JPS5847023B2 - センサ−の電極部分に薄膜を貼付する装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセンシング表面（ｓｅｎｓｉｎｇ ５ｕｒｆａ
−ｃｅ）上に置かれたガス透過性薄膜を利用する、電気
化学電極例えばポーラログラフイのセンサー（５ｅｎｓ
ｅｒ ）に関するものである。

特に本発明の装置はこのようなセンサーの上記電極部分
に薄膜を貼付ける装置に関するものである。

電極と検査される物体との間にガス透過性薄膜を利用す
る電気化学電極例えばポーラログラフイのセンサーは数
多くある。

典型的なものは有名なりラーク酸素ポーラログラフイセ
ンサーであり、センサー頭部に電解液に接触し、試料か
らは測定すべきガスは透過するが、電解液を透過しない
薄膜によって分離されて、陽極と陰極とを有している。

上記薄膜に適当な物質はポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエステル、シリコ
ンゴム等のプラスチックである。

上記のようなセンサーの多くは金属又はガラス中に埋め
込んだ金属のセンシング表面を有し、それに対面して上
記薄膜が引きのばされて、締付環により固定される。

電解液の薄い層がセンシング表面と薄膜の間に閉じ込ま
れる。

電極にての測定を再現可能とせしめるためには薄膜と電
解液層、すなわちフィルム、の厚さを調節することが絶
対に必要である。

また、締付環による薄膜のセンシング表面への貼付が電
解液の周囲媒体への漏れを充分防止していることを保証
することが必要である。

この様な洩れがあれば測定を不正確にし従って無益にす
る。

又、洩れは、電解液及び薄膜の過早乾燥の原因をなす。

厚さ及び堅さの調節は、鉄膜があるセンサ上では数時間
置き位の頻妾で取換えねばならないという事もあり複雑
である。

これは臨床又は研究環境内では、この方法について賛に
訓練されない技術者によって行われることが多い。

従って、再現可能性の達成が非常に困難となっている。

満足する仕方で薄膜を貼付する従来の方法の１つは、薄
膜が人間の手によって注意深く貼付されている間、セン
サーを位置付けする保持具を用うろことである。

引張前の薄膜をセンサー面上に位置づけしてそれを貼付
型頭部によって押圧する。

次に、上記頭部は取り除かれて、第２段階の間、薄膜を
適所に保持すべく保持環を薄膜上に押圧するのに用いら
れる。

上記の方法は次の様な不利点を持っている。

即ち不測の伸びモして／又はしわが薄膜の中に生じて、
これが薄膜の厚さモして又電解質層の厚さを制御しがた
い仕方で変え、そして洩れを生ずる結果となり得る。

本発明はセンサーの薄膜と電極部分との間で薄膜及び電
解液フィルムの両者の厚さを一定に一様にするように生
理学的センサーに対し薄膜を１段階で貼付する装置を供
与する。

該貼付器は締付環と呼ばれるカラーを薄膜をおおって、
センサーの上に押進めるようになっている。

好適には該貼付器は軟いパッドが薄膜表面に対して押圧
せられるように構成される。

バネは一定の、一様の圧力を保ち、それによりパッドは
薄膜に対し押される。

この特徴によって電解質フイルムモして又薄膜の一定の
、一様の厚さがもたらされることになる。

該装置はまた締付環をセンサーの上に案内するブッシン
グを有し得る。

次に図面により本発明を説明する。

第１図は締付環１２及び生理学的センサー１４とそして
その上にゆるく配置された薄膜の関係を分解部品配列図
において示す本発明の貼付器１０の軸線に沿う断面図で
ある。

貼付器１０は中空の端末開放の円筒形の形状をなした外
側管状ハウジング１８を有している。

貼付器の取手２０はハウジング１８の一端に滑動的に取
付けられ、その一端は操作者により握り得るように、す
なわち下方に押され得るように突出している。

管状押工具を構成する内側チューブ２２はその一端にお
いて取手２０の内側壁に堅く接しており、ハウジング１
８の内に位置している。

該押工具２２は便宜的には形状の安定を保つ、すなわち
寸法安定性をあられす堅いプラスチックにてつくること
ができる。

該工具２２の他の端はハウジング１８の内に嵌合してい
てその中に滑動可能に取付られている。

案内ブッシング２４は少くトも一部分はハウジング１８
の内に取付けられそしてそれに固定されている。

案内ブッシング２４は開口２６を有し、その形状はセン
サー１４の形状に補足的である。

従って操作中、該センサーは以下に説明するように開口
２６の中に適応せしめられ得る。

戻りバネ２８はハウジング１８の中ニ位置せしめられそ
して一方の端において留め具３０に載り、他方の端にて
取手２０にあたり、従って取手が下方に変位することに
よりバネ２８を圧縮する。

