ
段差の縁に係合して山型状の溝カム20cに移行し、この
上縁で係止されるので、スイッチONが維持される。
次に、スイッチOFFとする際には、下降状態の押ボタン
5を押すと、スライドピン18は山型状の溝カム20cの下
り傾斜の下縁を押圧し、カム板21を横にスライドさせな
がら溝カム20dに移行し、この状態で押ボタン5を離す
とスライドピン18は溝カム20dに上昇可能に開放される
ため、戻しバネ7により操作軸6は上昇し、スイッチOF
Fとなる。
以上のように構成されたオルタネイトスイッチを組立て
る際には、第1〜5図に示した組立治具30を用いる。
組立治具30は、底板31の前後にケース1の内壁のガイド
溝2に係合可能なガイド板32が平行に立ち上げられ、底
板31にはストッパーリング8の底面の突起11を嵌合可能
な位置決め穴33が設けられ、さらにストッパーリング8
の切溝17に嵌合可能な係止突起34が上方に突設されてい
る。
そして第2,3図に示すように、先ずストッパーリング8
のピン保持穴16内に予め拡径部18′の中空部に押バネ19
を装填した状態のスライドピン18を挿嵌し、これを押込
んだ状態で、ストッパーリング8の下面の突起11を組立
治具30の底板31の位置決め穴33に嵌合しながら、ストッ
パーリング8の切溝17内に組立治具30の係止突起34を嵌
合し、この係止突起34によりスライドピン18をその拡径
部18′において係止した状態にしてストッパーリング8
を組立治具30上にセットする。
このまま、第4図に示すように組立治具30をそのガイド
板32をケース1のガイド溝2に係合しながらケース1内
に押込み、更にケース1内の左右の空間にカム板21を装
着した保持ガイド22を押込み嵌合させる。
この押込みの際に第10,11図に示すように、ストッパー
リング8の腕部10から突出しているスライドピン18は、
保持ガイド22のガイド溝26に沿って案内されながらカム
板21の凹溝25に係合し、その傾斜下縁に当ってカム板21
を横にスライドさせながら、間隙24を通過して溝カム20
aの上端に自動的に係合する。
次に、第5図に示すようにケース1の円筒ネジ部1′内
に戻しバネ7と共に操作軸6を挿入し、その先端部をス
トッパーリング8の嵌合孔9内に嵌合して係合穴14に係
止爪15を係合することにより一体化する。
その後は、組立治具30を下方に抜き取り、ケース1の底
部にベース28を嵌合固定することにより、組立を完了す
る。
第2発明 第2発明はモメンタリスイッチの組立方法に関するもの
で、その構成は第13図に示すように上記第1発明におけ
るストッパーリング8のスライドピン18、並びにそれを
係合するカム板21及びその保持ガイド22を設けない点以
外は第1発明と同様であり、スイッチの作動に際しては
操作軸6を係止するものがないから、押ボタン5の押込
み、解放の操作によってON状態を維持することなく直接
的にON、OFFの切り換えが行われる。
従って、その組立治具は上記第1発明の組立治具30をそ
のまま使用することができ、第14,15図に示すようにス
トッパリング8の下面の突起11を組立治具30の底板31の
位置決め穴33に嵌合しながら、ストッパーリング8の切
溝17内に組立治具30の係止突起34を嵌合してストッパー
リング8を組立治具30上にセットし、そのままケース1
内に押込み、同様に操作軸6をストッパーリング8に一
体的に結合する。
第3発明 第3発明はプッシュロックターンリセットスイッチの組
立方法に関するもので、その構成部品及び組立治具の一
例を第17図に、その組立構造及び組立方法を第18〜20図
に示す。
ケース1は第1発明と同様に、底面が開放された四角形
の箱体で、その上面に内部と連通した円筒ネジ部1′が
設けられ、また前後の内壁面には下端から縦にガイド溝
2が設けられ、円筒ネジ部1′にはその下部周囲に複数
の環状板3が装着され、上部外周には円筒のカバーリン
グ4がねじ込まれており、この円筒ネジ部1′内にはそ
の上方から上端に押ボタン5を取付けた操作軸6が戻し
バネ7を介してスライド自在に挿通され、その先端には
