JPH0766596B2 - 磁気記録再生装置のテ−プ駆動機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテ−プ駆動機構

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JPH0766596B2
JPH0766596B2 JP61059445A JP5944586A JPH0766596B2 JP H0766596 B2 JPH0766596 B2 JP H0766596B2 JP 61059445 A JP61059445 A JP 61059445A JP 5944586 A JP5944586 A JP 5944586A JP H0766596 B2 JPH0766596 B2 JP H0766596B2
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憲治 荻路
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTR等の磁気記録再生装置に係り、特に、装
置の軽量化に好適なテープ駆動機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気記録再生装置において、記録,再生及び早送
り,巻戻し動作時にテープを駆動するためのテープ駆動
機構は、次の2つの種類に大別される。
その1つは、例えば特開昭58−97152号公報に開示され
ている様に、キヤプスタンモータを共通の駆動源とし、
キヤプスタンから巻取りリールへ移送されてくる磁気テ
ープを巻取るためのテープ巻取り動作及び、ピンチロー
ラの圧着が解除される早送り,巻戻し時にテープを高速
で巻取りリール又は、供給リールへ巻取るためのテープ
高速駆動動作とをそれぞれ異なる減速機構を経由して行
わせる方法である。この方法によると、 キヤプスタンモータをリール台の駆動源にも兼用す
るから、リールモータが不要であり、機構系におけるモ
ータの重量,構成比を低減できる。
キヤプスタンモータは、一般に、高トルク型であ
り、適当な減速機構を介することにより、負荷変動幅が
大きい早送り,巻戻し走行時においても、回転数制御を
行ない易い。
などの利点がある。
他の一つは、記録再生時のテープ巻取り動作と早送り,
巻戻し時のテープ高速駆動動作とを専用のリールモータ
により行い、キヤプスタンモータは、記録再生時にテー
プを所定の速度で走行させるためのテープ駆動動作のみ
を行う方法である。この方法は、特開昭59−20181号公
報や特公昭53−19921号公報に開示されるように、さら
に、一つのリールモータが巻取り側と供給側の二つのリ
ール台を選択的に駆動する方法と、巻取り側リール台と
供給側リール台とをそれぞれ別々のDD(ダイレクトドラ
イブ)モータにより駆動する方法とに分類される。これ
らの方法によると、専用のリールモータが設けられてい
るために機構系が簡素化され、部品点数を削減できると
いう利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記2つのテープ駆動機構については、
次のような大きな問題点が存在する。
すなわち、前者の方法によると、 2系統の減速機構が必要であるために、リールモー
タを使用しない代わりに、アイドラを2つ必要とするな
ど、機構系が複雑化しやすい。
記録再生時におけるテープの巻取りは、キヤプスタ
ン駆動系からトルクリミツタを介して行なうが、このト
ルクリミツタの仕様(スリツプ率,スリツプトルク)を
満足するために、巻取り系の減速比は制限されて十分大
きくとれない。そのために、巻取りリール軸における負
荷変動は充分低減されずに、キヤプスタン駆動系へ伝播
され、キヤプスタン軸周りの回転むら(ワウ、フラツ
タ)が生ずる。この回転むらを低減するためには、キヤ
プスタン軸周り及びキヤプスタンモータ軸周りの慣性質
量を増加する必要があり、キヤプスタン駆動系の重量増
加をまねくことになる。
という問題がある。
また、後者の方法によると、 リールモータは、記録,再生時と早送り,巻戻し時
とのリール台の駆動を行うため、広範囲の回転数,トル
クに対応しなければならず、より偏平化されて大型とな
り、モータ重量の増加をまねくことになる。
回転数およびトルクの適用範囲が狭い小型のリール
モータを用いようとすると、特開昭58−177545号公報に
開示されるように、2系統の減速機構が必要となり、こ
の結果、アイドラ機構も2つ必要となつて機構系が複雑
になる。
以上のように、従来のテープ駆動機構には一長一短があ
り、少なくともモータの重量,機構系の構成のいずれか
一方について問題が生じていた。
本発明の目的は、かかる従来技術の問題点を解消し、モ
ータの大形,重量化を防止し、かつ機構系の簡素化を実
現可能とした磁気記録再生装置のテープ駆動機構を提供
するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、記録再生時に
は、キヤプスタンモータで磁気テープを移送させるとと
もに、リールモータでリール台を駆動し、早送り,巻戻
し時には、該キヤプスタンモータで該リール台を高速駆
動する。
〔作用〕
キヤプスタンモータとしては、磁気テープを安定に走行
させるため、通常、高トルクのモータが用いられるが、
早送り,巻戻し時にこの高トルクのキヤプスタンモータ
をリール台の駆動源として使用することにより、リール
モータを低トルクの小形,計量モータとすることができ
る。また、リール台の駆動源としては2つとなるが、1
つのアイドラを駆動源に応じて夫々の動力伝達系に係合
することにより、アイドラ機構を簡素化できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による磁気記録再生装置のメカニズム操
作機構の一実施例を示す全体平面図である。
同図は、図中一点鎖線で示した磁気テープカートリツジ
77が装着されたままのアンローデイングストツプ状態を
示している。この磁気テープカートリツジ77の内部に
は、磁気テープ3を巻装した巻取りリール5と供給リー
ル6とが収納されており、それぞれ、シヤシ1上で回転
自在に軸支されたリール台(図示せず)に載置係合され
ている。
また、シヤシ1上には、複数個の磁気ヘツド(図示せ
ず)を搭載した円筒状の回転シリンダ2、ローデイング
リング10、キヤプスタン14、テンシヨンピン16−a、補
正ガイドピン82−a、ピンチローラ15、ガイドローラ7,
8,9,11、ローデイングモードモータ27等が図示の如く配
置されている。
このアンローデイングストツプ状態において、ローデイ
ングリング10が矢印A10方向へ回転すると、ガイドロー
ラ7、8、9及びガイドアーム12の先端に係合したガイ
ドローラ11が移動し、これらが磁気テープ3の磁気テー
プカートリツジ77の前面に架張された部分を引き出して
回転シリンダ2に所定の角度にわたつてらせん状に巻付
ける。この結果、第2図に示す様な磁気テープ3の走行
経路が形成される。この走行路が保持された状態で、装
置の操作が行なわれる。
