JPH076665A - 抵抗付き開閉器 - Google Patents

抵抗付き開閉器

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Publication number
JPH076665A
JPH076665A JP14957893A JP14957893A JPH076665A JP H076665 A JPH076665 A JP H076665A JP 14957893 A JP14957893 A JP 14957893A JP 14957893 A JP14957893 A JP 14957893A JP H076665 A JPH076665 A JP H076665A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
resistance
switch
insulating bar
constituted
Prior art date
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Pending
Application number
JP14957893A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuyo Hanai
悦代 花井
Hirokuni Aoyanagi
浩邦 青柳
Hiroshi Murase
洋 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14957893A priority Critical patent/JPH076665A/ja
Publication of JPH076665A publication Critical patent/JPH076665A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗体内部の電位分担の均一化を図り、より
小型化した信頼性の高い抵抗付き開閉器を提供する。 【構成】 抵抗付き断路器の抵抗体20の芯となる絶縁
棒21が、上部の直径が下部の直径よりも小さい円錐台
形状に構成され、その上下両端には電極8,8が取り付
けられている。また、前記円錐台形状の絶縁棒21の周
囲には、被覆された抵抗線10,11が無誘導巻きさ
れ、さらに、全体をエポキシ樹脂などの接着剤12で固
めて構成されている。なお、前記被覆された抵抗線1
0,11は同ピッチで絶縁棒21の周囲に巻回され、そ
の両端は前記電極8に接続されている。また、接着剤1
2で固める場合、抵抗体全体の形状としては円柱形状と
なるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電所等において使用
される抵抗付き開閉器に係り、特に、抵抗体の構成に改
良を施した抵抗付き開閉器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、断路器サージの発生電圧レベ
ルを抑制することを目的として、図2に示すような方式
の抵抗付き断路器が用いられている。即ち、同図におい
て、1は内部にSF6 ガスを圧縮充填してなる接地電位
の金属容器であり、この金属容器1内に、可動側接触子
2と固定側接触部3が対向して配設されている。そし
て、この可動側接触子2を図中上下方向に摺動させるこ
とにより、電気回路の開閉を行うように構成されてい
る。
【0003】また、前記固定側接触部3の周囲には、抵
抗体シールド装置が配設されている。この抵抗体シール
ド装置は、上下に離れて設けられた一対の抵抗体シール
ド4,5と、上端が上部の抵抗体シールド4の内面に固
定され、下端が下部の抵抗体シールド5の内面に固定さ
れた複数本の抵抗体6と、上端が上部の抵抗体シールド
4の内面に固定され、下端が下部の抵抗体シールド5に
固定された複数本の絶縁柱7とから構成されている。
【0004】なお、前記下部の抵抗体シールド5部分
は、前記固定側接触部3に固定されている。また、上部
の抵抗体シールド4は、その中央部を前記可動側接触子
2が摺動できるように開口部とされている。
【0005】また、図3は前記抵抗体6の構成の一例を
示したものである。即ち、抵抗体6は、その上下両端に
電極8が取り付けられた円柱形状の絶縁棒9の周囲に、
被覆された抵抗線10,11を無誘導巻きし、さらに、
全体をエポキシ樹脂などの接着剤12で固めて構成され
ている。なお、前記被覆された抵抗線10,11の両端
は、前記電極8に接続されている。
【0006】この様に構成された抵抗体6は、高周波の
サージ電圧が印加された場合でも、比較的均一な電位分
布とすることができるといった効果を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た様な従来の抵抗付き断路器に用いられている抵抗体6
においては、その芯となる絶縁棒9は円柱形状であるの
が一般的であり、また、抵抗線10,11が同ピッチで
巻かれていることから、電圧が印加される可動電極側の
抵抗体シールド4付近に電位分布が集中する傾向があ
る。そのため、抵抗体内部の電位分担の均一化が図れな
いといった欠点があった。
【0008】本発明は、上述した従来技術の問題点を解
決するために提案されたもので、その目的は、抵抗体内
部の電位分担の均一化を図り、より小型化した信頼性の
高い抵抗付き開閉器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁・消弧媒
体を封入した容器内に、可動側接触子と固定側接触部を
同軸上に配設し、この固定側接触部の周囲に抵抗体シー
ルドと抵抗体とからなる抵抗体シールド装置を配設し、
前記可動側接触子を操作して電気回路の開閉を行うよう
に構成した抵抗付き開閉器において、前記抵抗体を、可
動側接触子側が細く、固定側接触部側が太い円錐台形状
をした絶縁体の外周に、抵抗線を無誘導巻きにして構成
したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明の抵抗付き開閉器によれば、抵抗体の絶