ケース1内に設置したストッパーリング8が取付けられ
ている。
ストッパーリング8は、中央に操作軸6の嵌合孔9を有
し、その下部周囲における左右部には二個の係合凸部35
が水平対称に突設され、更に両係合凸部35,35間には係
止爪36が突設され、係合凸部35と係止爪36との間には空
溝37が形成されている。
係合凸部35の先端面は、その上端から下端にかけてスト
ッパーリング8の内周方向に傾く傾斜面に形成されてい
る。
操作軸6は第1発明と同様にストッパーリング8の嵌合
孔9に嵌合され、その下端部に設けた切欠溝12内に嵌合
孔9の内面に設けたガイドレール13を係合し、また操作
軸6の下部外周に設けた係合穴14に嵌合孔9の内面に設
けた係止爪15を係合することによりストッパーリング8
と一体的に結合し、これによって操作軸6の上方への抜
け出しをケース1の内面上端で係止するようになってい
る。
ストッパーリング8の上部周囲には、コイル状のリター
ンバネ38が装着され、その一端38aはストッパーリング
8に固定され、他端38bは後述する保持ガイド22に係止
されている。
ケース1の左右の内壁には、保持ガイド22がストッパー
リング8を間に介して相対して設置されている。
保持ガイド22は、その上端にリターンバネ38の他端8bを
係合する凹溝39が設けられ、また相互の対抗面にストッ
パーリング8の係止爪36が当接可能なストッパー40が設
けられ、更にストッパーリング8の係合凸部35に対応す
る位置にスライド爪41をスライド自在に保持し、その先
端部を突出させた状態において後端を係止するようにし
た保持孔42が設けられ、スライド爪41の後端凹部とその
後方のケース1の内面との間には押バネ43が装着されて
いる。
スライド爪41の先端面は、係合凸部35の先端傾斜面と相
応するように、その上端から下端にかけて前方に向って
下り勾配をなす傾斜面に形成されており、操作軸6が上
昇位置にあるときにはスライド爪41の先端傾斜面は係合
凸部35の先端傾斜面の下側に位置している。
スイッチ操作に際しては第21図(b)に示すように、操作
ボタン5により操作軸6を押し込む(スイッチON動作)
と、これに伴ってストッパーリング8が下降すると共
に、この左右の係合凸部35がスライド爪41を後退させな
がら下降し、スライド爪41よりも下側に下降したときそ
れとの係合が外れてスライド爪41が前進し、これに係合
凸部35が引っ掛かって戻しバネ7による操作軸6の上昇
が係止され、スイッチONが維持される。
次に、スイッチOFFとする際には、操作ボタン5により
操作軸6をリターンバネ38に抗してストッパーリング8
と共に若干回転すると、係合凸部35とスライド爪41の係
合が外れるため、第21図(b)に示すように戻しバネ7に
より操作軸6は上昇し、スイッチOFFとなると共に、リ
ターンバネ38により操作軸6の回転は元の状態に戻ささ
れ、係合凸部35とスライド爪41とが対向位置に復帰す
る。
以上のように構成されたプッシュロックターンリセット
スイッチを組立てる際には、第17図に示した組立治具30
を用いる。
組立治具30は、底板31の前後にケース1の内壁のガイド
溝2に係合可能な一対のガイド板32が逆対称に立ち上げ
られ、このガイド板32,32はそれらの間にストッパーリ
ング8がその係合凸部35を左右に向けた状態に位置決め
されて嵌合されるように、対向する内面が曲面状に形成
されている。
そして第18図に示すように、先ずストッパーリング8の
上部周囲にリターンバネ38を装着してその一端部38aを
所定位置に明けた小孔に差し込んで固定し、このストッ
パーリング8を組立治具30のガイド板32,32間に嵌合す
ると共に、リターンバネ38の他端部38bガイド板32の側
縁に係合させる。
このまま、第19,20図に示すように組立治具30をそのガ
イド板32をケース1のガイド溝2に係合しながらケース
1内に押込み、更にケース1内の左右の空間に、保持ガ
イド22をその保持孔42にスライド爪41を嵌合し、かつ押
バネ43を圧縮した状態で押込み嵌合させる。
