JPH0766616B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0766616B2
JPH0766616B2 JP2298550A JP29855090A JPH0766616B2 JP H0766616 B2 JPH0766616 B2 JP H0766616B2 JP 2298550 A JP2298550 A JP 2298550A JP 29855090 A JP29855090 A JP 29855090A JP H0766616 B2 JPH0766616 B2 JP H0766616B2
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裕司 露口
徹 三浦
美弥 梅田
晃 玉田
淑晃 坂井
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ティアツク株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、信号を記録及び/又は再生するためのフロッ
ピーディスク装置又はこれに類似のディスク装置に関す
る。
[従来の技術] フロッピーディスク装置は、コンピュータシステムにお
ける記録装置と広く使用されている。典型的なフロッピ
ーディスク装置は、一対の磁気ヘッドを有し、ディスク
を回転台に装着する時に一方の磁気ヘッドと他方の磁気
ヘッドとの間に比較的大きな間隙を生じさせ、ディスク
装着後に一対の磁気ヘッドによってディスクを挟み込む
ように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、フロッピーディスク装置の薄型化が要求され
ている。薄型化を達成するためにはフロッピーディスク
装置の容器の上面板又は上方に配置するシールド板又は
プリント基板等(以下、単に上面板と言う)を磁気ヘッ
ドに接近させることが必要になり、極端な場合には、磁
気ヘッドがディスクから離間している時にヘッド支持ア
ームを上面板に接触させることが必要になる。ヘッド支
持アームが上面板に接触するように構成すると、ヘッド
がディスクから離間している時即ちヘッドアンロード時
にヘッドをディスクの半径方向に移動すると、ヘッド支
持アームが上面板をこすることになり、ヘッド支持アー
ムが損傷したり、異常音が発生したりする。この種の問
題は、ヘッド支持アームがヘッドアンロードに上面板か
ら離間するように設計されている場合であっても、経年
変化等によってヘッドが上面板に接触することにより生
じる。
上記問題を解決するために、ディスク未装置(未挿入)
であると共にヘッドアンロード状態の時にはヘッドのデ
ィスク半径方向への移動を禁止することが考えられる。
この場合、ヘッドが目標トラックに位置決めされていな
いので、ホスト装置はシークエラー状態となり、再シー
クすることになる。従って、ホスト装置の負担が大きく
なる。また、ディスク装着時にリキャリブレーション動
作が生じ、ヘッドがトラック零(基準トラック)に移動
すると、ディスク装置はトラック零センサによってこれ
を検出し、ホスト装置に通知するが、これによってもホ
スト装置の負担が増大し、ホスト装置のハングアップ等
が生じる恐れがある。
そこで、本発明の目的は、薄型化が可能になると共にホ
スト装置の負担の軽減が可能になるディスク装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、複数の同心円状ト
ラックを有する記録媒体ディスクにおける信号変換をホ
スト装置の制御に基づいて実行するディスク装置であっ
て、前記ディスクを回転するためのディスク回転用モー
タを含み、且つ前記ディスクを着脱自在に装着すること
が可能なように構成されているディスク回転装置と、前
記回転装置に装着された前記ディスクに対して信号変換
可能な第1の位置と前記回転装置に対して前記ディスク
を着脱することを許すように前記ディスクから離間して
いる第2の位置をとる信号変換ヘッドと、前記ヘッドに
前記第1の位置と前記第2の位置とを与えることができ
るように前記ヘッドを支持しており、且つ前記ディスク
の前記回転装置に対する装着に応動して前記ヘッドを前
記第2の位置から前記第1の位置に移動させるように構
成されているヘッド支持体と、前記ヘッド及び前記ヘッ
ド支持体を前記ディスクの半径方向成分を有する方向に
移動するためのヘッド移動装置と、前記回転装置に対す
る前記ディスクの装着を検知するためのディスクセンサ
と、前記ヘッドが前記ディスクの基準トラックに位置決
めされているか否かを検知するための基準トラックセン
サと、前記ホスト装置から発生した前記ヘッドを所定ト
ラック数だけ移動させることを指令するヘッド移動指令
信号を受け入れるためのヘッド移動指令信号入力手段
と、前記ヘッド移動指令信号入力手段に接続されてお
り、前記ヘッド移動指令信号入力手段に与えられたヘッ
ド移動指令信号に基づいて決まる前記ヘッドの目標トラ
ックを示す情報を記憶するための記憶手段と、前記ディ
スクセンサから発生した前記ディスクの非装着を示す信
号に応答して前記ヘッド移動指令信号に基づく前記ヘッ
ドの移動を禁止し、前記ディスクセンサから発生した前
記ディスクの装着を示す信号に応答して前記ヘッドを前
記基準トラックに位置決めした後に前記記憶手段に記憶
されている目標トラックに位置決めするように前記ヘッ
ド移動装置を制御する制御手段と、前記制御手段が前記