以下、第1図、第2図の各部の機構および動作につい
て、順を追つて詳細に説明する。
第3図はこの実施例の主要動作を行わせるリング類とシ
ヤシ1との取付関係を示す展開図である。
同図において、駆動リング32,カムリング38,ローデイン
グリング10の3種のリングがあり、カウリング38はシヤ
シ1に最も近い高さに、駆動リング32はその上方に、そ
れぞれシヤシ1の上面に平行に取りつけられるが、ロー
デイングリング10は、駆動リング32の上方でシヤシ1に
対して斜めに傾いた状態で取りつけられる。
なお、これらのリングの保持には、駆動リング32および
カムシリンダ38に関しては、シヤシ1の側方部に回動可
能に軸支された2段構造のリングホルダ33−a,33−b,34
−a,34−b,35−a,35−bにより、これらリングの外周部
で行なわれ、ローデイングリング10に関しては、第1図
に示したLリングホルダ17および第5図で示すLリング
ホルダ18,19により、ローデイングリング10の内周部で
行なわれる。
これら3種類のリングはローデイングモードモータ27に
よつて駆動される。すなわち、このためのリング駆動機
構は、 ローデイングモードモータ27(以下LMモータとい
う) LMモータ27の駆動力を、駆動リング32に伝達する減
速ギア列。
駆動リング32の回転をローデイングリング10に伝達
する伝達ギア列。
駆動リング32の回転をカムリング38に伝達する伝達
ギア列。
によって構成されている。なお、,には、ゼネバギ
アを用いた切換え機構が搭載され、駆動リング32の回転
力が不要の際には、駆動力の伝達を遮断する構造になっ
ている。
かかるリング駆動機構により、各々のリング32,38,10が
回動され、ローデイングリング10は磁気テープ3を回転
シリンダ2に巻付けるローデイング動作を、カムリング
38は内周に設けた凹凸面(カム面)でブレーキ等の機構
素子を操作するモード移行動作を、夫々行う。
なお、このローデイング動作を行うために、ローデイン
グリング10上には、ガイドローラ7,8,9を搭載したガイ
ドベース29,30が載置されている。
また、モード移行動作におけるカムリング38の回転角度
を検出するために、カムリング38には、2種類の導電性
パターン37−b,38−c(パターン38−bは連続、パター
ン38cは断続)がカムリング38に沿つて同心円弧状にプ
リントされ、駆動リング32の下面には、これらのパター
ン38−b,38−c間を短絡させるためのブラシ32−bが取
りつけられている。そして、パターン38−bはシステム
コントロール回路(図示せず)のアース側に、パターン
38−cはこの回路のモード検出端子側に夫々接続されて
いる。
ここで、後述する様に、駆動リング32とカムリング38と
の回転方向は互いに逆になっており、このため、駆動リ
ング32とカムリング39の相対的な角度関係が変化するこ
とにより、ブラシ32−bとパターン38−b,38−cとの位
置関係が変化してパターン38−cの異なつた部分がアー
スに短絡され、2つのリング32,38の角度関係をシステ
ムコントロール回路が検出して所望のモードでの遷移位
置が検出される。
以上のリング駆動機構,ローデイング機構,モード操作
機構について、以下に詳述する。
第4図はLMモータ27の駆動力を駆動リング32へ伝達する
ための減速機構を示す斜視図である。
同図において、LMモータホルダ47の側壁にねじ止め固定
されたLMモータ27の回転軸端部には、LMモータギア50が
圧入されている。また、LMモータギア50には、伝達ギア
39が噛合しており、この伝達ギア39が圧入されている回
転軸53の他の部分には、LMモータホルダ47に回転自在に
保持されているウオーム40が圧入されている。更に、LM
モータホルダ47には、軸42,44,46,51,52が上方から圧入
固定され、これらの軸の夫々には、2段構造をもつ減速
ギア41,43,45、1枚構造の伝達ギア48,49がそれぞれ回
転自在な状態で軸支されている。
減速ギア41の上段41−aはウオーム40と噛合するウオー
ムホイールであり、その下段41−bと減速ギア43の上段
43−aが、及び減速ギア43の下段43−bと減速ギア45の
上段45−aとが夫々互いに噛合しており、減速ギアの下
段45−bは駆動リング32を駆動する駆動ギア54の上段54
−aと噛合している。従つて、LMモータ27に圧入された
LMモータギア50が矢印A50方向に回転すると、順次噛合
している伝達ギア39A,ウオーム40,減速ギア41,43,45も
それぞれ矢印A39,A40,A41,A43,A45方向へ回転し、駆動
ギア54は矢印A54方向へ回動する。また、逆に、LMモー
タギア50が矢印B50方向へ回転すると、上記各々のギア
も矢印B39,B40,B41,B43,B45方向に回転し、駆動ギア54
は矢印B54方向に回動する。
なお、伝達ギア48,49は、次に第5図で示す様に、また
第6図で具体的に説明する様に、切換ギア55の回転をロ
ーデイングリング10に伝達する役割をもつている。
第5図は駆動リング32からローデイングリング10、また
は、カムリング38への動力伝達機構を示す平面図であ
る。
同図において、駆動リング32の内周に設けられたギア部
32−aの両脇の部分には、所定の厚さをもつ扇板状の2
つのロツクプレート58、59が駆動リング32の上面に取り
付け固定されている。これらロツクプレート58、59の内
周面の曲率半径は、駆動リング32のギア部32−aの歯先
円の曲率半径と略等しく設定されている。
また、駆動リング32におけるロツクプレート58,59の載
置部の内周面は、第5図中破線で示す様に、ギア部32−
aの歯底円より更にくぼんだ状態となっている。そし
て、ロツクプレート58,59におけるギア部32−aに近接
した端面部は、図示する様に、面取りが施されている。
この面取り部分の形状は、ギア部32−aにおける歯面と
同様なインボリユート形状となつている。すなわち、駆
動リング32におけるギア部32−aの連続した歯面は、そ
の端部において、斜め上方のロツクプレート58,59の端
面へと、同一歯面形状でつながる様に設定されている。
また、駆動ギア54の下段54−bは、駆動リング32のギア
部32−aと噛合している。これによつて、LMモータ27の
駆動力は、駆動リング32へ伝達される。
第6図は第5図における切換ギア55の構造を示す展開斜
視図である。
同図において、この切換ギア55は、切換プレート55−b
を2つのギア55−a,55−cで挟持する3層構造となって
いる。この切換プレート55−bの外周面は大径部分と小
径部分の2つの円筒面を有しており、大径部分は下段の
ギア55−cの歯先円と、小径部分はギア55−cの歯底円
と略一致するように、夫々の半径が設定されている。切
換プレート55−bおよびギア55−a,55−cは、これらが
有する穴の芯合わせが行なわれた後、ピン62がこれらの
穴に貫通して圧入されて互いの位相関係を固定した状態
に保たれる。そして、次の第7図に示す様に、シヤシ1
に圧入されたシヤフト60に回転自在に軸支されている。
第7図はこの切換えギア55と駆動リング32、カムリング
38との高さ関係を示す断面図である。
