JPS594278Y2 - 隔膜式電極 - Google Patents
隔膜式電極Info
- Publication number
- JPS594278Y2 JPS594278Y2 JP2088479U JP2088479U JPS594278Y2 JP S594278 Y2 JPS594278 Y2 JP S594278Y2 JP 2088479 U JP2088479 U JP 2088479U JP 2088479 U JP2088479 U JP 2088479U JP S594278 Y2 JPS594278 Y2 JP S594278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- electrode
- electrode outer
- outer cylinder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高温滅菌操作を必要とする醗酵槽、培養槽の
内部の被検液の成分あるいはこれに溶解しているガスの
濃度を測定するに用いる隔膜式電極に関する。
内部の被検液の成分あるいはこれに溶解しているガスの
濃度を測定するに用いる隔膜式電極に関する。
この種用途に用いられる電極を滅菌のため高温にさらす
と内部電極、隔膜、内部液が温度の影響を受け、発生電
位の不安定、誤差の増大等の故障を生ずる。
と内部電極、隔膜、内部液が温度の影響を受け、発生電
位の不安定、誤差の増大等の故障を生ずる。
またガス電極等の隔膜は直接高温にさらすことができな
いため、滅菌操作時に隔膜を保護する手段が必要である
が、操作が簡単で適切な手段がなかった。
いため、滅菌操作時に隔膜を保護する手段が必要である
が、操作が簡単で適切な手段がなかった。
本考案は、隔膜、内部液、ガラス電極膜などを滅菌時の
高温に直接さらされることなく、簡単に被検液と接する
部分だけを滅菌しうる構造の隔膜式電極を供せんとする
ものである。
高温に直接さらされることなく、簡単に被検液と接する
部分だけを滅菌しうる構造の隔膜式電極を供せんとする
ものである。
以下図に示した実施例について本案を説明する。
第1図は本案電極の滅菌操作時における組立状態を示し
た縦断面図、第2図は同じく使用時の組立状態における
縦断面図である。
た縦断面図、第2図は同じく使用時の組立状態における
縦断面図である。
図において1は電極外筒で一端に隔膜2を、内部にガラ
ス電極3、比較電極4などからなる検出電極を有し、内
部液5を封入することは従来と同様であるが、検出電極
は固定キャップ6に植設されたまま電極外筒1の他端側
から挿入して着脱可能に電極外筒1に固定できるように
設けである。
ス電極3、比較電極4などからなる検出電極を有し、内
部液5を封入することは従来と同様であるが、検出電極
は固定キャップ6に植設されたまま電極外筒1の他端側
から挿入して着脱可能に電極外筒1に固定できるように
設けである。
7は本案電極を取付ける醗酵槽、培養槽などの被検液収
容槽で、前記の電極外筒1を保持する保持筒8は閉じた
一端側を被検液収容槽7の中に位置させ、開口した他端
側において、フランジ等を介して被検液収容槽7に取付
けられるようになっている。
容槽で、前記の電極外筒1を保持する保持筒8は閉じた
一端側を被検液収容槽7の中に位置させ、開口した他端
側において、フランジ等を介して被検液収容槽7に取付
けられるようになっている。
この保持筒8は側面に開口9を有し、内部に電極外筒1
のほぼ全長を挿入しうるように電極外筒1よりやや短か
く作られている。
のほぼ全長を挿入しうるように電極外筒1よりやや短か
く作られている。
またこの保持筒8の閉じた一端内側には、円錐部または
段部10が形成されそれより端面側は小径部11に形成
されている。
段部10が形成されそれより端面側は小径部11に形成
されている。
小径部11は電極外筒1の隔膜2を有する端部を挿入し
うる大きさとしである。
うる大きさとしである。
電極外筒1の隔膜2より他端開口側には段部10と対向
しつる段部が形成してあってここにはOリングからなる
環状シール材12が装着しである。
しつる段部が形成してあってここにはOリングからなる
環状シール材12が装着しである。
そして第1図に示すように固定キャップ6を取外してガ
ラス電極3、比較電極4を電極外筒1を抜き出した状態
において、環状シール材12を電極外筒1と保持筒8と
の間に押圧しうるように、電極外筒1の他端を圧しなが
ら保持筒8の他端に螺合する仮止めキャップ13が設け
である。
ラス電極3、比較電極4を電極外筒1を抜き出した状態
において、環状シール材12を電極外筒1と保持筒8と
の間に押圧しうるように、電極外筒1の他端を圧しなが
ら保持筒8の他端に螺合する仮止めキャップ13が設け
である。
また固定キャップ6は、第2図に示すように、隔膜2が
小径部11から引き出され保持筒8の側面の開口9と通
ずる状態にて、電極外筒1を保持筒8に固定するように
形成されており、図ではこれを相互に設けたねしにより
行なうようにしであるが、ゴムの弾性を利用して緊密に
嵌着するようにしてもよい。
小径部11から引き出され保持筒8の側面の開口9と通
ずる状態にて、電極外筒1を保持筒8に固定するように
形成されており、図ではこれを相互に設けたねしにより
行なうようにしであるが、ゴムの弾性を利用して緊密に
嵌着するようにしてもよい。
14は保持筒8の開口9のある部分よりも他端側内面と
、電極外筒1との間を外部側に対して封するための環状
シール材であるが、保持筒8と固定キャップ6及び仮止
めキャップ13との間に設けてもよいし、キャップ自体
でこのシール作用を有せしめるようにしてもよい。
、電極外筒1との間を外部側に対して封するための環状
シール材であるが、保持筒8と固定キャップ6及び仮止
めキャップ13との間に設けてもよいし、キャップ自体
でこのシール作用を有せしめるようにしてもよい。
本案電極は以上のような構造としであるので、第1図に