この押込みの際に、ガイド板32の側縁から突出している
リターンバネ38の他端部38bは、保持ガイド22の凹溝39
に自動的に係合する。
次に、第19図に示すようにケース1の円筒ネジ部1′内
に戻しバネ7と共に操作軸6を挿入し、その先端部をス
トッパーリング8の嵌合孔9内に嵌合して係合穴14に係
止爪15を係合することにより一体化する。
その後は、組立治具30を下方に抜き取り、ケース1の底
部にベース28を嵌合固定することにより、組立を完了す
る。
第4発明 第4発明はプッシュプルスイッチの組立方法に関するも
ので、その構成部品及び組立治具の一例を第22図に示
し、その組立構造及び組立方法を第23〜25図に示す。
第4発明のプッシュプルスイッチの構成部品は、ストッ
パーリング8が回転によるON,OFFの機能を持たない構造
で、リターンバネも使用しない点において上記第3発明
のプッシュロックターリンリセットと異なるだけで、そ
の他の構成部品は共通する。
即ち、ストッパーリング8は、中央に操作軸6の嵌合孔
9を有し、その下部周囲における左右部には二個の係合
凸部44が水平対称に突設され、更に両係合凸部44,44間
には面取部45が設けられている。
係合凸部44の先端部は、上下に傾斜面を有する矢尻状に
形成されている。
スイッチ操作に際しては、操作ボタン5により操作軸6
を押し込む(スイッチON動作)と、これに伴ってストッ
パーリング8が下降すると共に、その左右の係合凸部44
がその先端部下面の傾斜面によりスライド爪41を後退さ
せながら下降し、スライド爪41よりも下側に下降したと
きそれとの係合が外れてスライド爪41が前進し、これに
係合凸部44が引っ掛かって戻しバネ7による操作軸6の
上昇が係止され、スイッチONが維持される。
次に、スイッチOFFとする際には、操作ボタン5を摘ま
んで操作軸6を回転することなくそのまま引上げると、
係合凸部44の先端部上面も傾斜面となっているため、こ
れによりスライド爪41を押バネ43に抗して後退させこれ
との係合が外れ、戻しバネ7により操作軸6は上昇し、
スイッチOFFとなる。
以上のように構成されたプッシュプルスイッチを組立て
る際には、第22図に示した組立治具30を用いる。
組立治具30は、底板31の前後にケース1の内壁のガイド
溝2に係合可能な一対のガイド板32が逆対称に立ち上げ
られ、このガイド板32,32はそれらの間にストッパーリ
ング8がその係合凸部44を左右に向けた状態に位置決め
されて嵌合されるように、対向する内面が凹面状に形成
されている。
そして第23図に示すように、ストッパーリング8を組立
治具30のガイド板32,32間に嵌合し、このまま、第24図
に示すように組立治具30をそのガイド板32をケース1の
ガイド溝2に係合しながらケース1内に押込み、更にケ
ース1内の左右の空間に、保持ガイド22をその保持孔42
にスライド爪41を嵌合し、かつ押しバネ43を圧縮した状
態で押込み嵌合させる。
次に、第1発明と同様にケース1の円筒ネジ部1′内に
戻しバネ7と共に操作軸6を挿入し、その先端部をスト
ッパーリング8の嵌合孔9内に嵌合して係合穴14に係止
爪15を係合することにより一体化する。
その後は、組立治具30を下方に抜き取り、ケース1の底
部にベース28を嵌合固定することにより、組立を完了す
る。
第5発明 第5発明はキー付きプッシュロックターンリセットスイ
ッチの組立方法に関するもので、その構成部品及び組立
治具の一例を第27図に示し、その組立構造及び組立方法
を第29,30図に示す。
第5発明のキー付きプッシュロックターンリセットスイ
ッチの構成部品は、ストッパーリング8の上下動及び回
転によって係合凸部35とスライド爪41を係合又はその解
除を行い、スイッチON,OFF動作をするようにした点にお
いては第3発明のプッシュロックターンリセットスイッ
チと基本的構造、機能は同じであるが、スイッチONの状
態からOFFの操作をする場合に、操作軸をキーを用いて
回転しないと操作できない構造である点において、第3
発明のプッシュロックターンリセットと操作軸の構造に
