JPH076531Y2 - 測定用プローブ - Google Patents

測定用プローブ

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JPH076531Y2
JPH076531Y2 JP1988115901U JP11590188U JPH076531Y2 JP H076531 Y2 JPH076531 Y2 JP H076531Y2 JP 1988115901 U JP1988115901 U JP 1988115901U JP 11590188 U JP11590188 U JP 11590188U JP H076531 Y2 JPH076531 Y2 JP H076531Y2
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JP1988115901U
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守四郎 須藤
好和 爰島
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富士通オートメーション株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 プリント配線基板等の導体間の抵抗を測定する場合に用
いる可動2点プローブ式自動計測装置に適した測定用プ
ローブに関し、微細間隔の配線パターンをもって高密度
化されたプリント基板に対する高精度の測定を可能とす
ることを目的とし、横U字状をなし、その上方の脚部に
取付部を有し、下方の脚部先端に下方に突出する刃先状
の接触部を有する弾性薄片でプローブを構成し、自動計
測装置の1対の可動ヘッドに装着したとき、前記刃先状
の接触部が互いに最前位置で対向可能となるようになっ
ている。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、プリント配線基板等の導体間の抵抗を測定す
るための可動2点プローブ方式の自動計測装置に用いる
測定用プローブの改良に関するものである。
近年、プリント配線基板では、信号処理の高速化に伴っ
て布線間の信号伝播速度に多大の影響を与える導体抵抗
の精密な測定が必要となっている。また配線パターンの
高密度化が進み測定点に対して微細な位置決めの可能な
計測装置が要求されている。
一方、かかるプリント配線基板用の抵抗測定用自動計測
装置としては、あらかじめ各測定点に固定的に対応した
多数の接触ピンをマトリクス状に配列して成るいわゆる
ピングリッドアレイ方式の装置が多く用いられていた
が、これはプリント配線基板の多品種化への対応コスト
が高いという難があり、最近ではこれに代わって測定点
対応位置に順次2個の接触ピンを移動させて測定する可
動2点プローブ方式の装置が用いられるようになってき
た。
〔従来の技術〕
上記可動2点プローブ方式の自動計測装置は、プローブ
の移動制御を自動化して任意に位置決めができるため多
品種小量品の検査に極めて好都合であるが、接触ピンと
して働くプローブの構造上の原因から高密度基板への対
応に次のような問題を生じていた。
すなわち、第3図は従来のプローブの構成を示してお
り、外筒1と、その中を摺動できるプローブピン2と、
該プローブピンを押圧するスプリング3とを具備したス
プリングコンタクトプローブが用いられていた。然るに
かかる従来のプローブでは、これを自動計測装置の可動
アーム上の測定ヘッドに装着した場合、2つの可動プロ
ーブの接触点間の距離がスプリング3を内蔵した外筒1
の径によって制約を受け、微細間隔の測定ができないわ
けである。
また上記従来のプローブでは、2端子法で測定する場合
には被測定物とプローブの先端の接触抵抗のばらつきに
より測定精度が悪く、さらに4端子法で測定する場合に
は片方に2本のプローブを使用せねばならず、高密度基
板の場合、同一導体に2本のプローブを接触させること
が困難になる等の問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記のような従来の状況から、可動2点プロ
ーブ方式の自動計測装置に好適な測定用プローブの提供
を目的とするものであり、さらに具体的にはより狭い間
隔での測定が可能な新しい構成のプローブを提供し、も
って高密度基板に対する測定精度の向上を図ろうとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の測定用プローブ
は、共通の平面上で夫々X方向およびY方向に移動可能
に配設された対向する1対の測定ヘッドに装着されるプ
ローブであって、前記移動平面に垂直な板面を有する横
U字状の弾性薄片から成り、上側に位置する一方の脚部
に取付部を設けると共に、下側に位置する他方の脚部先
端に下方に突出する刃先状の接触部を設け、1対のプロ
ーブの前記刃先状接触部同士が最前位置で対向可能に装
着されることを特徴とするものである。
また本考案のプローブは、4端子抵抗測定用のプローブ
として構成することができ、その場合には2枚の横U字
状弾性薄片から成るプローブを間に絶縁薄板を介して各
測定ヘッドに2枚づつ共通に取付け、U字状弾性薄片の
ばね作用により組となるプローブの接触部が夫々独立し
て動けるようにした構成を特徴とするものである。
〔作用〕
本考案ではU字状の弾性薄片でプローブを構成したこと
により、該プローブ自体がばね作用を持ってたわむこと
ができ、しかも接触部を当該横U字状弾性薄片の下側の
脚部先端から下方に刃先状に突出する形で設けているた
め対向する1対の可動プローブ同士を狭い間隔で位置決
めすることが可能となる。また4端子抵抗測定用のプロ
ーブを構成した場合でも組となる2個のプローブを間に
はさむ絶縁板の厚さだけの微小間隔で配置でき、かつ夫
々のプローブを独立してたわませることができるので、
測定対象となる基板の表面形状の影響を受けることなく
高密度化された基板への対応が可能となる。
〔実施例〕
第1図は本考案によるプローブの1実施例を示す図であ
り、(a)は4端子抵抗測定用プローブとして自動計測
装置の測定ヘッドに装着されたプローブの組立斜視図
