JPH0765369B2 - 配線用コンクリ−ト床板 - Google Patents

配線用コンクリ−ト床板

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JPH0765369B2
JPH0765369B2 JP61298515A JP29851586A JPH0765369B2 JP H0765369 B2 JPH0765369 B2 JP H0765369B2 JP 61298515 A JP61298515 A JP 61298515A JP 29851586 A JP29851586 A JP 29851586A JP H0765369 B2 JPH0765369 B2 JP H0765369B2
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wiring
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floorboard
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紘一 渡辺
朝昭 林
孝 内田
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Takenaka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電源線,電話線,情報通信線等の配線ができ
る配線用コンクリート床板に関する。
〔従来の技術〕
近年、コンピュータ及びその周辺機器の急速な発展に伴
い、オフィスのOA化や新しい情報通信サービスに対応で
きるインテリジェントビルのニーズが脚光を浴びてい
る。その一環としてオフィススペースに必要な電話線等
の配線を任意の場所から取り出せるフレキシビリティを
持った床板が要求されている。このような背景に対し
て、従来、第5図,第6図に示す床板が知られている。
図において、床板本体21に縦横に走る配線用ダクト22が
埋設され、各配線用ダクト22が交叉している場所には、
ジャンクションボックス23が床板本体21に設置されてい
る。ジャンクションボックス23はボックス本体23Aと、
高さ方向に調整自在に取出口23Bとから構成され、取出
口23Bは床面21Aから突出している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の床板は、ジャンクションボックス23の
取出口23Bが床面21Aから突出している為、オフィスルー
ム内の机,椅子等の配置,歩行の邪魔になる。従って、
ジャンクションボックス23Bのピッチを大きくせざるを
得ず、配線のフレキシビリティが悪かった。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の問題を解決するためになされたもの
で、その目的は、配線のフレキシビリティを良くした配
線用コンクリート床板を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、上面側に所定の
間隔で設けた溝と、この溝の下方に埋設された配線用ダ
クトと、溝に設けた複数の配線取出口とから構成され、
配線取出口を配線用ダクトに連通させたものである。
〔発明の作用〕
本発明によれば、配線取出口から取り出した配線を溝の
任意の位置から床板仕上パネルの上側に配することがで
きる。しかも、床板本体の溝の位置に配線取出口を設け
てあるので、配線取出口を床板仕上パネルの上面に突起
がない状態にすることができる。
〔発明の実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図〜第3図は本発明の実施例に係る配線用コンクリ
ート床板を示す。
第3図に示すように、1は工場又は現場で鋼製型枠Aに
より山型部1Aを下方にして造られるプレキャストコンク
リート製の床板本体である。第1図,第2図に示すよう
に、上記の床板本体1の上面1B側に溝2A,2B,2C,2Dが所
定の間隔で形成され、この溝2A,2B,2C,2Dの下方におい
て直交するように、床板本体1に情報通信線用ダクト3
A,電話線用ダクト3B,電源線用ダクト3Cが埋設されてい
る。情報通信線用ダクト3A,電話線用ダクト3B,電源線用
ダクト3Cには、それぞれ配線取出口4A,4B,4Cが設けら
れ、溝2C,2B,2Aの底部に連なっている。
なお、図中、5は床板本体1の上面1Bに設けた床板仕上
パネルで、これを支持する床板本体1の山形部1Aのピッ
チが小さいので、材料強度を大幅に軽減している。
以上の如き構成によれば、情報通信線X,電話線Y,電源線
Zは、溝2C,2B,2A内に配線することができるので、配線
X,Y,Zを床板仕上パネル5の上を這わさない状態で、配
線取出口4A,4B,4Cから取り出した配線X,Y,Zを溝2C,2B,2
Aの任意の位置から床板仕上パネル5の上面に配するこ
とができる。又、床板本体1の溝2A,2B,2Cの位置に配線
取出口4C,4B,4Aを設けてあるので、各々の配線取出口4
C,4B,4Aを床板仕上パネル5の上面から突出させないよ
うにすることができる。要するに、床板仕上パネル5の
上に邪魔な突起物を出さない状態で、配線X,Y,Zをオフ
ィスルームに自由に配線することができ、配線のフレキ
シビリティを良くすることができる。
第4図は床板本体1の変形例を示し、床板本体1の下面
側にユニバーサルサポート1Cを設け、これに適当な吊り
具(図示せず)を介して天井(図示せず)及び天井配線
等の設備を懸架するようになっている。
なお、本実施例においては、溝2A,2B,2C,2Dに直交する
ように床板本体1に情報通信線用ダクト3A,電話線用ダ
クト3B,電源線用ダクト3Cが埋設されているが、これら
を溝2A,2B,2C,2Dに斜めの状態で埋設することもでき
る。
又、本実施例においては、情報通信線用ダクト3A,電話
線用ダクト3B,電源線用ダクト3Cには、それぞれ配線取
出口4A,4B,4Cが設けられているが、これに限定されず、
配線取出口4A′,4B′,4C′を増設することもできる。こ
の場合、例えば情報通信線Xを2つの配線取出口4A又は
4A′のどちらからでも取り出すことができるので、より
配線のフレキシビリティが良くなる。
さらに、本発明では、階高を変えないで、通常のスラブ
厚でフレキシビリティを確保することができる。したが
って、フレキシビリティを確保するために浮床で行なう
などの不具合が解消される。又、構造用床版としてプレ
キャストコンクリートを活用したため、工業化工法が可
能となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、配線のフレキシビ
リティが良くなる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る配線用コンクリート床板
の斜視図、第2図は同断面説明図、第3図は同配線用コ
ンクリート床板の製造方法の断面説明図、第4図は床板
本体の変形例を示す断面説明図、第5図は従来に於ける
床板の平面図、第6図は第5図のB−B断面図である。 1…床板本体、1B…上面、2A,2B,2C,2D…溝、3A…情報
通信線用ダクト、3B…電話線用ダクト、3C…電源線用ダ
クト、4A,4B,4C…配線取出口、5…床板仕上パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面側に所定の間隔で設けた溝と、この溝
    の下方に埋設された配線用ダクトと、溝に設けた複数の
    配線取出口とから構成され、配線取出口を配線用ダクト
    に連通させたことを特徴とする配線用コンクリート床
    板。
JP61298515A 1986-12-15 1986-12-15 配線用コンクリ−ト床板 Expired - Fee Related JPH0765369B2 (ja)

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