おいて異なり、他の構造は同様である。
中空の操作軸6の上端にはこの操作軸6の上部筒を構成
するスリーブ6′が、相互の先端に形成した周方向に凹
凸状をなす凹凸係合部46,46′において相互に回転しな
いように噛み合って連結され、このスリーブ6′の上部
周囲にキャップ状の操作ボタン5が回転自在に嵌合され
ている。
スリーブ6′の外周にはその周方向に突条47が形成さ
れ、この突条47に操作ボタン5の内周に設けた周溝48が
係合し、スリーブ6′から操作ボタン5が容易に脱落し
ないように保持されており、スリーブ6′の上端は操作
ボタン5の頂端に設けた通孔49の周縁下端に係止されて
いる。
操作ボタン5の通孔49からスリーブ6′内にはキー50の
差し込み穴51を上端に設けたローター52が回転自在に挿
嵌され、その上端フランジ52′を通孔49に嵌合し、スリ
ーブ6′の上端に係止されている。
ストッパーリング8は、上記第3発明と同様にその下部
周囲における左右部には二個の係合凸部35が水平対称に
突設され、更に両係合凸部35,35間には係止爪36が突設
され、係合凸部35と係止爪36との間には空溝37が形成さ
れており、中心部にはローター52と連結した固定支軸53
が垂直上方に突設されている。
ストッパーリング8の固定支軸53はその先端部に内周が
スプライン状の凹凸面をなす凹陥部54が形成され、これ
にローター52の先端部に突設した外周がスプライン状の
凹凸面をなす連結突部55が嵌合され、ストッパーリング
8の下方から凹陥部54の底面を通して連結突部55にねじ
込んだビス56によりローター52と一体に連結されてい
る。
ストッパーリング8の上部周囲には、第3発明と同様に
コイル状のリターンバネ38が装着され、その一端8aはス
トッパーリング8に固定され、他端8bは後述する保持ガ
イド22に係止されている。
ケース1の左右の内壁には、第3発明と同様に凹溝39、
ストッパー40及びスライド爪41を有する保持ガイド22が
ストッパーリング8を間に介して相対して設置されてい
る。
スイッチ操作に際しては、操作ボタン5を押込む(スイ
ッチON動作)ことにより、スリーブ6′を介して操作軸
6が戻しバネ7に抗して下降すると共に、同時にロータ
ー52に連結されたストッパーリング8も下降し、その左
右の係合凸部35がスライド爪41を後退させながら下降
し、スライド爪41よりも下側に下降したときそれとの係
合が外れてスライド爪41が前進し、これに係合凸部35が
引っ掛かって戻しバネ7による操作軸6の上昇が係止さ
れ、スイッチONが維持される。
このとき、操作ボタン5を回転してもスリーブ6′の周
囲を空回りするだけで、ストッパーリング8は回転する
ことはないから、スイッチON状態を解除することはでき
ない。
従って、スイッチOFFとする際には、ローター52の差し
込み穴51にキー50を差し込んでローター52及び固定支軸
53を介してストッパーリング8をリターンバネ38に抗し
て若干回転することにより、係合凸部35とスライド爪41
の係合が外れるため、戻しバネ7により操作軸6及びス
トッパーリング8は上昇し、スイッチOFFとなると共
に、リターンバネ38によりストッパーリング8の回転は
元の状態に戻され、係合凸部35とスライド爪41とが対向
位置に復帰する。
以上のように構成されたキー付きプッシュロックターン
リセットスイッチを組立てる際には、第3発明の場合と
同様の組立治具30を用い、同様の手順でストッパーリン
グ8の上部周囲にリターンバネ38を装着してその一端部
38aを所定位置に明けた小孔に差し込んで固定し、この
ストッパーリング8を組立治具30のガイド板32,32間に
嵌合すると共に、リターンバネ38の他端部38bをガイド
板32の側縁に係合させる。
このまま、第29図に示すように組立治具30をそのガイド
板32をケース1のガイド溝2に係合しながらケース1内
に押込み、更にケース1内の左右の空間に、保持ガイド
22をその保持孔42にスライド爪41を嵌合し、かつ押バネ
43を圧縮した状態で押込み嵌合させ、ガイド板32の側縁
