JPH076578U - 電磁弁のシール装置 - Google Patents

電磁弁のシール装置

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JPH076578U
JPH076578U JP4131393U JP4131393U JPH076578U JP H076578 U JPH076578 U JP H076578U JP 4131393 U JP4131393 U JP 4131393U JP 4131393 U JP4131393 U JP 4131393U JP H076578 U JPH076578 U JP H076578U
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JP
Japan
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iron core
inner cylinder
fixed iron
cylinder
inner end
Prior art date
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Pending
Application number
JP4131393U
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English (en)
Inventor
成緒 宮沢
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 製作が容易で、かつ、安価に得ることがで
き、単一のオイルシールにより各部を油密に保つ。 【構成】 内筒6の内端(弁本体側)のフランジは、取
付筐体8の大径段部11の受面により受け止めれられ、
内筒の内端側開口部から挿入した固定鉄心17の受突条
は大径段部に嵌合してその外端面が内筒の内端面に重合
することにより受け止められる。内筒の外端部に締付蓋
を螺合して締め付けると有底の外筒と取付筐体とが一体
に結合される。この時、固定鉄心の内端外周のシール溝
23と、取付筐体の内端内周のシール溝とが合体して一
つのシール溝を形成するから、この合体シール溝にOリ
ングのようなオイルシールを嵌合し、取付筐体を弁本体
の取付孔に螺合して締め付けつと、前記オイルシール
は、固定鉄心と取付筐体の内外の重合端部、及びそれら
の内端面と弁本体の取付孔の底面とを一つのオイルシー
ルにより油密にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設用車両、運搬用車両、農林業用車両等の産業用車両で、チルト ハンドルを有する車両のステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外筒と中途部に非磁性部を有する内筒との間にソレノイドを介装し、上 記内筒内に固定鉄心と、該固定鉄心の中心孔に貫挿される押棒を有する可動鉄心 (プランジャー)とを内装すると共に固定鉄心側の取付筐体を切替弁本体に装着 するようにし、前記固定鉄心及び可動鉄心を内筒に取付筐体側から挿入するよう になし、内筒の外端に蓋体を螺合して止めるようにしたものは既に知られている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記既知の電磁弁は、図6に示すごとく内筒と取付筐体とを一体に形成してい たので、素材の切削代が大きくなって、材料費が嵩むと共に加工費が高くなり、 また、強磁性チューブと常磁性チューブとを接合する加工及びそれらの内外仕上 げ加工が極めて困難であった。このような課題を解決すべく取付筐体と内筒とを 別体に構成すると、シール箇所が複数箇所になってシール性が悪化すると共に加 工及び部品点数が多くなってコスト高になった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外筒と中途部に非磁性部を有する内筒との間にソレノイドを介装し 、上記内筒内に固定鉄心と、該固定鉄心の中心孔に貫挿される押棒を有する可動 鉄心(プランジャー)とを内装すると共に固定鉄心側の取付筐体を弁本体に装着 するようにし、前記固定鉄心及び可動鉄心を内筒に取付筐体側から挿入するよう になし、内筒の外端に蓋体を螺合して止めるようにしたものであって、前記取付 筐体と内筒を別体に形成し、内筒の内端にフランジを突設し、取付筐体の内周に は上記フランジが嵌合して受け止められる大径段部を設け、固定鉄心の内端には 、前記大径段部に嵌合するフランジ状の受突条を設け、該受突条の外周内端と大 径段部の内周内端とに亙ってシール溝を穿設し、該シール溝に、受突条の外周面 と大径段部内周面との接合部、及び弁本体の受面に圧接されるオイルシールを挿 入するようにして前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】
内筒の内端(弁本体側)のフランジは、取付筐体の大径段部の受面により受け 止めれられ、内筒の内端側開口部から挿入した固定鉄心の受突条は大径段部に嵌 合してその外端面が内筒の内端面に重合することにより受け止められる。内筒の 外端部に締付蓋を螺合して締め付けると有底の外筒と取付筐体とが一体に結合さ れる。この時、固定鉄心の内端外周のシール溝と、取付筐体の内端内周のシール 溝とが合体して一つのシール溝を形成するから、この合体シール溝にOリングの ようなオイルシールを嵌合し、取付筐体を弁本体の取付孔に螺合して締め付けつ と、前記オイルシールは、固定鉄心と取付筐体の内外の重合端部、及びそれらの 内端面と弁本体の取付孔の底面とを一つのオイルシールにより油密にすることが できる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面について説明する。但し、ソレノイドの弁本体1側を 内端、反対側を外端とする。ソレノイドコイル2を、外端底部に端部鉄心3が組 み付けられた外筒5と、内端側が開口していて中途部に非磁性部4を備えた内筒 6との間に介装し、外筒5の内端は内側外周に螺子7を有する取付筐体8の外側 外周の段部9に嵌合している。
