JPH0766472A - レーザ発光放射角度の検出方法 - Google Patents

レーザ発光放射角度の検出方法

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JPH0766472A
JPH0766472A JP21390193A JP21390193A JPH0766472A JP H0766472 A JPH0766472 A JP H0766472A JP 21390193 A JP21390193 A JP 21390193A JP 21390193 A JP21390193 A JP 21390193A JP H0766472 A JPH0766472 A JP H0766472A
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弘 田頭
Ryuichi Miyoshi
隆一 三好
良廣 ▲秦▼
Yoshihiro Hata
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の小型化を図るとともに、より正確
なレーザ発光放射角度を検出する。 【構成】 レーザ1の発光方向にレンズ2、2次元セン
サ3を順次配置し、前記レンズ2をレーザ光が前記2次
元センサ3上に焦点を結ぶ位置よりも前記レーザ1から
離間する方向にずらせて、前記レーザ1の発光放射パタ
ーンを2次元センサ3上に結像させてなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザチップ等
の製造工程におけるレーザ光の発光放射角度の検出方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図6及び図7を参
照して説明する。図6は従来例によるレーザ発光放射角
度の検出方法を説明するための動作概念図、図7は図6
の検出方法によって得られたレーザ光の発光出力のデー
タの一例である。
【0003】従来のレーザ発光放射角度の検出方法は、
図6に示すように、まず、 (1)回転テーブル20の中心に、レーザチップ21が
搭載されたステム22を固定しレーザ発光させる。23
はレーザ光を駆動、出射させる発光器である。
【0004】(2)次に、駆動モータ24により回転テ
ーブル20を回転させながら、 (3)レーザチップ21の発光出力をスリット25を介
してフォトダイオード26により出力検出する。27は
測定器である。
【0005】(4)以上の測定により得られた、回転テ
ーブル20の回転角度と発光出力の関係からレーザ発光
放射角度を算出する。
【0006】上記検出方法によって得られたデータは、
例えば図7に示すような特性図に示すことができる。図
7の発光出力の単位は単に出力比を示す数値である。図
より、回転テーブル20の回転に従って、即ち、レーザ
チップ1の出射方向によって検出される出力が変動する
状態がわかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来方
法には以下のような問題点があった。即ち、 (1)レーザ光の放射角度検出のためには、レーザチッ
プ21(ステム22)を回転させる必要があるため、測
定に手間と時間を要していた。
【0008】(2)回転機構等の構造が複雑で、検出装
置が大型化し製作コストも高くついていた。
【0009】(3)レーザ光の垂直方向角度(θ⊥)と
水平方向角度(θ‖)を同時に測定することができなか
った。
【0010】(4)レーザ光の発光放射パターンをリア
ルタイムで表示することができなかった。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
消できるレーザ発光放射角度の検出方法を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、レーザの発光方向にレンズ、2次元センサ
を順次配置し、前記レンズの位置を、前記レンズ通過後
のレーザ光が前記2次元センサ上に焦点を結ぶ位置より
前記2次元センサ方向にずらせることにより、前記レン
ズ通過後のレーザ光を光路途中で交差反転させ、前記2
次元センサ上に結像させてなることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によるレーザ発光放射角度の検出方法
は、上述のように、レーザの発光方向にレンズ、2次元
センサを順次配置するという簡易な光学系によるもので
あり、従来のように回転機構等が不要であるので、装置
全体の小型化を図れる。また、レーザの発光放射パター
ンをそのまま、2次元センサ上に結像するので、レーザ
光の垂直角度方向及び水平角度方向の両方をリアルタイ
ムで観察できるので、より正確なレーザ発光放射角度を
検出できる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について、図1乃至図5を
参照して説明する。図1は本実施例によるレーザ発光放
射角度の検出方法の原理図、図2は本実施例のシステム
構成図、図3は本実施例のシステムに使用されるレンズ
鏡筒の外観図、図4は本実施例の検出動作のフローチャ
ート、図5は本実施例の検出方法によって得られた発光
放射パターン画像を示す図である。
【0015】本実施例によるレーザ発光放射角度の検出
方法の原理は、図1に示すように、レーザチップ1の発
光方向に両凸レンズ2、2次元センサ(CCDカメラ
等)3を順次配置し、前記両凸レンズ2の位置を、該レ