記憶手段に記憶されている目標トラックに前記ヘッドを
位置決めするように前記ヘッド移動装置を制御している
間は、前記基準トラックセンサから得られた前記基準ト
ラックを示す信号の前記ホスト装置に対する供給を禁止
するゲート回路とを有することを特徴とするディスク装
置に係わるものである。
[作用] 本発明においては、ディスクが非装着の場合に、ヘッド
の移動が禁止される。従って、ヘッドが第2の位置にあ
るためにヘッド支持体が容器等に接触していたとして
も、この状態でヘッドがディスク半径方向へ移動しな
い。ディスクが回転装置に非装着の時にヘッド移動指令
が与えられた場合には、記憶手段によってこのヘッド移
動指令が保持される。しかる後、ディスクがディスク回
転装置に装着された時に記憶手段に保持されたヘッド移
動指令に一致するようにヘッドが目標トラックに移動す
る。
[第1の実施例] 次に、第1図〜第4図を参照して本発明の第1の実施例
に係わる3,5インチフロッピーディスク装置を説明す
る。
第1図に主要部のみが示されているフロッピーディスク
装置は、記録媒体磁気ディスク1をケース2に収容した
ディスクカートリッジ3を使用して信号の記録及び/又
は再生を行うように構成されている。
一対の信号変換ヘッド4、5はケース2の開口を通して
ディスク1に接触している。なお、一対のヘッド4、5
はディスク1を挟持しているので、ディスク1が可撓性
を有しているにも拘らず、安定的な記録及び/又は再生
が可能である。下側のヘッド5はキャリッジ6に取り付
けられ、上側のヘッド4はヘッド支持アーム7に取り付
けられている。アーム7はバネヒンジ8を介してキャリ
ッジ6に回動自在に支持されている。なお、アーム7を
第1図で時計回り方向に偏倚するためのスプリング(図
示せず)が設けられている。アーム7の実線で示す第1
の位置はヘッドロード状態を示し、破線で示す第2の位
置はヘッド・アンロード状態を示す。上側ヘッド4をデ
ィスク1から離間させるために作動部材9が設けられて
いる。この作動部材9はフロッピーディスク装置におい
ては周知なものであり、ディスクカートリッジ3の挿入
に応動して破線の位置から実線の位置に移動し、アーム
7の破線の位置から実線の位置への移動を許すように構
成されている。この種の機構は周知であるので詳しい説
明は省略する。
10はフロッピーディスク装置の容器の上面板である。こ
の実施例では、ヘッド支持体としてのアーム9が破線の
位置にある時に上面板10に接触するように配置され、極
端な薄型化が達成されている。
ヘッド4、5をディスク1の半径方向に移動させるため
のヘッド移動装置として4相ステッピングモータ11、回
転−直線運動方向変換のためのリードスクリュー機構1
2、ステッピングモータ駆動回路13、及び制御回路14が
設けられている。
リードスクリュー機構12はステッピングモータ11とヘッ
ドキャリッジ6との間に配置され、ステッピングモータ
11の回転運動をヘッドキャリッジ6及び一対のヘッド
4、5のディスク半径方向の直線運動に変換する。
ディスクセンサ15はマイクロスイッチから成り、ディス
クカートリッジ3が信号変換位置に装着されたことに応
動してディスク装着を示す信号をライン16によって制御
回路14に送る。
トラック零センサ17は発光素子と受光素子のホトカプラ
から成り、ヘッド4、5がディスク1の最外周トラック
から成る基準トラック即ちトラック零に位置しているこ
とをキャリッジ6のインタラプタ18によって検出し、こ
の出力をライン19で制御回路14に送る。
ディスク1を回転するための装置は、ディスク回転モー
タ20と、ディスク回転台21と、モータ20に接続されたモ
ータ制御駆動回路22とから成る。ディスク回転台21は周
知のスピンドル(図示せず)及び駆動ピン(図示せず)
を備えている。なお、ディスク制御駆動回路22はライン
23で制御回路14に接続されている。モータ20の回転子に
は磁石から成るインデックス(指標)24が設けられ、こ
のインデックスの通路に沿ってインデックスセンサ25が
設けられ、このインデックスセンサ25の出力ライン26が
制御回路14に接続されている。
ホストシステム即ちホスト装置27はコンピュータと一般
にFDCと呼ばれているフロッピーディスク制御装置とか
ら成る。ホスト装置27と制御回路14はモータオン信号の
ライン28と、ドライブセレクト信号のライン29と、ステ
ップパルスのライン30と、ステップ方向信号のライン31
と、トラック零信号のライン32と、レディ信号のライン
33とで接続されている。フロッピーディスク装置は、更
に、ヘッド4、5に接続されたリード/ライト回路、デ
ィスクカートリッジ3を挿入した時にディスク1を回転
台21に正確に配置するためにモータ20を一定時間のみ回
す回路(回し込み回路)、ディスクカートリッジ3の交
換を判断してホスト装置27に通知するディスク・チェン
ジ検出回路等の種々の回路が設けられ、これ等がホスト
装置27にインタフェースを介して関係付けられている。
しかし、これ等は周知であるので、これ等の図示及び説
明を省略する。
第1図の制御回路14は、第2図に示すように構成されて
いる。34は目標トラック情報記憶手段としての第1のト
ラックカウンタであり、アップ・ダウンカウンタから成
る。このカウンタ34の入力端子aはNOT回路35を介して
ステップパルス入力ライン30に接続され、入力端子bは
NOT回路36を介してステップ方向信号入力ライン31に接
続されている。ヘッド移動指令信号入力手段の1つであ