【0007】 前記内筒6は内端にフランジ10を有し、このフランジ10は取付筐体8の内 端側内周に設けた大径段部11の受面12により受け止められ、外端の小径部1 3にはオイルシール用のOリング14が介装されていて内端が大径になった手動 ピン15を貫挿し、内部には可動鉄心(プランジャー)16と固定鉄心17を開 口部から挿入してあり、前記可動鉄心16は内端側のテーパー状凸部に突設した 押し棒18を有し、固定鉄心17は、中心線位置に前記押棒18が貫挿される孔 19と、前記テーパー状凸部に対して一定の間隔を隔てたテーパー状凹部と、内 端外周に突設されていて前記取付筐体8の大径段部11に嵌合して内筒6の内端 面により受け止められるフランジ状の受突条20を有し、外周に穿設した長さ方 向の油溝21・・は、上記受突条20から中心側に向けて傾斜した油孔22に連 通しており、内周にねじを有する締付蓋29を小径部13の外端側にねじ込んで 締め付けるとソレノイド全体が一体になる。
【0008】 そして、固定鉄心17の受突条20の内端外周と取付筐体8の大径段部11の 内端内周とにはそれぞれ合体して一つになるシール溝23を穿設してあり、弁本 体1のスプール25が軸方向摺動可能に貫挿されているスプール孔の両端には、 それぞれバネ室24,24(一方のみ図示)を設け、その外側に連設した大径の 取付孔26の内周面に螺子を刻設し、前記バネ室24に内装してバネ受28によ り受けられた復帰バネ27,27は、スプール25を中立位置に戻すように付勢 しており、ソレノイドを弁本体1に取付ける時、前記シール溝23にOリング3 0をシール材として嵌入した状態で取付筐体8を回動してねじ込むと、Oリング 30が取付孔26の底面26a、シール溝23の内周面、外周面及び底面に圧接 されて各部を同時にシールする。31はリードワイヤーである。
【0009】 前述の電磁弁は一方のソレノイドコイル2に通電すると、従来のものと同様、 吸引力によりその側の可動鉄心16がそれに対応する固定鉄心17側へ反対側の 復帰バネ27に抗して移動し、通電を断つとソレノイドが消磁して両側の復帰バ ネ27,27が平衡する中立位置まで逆方向に移動する。このような作動中、バ ネ室24内の圧油は、可動鉄心16が収容されている内筒6内へ油孔22及び油 溝21内を流動して出入する。その際、前記Oリング30は、前記圧油が、取付 筐体8と取付孔26の底面26aとの間から外部への流出、及び、取付筐体8と 内筒6とが別体になっているにも拘らずそれらの端部間からの流出を確実に防止 する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は、前述のように外筒5と中途部に非磁性部を有する内筒6との間にソ レノイドコイル2を介装し、上記内筒6内に固定鉄心17と、該固定鉄心17の 中心孔に貫挿される押棒18を有する可動鉄心(プランジャー)16とを内装す ると共に固定鉄心17側の取付筐体8を弁本体1に装着するようにし、前記固定 鉄心17及び可動鉄心16を内筒6に取付筐体8側から挿入するようになし、内 筒6の外端に締付蓋を螺合して止めるようにしたものであって、前記取付筐体8 と内筒6を別体に形成し、内筒6の内端にフランジ10を突設し、取付筐体8の 内周には上記フランジ10が嵌合して受け止められる大径段部11を設け、固定 鉄心17の内端には、前記大径段部11に嵌合するフランジ状の受突条20を設 け、該受突条20の外周内端と大径段部11の内周内端とに亙ってシール溝23 を穿設し、該シール溝23に、受突条20の外周面と大径段部11の内周面との 接合部、及び弁本体1の受面に圧接されるオイルシールを挿入するようにしたの で、取付筐体8と内筒6とを別々に製作し得て、過大な切削加工を省略すること ができ、また、内筒6の仕上げ加工が簡単になって、加工制度を向上することが できると共に著しくコストダウンを図ることができる。また、内筒6と取付筐体 8を別体にしたにも拘らず、内筒6と取付筐体8間のシール、及びそれらと弁本 体1間のシールを単一のオイルシールにより確実になし得て、シール構成、及び 組立工程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソレノイド本体の断面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】内筒の断面図である。
【図4】固定鉄心の断面図である。
【図5】組み付け部の断面図である。
【図6】従来の取付筐体付き内筒の断面図である。
【符号の説明】
1 弁本体 2 ソレノイドコイル 5 外筒 6 内筒 8 取付筐体 10 フランジ 11 大径段部 16 可動鉄心 17 固定鉄心 20 受突条 23 シール溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒5と中途部に非磁性部を有する内筒
    6との間にソレノイドコイル2を介装し、上記内筒6内
    に固定鉄心と、該固定鉄心17の中心孔に貫挿される押
    棒18を有する可動鉄心16(プランジャー)とを内装
    すると共に固定鉄心17側の取付筐体8を弁本体1に装
    着するようにし、前記固定鉄心17及び可動鉄心16を
    内筒6に取付筐体8側から挿入するようになし、内筒6
    の外端に締付蓋を螺合して止めるようにしたものであっ
    て、前記取付筐体8と内筒6を別体に形成し、内筒6の
    内端にフランジ10を突設し、取付筐体8の内周には上
    記フランジ10が嵌合して受け止められる大径段部11
    を設け、固定鉄心17の内端には、前記大径段部11に
    嵌合するフランジ状の受突条20を設け、該受突条20
    の外周内端と大径段部11の内周内端とに亙ってシール
    溝23を穿設し、該シール溝23に、受突条20の外周
    面と大径段部11の内周面との接合部、及び弁本体1の
    受面に圧接されるオイルシールを挿入するようにしたこ
    とを特徴とする電磁弁のシール装置。
JP4131393U 1993-06-29 1993-06-29 電磁弁のシール装置 Pending JPH076578U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220115883A (ko) * 2021-02-12 2022-08-19 토마스 마그네트 게엠베하 전기 유압식 압력 조절 밸브

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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