JPH0765939B2 - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JPH0765939B2
JPH0765939B2 JP18876086A JP18876086A JPH0765939B2 JP H0765939 B2 JPH0765939 B2 JP H0765939B2 JP 18876086 A JP18876086 A JP 18876086A JP 18876086 A JP18876086 A JP 18876086A JP H0765939 B2 JPH0765939 B2 JP H0765939B2
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章文 玉置
久雄 白井
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等に用いられる温度センサに関する。
〔従来の技術〕
従来の温度センサは、その一例を第7図に示すように、
ターミナル73を一体に樹脂モールド成形したターミナル
アッセンブリ74と、ターミナル73にそのリード線がハン
ダ付けされているサーミスタ71を収納するホルダ72と
が、ホルダ72内への水等の有害雰囲気の侵入を防止する
ためのOリング75を介してケース76内で組付けられ、そ
の組付けられた状態でケース76の端部76aがかしめられ
ることによってターミナルアッセンブリ74とホルダ72と
が固定される構造になっている。そして、サーミスタ71
の頭部には、サーミスタ71の熱応答性を向上させると共
にその位置を固定させるためのシリコンゴム77がポッチ
ングされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来の温度センサの構造は、部品点数が多く、且
つ、シリコンゴムのポッチング工程及びかしめ工程が必
要なこともあり、多くの組付工数を必要とする。このた
め、コストが高くなるのみならず、部品点数及び組付工
数が多くなることにより、それだけ製品としての信頼性
を低下させる要因が多くなるという問題点が従来の温度
センサにはあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、部品点
数及び組付工数を削減し、もって組付性及び組付信頼性
を向上させた温度センサを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、感温素子1
と、該感温素子に電気的に接続されている1対の偏平な
端子部3であって、各該端子部の一方の縁部側の縁端部
は嵌合部3aをなし、該嵌合部の所定位置にはストッパ3b
が突設されているものと、基部2a及び円筒部2bからなる
ホルダ部2であって、該ホルダ部は、該基部の端面から
該基部を貫通して該円筒部に穿設された丸穴2c、及び該
丸穴の軸と同一方向に且つ該丸穴を挟むようにして該基
部を穿設された1対の角穴2dを有するものと、該感温素
子を該丸穴に収納したホルダ部、及び一対の該角穴の各
々にそれぞれの該嵌合部がストッパが該ホルダ部の該端
面に当接した状態で挿嵌されている1対の該端子部を、
それらの一部を露出させるようにして被覆する被覆部4
とを具備する温度センサが提供される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に係る温度センサは、その断面を第1図及び第2
図に示すように、感温素子としてのサーミスタ1と、こ
のサーミスタ1を収納する樹脂製ホルダ部2と、サーミ
スタ1によりリード線1aを介して電気的に接続されると
共にホルダ部2に取着される1対の端子部としてのター
ミナル3と、被覆部としてのモールド部4とから構成さ
れており、サーミスタ1、ホルダ部2及びターミナル3
からなるアセンブリが樹脂モールドされることにより、
一体に成形されている。なお、ホルダ部2及びモールド
部4には同材質の熱可塑性樹脂、例えばPBT(ポリブチ
レンテレフタレート)樹脂を用いるのが好適である。更
に、樹脂中にガラス繊維等の充填材を混入してもよい。
ホルダ部2は、第3図に示すように、断面形状が180゜
対称形である長方形の基部2aと円筒部2bとからなり、こ
の基部2aの端面には、基部2aを貫通して円筒部2bの先端
部近傍位置に迄達するサーミスタ収納用丸穴2cと、この
丸穴の軸と同一方向に且つ丸穴2cを対称軸として互いに
対称位置に、深さが基部2aの厚さのほぼ半分の一対の角
穴2dとが穿設されている。そして、丸穴2cと角穴2dとの
間の壁の一部が欠切されることにより、角穴2dの内側辺
の一部は丸穴2dに開放している。
ターミナル3は、第4図及び第5図に示すように、概ね
長方形の偏平な導電性部材、例えばスズメッキ黄銅板等
で作られており、その長手方向の一方の端部を含む縁端
部は、ホルダ部2のターミナル固定用角穴2dに挿嵌され
る嵌合部3aを形成している。そして、この嵌合部3aの所
定位置には、嵌合部3aの角穴2dへの挿入量を限定するた
めのストッパ3bが両側方に突設されている。更に、ター
ミナル3は、嵌合部3aの一部を上記一方の縁部側から切
り出し且つ反対側に折り返した爪3cを備えている。
次に、上記構成要素の組付手順について説明する。
まず、サーミスタ1の1対のリード線1aの各々の端部
が、1対のターミナル3の各爪3cにそれぞれ掛止され
る。そして、爪3cとリード線1aとターミナル3の本体と
がヒュージングされることにより、サーミスタ1のリー
ド線がターミナルに接合される。このヒュージングによ
る接合は、ハンダ付けに比して接合信頼性が高く、且つ
接合工程の自動化が容易になるという利点を有する。
次に、上述のようにしてターミナル3に電気的に接続さ