(b)は同プローブの分解斜視図である。
同図において、10及び11は被測定基板の共通の導体に対
して電流供給および電圧測定用に機能分担して接触させ
る1組のプローブであり、12は絶縁板、13,14はプロー
ブガイド、15はガイドホルダである。
プローブ10,11は(b)図に示すように被測定基板の載
置面に対して垂直な板面を有するベリリウム銅(BeCu)
等の弾性のある金属薄板から形成され、その形状は、ば
ね作用を行う横U字状の部分Aと、該U字状薄片の上側
に位置する一方の脚部に連続して設けた取付部Bと、下
側に位置する他方の脚部先端から下方に突出するように
形成した接触部Cからなる。接触部Cは第1図(b)か
ら明らかなようにその前端縁下端が刃先形状の接触点を
構成するように下端縁を後ろに向かって斜めにカットさ
れており、かくして刃先状の接触点はプローブ先端縁に
一致して最前部に位置する形となる。また絶縁板12はプ
ローブ10,11とほぼ同形状(U字状部分のスリットはな
い)をなし、厚さ0.1mm程度の薄い絶縁板で形成されて
いる。
この1組のプローブ10,11は絶縁板12を挟み(a)図に
示すように、プローブガイド13,14を介して測定ヘッド
の一部を構成するガイドホルダ15に取付けられている。
プローブガイド13,14の左右のガイドホルダ15に接する
面13C,14Cにはテーパーを有し、ねじ16でガイドホルダ1
5に締付けることによりプローブガイド13,14は、そのa,
a部でプローブ10,11の取付部B及び絶縁板12を左右から
押圧し保持するようになっている。またプローブ10,11
の接触部Cを保持するプローブガイド13,14のb,b部はプ
ローブ10,11との間にすきまを設けて各プローブの接触
部が独立して摺動できるようにしている。
次に本考案によるプローブの使用法の1例を第2図によ
り説明する。同図は可動2点プローブ方式の自動計測装
置の概略構成を示す平面図であり、被測定基板21を載置
する測定用テーブルの上に夫々X方向に移動可能な1対
の可動アーム19,20が設けられ、さらにこれら可動アー
ム上でY方向に移動可能となるように夫々上述のプロー
ブで17,18を装着した測定用ヘッドが取付けられてい
る。1対の抵抗測定用プローブ17,18は、その接触部が
最前部で向かい合うような関係に取付けられ、X方向及
びY方向に移動できるようになっている。そしてプロー
ブ17,18の接触部を基板21の導体抵抗を測定すべき2点
に接触させて2点間の抵抗を測定することができる。1
対のプローブ17,18の夫々が前出のように4端子抵抗測
定用プローブとして2個のプローブ片をもって構成され
ている場合にはそれぞれの一方のプローブ10又は11を電
流供給用に用い、他方のプローブ11又は10間の電圧を測
定することにより4端子法による抵抗測定を行うことが
できる。
第1図に示したように横U字状のプローブ片2枚を1組
として4端子抵抗測定用プローブ17,18を構成した場合
には第2図(b)のように組となるプローブ10,11の前
端縁に外側から鋭角な角度を付けてナイフエッジ状にし
ておくことにより、対向するプローブ17,18の接触部同
士を傾けることなく接近させることが可能となる。従っ
て自動計測装置の構造を簡素化し、高密度なプリント配
線基板への対応が容易となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば横U字状の弾性薄
片でプローブを構成し、その下側脚部の先端に下方に突
出する刃先状の接触部を設けているので、可動プローブ
方式の自動計測装置に適用した場合、プローブ自体の寸
法上の制約を受けることなく狭い間隔の測定点に位置づ
けることができ、被測定基板の高密度化に対応可能とな
る。また4端子抵抗測定用のプローブを構成した場合に
は2個の板状プローブで薄い絶縁板を挟み、その接触部
をそれぞれ独立して動けるようにしたことにより、被測
定基板の接触部表面形状に凹凸があっても、組となるプ
ローブをその凹凸に追従させて完全に接触させることが
できる。
よって本考案は可動2点プローブ方式の自動計測装置に
適用して高密度基板の測定精度の向上にきわめて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプローブの実施例を示す図、 第2図は本考案の実施例によるプローブを装着した自動
計測装置の概略構成を示す平面図、 第3図は従来のスプリングコンタクトプローブ、 を示す断面図である。 図において、 10,11はプローブ、12は絶縁板、13,14はプローブガイ
ド、15はガイドホルダ、 を示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通の平面上で夫々X方向およびY方向に
    移動可能に配設された対向する1対の測定ヘッドに装置
    されるプローブであって、 前記移動平面に垂直な板面を有する横U字状の弾性薄片
    から成り、上側に位置する一方の脚部に取付部を設ける
    と共に、下側に位置する他方の脚部先端に下方に突出す
    る刃先状の接触部を設け、当該刃先状の接触部同士が最
    前位置で対向可能に装着されることを特徴とする測定用
    プローブ。
  2. 【請求項2】上記横U字状の弾性薄片から成るプローブ
    を、2個1組としてそれらの間に絶縁薄板を介して共通
    のプローブガイドに固定し、各プローブの接触部が絶縁
    薄板の両側でそれぞれ独立して動けるように前記プロー
    ブガイドに案内溝を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の測定用プローブ。
  3. 【請求項3】上記2個1組となるプローブの各接触部前
    端縁が外側から鋭角となるナイフエッジ状に形成されて
    成ることを特徴とする請求項2記載の測定用プローブ。
JP1988115901U 1988-09-05 1988-09-05 測定用プローブ Expired - Lifetime JPH076531Y2 (ja)

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