るステップパルス入力ライン30は第1図のホスト装置27
から与えられたヘッド4、5を移動させるトラック数に
対応する数のステップパルスを伝送する。ヘッド移動指
令信号入力手段のもう一つであるステップ方向信号入力
ライン31はホスト装置27から与えられたヘッド4、5を
ディスク1の中心方向に移動(ステップイン)させる
か、ディスク1の外周方向に移動(ステップアウト)さ
せるかを示す信号を0(低レベル)と1(高レベル)の
2値信号で伝送する。
第1のトラックカウンタ34はステップ方向信号がステッ
プインを示す低レベル(第1の電圧レベル)の時にアッ
プカウントとなり、ステップアウトを示す高レベル(第
2の電圧レベル)の時にダウンカウントとなる。
NOT回路35、36の出力端子は、ステッピングモータ11の
外部指令動作と内部指令動作とを選択するための選択回
路37を介してステッピングモータ制御回路38のステップ
パルス入力端子aとステップ方向信号入力端子bとに接
続されている。ステッピングモータ制御回路38は、4相
のステッピングモータ11のために4相の制御信号を第1
図の駆動回路13に送る。
選択回路37は後述から明らかになるように、ディスク1
の非装着時にはホスト装置27からのステップパルス及び
ステップ方向信号の伝送を禁止する。ディスク非装着状
態において、ホスト装置27からステップパルス及びステ
ップ方向信号が発生することがある。本実施例では、デ
ィスク非装着時にホスト装置27から与えられたステップ
パルスをカウンタ34で記憶し、ディスクが装着された時
又はディスク装着後においてモータ20の駆動を示すモー
タオン信号が発生した時にカウンタ34に記憶されたステ
ップパルスの数に対応するトラックにヘッド4、5を移
動する。この動作を本願では自動位置決め又は再位置決
めと呼ぶことにする。
このフロッピーディスク装置は上記の自動位置決め動作
を実行するためのヘッド位置決め制御手段として、第2
図に示す自動位置決め回路39、第2のトラックカウンタ
40、コンパレータ41及びトラック零検出回路42、NOT回
路43、ANDゲート44、45、46を備えている。第2図の制
御回路14は更に、ホスト装置27に通知するトラック零信
号を形成するためのトラック零信号形成回路47及びホス
ト装置27にレディ信号を通知するためのレディ検出回路
40を備えている。
自動位置決めのための制御信号を発生する自動位置決め
回路39は、第3図に示すように内部ステップパルス発生
回路49と、内部ステップ方向信号発生回路49と、自動位
置決め動作状態信号形成回路50とを有し、出力端子aか
ら内部ステップパルスを発生し、出力端子bから内部ス
テップ方向信号を発生し、出力端子cから自動位置決め
動作状態信号を発生する。この回路39の自動位置決め開
始信号入力端子dは第2図のANDゲート45に接続されて
いる。自動位置決め回路39の自動位置決め動作停止信号
入力端子eはコンパレータ41の一致出力端子eに接続さ
れている。ステップイン入力端子fはコンパレータ41の
出力端子cに接続されている。ステップアウト入力端子
gはコンパレータ41の出力端子dに接続されている。入
力端子hはトラック零検出回路42に接続されている。セ
ット端子として機能する入力端子iはディスクセンサ15
の出力ライン16に接続されている。自動位置決め動作状
態信号形成回路51はディスク1の非装着を示す低レベル
信号が入力端子iに供給された時にこの出力端子cに低
レベルの信号を出力し、この入力端子eに自動位置決め
終了を示す信号が与えられた時に出力端子cを高レベル
にする。
第2のトラックカウンタ40は、自動位置決め回路39の出
力端子a、bに接続されたステップパルス入力端子aと
ステップ方向信号入力端子bとを有し、第1のトラック
カウンタ34と同様にアップ・ダウンカウンタから成り、
自動位置決め回路39の出力端子bから高レベルのステッ
プインを示す信号が発生している時にアップカウント動
作し、低レベルのステップインを示す信号が発生してい
る時にダウンカウント動作する。なお、第2のトラック
カウンタ40のリセット端子Rはトラック零検出回路42に
接続されている。
ディジタルコンパレータ41の第1の入力端子aは第1の
トラックカウンタ34の出力端子cに接続され、第2の入
力端子bは第2のトラックカウンタ40の出力端子cに接
続されている。このコンパレータ41は一方の入力端子a
の入力値Aと他方の入力端子bの入力値BとがA>Bの
時には出力端子dに高レベル信号を出力し、A=Bの時
には出力端子eに高レベル出力を発生する。従って、コ
ンパレータ41は、ヘッド4、5が目標トラックより内側
にあるか、又は外側にあるか、又は同一かを判断する。
選択回路37は、4つのANDゲート52、53、54、55と、2
つのORゲート56、57と、1つのNOT回路58とから成る。
第1のANDゲート52の一方の入力端子はNOT回路35に接続
され、他方の入力端子はANDゲート44を介して自動位置
決め回路39の出力端子cに接続され、出力端子はORゲー
ト56を介して制御回路38のステップパルス入力端子aに
接続されている。従って、ディスク1が装着されている
とともに自動位置決め動作期間でない時にホスト装置27
からのステップパルスが制御回路38に与えられる。第2
のANDゲート53の一方の入力端子は自動位置決め回路39
のステップパルス出力端子aに接続され、他方の入力端
子はNOT回路58とANDゲート44を介して自動位置決め動作
状態出力端子cに接続され、出力端子はORゲート56を介