示すように被検液収容槽7に保持筒8を取付け、電極外
筒1からはガラス電極3、比較電極4、内部液5、固定
キャップ6を除いた状態で保持筒8内に挿入し、仮止め
キャップ13を保持筒8と螺合せしめていくと、仮止め
キャップ13の内面によって電極外筒1は保持筒8の閉
じた一端に向って押され、これに伴って電極外筒1と円
錐部または段部10との間に環状シール材12を押圧し
、小径部11内に電極外筒1の隔膜2を気密に閉じ込め
る。
示すように被検液収容槽7に保持筒8を取付け、電極外
筒1からはガラス電極3、比較電極4、内部液5、固定
キャップ6を除いた状態で保持筒8内に挿入し、仮止め
キャップ13を保持筒8と螺合せしめていくと、仮止め
キャップ13の内面によって電極外筒1は保持筒8の閉
じた一端に向って押され、これに伴って電極外筒1と円
錐部または段部10との間に環状シール材12を押圧し
、小径部11内に電極外筒1の隔膜2を気密に閉じ込め
る。
この状態で被検液収容槽7内を高温高圧にして滅菌を行
なえば、隔膜2付近のみ残して、保持筒8の内外及び電
極外筒1の外周の大部分を滅菌処理することができる。
なえば、隔膜2付近のみ残して、保持筒8の内外及び電
極外筒1の外周の大部分を滅菌処理することができる。
そして滅菌処理後、第2図に示すように内部液5や、ガ
ラス電極3、比較電極4などの内部電極を電極外筒1に
挿入し固定キャップにより使用状態に完成すれば、隔膜
や、内部液、検出電極を直接高温にさらすことなく所要
の滅菌を簡単に行なうことができる。
ラス電極3、比較電極4などの内部電極を電極外筒1に
挿入し固定キャップにより使用状態に完成すれば、隔膜
や、内部液、検出電極を直接高温にさらすことなく所要
の滅菌を簡単に行なうことができる。
図面は本考案による隔膜式電極の一実施例を示したもの
で、第1図は滅菌処理時における組立状態を示した縦断
面図、第2図は使用時の組立状態における縦断面図であ
る。 1・・・・・・電極外筒、2・・・・・・隔膜、3・・
・・・・ガラス電極、4・・・・・・比較電極、5・・
・・・・内部液、6・・・・・・固定キャップ、7・・
・・・・被検液収容槽、8・・・・・・保持筒、9・・
・・・・開口、10・・・・・・段部(円錐部)、11
・・・・・・小径部、12・・・・・・環状シール材、
13・・・・・・仮止キャップ、14・・・・・・環状
シール材。
で、第1図は滅菌処理時における組立状態を示した縦断
面図、第2図は使用時の組立状態における縦断面図であ
る。 1・・・・・・電極外筒、2・・・・・・隔膜、3・・
・・・・ガラス電極、4・・・・・・比較電極、5・・
・・・・内部液、6・・・・・・固定キャップ、7・・
・・・・被検液収容槽、8・・・・・・保持筒、9・・
・・・・開口、10・・・・・・段部(円錐部)、11
・・・・・・小径部、12・・・・・・環状シール材、
13・・・・・・仮止キャップ、14・・・・・・環状
シール材。
Claims (1)
- 一端に隔膜を有し他端側から内部に検出電極を挿入して
固定キャップによりこれらを他端側に着脱可能に固定し
た電極外筒と、側面に開口を有し被検液収容槽内に閉じ
た一端側を挿入し開口した他端側を被検液収容槽に固定
するようにした保持筒とを具え、保持筒は電極外筒を内
部に挿入しうるように形成され、閉じた一端内側には電
極外筒の隔膜を有する一端を挿入しうる他の部分より小
径部を形成する段部または円錐部を有し、この小径部ま
たは円錐部内に電極外筒の隔膜を有する一端を挿入した
とき電極外筒と前記段部または円錐部間に位置して隔膜
を小径部または円錐部内に封するように設けた環状シー
ル材と、この環状シール材を電極外筒と前記段部または
円錐部間に押圧しうるように電極外筒の他端を押圧しつ
つ保持筒の他端に螺合するように設けた仮止めキャップ
とを有し、前記固定キャップは電極外筒を隔膜が保持筒
の側面の開口と連通しうるように隔膜を保持筒の小径部
または円錐部から引き出した位置で電極外筒を保持筒に
固定しうるように形成されている隔膜式電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088479U JPS594278Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 隔膜式電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2088479U JPS594278Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 隔膜式電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55119965U JPS55119965U (ja) | 1980-08-25 |
JPS594278Y2 true JPS594278Y2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=28852706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2088479U Expired JPS594278Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | 隔膜式電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594278Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP2088479U patent/JPS594278Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55119965U (ja) | 1980-08-25 |
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