JPH0766695B2 - 難着雪型架空裸電線 - Google Patents
難着雪型架空裸電線Info
- Publication number
- JPH0766695B2 JPH0766695B2 JP62236198A JP23619887A JPH0766695B2 JP H0766695 B2 JPH0766695 B2 JP H0766695B2 JP 62236198 A JP62236198 A JP 62236198A JP 23619887 A JP23619887 A JP 23619887A JP H0766695 B2 JPH0766695 B2 JP H0766695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- snow
- outermost layer
- type overhead
- bare wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4416—Heterogeneous cables
- G02B6/4422—Heterogeneous cables of the overhead type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、着雪の筒状堆積を防止するようにした難着
雪型架空裸電線に関するものである。
雪型架空裸電線に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 一般的構造の架空裸電線、つまり多数本の素線を螺旋状
に撚り合わせてなる架空送電線や架空地線等の架空裸電
線は、その外周上に雪が筒状に堆積発達しやすいもので
ある。
に撚り合わせてなる架空送電線や架空地線等の架空裸電
線は、その外周上に雪が筒状に堆積発達しやすいもので
ある。
すなわち、(イ)電線の外周面にスパイラル状の撚り目
があるので、電線表面に付着した雪が前記撚り目に沿っ
て電線外周上をスパイラル状に移動し、これにより電線
外周に雪が円筒状に太っていくことになる。また、
(ロ)上記一般的構造の架空裸電線は、そのねじり剛性
が低いので、電線の上面や側面に付着した雪の偏心荷重
によって自身の円周方向にねじり回転を生じ、そのため
上記電線の上面や側面に付着した雪が、あたかも電線下
面に向かって回転したのと同様の状態となり、この現象
が繰り返されて電線外周の着雪が筒状に堆積発達してい
くことになる。
があるので、電線表面に付着した雪が前記撚り目に沿っ
て電線外周上をスパイラル状に移動し、これにより電線
外周に雪が円筒状に太っていくことになる。また、
(ロ)上記一般的構造の架空裸電線は、そのねじり剛性
が低いので、電線の上面や側面に付着した雪の偏心荷重
によって自身の円周方向にねじり回転を生じ、そのため
上記電線の上面や側面に付着した雪が、あたかも電線下
面に向かって回転したのと同様の状態となり、この現象
が繰り返されて電線外周の着雪が筒状に堆積発達してい
くことになる。
(問題点を解決するための手段) この発明は上述の問題点を解決するためになされたもの
であって、撚られることなく電線軸線方向に互いに平行
に延びる複数本の異形断面素線を対向する端面で相互に
噛合係止させて全体として管状をなす最外層を形成する
と共に、前記最外層の下面に位置する異形断面素線にそ
の軸線方向に一連に延長する突条を設けてなるものであ
る。
であって、撚られることなく電線軸線方向に互いに平行
に延びる複数本の異形断面素線を対向する端面で相互に
噛合係止させて全体として管状をなす最外層を形成する
と共に、前記最外層の下面に位置する異形断面素線にそ
の軸線方向に一連に延長する突条を設けてなるものであ
る。
(作用) 最外層が全体としてひとつの管状体を形成しており、そ
のねじり剛性が高いので、自身の円周方向にねじり回転
しづらい。
のねじり剛性が高いので、自身の円周方向にねじり回転
しづらい。
また、前記最外層は、その構成部材である複数本の異形
断面素線が撚られずに電線軸線方向に平行に延びている
ので、付着した雪が電線外周上を螺旋(スパイラル)状
に移動することがない。
断面素線が撚られずに電線軸線方向に平行に延びている
ので、付着した雪が電線外周上を螺旋(スパイラル)状
に移動することがない。
さらに、前記最外層の下面において電線軸線方向に一連
に延長する突条が、電線下面部に滑り移動してきた雪を
ここに衝突させて離脱落下を促す。
に延長する突条が、電線下面部に滑り移動してきた雪を
ここに衝突させて離脱落下を促す。
(実施例) 図面はこの発明に係る難着雪型架空裸電線の一実施例を
示すもので、内層撚線4の外径に合致する曲率をもって
幅方向に湾曲すると共に、該幅方向両端面に噛合係止部
5A,5Bが形成された横断面湾曲帯状の異形断面素線1の
複数本が、それらの幅方向を電線円周方向に横並べにし
て、またそれらの長手方向を互いに撚られることなぐ電
線軸線方向に平行に延長させて内層撚線4を取り巻くよ
うに配設され、かつ各異形断面素線1の端面の隣接する
噛合係止部5A,5Bが互いに噛合い係止されて、内層撚線
4に密接したひとつの管状体からなる最外層2が形成さ
れ、そして前記最外層2の下面に位置する異形断面素線
1に、電線軸線方向に一連に延長する突条3が設けられ
ている。
示すもので、内層撚線4の外径に合致する曲率をもって
幅方向に湾曲すると共に、該幅方向両端面に噛合係止部
5A,5Bが形成された横断面湾曲帯状の異形断面素線1の
複数本が、それらの幅方向を電線円周方向に横並べにし
て、またそれらの長手方向を互いに撚られることなぐ電
線軸線方向に平行に延長させて内層撚線4を取り巻くよ
うに配設され、かつ各異形断面素線1の端面の隣接する
噛合係止部5A,5Bが互いに噛合い係止されて、内層撚線
4に密接したひとつの管状体からなる最外層2が形成さ
れ、そして前記最外層2の下面に位置する異形断面素線
1に、電線軸線方向に一連に延長する突条3が設けられ