して制御回路38のステップパルス入力端子aに接続され
ている。従って、自動位置決め動作期間中のみに自動位
置決め回路39からステップパルスが制御回路38に与えら
れる。第3のANDゲート54の一方の入力端子はNOT回路36
の接続され、他方の入力端子はANDゲート44を介して自
動位置決め回路34の出力端子cに接続され、出力端子は
ORゲート57を介して制御回路38のステップ方向信号入力
端子bに接続されている。従って、ディスク1が装着さ
れていると共に自動位置決め動作期間でない時にホスト
装置27のステップ方向信号が制御回路38に与えられる。
第4のANDゲート55の一方の入力端子は自動位置決め回
路39の出力端子bに接続され、他方の入力端子はNOT回
路58を介してANDゲート44に接続され、出力端子はORゲ
ート57を介して制御回路38の入力端子bに接続されてい
る。従って、自動位置決め動作期間のみに、自動位置決
め用ステップ方向信号が制御回路38に与えられる。
ANDゲート44の第1の入力端子はディスクセンサ15の出
力ライン16に接続され、この第2の入力端子は自動位置
決め回路39の出力端子cに接続されている。
ANDゲート45の一方の入力端子はディスクセンサ15の出
力ライン16に接続され、この他方の入力端子はNOT回路4
3を介してモータオン信号入力ライン28に接続され、こ
の出力端子は自動位置決め回路39の自動位置決め開始指
令入力端子dに接続されている。
ANDゲート46の一方の入力端子はNOT回路43を介してモー
タオン信号入力ライン28に接続され、この他方の入力端
子はANDゲート44に接続され、この出力端子はライン23
を介して第1図のモータ制御駆動回路22に接続されてい
る。
トラック零検出回路42はライン19によってトラック零セ
ンサ17に接続されていると共に、第2図のステッピング
モータ制御回路38の第1相の制御信号ラインに接続され
ている。トラック零センサ17は、ヘッド4、5のトラッ
ク零T00に対応する位置を光学的に検出するので、高い
精度でヘッド4、5のトラック零位置を検出することが
できない。本実施例の4相ステッピングモータ11はトラ
ック零の時に第1相巻線に励磁電流を流すように構成さ
れている。そこで、トラック零検出回路42は制御回路38
の第1相の制御信号線に第1相励磁を示す信号があるこ
とを示す信号とトラック零センサ17がトラック零を検出
していることを示す信号との論理積によってトラック零
を判定している。
レディ検出回路48は第1図のインデックスセンサ25の出
力ライン26と、ANDゲート46と、ドライブセレクト信号
入力ライン29とに接続され、レディ状態(リード/ライ
ト準備完了状態)を判断して出力ライン33によって第1
図のホスト装置27にレディ信号を送る。
トラック零信号形成回路47は、2つのANDゲート59、60
と、NOT回路61と、ORゲート62と、NANDゲート63とから
成る。ANDゲート59の一方の入力端子は第1のトラック
カウンタ34の出力が零であることを示す信号を送出する
ための端子dに接続され、この他方の入力端子はNOT回
路61を介してANDゲート44に接続されている。ANDゲート
60の一方の入力端子はANDゲート44に接続され、この他
方の入力端子はトラック零検出回路42に接続されてい
る。ORゲート62の一方の入力端子はANDゲート59に接続
され、この他方の入力端子はANDゲート60に接続されて
いる。NANDゲートの一方の入力端子はドライブセレクト
信号入力ライン29に接続され、この他方の入力端子はOR
ゲート62に接続され、この出力端子はトラック零信号ラ
イン32によって第1図のホスト装置27に接続されてい
る。
[動作] 次に、第4図を参照して第1図のフロッピーディスク装
置及び第2図の制御回路14の動作を説明する。フロッピ
ーディスク装置は、ホスト装置27から与えられる負論理
の種々の指令信号に従って動作する。第4図のt1時点よ
りも前のディスク1の非装着期間では第1図のヘッド支
持アーム7が点線で示すように上面板10に当っている。
従って、この状態でキャリッジ6と共に支持アーム7を
移動すると、支持アーム7と上面板10との間に摩擦が生
じて好ましくない。これを防ぐために選択回路37がホス
ト装置27から供給されたステップパルスを禁止する。即
ち、t1時点よりも前においては、第4図(A)に示すよ
うにディスクセンサ15の出力は低レベルであり、ANDゲ
ート44の出力が低レベルになり、選択回路37のANDゲー
ト52は外部ステップパルスの伝送を阻止する。従って、
第4図(C)に示すようにt1以前にステップパルスが入
力したとしてもステッピングモータ制御回路38は応答し
ない。t1時点以前ではANDゲート45の出力も低レベルで
あるので、自動位置決め回路39も非動作に保たれ、ここ
から内部ステップパルスが発生しない。
t1時点でディスク1が装着されると、ディスクセンサ15
の出力が高レベルになる。また、作動部材9による制限
が解除されてヘッド支持アーム7が第1図で時計回り方
向に動き、ディスク1が一対のヘッド4、5で挟持され
る。これにより、キャリッジ6と共にヘッド支持アーム
7をディスク1の半径方向に移動してヘッド4、5を目
標トラックに移動させることができる。しかし、この実
施例では第4図(B)に示すようにt2時点でモータオン
信号がモータオンを示す低レベルに転換した後に目標ト
ラックにヘッド4、5を移動している。モータオン信号