ら突出しているリターンバネ38の他端部38bを、保持ガ
イド22の凹溝39に自動的に係合させる。
次に、ケース1の円筒ネジ部1′内にスリーブ6′、操
作軸6、戻しバネ7及びローター52を一連に組合せて挿
入し、ローター52の先端の連結突部55をストッパーリン
グ8の凹陥部54内に嵌合し、この状態でストッパーリン
グ8の下方から凹陥部54の底面を通して連結突部55にね
じ込んだビス56によりローター52とストッパーリング8
を一体に連結する。
その後は、組立治具30を下方に抜き取り、ケース1の底
部にベース28を嵌合固定することにより、組立を完了す
る。
「発明の効果」 以上の通りこの発明によれば以下のような効果を奏す
る。
第1発明(オルタネイト) ストッパーリングのピン保持穴内に、拡径部の後部に押
バネを装填したスライドピンを押込んだ状態で、ピン保
持穴の切溝内に組立治具の係止突起を嵌合することによ
り、スライドピンをその拡径部におい係止した状態にし
てストッパーリングを組立治具に位置決めセットし、こ
の状態で組立治具をそのガイド板をケースのガイド溝に
係合しながらケース内に容易に押込むことができ、更に
ケース内の左右の空間にカム板を装着した保持ガイドを
押込み、このカム板のカム溝内にスライドピンを係合さ
せることができる。
また、ケース内にセットされたストッパーリングの嵌合
孔内に差し込むだけで、簡単に操作軸を連結することが
できる。
第2発明(モメンタリ) ストッパーリングのピン保持穴の切溝内に組立治具の係
止突起を嵌合することにより、ストッパーリングを組立
治具に位置決めセットし、この状態で組立治具をそのガ
イド板をケースのガイド溝に係合しながらケース内に容
易に押込むことができる。
また、ケース内にセットされたストッパーリングの嵌合
孔内に差し込むだけで、簡単に操作軸を連結することが
できる。
第3発明(プシュロックターリンリセット) ストッパーリングの上部周囲にリターンバネを装着して
その一端部を所定位置に明けた小孔に差し込んで固定
し、このストッパーリングを組立治具のガイド板間に嵌
合すると共に、リターンバネの他端部をガイド板の側縁
に係合してストッパーリングを組立治具に位置決め保持
させることができ、この状態で組立治具をそのガイド板
をケースのガイド溝に係合しながらケース内に押込むこ
とができ、更にケース内の左右の空間に保持ガイドをそ
の保持孔にスライド爪を嵌合し、かつ押バネを圧縮した
状態で押込むことにより、この押込みと同時にガイド板
の側縁から突出しているリターンバネの他端部を、保持
ガイドの凹溝に自動的に係合させることができる。
また、ケース内にセットされたストッパーリングの嵌合
孔内に差し込むだけで、簡単に操作軸を連結することが
できる。
第4発明(プッシュプル) ストッパーリングを組立治具のガイド板間に嵌合してス
トッパーリングを組立治具に位置決め保持させることが
でき、この状態で組立治具をそのガイド板をケースのガ
イド溝に係合しながらケース内に押込むことができ、更
にケース内の左右の空間に保持ガイドをその保持孔にス
ライド爪を嵌合し、かつ押バネを圧縮した状態で押込む
ことにより、保持ガイドを組込むことができる。
また、ケース内にセットされたストッパーリングの嵌合
孔内に差し込むだけで、簡単に操作軸を連結することが
できる。
第5発明(キー付きプシュロックターンリセット) ストッパーリングの上部周囲にリターンバネを装着して
その一端部を所定位置に明けた小孔に差し込んで固定
し、このストッパーリングを組立治具のガイド板間に嵌
合すると共に、リターンバネの他端部をガイド板の側縁
に係合してストッパーリングを組立治具に位置決め保持
させることができ、この状態で組立治具をそのガイド板
をケースのガイド溝に係合しながらケース内に押込むこ
とができ、更にケース内の左右の空間に保持ガイドをそ
の保持孔にスライド爪を嵌合し、かつ押バネを圧縮した
状態で押込むことにより、この押込みと同時にガイド板
の側縁から突出しているリターンバネの他端部を、保持
ガイドの凹溝に自動的に係合させることができる。