同図において、切換えギア55は、シヤシ1上のボス部に
載置されているため、カムリング38の上方に位置してこ
れには当接しない。しかし、この切換えギア55の最下段
のギア55−cが駆動リング32のギア部32−aと噛合して
いる。
また、切換えギア55の中段の切換えプレート55−bは、
図中破線で示した駆動リング32上のロツクプレート58の
内面とほぼ対向する高さに位置付けられている。
そして、切換えギア55の上段のギア55−aは、第4図お
よび第5図で示した伝達ギア48と噛合している。
第8図は第5図における切換えギア56の構造を示す展開
斜視図である。
同図において、切換えギア56も、切換えギア55と同様
に、切換プレート56−aとギア56−b,56−cの3層構造
をなしている。
但し、この場合、切換プレート56−aは切換ギア56の最
上段に位置する。
これら切換プレート56−a,ギア56−b,56−c間の位相関
係は、切換ギア55の場合と同様に、夫々に設けられた穴
の芯合わせをした後に、ピン63をこれらの穴に貫通して
圧入することにより、固定して保たれる。
また、切換プレート56−aの外周部は大径部分と小径部
分とからなり、大径部分は中段のギア56−bの歯先円
と、小径部分はギア56−bの歯底円と各々略一致する様
に、夫々の半径が設定されている。
第9図はこの切換えギア56と駆動リング32、カムリング
38との高さ関係を示す断面図である。
切換えギア56はシヤシ1のボス部に圧入されたシヤフト
61に回動自在に軸支されており、この切換ギア56の中段
のギア56−bは、破線で示す様に、駆動リング32のギア
部分32−aと噛み合う高さにある。従って、その上段の
切換プレート56−aは、駆動リング32上のロツクプレー
ト59の内周外側とほぼ対向する高さに位置し、下段のギ
ア56−cは、駆動リング32とカムリング38との間に位置
して、第5図に示したカム駆動ギア57と噛合している。
以上述べた切換えギア55、切換えギア56における切換え
プレート55−b、56−aの外周の大径部分と小径部分を
結ぶ端面は、それぞれ、ギア55−c、55−bの歯面と同
様なインボリユート曲線を有しており、ピン62、63を圧
入して互いの位相関係を固定保持する際に、歯面と端面
とが平面的に一致するように設定されている。
第10図は、第3図に説明したように、駆動リング32の下
方において、第2切換えギア56と噛合するカム駆動ギア
57とカムリング38の位置関係を示している。
カム駆動ギア57は、図示する様に、平面的には、カムリ
ング38の内周面の一部に設けられたギア部38−aと切換
ギア56の下段のギア56−cとに噛合する様に配されてい
る。また、カム駆動ギア57の上面は、第9図中の一点鎖
線で示した高さにあり、駆動リング32とは当接しない高
さに位置している。
かかる配置関係により、切換えギア56が駆動リング32に
より回転すると、カム駆動ギア57を介してカムリング38
が回動される。
第11図は第4,5,6,7図で説明したLMモータ27から駆動リ
ング32までの減速ギア列、及び駆動リング32からローデ
イングリング10、ガイドアーム12までの伝達ギア列の連
結状態を示す平面図である。
同図において、第4図に示したLMモータギア50の矢印A
50方向への回転により、順次噛合したウオーム40、減速
ギア41,43,45および駆動ギア54は、第11図中それぞれ矢
印A40,A43,A45,A54方向へ回転する。そして、駆動リン
グ32は、駆動ギア54の下段54−bにより、矢印A32方向
へ駆動される。この回動により、駆動リング32のギア部
32−aと噛合している切換ギア55の下段のギア55−cを
介して、その上段のギア55−aは矢印A55方向へ回動さ
れ、それと噛合するLMモータホルダ47上の伝達ギア48、
49は夫々矢印A48、A49方向へ回動させ、そしてローデイ
ングリング10を矢印A10方向へ回動させる。
次に、第11図中の下方に配置された伝達ギア列の動作
を、同図の部分を右方向から見た場合の一部断面を示し
た第12図とともに説明する。
第11図および第12図において、連結ギア62は、シヤーシ
1の上方から圧入されたシヤフト65に軸支され、下段の
ギア62−aは切換ギア55の下段のギア55−cに、また、
上段のギア62−bは2段ギア61の上段61−aにそれぞれ
歯み合っている。ギア61,63,64は、シヤーシ1側面にね
じ止めされたギアホルダ69に下方から圧入固定されたシ
ヤフト66,67,68によって回動自在に軸支され、下方から
係合された止め輪70,71,72によつて軸方向に位置決めさ
れている。
また、ピンチローラアーム13のボス部13−cは、ガイド
アーム12のコの字形断面形状をもつ回転中心部によつて
スペーサ73、74を介して挾持され、シヤーシ1に植設さ
れたシヤフト22に、ガイドアーム12、扇形ギア28ととも
に回動自在に軸支されている第11図に示す様に、このピ
ンチローラアーム13の突起部13−aには、ピン75がシヤ
シ1の上方向へ突出した状態で圧入されており、扇形ギ
ア28の側面と当接している。
第11図に示すように、ピンチローラアーム13のボス13−
cの外周の円筒面には戻りバネ76が余裕をもって装架さ
れており、その一端76−aはピンチローラアーム13の突
起部13−aに係止され、他端76−bはガイドアーム12の
コの字形断面をもつ連結部12−aに係止され、ピンチロ
ーラアーム13の突起部13−aとガイドアーム12の連結部
12−aとをお互いに離反する方向へ付勢している。
そこで、駆動リング32が矢印A32方向に回動されると、
切換ギア55の下段のギア55−cを介して、ギア62−a,62
−b,61−a,61−b,63−a,63−b,64がそれぞれ矢印A62,A
61,A63,A64方向へ回動され、扇形ギア28は、矢印A28
向へ回動される。その結果、ピンチローラアーム13上の
ピン75が扇形ギア28の側面により押圧されてピンチロー
ラアーム13は矢印A13方向へ回動され、更に、このピン
チローラアーム13に当接する戻りばね76の弾性反力を介
してガイドアーム12が矢印A12方向へ回動される。
この様にして、LMモータ27の回転が駆動リング32を介し
てローデイングリング10、ガイドアーム12へ伝達される
ことにより、ローデイング動作が行なわれる。
次に、ローデイング機構とその動作について第13図〜第
23図を用いて詳しく説明する。
まず、第13図において、ローデイングリング10上には、
ピン10−a,10−bが圧入さている。これらのピン10−a,
10−bは、ガイドベース29,30に設けられた長穴部に所
定の隙間をもつて係合している。また、これらのガイド
ベース29,30には突起29−b,30−bが設けられ、これら
とローデイングリング10上に固定された突起10−e,10−
fとの間にはそれぞれスプリング10−c,10−dが独立し
て懸架され、ガイドベース29,30のローデイングリング1
0に対する位置が規制されている。ローデイングリング1
0とガイドベース29,30とは以上のような取付関係にある
ため、ローデイングリング10が、第1図に示した状態か
