JPH0765783B2 - 分離型空気調和機の運転制御装置 - Google Patents
分離型空気調和機の運転制御装置Info
- Publication number
- JPH0765783B2 JPH0765783B2 JP2096206A JP9620690A JPH0765783B2 JP H0765783 B2 JPH0765783 B2 JP H0765783B2 JP 2096206 A JP2096206 A JP 2096206A JP 9620690 A JP9620690 A JP 9620690A JP H0765783 B2 JPH0765783 B2 JP H0765783B2
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- JP
- Japan
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- indoor
- outdoor
- air conditioner
- outdoor unit
- indoor unit
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は分離型空気調和機の運転制御装置に関するも
のである。
のである。
［従来の技術］ 第３図は特開昭60−20036号公報に示された分離型空気
調和機を示し、図において（１）は室内機、（２）は室
外機、（３）は上記室内機内の熱交換器、（４）は室外
機内の熱交換器、（５）は室内機の運転データおよび室
外機からの運転データを受けて室内機の運転制御を行う
運転制御器、（６）は室内機と室外機間の運転データ通
信を行うための室内外連絡線、（７）は室外機の運転デ
ータおよび室内機からの運転データを受けて室外機の運
転制御を行う運転制御器、（８）は室内機と室外機とを
連通するガス冷媒管、（９）は同じく液冷媒管である。
調和機を示し、図において（１）は室内機、（２）は室
外機、（３）は上記室内機内の熱交換器、（４）は室外
機内の熱交換器、（５）は室内機の運転データおよび室
外機からの運転データを受けて室内機の運転制御を行う
運転制御器、（６）は室内機と室外機間の運転データ通
信を行うための室内外連絡線、（７）は室外機の運転デ
ータおよび室内機からの運転データを受けて室外機の運
転制御を行う運転制御器、（８）は室内機と室外機とを
連通するガス冷媒管、（９）は同じく液冷媒管である。
次に動作について説明する。室内機に設けた運転制御器
（５）によって室内機（１）の運転モード、設定温度等
の運転データを室内外連絡線（６）を経て室外機（２）
にシリアル通信を行うと、室外機（２）はこの室外機に
設けた運転制御器（７）によって運転データを受信して
当該室外機（２）の運転制御を行う。逆に室外機（２）
の運転データを運転制御器（７）がコード化し、室内外
連絡線（６）を経て室内機（１）にシリアル通信を行う
ことにより、運転制御器（５）がコード化された運転デ
ータを処理することで分離型空気調和機が全体として機
能を果すことになる。
（５）によって室内機（１）の運転モード、設定温度等
の運転データを室内外連絡線（６）を経て室外機（２）
にシリアル通信を行うと、室外機（２）はこの室外機に
設けた運転制御器（７）によって運転データを受信して
当該室外機（２）の運転制御を行う。逆に室外機（２）
の運転データを運転制御器（７）がコード化し、室内外
連絡線（６）を経て室内機（１）にシリアル通信を行う
ことにより、運転制御器（５）がコード化された運転デ
ータを処理することで分離型空気調和機が全体として機
能を果すことになる。
［発明が解決しようとする課題］ 従来の分離型空気調和機は以上のように構成されている
ので、室内機と室外機間でのシリアル通信が必要とな
り、室内外連絡線のような専用通信を配線することが必
要であり、また上記の室内外連絡線を不要にする手段と
しては、例えば特開昭62−108948号公報に示されたもの
があり、この手段としては室内機と室外機間に接続され
た電力配線を介して制御信号を高周波重畳して送受信さ
せることにより専用の通信線を不要にしている。しかし
この手段は室内機と室外機間に電力配線を接続したもの
に限定され、特に大きな建物等に設置される空気調和機
のように室内機と室外機が離れて設置され、室内機と室
外機の電力線を別々に配設する場合には適用できないと
いう問題点があった。
ので、室内機と室外機間でのシリアル通信が必要とな
り、室内外連絡線のような専用通信を配線することが必
要であり、また上記の室内外連絡線を不要にする手段と
しては、例えば特開昭62−108948号公報に示されたもの
があり、この手段としては室内機と室外機間に接続され
た電力配線を介して制御信号を高周波重畳して送受信さ
せることにより専用の通信線を不要にしている。しかし
この手段は室内機と室外機間に電力配線を接続したもの
に限定され、特に大きな建物等に設置される空気調和機
のように室内機と室外機が離れて設置され、室内機と室
外機の電力線を別々に配設する場合には適用できないと
いう問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、室内外連絡線のような専用通信線を配線する必要が
なくして室内機と室外機のシリアル通信ができる分離型
空気調和機を得ることを目的とする。
で、室内外連絡線のような専用通信線を配線する必要が
なくして室内機と室外機のシリアル通信ができる分離型
空気調和機を得ることを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この発明に係る分離型空気調和機は、室内外連絡線とし
て、室内機と室外機とのそれぞれから電気的に絶縁さ
れ、かつ内部に電気絶縁性冷媒を通す導電性のガス冷媒
管と液冷媒管とを用いている。
て、室内機と室外機とのそれぞれから電気的に絶縁さ
れ、かつ内部に電気絶縁性冷媒を通す導電性のガス冷媒
管と液冷媒管とを用いている。
［作 用］ この発明の場合は、室内機と室外機との間の冷媒配管が
室内外連絡線の役目をする。
室内外連絡線の役目をする。
［実施例］ 以下この発明の一実施例について説明する。すなわち第
１図において第３図の従来のものと同一個所には同一符
号を付してその重複説明は省略することにするが、図中
の（10）は室内機（１）と室外機（２）との間に配設さ
れた導電性材料からなるガス冷媒管（８）と液冷媒管
（９）の両接続端に介挿された電気絶縁ジョイント、
（11）は室内機側の運転制御器（５）と室内機側の各冷
媒配管端とを接続する配線、（12）は室外機側の運転制
御器（７）と室外機側の各冷媒配管端とを接続する配
線、（13）はそれぞれの接続端子である。
１図において第３図の従来のものと同一個所には同一符
号を付してその重複説明は省略することにするが、図中