また、ケースの円筒ネジ部内にスリーブ、操作軸、戻し
バネ及びローターを一連に組合せて挿入し、ローターの
先端の連結突部をストッパーリングの凹陥部内に嵌合
し、この状態でストッパーリングの下方から凹陥部の底
面を通して連結突部にねじ込んだビスによりローターと
ストッパーリングを容易に一体に連結することができ
る。
また、オルタネイトとモメンタリにおいてはスライドピ
ン、リターンバネ及びカム板以外の部品を共通させるこ
とができ、またプッシュロックリターンリセットとプッ
シュプルにおいては係止爪、リターンバネ、ストッパー
リング、治具以外の部品を共通させることができ、さら
にプッシュロックリターンリセットとキー付きプッシュ
ロックリターンリセットスイッチにおいては操作軸の関
連構造以外の部品を共通させることができ、生産性を向
上させることができると共に、部品の生産コストを低減
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明のオルタネイト押ボタンスイッチの組
立に用いる構成部品を分解して示す分解斜視図、第2図
は第1発明に用いるストッパーリングを組立治具にセッ
トした状態を示す斜視図、第3図は同部分縦断正面図、
第4図は第1発明におけるストッパーリングの組込み状
態を示す縦断正面図、第5図は第1発明におけるストッ
パーリング、カム板及び保持ガイドの組込み状態を示す
縦断正面図、第6図は同一部を破断して表した底面図、
第7図は第1発明におけるカム板の正面図、第8図は同
平面図、第9図は同中央縦断側面図、第10図(a),(b),
(c),(d)は第1発明の組立工程中におけるカム板とスラ
イドピンの位置関係を順に示す部分正面図、第11図
(a),(b),(c),(d)は同縦断側面図、第12図(a),(b)は
第1発明により組立られたオルタネイト押ボタンスイッ
チのスイッチOFF及びON状態を示す縦断正面図、第13図
は第2発明のモメンタリ押ボタンスイッチの組立に用い
る構成部品を分解して示す分解斜視図、第14図は第2発
明におけるストッパーリングの組込み状態を示す縦断正
面図、第15図は同一を破断して表した底面図、第16図
(a),(b)は第2発明により組立られたモメンタリ押ボタ
ンスイッチのスイッチOFF及びON状態を示す縦断正面
図、第17図は第3発明のプッシュロックターンリセット
押ボタンスイッチの組立に用いる構成部品を分解して示
す分解斜視図、第18図は第3発明に用いるストッパーリ
ングを組立治具にセットした状態を示す斜視図、第19図
は第3発明におけるストッパーリングの組込み状態を示
す縦断正面図、第20図は同一部を破断して表した底面
図、第21図(a),(b)は第3発明により組立られたモメン
タリ押ボタンスイッチのスイッチOFF及びON状態を示す
縦断正面図、第22図は第4発明のプッシュプル押ボタン
のスイッチの組立に用いる構成部品を分解して示す分解
斜視図、第23図は第4発明に用いるストッパーリングを
組立治具にセットした状態を示す斜視図、第24図は第4
発明におけるストッパーリングの組込み状態を示す縦断
正面図、第25図は同一部を破断して表した底面図、第26
図は第4発明により組立られたプッシュプル押ボタンの
スイッチのスイッチOFF及びON状態を示す縦断正面図、
第27図は第5発明のプッシュロックターンリセット押ボ
タンスイッチの組立に用いる構成部品を分解して示す分
解斜視図、第28図は第5発明に用いるストッパーリング
を組立治具にセットした状態を示す斜視図、第29図は第
5発明におけるストッパーリングの組込み状態を示す縦
断正面図、第30図は同一部を破断して表した底面図、第
31図(a),(b)は第5発明により組立られたモメンタリ押
ボタンスイッチのスイッチOFF及びON状態を示す縦断正