ら、前記した様に、矢印A10の方向へ回動されると、ガ
イドベース29,30も同様に移動する。この動作により、
磁気テープ3は磁気テープカートリツジ77の前面に架張
された状態から、第13図に示す様に、回転シリンダ2に
徐々に巻付く状態となる。
第14図は、このようにローデイングリング10が回動する
ことにより、ガイドベース29がキヤツチヤ20のU字形の
溝20−cに進入してこれに当接している状態をシヤシ1
の上方から見た平面図、第15図は第14図の矢印方向Aか
ら見た側面図である。
第14図および第15図において、サイドベース29には位置
決めピン29−aが圧入されており、キヤツチヤ20に近づ
くと、その上下に設けられたU字形の溝20−aとV字形
の溝20−b及びU字形の溝20−cに沿つて進行方向を修
正されながら移動する。これと同時に、第15図に示すよ
うに、ガイドベース29の先端部の上面29−cは、キヤツ
チヤ20の下方の面20−dに当接し、ガイドベース29の前
後への倒れも修正される。以上の水平方向及び垂直方向
の位置修正及び位置決めがなされた後も、ローデイング
リング10は更に回動してスプリング10−cに所定の伸び
を与え、これにより、ガイドベース29はキヤツチヤ20に
対して所定の圧着力で圧着される。
第16図は、上記と同様に、ガイドベース30が、ローデイ
ングリング10により、キヤツチヤ21の方向へ移動される
状態を示す平面図、第17図は第16図の矢印方向Bから見
た側面図であり、第18図および第19図はガイドベース30
がキヤツチヤ21に圧着された状態を示す平面図及び側面
図である。
まず、第16図,第17図において、ローデイングリング10
の回動により、ガイドベース30はキヤツチヤ21に近ず
き、ガイドベース30に設けられたピン30−aは、破線で
示す経路を通つてキヤツチヤ21の溝21−bに案内され、
この溝21−bの上方に設けられたV字形の切欠き21−a
に向かって、進行方向を修正される。
そして、第18図とこれを矢印C側からみた19図に示す様
に、ピン30−aがV字形の切欠き21−aに当接し、ま
た、ガイドベース30の底面がキヤツチヤ21の面21−cに
対接した後もローデイングリング10は更に矢印A10の方
向へ回転して、スプリング10−dを所定の量引き伸ば
す。これより、ガイドベース30はキヤツチヤ21に圧着さ
れ、平面上での位置及び垂直方向への傾き状態が決定さ
れる。
第20図は、駆動リング32により、ローデイングリング10
と連動して回動されるガイドアーム12とキヤツチヤ31の
位置関係を示す平面図であり、第21図はその側面図であ
る。
第20図および第21図において、ガイドアーム12の先端部
分には、ガイドベース25と係合したレバー79が戻りばね
78によつて反時計り方向へ付勢された状態で連結されて
いる。レバー79には、爪状の突起79−aが設けられてお
り、案内ガイド81の側壁に係合する様になつている。案
内ガイド81の側壁はキヤツチヤ31に向かつて直線的に延
びており、ローデイング動作中にレバー79とガイドベー
ス25との姿勢を規制する。
ガイドアーム12の回動により、ガイドベース25は移動し
てキヤツチヤ31に当接する。第22図および第23図はその
当接状態を示す。この時には、ガイドベース25に設けら
れた位置決めピン25−aがキヤツチヤ31に設けられたV
字形の切欠き31−aに当接している。そして、ベースガ
イド25の下面25−bは案内ガイド81の先端の局部的に突
出した面81−aに当接している。
かかる当接状態になつた後も扇形ギア28が所定の角度更
に回転して戻りばね76の一端76−aを押圧し、ガイドベ
ース25をキヤツチヤ31に圧着して位置決めする。
以上がローデイング機構の機構および動作であるが、次
に、第24図および第25図により、テンシヨンピン16−a
および補正ガイドピン82−aについて説明する。
第24図は第1図に示したアンローデイング状態における
テンシヨンアーム16及び補正ガイドアーム82の配置関係
を示す平面図である。
同図において、テンシヨンアーム16と補正ガイドアーム
82は、共に、シヤシ1に圧入されたシヤフト83に回転可
能な状態で軸支されている。そして、このアンローデイ
ング状態においては、テンシヨンアーム16,補正ガイド
アーム82の夫々の先端に圧入されたテンシヨンピン16−
a,補正ガイドピン82−aは磁気テープカートリツジ77の
開口部に架張された磁気テープ3の背後に収納されてい
る。
このテンシヨンアーム16の一端に設けられた切欠き16−
bとシヤシ1上に植設けられたシヤフト84との間には、
スプリング85が架張されており、これによつてテンシヨ
ンアーム16は矢印A16方向へ付勢されている。また、補
正ガイドアーム82の上に設けられた突起82−bとシヤシ
1の外周側面部に設けられた突起87との間には、スプリ
ング88が架張されており、これによつて補正ガイドアー
ム82は、矢印B82の方向へ付勢されている。そして、補
正ガイドアーム82の先端部近辺には、突起82−cが設け
られており、これがテンシヨンアーム16の側面に当接し
ている。このため、スプリング85によるテンシヨンアー
ム16の回転はスプリング88よつて付勢される補正ガイド
アーム82で阻止されている。
また、テンシヨンアーム16の突起部16−cには、一端を
シヤシ1上にねじ89で固定されたバンドブレーキ86の他
端が係止されている。このバンドブレーキ86は、アンロ
ーデイング状態においては、図示する様に、供給側リー
ル台37に対して弛んだ状態で装架されている。
なお、テンションアーム16の切欠き16−bが設けられた
端部、補正ガイドアーム82の端部82−d、及びスプリン
グ85,88は、第24図の部分を側面からみた第26図に示す
様に、駆動リング32よりも充分上方に位置しており、駆
動リング32との接触等の心配はない。
このアンローデイング状態から、ローデイング状態へと
推移する経過においては、駆動リング32が矢印A32方向
へ回動される際に、駆動リング32上に設けられた突起32
−Cは補正ガイドアーム82の端部82−dに当接し、スプ
リング88の反力に抗して補正ガイドアーム82を矢印A82
方向へ回動させる。この回動の角度がある値以上になる
と、スプリング88の力の作用点はシヤフト83とシヤシ1
の側面の突起87を結ぶ直線に対して左側へ移動する。こ
のため、補正ガイドアーム82は、スプリング88によっ
て、アンローデイング状態とは逆に矢印A82の方向へ付
勢される。
第25図は上記のローデイング動作が完了した時点におけ
るテンシヨンアーム16と補正ガイドアーム82の配置状態
を示す平面図である。
同図において、スプリング88及び85によつて付勢された
補正ガイドアーム82,テンシヨンアーム16は磁気テープ
3をベース面側から引き出し、磁気テープカートリツジ
77の出口側において、所定のテープ走行経路を形成す
る。このとき、補正ガイドアーム82はガイド板150の突
出部150−aに当接して平面位置が規定される。
また、テンシヨンアーム16上の突起部16−cも矢印A16
方向へ回動されるため、バンドブレーキ86は所定の張力