境界環３２は留め環３０に対し戻りバネ２８の反対側に
て管状押し工具２２の外側壁面にしつかり定着している
。

境界環３２は取手２０と工具２２を有する組立体をハウ
ジング１８の内に保持する役をなしている。

境界環３２は案内ブッシング２４内の押し工具２２の工
程を限定する役をなしており、そこで環３２が案内ブッ
シング２４の上面３４に当ると押し工具２２の下降運動
は継続されない。

内側チューブ２２は案内ブッシング２４内の取付けられ
ている端末において、形状が締付環１２の環形ボス３８
に対応する円形みぞ３６を有している。

圧縮バネ４４が取手２０とプランジャー４０の間で管状
押し工具２２中に取付けられ、それによりプランジャー
４０を工具２２から環形層表面４２に対して外方に押進
める。

プランジャー４０の下面に軟質弾性物質例えばゴム状プ
ラスチック、天然ゴム又はその類似物質等にてつくられ
たパッド４６が置かれている。

センサー１４は底部分４８、ステム５０及び電極部分で
あるところの測定装置５２を有し、該電極部分は、上に
載って示されている薄膜１６にて被覆されることになっ
ている。

電極部分５２の外径は締付環１２の内径より僅かに小さ
い。

貼付器の操作は次の通りである。

環状ボス締付環１２を先ず管状工具２２の環形みぞ３６
の中に挿入する。

プランジャー４０の外径はセンサー１４の電極部分５２
とほぼ同じサイズであるので、パット４６は締付環１２
の中央開口内に嵌合する。

電極部分５２の上部表面を電解液（図示されていない）
にて湿らし、薄膜１６をその上に図示のように位置せし
める。

貼付器１０をセンサー１４の上に位置させる。

ステム５０の外径は開口２６内に嵌合する。

取手２０を下方に動かして、管状押し工具２２を動かし
、従って締付環１２を電極部分５２の上まで下向させる
。

パッド４６が薄膜１６に接触し、電解液の過剰分を押し
のけ、その間に締付環１２を電極部分５２を被って押付
ける。

この様にして、薄膜１６は電極部分５２を被って一様に
引張され、締付環１２によってその上に確保される。

この間に、プランジャー４０は圧縮バネ４４によって薄
膜１６に対面して押進められ、それによって、平等の、
つまり一様の伸長を得、電極部分に対する薄膜１６の良
好な嵌合が保証される。

下向圧力が取手２０から解放されるときは、バネ２８は
該管状押し工具２２とそれの環形みぞ３６を締付環１２
から引離し、それによって貼付器とセンサー１４との係
合がとかれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は締付環即ちカラーと貼付は前の薄膜をもったセ
ンサの電極部分とを含む本発明の装置の一実施例の図で
ある。 主要なる符号の説明、１０：貼付器、１２：カラー又は
締付環、１４：センサー、１６：薄膜、１８：ハウジン
グ、２４：案内ブッシング、２６：開口、３６：円形（
環形）みぞ、４０ニブランジヤー ４６：パッド。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ センサーの電極部分５２に対して薄膜１６を締付す
   る締付環１２によって、センサー１４の電極部分５２に
   薄膜１６を貼付するための装置であって、管状押し工具
   ２２でその環形前端面が、貼付工程に際し、該締付環１
   ２及び薄膜１６を電極部分５２の所望の位置に押し進め
   るごときものと、プランジャ４０でその前端が軟質材料
   ４６よりなり該管状押し工具２２の中で軸線方向変位す
   るように取りつけられているものとを含み、該プランジ
   ャ４０が貼付工程に於て、一定の、一様の圧力を、該薄
   膜１４に及ぼすものであることを特徴とする装置。 ２ 該プランジャ４０がバネ４４によって該押出し工具
   ２２の外方に弾性的に押されることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項の装置。 ３ 該プランジャ４０の前端面は軟質材料のパッド４６
   によって形成されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項の装置。 ４ 管状押し工具２２を収容し、そして該電極部分５２
   がプランジャ４０に対面する位置に於て該センサー１４
   を収容するように形成された前端を有する外側管状ハウ
   ジング１８を含むことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項、第２項又は第３項による装置。