に無関係にヘッド4、5を目標トラックに位置決めする
ことは可能である。t2時点で入力ライン28のモータオン
信号が低レベルになると、NOT回路43の出力が高レベル
になり、ANDゲート45の出力が高レベルになり、自動位
置決め回路39の動作が開始する。t1時点でディスクセン
サ15が高レベルになると、これが自動位置決め回路39の
入力端子iに供給され、その後、自動位置決めが終了し
た時に出力端子cが高レベルになる。従って出力端子c
の低レベルはt4時点まで維持される。t4以前は自動位置
決め回路39の出力端子cが低レベルであるためにANDゲ
ート44の出力も低レベルになり、選択回路37のANDゲー
ト52は外部ステップパルスの伝送を禁止する。またAND
ゲート46の出力も低レベルに保たれ、t4までモータ20の
回転が禁止される。
t2時点から自動位置決め回路39が動作を開始すると、第
3図のステップ方向発生回路50は入力端子hのトラック
零検出信号がトラック零で示していないことに応答して
ステップアウトを示す内部ステップ方向信号を出力端子
bに発生し、第2図の制御回路38に与える。また、第3
図のステップパルス発生回路49は内部ステップパルスを
第4図(D)に示すように発生する。この内部ステップ
パルスは制御回路38に与えられる。ステッピングモータ
11は制御回路38の出力に基づいてヘッド4、5をディス
ク1の最外周トラック即ちトラック零に移動する。即
ち、第4図(G)のt2〜t3期間に示すリキャリブレーシ
ョン(recalibration)動作が生じる。
トラック零検出回路42はセンサ17の出力とステッピング
モータ11の1相励磁制御信号に基づいてヘッド4、5が
トラック零に位置していること即ちリキャリブレーショ
ン終了を検出し、これをt3時点で自動位置決め回路37の
ステップ方向信号発生回路50に与える。ステップ方向信
号発生回路50はトラック零検出信号即ちリキャリブレー
ションの終了信号に応答してステップインを示すステッ
プ方向信号を発生する。同時に第2のトラックカウンタ
40がトラック零検出信号でリセットされ、t3時点から自
動位置決め回路39の出力端子aから送出されるステップ
パルスの計数を開始する。ステップパルス数と移動トラ
ック数は1対1又はn対1の関係にあるので、第2のト
ラックカウンタ40の出力Bはヘッド4、5が位置するト
ラックを示す。第1のトラックカウンタ34から得られる
目標トラックTnを示す信号Aと第2のトラックカウンタ
40から得られる現在トラックを示す信号Bとはコンパレ
ータ41で比較される。最初はA>Bであるので、コンパ
レータ41の出力端子cからステップインを指令する信号
が自動位置決め回路39の入力端子gに与えられる。な
お、何らかの原因でヘッド4、5が目標トラックを通り
過ぎた場合にはA<Bになってコンパレータ41の出力端
子dからステップアウトを示す信号が発生し、自動位置
決め回路39はステップアウトを示す方向信号を出力す
る。t4時点でヘッド4、5が目標トラックに至ってA=
Bになると、コンパレータ41の出力端子eから自動位置
決め回路39の入力端子eに停止信号が入力し、自動位置
決め動作が終了し、この出力端子cの出力が終了を示す
高レベルになる。この結果、t4よりも後では選択回路37
がホスト装置27から与えられる外部ステップ信号と外部
ステップ方向信号とを選択する。また、t4時点になる
と、ANDゲート44及び46の出力が高レベルになるので、
第4図(H)に示すようにモータ20の回転が開始する。
なお、t2〜t4の自動位置決め動作期間中にホスト装置27
からステップパルス(シーク命令)が発生する恐れがあ
る。しかし、第1のトラックカウンタ34は直ちに新しい
トラック情報を記憶し、これをコンパレータ41に与える
ので、常に新しい目標トラックにヘッド4、5を位置決
めすることができる。自動位置決め動作中においてヘッ
ド4、5が位置している現在トラックよりも番号が小さ
いトラックがホスト装置27によって指令された場合に
は、コンパレータ41の出力がA<Bを示す出力になり、
自動位置決め回路39からステップアウトを示す方向信号
が出力され、その後A=Bとなって目標トラックにヘッ
ドが位置決めされる。
t5で第4図(C)に示すようにホスト装置27からトラッ
クTxをシークするためのステップパルスが発生すると、
このステップパルスは選択回路37のANDゲート52とORゲ
ート56を通して制御回路38に与えられる。
また、ゲート回路の組み合せから成るトラック零信号形
成回路47は、目標トラック記憶手段としてのカウンタ34
に基づくヘッドの位置決め期間中にトラック零センサ42
の出力のホスト装置27への通知を禁止する。即ち、自動
位置決め回路39の出力端子cの自動位置決め期間である
ことを示す信号がANDゲート44を介してANDゲート47に入
力し、トラック零センサ42の出力の送出を禁止する。な
お、カウンタ34の出力端子dがトラック零を示している
時即ち目標トラックが零の時にはANDゲート59の出力が
高レベルとなり、ホスト装置27にトラック零が通知され
る。
[第2の実施例] 次に、第5図〜第7図を参照して本発明の第2の実施例
のフロッピーディスク装置を説明する。但し、第2の実
施例のフロッピーディスク装置は、第1図の制御回路14
を第5図に示す制御回路14aに変形した他は第1の実施
例のフロッピーディスク装置と同一に構成されているの
で、制御回路14a以外の部分の図示は省略されている。