をもって、供給側リール台37に当接する。これによつ
て、供給側リール台37には所定の制動トルクが発生し、
記録再生の際に、供給リール6から引き出される磁気テ
ープ3に適正な張力が付与される。
このローデイング完了の状態からアンローデイング動作
を行う際には、まず、矢印B32方向へ回動される駆動リ
ング32上の突起32−Cが補正ガイドアーム82の突起部82
−eを押圧し、補正ガイドアーム82を矢印B82方向へス
プリング88の付勢力に抗して回動させる。そして、テン
シヨンアーム16も、補正ガイドアーム82上の突起82−c
に押圧され、矢印B16方向へ回動される。そして、この
回動の角度がある値を越えると、ローデイング動作時と
は逆に、補正ガイドアーム82は、スプリング88によつて
矢印B82方向へ付勢され、第24図に示した様な、その先
端部が磁気テープカートリツジ77の開口部に収納された
状態へと再度戻される。
以上に述べた駆動リング32の回動によるローデイング動
作及び圧着、位置決め動作により、第2図に示したテー
プ走行経路が形成される。このテープ走行経路におい
て、記録(再生)、巻戻し、早送り等の動作が行なわれ
る。次にこのテープ走行経路を維持するための機構につ
いて説明する。
ローデイング動作の期間中、第5図において、駆動リン
グ32上のロツクプレート58は、駆動リング32と共に、矢
印A32方向へ移動して切換ギア55に接近する。切換ギア5
5は、第6図で説明したように、3段構造を有してお
り、中段の切換プレート55−bは、第7図で説明した高
さに位置しているために、駆動リング32のギア部32−a
と切換ギア55の下段のギア55−cとが噛み合うローデイ
ング動作中では、その上方で空回りしている。
第27図及び第28図は、ローデイング動作完了前後におけ
る駆動リング32及びロツクプレート58と、切換ギア55の
切換プレート55−bとの位置関係を示す平面図である。
第5図において説明した様に、駆動リング32のギア部32
−aのギア面は、その両端部において、駆動リング32の
上のロツクプレート58の端面に切換わる。このため、ロ
ツクプレート58が切換えギア55に到達するまでは、切換
えギア55は、その下段のギア55−cが駆動リング32のギ
ア部32−aと噛み合っているために、矢印A55方向へ回
動されているが、ギア部32−aの終端においては、下段
のギア55−cとの噛み合いは解除される。しかし、ロツ
クプレート58の歯面をなす端部が切換えプレート55−b
の歯面をなす大径部と小径部の境を押圧することによつ
て、切換ギア55は更に回動され、第28図に示した状態と
なる(この場合、ギア部32−aとギア55−cの噛み合い
の位相は、この端部において、ロツクプレート58と切換
プレート55−bとの歯面が係合する様に設定されてい
る)。
この状態において、切換えプレート55−bにおける大径
部、小径部の2つの境界部は、いずれもロツクプレート
58の内周面によつて係止保持される。
切換えギア55を構成するギア55−a,55−c及び切換プレ
ート55−bは、第6図で説明したように、互いの位相関
係を固定されているため、切換プレート55−bがロツク
プレート58に係止されると、ギア55−aの回転も阻止さ
れ、これと噛い合う伝達ギア48、49、ローデイングリン
グ10、及びガイドアーム12の回動も阻止される。この切
換えギア55を係止の時機は、前記したローデイングリン
グ10上のガイドベース29,30及びガイドアーム12上のガ
イドベース25が、夫々キヤツチヤ20,21,31に各々所定の
力で圧着した時機にほぼ等しく設定されている。
以上の切換動作により、ガイドベース29,30,25上に設け
られたガイドローラ類の位置決めが維持され、テープの
走行経路が確実に保持される。
また、第29図および第30図において、このローデイング
動作期間中に、ロツクプレート58と共に、ロツクプレー
ト59も矢印A32方向へ回動される。この回動期間中、ロ
ツクプレート59の内周面は、切換ギア56の上段の切換え
プレート56−a(第8図)の大径部と小径部との2つ境
界部と摺接している。
この切換えギア56と駆動リング32とは、第8図で説明し
た取付け関係にあるため、ロツクプレート59が切換えプ
レート56−aと摺接している期間中は、第29図に示す様
に、切換えギア56の回動は阻止されている。
従って、この期間中はカムリング38も回動しない。
そして、上述したようにして、ロツクプレート58による
切換ギア55の係止が完了した後に、矢印A32の方向へ移
動する駆動リング32のギア部32−aとロツクプレート59
の歯面をなす境界部が、第30図に示す様に、切換ギア56
の上段の切換えプレート56−aの歯面をなす境界部を押
圧し始め、更に移動することによつてギア部32−aが切
換えギア56の中段のギア56−bと噛み合いを開始し、し
たがつて、その下段のギア56−cと噛み合いカム駆動ギ
ア57を介して駆動リング32の下方のカムリング38が回動
され始める。
次に、このカムリング38の回転によつて行なわれるモー
ド操作に関して説明する。
第31図はカムリング38が回動される以前のリール台制動
部材類及び駆動部材類の配置状態を示す平面図である。
同図において、巻き取側リール台36と供給側リール台37
の近傍には、これらを駆動するためのギア類が図の如く
配置されており、このギア類とシヤシ1の間には、巻き
取側リール台36と供給側リール台37を制動する制動部材
類が配設されている。
第32図はこのギア類の下方に位置するブレーキ類の平面
配置状態である。
同図において、カムリング38の内周に設けられたカムの
凹凸面には、メインブレーキ操作レバー91−a,供給側リ
ール台サブブレーキ操作アーム92−a,巻取側リール台ブ
レーキ操作アーム94−a,巻取側リール台サブブレーキ9
5,ピンチローラ操作レバー96−aの操作端部が当接して
いる。
カムリング38の内周部に設けられたこれらカム面は、2
つの曲率半径の異なる円弧面とそれらを結ぶテーパ面と
により、主に構成されている。このカムリング38が回転
することにより、操作部材類はシヤシ1上に圧入された
軸91−S、92−S,94−S,95−S,96−Sを中心として回動
され、巻取側リール台36と供給側リール台37への制動ト
ルクの付加、ピンチローラ15のキヤプスタン14への圧着
等の動作を行う。この操作部材類の操作端部が、カムリ
ング38の曲率半径の小さい円弧面に当接している場合を
Hの位置、曲率半径の大きい円弧面に当接している場合
をLの位置と、以下、夫々呼ぶことにする。
次に、第32図〜第41図により、記録,再生時と早送り,
巻戻し時とでの駆動源の切替えを行なう手段について説
明する。
アイドラギア操作スライダ93は、捩りばね110により、
カムリング38の内周面に付勢されて当接している。この
アイドラギア操作スライダ93を操作するカムリング38の
カム面だけは、3つの異なる曲率半径の円弧面で構成さ
れており、これにより、アイドラギア操作スライダ93は
3つの位置をとり得る。以下、これら3つの位置をカム
面の半径の小さい順にH、M、Lと呼ぶことにする。
