JPH076647U - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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Publication number
JPH076647U
JPH076647U JP4111393U JP4111393U JPH076647U JP H076647 U JPH076647 U JP H076647U JP 4111393 U JP4111393 U JP 4111393U JP 4111393 U JP4111393 U JP 4111393U JP H076647 U JPH076647 U JP H076647U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
opening
combustion cylinder
air heater
warm air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4111393U
Other languages
English (en)
Inventor
鐵衛 内田
力 内田
義彦 足立
吉栄 桐生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP4111393U priority Critical patent/JPH076647U/ja
Publication of JPH076647U publication Critical patent/JPH076647U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃焼筒上部の抑制板の開口率をの範囲を規定す
ることにより燃焼を安定させ、燃焼ガスの臭気の悪化を
最小限にすると共に、すすの発生や燃焼筒の焼損を防止
し、熱損失も小さい温風暖房器を提供する。 【構成】燃焼筒6の上部に設けた抑制板7の中心に開口
部10を設け、該開口部10の開口率を25〜45%に
することにより、燃焼筒6からの燃焼ガスの抜けを最適
にして燃焼を安定化させ、燃焼ガスの臭気の悪化を防止
すると共に、熱損失も小さくして熱効率の低下を防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は燃焼ガスを直接室内に放出して暖房を行う一般にファンヒータとい われる温風暖房器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の温風暖房器では、燃焼筒の上部を開口部を設けた抑制板にて 閉塞したり、また燃焼筒の上部に触媒体を設けて燃焼筒の上部を閉塞していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの従来の抑制板により燃焼筒の上部を閉塞したものでは、その抑制 板の開口部の開口率は特に決められておらず、経験により適当に開口されていた ため、燃焼筒からの燃焼ガスの抜けがよすぎて炎が振動して燃焼が不安定になっ たり燃焼温度が低下して熱損失が増加したり、また逆に燃焼ガスの抜けが悪くて 不完全燃焼を起こしてすすを発生したり燃焼筒内に熱がこもってバーナの焼損を 招いたりした。 また、従来の触媒体を使用したものでは、触媒体自体が高価なため、製品のコ ストダウンができないという欠点を有していた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
この考案はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、燃焼器上 部の炎口部外周を覆い上方を開口部を設けた抑制板で閉鎖した燃焼筒を備え前記 炎口部で発生した燃焼熱を温風ファンの送風によって直接室内に放出する温風暖 房器に於いて、前記抑制板の開口部の開口率を25〜45%になるように該抑制 板を開口したものである。
【0005】
【作用】
燃焼筒6上部に設けた抑制板7の通気口8と整流孔9による開口率を25〜4 5%となるように開口することにより燃焼筒6からの燃焼ガスの抜けを最適にし て燃焼を安定化させて燃焼ガスの臭気の悪化を抑えると共に、すすの発生やバー ナの焼損や熱損失の増加を防止する。
【0006】
【実施例】
次にこの考案に係る温風暖房器を図面に示された好適な一実施例で説明する。 1は加熱手段(図示せず)によって加熱され供給される燃油を気化すると共に、 この気化ガスと燃焼ファン2によって供給される燃焼空気とを予混合し上部のネ ットで形成された炎口部3より燃焼させる燃焼器で、本体枠4内の仕切板5に炎 口部3を突出した状態で固定されている。
【0007】 6は仕切板5上の炎口部3外周を覆う燃焼筒で、上部には円板状で直径138 mmの抑制板7を備えており、該抑制板7は中心に直径55mm〜80mmの大 径の通気口8を形成し更に該通気口8の外周に同心円状に複数の直径8mmの整 流孔9を形成しており該通気口8と該整流孔9にて開口部10を構成している。 該開口部10は抑制板7に対して25〜45%の開口率で開口されている。
【0008】 11は遮熱枠で、内方の燃焼筒6との間には本体枠4背面に備えられた温風フ ァン12側より本体枠4前面下方の吹出口13までの温風路14を形成すると共 に、上方の補強天板15との間には温風路14を通る温風より冷たい温風ファン 12からの送風をそのまま吹出口13まで送風する送風路16を形成しており、 また背面側端部には下方に向かって下り傾斜し送風を案内する案内部17が備え られている。 18は本体枠4を固着した置き台である。