従って、第5図のみでなく第1図も参照して第2の実施
例のフロッピーディスク装置を説明する。第5図の制御
回路14aは、第2図と同一のステッピングモータ制御回
路38を有しているが、その他の部分はマイクロコンピュ
ータ70で構成されている。マイクロコンピュータ70はCP
U71を含む他に、等価的(機能的)に第1及び第2のカ
ウンタ34a、40aを有する。即ち、第5図では第2図の第
1及び第2のトラックカウンタ34、40に対応する手段が
第1及び第2のカウンタ34a、40aで示されている。コン
ピュータ70は第1図と同様にホスト装置27にモータオン
信号ライン28、ドライブセレクト信号ライン29、ステッ
プパルスライン30、ステップ方向信号ライン31、トラッ
ク零信号ライン32、レディ信号ライン33で接続されてい
る。また、コンピュータ70には第1図のディスクセンサ
15、トラック零センサ17、及びインデックスセンサ25が
ライン16、19、26でそれぞれ接続されている。また、コ
ンピュータ70は第1図のステッピングモータ11のための
制御回路38にライン72、73で接続され、更にライン23を
介して第1図のモータ制御駆動回路22に接続されてい
る。ステッピングモータ制御回路38は第2図と同様に第
1図のステッピングモータ駆動回路13に接続されてい
る。
[動作] 第6図(A)(B)及び第7図は第5図のコンピュータ
70を使用したヘッド4、5の位置決め動作の主要ステッ
プを示すフローチャートである。第6図(A)のブロッ
ク80におけるフロッピーディスク装置の電源オンに同期
してヘッド位置決めがスタートすれば、ブロック81にお
いて第1のカウンタ34aの値Sが零(ディスク1の最外
周トラックの番号)に初期化され、第2のカウンタ40a
の値Tが82(ディスク1の最内周トラックの番号)に初
期化される。なお、第1のカウンタ34aは第2図の第1
のトラックカウンタ34に対応するものであるので、ホス
ト装置27から与えられたステップパルスを計数し、第2
のカウンタ40aは第2図の第2のトラックカウンタ40に
対応するものであるので、ヘッド4、5の実際のトラッ
ク位置を計数する。このようにカウンタ34a、40aを初期
化すればリキャリブレーション(recalibration)動作
を迅速に開始させることが可能になる。
次に、ブロック82に示すようにディスクセンサ15の出力
がディスク装着を示す高レベルであるか否かを判定す
る。このブロック82による判定結果がNOの場合にはブロ
ック83でホスト装置27からステップパルスが供給されて
いるか否かを判定する。このブロック83の判定結果がYE
Sであっても直ちにヘッド4、5の移動を実行しない。
ブロック83の判定結果がYESの場合には、ブロック84で
ホスト装置27から与えられているステップ方向信号がア
ウト(外周方向)を示しているか否かが判定される。こ
のブロック84における判定結果がYESの場合には、ブロ
ック85で第1のカウンタ34aの値Sが零か否かが判定さ
れる。このブロック85の判定結果がNOの場合には、ブロ
ック86において第1のカウンタ34aの値を1だけ小さく
する。即ち第1のカウンタ34aをダウンカウントさせ
る。これにより、ホスト装置27から与えられたステップ
パルスを第1のカウンタ34aで記憶したことになる。な
お、ブロック85の判定結果がYESの場合には、ブロック8
7においてトラック零信号をホスト装置27に通知する。
ブロック84の判定結果がNOの場合にはブロック88におい
て第1のカウンタ34aの値Sが81よりも大きか否かを判
断する。この判定結果がNOの場合には、ブロック89にお
いて第1のカウンタ34aの値を1だけ増やす。即ち第1
のカウンタ34aを1だけアップカウントさせる。これに
より、ホスト装置27から与えられたヘッド移動指令を第
1のカウンタ34aで記憶したことになる。
ブロック83の判定結果がNOの時、ブロック88の判定結果
がYESの時、及びブロック86、87及び89の処理が終了し
た時にはブロック82に戻る。
ホスト装置27から複数のステップパルスが与えられた時
には、ブロック82〜89から成る無限ループによってステ
ップパルスの数が第1のカウンタ34aに記憶される。こ
の無限ループで更新された第1のカウンタ34aの値が後
述する自動位置決めに使用される。
ブロック82の判定結果がディスク1の装着を示すYESの
時には、ブロック90においてホスト装置27から与えられ
ているモータオン信号がモータ20のに駆動を示す低レベ
ルであるか否かが判定される。ブロック90の判定結果が
モータ20の非駆動を示すNOである時にはブロック90の判
定を繰返して実行する。ブロック90の判定結果がモータ
20の駆動を示すYESの時には、ブロック91でヘッド4、
5が第1のカウンタ34aの値に対応するように自動位置
決めされたことがあるか否かが判定される。
ブロック91から自動位置決めをしたことが無いことを示
すNOの判定結果が得られた時には、ブロック92に示すよ
うに第1のカウンタ34aの記憶内容(計数内容)即ち目
標トラックにヘッド4、5を自動位置決めさせる。この
ブロック92における自動位置決めの詳細は第7図によっ
て後述する。
ブロック92でヘッド4、5の目標トラックへの自動位置
決めが終了した時又はブロック91の判定結果がYESの時
には第6図(A)のラインL1と第6図(B)のラインL1
とを通って第6図(B)のブロック92aでスピンドルモ
ータ24を駆動状態となし、次にブロック93の判定が行わ