後に詳細に説明するが、カムリング38の回動によってア
イドラギア操作スライダ93は上記に3つの位置をとるの
であるが、カムリング38は記録,再生などの各モードに
応じて回転量が異なり、この回転量の違いから、アイド
ラギア操作スライダ93は、記録,再生,早送り再生及び
巻戻し再生時、Lの位置に設定され、記録や再生を行な
わないでテープを高速走行させる早送りや巻戻し時、H
の位置に設定される。また、以上の動作を行なわないと
き、アイドラギア操作スライダ93はMの位置に設定され
る。
第31図,第32図はアイドラギア操作スライダ93がLの位
置に設定されている状態を示しており、この場合には、
アイドラ98が図示しないリールモータ側の動力伝達系の
最終段のギアである巻取りギア99に噛み合う。また、ア
イドラギア操作スライダ93がHの位置に設定されたとき
には、アイドラ98が図示しないキャプスタンモータ側の
動力伝達系の最終ギアであるFRギア100と噛み合う。さ
らに、アイドラギア操作スライダ93がMの位置に設定さ
れるときには、アイドラ98は巻取りギア99やFRギア100
から離れている。
第23図で説明したローデイング動作中の状態において
は、メインブレーキ91は、巻取側リール台36,供給側ロ
ール台37に当接しない位置にあり、供給側リール台サブ
ブレーキ92,巻取側リール台サブブレーキ95だけが夫々
供給側リール台37,巻取側リール台36に当接している。
第33図はこのアイドラギア操作スライダ93と、その上方
に位置するアイドラギア支持プレート97,アイドラギア9
8,巻取りギア99,FRギア100との配置関係を示す平面図で
あり、第34図はそのX−X′に沿う断面図である。但
し、これら第33図,第34図はアイドラギア操作スライダ
93が第32図で示したカムリング38のカム面でのHの位置
にある状態を示している。
第33図および第34図において、アイドラギア操作スライ
ダ93は、シヤシ1の面上の矢印方向へスライダ可能な様
に、ホルダ101により保持されている。
このアイドラギア操作スライダ93の一端にはほぼ楕円形
状の凹部を形成する側壁があり、第34図に示す様に、シ
ヤシ1の上方に向かつて突出している。アイドラギア支
持プレート97は、この突出した部分の上面に載置され、
一方、その上方にはFRギア100及び巻取りギア99がシヤ
シ1に圧入された軸100−s,99−sのまわりに回動自在
に配置されているため、上下位置が規制されている。
次に、アイドラギア98について説明する。
アイドラギア支持プレート97の中央にはボス102がかし
められ、このボス102の穴部に、シヤフト103が貫通して
圧入されている。そして、アイドラギア98は、シヤフト
103に回転可能な状態で軸支されるとともに、シヤフト1
03に固定されたフエルト104によってボス102に押圧され
ており、アイドラギア98とフエルト104との摩擦によっ
て、所定の回転負荷が与えられる。
かかる構成により、第33図において、上記のようにアイ
ドラギア操作スライダ93がHの位置に設定されていてア
イドラギア98がFRギア100と係合し、FRギア100が時計方
向に回転する場合には、フエルト104との摩擦によって
アイドラギア98のシヤフト103を回転中心とする回転止
められ、アイドラギア支持プレート97がアイドラギア98
と共に軸100−s周りに時計方向に回動する。これによ
り、後述するように、アイドラ98は図示しない供給側リ
ール台側の動力伝達ギア列に噛み合い、図示しないキャ
プスタンモータからの動力を供給側リール台に伝達す
る。FRギア100が反時計方向に回転する場合には、同様
に、アイドラギア支持プレート97がアイドラギア98と共
に軸100−s周りに反時計方向に回動する。これによ
り、後述するように、アイドラ98は図示しない巻取り側
リール台側の動力伝達ギア列に噛み合い、キャプスタン
モータからの動力を巻取り側リール台に伝達する。
また、上記のようにアイドラギア操作スライダ93がLの
位置に設定されていてアイドラギア98が巻取りギア99と
係合し、巻取りギア99が時計方向に回転する場合には、
フエルト104との摩擦によってアイドラギア98のシヤフ
ト103を回転中心とする回転が止められ、アイドラギア
支持プレート97がアイドラギア98と共に軸99−s周りに
時計方向に回動する。これにより、後述するように、ア
イドラ98は上記の巻取り側リール台側の動力伝達ギア列
に噛み合い、図示しないリールモータからの動力を巻取
り側リール台に伝達する。巻取りギア99が反時計方向に
回転する場合には、同様に、アイドラギア支持プレート
97がアイドラギア98と共に軸99−s周りに反時計方向に
回動する。これにより、後述するように、アイドラ98は
供給側リール台側の動力伝達ギア列に噛み合い、リール
モータからの動力を供給側リール台に伝達する。
以上のようにして、カムリング38の回動に応じてアイド
ラギア操作スライダ93が移動することにより、アイドラ
98が巻取りギア99とFRギア100との間で切り替わり、記
録時や再生時,早送り再生時,巻戻し再生時には、リー
ルモータの動力が供給側リール台や巻取り側リール台に
伝達され、早送り時や巻戻し時には、キャプスタンモー
タからの動力が供給側リール台や巻取り側リール台に伝
達されることになる。
次に、以上のことをさらに詳細に説明する。
第33図及び第34図において、アイドラギア支持プレート
97の下方にまで延長して圧入されているシヤフト103の
下端は、アイドラギア操作スライダ93の上記楕円形状の
凹部に設けられた楕円形状の穴部分93−aに入り込んで
いる。
そこで、アイドラギア操作スライダ93がカムリング38に
よってL,M,Hの各位置へスライドすることに伴って、こ
の穴部分93−aの壁面によってシャフト103が押され、
アイドラギア支持プレート97、及びその上に軸支された
アイドラギア98もL又はHの方向に移動する。
アイドラギア支持プレート97が、H方向へ移動した場合
には、このアイドラギア支持プレート97の端部に設けら
れたテーパ部97−a,または97−bがFRギア100をシヤシ
1に固定した中心シヤフト100−sに当接し、アイドラ
ギア支持プレート97のH方向の移動とともに、テーパ部
97−aまたは97−bと中心シヤフト100−sとの当接点
が移動して、ついに、中心シヤフト100−sがアイドラ
ギア支持プレート97の端部中央に設けられた半円形切欠
き部97−cに係合する。これにより、アイドラギア98と
キャプスタン14の回転が伝達されているFRギア100が噛
合い、上記のように、フエルト104の作用により、アイ
ドラ98とともにFRギア100の回転によつてアイドラギア
支持プレート97は中心シヤフト100−sを中心にFRギア1
00の回転方向に回動する。一方、アイドラギア支持プレ
ート97がL方向へ移動した場合には、同様にして、アイ
ドラギア支持プレート97の他端のテーパ部97−dまたは
97−eが巻取りギア99のシヤシ1に固定した中心シヤフ
ト99−Sと当接したのち、この中心シヤフト99−sがア
イドラギア支持プレート97のこの他端中央に設けられた