面図である。 1……ケース、1′……円筒ネジ部、 2……ガイド溝、3……環状板、 4……カバーリング、5……押ボタン、 6……操作軸、6′……スリーブ、 7……戻しバネ、8……ストッパーリング、 9……嵌合孔、10……腕部、11……突起、 12……切欠溝、13……ガイドレール、 14……係合穴、15……係止爪、 16……ピン保持穴、17……切溝、 18……スライドピン、18′……拡径部、 19……押バネ、20a,b,c,d……溝カム、 21……カム板、22……保持ガイド、 23……ガイド開口、24……間隙、 25……凹溝、26……ガイド溝、 27……照光器具、28……ベース、 29……通孔、30……組立治具、 31……底板、32……ガイド板、 33……位置決め穴、34……係止突起、 35……係合凸部、36……係止爪、 37……空溝、38……リターンバネ、 38a……一端、38b……他端、 39……凹溝、40……ストッパー、 41……スライド爪、42……保持孔、 43……押バネ、44……係合凸部、 45……面取部、46……凹凸係合部、 47……突条、48……周溝、49……通孔、 50……キー、51……差し込み穴、 52……ローター、52′……フランジ、 53……固定支軸、54……凹陥部、 55……連結凸部、56……ビス。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面に複数の突起を突設し、中央部に嵌合
    孔を設け、両側に腕部を突設し、この腕部の先端にピン
    保持穴を設け、このピン保持穴の先端部下面から前記腕
    部の下端面にかけて切溝を設けてなるストッパーリング
    の前記ピン保持穴内に、押バネを介してスライドピンを
    その後端部に設けた拡径部においてスライド自在に挿入
    し、前記ストッパーリングを組立治具の底板上に載せ、
    この底板に設けた位置決め穴内に前記ストッパーリング
    の底面の突起を嵌合すると共に、前記スライドピンをピ
    ン保持穴内に押込んで前記押バネを圧縮させた状態にお
    いて、前記組立治具の底板の左右に設けた係止突起を前
    記切溝内に嵌入して前記スライドピンの拡径部先端を係
    止し、この状態で前記組立治具をその前後に立ち上げた
    ガイド板をケース内壁にその下端から縦に設けたガイド
    溝に係合させながらケース内にその頂端に当るまで挿入
    し、前記ケース内の左右の空間にハート型溝カムを前面
    に形成したカム板を横方向にスライド自在に装着してな
    る保持ガイドを押込み嵌合し、前記スライドピンを前記
    ハート型カム溝内に係合させ、この状態において前記ケ
    ースの内部に連通してその上部に突設した円筒ネジ部内
    に挿入した操作軸の先端を前記ストッパーリングの嵌合
    孔内に挿入し、相互の嵌合面に対応して設けた係合穴と
    係止爪とを係合することを特徴とする押ボタンスイッチ
    組立方法。
  2. 【請求項2】底面に複数の突起を突設し、中央部に嵌合
    孔を設け、両側に腕部を突設し、この腕部の先端にピン
    保持穴を設け、このピン保持穴の先端部下面から前記腕
    部の下端面にかけて切溝を設けてなるストッパーリング
    を、組立治具の底板上に載せ、この底板に設けた位置決
    め穴内に前記ストッパーリングの底面の突起を嵌合する
    と共に、前記組立治具の底板の左右に設けた係止突起を
    前記切溝内に嵌入し、この状態で前記組立治具をその前
    後に立ち上げたガイド板をケース内壁にその下端から縦
    に設けたガイド溝に係合させながらケース内にその頂端
    に当るまで挿入し、前記ケース内の左右の空間に保持ガ
    イドを押込み嵌合させ、この状態において前記ケースの
    内部に連通してその上部に突設した円筒ネジ部内に挿入
    した操作軸の先端を前記ストッパーリングの嵌合孔内に
    挿入し、相互の嵌合面に対応して設けた係合穴と係止爪
    とを係合することを特徴とする押ボタンスイッチ組立方
    法。
  3. 【請求項3】中央に嵌合孔を有し、その下部周囲におけ
    る左右部には二個の係合凸部を水平対称に突設し、前記
    係合凸部間に係止爪を突設し、前記係合凸部と係止爪と