れる。即ちブロック93ではレディ状態(リード/ライト
の準備が完了状態)か否かが判定される。ブロック93の
判定結果がYESの時には、ブロック94でディスクセンサ1
5の出力がディスク装着を示す高レベルであるか否かが
再び判定される。このブロック94の判定結果がディスク
装着を示すYESの時にはブロック95でモータオン信号が
モータ20の駆動を示す低レベルであるか否かが判定され
る。ブロック95の判定結果がYESの時にはブロック93に
戻り、再びレディ状態であるか否かが判定される。な
お、ブロックの出力がレディ状態を示すYESの時にディ
スク1とヘッド4、5とによる信号変換が行われる。
ブロック93の判定結果がレディ状態を示さないNOの時に
は再びブロック93に戻る。
ブロック93の判定結果がYESになった後に、ディスク1
が第1図の回転台21から抜き取られ、この結果ブロック
94の判定結果がNOになったらブロック96によって自動位
置決め動作をリセットし、ラインL2に従って第6図
(A)のブロック82に戻る。
また、第6図(B)のブロック95の判定結果がNOの場合
にはラインL3に従って第6図(A)のブロック90に戻
る。
第7図は第6図(A)のブロック92の動作を詳しく示
す。ブロック100で自動位置決めがスタートすれば、ブ
ロック101でリキャリブレーション動作を生じさせる。
即ちヘッド4、5をディスク1の最外周のトラック零
(基準トラック)に位置決めし、第2のカウンタ40aを
リセットし、T=0とする。
次に、ブロック102で第1のカウンタ34aの値Sと第2の
カウンタ40aの値Tとが等しいか否かが判定される。第
2のカウンタ40aの値Tは目標トラックを示すので、T
=Sを示すYES出力の場合にはブロック103に示すように
自動位置決めが終了する。
ブロック102の判定結果がTとSとが異なることを示すN
Oである時には、ブロック104で第1のカウンタ34aの値
Sが第2のカウンタ40aの値Tよりも小さいか否かが判
定される。このブロック104の判定結果がYESの時には、
ブロック105でヘッド4、5をディスク1の外周方向に
1トラックだけ移動させて、第2のカウンタ40aをデク
リメントする。即ち第2のカウンタ40aの出力値Tを1
つ小さくする。一方、ブロック104の判定結果がNOの場
合にはブロック106でヘッド4、5をディスク1の内周
方向に1トラックだけ移動し、第2のカウンタ40aをイ
ンクリメントする。即ち第2のカウンタ40aの出力値T
を1つ増す。ブロック105又は106の処理が終了したら再
びブロック102に戻り、T=Sか否かを判定する。
第2の実施例の装置によれば、コンピュータ70を自動位
置決め以外の制御(例えばリード/ライト回路の制御、
電源の制御)に兼用してフロッピーディスク装置の低コ
スト化及び高精能化を図ることが可能になる。
[第3の実施例] 次に、第8図を参照して本発明の第3の実施例のフロッ
ピーディスク装置を説明する。但し、第3の実施例の大
部分は第2の実施例と同一であるので、同一部分の説明
を省略する。
第3の実施例は第2の実施例と同様にコンピュータ70を
有し、ステッピングモータ11及びスピンドルモータ20を
制御する。第8図のブロック80、81、82は第2の実施例
を示す第6図(A)において同一符号で示すものと同一
である。第3の実施例においてブロック82でディスクセ
ンサ15の出力レベルが高レベルであることを示している
YESの出力の時には、次のブロック110でディスク1の回
し込み機能があるか否かがコンピュータクロで判定され
る。この回し込みは既に説明したようにディスク1を挿
入した時これを一定時間回転させることである。ブロッ
ク110の出力が回し込み機能があることをへすYESである
時には、ブロック111で目標トラックにヘッド4、5を
自動位置決めする。このブロック111の自動位置決めは
第6図(A)のブロック92と同一である。自動位置決め
が終了したらブロック112に示すようにディスク1の回
し込みを実行する。即ちスピンドルモータ20を一定時間
回転する。第8図のブロック112の動作が終了したら第
6図(A)のブロック90においてモータオン信号が低レ
ベルか否かの判定を行う。その後は第6図(A)(B)
に従って動作する。この第3の実施例によっても第1及
び第2の実施例と同様な効果を得ることができる。
[変形例] 本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1)自動位置決め動作の開始時点を第4図(B)モー
タオン信号が低レベルに転換するt2時点よりも遅らせる
ことができる。
(2)5.25インチ型フロッピーディスク装置及び光ディ
スク装置にも本発明を適用することができる。
[発明の効果] 本発明は次ぎの効果を有する。
(イ)ディスク非装着時に、ホスト装置からヘッド移動
指令が発生してもヘッドは移動しない。従って、ヘッド
がディスクから離間した第2の位置にある時に、ヘッド
支持体が上面板等に接触する可能性があったとしても、
ヘッド支持体とこれ等との間の摩擦運動が阻止される。
この結果、ヘッド支持体と上面板との間隔を零又は極め
て小さくしてディスク装置の薄型化を図ることができ
る。
(ロ)ディスク非装着時にホスト装置からヘッド移動指
令が発生した時には、これに基づく目標トラック情報が
記憶手段によって保持され、ディスク装着時に記憶手段
で保持された目標トラックにトラックが位置決めされる
ので、ホスト装置が同一のヘッド移動指令を繰返して送