半円形切欠き部97−fと係合する。これにより、アイド
ラギア98とリールモータ105の回転が伝達されている巻
取りギア99が噛合い、上記のように、アイドラ98ととも
に巻取りギア99の回転によつてアイドラギア支持プレー
ト97は、中心シヤフト99−sを中心に巻取りギア99の回
転方向に回動する。なお、アイドラキア支持プレート97
がMに位置する場合には、アイドラギア98は巻取りギア
99,FRギア100のいずれとも噛み合わない。
そこで、第31図および第32図に示した配置状態からカム
リング38が矢印A38の方向へ回動されると、そのカム面
により、操作部材類の各入力端は、ローデイング動作時
間、早送り/巻戻し(FF/Rew)、ローデイングストツプ
(ローデイングした状態での停止)、記録(/再生/早
送り再生)の各モードに対して、所定の量だけシフトさ
れる。このカムリング38の回動角度の検出は、第3図で
説明したカムリング38上のプリントパターン38−b,38−
ccによつて行なわれる。
以下、各モードにおける操作部材の状態及び、各モータ
類の回転状態について説明する。
第35図は、カムリング38が第31図及び第32図に示したロ
ーデイング動作期間中の状態から矢印A38の方向へ回動
され、ローデイングストツプモードになつた時の操作部
材類の配置を示している。
このローデイングストツプモードにおいては、メインブ
レーキ操作レバー91−aだけがL側へ回動され、その出
力端のブレーキ部が巻取側リール台36,供給側リール台3
7の回転を阻止している。また、アイドラギア操作スラ
イダ93はMの位置にあり、アイドラギア98は巻取りギア
99,FRギア100のいずれとも噛合していない。
第36図は、カムリング38が、第35図に示したローデイン
グストツプモードから、矢印A38方向へさらに回動され
て、ブレーキ類が、記録(再生、早送り再生)モードに
入つた状態を示している。
同図においては、ピンチローラ操作レバー96がH方向に
回動され、その出力端に係合するピンチローラアーム13
が回動されて、ピンチローラ15は、キヤプスタン14に圧
着する。各ブレーキ操作用レバーは、H方向に回動され
て巻取側リール台36,供給側リール台37との係合が解除
される。但し、第25図に示したバンドブレーキ86は供給
側リール台37の外周面に当接し、走行する磁気テープに
所定の張力を付与している。
また、アイドラギア操作スライダ93はLの位置へ移動
し、アイドラギア98が、第37図に示す様に、巻取りギア
99に噛み込む。巻取りギア99はリールモータ105により
矢印T99の方向に回動される。これにより、巻取りギア9
9に噛み込んだアイドラギア98に巻取側リール台36の外
周部のギア106にも噛み込んで巻取側リール台36を矢印T
36方向へ回動させる。そして、キヤプスタン14,シリン
ダ2が反時計方向へ回転することによつて、磁気テープ
3の走行,走査が行なわれる。
第38図は、カムリング38が第36図に示した記録,再生ま
たは早送り再生モードから矢印A38方向へさらに回動さ
れ、ブレーキ類が巻戻し再生モードに入つた状態を示す
ものである。
同図において、ピンチローラ15はキヤプスタン14に圧着
したままである。ブレーキ操作用レバーでは、メインブ
レーキ操作レバー91−a,巻取側リール台サブブレーキ95
がHの位置のままであり、供給側リール台サブブレーキ
操作アーム92−a,および巻取側リール台サブブレーキ操
作アーム94−aがL方向に回動されて供給側リール台3
7,巻取側リール台36に夫々係合する。
一方、アイドラギア操作スライダ93は、第39図に示す様
に、Lの位置のままでアイドラギア98は巻取りギア99に
噛み込んでいる。巻取りギア99は、リールモータ105に
より、矢印T99-aの方向に回動される。これにより、ア
イドラギア98は伝達ギア111にも噛み込んで、伝達ギア1
12を介し、供給側リール台37を矢印T37方向へ回動す
る。このとき、キヤプスタン14が時計方向に回動して磁
気テープ3を逆方向に走行させ、供給リール6が磁気テ
ープ3を巻取る。さらに、シリンダ2が反時計方向に回
転し、巻戻し再生が行なわれる。
以上のように、記録再生,早送り再生,巻戻し再生モー
ド時には、アイドラギア操作スライダ93がカムリング38
のLの位置にあり、供給側リール台37及び巻取り側リー
ル台36の駆動源はリールモータ105となる。
第40図および第41図は、早送り又は巻戻し時のカムリン
グ38の位置を示している。
同図において、この場合、供給側リール台36、巻取側リ
ール台37には夫々サブブレーキ92,95が当接し、また、
ピンチローラ15のキヤプスタン14に対する圧着は解除さ
れている。そして、アイドラギア操作スライダ93がカム
リング38のHの位置に移動し、これによつてアイドラギ
ア98はFRギア100に噛み込む。このFRギア100は、ピンチ
ローラアーム13の回動と連動してキヤプスタン14のギア
108に噛み込むギア109により、伝達ギア列を介してキヤ
プスタン14に連結しており、キヤプスタン14の回転によ
つて回動される。
そこで、早送り時には、キヤプスタン14が図面上時計回
り方向へ回転して、FRギア100を反時計回りに回転さ
せ、これに噛み込んだアイドラギア98が右方向へ付勢さ
れて巻取側リール台36への伝達ギア107と噛み合い、巻
取側リール台36に時計回りの回転を与える。また、巻戻
しの場合には、キヤプスタン14が逆転してアイドラギア
98は伝達ギア112を介して供給側リール台37に連結し、
これに反時計回りの回転力を伝達する。
以上のように、早送り,巻戻しモード時間には、アイド
ラギア操作スライダ93がカムリング38のHの位置に設定
され、供給側リール台37及び巻取り側リール台36の駆動
源はキヤプスタン14となり、モードにより駆動源が切り
替えられる。
以上の動作により、通常の記録再生装置としての状態が
満足される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通常大トルクの
キヤプスタンモータを記録,再生時のテープ走行と早送
り,巻戻し時のリール台駆動用モータとして用い、記
録,再生時のリール台駆動にはリールモータを使用する
ものであるから、リールモータとて小型,軽量の低トル
クモータを用いることができるし、また、記録,再生時
にキヤプスタンモータはリール駆動に使用されず、この
ときには、キヤプスタンモータにかかる負荷は増大する
ことはないから、磁気テープを安定に走行させることが
できてテープ走行性能を劣化させることがなく、さら
に、アイドラは1つだけ使用されるので、アイドラ機構
を簡素化できて部品点数の削減,装置の小型,軽量化が
達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第41図は本発明による磁気記録再生装置のメカ
ニズム操作機構の一実施例を示すものであつて、第1図
はアンローデイング時の状態を示す全体平面図、第2図
はローデイング時の状態を示す平面図、第3図はシヤシ
に対するリング類の取付関係を示す展開図、第4図はロ
ーデイングモードモータの駆動力を駆動リングに伝達す