    の間に空溝を形成してなるストッパーリングの上部周囲
    に、リターンバネを装着してその一端部を前記ストッパ
    ーリングに固定し、この状態でストッパーリングを組立
    治具の底板上に載せ、前記リターンバネの他端部を底板
    の前後に立ち上げたガイド板の側縁に係合させ、このま
    ま組立治具をそのガイド板をケース内面のガイド溝に係
    合しながらケース内に押込み、ケース内の左右の空間
    に、上端に凹溝を設け、前面に前記ストッパーリングの
    係止爪が当接可能なストッパーと、前記ストッパーリン
    グの係合凸部に対応する位置にスライド爪をスライド自
    在に突出させ、このスライド爪の後端に押バネを装着し
    てなる保持ガイドを嵌合し、ガイド板の側縁から突出し
    ているリターンバネの他端部を前記保持ガイドの凹溝内
    に係合させ、この状態において前記ケースの内部に連通
    してその上部に突設した円筒ネジ部内に挿入した操作軸
    の先端を前記ストッパーリングの嵌合孔内に挿入し、相
    互の嵌合面に対応して設けた係合穴と係止爪とを係合さ
    せることを特徴とする押ボタンスイッチ組立方法。
  4. 【請求項4】中央に嵌合孔を有し、その下部周囲におけ
    る左右部には二個の係合凸部を水平対称に突設してなる
    ストッパーリングを組立治具の底板の前後に立ち上げた
    ガイド板間に嵌合し、この組立治具をそのガイド板をケ
    ース内面のガイド溝に係合しながらケース内に押込み、
    ケース内の左右の空間に、上端に凹溝を設け、前面に前
    記ストッパーリングの係合凸部の側面を係止可能なスト
    ッパーと、前記係合凸部に対応する位置にスライド爪を
    スライド自在に突出させ、このスライド爪の後端に押バ
    ネを装着してなる保持ガイドを嵌合し、この状態におい
    て前記ケースの内部に連通してその上部に突設した円筒
    ネジ部内に挿入した操作軸の先端を前記ストッパーリン
    グの嵌合孔内に挿入し、相互の嵌合面に対応して設けた
    係合穴と係止爪とを係合させることを特徴とする押ボタ
    ンスイッチ組立方法。
  5. 【請求項5】中央に固定支軸を垂直上方に突設し、その
    下部周囲における左右部には二個の係合凸部を水平対称
    に突設し、前記係合凸部間に係止爪を突設し、前記前記
    係合凸部と係止爪との間に空溝を形成してなるストッパ
    ーリングの上部周囲に、リターンバネを装着してその一
    端部を前記ストッパーリングに固定し、このストッパー
    リングを組立治具の底板上に載せ、前記リターンバネの
    他端部を底板の前後に立ち上げたガイド板の側縁に係合
    させ、この状態で組立治具をそのガイド板をケース内面
    のガイド溝に係合しながらケース内に押込み、ケース内
    の左右の空間に、上端に凹溝を設け、前面に前記ストッ
    パーリングの係止爪が当接可能なストッパーと、前記ス
    トッパーリングの係合凸部に対応する位置にスライド爪
    をスライド自在に突出させ、このスライド爪の後端に押
    バネを装着してなる保持ガイドを嵌合し、ガイド板の側
    縁から突出しているリターンバネの他端部を前記保持ガ
    イドの凹溝内に係合させ、この状態において前記ケース
    の内部に連通してその上部に突設した円筒ネジ部内に中
    空の上端部周囲に操作ボタンを回転自在に取付け、かつ
    この操作ボタンの上端に設けた通孔を通して中空部内に
    上端にキー穴を設けたローターを回転自在に挿嵌してな
    る操作軸の先端部を前記ストッパーリングの固定支軸に
    嵌挿し、前記ローターと固定支軸の先端相互を突き合せ
    て前記ストッパーリングの下方から挿入したビスにより
    両者を一体に連結することを特徴とする押ボタンスイッ
    チ組立方法。
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