出しなくてもヘッドを目標トラックに位置決めすること
が可能になり、ホスト装置の負担を軽減することができ
る。
(ハ)ディスク装着時にヘッドを目標トラックに位置決
めするためにヘッドが基準トラックに移動されても、基
準トラックを示す信号のホスト装置への通知が禁止さ
れ、ホスト装置が基準トラックを示す信号を必要以上に
受け取らない。従って、ホスト装置の負担が軽減し、ホ
スト装置のハングアップ等を回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わるフロッピーディ
スク装置の主要部を原理的に示すブロック図、 第2図は第1図の制御回路を詳しく示すブロック図、 第3図は第2図の自動位置決め回路を示すブロック図、 第4図は第1図及び第2図の各部の状態を示す図、 第5図は第2の実施例に係わるフロッピーディスク装置
の制御回路を示すブロック図、 第6図(A)(B)は第5図の制御回路の動作を説明す
るための流れ図、 第7図は第6図(A)の自動位置決めステップを詳しく
示す流れ図、 第8図は第3の実施例のフロッピーディスク装置の動作
を示す流れ図である。 1……ディスク、4,5……ヘッド、6……キャリッジ、
7……支持アーム、11……ステッピングモータ、14……
制御回路、15……ディスクセンサ、27……ホスト装置。
フロントページの続き (72)発明者 玉田 晃 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テイ アック株式会社内 (72)発明者 坂井 淑晃 東京都武蔵野市中町3丁目7番3号 テイ アック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−66759(JP,A) 特開 昭61−198325(JP,A) 特開 平2−254671(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の同心円状トラックを有する記録媒体
    ディスクにおける信号変換をホスト装置の制御に基づい
    て実行するディスク装置であって、 前記ディスクを回転するためのディスク回転用モータを
    含み、且つ前記ディスクを着脱自在に装着することが可
    能なように構成されているディスク回転装置と、 前記回転装置に装着された前記ディスクに対して信号変
    換可能な第1の位置と前記回転装置に対して前記ディス
    クを着脱することを許すように前記ディスクから離間し
    ている第2の位置をとる信号変換ヘッドと、 前記ヘッドに前記第1の位置と前記第2の位置とを与え
    ることができるように前記ヘッドを支持しており、且つ
    前記ディスクの前記回転装置に対する装着に応動して前
    記ヘッドを前記第2の位置から前記第1の位置に移動さ
    せるように構成されているヘッド支持体と、 前記ヘッド及び前記ヘッド支持体を前記ディスクの半径
    方向成分を有する方向に移動するためのヘッド移動装置
    と、 前記回転装置に対する前記ディスクの装着を検知するた
    めのディスクセンサと、 前記ヘッドが前記ディスクの基準トラックに位置決めさ
    れているか否かを検知するための基準トラックセンサ
    と、 前記ホスト装置から発生した前記ヘッドを所定トラック
    数だけ移動させることを指令するヘッド移動指令信号を
    受け入れるためのヘッド移動指令信号入力手段と、 前記ヘッド移動指令信号入力手段に接続されており、前
    記ヘッド移動指令信号入力手段に与えられたヘッド移動
    指令信号に基づいて決まる前記ヘッドの目標トラックを
    示す情報を記憶するための記憶手段と、 前記ディスクセンサから発生した前記ディスクの非装着
    を示す信号に応答して前記ヘッド移動指令信号に基づく
    前記ヘッドの移動を禁止し、前記ディスクセンサから発
    生した前記ディスクの装着を示す信号に応答して前記ヘ
    ッドを前記基準トラックに位置決めした後に前記記憶手
    段に記憶されている目標トラックに位置決めするように
    前記ヘッド移動装置を制御する制御手段と、 前記制御手段が前記記憶手段に記憶されている目標トラ
    ックに前記ヘッドを位置決めするように前記ヘッド移動
    装置を制御している間は、前記基準トラックセンサから
    得られた前記基準トラックを示す信号の前記ホスト装置
    に対する供給を禁止するゲート回路と を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】更に、前記制御手段が前記記憶手段に記憶
    されている目標トラックに前記ヘッドを位置決めした後
    には、前記記憶手段と前記制御手段とを使用しないで前
    記ヘッド移動指令信号入力手段に与えられた次のヘッド
    移動指令信号に基づく前記ヘッドの位置決めを行う手段
    を有している請求項1に従うディスク装置。
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JPS6366759A (ja) * 1986-09-06 1988-03-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気デイスク制御チヤネルのデイスクアクセス方式
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