るための減速機構を示す斜視図、第5図は駆動リングか
らローデイングリングまたはカムリングへの動力伝達機
構を示す平面図、第6図は第5図における第1の切換ギ
アの構造を示す展開図、第7図はこの第1の切換ギアと
駆動リング,カムリングとの高さ関係を示す断面図、第
8図は第5図における第2の切換ギアの構造を示す展開
図、第9図はこの第2の切換ギアと駆動リング,カムリ
ングとの高さ関係を示す断面図、第10図は第2の切換ギ
アと噛合するカム駆動ギアとカムリングとの位置関係を
示す平面図、第11図はローデイングモードモータ,駆動
リング,ローデイングリング,ガイドアーム間の伝達ギ
ア列の連結状態を示す平面図、第12図はその一部断面
図、第13図はローデイング機構の全体平面図、第14図は
第13図における第1のガイドベースが第1のキヤツチヤ
に当接された状態を示す平面図、第15図はその側面図、
第16図は第13図における第2のガイドベースがローデイ
ングリングによつて回動されている状態を示す平面図、
第17図はその側面図、第18図はその第2のガイドベース
が第2のキヤツチヤに当接した状態を示す平面図、第19
図はその側面図、第20図はガイドアームで回動されるガ
イドアームと第3のキヤツチヤとの位置関係を示す平面
図、第21図はその側面図、第22図は第3のサイドベース
が第3のキヤツチヤに当接した状態を示す平面図、第23
図はその側面図、第24図はアンローデイング時における
テンシヨンアームと補正ガイドアームとの配置関係を示
す平面図、第25図はローデイング時のテンシヨンアーム
と補正ガイドとの配置関係を示す断面図、第26図はテン
シヨンアームと補正ガイドとの高さ関係を示す断面図、
第27図および第28図は夫々ローデイング動作完了前後に
おける駆動リングの第1のロツクプレートと第1の切換
ギアの切換プレートとの位置関係を示す平面図、第29図
および第30図は夫々ローデイング動作中における駆動リ
ングの第2のロツクプレートと第2の切換ギアの切換プ
レートとの位置関係を示す平面図、第31図はカムリング
に対するリール台制動部材類,駆動部材類の配置状態を
示す平面図、第32図はカムリングに対するブレーキ類の
配置状態を示す平面図、第33図はリール台への駆動力を
伝達,切換する機構を示す平面図、第34図は第33図の線
X−X′に沿う断面図、第35図はローデイングストツプ
モードにおける第32図に示した操作部材類の配置関係を
示す平面図、第36図は同じく記録,再生,早送り再生時
における配置関係を示す平面図、第37図は記録,再生,
早送り再生時におけるリール台への駆動力伝達機構の状
態を示す平面図、第38図は記録,再生,早送りモードか
ら巻戻し再生モードに入つたときの第32図に示した操作
部材類の配置関係を示す平面図、第39図は同じくリール
台への駆動力伝達機構の状態を示す平面図、第40図は早
送り又は巻戻し時における第32図に示した操作部材類の
配置関係を示す平面図、第41図は同じくリール台への駆
動力伝達機構の状態を示す平面図である。 1……シヤシ、2……回転シリンダ、3……磁気テー
プ、5……巻取リール、6……供給リール、7,8,9,11…
…ガイドローラ、10……ローデイングリング、14……キ
ヤプスタン、27……ローデイングモードモータ、32……
駆動リング、38……カムリング、55……第1の切換えギ
ア、56……第2の切換えギア、98……アイドラ、105…
…リールモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 敦夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 滝田 耕平 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所家電研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の磁気ヘッドを搭載した回転ヘッド
    ドラムに磁気テープを所定の角度で巻付けて所定のテー
    プ走行路を形成する磁気記録再生装置において、 該テープ走行路に沿って該磁気テープを移送させるキャ
    プスタン及び該キャプスタンの駆動源と、 リールを駆動するためのリールモータと、 該リールの駆動源として、該キャプスタンの駆動源と該
    リールモータとを切り替え選択する切換手段と を有し、該切替手段は、記録再生時,早送り再生時及び
    巻戻し再生時に、該リールモータを選択して該リールを
    駆動させ、また、磁気テープを記録再生することなく高
    速走行させる早送り時及び巻戻し時にのみ、該キャプス
    タンの駆動源を選択して該リールを駆動させることを特
    徴とする磁気記録再生装置のテープ駆動機構。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 前記切替手段は、 動作モードに応じた量だけ回転するカムリングの回転に
    応じて移動するスライダと、 該スライダの移動量に応じて前記リールモータ側の動力
    伝達系,前記キャプスタンの駆動源側の動力伝達系のい
    ずれかに係合する単一のアイドラと からなり、該アイドラは、記録時,通常再生時,早送り
    再生時及び巻戻し再生時、前記リールモータ側の動力伝
    達系に係合して前記リールに前記リールモータからの動
    力を伝達し、前記早送り時及び巻戻し時、前記キャプス
    タンの駆動源側の動力伝達系に係合して前記リールに前
    記キャプスタンの駆動源からの動力を伝達することを特
    徴とする磁気記録再生装置のテープ駆動機構。
JP61059445A 1986-03-19 1986-03-19 磁気記録再生装置のテ−プ駆動機構 Expired - Lifetime JPH0766596B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02143936A (ja) * 1988-11-25 1990-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ状記録媒体巻き取り装置
JPH02287949A (ja) * 1989-04-27 1990-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープ状記録媒体巻き取り装置

Citations (1)

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JPS6157331B2 (ja) * 1979-06-18 1986-12-06 Shinetsu Chem Ind Co

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JPS6157331B2 (ja) * 1979-06-18 1986-12-06 Shinetsu Chem Ind Co

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