縁棒の形状を可動側接触子側が細く、固定側接触部側が
太い円錐台形状としたことにより、抵抗体の上部(可動
側接触子側)の抵抗を小さく、また、下部に行くほど抵
抗が大きくなるように分布させることができる。その結
果、上部に集中する傾向がある電位分布をより均一に分
布させることができる。これにより、抵抗体の耐電圧に
対する効率を向上させることができ、抵抗付き開閉器を
より小型で信頼性の高いものとすることができる。ま
た、抵抗体の芯となる絶縁棒が、下部の広い安定した円
錐台形状とされていることから、より大きな機械的安定
性が確保される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて具
体的に説明する。なお、図2及び図3に示した従来型と
同一の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
【0012】本実施例においては、図1に示した様に、
抵抗付き断路器の抵抗体20の芯となる絶縁棒21が、
上部の直径が下部の直径よりも小さい円錐台形状に構成
され、その上下両端には電極8,8が取り付けられてい
る。また、前記円錐台形状の絶縁棒21の周囲には、被
覆された抵抗線10,11が無誘導巻きされ、さらに、
全体をエポキシ樹脂などの接着剤12で固めて構成され
ている。
【0013】なお、前記被覆された抵抗線10,11は
同ピッチで絶縁棒21の周囲に巻回され、その両端は前
記電極8に接続されている。また、接着剤12で固める
場合、抵抗体全体の形状としては円柱形状となるように
構成されている。
【0014】この様な構成を有する本実施例の抵抗付き
断路器は、以下の様に作用する。即ち、抵抗体20の芯
となる絶縁棒21が、上部の直径が下部の直径よりも小
さい円錐台形状に構成されているため、上部の細い部分
では抵抗が小さく、下部の太い部分では抵抗が大きくな
る。その結果、電圧が印加される可動電極側の抵抗体シ
ールド4付近に電位分布が集中しても、抵抗体20内部
の電位分担の均一化を図ることができる。これにより、
抵抗体20の耐電圧効率を大幅に向上させることができ
るので、抵抗体の長さを短くすることができ、抵抗体の
小型化、ひいては抵抗付き断路器の小型化が可能とな
る。
【0015】また、断路器のように機械的振動を伴って
多数回操作される機器には、機械的な強度が要求される
が、本実施例の抵抗付き断路器においては、抵抗体20
の芯となる絶縁棒21が、下部の直径が上部に比べて広
い円錐台とされているため、安定度が高く、機械的な振
動に対してより強固なものとなっている。
【0016】なお、上述した実施例は抵抗付き断路器に
ついて説明したが、抵抗付き遮断器に用いても同様の効
果が得られることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、抵抗
付き開閉器の抵抗体を、可動側接触子側が細く、固定側
接触部側が太い円錐台形状をした絶縁体の外周に、抵抗
線を無誘導巻きにして構成することにより、抵抗体内部
の電位分担の均一化を図り、より小型化した信頼性の高
い抵抗付き開閉器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抵抗付き開閉器に用いられる抵抗
体の一実施例を示す側面図
【図2】従来の抵抗付き断路器の一例を示す断面図
【図3】従来の抵抗付き断路器に用いられる抵抗体の一
例を示す側面図
【符号の説明】
1…金属容器 2…可動側接触子 3…固定側接触部 4…上部の抵抗体シールド 5…下部の抵抗体シールド 6…抵抗体 7…絶縁柱 8…電極 9…絶縁棒 10,11…抵抗線 12…接着剤 20…抵抗体 21…絶縁棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁・消弧媒体を封入した容器内に、可
    動側接触子と固定側接触部を同軸上に配設し、この固定
    側接触部の周囲に抵抗体シールドと抵抗体とからなる抵
    抗体シールド装置を配設し、前記可動側接触子を操作し
    て電気回路の開閉を行うように構成した抵抗付き開閉器
    において、 前記抵抗体が、前記可動側接触子側が細く、固定側接触
    部側が太い円錐台形状をした絶縁体の外周に、抵抗線を
    無誘導巻きにして構成されていることを特徴とする抵抗
    付き開閉器。
JP14957893A 1993-06-21 1993-06-21 抵抗付き開閉器 Pending JPH076665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14957893A JPH076665A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 抵抗付き開閉器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14957893A JPH076665A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 抵抗付き開閉器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076665A true JPH076665A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15478265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14957893A Pending JPH076665A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 抵抗付き開閉器

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JP (1) JPH076665A (ja)

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