JPH076516Y2 - 管状体の強度検査装置 - Google Patents

管状体の強度検査装置

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JPH076516Y2
JPH076516Y2 JP1987193175U JP19317587U JPH076516Y2 JP H076516 Y2 JPH076516 Y2 JP H076516Y2 JP 1987193175 U JP1987193175 U JP 1987193175U JP 19317587 U JP19317587 U JP 19317587U JP H076516 Y2 JPH076516 Y2 JP H076516Y2
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JP
Japan
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tubular body
elastic expansion
expansion body
head
holder
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JP1987193175U
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JPH0197241U (ja
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道夫 関口
英延 三澤
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば酸素濃度センサー用セラミックチュー
ブのような管状体の強度を検査するために用いられる管
状体の強度検査装置に関するものである。
(従来の技術) 酸素濃度センサーには両端開口型あるいは一端封止型の
セラミックチューブが用いられており、組立前にその強
度を検査する必要がある。このために従来はセラミック
チューブを検査ヘッドに取付け、その内部に圧力水を導
入して内部からチューブ全体に均等な圧力を加える形式
の検査装置が用いられてきたが、このような従来の検査
装置により強度検査を行うと多孔質のセラミックチュー
ブが水に濡れるため、その後の乾燥に多くの時間とコス
トとを要する欠点があった。またこのような従来の検査
装置においては水圧による水洩れを防ぐために検査ヘッ
ドでセラミックチューブのエッジ部を強く押圧する必要
があり、エッジ部に加わる軸応力によってエッジが破壊
され易いという欠点もあった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はこのような従来の問題点を解決して、多孔質の
セラミックチューブのような管状体を濡らすことなく、
またエッジ部分に軸応力を加えることなくその内部に均
等な圧力を加えて強度検査を行うことができる管状体の
強度検査装置を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、検査される管状体の一端を支承するホルダに
対して進退動できるヘッドのホルダ側の面に、管状体の
内部に挿入される有底円筒状の弾性膨脹体と、この弾性
膨脹体の内部に弾性膨脹体の全長にわたって設けられて
その方向性を維持するとともに弾性膨脹体の内部にヘッ
ドから供給された圧力流体を導入するための有孔の剛性
チューブとを突設したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
第1図は本考案の第1の実施例を示すものであり、検査
される管状体(30)が一端封止型のものである場合を示
している。図中(1)は管状体(30)の封止された一端
を支承する固定されたホルダであり、その上面にはゴム
等の弾性材からなる凹状の支承部(2)が設けられてい
る。(3)はこのホルダ(1)に対して進退動すること
ができるヘッドであって、そのホルダ(1)側の面には
弾性膨脹体(4)と、弾性膨脹体(4)の全長にわたっ
て延びる剛性チューブ(5)とが突設されている。弾性
膨脹体(4)はゴム等からなる有底円筒状のもので、そ
の先端には管状体(30)の底部内面に当接する肉厚部
(6)を有し、またその基部はフランジ部(7)とされ
てヘッド(3)の下面の金具(8)に気密に保持されて
いる。この弾性膨脹体(4)は第1図に示されるように
内部に水圧が作用しない状態においては検査されるべき
管状体(30)の内部に自由に挿入できる太さのものとさ
れ、またその上部の金具(8)に近い部分はやや肉厚部
(9)とされている。一方、剛性チューブ(5)は弾性
膨脹体(4)の内側に挿入された状態でヘッド(3)の
金具(8)に固定されたもので、全体は鋼管等により形
成されているがその先端には弾性膨脹体(4)の内面に
当接する半球状の弾性体(10)が嵌合されている。この
剛性チューブ(5)は弾性膨脹体(4)の内部にあって
弾性膨脹体(4)のの方向性を定める役割と、弾性膨脹
体(4)の内部に水等の圧力流体を導入する役割とを果
たすものであり、このために先端に近い部分とそれより
やや上方の部分に透孔(11)を備えている。なお(12)
はヘッド(3)に形成された圧力流体供給孔、(13)は
Oリング付きのパッキン、(14)は弾性膨脹体(4)の
上部外周面をカバーする金具であり、弾性膨脹体(4)
がヘッド(3)と剛性チューブ(5)とのすきまから膨
脹することを防いでいる。
第2図は両端開口型の管状体(30)のための第2の実施