れたサーミスタ1がホルダ部2のサーミスタ収納用丸穴
2cに挿入されると同時に、ターミナル3の嵌合部3aが、
ホルダ部2のターミナル固定用角穴2dに、ストッパ3bが
基部2bの端面に当接する迄挿入される。このとき、角穴
2dの一辺の一部が丸穴2cに開放されていることにより、
嵌合部3aと角穴2dとの接触面積が小さく、この結果、嵌
合部3aを角穴2dに挿入する際の摩擦抵抗が低減され、タ
ーミナル3のホルダ部2への挿入が容易になる。
また、ターミナル3の嵌合部3aは、爪3cがそこから切り
出されていることにより、その剛性が低減している。こ
のため、角穴2dの一辺の一部の開放と相俟って、角穴2d
の寸法に対して嵌合部3aのそれを大きくとることができ
る。その理由は、寸法の大きい嵌合部3aが寸法の小さい
角穴2dに圧入されることによって発生する嵌合部3a及び
角穴2dの変形が、切出部及び開放部でそれぞれ吸収され
るからである。この結果、ターミナル3をホルダ部2に
嵌合したときのそれらの間の緩みを小さくすることがで
きると共に、それらの寸法精度に対する要求度合が低く
なる。また、角穴2dの一部が丸穴2cに開放されているの
で、すなわち、それらの間を離隔する必要がないので、
それらを近付けて設けることが可能になるのみならず、
第5図及び第6図(a)に示すように、それらが接する
ように設けることも可能になり、ホルダ部2の小型化が
図れる。
更に、ホルダ部2の基部2aの断面形状が長方形、すなわ
ち180゜対称形であるので、ホルダ部2はその丸穴2cの
軸方向に対して垂直な面内に方向性を有する。この結
果、その方向を定めることにより角穴2dの向きが分るの
で、ターミナル3のホルダ部2への自動組付が可能にな
る。
次に、上述のようにして組付けた、サーミスタ1とホル
ダ部2とターミナル3とからなるアセンブリを、ホルダ
部2及びターミナル3の端部を保持することによりそれ
らを露出させた状態で樹脂インジェクション型にセット
し、モールド樹脂をインジェクトし、モールド部4を形
成する。このとき、サーミスタ、ホルダ部2及びターミ
ナル3がアセンブリとして1つの構成単位とされている
ので、ホルダ部2又はターミナル3の位置を定めるだけ
で、アセンブリにおけるサーミスタ1、ホルダ部2及び
ターミナル3の位置を一意的に決めることができ、組付
工数の削減が図れる。そして、それらの位置は、それら
が別々にセットされる場合と異なり、ターミナル3がホ
ルダ部2に固定されているので、樹脂インジェクション
時にそのインジェクション圧によって移動するというこ
とがない。なお、モールド樹脂はホルダ部2の丸穴2c内
にも充填される。従って、サーミスタ1の熱応答性は向
上し、且つその位置が固定される。
なお、本実施例においてはホルダ部2の基部2aの180゜
対称形としての断面形状が長方形の場合について記述し
たが、これに限るものではなく、例えば第6図(b)に
示すような2面巾形状であってもよい。
また、感温素子としてはサーミスタに限らず、例えば熱
電対であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、温度センサの部
品点数及び組付工数を削減することができるので、温度
センサの組付性及び組付信頼性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る温度センサーの一実施例を示す断
面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は第1図のホルダ部2を示す図であって、(a)
は正面図を、(b)は側面図を示すもの、 第4図は第1図のターミナル3を示す図であって、
(a)は平面図を、(b)は正面図を示すもの、 第5図はホルダ部2とターミナル3との関係を示す図、 第6図はホルダ部2の他の実施例の基部2aの端面図、及
び 第7図は従来の温度センサを示す断面図である。 1……サーミスタ、2……ホルダ部、 2a……基部、2b……円筒部、 2c……サーミスタ収納用丸穴、 2d……ターミナル固定用角穴、 3……ターミナル、3a……嵌合部、 3b……ストッパ、3c……爪、 4……モールド部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感温素子と、 該感温素子に電気的に接続されている1対の偏平な端子
    部であって、各該端子部の一方の縁部側の縁端部は嵌合
    部をなし、該嵌合部の所定位置にはストッパが突設され
    ているものと、 基部及び円筒部からなるホルダ部であって、該ホルダ部
    は、該基部の端面から該基部を貫通して該円筒部に穿設
    された丸穴、及び該丸穴の軸と同一方向に且つ該丸穴を
    挟むようにして該基部に穿設された一対の角穴を有する
    ものと、 該感温素子を該丸穴に収納したホルダ部、及び1対の該
    角穴の各々にそれぞれの該嵌合部が該ストッパが該ホル
    ダ部の該端面に当接した状態で挿嵌されている1対の該
    端子部を、それらの一部を露出させるようにして被覆す
    る被覆部と、 を具備する温度センサ。
  2. 【請求項2】各前記角穴の前記丸穴に対向する辺の一部
    が該丸穴に解放されている特許請求の範囲第1項記載の
    温度センサ。
  3. 【請求項3】前記基部の断面形状が180゜対称形である
    特許請求の範囲第1項記載の温度センサ。
  4. 【請求項4】前記端子部は、前記嵌合部の一部を前記一
    方の縁部側から切り出し且つ反対側に折り返した爪を有
    する特許請求の範囲第1項記載の温度センサ。
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