【0009】 次にこの一実施例の作動について説明する。 従来と同様に周知の燃焼操作を行うと燃焼器1が燃焼を開始し、温風ファン1 1が駆動し、そして燃焼筒6内で燃焼ガスが上昇するが、抑制板7の開口率を2 5〜45%としたことで抑制板7に形成した通気口8及び整流孔9により上昇す る燃焼ガスは抑制板7が抵抗となって通気口8や整流孔9から吹き出すとき最適 な流速となり、それにより燃焼を安定化させ、燃焼ガスの臭気の悪化を抑え、熱 損失を小さくして熱効率の低下を防止する。 抑制板7の開口部10より吹き出した燃焼ガスは温風路14の送風と合流して 温風となり、本体枠4前面下方の吹出口13より室内に放出され、室内を下方か ら良好に暖房する。
【0010】 開口率を25%未満としたときには燃焼ガスの抜けが悪く、燃焼筒6内に熱が こもり、不完全燃焼を起こしてすすが発生したり、こもった熱によりバーナが焼 損してしまう原因となる。
【0011】 また、開口率が45%を超えると燃焼ガスの抜けが良すぎてしまい炎口部3で の燃焼がリフテングをおこして異常燃焼したり、燃焼温度が低下して熱損失が増 加して熱効率が低下する原因となる。
【0012】 さらに抑制板7の開口部10を一つの孔ではなく、本考案のように抑制板7の 中心に大径の通気口8を形成し、その外周に小径の整流孔9を同心円状に複数設 けたことにより、温風ファンより送風されてくる空気に対してより広範囲に燃焼 ガスが合流することになり、温風の温度にムラが生じないようにしている。
【0013】 開口部10の通気口8と整流孔の関係は、図2のように開口率を大きくする場 合は通気口8を大きくして整流孔の数や直径を小さくして開口部10での通気口 8の割合を多くし、図3のように開口率を小さくする場合は通気口8を小さくし て整流孔の数や直径を大きくして開口部10での通気口8の割合を少なくするこ とによって、更に均一な温度分布の温風にすることが出来る。
【0013】
【考案の効果】
要するにこの考案は、燃焼器上部の炎口部外周を覆った燃焼筒を備え前記炎口 部で発生した燃焼熱を温風ファンの送風によって直接室内に放出する温風暖房器 に於いて、前記抑制板の開口部の開口率を25〜45%になるように開口したこ とにより燃焼筒内からの燃焼ガスの抜けを最適にして燃焼を安定させ、燃焼ガス の臭気の悪化を抑え、また、すすの発生やバーナの焼損を防止すると共に、熱損 失を少なくして熱効率を向上させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案一実施例を付した温風器の断面図。
【図2】同燃焼筒の構成図で、(イ)は平面図、(ロ)
は断面図。
【図3】他の実施例を示す燃焼筒の構成図で、(イ)は
平面図、(ロ)は断面図。
【符号の説明】
1 燃焼器 3 炎口部 6 燃焼筒 7 抑制板 8 通気口 9 整流孔 10 開口部 12 温風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 桐生 吉栄 新潟県三条市東新保7番7号 株式会社コ ロナ内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼器1上部の炎口部3外周を覆い上方
    に開口部10を設けた抑制板で閉塞した燃焼筒6を備え
    前記炎口部3で発生した燃焼熱を温風ファン12の送風
    によって直接室内に放出する温風暖房器に於いて、前記
    抑制板7の開口部10の開口率を25〜45%になるよ
    うに開口したことを特徴とする温風暖房器。
JP4111393U 1993-06-29 1993-06-29 温風暖房器 Pending JPH076647U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111393U JPH076647U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 温風暖房器

Applications Claiming Priority (1)

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JP4111393U JPH076647U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 温風暖房器

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JPH076647U true JPH076647U (ja) 1995-01-31

Family

ID=12599417

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JP4111393U Pending JPH076647U (ja) 1993-06-29 1993-06-29 温風暖房器

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JP (1) JPH076647U (ja)

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