例を示している。第2の実施例では固定側のホルダ
(1)の上面の支承部(2)が管状体(30)の開口端の
内部に挿入される短筒状のものとされているが、その他
の部分は第1の実施例と基本的に変るところはないか
ら、対応する部分に同一の番号を付して説明を省略す
る。
(作用) このように構成されたものは、検査されるべき管状体
(30)の一端をホルダ(1)に支承させた状態でヘッド
(3)をホルダ(1)に向って進出させ、剛性チューブ
(5)により方向性を維持させた弾性膨脹体(4)を図
示のように管状体(30)の内部に挿入する。次にヘッド
(3)を停止させ剛性チューブ(5)の内部に圧力水の
ような圧力流体を導入すると、圧力流体は剛性チューブ
(5)の透孔(11)から弾性膨脹体(4)の内部に流入
し、これを膨出させる。このとき、弾性膨脹体(4)の
先端は肉厚部(6)とされているとともに、剛性チュー
ブ(5)の先端付近に透孔(11)が形成されているため
に、弾性膨脹体(4)は先端付近の側面から順次基部に
向って全体が均一に膨脹し、管状体(30)の内部全体に
均等な圧力を加える。この結果、内部に欠陥を有する強
度の小さい管状体(30)はこの内圧に耐えられずに破壊
され、破片は下方へ落下することとなる。またこの内圧
によって破壊されなかった管状体(30)は合格品と判定
されるが、本考案の装置においては圧力流体は弾性膨脹
体(4)を膨脹させるために用いられるのみであり、従
来のように管状体(30)の内部に直接導入されないので
試験後の管状体(30)は乾燥状態にあり、次工程で乾燥
させる必要がない。更にまた、管状体(30)の開口端は
開放されており圧着力を受けないので管状体(30)のエ
ッジに欠けを生ずることもない。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、管状体を濡
らすことなくその内部に均等な圧力を加えて耐内圧強度
を検査することができるものであるから、従来のように
検査後に管状体を乾燥させる工程を必要としない利点が
ある。また弾性膨脹体はその内部に全長にわたって設け
られた剛性チューブにより方向性を維持されているので
管状体の内部への挿入が容易であり、更に圧力流体はこ
の剛性チューブの透孔を介して弾性膨脹体内に導入され
るので弾性膨脹体を均等に膨脹させることができるう
え、管状体の開口端が開放されているため、軸応力によ
るエッジ部分の破壊を防ぐことができる利点がある。よ
って本考案は比較的長尺の管状体の強度検査にも好適な
管状体の強度検査装置として、その実用的価値は極めて
大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図、第2図は
第2の実施例を示す断面図である。 (1):ホルダ、(3):ヘッド、(4):弾性膨脹
体、(5):剛性チューブ、(30):管状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査される管状体(30)の一端を支承する
    ホルダ(1)に対して進退動できるヘッド(3)のホル
    ダ(1)側の面に、管状体(30)の内部に挿入される有
    底円筒状の弾性膨脹体(4)と、この弾性膨脹体(4)
    の内部に弾性膨脹体(4)の全長にわたって設けられて
    その方向性を維持するとともに弾性膨脹体(4)の内部
    にヘッド(3)から供給された圧力流体を導入するため
    の有孔の剛性チューブ(5)とを突設したことを特徴と
    する管状体の強度検査装置。
JP1987193175U 1987-12-19 1987-12-19 管状体の強度検査装置 Expired - Lifetime JPH076516Y2 (ja)

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JP1987193175U JPH076516Y2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 管状体の強度検査装置

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JPH0197241U JPH0197241U (ja) 1989-06-28
JPH076516Y2 true JPH076516Y2 (ja) 1995-02-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533247B2 (ja) * 1991-03-20 1996-09-11 日本碍子株式会社 β−アルミナ管の内水圧強度検査装置
FR3019296B1 (fr) * 2014-03-27 2018-06-01 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Machine d'essai pour appliquer une pression interne a un tube de petit diametre

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4869590A (ja) * 1971-12-21 1973-09-21

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JPH0197241U (ja) 1989-06-28

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