ンズ2通過後のレーザ光が2次元センサ3上に焦点を結
ぶ位置(レーザーチップ1と両凸レンズ2間の距離が
a)よりも2次元センサ3方向にΔlずらせるようにす
る。これにより、レーザ光は光路途中で交差反転し、そ
の発光放射パターンが2次元センサ3上に結像される
(両凸レンズ2と2次元センサ3間の距離がb)。この
発光放射パターンを画像認識装置に入力し、2次元パタ
ーン形状の縦方向長さと横方向長さを測定し角度に換算
することによりレーザ発光放射角度を検出する。
【0016】具体的なシステム構成は図2に示すよう
に、レーザチップ1の発光方向にレンズ鏡筒4、CCD
カメラ3が配置されている。このレンズ鏡筒4とCCD
カメラ3、さらに両凸レンズ2とは図3に示すように一
体化されている。レーザチップ1の発光駆動は、レーザ
発光パワー制御器5によって(+)接触子6及び検査ス
テージを兼ねる(−)接触子7を介して行われる。CC
Dカメラ3の画像データは画像認識装置8に送信され、
さらにレーザ発光パワー制御器5にフィードバックされ
る構成となっている。また、CCDカメラ3の画像はT
Vモニタ9で確認できる。
【0017】上記システム構成の動作について、図4の
フローチャートに従って説明すると、まず、 (1)検査ステージ((−)接触子)7上の定位置に載
置したレーザチップ1を発光させるため、チップ上面に
(+)接触子6を当接させる。
【0018】(2)レーザ発光パワー制御器5に発光パ
ワーデータをセットする。
【0019】(3)レーザ発光パワー制御器5によりレ
ーザを発光させる。
【0020】(4)レーザ発光出力をCCDカメラで捕
らえ、所定の発光出力となるようレーザ発光パワーをコ
ントロールする。
【0021】(5)所定の発光パワーに達したところで
発光放射パターンを画像として画像認識装置に取り込
む。
【0022】(6)取り込み画像から垂直方向角度(θ
⊥)と水平方向角度(θ‖)を演算処理する。(図5に
発光放射パターン画像の一例を示す) (7)演算結果により、チップの良/不良を判定する。
【0023】(8)最後に放射角度データをファイル記
憶し検出を終了する。
【0024】以上のように、本発明によれば、レーザ発
光放射パターンを2次元パターンとして画像で捕らえる
ことができるため、従来のようにレーザチップを回転さ
せるといった動作が不要となり、検査時間を短縮でき
る。
【0025】また、装置全体の構成が単純な光学系のみ
であり、特別な機構が不要であるので従来に比し、小型
化できコストダウンを図れる。
【0026】さらに、レーザ発光放射パターンを2次元
パターンとして画像で捕らえることができ、画像認識装
置によりパターン形状を認識することでレーザ発光放射
角度の垂直方向角度(θ⊥)と水平方向角度(θ‖)を
同時に検出することが可能となった。しかも、2次元セ
ンサ(CCDカメラ)からの出力信号をTVモニタ等の
表示器に接続することで、レーザ発光放射パターンをリ
アルタイムで観察できるので、より正確な発光放射角度
検出ができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来よ
りも検出装置を簡略化でき、コストダウンを図れる。ま
た、従来よりも正確な発光放射角度検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例によるレーザ発光放射角度の検出方法
の原理図である。
【図2】本発明の一実施例によるレーザ発光放射角度の
検出方法のシステム構成図である。
【図3】本発明の一実施例によるレーザ発光放射角度の
検出方法に使用されるレンズ鏡筒の外観図である。
【図4】本発明の一実施例によるレーザ発光放射角度の
検出方法のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例によるレーザ発光放射角度の
検出方法によって得られた発光放射パターン画像を示す
図である。
【図6】従来例によるレーザ発光放射角度の検出方法を
説明するための概略図である。
【図7】従来例によるレーザ発光放射角度の検出方法に
よる検出結果を示す特性図である。
【符号の説明】
1 レーザチップ 2 レンズ 3 CCDカメラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザの発光方向にレンズ、2次元セン
    サを順次配置し、 前記レンズの位置を、前記レンズ通過後のレーザ光が前
    記2次元センサ上に焦点を結ぶ位置より前記2次元セン
    サ方向にずらせることにより、前記レンズ通過後のレー
    ザ光を光路途中で交差反転させ、前記2次元センサ上に
    結像させてなることを特徴とするレーザ発光放射角度の
    検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012120613A1 (ja) * 2011-03-07 2012-09-13 パイオニア株式会社 発光状況測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012120613A1 (ja) * 2011-03-07 2012-09-13 パイオニア株式会社 発光状況測定装置
CN103415932A (zh) * 2011-03-07 2013-11-27 日本先锋公司 发光状况测定装置

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