ている。
(発明の効果) この発明によれば、最外層を形成する各異形断面素線
が撚られることなく電線軸線方向に平行に延びているた
め、着雪が電線外周上をスパイラル状に移動しつつ肥大
化して行く現象が排除される。また、各異形断面素線
が隣接する異形断面素線と対向する端面で相互に噛合い
係止され、これによって強固な管状体をなす最外層が形
成されているので、雪が直接付着する最外層のねじり剛
性が著しく高まり、そのため架空裸電線のねじり回転が
抑止されて着雪の筒状発達が防止される。さらに最外
層の下面部に電線軸線方向と平行に突条が延びているた
め、電線の上面または側面から下面に向かって回り込む
雪が該突条に突き当たってさらなる移動が停止され、該
部においての着雪がある重量に達すると着雪自身に剪断
力が働き、これにより該着雪が電線から離脱落下する。
等の優れた効果を奏し得るものである。
が撚られることなく電線軸線方向に平行に延びているた
め、着雪が電線外周上をスパイラル状に移動しつつ肥大
化して行く現象が排除される。また、各異形断面素線
が隣接する異形断面素線と対向する端面で相互に噛合い
係止され、これによって強固な管状体をなす最外層が形
成されているので、雪が直接付着する最外層のねじり剛
性が著しく高まり、そのため架空裸電線のねじり回転が
抑止されて着雪の筒状発達が防止される。さらに最外
層の下面部に電線軸線方向と平行に突条が延びているた
め、電線の上面または側面から下面に向かって回り込む
雪が該突条に突き当たってさらなる移動が停止され、該
部においての着雪がある重量に達すると着雪自身に剪断
力が働き、これにより該着雪が電線から離脱落下する。
等の優れた効果を奏し得るものである。
図面はこの発明に係る難着雪型架空裸電線の一実施例を
示す斜視図である。 図において、1は異形断面素線、2は最外層、3は突
条、4は内層撚線、5A,5Bは噛合係止部である。
示す斜視図である。 図において、1は異形断面素線、2は最外層、3は突
条、4は内層撚線、5A,5Bは噛合係止部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 敏博 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−221906(JP,A) 実開 昭61−153226(JP,U) 実開 昭64−48814(JP,U) 実公 昭15−5114(JP,Y1) 実公 昭31−19248(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】撚られずに電線軸線方向に互いに平行に延
びる複数本の異形断面素線(1)が対向する端面で相互
に噛合係止されて全体として管状をなす最外層(2)が
形成されると共に、前記最外層(2)の下面に位置する
異形断面素線(1)にその軸線方向に一連に延長する突
条(3)が設けられていることを特徴とする難着雪型架
空裸電線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62236198A JPH0766695B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 難着雪型架空裸電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62236198A JPH0766695B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 難着雪型架空裸電線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6481109A JPS6481109A (en) | 1989-03-27 |
JPH0766695B2 true JPH0766695B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=16997231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62236198A Expired - Lifetime JPH0766695B2 (ja) | 1987-09-22 | 1987-09-22 | 難着雪型架空裸電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766695B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999017306A1 (fr) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Fil aerien |
-
1987
- 1987-09-22 JP JP62236198A patent/JPH0766695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999017306A1 (fr) * | 1997-09-29 | 1999-04-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Fil aerien |
US6331677B1 (en) | 1997-09-29 | 2001-12-18 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Overhead wire |
CN1126116C (zh) * | 1997-09-29 | 2003-10-29 | 古河电气工业株式会社 | 架空电线 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6481109A (en) | 1989-03-27 |
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