の（10）は室内機（１）と室外機（２）との間に配設さ
れた導電性材料からなるガス冷媒管（８）と液冷媒管
（９）の両接続端に介挿された電気絶縁ジョイント、
（11）は室内機側の運転制御器（５）と室内機側の各冷
媒配管端とを接続する配線、（12）は室外機側の運転制
御器（７）と室外機側の各冷媒配管端とを接続する配
線、（13）はそれぞれの接続端子である。
次に動作について説明する。室内機側の運転制御器
（５）によって室内機（１）の運転モード、設定温度等
の運転データは室内機側配線（11）からガス冷媒管
（８）および液冷媒管（９）を経由して室外機側配線
（12）より室外機側の運転制御器（７）に通信される。
逆に室外機側の運転制御器（７）によって室外機（２）
の運転データがコード化されて室外機側配線（12）から
ガス冷媒管（８）および液冷媒管（９）を経由して室内
機側の運転制御器（５）に通信されて所期の制御が行わ
れるようになっている。そして使用される冷媒は電気絶
縁性のものが使用される。
（５）によって室内機（１）の運転モード、設定温度等
の運転データは室内機側配線（11）からガス冷媒管
（８）および液冷媒管（９）を経由して室外機側配線
（12）より室外機側の運転制御器（７）に通信される。
逆に室外機側の運転制御器（７）によって室外機（２）
の運転データがコード化されて室外機側配線（12）から
ガス冷媒管（８）および液冷媒管（９）を経由して室内
機側の運転制御器（５）に通信されて所期の制御が行わ
れるようになっている。そして使用される冷媒は電気絶
縁性のものが使用される。
なお上記実施例では各配線（11）（12）をそれぞれ機外
に配線した場合であるが、第２図のように各配線を機内
に配線してもよい。
に配線した場合であるが、第２図のように各配線を機内
に配線してもよい。
［発明の効果］ この発明の分離型空気調和機の運転制御装置では、以上
のように室内外連絡線を冷媒配管で代替させているの
で、室内機と室外機間の配線工事の必要がなく、その分
費用と手間の節約になり、また鼠等による室内外連絡線
の断線の可能性がなくなるため、信頼性が向上するとい
う効果がある。
のように室内外連絡線を冷媒配管で代替させているの
で、室内機と室外機間の配線工事の必要がなく、その分
費用と手間の節約になり、また鼠等による室内外連絡線
の断線の可能性がなくなるため、信頼性が向上するとい
う効果がある。
第１図はこの発明の分離型空気調和機の運転制御装置の
配置構成図、第２図はこの発明の他の実施例を示す同様
の配置構成図、第３図は従来の分離型空気調和機の運転
制御装置の配置構成図である。 なお図中（１）は室内機、（２）は室外機、（５）
（７）は運転制御器、（８）はガス冷媒管、（９）は液
冷媒管、（10）は電気絶縁ジョイントである。その他図
中同一符号は同一部分を示すものとする。
配置構成図、第２図はこの発明の他の実施例を示す同様
の配置構成図、第３図は従来の分離型空気調和機の運転
制御装置の配置構成図である。 なお図中（１）は室内機、（２）は室外機、（５）
（７）は運転制御器、（８）はガス冷媒管、（９）は液
冷媒管、（10）は電気絶縁ジョイントである。その他図
中同一符号は同一部分を示すものとする。
Claims (1)
- 【請求項１】室内機と室外機の各々に設けたそれぞれの
運転制御器相互間での運転データの授受を室内外連絡線
を介して行なうようにした分離型空気調和機の運転制御
装置において、上記室内外連絡線として、室内機と室外
機とを連通し、これらにそれぞれ電気的に絶縁され、か
つ内部に電気絶縁性冷媒を通す導電性のガス冷媒管と液
冷媒管とを用いたことを特徴とする分離型空気調和機の
運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2096206A JPH0765783B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分離型空気調和機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2096206A JPH0765783B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分離型空気調和機の運転制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136A JPH04136A (ja) | 1992-01-06 |
| JPH0765783B2 true JPH0765783B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14158794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2096206A Expired - Lifetime JPH0765783B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 分離型空気調和機の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765783B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3985555B2 (ja) * | 2002-03-18 | 2007-10-03 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の冷媒配管の接続構造 |
| JP3985556B2 (ja) * | 2002-03-18 | 2007-10-03 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の電気絶縁装置及びそれを備えた空気調和装置 |
| CN108375257A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-08-07 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调器控制方法和控制电路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH089550Y2 (ja) * | 1989-04-25 | 1996-03-21 | ミサワホーム株式会社 | 空気調和機の冷媒管 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2096206A patent/JPH0765783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04136A (ja) | 1992-01-06 |
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